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霊界物語
天祥地瑞(第73~81巻)
第80巻(未の巻)
序文
総説
第1篇 忍ケ丘
第1章 独り旅
第2章 行倒
第3章 復活
第4章 姉妹婆
第5章 三つ盃
第6章 秋野の旅
第2篇 秋夜の月
第7章 月見ケ丘
第8章 月と闇
第9章 露の路
第10章 五乙女
第11章 火炎山
第12章 夜見還
第13章 樹下の囁き
第14章 報哭婆
第15章 憤死
第3篇 天地変遷
第16章 火の湖
第17章 水火垣
第18章 大挙出発
第19章 笑譏怒泣
第20章 復命
第21章 青木ケ原
第22章 迎への鳥船
第23章 野火の壮観
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>
天祥地瑞(第73~81巻)
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第80巻(未の巻)
> 第3篇 天地変遷 > 第20章 復命
<<< 笑譏怒泣
(B)
(N)
青木ケ原 >>>
第二〇章
復命
(
かへりごと
)
〔二〇二四〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第80巻 天祥地瑞 未の巻
篇:
第3篇 天地変遷
よみ(新仮名遣い):
てんちへんせん
章:
第20章 復命
よみ(新仮名遣い):
かえりごと
通し章番号:
2024
口述日:
1934(昭和9)年07月30日(旧06月19日)
口述場所:
関東別院南風閣
筆録者:
森良仁
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1934(昭和9)年12月5日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
火の湖の中央に浮かんでいる小島を、秋男島といった。水奔鬼の鬼婆たちは、この島を住処にしようと企んでいたが、秋男たちの精霊がこの島の司となっており、悪魔たちを防ごうと言霊戦を行っていた。
笑い婆は悪魔を引き連れて、濁った言霊で秋男たちを攻め立てていた。譏り婆はさらに水奔鬼たちを使っていっせいに耳を聾するばかりの怪音で島を包んで攻撃してきた。
そこへ天の鳥船が空に現れ、秋男島の砂地に悠々と舞い降りた。そして、朝空男の神、国生男の神を始めとし、精霊となった冬男一行が現れた。また、水上山から弟たちの消息を尋ねてきた春男、夏男、執政の水音、瀬音とその従者たちも、鳥船から降りて来た。
秋男はこの様を見て歓喜し、天津神の前に出て感謝の路を述べ、また弟の精霊や兄たちに面会できたうれしさに、踊り歌った。
朝空男の神、国生男の神は、秋男たち秋男島を守ってきた精霊たちを安堵させる歌を歌った。冬男は兄の精霊との再会を喜び、水音、瀬音は若君たちの精霊に会うことができた喜びを歌った。春男、夏男も、弟たちが命を落としたことを知って悲しんだが、精霊として存在していることに心を慰めた。
秋男は一同に感謝の歌を述べた。
二柱の天津神は秋男島の頂上に登り、天の数歌を奏上すると、水奔鬼の鬼婆たちは満身に傷を負って湖上を逃げ去り、終に力尽きて熱湯の湖水に陥って全滅した。
春男・夏男の一行は一人も命を落とすことなく無事に水上山に復命した。そして、二人の弟の身の成り行きなどをつぶさに神前に報告した。巌ケ根は三男、四男が命を落としたことを知って落胆したが、神恩の深いことを感謝し、朝夕神前に祝詞を上げる日を送ることになった。
秋男たち精霊一行は、秋男島に鎮まり、湖中の神として往来の船や漁夫たちを永遠に守ることとなった。また冬男は忍ケ丘に熊公、虎公、山、川、海の精霊たちと共に永遠に鎮まり、霊界から葭原国の栄を守り、悪魔を滅ぼす神として、国人から尊敬を集めることとなった。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm8020
愛善世界社版:
八幡書店版:
第14輯 397頁
修補版:
校定版:
393頁
普及版:
初版:
ページ備考:
001
火
(
ひ
)
の
湖
(
みづうみ
)
の
中央
(
ちうあう
)
に
浮
(
うか
