霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一二章 西王母(せいわうぼ)〔一二六六〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第48巻 舎身活躍 亥の巻 篇:第3篇 愛善信真 よみ(新仮名遣い):あいぜんしんしん
章:第12章 西王母 よみ(新仮名遣い):せいおうぼ 通し章番号:1266
口述日:1923(大正12)年01月13日(旧11月27日) 口述場所: 筆録者:北村隆光 校正日: 校正場所: 初版発行日:1924(大正13)年10月25日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
高天原の大主宰神は大国常立尊である。またの御名は天之御中主大神と称え奉る。その霊徳が完全に発揮し給う御状態を称して天照皇大神と称え奉るのである。
この大神様は厳霊と申し奉る。厳という意義は、至厳至貴至尊にして過去、現在、未来に一貫し、無限絶対無始無終にまします神という意義である。愛と信との源泉と現れます至聖至高の御神格である。
あるときには瑞霊と現れて、現界、幽界、神界の三方面に出没し、一切万有に永遠の生命を与えて歓喜悦楽を下し給う神様である。瑞という意義は、水々しということであって、至善至美至愛至真にましまし、かつ円満具足の大光明ということである。また霊力体の三大元に関して守護し給うゆえに三つの御魂と称え奉り、現・幽・神三界を守り給う。
神は宇宙にただ一柱ましますのみであるが、その御神格の情動によって万神と化現し給うものである。厳霊は経の御魂と申し上げ神格の本体とならせ給い、瑞霊は実地の活動力におわしまして御神格の目的(用)をなし給うべく現れ給う。ゆえに言霊学上、瑞霊を豊国主尊と申し奉り、また神素盞嗚尊とも称え奉るのである。
厳霊は高天原の太陽と現れ給うが、瑞霊は高天原の月と現れ給う。ミロクの大神を月の大神と申し上げる。ミロクは至仁至愛の意味である。その仁愛と信真によって宇宙の改造に直接当たらせ給うゆえに、漢字にて弥勒すなわち「いよいよ革む力」と書く。これによってこの神の御神業を知ることができる。
善悪不二、正邪一如ということも、自然界の法則を基礎としてはとうていその真相はわからない。これらの言葉は、自然界の人間が言うべき資格はない。ただ神の大慈大悲の御目より見給いて仰せられる言葉であって、その大愛に区別がないことを示しているのである。
人は自然界に身を置きながらも、霊主体従といって神を先にし愛の善と信の智を主として世に立たなければならない。しかし現代人はどうしても体を重んじ霊を軽んじて物質的欲念にかられて地獄に落ちやすい。
こうした現界の不備欠点を補うために、大神は自ら地に降りその神格によって精霊を充たし、予言者に天界の福音を宣伝せしめ給うにいたったのである。
人間は天人の養成器となり苗代となるべきもので、天人は人間の善徳が発達したものである。ゆえに人間は、現界の生を終えて天国に復活し、天国をますます円満ならしめるべく活動するために、大神の目的によって造られたのである。
大神の神格の内流は終極点である人間の肉体に来たり、そこに留まってその霊性を発達せしめ、しかして天国に復活し、ここに初めて天国各団体を構成するに至るものである。ゆえに人は天地経綸の司宰者といい、天地の花といい、神の生き宮と称えるゆえんである。
治国別と竜公は、言霊別命の案内によって第一天国に着いた。ここには得も言われぬ荘厳を極めた宮殿が立っている。これは日の大神の永久に鎮まります都率天の天国紫微宮であって、神道家のいう日の若宮である。
宮殿の前の広庭には天人が列をなして一行が来るのを歓喜をもって迎えていた。言霊別命はこの情景を指さして二人に示したが、二人はただ輝く光と天人の姿がかすかに見えるだけであった。
二人は言霊別命の後にしたがい、天人たちが歓迎する中、被面布をかぶって静かに進んで行った。言霊別命は門内に二人を待たせて奥に進んで行った。二人は園内の美しさに驚きに打たれて吐息をもらしている。
そこへ目もくらむばかりの光を放ち、ゆうゆうと入り来る天女があった。二人は思わず大地にしゃがみ敬礼を表した。この女神は西王母といって伊邪那美尊の御分身、坤の金神であった。
