霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
目 次設 定
設定
印刷用画面を開く [?]プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。[×閉じる]
話者名の追加表示 [?]セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。[×閉じる]
表示できる章
テキストのタイプ [?]ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。[×閉じる]

文字サイズ
フォント

ルビの表示



アンカーの表示 [?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注 [?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


文字の色
背景の色
ルビの色
傍点の色 [?]底本で傍点(圏点)が付いている文字は、『霊界物語ネット』では太字で表示されますが、その色を変えます。[×閉じる]
外字1の色 [?]この設定は現在使われておりません。[×閉じる]
外字2の色 [?]文字がフォントに存在せず、画像を使っている場合がありますが、その画像の周囲の色を変えます。[×閉じる]

  

表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。


【新着情報】[2023/12/19] サイトの全面改修に伴いサブスク化します。詳しくはこちらをどうぞ。[2024/6/30]8月中にサイトの大改修を行います。実験のためのサイトをこちらに作りました(今はメニューを変更しただけです)。
マーキングパネル
設定パネルで「全てのアンカーを表示」させてアンカーをクリックして下さい。

【引数の設定例】 &mky=a010-a021a034  アンカー010から021と、034を、イエローでマーキング。

          

第九章 罪人橋(ざいにんばし)〔一二六三〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 篇:第2篇 幽冥摸索 よみ(新仮名遣い):ゆうめいもさく
章:第9章 罪人橋 よみ(新仮名遣い):ざいにんばし 通し章番号:1263
口述日:1923(大正12)年01月13日(旧11月27日) 口述場所: 筆録者:北村隆光 校正日: 校正場所: 初版発行日:1924(大正13)年10月25日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
高天原の霊国および天国は光明の世界である。その光明は実性において神真である。すなわち霊的神的証覚である。また天人は高天原の愛の熱に包まれている。この熱は実性において神善・神愛にして、われわれがますます証覚に入ろうとする情動、願望を有するのは、この熱より来るのである。
高天原の霊国・天国は万善の集合所であり、天人の証覚の程度は、現界人の口舌のよく尽くしえるところではない。大本開祖の真湯も、その密意は現代人では容易に解し難いが、智慧証覚のはる天人には直ちに無辺無量の密意を諒得することができる。
この語辞については霊界物語第二輯第三巻(第十五巻)第一天国というところにその状況を示していあるので参照されたい。
ゆえに人間はその精霊を善と真とに鍛え上げ、生きながら高天原の団体に籍を有するようにしなければ、大本の神諭は容易に解釈することはできない。国祖大国常立尊が厳霊として顕現し、稚姫君命、国武彦命等の精霊にその神格を充たし、そうして天人の団体に籍を有する予言者である出口開祖の肉体に来して、大神の直々の御教えを伝達されたものだからである。
しかしながら大神は至仁至愛にましますがゆえに、神諭の密意を自然界の人間に容易に諭らしむために瑞霊の神格を精霊に充たし、変性女子の肉体に来らしめ、その手と口を通して霊界の真相を覚らしめ給はんとの御経綸をあそばしたのである。
神格に充たされた天人すなわち本守護神の言語は衝動と相一致し、一々概念と一致するものである。内辺の天人は言者の音声および言う所の僅少なる語字によってその人の一生を洞察し知悉し得るのである。
