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霊界物語
舎身活躍(第37~48巻)
第44巻(未の巻)
序文
総説
第1篇 神示の合離
第1章 笑の恵
第2章 月の影
第3章 守衛の囁
第4章 滝の下
第5章 不眠症
第6章 山下り
第7章 山口の森
第2篇 月明清楓
第8章 光と熱
第9章 怪光
第10章 奇遇
第11章 腰ぬけ
第12章 大歓喜
第13章 山口の別
第14章 思ひ出の歌
第3篇 珍聞万怪
第15章 変化
第16章 怯風
第17章 罵狸鬼
第18章 一本橋
第19章 婆口露
第20章 脱線歌
第21章 小北山
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霊界物語
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舎身活躍(第37~48巻)
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第44巻(未の巻)
> 第2篇 月明清楓 > 第14章 思ひ出の歌
<<< 山口の別
(B)
(N)
変化 >>>
第一四章
思
(
おも
)
ひ
出
(
で
)
の
歌
(
うた
)
〔一一八三〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第44巻 舎身活躍 未の巻
篇:
第2篇 月明清楓
よみ(新仮名遣い):
げつめいせいふう
章:
第14章 思ひ出の歌
よみ(新仮名遣い):
おもいでのうた
通し章番号:
1183
口述日:
1922(大正11)年12月08日(旧10月20日)
口述場所:
筆録者:
加藤明子
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1924(大正13)年8月18日
概要:
舞台:
山口の森
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
[×閉じる]
:
治国別は河鹿峠の山口まで送り届けた晴公親子と別れたのち、足を早めて山口の森に向かった。万公は足拍子を取りながら進軍歌を歌っている。
万公は若いころに両親に苦労をかけた身の上を歌い、自身の精進と両親に対していつか苦労に報いることができるようにと、述懐を歌っていた。
一方治国別は、霊界における霊国と天国の違いを歌に歌い、天人の様子とその責務を宣伝歌に歌った。
一行は楓に出会った山口の森まで戻ってきた。万公はここで再び野宿をしようと提案したが、治国別は浮木の森まで先を急ごうと発破をかけ、一行は南を指して進んで行った。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2023-02-14 17:51:22
OBC :
rm4414
愛善世界社版:
187頁
八幡書店版:
第8輯 205頁
修補版:
校定版:
196頁
普及版:
81頁
初版:
ページ備考:
001
治国別
(
はるくにわけ
)
一行
(
いつかう
)
は、
002
河鹿
(
かじか
)
峠
(
たうげ
)
の
山口
(
やまぐち
)
にて
親子
(
おやこ
)
四
(
よ
)
人
(
にん
)
に
訣別
(
けつべつ
)
し、
003
再
(
ふたた
)
び
足
(
あし
)
を
早
(
はや
)
めて
山口
(
やまぐち
)
の
森
(
もり
)
に
向
(
むか
)
つた。
004
万公
(
まんこう
)
は
道々
(
みちみち
)
足拍子
(
あしびやうし
)
を
取
(
と
)
りながら
進軍歌
(
しんぐんか
)
を
歌
(
うた
)
つた。
005
万公
『
神
(
かみ
)
が
表
(
おもて
)
に
現
(
あら
)
はれて
006
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
とを
立分
(
たてわ
)
ける
007
この
万公
(
まんこう
)
は
幼少
(
えうせう
)
から
008
あいつは
偉
(
えら
)
い
男
(
をとこ
)
だと
009
村人
(
むらびと
)
たちにほめられて
010
奇童
(
きどう
)
神童
(
しんどう
)
と
讃
(
たた
)
へられ
011
吾
(
わが
)