女神は言霊別命が奥殿から帰ってくるまで、二人に庭園を巡覧させようと桃畑に導いた。庭園は前園、中園、後園に区画されており、西王母は二人に桃園の説明をしながら案内した。
前園の桃は三千年に一度熟し、これを食う者は最高天国の天人の列に加えられる。中園の桃は六千年に一度実り、これを食う者は天地とともに長生きし不老不死の生命を続けることができる。後園の桃は九千年に一度実り、これを食う者は天地日月と共に生命を等しくする。
西王母はこの因縁の詳細を治国別に説いた。この密意は容易に発表することはできない。しかし桃は地上においては三月三日に花咲き、五月五日に熟するものであることは、この物語に示された。これによってこの桃にどんな御経綸があるかは推知できるであろう。
西王母はひとたび地上に降臨して黄錦の御衣を着し、数多のエンゼルと共にこれを地上の神権者にささげ給う時機があることは、現在流行の謡曲によっても推知することができるであろう。
西王母は桃園の案内を終わり、二人に別れを告げて神姿を隠し給うた。二人はその後ろ姿を伏し拝み、示された神界経綸の密意を覚り合掌して感涙にむせんだ。
そこへ、紫微宮の黄金の中門を開いて現れ来た美しい天女が五色の光輝に満ちた羽衣を来て現れ来たるその荘厳さとその円満の相は、二人にとっても天国巡覧以来初めてであった。
十二人の天女たちは無言のまま二人を差し招いた。今まで聞いたこともない微妙な音楽が四方から起こり、芳香馥郁として薫じ、二人は歓喜に充たされてかすかに天津祝詞を奏上しながら進んで行った。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2023-05-27 12:18:40 OBC :rm4812
愛善世界社版:175頁 八幡書店版:第8輯 653頁 修補版: 校定版:182頁 普及版:91頁 初版: ページ備考:
派生[?]この文献を底本として書かれたと思われる文献です。[×閉じる]出口王仁三郎著作集 > 第一巻「神と人間」 > 『霊界物語』 抄 > 愛善信真
001 高天原(たかあまはら)総統神(そうとうしん)(すなは)(だい)主宰神(しゆさいしん)大国常立(おほくにとこたちの)(みこと)である。002(また)御名(みな)天之(あめの)御中主(みなかぬしの)大神(おほかみ)(とな)(たてまつ)り、003(その)霊徳(れいとく)完全(くわんぜん)発揮(はつき)(たま)()状態(じやうたい)(しよう)して天照皇(あまてらすすめ)大神(おほかみ)(とな)(たてまつ)るのである。004そして(この)大神(おほかみ)(さま)厳霊(いづのみたま)(まを)(たてまつ)る。005(いづ)()意義(いぎ)至厳(しげん)至貴(しき)至尊(しそん)にして過去(くわこ)006現在(げんざい)007未来(みらい)一貫(いつくわん)し、008無限(むげん)絶対(ぜつたい)無始(むし)無終(むしう)(まし)ます(かみ)意義(いぎ)である。009さうして(あい)(しん)との源泉(げんせん)()れます至聖(しせい)至高(しかう)()神格(しんかく)である。010さうして(ある)(とき)には瑞霊(みづのみたま)(あら)はれ現界(げんかい)011幽界(いうかい)012神界(しんかい)三方面(さんはうめん)出没(しゆつぼつ)して一切(いつさい)万有(ばんいう)永遠(ゑいゑん)生命(せいめい)(あた)歓喜(くわんき)悦楽(えつらく)(くだ)(たま)(かみ)(さま)である。013(みづ)()意義(いぎ)水々(みづみづ)しと()(こと)であつて至善(しぜん)至美(しび)至愛(しあい)至真(ししん)(まし)まし(かつ)円満(ゑんまん)具足(ぐそく)大光明(だいくわうみやう)()(こと)になる。014(また)霊力体(れいりよくたい)三大元(さんだいげん)関聯(くわんれん)して守護(しゆご)(たま)(ゆゑ)(みつ)御魂(みたま)(とな)(たてまつ)り、015(あるひ)現界(げんかい)016幽界(いうかい)地獄界(ぢごくかい))、017神界(しんかい)三界(さんかい)(まも)(たま)ふが(ゆゑ)(みつ)御魂(みたま)とも(とな)(たてまつ)るのである。