霊界物語.ネット
~出口王仁三郎 大図書館~
設定
|
ヘルプ
ホーム
霊界物語
真善美愛(第49~60巻)
第54巻(巳の巻)
序文
総説
第1篇 神授の継嗣
第1章 子宝
第2章 日出前
第3章 懸引
第4章 理妻
第5章 万違
第6章 執念
第2篇 恋愛無涯
第7章 婚談
第8章 祝莚
第9章 花祝
第10章 万亀柱
第3篇 猪倉城寨
第11章 道晴別
第12章 妖瞑酒
第13章 岩情
第14章 暗窟
第4篇 関所の玉石
第15章 愚恋
第16章 百円
第17章 火救団
第5篇 神光増進
第18章 真信
第19章 流調
第20章 建替
第21章 鼻向
第22章 凱旋
附録 神文
余白歌
×
設定
この文献を王仁DBで開く
印刷用画面を開く
[?]
プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。
[×閉じる]
話者名の追加表示
[?]
セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。
[×閉じる]
追加表示する
追加表示しない
【標準】
表示できる章
テキストのタイプ
[?]
ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。
[×閉じる]
通常のテキスト
【標準】
コピー用のテキスト
文字サイズ
S
【標準】
M
L
ルビの表示
通常表示
【標準】
括弧の中に表示
表示しない
アンカーの表示
[?]
本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。
[×閉じる]
左側だけに表示する
【標準】
表示しない
全てのアンカーを表示
宣伝歌
[?]
宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。
[×閉じる]
一段組
【標準】
二段組
脚注[※]用語解説
[?]
[※]、[*]、[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。[※]は主に用語説明、[*]は編集用の脚注で、表示させたり消したりできます。[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
[×閉じる]
脚注マークを表示する
【標準】
脚注マークを表示しない
脚注[*]編集用
[?]
[※]、[*]、[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。[※]は主に用語説明、[*]は編集用の脚注で、表示させたり消したりできます。[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
[×閉じる]
脚注マークを表示する
脚注マークを表示しない
【標準】
外字の外周色
[?]
一般のフォントに存在しない文字は専用の外字フォントを使用しています。目立つようにその文字の外周の色を変えます。
[×閉じる]
無色
【標準】
赤色
現在のページには外字は使われていません
表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。
【新着情報】
サブスク完了しました
。どうもありがとうございます。
|
サイトをリニューアルしました。不具合がある場合は
従来バージョン
をお使い下さい
霊界物語
>
真善美愛(第49~60巻)
>
第54巻(巳の巻)
> 第2篇 恋愛無涯 > 第9章 花祝
<<< 祝莚
(B)
(N)
万亀柱 >>>
第九章
花祝
(
かしく
)
〔一三九五〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第54巻 真善美愛 巳の巻
篇:
第2篇 恋愛無涯
よみ(新仮名遣い):
