あらすじ[?]このあらすじは飯塚弘明の作成です。[×閉じる]:
エルサレム物語の上巻。第64巻は上下の2冊に分かれている。
霊界物語は基本的に「35万年前」という時代設定になっているが、この巻は現代(大正時代)のエルサレムが舞台である。
日本から宣教にやって来た「ルートバハー」の宣伝使ブラバーサの活動と、それを妨害するユラリ教のお寅たちの妄動が描かれる。
ラブストーリーやドタバタ劇が繰り広げられるが、救世主の降臨ということがテーマになっており、世界の統一や平和に関する重要な話がたくさん出てくる。
- 第1~18章
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「ルートバハー」の宣伝使ブラバーサは、教主ウヅンバラ・チャンダーに先立ち、日の出島(日本)からエルサレムに派遣されて来た。
ブラバーサは、クリスチャンの共同体「アメリカンコロニー」に住むマリヤの案内で、エルサレムや近辺の地域を見学、キリスト教やユダヤ教に対する感慨を深めて行く。
マリヤから愛を告白されるが、ブラバーサは妻子がいる。しかし言い寄るマリヤに断り切れず、百日の修行が終わってから…と約束してしまう。
- 第19~27章
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日本からユラリ教の教祖お寅と、弟子のお花、守宮別(やもりわけ)らがエルサレムにやって来た。ブラバーサの活動を妨害するためである。
主な登場人物[?]基本的にセリフやアクションがある人物のみ採録しています。名前だけしか出てこない人は省いています。[×閉じる]:
ブラバーサ…ルートバハーの宣伝使
ウヅンバラ・チャンダー…ルートバハーの教主
ツルク大聖主…ルートバハーの開祖
スバッフォード…アメリカンコロニーの執事
マリヤ…アメリカンコロニーのメンバー
バハーウラー…バハイ教の宣伝使
(11章以降に登場)
テク、
トンク、
ツーロ…アラブ人、イスラム教徒
サロメ…貴族の娘
ヤコブ…キリスト教の宣教師
(19章以降に登場)
お寅(虎嶋寅子)
…ユラリ教の教祖 (高姫)、エルサレムへ行く
お花(菖蒲のお花)
…ユラリ教の信者 (黒姫)、エルサレムへ行く
守宮別…信者、エルサレムへ行く
曲彦…信者、エルサレムへ行く
虎嶋久之助…お寅の夫
竹彦…信者
スバール博士…シオン大学の創立者、シカゴ大学の教授