両親
(
りやうしん
)
も
喜
(
よろこ
)
びて
012
家
(
いへ
)
の
宝
(
たから
)
が
生
(
うま
)
れたぞ
013
キツト
家
(
いへ
)
をば
起
(
おこ
)
すだらう
014
天下
(
てんか
)
無双
(
むさう
)
の
豪傑
(
がうけつ
)
に
015
出世
(
しゆつせ
)
をするに
違
(
ちがひ
)
ない
016
なぞと
頻
(
しき
)
りにほめそやし
017
蝶
(
てふ
)
よ
花
(
はな
)
よと
育
(
そだ
)
てあげ
018
二
(
ふた
)
つの
眼
(
まなこ
)
へ
入
(
はい
)
つても
019
痛
(
いと
)
ない
所
(
とこ
)
までかはいがり
020
噛
(
か
)
ンだり
吐
(
は
)
いたり
抱
(
いだ
)
いたり
021
背中
(
せなか
)
におぶつて
山路
(
やまみち
)
を
022
助
(
たす
)
けて
日夜
(
にちや
)
に
甘
(
あま
)
やかし
023
たうとうこンな
ガラクタ
に
024
寄
(
よ
)
つてかかつて
育
(
そだ
)
て
上
(
あ
)
げ
025
里人
(
さとびと
)
達
(
たち
)
に
蚰蜒
(
げぢげぢ
)
の
026
やうに
嫌
(
きら
)
はれ
痰唾
(
たんつば
)
を
027
吐
(
は
)
きかけられて
犬
(
いぬ
)
のよに
028
杓
(
ひしやく
)
に
水
(
みづ
)
を
汲
(
く
)
み
取
(
と
)
つて
029
追
(
お
)
ひかけられるよな
浅
(
あさ
)
ましい
030
極道
(
ごくだう
)
息子
(
むすこ
)
にして
仕舞
(
しま
)
つた
031
親
(
おや
)
を
恨
(
うら
)
むぢやなけれども
032
可愛
(
かあい
)
がりよが
違
(
ちご
)
た
故
(
ゆゑ
)
033
鼻垂
(
はなた
)
れ
小僧
(
こぞう
)
の
俺
(
おれ
)
達
(
たち
)
に
034
呑
(
の
)
ました
甘茶
(
あまちや
)
が
毒
(
どく
)
となり
035
挺子
(
てこ
)
でも
棒
(
ぼう
)
でも
動
(
うご
)
かない
036
やんちや
男
(
をとこ
)
に
作
(
つく
)
りあげ
037
女
(
をんな
)
に
溺
(
おぼ
)
れる
賭博
(
ばくち
)
打
(
う
)
つ
038
人
(
ひと
)
の
物
(
もの
)
こそ
取
(
と
)
らないが
039
酒泥棒
(
さけどろぼう
)
の
やんちやくれ
040
厄介者
(
やつかいもの
)
にして
了
(
しま
)
うた
041
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
042
それでも
尊
(
たふと
)
き
神
(
かみ
)
さまは
043
見捨
(
みす
)
て
給
(
たま
)
はず
俺
(
おれ
)
のよな
044
仕様
(
しやう
)
もようもない
奴
(
やつ
)
を
045
仁慈
(
じんじ
)
無限
(
むげん
)
の
手
(
て
)
を
延
(
の
)
べて
046
可愛
(
かあい
)
がつて
下
(
くだ
)
さつた
047
二人
(
ふたり
)
の
親
(
おや
)
の
愛
(
あい
)
よりも
048
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
は
幾倍
(
いくばい
)
か
049
分
(
わか
)
らない
程
(
ほど
)
有難
(
ありがた
)
い
050
仁慈
(
じんじ
)
の
教
(
をしへ
)
を
聞
(
き
)
いてから
051
拗
(
ねぢ
)
け
曲
(
まが
)
つた
魂
(
たましひ
)
も
052
根本
(
こんぽん
)
的
(
てき
)
に
改良
(
かいりやう
)
し
053
今
(
いま
)
は
嬉
(
うれ
)
しき
三五
(
あななひ
)
の
054
名
(
な
)
さへ
目出度
(
めでた
)
き
宣伝使
(
せんでんし
)
055
治国別
(
はるくにわけ
)
のお
伴
(
とも
)
して
056
悪魔
(
あくま
)
の
征討
(
せいたう
)
に
上
(
のぼ
)
りゆく
057
尊
(
たふと
)
き
身
(
み
)
とはなりにけり
058
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