れんあいむがい
章:
第9章 花祝
よみ(新仮名遣い):
かしゅく
通し章番号:
1395
口述日:
1923(大正12)年02月21日(旧01月6日)
口述場所:
竜宮館
筆録者:
加藤明子
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1925(大正14)年3月26日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
[×閉じる]
:
アール王子は金扇を開いて立ち上がり、自ら婚姻の誓いを歌い舞った。続いてハンナ姫は中啓を開き、賤しい身分ながら王妃に選ばれたことに対する決意を歌い自ら舞った。
続いてハルナは立ち上がり祝歌を歌い舞った。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
[×閉じる]
:
備考:
タグ:
サアフ(サーフ)
データ凡例:
データ最終更新日:
2020-05-21 11:11:35
OBC :
rm5409
愛善世界社版:
109頁
八幡書店版:
第9輯 659頁
修補版:
校定版:
107頁
普及版:
51頁
初版:
ページ備考:
001
婚姻
(
こんいん
)
の
当事者
(
たうじしや
)
たる
王子
(
わうじ
)
アールは
金扇
(
きんせん
)
を
披
(
ひら
)
いて
立
(
た
)
ち
上
(
あが
)
り
自
(
みづか
)
ら
謡
(
うた
)
ひ
自
(
みづか
)
ら
舞
(
ま
)
ふ。
002
アール(
謡曲
(
えうきよく
)
)『
高天原
(
たかあまはら
)
に
八百万
(
やほよろづ
)
神集
(
かむつま
)
ります、
003
神
(
かむ
)
伊邪那岐
(
いざなぎの
)
尊
(
みこと
)
神
(
かむ
)
伊邪那美
(
いざなみの
)
尊
(
みこと
)
、
004
筑紫
(
つくし
)
の
日向
(
ひむか
)
の
立花
(
たちばな
)
の
青木
(
あをぎ
)
ケ
原
(
はら
)
に、
005
あもりまして
天
(
あめ
)
の
御柱
(
みはしら
)
国
(
くに
)
の
御柱
(
みはしら
)
見立
(
みた
)
てたまひ、
006
左右
(
ひだりみぎ
)
りの
廻
(
めぐ
)
り
合
(
あ
)
ひ、
007
廻
(
めぐ
)
り
廻
(
めぐ
)
りてあな
愛乙女
(
にやしえーをとめ
)
をと、
008
宣
(
の
)
らせたまひし
古事
(
ふるごと
)
の、
009
今
(
いま
)
目
(
ま
)
の
当
(
あた
)
り
廻
(
めぐ
)
り
来
(
き
)
て、
010
今日
(
けふ
)
の
喜
(
よろこ
)
び
千秋
(
せんしう
)
万歳楽
(
ばいざいらく
)
。
011
首陀
(
しゆだ
)
の
家
(
いへ
)
に
生
(
うま
)
れたる、
012
心
(
こころ
)
やさしきハンナを
娶
(
めと
)
り、
013
妹
(
いも
)
と
背
(
せ
)
の
盃
(
さかづき
)
を
取
(
と
)
り
交
(
かは
)
し、
014
天
(
あめ
)
と
地
(
つち
)
との
御息
(
みいき
)
を
合
(
あは
)
せ、
015
ビクの
御国
(
みくに
)
は
云
(
い
)
ふも
更
(
さら
)
なり、
016
国主
(
こきし
)
と
現
(
あら
)
はれ
出
(
い
)
でしビクトリヤの
王家
(
わうけ
)
を、
017
千代
(
ちよ
)
万代
(
よろづよ
)
に
守
(
まも
)
らむと、
018
授
(
さづ
)
けたまひし
妹
(
いも
)
の
命
(
みこと
)
、
019
目出度
(
めでたく
)
茲
(
ここ
)
に
相生
(
あひおひ
)
の、
020
松
(
まつ
)
の
緑
(
みどり
)
の
色
(
いろ
)
深
(
ふか