人間の想念および情動はその声音に現れ、皮膚に現れ、霊的智者賢者の前にはこれを秘することができないものである。しかし心に欲があり悪を包み利己心あるときは、情動は鈍り知性はおとろえて、人に欺かれ失敗を招く。
すべてのこの宇宙は至善至真至愛の神が目的のために万物を造り、相応の順序によって人間を神の形体に作り、神業を完全に遂行せしめ給はんとして万物の霊長として人間を世に下し給うた。人間は神界の秩序整然たる順序を守り、善のために善をなし真のために真を尽くさねばならない。
しかし神が人間に自由を与えて十二分の神的活動を来さしめ給はんとしたのを、人間が次第に神に背き曲神等の捕虜となり、神を無視して暗黒無明の世界が現出したのである。ここに大神は現幽神三界の大革正を遂行するために予言者を地上に降し、一定の猶予期間を与えて人間に対して神の愛を覚らしめ、行動を改めしめようと画策し給うたのである。
さて、ランチ、片彦、ガリヤ、ケースたちは伊吹戸主神のはらかいによって地獄に追い込められることになった。四人は斜め下方に続く暗黒の隧道を次第に下って行く。最後に、大きな川が横たわって細い長い橋が架けられている少し広いところに着いた。
ここには武装し厳めしい顔をした冥官が武装して二十人ばかり控えていた。冥官の一人が前に進み寄って四人に説明をした。非常な悪業を盛んにやった四人は、この橋を渡りきらなければ娑婆に帰れないのだという。
橋の幅はわずかに一尺ばかり、手すりもなく上下左右に揺り動いている。橋の下の激流には怪物が大口を開けて通行人が落ちてくるのを待っている。橋の上は膚をつんざく寒風が吹き、いやらしい声が八方から聞こえている。
ランチは恐ろしさに身体すくんで震え、冥官に許しを乞うた。冥官は、身魂が地獄に落ちるのを望む者は一人もない、自らの罪業によってこの罪人橋を渡るよう準備をなし、永久の住処を地獄に作った以上、誰も救うことはできないのだ、と涙を流して説明した。
冥官は四人の霊衣を見て、まだ冥途へくるべき命数でないことに気が付いていぶかった。そこへ我利我利亡者の一隊が現れて四人に武者ぶりついた。四人は悲鳴を上げて泣き叫んでいる。
このときどこともなく天の数歌がかすかに聞こえてきた。見る見るうちに我利我利亡者たちは煙のように消えてしまった。そして冥官の姿も一人減り二人減っていく。宣伝歌の声がおいおい近づいてきた。薄暗かったあたりは次第に明るくなってきた。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2023-05-24 09:15:05 OBC :rm4809
愛善世界社版:134頁 八幡書店版:第8輯 638頁 修補版: 校定版:140頁 普及版:69頁 初版: ページ備考:
001 高天原(たかあまはら)霊国(れいごく)(およ)天国(てんごく)光明(くわうみやう)世界(せかい)である。002(その)光明(くわうみやう)実性(じつせい)(おい)神真(しんしん)である、003(すなは)霊的(れいてき)神的(しんてき)証覚(しようかく)である。004(この)神真(しんしん)なる光明(くわうみやう)諸天人(しよてんにん)内視(ないし)外視(ぐわいし)とを同時(どうじ)照破(せうは)するものである。005さうして内視(ないし)とは天人(てんにん)自身(じしん)(こころ)(うち)にあり、006外視(ぐわいし)とは(その)()にあるを()ふ。007(また)諸天人(しよてんにん)高天原(たかあまはら)(あい)(ねつ)(つつ)まれてゐる。008(すなは)(この)(ねつ)実性(じつせい)(おい)神善(しんぜん)(すなは)神愛(しんあい)にして、009吾々(われわれ)益々(ますます)証覚(しようかく)()らむとする情動(じやうどう)(およ)願望(ぐわんまう)(いう)するものは(この)(ねつ)より(きた)るものである。010(えう)するに高天原(たかあまはら)霊国(れいごく)011天国(てんごく)万善(まんぜん)集合所(しふがふしよ)である。012天人(てんにん)証覚(しようかく)程度(ていど)現界人(げんかいじん)口舌(こうぜつ)のよく(つく)()(ところ)でない。013人間(にんげん)一千言(いつせんげん)(つひや)しても(なほ)(つく)(あた)はざる(ところ)をも、014天人(てんにん)数言(すうげん)にて(これ)(べん)ずる(こと)()くするのである。