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霊界物語
海洋万里(第25~36巻)
第27巻(寅の巻)
序文
凡例
総説歌
第1篇 聖地の秋
第1章 高姫館
第2章 清潔法
第3章 魚水心
第2篇 千差万別
第4章 教主殿
第5章 玉調べ
第6章 玉乱
第7章 猫の恋
第3篇 神仙霊境
第8章 琉と球
第9章 女神託宣
第10章 太平柿
第11章 茶目式
第4篇 竜神昇天
第12章 湖上の怪物
第13章 竜の解脱
第14章 草枕
第15章 情意投合
第5篇 清泉霊沼
第16章 琉球の神
第17章 沼の女神
第18章 神格化
余白歌
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海洋万里(第25~36巻)
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第27巻(寅の巻)
> 第4篇 竜神昇天 > 第13章 竜の解脱
<<< 湖上の怪物
(B)
(N)
草枕 >>>
第一三章
竜
(
りゆう
)
の
解脱
(
げだつ
)
〔七九五〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第27巻 海洋万里 寅の巻
篇:
第4篇 竜神昇天
よみ(新仮名遣い):
りゅうじんしょうてん
章:
第13章 竜の解脱
よみ(新仮名遣い):
りゅうのげだつ
通し章番号:
795
口述日:
1922(大正11)年07月25日(旧06月02日)
口述場所:
筆録者:
北村隆光
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1923(大正12)年6月20日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
国依別の言霊によって、竜若彦命と名乗る竜神は消滅し、大竜別命・大竜別姫命は改めてそろって現れ、琉球の玉をそれぞれお納めた玉手箱を言依別命、国依別に手渡した。
ここに竜神は一切の執着心を去り、三千年に及ぶ三寒三熱の苦行を終えて、悠々として紫の雲に乗り、天津日の稚宮に昇った。そして大神の右に座して天の水分神となって降雨を調節する大神に成った。
清く正しい言霊は、金剛不壊の如意宝珠とも言う。宇宙間においてもっとも貴重なる宝は声あって形なく、無にして有、有にして無、活殺自在の活用ある七十五声の言霊のみである。
今ここに竜神より受け取った琉と球の玉は、風雨水火を調節し、一切万有を摂受し祈伏し、摂取不捨の神業を完成する神器である。
ここに一同は湖水に向かって祝詞を奏上し、天の数歌を歌い上げて宣伝歌を歌いながら、元来た道を槻の洞穴まで戻っていった。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
[×閉じる]
:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2021-11-03 19:48:33
OBC :
rm2713
愛善世界社版:
213頁
八幡書店版:
第5輯 319頁
修補版:
校定版:
219頁
普及版:
94頁
初版:
ページ備考:
001
大海中
(
おほわだなか
)
に
浮
(
うか
)
びたる
002
誉
(
ほまれ
)
も
高
(
たか
)
き
琉球
(
りうきう
)
の
003
玉
(
たま
)
の
潜
(
ひそ
)
みし
神
(
かみ
)
の
島
(
しま
)
004
三千
(
さんぜん
)
世界
(
せかい
)
の
梅
(
うめ
)
の
花
(
はな
)
005
一度
(
いちど
)
に
開
(
ひら
)
く
時
(
とき
)
来
(
きた
)
り
006
綾
(
あや
)
の
聖地
(
せいち
)
に
宮柱
(
みやばしら
)
007
太敷
(
ふとしき
)
立
(
た
)
てて
千木
(
ちぎ
)
高
(
たか
)
く
008
鎮
(
しづ
)
まりゐます
厳御霊
(
いづみたま
)
009
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
神勅
(