作
(
つく
)
りし
神直日
(
かむなほひ
)
059
心
(
こころ
)
も
広
(
ひろ
)
き
大直日
(
おほなほひ
)
060
直日
(
なほひ
)
に
見直
(
みなほ
)
し
聞直
(
ききなほ
)
し
061
救
(
すく
)
ひ
玉
(
たま
)
ひし
皇神
(
すめかみ
)
の
062
恵
(
めぐみ
)
を
思
(
おも
)
ひ
浮
(
うか
)
べては
063
涙
(
なみだ
)
の
露
(
つゆ
)
の
晴
(
は
)
れ
間
(
ま
)
なし
064
俺
(
おれ
)
もこれから
赤心
(
まごころ
)
を
065
一生
(
いつしやう
)
懸命
(
けんめい
)
に
研
(
みが
)
き
上
(
あ
)
げ
066
押
(
お
)
しも
押
(
お
)
されもせないよな
067
神
(
かみ
)
の
司
(
つかさ
)
と
選
(
えら
)
まれて
068
先祖
(
せんぞ
)
の
御名
(
みな
)
は
云
(
い
)
ふも
更
(
さら
)
069
吾
(
わが
)
両親
(
りやうしん
)
の
御名
(
みな
)
迄
(
まで
)
も
070
現
(
あら
)
はしまつり
養育
(
やういく
)
の
071
その
大恩
(
たいおん
)
に
報
(
むく
)
はむと
072
飯
(
めし
)
食
(
く
)
ふ
間
(
ひま
)
も
忘
(
わす
)
れない
073
年
(
とし
)
の
薬
(
くすり
)
と
云
(
い
)
ふものか
074
此
(
この
)
頃
(
ごろ
)
親
(
おや
)
が
恋
(
こひ
)
しなり
075
早
(
はや
)
く
安心
(
あんしん
)
させたいと
076
思
(
おも
)
ひは
胸
(
むね
)
に
満
(
み
)
ち
溢
(
あふ
)
れ
077
気
(
き
)
が
気
(
き
)
でならぬ
吾
(
わが
)
身魂
(
みたま
)
078
二人
(
ふたり
)
の
親
(
おや
)
に
孝行
(
かうかう
)
を
079
したい
時分
(
じぶん
)
にや
親
(
おや
)
はなし
080
それぢやと
云
(
い
)
つて
石塔
(
せきたふ
)
に
081
温
(
ぬく
)
い
布団
(
ふとん
)
も
着
(
き
)
せられず
082
何程
(
なにほど
)
甘
(
うま
)
い
飲食
(
おんじき
)
を
083
供
(
そな
)
へた
処
(
ところ
)
で
甘
(
うま
)
いとも
084
何
(
なん
)
ともかとも
云
(
い
)
はぬよに
085
なつて
了
(
しま
)
つたらどうせうぞ
086
三五教
(
あななひけう
)
の
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
へ
087
どンな
事
(
こと
)
でも
致
(
いた
)
します
088
どうぞ
二人
(
ふたり
)
の
親
(
おや
)
達
(
たち
)
の
089
命
(
いのち
)
をのばして
万公
(
まんこう
)
が
090
天晴
(
あつぱれ
)
手柄
(
てがら
)
を
致
(
いた
)
すまで
091
生
(
い
)
かして
置
(
お
)
いて
下
(
くだ
)
さンせ
092
それが
私
(
わたし
)
の
第一
(
だいいち
)
の
093
朝
(
あさ
)
な
夕
(
ゆふ
)
なの
願
(
ねが
)
ひぞや
094
森
(
もり
)
の
木蔭
(
こかげ
)
で
晴公
(
はるこう
)
が
095
恋
(
こひ
)
しき
親
(
おや
)
に
廻
(
めぐ
)
り
会
(
あ
)
ひ
096
妹
(
いもうと
)
と
遇
(
あ
)
うた
嬉
(
うれ
)
しさを
097
眺
(
なが
)
めた
時
(
とき
)
の
吾
(
わが
)
心
(
こころ
)
098
飛
(
と
)
び
立
(
た
)
つばかり
嬉
(
うれ
)
しうて
099
じつと
済
(
す
)
まして
居
(
を
)
れなンだ
100
慌者
(
あわてもの
)
だと
笑
(
わら
)
はれよが
101
剽軽者
(
へうきんもの
)
だと
誹
(
そし
)
られよが
102
あの
場
(
ば
)
に
臨
(
のぞ
)
むでそンな
事
(
こと
)
103
構
(
かま
)
うて
居
(
ゐ
)
るよな
間
(
ま
)