)
びたる
小
(
ちひ
)
さき
小島
(
こじま
)
を
秋男島
(
あきをじま
)
といふ。
002
火炎山
(
くわえんざん
)
の
陥落
(
かんらく
)
により、
003
熱湯
(
ねつたう
)
吹
(
ふ
)
き
出
(
い
)
で、
004
忽
(
たちま
)
ち
百
(
ひやく
)
里
(
り
)
四方
(
しはう
)
の
湖
(
みづうみ
)
となり、
005
其
(
その
)
頂
(
いただき
)
の
僅
(
わづか
)
に
水上
(
すゐじやう
)
に
浮
(
うか
)
べる
島
(
しま
)
なりける。
006
茲
(
ここ
)
に
天変
(
てんぺん
)
地異
(
ちい
)
の
為
(
た
)
め、
007
あらゆる
猛獣
(
まうじう
)
毒蛇
(
どくじや
)
も、
008
水奔鬼
(
すゐほんき
)
も、
009
大略
(
たいりやく
)
滅亡
(
めつばう
)
したれども、
010
流石
(
さすが
)
に
執着
(
しふちやく
)
深
(
ふか
)
き
意地
(
いぢ
)
強
(
つよ
)
き
笑
(
わら
)
ひ
婆
(
ばば
)
、
011
譏
(
そし
)
り
婆
(
ばば
)
、
012
瘧婆
(
おこりばば
)
、
013
泣婆
(
なきばば
)
は
辛
(
から
)
うじて
此
(
この
)
島
(
しま
)
に
取付
(
とりつ
)
き、
014
此処
(
ここ
)
を
唯一
(
ゆゐつ
)
の
棲処
(
すみか
)
とし、
015
あらゆる
暴虐
(
ぼうぎやく
)
を
振舞
(
ふるま
)
はむとたくらみ
居
(
ゐ
)
たりけるが、
016
噴火口
(
ふんくわこう
)
に
飛入
(
とびい
)
りて
白骨
(
はくこつ
)
となり
居
(
を
)
りし
秋男
(
あきを
)
の
霊
(
れい
)
は
此
(
この
)
島
(
しま
)
に
止
(
とどま
)
り、
017
松
(
まつ
)
、
018
竹
(
たけ
)
、
019
梅
(
うめ
)
、
020
桜
(
さくら
)
と
共
(
とも
)
に
島
(
しま
)
の
司
(
つかさ
)
となり
居
(
ゐ
)
たりしが、
021
水奔鬼
(
すゐほんき
)
の
面々
(
めんめん
)
は、
022
秋男
(
あきを
)
のある
限
(
かぎ
)
り
其
(
その
)
暴状
(
ぼうじやう
)
を
逞
(
たくまし
)
うするに
由
(
よし
)
なきを
恐
(
おそ
)
れ、
023
如何
(
いか
)
にもして
秋男
(
あきを
)
を
亡
(
ほろ
)
ぼさむものと、
024
昼夜
(
ちうや
)
間断
(
かんだん
)
なく
決戦
(
けつせん
)
をつとめて
居
(
ゐ
)
る。
025
秋男
(
あきを
)
は
休息
(
きうそく
)
したる
火炎山
(
くわえんざん
)
の
火口
(
くわこう
)
に
身
(
み
)
を
潜
(
ひそ
)
めながら、
026
此処
(
ここ
)
を
堅城
(
けんじやう
)
鉄壁
(
てつぺき
)
と
頼
(
たの
)
み、
027
頻
(
しきり
)
に
言霊
(
ことたま
)
を
打出
(
うちだ
)
しける。
028
水奔鬼
(
すゐほんき
)
はいやらしき
言霊
(
ことたま
)
を
以
(
もつ
)
て
秋男
(
あきを
)
一行
(
いつかう
)
の
精霊
(
せいれい
)
を
濁
(
にご
)
し
亡
(
ほろ
)
ぼさむと、
029
あらゆる
手段
(
てだて
)
を
尽
(
つく
)
しける。
030
秋男島
(
あきをじま
)
は
水面
(
すゐめん
)
より
最頂上
(
さいちやうじやう
)
と
雖
(
いへど
)
も
百間
(
ひやくけん
)
ばかりなりければ、
031
水奔鬼
(
すゐほんき
)
は
笑
(
わら
)
ひ
婆
(
ばば
)
を
先頭
(
せんとう
)
に、
032
火口
(
くわこう
)
の
周囲
(
しうゐ
)
を
取巻
(
とりま
)
き、
033
昼夜
(
ちうや
)
の
区別
(
くべつ
)
なく、
034
連続
(
れんぞく
)
的
(
てき
)
に
濁
(
にご
)
れる
言霊
(
ことたま
)
を
吐出
(
はきだ
)
すこそ
嘆
(
うた
)
てけれ。
035