)
く、
021
栄
(
さか
)
え
果
(
は
)
てなき
珍
(
うづ
)
の
御国
(
みくに
)
、
022
下
(
しも
)
国民
(
くにたみ
)
も
穏
(
おだや
)
かに、
023
聖
(
ひじり
)
の
君
(
きみ
)
の
御代
(
みよ
)
を
仰
(
あふ
)
ぎつつ、
024
日々
(
ひび
)
の
生業
(
なりはい
)
歓
(
ゑら
)
ぎ
楽
(
たの
)
しみ、
025
山川
(
やまかは
)
は
清
(
きよ
)
くさやけく、
026
野
(
の
)
は
穀物
(
こくもつ
)
実
(
み
)
のり、
027
人
(
ひと
)
の
心
(
こころ
)
は
穏
(
おだや
)
かに、
028
澄
(
す
)
みきりすみきる、
029
今宵
(
こよひ
)
の
空
(
そら
)
、
030
恵
(
めぐみ
)
の
露
(
つゆ
)
を
永久
(
とこしへ
)
に、
031
降
(
ふ
)
らさせ
給
(
たま
)
ふミロク
神
(
しん
)
、
032
月
(
つき
)
の
顔
(
かんば
)
せ、
033
望
(
もち
)
の
夜
(
よ
)
の、
034
弥
(
いや
)
つぎつぎに
変
(
かは
)
りなく、
035
天
(
あま
)
の
河原
(
かはら
)
のいつ
迄
(
まで
)
も、
036
乾
(
かわ
)
く
事
(
こと
)
なく
時
(
とき
)
あつて、
037
甘露
(
かんろ
)
を
地上
(
ちじやう
)
に
降
(
ふ
)
らし
給
(
たま
)
ひ、
038
五穀
(
ごこく
)
木
(
こ
)
の
実
(
み
)
は
云
(
い
)
ふも
更
(
さら
)
、
039
総
(
すべ
)
ての
物
(
もの
)
に
慈愛
(
じあい
)
の
露
(
つゆ
)
を、
040
恵
(
めぐ
)
ませたまふ
深
(
ふか
)
き
尊
(
たふと
)
き
御
(
おん
)
恵
(
めぐみ
)
、
041
戴
(
いただ
)
く
吾
(
われ
)
こそ
楽
(
たの
)
しけれ、
042
戴
(
いただ
)
く
吾
(
われ
)
こそ
楽
(
たの
)
しけれ、
043
日
(
ひ
)
は
照
(
て
)
るとも
曇
(
くも
)
るとも、
044
月
(
つき
)
は
盈
(
み
)
つとも
虧
(
か
)
くるとも、
045
仮令
(
たとへ
)
大地
(
だいち
)
は
沈
(
しづ
)
むとも、
046
誠
(
まこと
)
をもつて
盟
(
ちか
)
ひたる、
047
妹背
(
いもせ
)
の
道
(
みち
)
は
永久
(
とこしへ
)
に、
048
変
(
かは
)
らざらまし、
049
動
(
うご
)
かざらまし、
050
ああ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
、
051
今日
(
けふ
)
の
寿
(
ことほぎ
)
千秋
(
せんしう
)
万歳楽
(
ばんざいらく
)
と、
052
喜
(
よろこ
)
び
祝
(
いは
)
ひ
奉
(
たてまつ
)
る。
053
いざこれよりは
父
(
ちち
)
の
御後
(
みあと
)
を
継
(
つ
)
ぎ
奉
(
まつ
)
り、
054
アールの
君
(
きみ
)
と
現
(
あら
)
はれて、
055
ハンナの
姫
(
ひめ
)
と
諸共
(
もろとも
)
に、
056
左守
(
さもり
)
右守
(
うもり
)
を
力
(
ちから
)
とし、
057
柱
(
はしら
)
となして
神
(
かみ
)
つ
代
(
よ
)
より、
058
伝
(
つた
)
はり
来
(
きた
)
りしビクトリヤの
家
(
いへ
)
を、
059
神
(
かみ
)
を
敬
(
うやま
)
ひ
拝
(
をろが
)
み
奉
(
まつ
)
り、
060
麻柱
(
あななひ
)
の
清
(
きよ
)
き