があろか
104
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
105
私
(
わたし
)
を
育
(
そだ
)
てた
両親
(
りやうしん
)
も
106
朝
(
あさ
)
な
夕
(
ゆふ
)
なに
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
に
107
両手
(
りやうて
)
を
合
(
あは
)
せ
万公
(
まんこう
)
が
108
一
(
いち
)
時
(
じ
)
も
早
(
はや
)
く
改心
(
かいしん
)
し
109
一人前
(
いちにんまへ
)
の
益良雄
(
ますらを
)
に
110
なつて
故郷
(
こきやう
)
に
錦
(
にしき
)
をば
111
飾
(
かざ
)
つて
帰
(
かへ
)
り
来
(
き
)
ますやうと
112
祈
(
いの
)
つて
御座
(
ござ
)
るに
相違
(
さうゐ
)
ない
113
山
(
やま
)
より
高
(
たか
)
い
父
(
ちち
)
の
恩
(
おん
)
114
海
(
うみ
)
より
深
(
ふか
)
い
母
(
はは
)
の
慈悲
(
じひ
)
115
それに
増
(
ま
)
してなほ
高
(
たか
)
い
116
深
(
ふか
)
い
恵
(
めぐみ
)
は
神
(
かみ
)
の
恩
(
おん
)
117
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
118
この
万公
(
まんこう
)
の
赤心
(
せきしん
)
を
119
諾
(
うづ
)
なひたまひて
吾
(
わが
)
霊
(
たま
)
を
120
清
(
きよ
)
く
守
(
まも
)
らせ
玉
(
たま
)
へかし
121
吾
(
わが
)
師
(
し
)
の
君
(
きみ
)
に
従
(
したが
)
ひて
122
旗鼓
(
きこ
)
堂々
(
だうだう
)
と
神
(
かみ
)
の
道
(
みち
)
123
今
(
いま
)
や
進
(
すす
)
むで
出
(
い
)
でて
往
(
ゆ
)
く
124
朝日
(
あさひ
)
は
照
(
て
)
るとも
曇
(
くも
)
るとも
125
月
(
つき
)
は
盈
(
み
)
つとも
虧
(
か
)
くるとも
126
如何
(
いか
)
でか
忘
(
わす
)
れむ
親
(
おや
)
の
恩
(
おん
)
127
忘
(
わす
)
れてならうか
神
(
かみ
)
の
恩
(
おん
)
128
神
(
かみ
)
は
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
と
倶
(
とも
)
にあり
129
人
(
ひと
)
は
神
(
かみ
)
の
子
(
こ
)
神
(
かみ
)
の
宮
(
みや
)
130
こンな
嬉
(
うれ
)
しき
御教
(
みをしへ
)
を
131
聞
(
き
)
いたる
上
(
うへ
)
は
一
(
いち
)
日
(
にち
)
も
132
仇
(
あだ
)
に
月日
(
つきひ
)
は
送
(
おく
)
れない
133
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
134
恩頼
(
みたまのふゆ
)
を
願
(
ね
)
ぎまつる』
135
治国別
(
はるくにわけ
)
は
道々
(
みちみち
)
歌
(
うた
)
ふ。
136
治国別
『
高天原
(
たかあまはら
)
はいづくなる
137
清
(
きよ
)
く
正
(
ただ
)
しき
神
(
かみ
)
の
国
(
くに
)
138
栄
(
さか
)
え
久
(
ひさ
)
しきパラダイス
139
御霊
(
みたま
)
の
清
(
きよ
)
き
人々
(
ひとびと
)
の
140
現世
(
このよ
)
の
衣
(
きぬ
)
をぬぎすてて
141
常磐
(
ときは
)
堅磐
(
かきは
)
に
栄
(
さか
)
えゆく
142
いと
珍
(
めづら
)
しき
神
(
かみ
)
の
国
(
くに
)
143
○
144
高天原
(
たかあまはら
)
はいづくなる
145
主
(
す
)
の
御
(
おん
)
神
(
かみ
)
のあれませる
146
夜
(
よる
)
なき
清
(
きよ
)
き
神
(
かみ
)
の
国
(
くに
)