018(えう)するに(かみ)宇宙(うちう)(ただ)一柱(ひとはしら)(まし)ますのみなれども、019(その)()神格(しんかく)情動(じやうどう)によつて万神(ばんしん)化現(けげん)(たま)ふものである。020さうして厳霊(いづのみたま)(たて)御霊(みたま)(まを)()神格(しんかく)本体(ほんたい)とならせ(たま)ひ、021瑞霊(みづのみたま)実地(じつち)活動力(くわつどうりよく)(おは)しまして()神格(しんかく)目的(もくてき)(すなは)(よう)()(たま)ふべく(あら)はれ(たま)うたのである。022(ゆゑ)言霊学(ことたまがく)(じやう)(これ)豊国主(とよくにぬしの)(みこと)(まを)(たてまつ)(また)(かむ)素盞嗚(すさのをの)(みこと)とも(とな)(まつ)るのである。023さうして厳霊(いづのみたま)高天原(たかあまはら)太陽(たいやう)(あら)はれ(たま)ひ、024瑞霊(みづのみたま)高天原(たかあまはら)(つき)(あら)はれ(たま)ふ。025(ゆゑ)にミロクの大神(おほかみ)(つき)大神(おほかみ)申上(まをしあ)ぐるのである。026ミロクと()意味(いみ)至仁(しじん)至愛(しあい)()である。027さうして(その)仁愛(じんあい)信真(しんしん)によつて、028宇宙(うちう)改造(かいざう)直接(ちよくせつ)(あた)らせ(たま)(ゆゑ)に、029弥勒(みろく)漢字(かんじ)()いて弥々(いよいよ)(あらた)むる(ちから)とあるのを()ても、030(この)(かみ)()神業(しんげふ)如何(いか)なるかを()(こと)()らるるのである。031善悪(ぜんあく)不二(ふじ)032正邪(せいじや)一如(いちによ)()(ごと)きも、033自然界(しぜんかい)法則(はふそく)基礎(きそ)としては到底(たうてい)(その)真相(しんさう)(わか)るものでない。034善悪(ぜんあく)不二(ふじ)035正邪(せいじや)一如(いちによ)言葉(ことば)自然界(しぜんかい)人間(にんげん)()ふべき資格(しかく)はない、036(ただ)(かみ)大慈(だいじ)大悲(だいひ)御目(みめ)より見給(みたま)ひて(おほ)せられる言葉(ことば)であつて、037(かみ)善悪(ぜんあく)正邪(せいじや)区別(くべつ)()つて(その)大愛(たいあい)(あつ)(うす)きの区別(くべつ)なき意味(いみ)善悪(ぜんあく)不二(ふじ)038正邪(せいじや)一如(いちによ)(おほ)せらるるのである。039(しか)しながら自然界(しぜんかい)事物(じぶつ)(つい)ても(また)善悪(ぜんあく)混淆(こんこう)美醜(びしう)(たがひ)(まじ)はつて一切(いつさい)万物(ばんぶつ)成育(せいいく)し、040一切(いつさい)順序(じゆんじよ)成立(なりた)つのである。041(ゆゑ)(ひと)霊主(れいしゆ)体従(たいじう)()つて自然界(しぜんかい)()()くとも、042(すべ)何事(なにごと)(かみ)(さき)にし、043(あい)(ぜん)(しん)()(しゆ)として()()たねばならないのである。044(しか)るに霊的(れいてき)事物(じぶつ)(なん)たるを()(こと)出来(でき)ない(やう)になつた現代人(げんだいじん)は、045如何(どう)しても不可見(ふかけん)霊界(れいかい)徹底(てつてい)(てき)(しん)()ず、046(やや)霊的(れいてき)観念(くわんねん)(いう)するものと(いへど)も、047(えう)するに暗中(あんちう)模索(もさく)(ゐき)(だつ)する(こと)出来(でき)ない。048それ(ゆゑ)(ひと)()うしても(たい)(おも)んじ、049(れい)(かる)んじ物質(ぶつしつ)(てき)欲念(よくねん)()られ(やす)地獄(ぢごく)()(やす)きものである。050かかる現界(げんかい)不備(ふび)欠点(けつてん)(おぎな)はむが(ため)大神(おほかみ)(みづか)()(くだ)(その)神格(しんかく)()つて精霊(せいれい)(みた)し、051予言者(よげんしや)(むか)つて地上(ちじやう)蒼生(さうせい)天界(てんかい)福音(ふくいん)宣伝(せんでん)(たま)ふに(いた)つたのである。