霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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総説(そうせつ)

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第18巻 如意宝珠 巳の巻 篇:前付 よみ(新仮名遣い):
章:総説 よみ(新仮名遣い):そうせつ 通し章番号:
口述日:1922(大正11)年04月24日(旧03月28日) 口述場所: 筆録者:加藤明子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1923(大正12)年2月10日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
現在よりほとんど三十五万年の昔、神素盞嗚大神が、天の真名井に誓約して瑞の御魂と生れ給ひ、千座の置き戸を負わせられて世界をさすらうことになった。
四方の八岐大蛇を言向け和して、再び日の出の御代となして皇大神に奉り、大海原の主宰である天職を完全に全うしようと、自らの水火より生まれたる八乙女を遣わした。
その中でも英子姫は、お供の悦子姫とともに自転倒島に漂着して、荒ぶる神や、鬼や大蛇を言向け和して、神の御国に礎を永遠に建て給ふ、尊き神代の物語。
ここに天運循環して言の葉の車の流れるままに、松村氏、北村氏、東尾氏、加藤氏らが、名さえめでたい万寿苑に筆を揃えて、言葉の玉を拾い集めると、四月三日に記し置く。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2020-05-09 03:46:18 OBC :rm180003
愛善世界社版:3頁 八幡書店版:第3輯 638頁 修補版: 校定版:3頁 普及版:1頁 初版: ページ備考:
001 日進(につしん)月歩(げつぽ)文明(ぶんめい)の、002世界(せかい)(きこ)えし今年(ことし)より、003(とし)(さかのぼ)(かず)ふれば、004(ほとん)三十五万(さんじふごまん)(ねん)005(ふる)神代(かみよ)物語(ものがたり)006(かむ)素盞嗚(すさのを)大神(おほかみ)が、007(あめ)安河(やすかわ)(なか)におき、008(あめ)真名井(まなゐ)誓約(うけひ)して、009(みづ)御霊(みたま)()(たま)ひ、010天地(あめつち)(もも)(かみ)(たち)に、011千座(ちくら)置戸(おきど)()はせられ、012八洲(やしま)(くに)此処(ここ)彼処(かしこ)013漂浪(さすら)(たま)(あめ)(した)014四方(よも)国内(くぬち)(わだか)まる、015八岐(やまた)大蛇(をろち)言向(ことむ)けて、016(ふたた)()()御代(みよ)となし、017(すめ)大神(おほかみ)(たてまつ)り、018大海原(おほうなばら)主宰(つかさ)たる、019(その)天職(てんしよく)完全(くわんぜん)に、020遂行(すゐかう)せむと村肝(むらきも)の、021(こころ)(くだ)かせ(たま)ひつつ、022(みこと)水火(いき)より()でませる、023八乙女(やをとめ)四方(よも)八方(やも)に、024(つか)はし(たま)(その)(なか)に、025()けて(かしこ)英子姫(ひでこひめ)026悦子(よしこ)(ひめ)諸共(もろとも)に、027自転倒(おのころ)(じま)漂着(へうちやく)し、028(あら)ぶる(かみ)(おに)大蛇(をろち)029醜女(しこめ)探女(さぐめ)言向(ことむ)けて、030(かみ)御国(みくに)(いしずゑ)を、031常磐(ときは)堅磐(かきは)()てたまふ、032(たふと)神代(かみよ)物語(ものがたり)033(ここ)天運(てんうん)循環(じゆんかん)し、034(かみ)御言(みこと)(かしこ)みて、035神代(かみよ)()ける神々(かみがみ)の、036不惜(ふしやく)身命(しんみやう)()活動(くわつどう)037(こと)葉車(はぐるま)(ころ)ぶまに、038早瀬(はやせ)(みづ)のするすると、039(なが)()づるを一言(ひとこと)も、040(ほか)へはやらじと(いき)()め、041手具脛(てぐすね)()いて松村(まつむら)や、042鉛筆(えんぴつ)(とが)らせ北村氏(きたむらし)043瑞祥閣(ずゐしやうかく)(つか)へたる、044役員(やくゐん)東尾(ひがしを)副会長(ふくくわいちやう)045加藤(かとう)明子(はるこ)如来(によらい)(まで)046(ねむ)たき(まなこ)(こす)りつつ、047()さへ目出度(めでた)万寿苑(まんじゆゑん)048(かぜ)()(とほ)(おく)()に、049(ふで)穂先(ほさき)(そろ)へつつ、050言葉(ことば)(たま)(ひろ)(あつ)めてあらあらかくの(とほ)十八(じふはち)(くわん)物語(ものがたり)051(つき)(こよみ)(かず)ふれば、052四月(しいが)三日(さんにち)(あめ)()らば、053鋤鍬(すきくは)あまに()()げよと、054農夫(のうふ)気遣(きづか)今日(けふ)()も、055()れてうれしき亀岡(かめをか)の、056小高(こだか)(をか)(ひと)()に、057万代(よろづよ)(まで)(しる)()く。
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