015(その)()天人(てんにん)一言(いちげん)一句(いつく)(なか)にも無辺(むへん)無量(むりやう)密意(みつい)(ふく)まれてある(こと)は、016到底(たうてい)人間(にんげん)言語(げんご)(ぞく)する文字(もじ)にて(あら)はす(こと)出来(でき)ない。017天人(てんにん)(その)言語(げんご)(もち)ふる所謂(いはゆる)語字(ごじ)(もつ)十分(じふぶん)(あら)はし()ざる(ところ)は、018幽玄(いうげん)微妙(びめう)なる音調(おんてう)(もつ)(これ)(おぎな)ふ。019そして(その)音調(おんてう)によつて情動(じやうだう)(あら)はし、020情動(じやうだう)よりする想念中(さうねんちう)諸概念(しよがいねん)語字(ごじ)によつて(これ)(あら)はすのである。021大本(おほもと)開祖(かいそ)神諭(しんゆ)(また)(その)密意(みつい)(ぞん)する(ところ)到底(たうてい)現代人(げんだいじん)智慧(ちゑ)証覚(しようかく)にては容易(ようい)(かい)(がた)きものである。022されども智慧(ちゑ)証覚(しようかく)ある天人(てんにん)(これ)()(とき)は、023(ただち)無辺(むへん)無量(むりやう)密意(みつい)(ふく)まれてある(こと)諒得(りやうとく)()るものである。024そして(この)語字(ごじ)については霊界(れいかい)物語(ものがたり)第二輯(だいにしふ)第三(だいさん)(くわん)(だい)十五(じふご)(くわん)第一(だいいち)天国(てんごく)()(ところ)(その)状況(じやうきやう)(しめ)しあれば参照(さんせう)されたい。025(ゆゑ)人間(にんげん)(その)精霊(せいれい)(ぜん)(しん)とに(きた)()げ、026()きながら高天原(たかあまはら)団体(だんたい)(せき)(いう)するに(あら)ざれば、027大本(おほもと)神諭(しんゆ)容易(ようい)解釈(かいしやく)()るものでない(こと)(さと)らねばならぬ。028大本(おほもと)神諭(しんゆ)は、029国祖(こくそ)大国常立(おほくにとこたちの)(みこと)030厳霊(げんれい)顕現(けんげん)し、031稚姫君(わかひめぎみの)(みこと)032国武彦(くにたけひこの)(みこと)(とう)精霊(せいれい)(その)神格(しんかく)(みた)し、033さうして天人(てんにん)団体(だんたい)(せき)(いう)する予言者(よげんしや)なる出口(でぐち)開祖(かいそ)肉体(にくたい)(きた)し、034大神(おほかみ)直々(ぢきぢき)御教(みをしへ)伝達(でんたつ)されたものである以上(いじやう)は、035余程(よほど)善徳(ぜんとく)智慧(ちゑ)証覚(しようかく)(まつた)きものでなければ(これ)(さと)(こと)出来(でき)ない。036(しか)しながら(かみ)至仁(しじん)至愛(しあい)にましますが(ゆゑ)に、037(この)神諭(しんゆ)密意(みつい)自然界(しぜんかい)外分(ぐわいぶん)(てき)人間(にんげん)容易(たやす)(さと)らしめむが(ため)瑞霊(ずゐれい)神格(しんかく)精霊(せいれい)(みた)し、038変性(へんじやう)女子(によし)肉体(にくたい)(きた)らしめ、039(その)()(とほ)(くち)(とほ)して霊界(れいかい)真相(しんさう)(さと)らしめ(たま)はむとの()経綸(けいりん)(あそ)ばしたのである。
040 大本(おほもと)神諭(しんゆ)各言句(かくげんく)(うち)に、041(ひと)をして内的(ないてき)証覚(しようかく)(すす)むべき事項(じかう)含蓄(がんちく)せしめある所以(ゆゑん)は、042神格(しんかく)(みた)されたる天人(てんにん)(すなは)(ほん)守護神(しゆごじん)言語(げんご)情動(じやうどう)相一致(あひいつち)し、043一々(いちいち)(その)言語(げんご)概念(がいねん)一致(いつち)するものである。044(また)天人(てんにん)語字(ごじ)(その)想念中(さうねんちう)包含(はうがん)する事物(じぶつ)直接(ちよくせつ)如何(いかん)によつて無窮(むきう)転変(てんぺん)するものである。045(なほ)(また)内辺(ないへん)天人(てんにん)言者(げんしや)音声(おんせい)(およ)()(ところ)僅少(きんせう)なる語字(ごじ)によつて(その)(ひと)一生(いつしやう)洞察(どうさつ)知悉(ちしつ)()るのである。