052(すべ)人間(にんげん)現実界(げんじつかい)(うま)れて()たのは、053()はば天人(てんにん)胞衣(えな)(ごと)きものである。054さうして(また)天人(てんにん)養成器(やうせいき)となり苗代(なはしろ)となり(また)霊子(れいし)温鳥(ぬくめどり)となり、055天人(てんにん)(なへ)(そだ)つる農夫(のうふ)ともなり()ると(とも)に、056人間(にんげん)天人(てんにん)(その)ものであり(また)在天国(ざいてんごく)天人(てんにん)人間(にんげん)善徳(ぜんとく)発達(はつたつ)したものである。057さうして天人(てんにん)愛善(あいぜん)信真(しんしん)()つて永遠(ゑいゑん)生命(せいめい)保持(ほぢ)()るものである。058(ゆゑ)人間(にんげん)現界(げんかい)(せい)()天国(てんごく)復活(ふくくわつ)し、059現界人(げんかいじん)相似(さうじ)せる生涯(しやうがい)永遠(ゑいゑん)(おく)り、060天国(てんごく)円満(ゑんまん)をして益々(ますます)円満(ゑんまん)ならしむべく活動(くわつどう)せしむる(ため)に、061大神(おほかみ)目的(もくてき)()つて(つく)りなされたものである。062(ゆゑ)高天原(たかあまはら)()ける天国(てんごく)(およ)霊国(れいごく)天人(てんにん)一人(ひとり)として人間(にんげん)より(きた)らないものはない。063大神(おほかみ)(さま)(のぞ)(ほか)064一個(いつこ)天人(てんにん)たりとも天国(てんごく)(おい)(うま)れたものはないのである。065(かなら)神格(しんかく)内流(ないりう)終極点(しうきよくてん)たる人間(にんげん)肉体(にくたい)(きた)り、066此処(ここ)(とど)まつて(その)霊性(れいせい)発達(はつたつ)せしめ、067(しか)して(のち)天国(てんごく)復活(ふくくわつ)し、068(ここ)(はじ)めて天国(てんごく)各団体(かくだんたい)構成(こうせい)するに(いた)るものである。069(ゆゑ)(ひと)天地(てんち)経綸(けいりん)司宰者(しさいしや)()ひ、070(また)天地(てんち)(はな)()ひ、071(かみ)生宮(いきみや)(とな)ふる所以(ゆゑん)である。072愚昧(ぐまい)なる古今(ここん)宗教家(しうけうか)伝教者(でんけうしや)(おほむ)(この)()(わきま)へず、073天人(てんにん)()へば、074(もと)より天国(てんごく)()つて特別(とくべつ)(かみ)恩恵(おんけい)()つて天国(てんごく)(うま)れたるものの(ごと)(かんが)へ、075(また)地獄(ぢごく)にある悪鬼(あくき)どもは(もと)より地獄(ぢごく)発生(はつせい)せしものの(ごと)(かんが)へ、076(その)地獄(ぢごく)邪鬼(じやき)人間(にんげん)堕落(だらく)したる霊魂(れいこん)制御(せいぎよ)(あるひ)(くる)しむるものとのみ(かんが)へてゐたのである。077(これ)(だい)なる誤解(ごかい)であつて、078数多(あまた)人間(にんげん)(まよ)はす(こと)079(じつ)(だい)なりと()ふべしである。080(ここ)(おい)(かみ)時機(じき)(かんが)へ、081弥勒(みろく)()(くだ)し、082全天界(ぜんてんかい)一切(いつさい)(その)腹中(ふくちう)胎蔵(たいざう)せしめ、083(これ)地上(ちじやう)万民(ばんみん)(さと)し、084天国(てんごく)福音(ふくいん)完全(うまら)詳細(つばら)(しめ)させ(たま)仁慈(みろく)御代(みよ)到来(たうらい)したのである。085されど大神(おほかみ)予言者(よげんしや)想念中(さうねんちう)()(たま)ひ、086(その)記憶(きおく)基礎(きそ)として(つた)(たま)ふが(ゆゑ)に、087日本人(につぽんじん)肉体(にくたい)(くだ)(たま)(とき)(すなは)日本(につぽん)言葉(ことば)(もつ)(あら)はし(たま)ふものである。088科学(くわがく)(てき)頭脳(づなう)()せられたる現代(げんだい)学者(がくしや)(また)小賢(こざか)しき人間(にんげん)は「(かみ)全智(ぜんち)全能(ぜんのう)なるべきものだ。089(しか)るに何故(なにゆゑ)各国(かくこく)(たみ)(わか)(やす)く、090地上(ちじやう)(いた)(ところ)言語(げんご)(もち)ひて(しめ)(たま)はざるや」と()つて批判(ひはん)(こころ)み、091(かみ)(つか)はしたる予言者(よげんしや)(げん)(もつ)怪乱(くわいらん)狂妄(きやうまう)(ののし)り、092(あるひ)無学者(むがくしや)(げん)とか(あるひ)不徹底(ふてつてい)言説(げんせつ)とか(なん)とかケチをつけたがる(めくら)(おほ)いのは、093(かみ)予言者(よげんしや)(おほい)迷惑(めいわく)(かん)ずる(ところ)である。