しんちよく
)
を
010
玉照神
(
たまてるがみ
)
の
二柱
(
ふたはしら
)
011
完全
(
うまら
)
に
詳細
(
つばら
)
に
受
(
う
)
け
給
(
たま
)
ひ
012
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
御裔
(
みすゑ
)
なる
013
言依別
(
ことよりわけ
)
に
言依
(
ことよ
)
さし
014
潮満玉
(
しほみつだま
)
や
潮干
(
しほひる
)
の
015
珍
(
うづ
)
の
宝
(
たから
)
を
索
(
もと
)
めんと
016
教主
(
けうしゆ
)
自
(
みづか
)
ら
国依別
(
くによりわけ
)
の
017
教
(
をしへ
)
の
司
(
つかさ
)
を
引
(
ひ
)
き
率
(
つ
)
れて
018
浪路
(
なみぢ
)
を
遥
(
はるか
)
に
乗
(
の
)
り
渡
(
わた
)
り
019
漸
(
やうや
)
う
此処
(
ここ
)
に
来
(
き
)
て
見
(
み
)
れば
020
我
(
われ
)
より
前
(
さき
)
に
紀
(
き
)
の
国
(
くに
)
の
021
若彦
(
わかひこ
)
始
(
はじ
)
め
常楠
(
つねくす
)
が
022
又
(
また
)
もや
神
(
かみ
)
の
御勅宣
(
みことのり
)
023
正
(
まさ
)
しく
受
(
う
)
けて
逸早
(
いちはや
)
く
024
来
(
きた
)
り
居
(
ゐ
)
ませる
尊
(
たふと
)
さよ
025
天
(
てん
)
を
封
(
ふう
)
じて
立
(
た
)
ち
並
(
なら
)
ぶ
026
欅
(
けやき
)
の
楠
(
くす
)
の
森林
(
しんりん
)
に
027
勝
(
すぐ
)
れて
太
(
ふと
)
き
槻
(
つき
)
の
幹
(
みき
)
028
天然
(
てんねん
)
自然
(
しぜん
)
の
洞穴
(
ほらあな
)
に
029
若彦
(
わかひこ
)
、
常楠
(
つねくす
)
両人
(
りやうにん
)
は
030
木俣
(
こまた
)
の
神
(
かみ
)
と
現
(
あら
)
はれて
031
島人
(
しまびと
)
等
(
たち
)
を
大神
(
おほかみ
)
の
032
稜威
(
みいづ
)
に
言向
(
ことむ
)
け
和
(
やは
)
しつつ
033
時
(
とき
)
の
来
(
きた
)
るを
待
(
ま
)
つ
間
(
うち
)
に
034
言霊
(
ことたま
)
清
(
きよ
)
き
言依別
(
ことよりわけ
)
の
035
瑞
(
みづ
)
の
命
(
みこと
)
の
大教主
(
だいけうしゆ
)
036
国依別
(
くによりわけ
)
と
諸共
(
もろとも
)
に
037
来
(
きた
)
りましたる
嬉
(
うれ
)
しさに
038
若彦
(
わかひこ
)
、
常楠
(
つねくす
)
勇
(
いさ
)
み
立
(
た
)
ち
039
ハーリス
山
(
ざん
)
の
山奥
(
やまおく
)
に
040
心
(
こころ
)
も
勇
(
いさ
)
む
膝栗毛
(
ひざくりげ
)
041
鞭
(
むち
)
撻
(
う
)
ち
進
(
すす
)
む
谷
(
たに
)
の
奥
(
おく
)
042
湖水
(
こすゐ
)
の
前
(
まへ
)
に
着
(
つ
)
きにける
043
四辺
(
あたり
)
は
闇
(
やみ
)
に
包
(
つつ
)
まれて
044
礫
(
つぶて
)
の
雨
(
あめ
)
は
降
(
ふ
)
りしきり
045
物凄
(
ものすさま
)
じき
折
(
をり
)
もあれ
046
闇
(
やみ
)
の
帳
(
とばり
)
を
引
(
ひ
)
き
開
(
あ
)
けて
047
波上
(
はじやう
)
を
歩
(
あゆ
)
み
進
(
すす
)
み
来
(
く
)
る
048
怪
(
あや
)
しの
影
(
かげ
)
を
眺
(
なが
)
むれば
049
髭
(
ひげ
)
蓬々
(
ばうばう
)
と
胸
(
むね
)
に
垂
(
た
)
れ
050
雪
(
ゆき
)
を
欺
(
あざむ
)
く
白髪
(
はくはつ
)
は
051
長
(
なが
)
く
背後
(
はいご