046(なん)となれば、047天人(てんにん)(その)語字(ごじ)(うち)含蓄(がんちく)する諸概念(しよがいねん)()つて、048音声(おんせい)各種(かくしゆ)各様(かくやう)変化(へんくわ)する状態(じやうたい)(さつ)し、049これに()つて、050(その)(ひと)(しゆ)とする(ところ)(あい)(しん)(およ)智慧(ちゑ)証覚(しようかく)如何(いか)なるものなるかを()るものである。051現界(げんかい)人間(にんげん)でも(すこ)しく智慧(ちゑ)あり証覚(しようかく)あり公平(こうへい)無私(むし)なる(もの)(いた)つては、052(その)(せき)()きながら天人(てんにん)団体(だんたい)においてゐるものであるから、053対者(たいしや)一言(いちげん)一句(いつく)(うち)(つつ)める意義(いぎ)によつて(その)(ひと)一生(いつしやう)運命(うんめい)識別(しきべつ)()るものである。054人間(にんげん)想念(さうねん)(およ)情動(じやうだう)(その)声音(せいおん)(あら)はれ、055皮膚(ひふ)(あら)はれ、056如何(いか)にしても霊的(れいてき)智者(ちしや)賢者(けんじや)(まへ)には(これ)()する(こと)出来(でき)ないものである。057(この)一言(いちげん)(あい)(ふく)むとか、058(この)一句(いつく)(しん)なりとか、059()一句(いつく)(ゆう)とか、060(この)一句(いつく)()とか、061(すべ)一言(いちげん)一句(いつく)(さい)にも顕現(けんげん)出没(しゆつぼつ)して、062如何(いか)なる聖者(せいじや)といへども賢人(けんじん)といへども、063心中(しんちう)(おも)ひを智慧(ちゑ)証覚(しようかく)(しや)(まへ)には(かく)(こと)出来(でき)ない、064(これ)(すなは)神権(しんけん)如何(いか)にしても(おほ)ふべからざる所以(ゆゑん)である。065(こころ)(あく)なく(よく)なく、066(ぜん)(とく)(みた)されたものは(したが)つて智性(ちせい)発達(はつたつ)情動(じやうだう)変化(へんくわ)非常(ひじやう)活溌(くわつぱつ)なるが(ゆゑ)に、067対者(たいしや)(はら)のドン(ぞこ)まで透見(とうけん)知悉(ちしつ)()るは容易(ようい)なれども、068()(こころ)(よく)あり、069(あく)(つつ)利己心(りこしん)ある(とき)(その)情動(じやうだう)(にぶ)智性(ちせい)(おとろ)へ、070意思(いし)(くる)ひ、071容易(ようい)対者(たいしや)心中(しんちう)透見(とうけん)する(こと)出来(でき)ない。072(ゆゑ)(ひと)(あざむ)かるるものは(みな)(その)(こころ)(あく)(よく)自利心(じりしん)充満(じうまん)してゐる(ゆゑ)である。073(けつ)して愛善(あいぜん)(とく)(みた)され信真(しんしん)(ひかり)()ちた聖人(せいじん)君子(くんし)は、074自然界(しぜんかい)体欲(たいよく)(まよ)悪人(あくにん)(あざむ)かるるものでない。075(えう)するに(よく)(ふか)(われ)よしの人間(にんげん)相応(さうおう)()によつて貪欲(どんよく)悪人(あくにん)欺瞞(ぎまん)され、076取返(とりかへ)しのならぬ失敗(しつぱい)(まね)くものである。
077 さうして自分(じぶん)迂愚(うぐ)不明(ふめい)から悪人(あくにん)(あざむ)かれ(みづか)窮地(きゆうち)(おちい)り、078(つひ)には(その)人間(にんげん)仇敵(きうてき)(ごと)(うら)(かつ)(ののし)り、079(つひ)には自分(じぶん)悪欲心(あくよくしん)より()でたる(こと)平然(へいぜん)として口角(こうかく)(つか)ねながら、080(その)竹篦(しつぺい)(つひ)(かみ)(おん)(うへ)にまで(およ)ぼすものである。081(かれ)()(ここ)(いた)つて天道(てんだう)()()か、082(かみ)(はた)して(この)()にあるものか、083(はた)して(かみ)(この)()儼存(げんぞん)するものならば、084何故(なにゆゑ)(かく)(ごと)悪人(あくにん)(くる)しめられ()るのも(あは)れみ(たま)はず傍観(ばうくわん)(てき)態度(たいど)()らるるや、085吾々(われわれ)(かく)(ごと)悪事(あくじ)災難(さいなん)(のが)家運(かうん)長久(ちやうきう)朝夕(てうせき)(いの)立派(りつぱ)にお給仕(きふじ)をして信仰(しんかう)(はげ)んで()つたのに(なん)(こと)だ。