霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一四章 草枕(くさまくら)〔七九六〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第27巻 海洋万里 寅の巻 篇:第4篇 竜神昇天 よみ(新仮名遣い):りゅうじんしょうてん
章:第14章 草枕 よみ(新仮名遣い):くさまくら 通し章番号:796
口述日:1922(大正11)年07月27日(旧06月04日) 口述場所: 筆録者:松村真澄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1923(大正12)年6月20日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
比治山の麓、比沼真奈井の豊国姫命の聖場に使えていた照子姫と清子姫は、麻邇の宝珠が秋山彦の館にやってきたと聞いて、大神の許しを得て山を越え、由良港の秋山彦館までやってきた。
しかしすでに麻邇の宝珠は聖地に出立した後であった。二人は聖地に上って錦の宮に玉照彦・玉照姫を拝顔し、神勅を乞うた。すると言依別命の口を借りて託宣が下り、琉球に渡るようにとの神命が下った。
二人は出立に際して高熊山に登って岩窟に籠もり、木花姫命の神勅を受け諭され、来勿止神に送られて西へと旅立った。
生田の森の玉能姫の館に一泊して、兵庫の港から船出をした。瀬戸内海を行く折りしも、暗礁に乗り上げて苦しんでいたが、馳せ来る船に助けられて、一行は琉球の槻の木の洞穴までやってくることになった。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2021-11-04 18:36:08 OBC :rm2714
愛善世界社版:224頁 八幡書店版:第5輯 323頁 修補版: 校定版:231頁 普及版:98頁 初版: ページ備考:
001(くも)(そび)ゆる比治山(ひぢやま)
002(ふもと)(きよ)比沼(ひぬ)真奈井(まなゐ)
003豊国姫(とよくにひめ)永遠(とことは)
004(しづ)まりゐます聖場(せいぢやう)
005(あさ)(ゆふ)なに(つか)へたる
006(こころ)(いろ)照子姫(てるこひめ)
007身魂(みたま)もすぐれて清子姫(きよこひめ)
008(かみ)御言(みこと)(かうむ)りて
009三五教(あななひけう)宣伝使(せんでんし)
010梅子(うめこ)(ひめ)(はじ)めとし
011初稚姫(はつわかひめ)玉能姫(たまのひめ)
012玉治別(たまはるわけ)一行(いつかう)
013海洋(かいやう)万里(ばんり)(なみ)(うへ)
014永久(とは)(うか)べる竜宮(りうぐう)
015(ひと)(じま)なる諏訪(すは)(うみ)
016麻邇(まに)宝珠(ほつしゆ)永久(とこしへ)
017(まも)(たま)ひし玉依姫(たまよりひめ)
018(かみ)(みこと)(おん)()より
019()づから()けて八咫烏(やたがらす)
020黄金(こがね)(つばさ)(またが)りて
021大空(おほぞら)(たか)(かけ)めぐり
022十重(とへ)二十重(はたへ)(つつ)みたる
023(あま)岩戸(いはと)秋山彦(あきやまひこ)
024人子(ひとご)(つかさ)珍館(うづやかた)
025常磐(ときは)(まつ)(しげ)()
026御苑(みその)(くだ)りますと()
027二人(ふたり)女神(めがみ)大神(おほかみ)
028(ゆる)しをうけて久次(ひさつぐ)
029(にしき)(おり)なす(さと)()
030四方(よも)峰山(みねやま)紅葉(もみぢ)して
031()()(みち)長善寺(ちやうぜんじ)
032大野(おほの)山田(やまだ)()()えて
033(かみ)宮津(みやづ)()きにけり
034天津(あまつ)御神(みかみ)神宮(しんぐう)
035(みぎ)(はい)してスタスタと
036岩淵(いはぶち)文珠(もんじゆ)紅葉坂(もみぢざか)
037荒波(あらなみ)たける磯端(いそばた)
038由良(ゆら)(みなと)辿(たど)りつき