教
(
をしへ
)
によりて、
061
祖先
(
そせん
)
の
家
(
いへ
)
を
守
(
まも
)
り
国民
(
くにたみ
)
を
撫
(
な
)
で
慈
(
いつく
)
しみ、
062
ミロクの
御代
(
みよ
)
の
礎
(
いしずゑ
)
を、
063
固
(
かた
)
めむための
今日
(
けふ
)
の
御式
(
みのり
)
、
064
芽出度
(
めでた
)
く
祝
(
いは
)
ひ
納
(
をさ
)
むる、
065
目出度
(
めでた
)
く
祝
(
いは
)
ひ
納
(
をさ
)
むる』
066
と
謡
(
うた
)
ひ
終
(
をは
)
り
座
(
ざ
)
についた。
067
拍手
(
はくしゆ
)
の
声
(
こゑ
)
は
急霰
(
きふさん
)
の
如
(
ごと
)
く、
068
広
(
ひろ
)
き
殿中
(
でんちう
)
に
響
(
ひび
)
いた。
069
ハンナ
姫
(
ひめ
)
は
中啓
(
ちうけい
)
を
披
(
ひら
)
き、
070
長袖
(
ちやうしう
)
淑
(
しとや
)
かに
自
(
みづか
)
ら
歌
(
うた
)
ひ
自
(
みづか
)
ら
舞
(
ま
)
ふ。
071
ハンナ『
嗚呼
(
ああ
)
有難
(
ありがた
)
し
有難
(
ありがた
)
し
072
サアフの
家
(
いへ
)
に
生
(
うま
)
れたる
073
吾
(
われ
)
は
賤
(
いや
)
しきハンナ
姫
(
ひめ
)
074
尊
(
たふと
)
き
神
(
かみ
)
の
引
(
ひ
)
き
合
(
あは
)
せ
075
雲井
(
くもゐ
)
の
空
(
そら
)
に
輝
(
かがや
)
き
給
(
たま
)
ふ
076
ビクの
御国
(
みくに
)
の
国主
(
こきし
)
の
御子
(
みこ
)
077
アールの
君
(
きみ
)
に
見出
(
みいだ
)
され
078
パインの
林
(
はやし
)
の
木下蔭
(
こしたかげ
)
079
籠
(
かご
)
や
熊手
(
くまで
)
を
携
(
たづさ
)
へて
080
枯
(
か
)
れて
松葉
(
まつば
)
の
二人
(
ふたり
)
連
(
づ
)
れ
081
掻
(
か
)
き
集
(
あつ
)
めたる
数々
(
かずかず
)
を
082
籠
(
かご
)
におしこみ
居
(
ゐ
)
る
折
(
をり
)
もあれ
083
天
(
あめ
)
の
八重雲
(
やへぐも
)
掻
(
か
)
きわけて
084
降
(
くだ
)
りましたる
一人
(
ひとり
)
の
珍
(
うづ
)
の
御子
(
みこ
)
085
一目
(
ひとめ
)
見
(
み
)
るより
勿体
(
もつたい
)
なくも
086
卑
(
いや
)
しき
乙女
(
をとめ
)
の
手
(
て
)
を
曳
(
ひ
)
いて
087
いと
懇
(
ねもごろ
)
に
労
(
いた
)
はりつ
088
音
(
おと
)
に
名高
(
なだか
)
きビクトリヤ
城
(
じやう
)
に
089
還
(
かへ
)
らせたまふ
畏
(
かしこ
)
さよ
090
妾
(
わらは
)
は
心
(
こころ
)
も
戦
(
をのの
)
きて
091
如何
(
いか
)
になり
行
(
ゆ
)
くものなるかと
092
案
(
あん
)
じ
煩
(
わづら
)
ひ
居
(
ゐ
)
たりしが
093
結
(
むす
)
ぶの
神
(
かみ
)
の
引
(
ひ
)
き
合
(
あは
)
せ
094
蠑螈
(
いもり
)
は
化
(
くわ
)
して
竜
(
りう
)
となり
095
九五
(
きうご
)
の
位
(
くらゐ
)
にあれませる
096
吾
(
あ
)
が
背
(
せ
)
の
君
(
きみ
)
の
妻
(
つま
)
となり
097
今日
(
けふ
)
はいよいよ
結婚
(
けつこん
)
の
098
式
(
しき
)
を
挙
(
あ
)