)
に
垂
(
た
)
れ
下
(
さが
)
り
052
眼
(
まなこ
)
は
鏡
(
かがみ
)
の
如
(
ごと
)
光
(
ひか
)
り
053
朱
(
あけ
)
を
濺
(
そそ
)
ぎし
顔
(
かほ
)
の
色
(
いろ
)
054
耳
(
みみ
)
迄
(
まで
)
裂
(
さ
)
けた
鰐口
(
わにぐち
)
に
055
黄金
(
こがね
)
の
色
(
いろ
)
の
牙
(
きば
)
を
剥
(
む
)
き
056
四五寸
(
しごすん
)
許
(
ばか
)
り
金色
(
こんじき
)
の
057
角
(
つの
)
を
額
(
ひたい
)
に
立
(
た
)
て
乍
(
なが
)
ら
058
ガラガラ
声
(
ごゑ
)
を
張
(
は
)
りあげて
059
怪
(
あや
)
しき
舌
(
した
)
をニヨツと
出
(
だ
)
し
060
言依別
(
ことよりわけ
)
の
一行
(
いつかう
)
に
061
向
(
むか
)
つて
叱言
(
こごと
)
を
言
(
い
)
ひ
掛
(
か
)
ける
062
叱言
(
こごと
)
の
条
(
すぢ
)
は
竜神
(
たつがみ
)
の
063
守
(
まも
)
ると
聞
(
きこ
)
えし
太平柿
(
たいへいがき
)
064
国依別
(
くによりわけ
)
が
畏
(
かしこ
)
くも
065
盗
(
ぬす
)
んで
食
(
く
)
つたが
罪
(
つみ
)
なりと
066
執着心
(
しふちやくしん
)
の
鬼神
(
おにがみ
)
が
067
力
(
ちから
)
限
(
かぎ
)
りに
罵倒
(
ばたふ
)
して
068
琉
(
りう
)
と
球
(
きう
)
との
宝玉
(
ほうぎよく
)
を
069
渡
(
わた
)
さじものと
縄
(
なは
)
を
張
(
は
)
る
070
魔神
(
まがみ
)
の
張
(
は
)
りし
鉄条網
(
てつでうまう
)
071
手
(
て
)
も
無
(
な
)
く
切
(
き
)
つて
呉
(
く
)
れんずと
072
磊落
(
らいらく
)
不覊
(
ふき
)
の
神司
(
かむづかさ
)
073
国依別
(
くによりわけ
)
が
言霊
(
ことたま
)
の
074
打
(
う
)
ち
出
(
だ
)
す
誠
(
まこと
)
の
砲撃
(
はうげき
)
に
075
流石
(
さすが
)
の
魔神
(
まがみ
)
も
辟易
(
へきえき
)
し
076
おひおひ
姿
(
すがた
)
を
縮小
(
しゆくせう
)
し
077
豆
(
まめ
)
の
如
(
ごと
)
くになり
果
(
は
)
てて
078
遂
(
つひ
)
にあえなく
消
(
き
)
えにける。
079
『あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
080
御霊
(
みたま
)
幸
(
さち
)
はひましまして
081
金剛
(
こんがう
)
不壊
(
ふえ
)
の
如意
(
によい
)
宝珠
(
ほつしゆ
)
082
国依別
(
くによりわけ
)
が
丹田
(
たんでん
)
に
083
秘
(
ひ
)
め
隠
(
かく
)
したる
言霊
(
ことたま
)
の
084
力
(
ちから
)
に
刃向
(
はむか
)
ふ
楯
(
たて
)
はなし
085
我
(
われ
)
は
正義
(
せいぎ
)
の
鉾
(
ほこ
)
とりて
086
天地
(
てんち
)
の
神
(
かみ
)
の
大道
(
だいだう
)
を
087
高天原
(
たかあまはら
)
の
神
(
かみ
)
の
国
(
くに
)
088
豊葦原
(
とよあしはら
)
の
瑞穂国
(
みづほくに
)
089
大海原
(
おほうなばら
)
の
底
(
そこ
)
までも
090
照
(
て
)
らし
渡
(
わた
)
さにや
置
(
お
)
くべきか
091
国依別
(
くによりわけ
)
の
言霊
(
ことたま
)
は
092
筑紫
(
つくし
)
の
日向
(
ひむか
)
の
橘
(
たちばな
)
の
093
小戸
(
をど
)
の
青木
(
あはぎ
)
ケ
原
(
はら
)
と
鳴
(
な
)
る
094
神
(
かむ
)
伊邪那岐
(
いざなぎの
)
大神
(
おほかみ