039秋山彦(あきやまひこ)門前(もんぜん)
040(たたず)様子(やうす)(うかが)へば
041(あと)(まつり)十日菊(とをかぎく)
042麻邇(まに)宝珠(ほつしゆ)逸早(いちはや)
043(あや)聖地(せいち)安々(やすやす)
044()かせ(たま)ひしと()くよりも
045二人(ふたり)女神(めがみ)()(いら)
046(つき)(かんばせ)丸八江(まるやえ)
047田舎(いなか)()ぎて田辺宿(たなべしゆく)
048()(また)(そら)(あま)(うち)
049(いけ)(うち)をば()()えて
050(やま)(やま)との谷間(たにあひ)
051日蔭(ひかげ)()えぬ真倉(まくらがう)
052片方(かたへ)上杉(うへすぎ)(つき)()りて
053(こころ)(ひら)梅迫(うめざこ)
054西八田(にしやた)縁垣(ふちがき)味方原(みかたはら)
055(あや)大橋(おほはし)打渡(うちわた)
056小雲(こくも)(なが)れに心胆(しんたん)
057(あら)ひて(すす)聖域(せいゐき)
058(ふと)しき()てる神館(かむやかた)
059十曜(とえう)神紋(しんもん)キラキラと
060(つき)(ひかり)反射(はんしや)して
061()にもかかれぬ(うる)はしさ
062(あき)(やうや)(ふか)くして
063木々(きぎ)()めなす(あや)(さと)
064(にしき)(みや)(おん)(まへ)
065やうやう辿(たど)りて()(をが)
066玉照彦(たまてるひこ)玉照姫(たまてるひめ)
067二柱神(ふたはしらがみ)(おん)(まへ)
068(あら)はれ()でて神勅(しんちよく)
069再度(ふたたび)()へば言依別(ことよりわけ)
070(みづ)(みこと)(くち)()
071言葉(ことば)(しづ)かに()らすやう
072(なんぢ)はこれより聖地(せいち)をば
073一日(ひとひ)(はや)立出(たちい)でて
074(みなみ)(むか)瀬戸(せと)(うみ)
075(なみ)かき()けて琉球(りうきう)
076(かみ)御島(みしま)(わた)れよと
077()らせ(たま)ひし(こと)()
078(かしこ)(まつ)二人(ふたり)()
079(にしき)(みや)()(をが)
080小雲(こくも)(なが)れを(さかのぼ)
081山路(やまぢ)(かけ)鷹栖(たかのす)
082山家(やまが)音無瀬(おとなせ)才原(さいはら)
083細谷路(ほそたにみち)辿(たど)りつつ
084(なが)れも広瀬(ひろせ)丸木橋(まるきばし)
085(わた)りて(すす)和知(わち)本庄(ほんしやう)
086中山(なかやま)新田(しんでん)胡麻(ごま)(がう)
087(たづ)()くのは殿田(とのだがは)
088()せて(うれ)しき船岡(ふなをか)
089(その)行先(ゆくさき)千妻(せんづま)
090曽我谷(そがだに)園部(そのべ)(はな)(さと)
091小山(をやま)松原(まつばら)(あと)にして
092(はね)はなけれど鳥羽(とば)(えき)
093(みち)広瀬(ひろせ)八木(やぎ)(まち)
094(ふか)川関(かはせき)千代川(ちよかは)
095大川(おほかは)小川(をがは)打渡(うちわた)
096(かみ)御稜威(みいづ)大井(おほゐむら)
097天田(あまた)神徳(しんとく)(うれ)しみて
098玉照彦(たまてるひこ)()れませる
099穴太(あなを)(やま)(おく)(ふか)
100高熊(たかくま)さして(のぼ)りゆく
101あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
102御霊(みたま)(さち)はひましませよ
103朝日(あさひ)直刺(たださ)(かみ)(やま)
104夕日(ゆふひ)日照(ひて)らす(かみ)(みね)
105()()躑躅(つつじ)(その)(した)
106小判(こばん)(せん)(りやう)()けおいた
107黄金(こがね)(とり)(あかつき)
108()ぐる神代(かみよ)松林(まつばやし)
109折柄(をりから)吹来(ふきく)秋風(あきかぜ)
110木々(きぎ)(こずゑ)(おのづか)