147
月日
(
つきひ
)
は
清
(
きよ
)
く
明
(
あきら
)
けく
148
星
(
ほし
)
の
影
(
かげ
)
さへキラキラと
149
地上
(
ちじやう
)
の
世界
(
せかい
)
に
比
(
くら
)
べては
150
幾百倍
(
いくひやくばい
)
の
光
(
ひかり
)
あり
151
この
楽園
(
らくゑん
)
に
住
(
す
)
む
人
(
ひと
)
は
152
皆
(
みな
)
天人
(
てんにん
)
と
讃
(
たた
)
へられ
153
不老
(
ふらう
)
と
不死
(
ふし
)
の
境界
(
きやうかい
)
に
154
置
(
お
)
かれて
主神
(
すしん
)
を
信愛
(
しんあい
)
し
155
無上
(
むじやう
)
の
正覚
(
しやうかく
)
開
(
ひら
)
きつつ
156
いや
永久
(
とこしへ
)
に
栄
(
さか
)
えゆく
157
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
158
神
(
かみ
)
の
御国
(
みくに
)
ぞ
尊
(
たふと
)
けれ
159
高天原
(
たかあまはら
)
の
天界
(
てんかい
)
は
160
茲
(
ここ
)
に
二
(
ふた
)
つの
区別
(
くべつ
)
あり
161
其
(
その
)
第一
(
だいいち
)
を
霊国
(
れいごく
)
と
162
称
(
とな
)
へて
神
(
かみ
)
の
在
(
おは
)
す
国
(
くに
)
163
第二
(
だいに
)
の
国
(
くに
)
を
天国
(
てんごく
)
と
164
称
(
とな
)
へて
清
(
きよ
)
き
身霊
(
みたま
)
等
(
ら
)
の
165
地上
(
ちじやう
)
を
捨
(
す
)
てて
天人
(
てんにん
)
と
166
成
(
な
)
り
済
(
す
)
ましたる
人々
(
ひとびと
)
の
167
喜
(
よろこ
)
び
勇
(
いさ
)
み
遊
(
あそ
)
ぶ
国
(
くに
)
168
霊国
(
れいごく
)
、
天国
(
てんごく
)
諸共
(
もろとも
)
に
169
愛
(
あい
)
と
信
(
しん
)
との
日月
(
じつげつ
)
は
170
夜昼
(
よるひる
)
なしに
輝
(
かがや
)
きて
171
金
(
きん
)
銀
(
ぎん
)
瑪瑙
(
めなう
)
瑠璃
(
るり
)
硨磲
(
しやこう
)
172
玻璃
(
はり
)
や
珊瑚
(
さんご
)
の
殿堂
(
でんだう
)
や
173
樹木
(
じゆもく
)
は
野辺
(
のべ
)
に
繁茂
(
はんも
)
して
174
玲瓏
(
れいろう
)
玉
(
たま
)
の
如
(
ごと
)
くなる
175
天人
(
てんにん
)
男女
(
なんによ
)
は
永久
(
とこしへ
)
に
176
手
(
て
)
を
携
(
たづさ
)
へて
神業
(
しんげふ
)
に
177
勤
(
いそ
)
しみ
仕
(
つか
)
へまつり
居
(
を
)
る
178
宇宙
(
うちう
)
唯一
(
ゆゐいつ
)
の
神
(
かみ
)
の
国
(
くに
)
179
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
180
御霊
(
みたま
)
幸倍
(
さちはへ
)
ましまして
181
地上
(
ちじやう
)
に
生
(
うま
)
れし
吾々
(
われわれ
)
の
182
身霊
(
みたま
)
を
汚
(
けが
)
す
事
(
こと
)
もなく
183
現世
(
うつしよ
)
の
事
(
こと
)
皆
(
みな
)
終
(
を
)
へて
184
御魂
(
みたま
)
となりて
天国
(
てんごく
)
へ
185
上
(
のぼ
)
りし
時
(
とき
)
は
主
(
す
)
の
神
(
かみ
)
の
186
尊
(
たふと
)
き
恵
(
めぐ
)
みに
包
(
つつ
)
まれて
187
安
(
やす
)
く
楽
(
たの
)
しく
永久
(
とこしへ
)
に
188
住
(
す
)
まはせ
玉
(
たま
)
へ
天津
(
あまつ
)
神
(
かみ
)
189
国治立
(
くにはるたちの
)
大神
(
おほかみ
)
や
190
ミロクの
神
(
かみ
)
の
御
(
おん
)
前
(
まへ
)
に
191
畏
(
かしこ