)
が
095
珍
(
うづ
)
の
伊吹
(
いぶき
)
になりませる
096
祓戸
(
はらひど
)
四柱
(
よはしら
)
大御神
(
おほみかみ
)
097
瀬織津
(
せおりつ
)
姫
(
ひめ
)
や
伊吹戸主
(
いぶきどぬし
)
098
珍
(
うづ
)
の
大神
(
おほかみ
)
始
(
はじ
)
めとし
099
速
(
はや
)
秋津姫
(
あきつひめの
)
神
(
かみ
)
100
速
(
はや
)
佐須良
(
さすら
)
姫
(
ひめの
)
神
(
かみ
)
101
此処
(
ここ
)
に
四柱
(
よはしら
)
宣伝使
(
せんでんし
)
102
此
(
この
)
神
(
かみ
)
等
(
たち
)
の
生宮
(
いきみや
)
と
103
なりて
現
(
あら
)
はれ
来
(
きた
)
りけり
104
大竜別
(
おほたつわけ
)
や
大竜姫
(
おほたつひめ
)
の
105
珍
(
うづ
)
の
命
(
みこと
)
の
竜神
(
たつがみ
)
よ
106
是
(
これ
)
の
天地
(
てんち
)
は
言霊
(
ことたま
)
の
107
助
(
たす
)
くる
国
(
くに
)
ぞ
生
(
い
)
ける
国
(
くに
)
108
幸
(
さち
)
はひゐます
国
(
くに
)
なるぞ
109
天
(
あま
)
の
岩戸
(
いはと
)
の
開
(
あ
)
け
放
(
はな
)
れ
110
根底
(
ねそこ
)
の
国
(
くに
)
も
明
(
あきら
)
かに
111
澄
(
す
)
み
照
(
て
)
り
渡
(
わた
)
る
今
(
いま
)
の
世
(
よ
)
に
112
潮満珠
(
しほみつだま
)
や
潮干
(
しほひる
)
の
113
二
(
ふた
)
つの
珠
(
たま
)
を
何時
(
いつ
)
までも
114
抱
(
いだ
)
きて
何
(
なん
)
の
益
(
えき
)
かある
115
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
救
(
すく
)
ふ
瑞御霊
(
みづみたま
)
116
神
(
かみ
)
の
任
(
よさ
)
しの
両人
(
りやうにん
)
に
117
惜
(
をし
)
まず
隠
(
かく
)
さず
矗々
(
すくすく
)
と
118
汝
(
なんぢ
)
が
姿
(
すがた
)
を
現
(
あら
)
はして
119
はや
献
(
たてまつ
)
れ
惟神
(
かむながら
)
120
神
(
かみ
)
は
我
(
われ
)
等
(
ら
)
と
倶
(
とも
)
にあり
121
仮令
(
たとへ
)
千尋
(
ちひろ
)
の
水底
(
みなそこ
)
に
122
何時迄
(
いつまで
)
包
(
つつ
)
み
隠
(
かく
)
すとも
123
三五教
(
あななひけう
)
の
我々
(
われわれ
)
が
124
此処
(
ここ
)
に
現
(
あら
)
はれ
来
(
き
)
し
上
(
うへ
)
は
125
只
(
ただ
)
一時
(
ひととき
)
も
一息
(
ひといき
)
も
126
躊躇
(
ためら
)
ひ
給
(
たま
)
ふ
事
(
こと
)
勿
(
なか
)
れ
127
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
128
御霊
(
みたま
)
幸
(
さち
)
はひましませよ
129
一
(
ひと
)
、
二
(
ふた
)
、
三
(
みツ
)
、
四
(
よツ
)
、
五
(
いつツ
)
、
六
(
むツ
)
130
七
(
なな
)
、
八
(
や
)
、
九
(
ここのツ
)
、
十
(
とう
)
たらり
131
百
(
もも
)
、
千
(
ち
)
、
万
(
よろづ
)
の
神人
(
しんじん
)
を
132
浦安国
(
うらやすくに
)
の
心安
(
うらやす
)
く
133
堅磐
(
かきは
)
常磐
(
ときは
)
に
守
(
まも
)
らんと
134
神
(
かみ
)
の
任
(
よさ
)
しの
此
(
この
)
旅路
(
たびぢ
)
135
諾
(
うべ
)
なひ
給
(
たま
)
へ
逸早
(
いちはや
)
く』
136
早
(
はや
)
く
早