げさせ
給
(
たま
)
ひけり
099
ああ
有難
(
ありがた
)
し
有難
(
ありがた
)
し
100
総
(
すべ
)
て
女
(
をんな
)
と
云
(
い
)
ふものは
101
氏
(
うぢ
)
なくして
玉
(
たま
)
の
輿
(
こし
)
と
102
里
(
さと
)
の
翁
(
おきな
)
に
聞
(
き
)
きし
事
(
こと
)
も
103
佯
(
いつはり
)
ならず
今
(
いま
)
ははや
104
吾
(
わが
)
身
(
み
)
の
上
(
うへ
)
に
降
(
ふ
)
りかかり
105
繊弱
(
かよわ
)
き
女
(
をんな
)
の
身
(
み
)
をもつて
106
重
(
おも
)
き
位
(
くらゐ
)
にのぼせられ
107
もしや
冥加
(
みやうが
)
に
尽
(
つ
)
きはせざるかと
108
静
(
しづ
)
けき
心
(
こころ
)
はなけれども
109
君
(
きみ
)
の
心
(
こころ
)
の
深
(
ふか
)
き
情
(
なさけ
)
に
絆
(
ほだ
)
されて
110
否
(
いな
)
みも
得
(
え
)
せず
身
(
み
)
の
程
(
ほど
)
も
111
弁
(
わきま
)
へ
知
(
し
)
らぬ
女
(
をんな
)
よと
112
世
(
よ
)
の
人々
(
ひとびと
)
の
譏
(
そしり
)
をも
113
心
(
こころ
)
にかけず
謹
(
つつし
)
みて
114
君
(
きみ
)
が
御旨
(
みむね
)
に
従
(
したが
)
ひ
奉
(
まつ
)
りぬ
115
ああ
吾
(
わが
)
君
(
きみ
)
よ
吾
(
わが
)
君
(
きみ
)
よ
116
足
(
た
)
らはぬ
妾
(
わらは
)
をいつ
迄
(
まで
)
も
117
愍
(
あはれ
)
みまして
永久
(
とこしへ
)
に
118
御傍
(
みそば
)
に
仕
(
つか
)
へさしてたべ
119
左守
(
さもり
)
の
司
(
かみ
)
よ
右守
(
うもり
)
さま
120
内事司
(
ないじつかさ
)
のタルマンの
君
(
きみ
)
121
愚
(
おろ
)
かなる
身
(
み
)
を
憐
(
あは
)
れみたまひ
122
いや
永久
(
とこしへ
)
に
足
(
た
)
らはぬ
事
(
こと
)
は
気
(
き
)
をつけて
123
家内
(
やぬち
)
の
事
(
こと
)
は
云
(
い
)
ふも
更
(
さら
)
124
国
(
くに
)
の
祭
(
まつり
)
の
要
(
かなめ
)
をば
125
教
(
をし
)
へてたべや
惟神
(
かむながら
)
126
神
(
かみ
)
の
御前
(
みまへ
)
に
願
(
ね
)
ぎ
奉
(
まつ
)
る
127
ことに
尊
(
たふと
)
き
三五
(
あななひ
)
の
128
教
(
をしへ
)
の
道
(
みち
)
に
仕
(
つか
)
へます
129
治国別
(
はるくにわけ
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
130
松彦
(
まつひこ
)
竜彦
(
たつひこ
)
万公
(
まんこう
)
の
131
珍
(
うづ
)
の
司
(
つかさ
)
も
諸共
(
もろとも
)
に
132
吾
(
わが
)
背
(
せ
)
の
君
(
きみ
)
を
導
(
みちび
)
きて
133
国
(
くに
)
の
祭
(
まつり
)
を
過
(
あやま
)
たず
134
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
を
背
(
そむ
)
かずに
135
誠
(
まこと
)
一
(
ひと
)
つを
経
(
たて
)
となし
136
仁慈
(
じんじ
)
の
教
(
をしへ
)
を
緯
(
ぬき
)
として
137
いや
永久
(
とこしへ