094 高天原(たかあまはら)天界(てんかい)至大(しだい)なる一形式(いちけいしき)(そな)へたる一個人(いちこじん)である。095さうして高天原(たかあまはら)構成(こうせい)されたる天国(てんごく)各団体(かくだんたい)(これ)()げる(ところ)(だい)なる形式(けいしき)(そな)へたる一個人(いちこじん)(やう)なものである。096さうして天人(てんにん)(また)(その)至小(しせう)なる一個人(いちこじん)である。097人間(にんげん)(また)天界(てんかい)模型(もけい)であり、098小天地(せうてんち)である(こと)(しばしば)()べた(ところ)である。099(かみ)(この)一個人(いちこじん)なる高天原(たかあまはら)頭脳(づなう)となつて(その)(なか)(ぢゆう)(たま)ひ、100万有(ばんいう)一切(いつさい)統御(とうぎよ)(たま)(ゆゑ)に、101(また)地獄界(ぢごくかい)統御(とうぎよ)(たま)ふは自然(しぜん)道理(だうり)である。102人間(にんげん)(また)(その)形体中(けいたいちう)天国(てんごく)小団体(せうだんたい)たる諸官能(しよくわんのう)(そな)種々(しゆじゆ)機関(きくわん)(ざう)し、103(しか)して天国(てんごく)地獄(ぢごく)包含(はうがん)してゐるものである。
104 ()高天原(たかあまはら)(ごと)(きは)めて円満(ゑんまん)具足(ぐそく)せる形式(けいしき)(いう)するものには、105(おのおの)分体(ぶんたい)全般(ぜんぱん)面影(おもかげ)があり(また)全般(ぜんぱん)各分体(かくぶんたい)面影(おもかげ)がある。106(その)理由(りいう)高天原(たかあまはら)一個(いつこ)結社(けつしや)(やう)なものであつて、107(その)一切(いつさい)所有(しよいう)(しう)(とも)相分(あひわか)ち、108(しう)(また)一切(いつさい)(その)所有(しよいう)結社(けつしや)より受領(じゆりやう)して生涯(しやうがい)(おく)(ゆゑ)である。109かくの(ごと)天界(てんかい)天人(てんにん)一切(いつさい)天的(てんてき)事物(じぶつ)受領者(じゆりやうしや)なるによつて、110(かれ)(また)一個(いつこ)天界(てんかい)(きは)めて(せう)なるものとなすのである。111現界(げんかい)人間(にんげん)(いへど)も、112(その)()(うち)高天原(たかあまはら)(ぜん)摂受(せつじゆ)する(かぎ)り、113天人(てんにん)(ごと)受領者(じゆりやうしや)ともなり、114一個(いつこ)天界(てんかい)ともなり、115(また)一個(いつこ)天人(てんにん)ともなるのである。
116 治国別(はるくにわけ)117竜公(たつこう)両人(りやうにん)言霊別(ことたまわけの)(みこと)案内(あんない)によつて第一(だいいち)天国(てんごく)(ある)個所(かしよ)(やうや)()いた。118此処(ここ)には()()はれぬ荘厳(さうごん)(きは)めた宮殿(きうでん)()つてゐる。119これは()大神(おほかみ)永久(とことは)(しづ)まります都率天(とそつてん)天国(てんごく)紫微宮(しびきう)であつて、120神道家(しんだうか)所謂(いはゆる)()若宮(わかみや)である。121智慧(ちゑ)証覚(しようかく)(あい)(ぜん)(しん)(しん)(みた)されたる数多(あまた)天人(てんにん)(この)宮殿(きうでん)(まへ)広庭(ひろには)(れつ)をなし、122言霊別(ことたまわけ)一行(いつかう)(のぼ)(きた)るを歓喜(くわんき)(じやう)(もつ)(むか)へて()たのである。123言霊別(ことたまわけの)(みこと)(はる)此方(こなた)より(この)光景(くわうけい)(ゆび)さし、