(
はや
)
くと
宣
(
の
)
りつれば
137
今迄
(
いままで
)
包
(
つつ
)
みし
黒雲
(
くろくも
)
は
138
四辺
(
あたり
)
隈
(
くま
)
なく
晴
(
は
)
れ
渡
(
わた
)
り
139
浪
(
なみ
)
を
照
(
て
)
らして
一団
(
いちだん
)
の
140
火光
(
くわくわう
)
は
徐々
(
しづしづ
)
両人
(
りやうにん
)
が
141
佇
(
たたず
)
む
前
(
まへ
)
に
近
(
ちか
)
づきて
142
忽
(
たちま
)
ち
変
(
かは
)
る
二柱
(
ふたはしら
)
143
尊
(
たふと
)
き
女神
(
めがみ
)
と
相現
(
あひげん
)
じ
144
満面
(
まんめん
)
笑
(
ゑみ
)
を
含
(
ふく
)
みつつ
145
言依別
(
ことよりわけ
)
や
国依別
(
くによりわけ
)
の
146
二人
(
ふたり
)
の
前
(
まへ
)
に
手
(
て
)
を
束
(
つか
)
ね
147
地
(
つち
)
より
湧
(
わ
)
き
出
(
づ
)
る
玉手箱
(
たまてばこ
)
148
各
(
おのおの
)
一個
(
いつこ
)
を
両
(
りやう
)
の
手
(
て
)
に
149
捧
(
ささ
)
げて
二人
(
ふたり
)
に
献
(
たてまつ
)
り
150
綾羅
(
れうら
)
の
袖
(
そで
)
を
翻
(
ひるがへ
)
し
151
忽
(
たちま
)
ち
起
(
おこ
)
る
紫
(
むらさき
)
の
152
雲
(
くも
)
に
乗
(
じやう
)
じて
久方
(
ひさかた
)
の
153
大空
(
おほぞら
)
高
(
たか
)
く
天
(
あま
)
の
原
(
はら
)
154
日
(
ひ
)
の
稚宮
(
わかみや
)
に
登
(
のぼ
)
り
行
(
ゆ
)
く
155
執着心
(
しふちやくしん
)
の
深
(
ふか
)
かりし
156
大竜別
(
おほたつわけ
)
や
大竜姫
(
おほたつひめ
)
の
157
珍
(
うづ
)
の
命
(
みこと
)
の
両神
(
りやうしん
)
も
158
愈
(
いよいよ
)
茲
(
ここ
)
に
三千年
(
みちとせ
)
の
159
三寒
(
さんかん
)
三熱
(
さんねつ
)
苦行
(
くぎやう
)
を
終
(
を
)
へ
160
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐ
)
みに
救
(
すく
)
はれて
161
茲
(
ここ
)
に
尊
(
たふと
)
き
天津
(
あまつ
)
神
(
かみ
)
162
皇
(
すめ
)
大神
(
おほかみ
)
の
御
(
おん
)
右
(
みぎ
)
に
163
坐
(
ゐ
)
まして
清
(
きよ
)
き
神国
(
かみくに
)
の
164
常世
(
とこよ
)
の
春
(
はる
)
に
会
(
あ
)
ひ
給
(
たま
)
ふ
165
実
(
げ
)
にも
尊
(
たふと
)
き
物語
(
ものがたり
)
166
語
(
かた
)
るも
嬉
(
うれ
)
し
今日
(
けふ
)
の
宵
(
よひ
)
167
陰暦
(
いんれき
)
六
(
ろく
)
月
(
ぐわつ
)
第二
(
だいに
)
日
(
にち
)
168
松雲閣
(
しよううんかく
)
に
横臥
(
わうぐわ
)
して
169
団扇
(
うちは
)
片手
(
かたて
)
に
拍子
(
へうし
)
とり
170
さも
諄々
(
じゆんじゆん
)
と
述
(
の
)
べて
置
(
お
)
く
171
筆
(
ふで
)
執
(
と
)
る
人
(
ひと
)
は
北村
(
きたむら
)
氏
(
し
)
172
神
(
かみ
)
の
稜威
(
みいづ
)
も
隆光
(
たかひか
)
る
173
三五教
(
あななひけう
)
の
御教
(
みをしへ
)
の
174
栞
(
しほり
)
となれば
望外
(
ばうぐわい
)
の
175
喜
(
よろこ
)
びなりと
記
(
しる
)
し
置
(
お
)
く
176
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
177