086(かみ)には()がないのか、087(みみ)がないのか(など)()つて、088恨言(うらみごと)百万(ひやくまん)陀羅(だら)(なら)()て、089(つひ)には信仰(しんかう)より(はな)自暴(じぼう)自棄(じき)(おちい)り、090益々(ますます)(ふか)地獄(ぢごく)(そこ)陥落(かんらく)するものである。091(すべ)(この)宇宙(うちう)至善(しぜん)至真(ししん)至愛(しあい)(かみ)目的(もくてき)のために万物(ばんぶつ)(つく)り、092相応(さうおう)順序(じゆんじよ)によつて人間(にんげん)(かみ)形体(けいたい)(つく)り、093神業(しんげふ)完全(くわんぜん)遂行(すゐかう)せしめ(たま)はむとして、094万物(ばんぶつ)霊長(れいちやう)として人間(にんげん)()(くだ)(たま)うたものなる以上(いじやう)は、095人間(にんげん)神界(しんかい)秩序(ちつじよ)整然(せいぜん)たる順序(じゆんじよ)(まも)り、096(ぜん)(ため)(ぜん)をなし(しん)(ため)(しん)(つく)さねばならぬのである。097(しか)るに現代(げんだい)(とほ)神代(かみよ)黄金(わうごん)時代(じだい)何時(いつ)しか()り、098白銀(はくぎん)時代(じだい)099赤銅(しやくどう)時代(じだい)100黒鉄(こくてつ)時代(じだい)漸次(ぜんじ)堕落(だらく)して、101(いま)混沌(こんとん)たる泥海(どろうみ)世界(せかい)となつて(しま)つたのである。102(これ)人間(にんげん)(かみ)より自由(じいう)(あた)へて、103十二分(じふにぶん)神的(しんてき)活動(くわつどう)(きた)さしめ(たま)はむとし(たま)うたのを、104人間(にんげん)次第(しだい)々々(しだい)(かみ)(そむ)八岐(やまた)大蛇(をろち)曲神(まがかみ)(など)捕虜(ほりよ)となり、105(つひ)(みづか)(かみ)(そむ)(かみ)存在(そんざい)をも無視(むし)するに(いた)つた(ため)に、106かかる暗黒(あんこく)無明(むみやう)世界(せかい)現出(げんしゆつ)したのである。107(しか)しながら(もの)(きう)すれば(たつ)すると()つて至仁(しじん)至愛(しあい)にして無限(むげん)絶対(ぜつたい)権力(けんりよく)具備(ぐび)(たま)大神(おほかみ)何時(いつ)(まで)(これ)看過(かんくわ)(たま)ふべき。108ここに大神(おほかみ)現幽神(げんいうしん)三界(さんかい)大革正(だいかくせい)遂行(すゐかう)せむが(ため)予言者(よげんしや)地上(ちじやう)(くだ)し、109(ある)一定(いつてい)猶予(いうよ)期間(きかん)(あた)へて愚昧(ぐまい)兇悪(きやうあく)なる人間(にんげん)(たい)(かみ)(あい)(さと)らしめ、110勝手(かつて)気儘(きまま)行動(かうどう)(あらた)めしめむと劃策(くわくさく)(たま)うたのである。111(これ)(おも)へば吾々(われわれ)人間(にんげん)大慈(だいじ)大悲(だいひ)大神(おほかみ)神慮(しんりよ)奉戴(ほうたい)し、112造次(ざうじ)にも顛沛(てんぱい)にも精霊(せいれい)(みが)改過(かいくわ)遷善(せんぜん)(みち)()ぐるに(つと)めねばならぬのである。
113 ()偽善者(きぜんしや)たるランチ、114片彦(かたひこ)両人(りやうにん)宣伝(せんでん)将軍(しやうぐん)伊吹戸主(いぶきどぬし)(かみ)(はか)らひによつて地獄(ぢごく)()()めらるる(こと)となつた。115ガリヤ、116ケースも(また)(その)(あと)につき(したが)ふ。117(おほ)きな(いは)虚隙(きよげき)から無理(むり)番卒(ばんそつ)押込(おしこ)まれ真暗(まつくら)(あな)()()んだ。118(ななめ)下方(かはう)(むか)つた隧道(すゐだう)屈曲(くつきよく)(はなはだ)しく(とほ)つてゐる。119両手(りやうて)(さぐ)らなければ何時(なんどき)岩壁(がんぺき)(あたま)()ちつけ、120(また)足許(あしもと)注意(ちゆうい)せなくては何時(いつ)(つまづ)くか(わか)らない暗黒道(あんこくだう)を、121()(にん)(こし)(かが)めながら(あと)から何物(なにもの)にか()さるる(やう)心地(ここち)して次第(しだい)々々(しだい)(くだ)つて()く。