)
み
畏
(
かしこ
)
み
願
(
ね
)
ぎまつる
192
朝日
(
あさひ
)
は
照
(
て
)
るとも
曇
(
くも
)
るとも
193
月
(
つき
)
は
盈
(
み
)
つとも
虧
(
か
)
くるとも
194
神
(
かみ
)
に
任
(
まか
)
せし
吾々
(
われわれ
)
は
195
如何
(
いか
)
でか
曲
(
まが
)
に
汚
(
けが
)
されむ
196
至粋
(
しすゐ
)
至純
(
しじゆん
)
神
(
かむ
)
ながら
197
神
(
かみ
)
に
禀
(
う
)
けたる
御魂
(
みたま
)
をば
198
信
(
しん
)
と
愛
(
あい
)
とに
培
(
つちか
)
ひて
199
此
(
この
)
身
(
み
)
此
(
この
)
儘
(
まま
)
天国
(
てんごく
)
の
200
神
(
かみ
)
の
御国
(
みくに
)
に
神籍
(
しんせき
)
を
201
置
(
お
)
かさせ
玉
(
たま
)
へ
惟神
(
かむながら
)
202
神
(
かみ
)
の
御前
(
みまへ
)
に
願
(
ね
)
ぎまつる
203
仁慈
(
じんじ
)
無限
(
むげん
)
の
大神
(
おほかみ
)
は
204
地上
(
ちじやう
)
に
人
(
ひと
)
の
種
(
たね
)
を
蒔
(
ま
)
き
205
肉
(
にく
)
の
宮
(
みや
)
をば
胞衣
(
えな
)
として
206
清
(
きよ
)
き
御霊
(
みたま
)
を
養
(
やしな
)
ひつ
207
成人
(
せいじん
)
したる
其
(
その
)
上
(
うへ
)
は
208
主神
(
すしん
)
のまします
天界
(
てんかい
)
へ
209
迎
(
むか
)
はせ
玉
(
たま
)
ひ
天国
(
てんごく
)
の
210
大神業
(
だいしんげふ
)
に
仕
(
つか
)
ふべく
211
依
(
よ
)
さし
玉
(
たま
)
ひしものならば
212
人
(
ひと
)
と
生
(
うま
)
れし
神
(
かみ
)
の
子
(
こ
)
は
213
善
(
ぜん
)
をば
励
(
はげ
)
み
悪
(
あく
)
を
避
(
さ
)
け
214
神
(
かみ
)
をば
信
(
しん
)
じ
且
(
か
)
つ
愛
(
あい
)
し
215
神
(
かみ
)
の
御子
(
みこ
)
たる
本分
(
ほんぶん
)
を
216
尽
(
つく
)
す
身霊
(
みたま
)
となるならば
217
如何
(
いか
)
でか
捨
(
す
)
てさせ
給
(
たま
)
ふべき
218
思
(
おも
)
へば
思
(
おも
)
へば
人
(
ひと
)
の
身
(
み
)
は
219
実
(
げ
)
に
有難
(
ありがた
)
いものぞかし
220
万公
(
まんこう
)
さまよ
五三公
(
いそこう
)
よ
221
竜公
(
たつこう
)
さまよ
皇神
(
すめかみ
)
の
222
仁慈
(
じんじ
)
の
心
(
こころ
)
汲
(
く
)
み
取
(
と
)
りて
223
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
をよく
守
(
まも
)
り
224
小
(
ちひ
)
さき
欲
(
よく
)
に
囚
(
とら
)
はれて
225
身霊
(
みたま
)
を
汚
(
けが
)
す
事
(
こと
)
勿
(
なか
)
れ
226
限
(
かぎ
)
りも
知
(
し
)
らぬ
生命
(
せいめい
)
を
227
保
(
たも
)
ちて
栄
(
さか
)
ゆる
天国
(
てんごく
)
の
228
御民
(
みたみ
)
となりて
地
(
ち
)
の
上
(
うへ
)
の
229
青人草
(
あをひとぐさ
)
を
守
(
まも
)
るべき
230
身霊
(
みたま
)
とならば
人
(
ひと
)
として
231
もはや
欠点
(
けつてん
)
なきものぞ
232
ミロクの
神
(
かみ
)
が
現
(
あら
)
はれて
233
現幽神
(
げんいうしん
)
の
三界
(
さんかい
)
を
234
立
(
た
)
て
分
(
わ
)
け
玉
(
たま
)
ふ
世
(
よ
)
となりぬ
235
斯
(
か
)
かる
尊
(
たふと
)
き
大御代
(
おほみよ
)
に
236
生
(
うま
)
れあひたる
吾々
(
われわれ
)
は
237
