あらすじ[?]このあらすじは飯塚弘明の作成です。[×閉じる]:
第45・46巻は小北山(こぎたやま)のウラナイ教の宗教改革の物語。
松彦・松姫・お千代の親子が活躍する。
- 第1~9章
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第44巻から話は続く。松彦一行はウラナイ教の本山・小北山から帰る途中、お寅に引き留められた。お寅に「末代日の王天の大神」だと言われた松彦は、その神になりすまして、小北山の宗教改革をしようと考える。
小北山は蠑螈別(いもりわけ)が教祖だが、松姫が教主として実権を握っていた。松彦は松姫を見て驚く。彼女は十余年前に別れた妻だった。松姫は言依別命(「錦の宮」の前・教主)の内命を受けて、小北山に潜り込み、今では教主となって実権を握り、宗教改革の時を待っていたのである。また、若い時に捨てた子供のお千代とも再会し、親子三人、歓喜の涙にむせぶ。
- 第10~20章
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月次祭の時にお千代は、信者の前でウラナイ教の内情を暴露した。信者たちの信仰が揺らいで行く。
蠑螈別はお寅の隠し財産を盗んで逃げ、激怒したお寅はその後を追いかける。魔我彦もその後を追い、こうして邪霊が憑依した三人が小北山からいなくなった。
主な登場人物[?]基本的にセリフやアクションがある人物のみ採録しています。名前だけしか出てこない人は省いています。[×閉じる]:
松彦…治国別の従者、治国別の弟
万公…治国別の従者
五三公…治国別の従者
アク、
タク、
テク…治国別の従者
【小北山のウラナイ教】
お寅…内事司、元・女侠客
お菊…15~6歳(または17歳)、お寅の娘
文助…小北山の受付、盲人
蠑螈別…高姫の後を継いでウラナイ教の教祖となる。高姫の時代には北山村の本部で総務をしていた。40歳位。
魔我彦…蠑螈別の弟子
松姫…小北山の実権を握っている。丹波の高城山の教主だったが高姫と共に三五教へ。言依別命(錦の宮の教主)の命令で、小北山に潜入した。松彦の生き別れた妻。
お千代…12~3歳、松姫館の小間使い、実は松姫の娘
お民…信者、20歳位
熊公(酔いどれの熊公)
…信者、お寅の元夫、10章~