御霊
(
みたま
)
幸
(
さち
)
はひましませよ。
178
国依別
(
くによりわけ
)
の
言霊
(
ことたま
)
に
竜若彦
(
たつわかひこ
)
と
称
(
しよう
)
する
怪物
(
くわいぶつ
)
は
忽
(
たちま
)
ち
雲散
(
うんさん
)
霧消
(
むせう
)
し、
179
再
(
ふたた
)
び
現
(
あら
)
はれ
来
(
きた
)
る
大竜別
(
おほたつわけ
)
、
180
大竜姫
(
おほたつひめ
)
は
各
(
おのおの
)
手
(
て
)
に
琉
(
りう
)
、
181
球
(
きう
)
の
玉
(
たま
)
を
納
(
をさ
)
めたる
玉手箱
(
たまてばこ
)
を、
182
言依別
(
ことよりわけ
)
、
183
国依別
(
くによりわけ
)
の
手
(
て
)
に
恭
(
うやうや
)
しく
捧
(
ささ
)
げ
三千
(
さんぜん
)
年
(
ねん
)
の
三寒
(
さんかん
)
三熱
(
さんねつ
)
の
苦行
(
くぎやう
)
を
茲
(
ここ
)
に
終了
(
しうれう
)
し、
184
一切
(
いつさい
)
の
執着
(
しふちやく
)
を
去
(
さ
)
つて、
185
悠々
(
いういう
)
として
紫
(
むらさき
)
の
雲
(
くも
)
に
乗
(
の
)
り、
186
天津
(
あまつ
)
日
(
ひ
)
の
稚宮
(
わかみや
)
に
上
(
のぼ
)
り、
187
大神
(
おほかみ
)
の
右
(
みぎ
)
に
座
(
ざ
)
し、
188
天
(
あめ
)
の
水分
(
みくまりの
)
神
(
かみ
)
となつて
降雨
(
かうう
)
を
調節
(
てうせつ
)
し
給
(
たま
)
ふ
大神
(
おほかみ
)
と
成
(
な
)
らせ
給
(
たま
)
うたのである。
189
清
(
きよ
)
き
正
(
ただ
)
しき
言霊
(
ことたま
)
は
一名
(
いちめい
)
金剛
(
こんがう
)
不壊
(
ふえ
)
の
如意
(
によい
)
宝珠
(
ほつしゆ
)
とも
言
(
い
)
ふ。
190
此
(
この
)
天地
(
てんち
)
は
言霊
(
ことたま
)
の
幸
(
さち
)
はひ
助
(
たす
)
け、
191
生
(
い
)
き
働
(
はたら
)
く
国
(
くに
)
である。
192
宇宙間
(
うちうかん
)
に
於
(
おい
)
て
最
(
もつと
)
も
貴重
(
きちよう
)
なる
宝
(
たから
)
は
声
(
こゑ
)
あつて
形
(
かたち
)
なく、
193
無
(
む
)
にして
有
(
いう
)
、
194
有
(
いう
)
にして
無
(
む
)
、
195
活殺
(
くわつさつ
)
自由
(
じいう
)
自在
(
じざい
)
の
活用
(
くわつよう
)
ある
七十五
(
しちじふご
)
声
(
せい
)
の
言霊
(
ことたま
)
のみである。
196
之
(
これ
)
を
霊的
(
れいてき
)
に
称
(
とな
)
ふる
時
(
とき
)
は
即
(
すなは
)
ち
金剛
(
こんがう
)
不壊
(
ふえ
)
の
如意
(
によい
)
宝珠
(
ほつしゆ
)
となる。
197
天照
(
あまてらす
)
大御神
(
おほみかみ
)
の
御
(
ご
)
神勅
(
しんちよく
)
に「
言向
(
ことむ
)
け
和
(
やは
)
せ、
198
宣
(
の
)
り
直
(
なほ
)
せ」とあり、
199
之
(
これ
)
は
神典
(
しんてん
)
古事記
(
こじき
)
に
明
(
あきら
)
かに
示
(
しめ
)
されてある。
200
天
(
あめ
)
の
下
(
した
)
四方
(
よも
)
の
国
(
くに
)
を
治
(
をさ
)
め
給
(
たま
)
ふは
五百津
(
いほつ
)
美須麻琉
(
みすまる
)
の
玉
(
たま
)
にして、
201
此
(
この
)
玉
(
たま
)
の
活働
(
いきはたら
)
く
時
(
とき
)
は
天ケ下
(
あめがした
)
に
饑饉
(
ききん
)
もなく、
202
病災
(
びやうさい
)
も
無
(
な
)
く
戦争
(
たたかひ
)
も
無
(
な
)
し
又
(
また
)