124言霊別治国別(はるくにわけ)(さま)125あの(まへ)金色(きんしよく)燦然(さんぜん)として(かがや)いてゐるのは、126エルサレムで(ござ)ります。127さうしてあの(とほ)巨大(きよだい)なる石垣(いしがき)(もつ)(つく)(かた)められ、128数百(すうひやく)キユーピツトの城壁(じやうへき)(めぐ)らしてあるのを御覧(ごらん)なさいませ』
129治国別『ハイ、130有難(ありがた)(ござ)ります、131如何(どう)したものか吾々(われわれ)円満(ゑんまん)()()けて()りまするために、132エルサレムは何処(どこ)だか、133石垣(いしがき)何処(どこ)にあるか、134城壁(じやうへき)(たか)さも(わか)りませぬ。135(ただ)(わたし)()(えい)ずるのは赫灼(かくしやく)たる(ひかり)天人(てんにん)姿(すがた)(かす)かに()ゆるばかりです。136さうしてエルサレムとか仰有(おつしや)りましたが、137それは(せう)亜細亜(アジア)土耳古(トルコ)にある聖地(せいち)では(ござ)りませぬか』
138言霊別『エルサレムの(みや)とは大神(おほかみ)(さま)御教(みをしへ)(つた)ふる聖場(せいぢやう)意味(いみ)であります。139(また)(たか)(ところ)意味(いみ)であつて(すなは)最高(さいかう)天界(てんかい)中心(ちうしん)()ふのです。140石垣(いしがき)(まを)すのは(すなは)虚偽(きよぎ)罪悪(ざいあく)との襲来(しふらい)(ふせ)(ため)神真(しんしん)(その)ものであります。141(キユーピツト)(まを)すのは性相(せいさう)(その)ものであつて、142聖言(せいげん)()ふ、143(ひと)とは(すべ)ての(しん)善徳(ぜんとく)とを(ことごと)具有(ぐいう)するものの(いひ)であります。144(すなは)人間(にんげん)内分(ないぶん)天界(てんかい)(いう)するものを(ひと)()ひ、145天界(てんかい)(いう)せないものを人獣(にんじう)()ふのです。146ここには(けつ)して(ひと)なる天人(てんにん)はあつても現界(げんかい)(ごと)人獣(にんじう)()りませぬ。147(しか)(わたし)(いま)人獣(にんじう)()つたのは霊的(れいてき)方面(はうめん)から()つたのです。148(すべ)(かみ)()します聖場(せいぢやう)(およ)(その)御教(みをしへ)(つた)ふる聖場(せいぢやう)()して(うづ)(みやこ)()ひ、149(あるひ)はエルサレムの(みや)()ふのです』
150治国別『さう(いた)しますと、151現界(げんかい)()けるウブスナ(やま)斎苑(いそ)(やかた)(はじ)め、152黄金山(わうごんざん)153霊鷲山(りやうしうざん)154(あや)聖地(せいち)(およ)天教山(てんけうざん)155地教山(ちけうざん)156万寿山(まんじゆざん)(その)()聖地(せいち)(すべ)天国(てんごく)であり、157エルサレムの(みや)()ふのですか』
158言霊別『さうです、159(じつ)神格(しんかく)によつて円満(ゑんまん)なる団体(だんたい)(つく)られたものは(すべ)てエルサレムとも()ひ、160地上(ちじやう)(おい)ては()高天原(たかあまはら)(とな)ふべきものです。161地上(ちじやう)世界(せかい)(えう)するに高天原(たかあまはら)移写(いしや)ですから、162地上(ちじやう)にある(うち)高天原(たかあまはら)団体(だんたい)(せき)をおいておかなくては、163霊相応(みたまさうおう)道理(だうり)順序(じゆんじよ)(そむ)いては、164死後(しご)天国(てんごく)生涯(しやうがい)(おく)(こと)出来(でき)ませぬ。165サア(これ)より最奥(さいあう)天国(てんごく)中心点(ちうしんてん)166大神(おほかみ)御舎(みあらか)()案内(あんない)(いた)しませう』