122(すこ)(こし)()ばさうとすれば(あたま)(うへ)岩壁(がんぺき)(さへぎ)られる。123丁度(ちやうど)海老腰(えびごし)(やう)になつて、124(なん)とも()はれぬ(くさ)(にほひ)のする(みち)際限(さいげん)もなく(さぐ)(さぐ)(ふか)(ふか)()()んで()つた。125(すこ)しく薄明(うすあか)(ところ)()(にん)(やうや)()いた。126そこには(まる)人間(にんげん)(くぐ)るだけの(あな)(むつ)つばかり(のぞ)眼鏡(めがね)(やう)(なら)んでゐる。127さうして(あを)128(あか)顔面(がんめん)をさらした守衛(しゆゑい)一々(いちいち)()つて()て、129ものをも()はず()(にん)(おな)(あな)無理(むり)やりに突込(つつこ)んで(しま)つた。130臭気(しうき)紛々(ふんぷん)として嘔吐(おうど)(もよほ)すが(ごと)其辺(そこら)一面(いちめん)不愉快(ふゆくわい)さ、131(かれ)()()(にん)(かへつ)愉快(ゆくわい)になり腐肉(ふにく)臭気(しうき)堆糞(たいふん)(にほひ)(はな)(うごめ)かし、132(うれ)しさうに()ぎながらヤツと安心(あんしん)したものの(ごと)(いき)をつき(また)もやドンドンと以前(いぜん)より(やや)薄明(うすあか)隧道(すゐだう)(みぎ)(ひだり)()れながら(くだ)りゆくのであつた。133()(にん)(やうや)くにして(すこ)しく(ひろ)(ところ)()いた。134()れば其処(そこ)(おほ)きな(かは)(よこ)たはつてゐる。135さうして(ほそ)(なが)(はし)()けられてある。136ここには(いかめ)しい(かほ)をした冥官(めいくわん)武装(ぶさう)をして二十(にじふ)(にん)ばかり(ひか)へて()た。137冥官(めいくわん)一人(ひとり)はツと(まへ)(すす)()り、
138冥官(その)(はう)はランチ将軍(しやうぐん)139片彦(かたひこ)将軍(しやうぐん)(まを)して、140現界(げんかい)(おい)非常(ひじやう)体主(たいしゆ)霊従(れいじう)(おこな)ひを(いた)し、141人獣(にんじう)合一(がふいつ)悪業(あくごふ)(さか)んにやつた人足(にんそく)だから、142(この)(はし)(わた)つて(むか)ふへ()け。143(この)(はし)無事(ぶじ)(わた)られたならば(ふたた)娑婆(しやば)(かへ)してやらう。144(しか)(これ)(わた)られぬ(とき)は、145(この)橋下(はしした)()んでゐる数多(あまた)怪物(くわいぶつ)(ため)(その)(はう)(さいな)まれ、146(もつと)(くる)しき地獄(ぢごく)()ちるのだ。147さあ(はや)()け』
148とせき()(にら)みつける。149()(にん)四肢(しこ)五体(ごたい)(ちから)何時(いつ)しかスツカリ()けて(しま)ひ、150手足(てあし)がブルブルと(ふる)(をのの)き、151満足(まんぞく)(ある)(こと)出来(でき)なくなつてゐた。152さうして(この)(はし)には罪人橋(ざいにんばし)橋詰(はしづめ)立札(たてふだ)()つてゐる。153(その)(なが)さは()(とど)かぬばかり(ほとん)数百町(すうひやくちやう)(およ)んでゐる。154さうして(はし)(はば)(わづ)かに(いつ)(しやく)ばかり、155一寸(ちよつと)(からだ)平均(へいきん)(うしな)つたが最後(さいご)156真逆(まつさか)(さま)(ひやく)(しやく)以上(いじやう)(かは)()()まねばならぬ。157さうして(その)(みづ)(ふか)さは地球(ちきう)中心(ちうしん)(たつ)して()ると(つた)へられ、158幾千万(いくせんまん)(ぢやう)(ふか)さとも(わか)らない。159(この)(はし)には(てすり)もなく、160(くは)ふるにヒヨヒヨとして上下(じやうげ)左右(さいう)()(うご)く、161(じつ)危険(きけん)(はし)である。162さうして(はし)(した)には激流(げきりう)飛沫(ひまつ)をとばし赤黒(あかぐろ)汚穢(をゑ)(みづ)(なが)れてゐる。163さうして(なん)とも形容(けいよう)出来(でき)怪物(くわいぶつ)沢山(たくさん)()み、164(はし)(うへ)通行(つうかう)するものが(あやま)つて()ちて()るのを、165大口(おほぐち)()けて()つて()るその(おそ)ろしさ。166一目(ひとめ)()ても身慄(みぶる)ひする(やう)である。167さうして(はし)(うへ)には(はだ)(つんざ)(ごと)寒風(かんぷう)()き、168(なん)とも()へぬ(いや)らしき(こゑ)169八方(はつぱう)より(きこ)えて()るのであつた。
