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霊界物語
舎身活躍(第37~48巻)
第45巻(申の巻)
序文
総説
第1篇 小北の特使
第1章 松風
第2章 神木
第3章 大根蕪
第4章 霊の淫念
第2篇 恵の松露
第5章 肱鉄
第6章 唖忿
第7章 相生の松
第8章 小蝶
第9章 賞詞
第3篇 裏名異審判
第10章 棚卸志
第11章 仲裁
第12章 喜苔歌
第13章 五三の月
第4篇 虎風獣雨
第14章 三昧経
第15章 曲角狸止
第16章 雨露月
第17章 万公月
第18章 玉則姫
第19章 吹雪
第20章 蛙行列
余白歌
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(N)
総説 >>>
序文
(
じよぶん
)
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第45巻 舎身活躍 申の巻
篇:
前付
よみ(新仮名遣い):
章:
序文
よみ(新仮名遣い):
じょぶん
通し章番号:
口述日:
1922(大正11)年12月11日(旧10月23日)
口述場所:
筆録者:
松村真澄
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1924(大正13)年9月12日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
現代の読書会は堕落して、卑猥の稗史小説のみがさかんに流行し、健全な読み物は見る影もないありさまです。
紆余曲折の波乱多き現幽神の三界の活歴史の側面は、この霊界物語によって眼前に彷彿となるものであり、平易な読み物としてはこの上なくすぐれているというも、決して王仁の過言ではないと信じるのみです。
幾多の教訓、規箴、明示、暗示を含み、春花、秋月、暖衣、飽食、艱苦がどのようなものかを知らない人を興奮発揚せしめて世道と人心を導き、かつ大本における信仰浅い信者にその向かうべきところを知らしめるに足ると、信じてやまない次第です。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm450001
愛善世界社版:
前付 1頁
八幡書店版:
第8輯 251頁
修補版:
校定版:
前付 1頁
普及版:
前付 1頁
初版:
ページ備考:
001
現時
(
げんじ
)
の
読書界
(
どくしよかい
)
は
日
(
ひ
)
に
月
(
つき
)
に
堕落
(
だらく
)
して
卑猥
(
ひわい
)
の
稗史
(
はいし
)
小説
(
せうせつ
)
のみ
盛
(
さか
)
んに
流行
(
りうかう
)
し、
002
健全
(
けんぜん
)
なる
読物
(
よみもの
)
は
寥々
(
れうれう
)
として
暁天
(
げうてん
)
の
星
(
ほし
)
の
如
(
ごと
)
く
見
(
み
)
る
影
(
かげ
)
も
無
(
な
)
き
有様
(
ありさま
)
であります。
003
是
(
これ
)
心
(
こころ
)
ある
人
(
ひと
)
の
長大
(
ちやうだい
)
歎息
(
たんそく
)
する
所
(
ところ
)
であつて
人心
(
じんしん
)
を
害
(
がい
)
し
世
(
よ
)
を
毒
(
どく
)
すること
蓋
(
けだ
)
し
測知
(
そくち
)
すべからざるものであります。
004
迂余
(
うよ
)
曲折
(
きよくせつ
)
波瀾
(
はらん
)
多
(
おほ
)
き
現幽神
(
げんいうしん
)
の
三界
(
さんかい
)
活歴史
(
くわつれきし
)
の
側面
(
そくめん
)
はこの
霊界
(
れいかい
)
物語
(
ものがたり
)
に
依
(
よ
)
つて
眼前
(
がんぜん
)
に
髣髴
(
はうふつ
)
たるべく、
005
通俗
(
つうぞく
)
平易
(
へいい
)
の
読物
(
よみもの
)
として
上乗
(
じやうじやう
)
なりといふも
決
(
けつ
)
して
王仁
(
おに
)
の
過言
(
くわごん
)
にあらざるを
信
(
しん
)
ずるのであります。
006
幾多
(
いくた
)
の
教訓
(
けうくん
)
、
007
規箴
(
きしん
)
、
008
明示
(
めいじ
)
、
009
暗示
(
あんじ
)
を
含
(
ふく
)
み
春花
(
しゆんくわ
)
、
010
秋月
(
しうげつ
)
、
011
暖衣
(
だんい
)
、
012
飽食
(
はうしよく
)
、
013
艱苦
(
かんく
)
の
何
(
なに
)
ものたるかを
知
(
し
)
らざる
人
(
ひと
)
をして
興奮
(
こうふん
)
発揚
(
はつやう
)
せしめて、
014
世道
(
せだう
)
と
人心
(
じんしん
)
を
導
(
みちび
)
き、
015
且
(
かつ
)
又
(
また
)
大本
(
おほもと
)
に
於
(
お
)
ける
信仰
(
しんかう
)
浅
(
あさ
)
き
信者
(
しんじや
)
をしてその
嚮
(
むか
)
ふ
所
(
ところ
)
を
知
(
し
)
らしむるに
足
(
た
)
ることと
信
(
しん
)
じて
止
(
や
)
まぬ
次第
(
しだい
)
であります。
016
大正十一年十二月十三日
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