至幸
(
しかう
)
至福
(
しふく
)
の
者
(
もの
)
ぞかし
238
喜
(
よろこ
)
び
祝
(
いは
)
へ
神
(
かみ
)
の
恩
(
おん
)
239
讃
(
たた
)
へまつれよ
神
(
かみ
)
の
徳
(
とく
)
240
神
(
かみ
)
は
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
と
倶
(
とも
)
にあり
241
人
(
ひと
)
は
神
(
かみ
)
の
子
(
こ
)
神
(
かみ
)
の
宮
(
みや
)
242
決
(
けつ
)
して
汚
(
けが
)
す
事
(
こと
)
勿
(
なか
)
れ
243
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
244
みたまの
恩頼
(
ふゆ
)
を
願
(
ね
)
ぎまつる』
245
斯
(
か
)
く
歌
(
うた
)
ひて
治国別
(
はるくにわけ
)
一行
(
いつかう
)
四
(
よ
)
人
(
にん
)
は
凩
(
こがらし
)
荒
(
すさ
)
ぶ
荒野
(
あらの
)
を
渡
(
わた
)
り、
246
煌々
(
くわうくわう
)
たる
太陽
(
たいやう
)
の
光
(
ひかり
)
を
面
(
おも
)
に
受
(
う
)
けながら、
247
意気
(
いき
)
揚々
(
やうやう
)
として、
248
又
(
また
)
もや
山口
(
やまぐち
)
の
森
(
もり
)
に
差
(
さし
)
かかる。
249
万公
(
まんこう
)
は、
250
万公
『
先生
(
せんせい
)
、
251
夜前
(
やぜん
)
の
活劇場
(
くわつげきぢやう
)
へ
又
(
また
)
もや
到着
(
たうちやく
)
致
(
いた
)
しました。
252
随分
(
ずゐぶん
)
夜前
(
やぜん
)
はよい
獲物
(
えもの
)
がありましたな。
253
今晩
(
こんばん
)
もここで
一
(
ひと
)
つお
宿
(
やど
)
をかる
事
(
こと
)
に
致
(
いた
)
しませう。
254
今度
(
こんど
)
はひよつとしたら、
255
ヒウドロドロがやつて
来
(
く
)
るかも
知
(
し
)
れませぬぜ』
256
治国別
『ハヽヽヽヽ、
257
夜前
(
やぜん
)
のやうに
蒟蒻
(
こんにやく
)
の
幽霊
(
いうれい
)
と
早替
(
はやがは
)
りせらるると
困
(
こま
)
るからなア。
258
此
(
この
)
森
(
もり
)
は
危険
(
きけん
)
だよ、
259
サア
今日
(
けふ
)
の
中
(
うち
)
に
膝栗毛
(
ひざくりげ
)
に
鞭
(
むち
)
を
打
(
う
)
つて
浮木
(
うきき
)
の
原
(
はら
)
まで
遠乗
(
とほの
)
りをせうかい』
260
万公
『
浮木
(
うきき
)
の
森
(
もり
)
迄
(
まで
)
は
幾等
(
いくら
)
程
(
ほど
)
里程
(
りてい
)
がありますか』
261
治国別
『まアざつと
五十
(
ごじふ
)
里
(
り
)
位
(
くらゐ
)
のものだらう』
262
万公
『それや
大変
(
たいへん
)
だ。
263
何
(
ど
)
うしてコンパスが
続
(
つづ
)
くものですか』
264
治国別
『
又
(
また
)
万公
(
まんこう
)
弱音
(
よわね
)
を
吹
(
ふ
)
き
出
(
だ
)
したなア、
265
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
のお
力
(
ちから
)
を
借
(
か
)
れば
五十
(
ごじふ
)
里
(
り
)
位
(
くらゐ
)
は
一息
(
ひといき
)
だ、
266
サア
往
(
ゆ
)
かう』
267
と
山口
(
やまぐち
)
の
森
(
もり
)
を
一寸
(
ちよつと
)
目礼
(
もくれい
)
し、
268
委細
(
ゐさい
)
構
(
かま
)
はずスタスタと、
269
南
(
みなみ
)
を
指
(
さ
)
して
急
(
いそ
)
ぎ
行
(
ゆ
)
く。
270
(
大正一一・一二・八
旧一〇・二〇
加藤明子
録)
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