167(さき)()つて(あゆ)()した。168二人(ふたり)(あし)(うら)がこそばゆい(やう)気分(きぶん)()たれ、169いと(はづ)かし()(したが)()く。170路傍(ろばう)堵列(とれつ)せる数多(あまた)天人(てんにん)は『ウオーウオー』と()()つて(さけ)び、171愛善(あいぜん)()表示(へうじ)をなしてゐる。172二人(ふたり)言霊別(ことたまわけの)(みこと)背後(はいご)(したが)ひ、173被面布(ひめんぷ)(かぶ)りながら(こころ)()()き、174静々(しづしづ)()若宮(わかみや)表門(おもてもん)(くぐ)()る。
175 言霊別(ことたまわけの)(みこと)二人(ふたり)門内(もんない)()たせ()悠々(いういう)として奥深(おくふか)()(たま)うた。176二人(ふたり)門内(もんない)(たたず)園内(ゑんない)繁茂(はんも)せる果樹(くわじゆ)(うつく)しきを(なが)めやり、177(した)うちしながら(かうべ)(かたむ)け『アーア』と(おどろ)きに()たれ吐息(といき)()らしてゐる。178(しばら)くすると庭園(ていえん)一方(いつぱう)より()(くら)むばかりの(ひかり)(はな)悠々(いういう)()(きた)(たま)妙齢(めうれい)天女(てんによ)があつた。179二人(ふたり)(おも)はずハツと大地(だいち)(しやが)敬礼(けいれい)(へう)した。180(この)女神(めがみ)西王母(せうわうぼ)()つて伊邪那美(いざなみの)(みこと)()分身(ぶんしん)181(ひつじさる)金神(こんじん)であつた。182西王母(せいわうぼ)()ふも同身(どうしん)異名(いめい)である。183女神(めがみ)二人(ふたり)()をとりながら言霊別(ことたまわけの)(みこと)奥殿(おくでん)より(かへ)(きた)(あひだ)184庭園(ていえん)巡覧(じゆんらん)させむと桃畑(ももばたけ)(みちび)(たま)うた。185二人(ふたり)(おそ)(おそ)()()かれながら(かんば)しき桃樹(たうじゆ)(その)(みちび)かれ()く。186此処(ここ)には三千株(さんぜんかぶ)(もも)()行儀(ぎやうぎ)よく繁茂(はんも)してゐる。187さうして前園(ぜんゑん)188中園(ちうゑん)189後園(こうゑん)区劃(くくわく)され、190前園(ぜんゑん)には一千株(いつせんかぶ)桃樹(もものき)があつて(うる)はしき(はな)()(かつ)一方(いつぱう)には(うる)はしき()(むす)んだのも(すく)なくはない。191(この)前園(ぜんゑん)桃園(ももぞの)(はな)(ちひ)さく(また)(その)()(ちひ)さい。192さうして三千(さんぜん)(ねん)一度(いちど)(はな)()(じゆく)して、193(これ)(くら)ふものは最高(さいかう)天国(てんごく)天人(てんにん)(れつ)(くは)へらるるものである。194さうして(この)(もも)()余程(よほど)(かみ)御心(みこころ)(かな)つたものでなければ(あた)へられないものである。195西王母(せいわうぼ)二人(ふたり)一々(いちいち)(この)(もも)()説明(せつめい)をしながら中園(ちうゑん)(あし)()()れた。196ここにも(また)一千株(いつせんかぶ)(もも)()があり、197(うる)はしき八重(やへ)(はな)()()(また)(うま)さうな()がなつて()る。198(これ)六千(ろくせん)(ねん)一度(いちど)(はな)()(みの)り、199(これ)(くら)ふものは天地(てんち)(とも)長生(ながいき)し、200如何(いか)なる場合(ばあひ)にも不老(ふらう)不死(ふし)生命(せいめい)(つづ)けると()(うる)はしき果物(くだもの)である。201西王母(せいわうぼ)(また)もや詳細(しやうさい)桃畑(ももばたけ)因縁(いんねん)()(さと)し、202(をは)つて後園(こうゑん)(あし)()(たま)うた。203此処(ここ)にも(また)一千株(いつせんかぶ)桃樹(もものき)行儀(ぎやうぎ)よく()(なら)び、204(おほ)いなる(はな)()(にほ)ひ、205()非常(ひじやう)(おほ)きなのが(えだ)()れむばかりに(みの)つてゐる。206(この)(もも)()九千(きうせん)(ねん)一度(いちど)(はな)()(みの)り、207(これ)(くら)ふものは天地(てんち)日月(じつげつ)(とも)生命(せいめい)(ひと)しうすると()重宝(ちようはう)至極(しごく)神果(しんくわ)である。