風難
(
ふうなん
)
、
203
水難
(
すゐなん
)
、
204
火難
(
くわなん
)
を
始
(
はじ
)
め、
205
地異
(
ちい
)
天変
(
てんぺん
)
の
虞
(
おそれ
)
なく、
206
宇宙
(
うちう
)
一切
(
いつさい
)
平安
(
へいあん
)
無事
(
ぶじ
)
に
治
(
をさ
)
まるものである。
207
又
(
また
)
、
208
今
(
いま
)
此処
(
ここ
)
に
言依別
(
ことよりわけ
)
、
209
国依別
(
くによりわけ
)
の
二柱
(
ふたはしら
)
の
竜神
(
りうじん
)
より
受取
(
うけと
)
りたる
琉
(
りう
)
、
210
球
(
きう
)
の
二宝
(
にはう
)
は、
211
風雨
(
ふうう
)
水火
(
すゐくわ
)
を
調節
(
てうせつ
)
し、
212
一切
(
いつさい
)
の
万有
(
ばんいう
)
を
摂受
(
せつじゆ
)
し
或
(
あるひ
)
は
折伏
(
しやくふく
)
し、
213
よく
摂取
(
せつしゆ
)
不捨
(
ふしや
)
の
神業
(
しんげふ
)
を
完成
(
くわんせい
)
する
神器
(
しんき
)
である。
214
ここに
言依別
(
ことよりわけの
)
命
(
みこと
)
を
始
(
はじ
)
め、
215
一同
(
いちどう
)
は
湖水
(
こすゐ
)
に
向
(
むか
)
つて
天津
(
あまつ
)
祝詞
(
のりと
)
を
奏上
(
そうじやう
)
し、
216
天
(
あま
)
の
数歌
(
かずうた
)
を
歌
(
うた
)
ひ
上
(
あ
)
げ
宣伝歌
(
せんでんか
)
を
歌
(
うた
)
ひ
乍
(
なが
)
ら、
217
心地
(
ここち
)
よげに
元来
(
もとき
)
し
道
(
みち
)
を
下
(
くだ
)
りつつ、
218
槻
(
つき
)
の
洞穴
(
どうけつ
)
に
一先
(
ひとま
)
づ
帰
(
かへ
)
る
事
(
こと
)
となつた。
219
言依別
(
ことよりわけ
)
の
一行
(
いつかう
)
は
220
竜
(
たつ
)
の
湖水
(
こすゐ
)
を
後
(
あと
)
にして
221
千畳岩
(
せんぜういは
)
の
碁列
(
ごれつ
)
せる
222
奇勝
(
きしよう
)
絶景
(
ぜつけい
)
縫
(
ぬ
)
ひ
乍
(
なが
)
ら
223
足
(
あし
)
に
任
(
まか
)
せて
降
(
くだ
)
り
行
(
ゆ
)
く
224
登
(
のぼ
)
りに
引
(
ひ
)
き
替
(
か
)
へ
下
(
くだ
)
り
坂
(
ざか
)
225
思
(
おも
)
うたよりも
速
(
すみや
)
かに
226
何時
(
いつ
)
の
間
(
ま
)
にかは
竜神
(
りうじん
)
の
227
守
(
まも
)
り
居
(
ゐ
)
たると
伝
(
つた
)
へたる
228
太平柿
(
たいへいがき
)
の
辺
(
ほとり
)
まで
229
帰
(
かへ
)
り
来
(
きた
)
れば
常楠
(
つねくす
)
は
230
フト
立
(
た
)
ち
留
(
どま
)
り
一行
(
いつかう
)
を
231
顧
(
かへり
)
み
乍
(
なが
)
ら『
教主
(
けうしゆ
)
さま
232
国依別
(
くによりわけの
)
神
(
かみ
)
さまが
233
大蛇
(
をろち
)
の
群
(
むれ
)
に
襲
(
おそ
)
はれて
234
太平柿
(
たいへいがき
)
の
頂上
(
ちやうじやう
)
より
235
身
(
み
)
を
躍
(
をど
)
らして
青淵
(
あをぶち
)
に
236
ザンブと
許
(
ばか
)
り
飛
(
と
)
び
下
(
くだ
)
り
237
仮死
(
かし
)
状態
(
じやうたい
)
となり
果
(
は
)
てて
238
渦
(
うづ
)
に
巻
(
ま
)
かれて
流
(
なが
)
れたる
239
改心
(
かいしん
)
記念
(
きねん
)
の
霊場
(
れいぢやう
)
ぞ
240
負
(
まけ
)
ぬ
気
(
き
)
強
(
づよ
)
い
国依別
(
くによりわけ
)
の
241
神
(
かみ
)
の
司
(
つかさ
)
は
反対