111微妙(びめう)音楽(おんがく)(かな)でつつ
112小鳥(ことり)(うた)(こゑ)(きよ)
113あちらこちらの山柿(やまがき)
114(あか)(かほ)してブラブラと
115玉照彦(たまてるひこ)御姿(みすがた)
116(いま)()(ごと)照子姫(てるこひめ)
117(かみ)宝座(ほうざ)清子姫(きよこひめ)
118岩窟(いはや)(なか)(しの)()
119木花姫(このはなひめ)神勅(しんちよく)
120三七(さんしち)二十一(にじふいち)(にち)
121(あき)夜長(よなが)細々(こまごま)
122(をし)(さと)され両人(りやうにん)
123(ふか)御徳(みとく)(はい)しつつ
124(やま)(くだ)りて谷路(たにみち)
125スタスタ(くだ)(やま)(かみ)
126水音(みなおと)(たか)(たき)()
127(また)もや身魂(みたま)(あら)ひつつ
128来勿止(くなどめ)(がみ)(おく)られて
129(まつ)大木(おほぎ)大空(おほぞら)
130(ふう)じて(くら)堺山(さかひやま)
131(いき)()(のぼ)雄々(をを)しさよ
132三五(さんご)(つき)(ひかり)をば
133頭上(づじやう)()びて六箇谷(ろくかだに)
134犬飼(いぬがひ)法貴(はふき)湯屋ケ谷(ゆやがだに)
135崎嶇(きく)たる山路(やまぢ)()(なが)
136止止呂美(ととろみ)(ざか)(ほそ)(がは)
137(また)もや(わた)中河原(なかがはら)
138木部(きべ)(さと)をば打過(うちす)ぎて
139(おも)ひも(ふか)池田(いけだがう)
140神田(かんだ)草鞋(わらぢ)桑津(くはづむら)
141(あし)伊丹(いたみ)(さと)こえて
142稲野(いねの)常吉(つねよし)(むか)(づね)
143(あき)(すすき)(きず)つけて
144(しばしば)(やす)柴野村(しばのむら)
145()(はや)(そら)西(にし)(みや)
146(ここ)一夜(いちや)宿(やど)りつつ
147朝日(あさひ)(とも)打出(うちいで)
148葦尾(あしを)(いた)めん(うき)もなく
149無事(ぶじ)(すす)むは大神(おほかみ)
150まさしく本庄(ほんしやう)御影町(みかげまち)
151生田(いくた)(もり)()(たか)
152稚姫君(わかひめぎみ)(まつ)りたる
153玉能(たまの)(ひめ)神館(かむやかた)
154一夜(いちや)(ここ)()かしつつ
155(こころ)(いさ)駒彦(こまひこ)
156いと親切(しんせつ)歓待(もて)なされ
157兵庫(ひやうご)(みなと)(すす)()
158浜辺(はまべ)(つな)ぎし新船(さらぶね)
159代価(あたひ)()れて()()りつ
160(まこと)明石(あかし)(うみ)(おも)
161(なみ)高砂(たかさご)(うら)()
162家島(えじま)西島(にしじま)小豆島(せうどしま)
163左手(ゆんで)(なが)めて(とよ)(しま)
164児島(こじま)半島(はんたう)のそば(ちか)
165(すす)(をり)しも暗礁(あんせう)
166(ふね)()りあげて両人(りやうにん)
167如何(いかが)はせんと村肝(むらきも)
168(こころ)(くる)しむ折柄(をりから)
169(つき)()(なみ)()(なが)
170此方(こなた)(むか)つて馳来(はせきた)
171(ひと)つの(ふね)(たす)けられ
172(ここ)二人(ふたり)姫神(ひめがみ)
173(あやふ)(ところ)(すく)はれて
174(かみ)のまにまに竜宮(りうぐう)
175石松(いしまつ)(しげ)磯端(いそばた)
176(ふね)(つな)ぎて上陸(じやうりく)
177(いちご)(みの)山路(やまみち)
178一行(いつかう)()(にん)男女(なんによ)()
179常楠翁(つねくすをう)住家(すみか)なる
180目出度(めでた)(ひと)大槻(おほつき)
181天然(てんねん)ホテルに()きにけり。
182大正一一・七・二七 旧六・四 松村真澄録)

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