170 ランチは(あま)りの(おそ)ろしさに身体(しんたい)すくみ、171ビリビリ(ふる)うて()ると冥官(めいくわん)一人(ひとり)は、
172冥官『サア、173ランチ将軍(しやうぐん)174(その)(はう)現界(げんかい)(おい)ては立派(りつぱ)なるバラモンの宣伝(せんでん)将軍(しやうぐん)ではなかつたか。175沢山(たくさん)敵味方(てきみかた)(いのち)をとつたる英雄(えいゆう)豪傑(がうけつ)でありながら、176何故(なにゆゑ)これしきの(はし)(おそ)ろしいのか。177サア(はや)(むか)ふへ(わた)れ』
178厳命(げんめい)した。179ランチは(ふる)(ごゑ)()して、
180ランチ『イヤ、181モシ冥官(めいくわん)(さま)182斯様(かやう)(おそ)ろしい(ところ)到底(たうてい)(わた)(こと)出来(でき)ませぬ。183何卒(どうぞ)改心(かいしん)しますから、184(もと)(ところ)へお(かへ)(くだ)さい。185(ねがひ)(ござ)います』
186冥官『ならぬならぬ、187(けつ)して霊界(れいかい)(おい)ては(なんぢ)()()かる責苦(せめく)(あた)へ、188(これ)(もつ)快楽(くわいらく)としてゐるのではない。189大神(おほかみ)(さま)(はじ)め、190すべてのエンゼルも冥官(めいくわん)も、191一人(ひとり)なりとも天国(てんごく)(のぼ)()身魂(みたま)(きた)()(こと)()つてゐるのだ。192(いな)唯一(ゆゐいつ)歓喜(くわんき)としてゐるのだ。193(なんぢ)(みづか)らの罪業(ざいごふ)によつて(なんぢ)(みづか)(この)罪人橋(ざいにんばし)(わた)るべく準備(じゆんび)(いた)し、194(また)(なんぢ)永久(えいきう)住家(すみか)(むか)ふの地獄(ぢごく)(つく)りおいた以上(いじやう)は、195(なんぢ)身魂(みたま)は、196其処(そこ)まで()かねばならぬ。197可愛(かあい)さうなれど吾々(われわれ)(すく)(こと)出来(でき)ぬ。198(なんぢ)(かみ)(あい)(しん)じて(みづか)天国(てんごく)(ひら)くべき(ところ)を、199自然界(しぜんかい)(よく)精霊(せいれい)(けが)し、200()くも浅猿(あさま)しき()(うへ)となつたのだから、201自縄(じじよう)自縛(じばく)(あきら)めて()つてくれ』
202流石(さすが)冥官(めいくわん)憐愍(れんびん)(じやう)()へかねてか、203両眼(りやうがん)より(なみだ)をポロポロと(なが)してゐる。
204片彦(かたひこ)『モシ冥官(めいくわん)(さま)205もはや()うなる(うへ)(みづか)()んだ(おに)(みづか)らを()めるのですから、206如何(どう)とも(いた)(かた)(ござ)いませぬ。207(しか)しながら(その)地獄(ぢごく)随分(ずゐぶん)(つら)(ところ)(ござ)いませうな』
208冥官地獄(ぢごく)にも色々(いろいろ)あるが()大別(たいべつ)して十八(じふはち)地獄(ぢごく)(わか)つてゐる。209さうして(その)地獄(ぢごく)にも(その)罪業(ざいごふ)によつて大小(だいせう)軽重(けいぢう)区別(くべつ)がある。210地獄(ぢごく)団体(だんたい)今日(こんにち)(ところ)にては幾万(いくまん)(もつ)(かぞ)へられるであらう。211(その)(うち)(おも)なる地獄(ぢごく)は、212吊釣(てうきん)地獄(ぢごく)213幽枉(いうわう)地獄(ぢごく)214火孔(くわこう)地獄(ぢごく)215郭都(ほうと)地獄(ぢごく)216抜舌(ばつぜつ)地獄(ぢごく)217剥皮(はくひ)地獄(ぢごく)218磨摧(まさい)地獄(ぢごく)219碓搗(うすつき)地獄(ぢごく)220車崩(しやほう)地獄(ぢごく)221寒氷(かんぴよう)地獄(ぢごく)222脱壳(だつこく)地獄(ぢごく)223抽腸(ちうちやう)地獄(ぢごく)224油鍋(ゆくわ)地獄(ぢごく)225暗黒(あんこく)地獄(ぢごく)226刀山(たうざん)地獄(ぢごく)227血池(ちのいけ)地獄(ぢごく)228阿鼻(あび)地獄(ぢごく)229秤杆(へうかん)地獄(ぢごく)()つて、230(これ)大体(だいたい)地獄(ぢごく)であり、231(その)(うち)罪業(ざいごふ)大小(だいせう)軽重(けいぢゆう)によつてそれぞれの階段(かいだん)出来(でき)てゐる。