(
はんたい
)
に
242
竜若彦
(
たつわかひこ
)
に
逆理屈
(
さかりくつ
)
243
いとも
立派
(
りつぱ
)
に
喰
(
くら
)
はして
244
凹
(
へこ
)
ませ
給
(
たま
)
ひし
健気
(
けなげ
)
さよ
245
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
246
斯
(
こ
)
うなる
上
(
うへ
)
は
常楠
(
つねくす
)
も
247
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
が
分
(
わか
)
らない
248
善悪
(
ぜんあく
)
正邪
(
せいじや
)
の
標準
(
へうじゆん
)
を
249
如何
(
どう
)
して
分
(
わ
)
けたら
宜
(
よ
)
からうか
250
お
裁
(
さば
)
き
頼
(
たの
)
む』と
宣
(
の
)
りつれば
251
言依別
(
ことよりわけ
)
は
打
(
う
)
ち
笑
(
わら
)
ひ
252
『
国依別
(
くによりわけ
)
の
言霊
(
ことたま
)
は
253
天地
(
てんち
)
の
道理
(
だうり
)
に
適
(
かな
)
ひたり
254
善
(
ぜん
)
に
堕
(
だ
)
すれば
悪
(
あく
)
となり
255
悪
(
あく
)
の
極
(
きは
)
みは
善
(
ぜん
)
となる
256
善悪
(
ぜんあく
)
同体
(
どうたい
)
此
(
この
)
真理
(
しんり
)
257
胸
(
むね
)
に
手
(
て
)
を
当
(
あ
)
てつらつらと
258
直日
(
なほひ
)
に
見直
(
みなほ
)
し
聞直
(
ききなほ
)
し
259
人
(
ひと
)
の
小
(
ちい
)
さき
智慧
(
ちゑ
)
もちて
260
善悪
(
ぜんあく
)
正邪
(
せいじや
)
の
標準
(
へうじゆん
)
が
261
分
(
わか
)
らう
道理
(
だうり
)
のあるべきや
262
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
造
(
つく
)
りし
大神
(
おほかみ
)
の
263
心
(
こころ
)
に
適
(
かな
)
ひし
事
(
こと
)
ならば
264
何
(
いづ
)
れも
自然
(
しぜん
)
の
道
(
みち
)
となり
265
其
(
その
)
御心
(
みこころ
)
に
適
(
かな
)
はねば
266
即
(
すなは
)
ち
悪
(
あく
)
の
道
(
みち
)
となる
267
人
(
ひと
)
の
身
(
み
)
として
同胞
(
はらから
)
を
268
裁
(
さば
)
く
権利
(
けんり
)
は
寸毫
(
すんがう
)
も
269
与
(
あた
)
へられない
人
(
ひと
)
の
身
(
み
)
は
270
只
(
ただ
)
何事
(
なにごと
)
も
神
(
かみ
)
の
手
(
て
)
に
271
任
(
まか
)
せ
奉
(
まつ
)
るに
如
(
し
)
くはない』
272
いと
細
(
こま
)
やかに
説
(
と
)
きつれば
273
国依別
(
くによりわけ
)
や
若彦
(
わかひこ
)
も
274
常楠翁
(
つねくすをう
)
も
勇
(
いさ
)
み
立
(
た
)
ち
275
心
(
こころ
)
欣々
(
いそいそ
)
一行
(
いつかう
)
は
276
黄昏
(
たそがれ
)
過
(
す
)
ぐる
宵
(
よひ
)
の
口
(
くち
)
277
楠
(
くす
)
と
槻
(
つき
)
との
森林
(
しんりん
)
に
278
極
(
きは
)
めて
広
(
ひろ
)
き
天然
(
てんねん
)
の
279
ホテルにこそは
帰
(
かへ
)
りけり
280
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
281
御霊
(
みたま
)
幸
(
さち
)
はひましませよ。
282
(
大正一一・七・二五
旧六・二
北村隆光
録)
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