)
に
国民
(
くにたみ
)
を
138
守
(
まも
)
らせ
給
(
たま
)
へ
惟神
(
かむながら
)
139
神
(
かむ
)
素盞嗚
(
すさのを
)
の
大神
(
おほかみ
)
の
140
珍
(
うづ
)
の
御前
(
みまへ
)
に
謹
(
つつし
)
みて
141
畏
(
かしこ
)
み
畏
(
かしこ
)
み
願
(
ね
)
ぎ
奉
(
まつ
)
る
142
朝日
(
あさひ
)
は
照
(
て
)
るとも
曇
(
くも
)
るとも
143
月
(
つき
)
は
盈
(
み
)
つとも
虧
(
か
)
くるとも
144
星
(
ほし
)
は
空
(
そら
)
より
落
(
お
)
つるとも
145
ハンナの
姫
(
ひめ
)
の
赤心
(
まごころ
)
は
146
仮令
(
たとへ
)
死
(
し
)
すとも
変
(
かは
)
らまじ
147
恵
(
めぐ
)
ませ
給
(
たま
)
へ
大御神
(
おほみかみ
)
148
父
(
ちち
)
の
命
(
みこと
)
や
母
(
はは
)
命
(
みこと
)
149
あが
背
(
せ
)
の
君
(
きみ
)
よ
諸共
(
もろとも
)
に
150
いや
永久
(
とこしへ
)
に
吾
(
わが
)
ために
151
教
(
をしへ
)
を
垂
(
た
)
れさせ
給
(
たま
)
へかし
152
偏
(
ひとへ
)
に
願
(
ねが
)
ひ
奉
(
たてまつ
)
る
153
千秋
(
せんしう
)
万歳
(
ばんざい
)
万々歳
(
ばんばんざい
)
』
154
と
歌
(
うた
)
ひ
舞
(
ま
)
ひ
納
(
をさ
)
めた。
155
ハルナは
立
(
た
)
ち
上
(
あが
)
り
自
(
みづか
)
ら
歌
(
うた
)
ひ
自
(
みづか
)
ら
舞
(
ま
)
ふ。
156
ハルナ『
神
(
かみ
)
の
造
(
つく
)
りて
治
(
をさ
)
めます
157
神代
(
かみよ
)
は
云
(
い
)
ふも
更
(
さら
)
なれど
158
このビク
国
(
こく
)
も
神
(
かみ
)
の
国
(
くに
)
159
如何
(
いか
)
に
上下
(
しやうか
)
の
人々
(
ひとびと
)
の
160
心
(
こころ
)
は
乱
(
みだ
)
れ
果
(
は
)
つればとて
161
誠
(
まこと
)
の
道
(
みち
)
にかはりのあるべきや
162
古
(
ふる
)
き
道徳
(
だうとく
)
打
(
う
)
ち
破
(
やぶ
)
り
163
相思
(
さうし
)
の
男女
(
だんぢよ
)
が
赤心
(
まごころ
)
を
164
捧
(
ささ
)
げて
盟
(
ちか
)
ふ
結婚
(
けつこん
)
は
165
千代
(
ちよ
)
も
八千代
(
やちよ
)
も
永久
(
とこしへ
)
に
166
変
(
かは
)
る
事
(
こと
)
なき
天国
(
てんごく
)
の
167
その
有様
(
ありさま
)
にさも
似
(
に
)
たり
168
天
(
あめ
)
の
下
(
した
)
をばよく
治
(
をさ
)
め
169
民
(
たみ
)
の
心
(
こころ
)
を
治
(
をさ
)
めむと
170
祈
(
いの
)
り
祈
(
いの
)
らせ
給
(
たま
)
ふ
聖
(
ひじり
)
の
君
(
きみ
)
は
171
まづ
第一
(
だいいち
)
に
結婚
(
けつこん
)
の
172
道
(
みち
)
を
改
(
あらた
)
め
上下
(
うへした
)
の
173
差別
(
けじめ
)
を
取
(
と
)
りて
雲井
(
くもゐ
)
の
空
(
そら
)
も
174
八重葎
(
やへむぐら
)
茂
(
しげ
)
り
栄
(
さか
)
ゆる
地
(
ち
)
の
上
(
うへ
)
も
175
一
(
ひと
)
つに
治
(
をさ
)
め
世界
(
せかい
)
桝