232(まへ)(たち)(しつか)りして、233地獄(ぢごく)()つたら随分(ずゐぶん)(あく)(つよ)(やつ)だから地獄(ぢごく)統治者(とうちしや)となるかも()れない。234それを(たのし)みに()つたがよからう』
235片彦如何(どう)しても吾々(われわれ)地獄(ぢごく)(まゐ)らねばなりませぬか』
236冥官『お(まへ)(たち)()(にん)霊衣(れいい)()れば(なほ)多少(たせう)朧気(おぼろげ)円相(ゑんさう)(のこ)つてゐる。237()冥土(めいど)(きた)るべき命数(めいすう)でないが、238(しか)しながら伊吹戸主(いぶきどぬし)(かみ)(さま)より()命令(めいれい)があつたによつて、239如何(どう)しても此処(ここ)(とほ)さにやならぬ。240()(にん)()(にん)ながら、241まだ娑婆臭(しやばくさ)亡者(まうじや)()るとは不思議(ふしぎ)千万(せんばん)だ』
242(くび)(かたむ)思案顔(しあんがほ)をしてゐる。
243 かかる(ところ)(ほね)(かは)とになつた我利(がり)々々(がり)亡者(まうじや)一隊(いつたい)244雑魚(ざこ)(ほね)()()けた(やう)にウヨウヨウヨと幾百千(いくひやくせん)とも数知(かずし)れず(あら)はれ(きた)り、245ランチ、246片彦(かたひこ)両将軍(りやうしやうぐん)(むか)ひ、247()()はれぬ(いや)らしき(こゑ)()(しぼ)り、248前後(ぜんご)左右(さいう)より武者(むしや)()りつく(その)(いや)らしさ。249ガリヤ、250ケースも(また)相当(さうたう)(いや)らしき怪物(くわいぶつ)にとりまかれ、251悲鳴(ひめい)をあげて()(さけ)んでゐる。
252 (この)(とき)何処(どこ)ともなく(あま)数歌(かずうた)(かす)かに(きこ)えて()た。253()()るうちに我利(がり)々々(がり)亡者(まうじや)(けむり)(ごと)()えて(しま)つた。254さうして数多(あまた)(いかめ)しき冥官(めいくわん)姿(すがた)一人(ひとり)()二人(ふたり)()り、255おひおひと(その)(すう)(げん)ずるのであつた。256宣伝歌(せんでんか)(こゑ)おひおひ(ちか)づいたと()えて、257だんだん(たか)(きこ)えて()た。258非常(ひじやう)薄暗(うすぐら)かつた四辺(あたり)は、259薄紙(うすがみ)()いだ(やう)次第(しだい)々々(しだい)(あか)るくなつて()た。
260大正一二・一・一三 旧一一・一一・二七 北村隆光録)
目で読むのに疲れたら耳で聴こう!霊界物語の朗読ユーチューブ
オニド関連サイト最新更新情報
10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【メールアドレス
合言葉「みろく」を入力して下さい→  
霊界物語ネットは飯塚弘明が運営しています。【メールアドレス】 / 動作に不具合や誤字脱字等を発見されましたら是非お知らせ下さるようお願い申し上げます。 / 本サイトに掲載されている霊界物語等の著作物の電子データは飯塚弘明ほか、多数の方々の協力によって作られました。(スペシャルサンクス) / 本サイトの著作権(デザイン、プログラム、凡例等)は飯塚弘明にあります。出口王仁三郎の著作物(霊界物語等)の著作権は保護期間が過ぎていますのでご自由にお使いいただいて構いません。ただし一部分を引用するのではなく、本サイト掲載の大部分を利用して電子書籍等に転用する場合には、必ず出典と連絡先を記して下さい。→「本サイト掲載文献の利用について」 / 出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別的と見なされる言葉や表現もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。 / プライバシーポリシー
(C) 2007-2024 Iizuka Hiroaki