208西王母(せいわうぼ)(この)因縁(いんねん)(もつと)詳細(しやうさい)治国別(はるくにわけ)(さと)(たま)うた。209(しか)(この)(もも)密意(みつい)については容易(ようい)発表(はつぺう)(ゆる)されない、210(しか)しながら(もも)三月(さんぐわつ)三日(みつか)地上(ちじやう)(おい)ては(はな)()き、211五月(ごぐわつ)五日(いつか)完全(くわんぜん)(じゆく)するものなる(こと)は、212(この)物語(ものがたり)(おい)(しめ)されたる(ところ)である。213(これ)によつて(この)(もも)如何(いか)なる()経綸(けいりん)のあるかは(ほぼ)推知(すゐち)()らるるであらう。214西王母(せいわうぼ)一度(ひとたび)地上(ちじやう)降臨(かうりん)して黄錦(くわうきん)御衣(ぎよい)(ちやく)し、215数多(あまた)のエンゼルと(とも)(これ)地上(ちじやう)神権者(しんけんしや)(ささ)(たま)時機(じき)ある(こと)は、216現在(げんざい)流行(りうかう)する謡曲(えうきよく)によつても(ほぼ)推知(すゐち)さるるであらう。
217 却説(さて)218西王母(せいわうぼ)桃園(ももぞの)案内(あんない)(をは)り、219二人(ふたり)()()きながら(もと)門口(もんぐち)(おく)(きた)り、
220西王母治国別(はるくにわけ)殿(どの)221竜公(たつこう)殿(どの)222(これ)にてお(わか)(まを)す』
223()ふより(はや)桃園内(たうゑんない)神姿(しんし)(かく)(たま)うた。224二人(ふたり)(その)後姿(うしろすがた)()(をが)み、225王母(わうぼ)説明(せつめい)によつて神界(しんかい)経綸(けいりん)深遠(しんゑん)微妙(びめう)なる密意(みつい)(さと)り、226(おも)はず合掌(がつしやう)して感涙(かんるい)(むせ)びつつあつた。
227 かかる(ところ)紫微宮(しびきう)黄金(わうごん)中門(ちうもん)(ひら)いて(あら)はれ(きた)(うる)はしき天女(てんによ)228五色(ごしき)光輝(くわうき)()ちた羽衣(はごろも)(ちやく)しながら()(きた)(その)荘厳(さうごん)さ、229天国(てんごく)天人(てんにん)(いづ)れも(うる)はしく円満(ゑんまん)(さう)具備(ぐび)すれども、230(いま)(かつ)(かく)(ごと)円満(ゑんまん)なる妙相(めうさう)(そな)へたる神人(しんじん)()るのは二人(ふたり)とも天国(てんごく)巡覧(じゆんらん)以来(いらい)(はじ)めてであつた。
231 (ちなみ)羽衣(はごろも)とは(けつ)して謡曲(えうきよく)にある(ごと)中空(ちうくう)()ける空想(くうさう)(てき)のものでない。232(もつと)(うる)はしき(そで)()より(すう)(しやく)(なが)く、233(すそ)一二丈(いちにぢやう)(うしろ)()れてゐる神衣(しんい)(こと)である。
234 ()十二(じふに)(にん)天女(てんによ)は、235無言(むごん)(まま)二人(ふたり)()(まね)き、236(まへ)(ろく)(にん)237(うしろ)(ろく)(にん)238二人(ふたり)(まも)りながら黄金(わうごん)中門(ちうもん)(くぐ)つて(むか)()れるのであつた。239(この)(とき)(いま)まで()いた(こと)もない(やう)微妙(びめう)音楽(おんがく)四方(しはう)より(おこ)り、240芳香(はうかう)馥郁(ふくいく)として(くん)じ、241二人(ふたり)(わが)()何処(いづこ)にあるやも(わす)るるばかり歓喜(くわんき)(みた)されながら、242(かすか)(こゑ)にて天津(あまつ)祝詞(のりと)奏上(そうじやう)しつつ欣々(いそいそ)として(すす)()る。
243大正一二・一・一三 旧一一・一一・二七 北村隆光録)

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5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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