(
ます
)
かけひきならし
176
運否
(
うんぷ
)
なき
世
(
よ
)
の
手本
(
てほん
)
を
177
示
(
しめ
)
し
給
(
たま
)
ふにつけて
今宵
(
こよひ
)
の
結婚
(
けつこん
)
178
一
(
ひと
)
つはお
家
(
いへ
)
のため
179
一
(
ひと
)
つは
国
(
くに
)
のため
180
実
(
げ
)
にも
目出
(
めで
)
たき
次第
(
しだい
)
なり
181
此
(
この
)
結婚
(
けつこん
)
を
恙
(
つつが
)
なく
182
結
(
むす
)
び
給
(
たま
)
ひし
上
(
うへ
)
からは
183
天
(
あめ
)
が
下
(
した
)
には
曲
(
まが
)
もなく
184
曇
(
くも
)
りも
非
(
あら
)
ず
国民
(
くにたみ
)
は
185
君
(
きみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
を
悦
(
よろこ
)
びて
186
赤
(
あか
)
き
心
(
こころ
)
を
捧
(
ささ
)
げつつ
187
誠
(
まこと
)
を
尽
(
つく
)
し
君
(
きみ
)
の
社稷
(
しやしよく
)
を
永久
(
とこしへ
)
に
188
守
(
まも
)
り
仕
(
つか
)
へむ
惟神
(
かむながら
)
189
神
(
かみ
)
にかなひし
吾
(
わが
)
君
(
きみ
)
の
190
尊
(
たふと
)
き
御業
(
みわざ
)
ぞ
有難
(
ありがた
)
き
191
左守
(
さもり
)
の
家
(
いへ
)
に
生
(
うま
)
れたる
192
ハルナの
司
(
つかさ
)
謹
(
つつし
)
みて
193
今日
(
けふ
)
の
慶事
(
けいじ
)
を
心
(
こころ
)
より
194
喜
(
よろこ
)
び
祝
(
ことほ
)
ぎ
奉
(
たてまつ
)
る
195
アールの
君
(
きみ
)
よハンナの
君
(
きみ
)
よ
196
いや
永久
(
とこしへ
)
にいつ
迄
(
まで
)
も
197
御国
(
みくに
)
の
柱
(
はしら
)
となりまして
198
家
(
いへ
)
の
子
(
こ
)
達
(
たち
)
を
恵
(
めぐ
)
みつつ
199
ビクの
御国
(
みくに
)
に
生茂
(
おひしげ
)
る
200
天
(
あめ
)
の
益人
(
ますひと
)
一人
(
ひとり
)
も
残
(
のこ
)
さず
201
恵
(
めぐみ
)
の
露
(
つゆ
)
を
下
(
くだ
)
しまし
202
黄金
(
わうごん
)
時代
(
じだい
)
を
現出
(
げんしゆつ
)
し
203
世界
(
せかい
)
稀
(
まれ
)
なる
聖
(
ひじり
)
の
君
(
きみ
)
と
204
世
(
よ
)
に
謳
(
うた
)
はれて
205
王者
(
わうじや
)
の
模範
(
もはん
)
を
示
(
しめ
)
させ
給
(
たま
)
へ
206
偏
(
ひとへ
)
に
願
(
ねが
)
ひ
奉
(
たてまつ
)
る
207
ああ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
208
御霊
(
みたま
)
幸倍
(
さちはへ
)
ましませよ』
209
(
大正一二・二・二一
旧一・六
於竜宮館
加藤明子
録)
Δこのページの一番上に戻るΔ
<<< 祝莚
(B)
(N)
万亀柱 >>>
霊界物語
>
真善美愛(第49~60巻)
>
第54巻(巳の巻)
> 第2篇 恋愛無涯 > 第9章 花祝
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【
メールアドレス
】
【第9章 花祝|第54巻|真善美愛|霊界物語|/rm5409】
合言葉「みろく」を入力して下さい→