笑
(
わら
)
ひ
婆
(
ばば
)
は
火口
(
くわこう
)
の
壁内
(
へきない
)
を
覗
(
のぞ
)
き、
036
大口
(
おほぐち
)
を
開
(
あ
)
けて
眼
(
め
)
を
釣上
(
つりあ
)
げながら、
037
『アハハハハ、
038
イヒヒヒヒ、
039
ウフフフフ、
040
エヘヘヘヘ
041
オホホホホおのれ
秋男
(
あきを
)
の
餓鬼
(
がき
)
どもよ
042
早
(
はや
)
く
立去
(
たちさ
)
れ
此
(
この
)
島
(
しま
)
ケ
根
(
ね
)
を。
043
ギヤハハハハ
此
(
この
)
島
(
しま
)
ケ
根
(
ね
)
は
火炎山
(
くわえんざん
)
の
044
頂
(
いただき
)
なれば
吾
(
わが
)
棲処
(
すみか
)
なり。
045
何時
(
いつ
)
までも
立退
(
たちの
)
かざれば
此
(
この
)
婆
(
ばば
)
が
046
鬼
(
おに
)
を
集
(
あつ
)
めて
攻
(
せ
)
め
殺
(
ころ
)
すべし。
047
足許
(
あしもと
)
の
明
(
あか
)
るい
間
(
うち
)
に
早
(
はや
)
帰
(
かへ
)
れ
048
此
(
この
)
浮島
(
うきじま
)
には
住
(
す
)
まはせぬぞや。
049
其
(
その
)
方
(
はう
)
の
供
(
とも
)
か
知
(
し
)
らねど
松
(
まつ
)
、
竹
(
たけ
)
や
050
梅
(
うめ
)
と
桜
(
さくら
)
はつまらぬ
餓鬼
(
がき
)
ぞや。
051
この
方
(
はう
)
の
罠
(
わな
)
に
陥
(
おちい
)
り
身
(
み
)
亡
(
う
)
せたる
052
餓鬼
(
がき
)
の
住
(
す
)
むべき
島
(
しま
)
でないぞや。
053
何時
(
いつ
)
までもしぶとう
居
(
を
)
るなら
居
(
を
)
つてみよ
054
又
(
また
)
火
(
ひ
)
を
吐
(
は
)
きて
殺
(
ころ
)
してやるぞや。
055
此
(
この
)
島
(
しま
)
は
今
(
いま
)
は
静
(
しづか
)
に
眠
(
ねむ
)
れども
056
今
(
いま
)
に
火
(
ひ
)
を
出
(
だ
)
す
恐
(
おそ
)
ろしき
島
(
しま
)
よ。
057
其
(
その
)
方
(
はう
)
の
弱
(
よわ
)
きみたまの
力
(
ちから
)
もて
058
住
(
す
)
めると
思
(
おも
)
ふは
浅
(
あさ
)
はかなるぞや』
059
秋男
(
あきを
)
は
憤然
(
ふんぜん
)
として
歌
(
うた
)
ふ。
060
『
火炎山
(
くわえんざん
)
湖
(
うみ
)
となりしも
吾
(
わが
)
宣
(
の
)
れる
061
生言霊
(
いくことたま
)
のしるしと
知
(
し
)
らずや。
062
国津
(
くにつ
)
神
(
かみ
)
の
数多
(
あまた
)
の
生命
(
いのち
)
を
奪
(
うば
)
ひたる
063
汝
(
なれ
)
を
亡
(
ほろ
)
ぼす
時
(
とき
)
は
来
(
き
)
にけり。
064
玉
(
たま
)
の
緒
(
を
)
のみたまの
生命
(
いのち
)
惜
(
を
)
しければ
065
少
(
すこ
)
しも
早
(
はや
)
く
島
(
しま
)
を
立
(
た
)
ち
去
(
さ
)
れ。
066
汚
(
けが
)
れたる
息
(
いき
)
を
吐
(
は
)
き
出
(
だ
)
し
島
(
しま
)
ケ
根
(
ね
)
を
067
穢
(
けが
)
さむとする
憎
(
にく
)
らしき
婆
(
ばば
)
』
068
譏
(
そし
)
り
婆
(
ばば
)
は
笑
(
わら
)
ひ
婆
(
ばば
)
の
言霊戦
(
ことたません
)
を
手緩
(
てぬる
)
しと
思
(
おも
)
ひしか、
069
すつくと
立
(
た
)
ち、
070
旧火口
(
きうくわこう
)
の
壁
(
かべ
)
に
寄添
(
よりそ
)
ひながら、
071
『ギヤハハハハ
腰抜
(
こしぬけ
)
野郎
(
やらう
)
の
秋男
(
あきを
)
の
餓鬼
(
がき
)
よ
072
生命
(
いのち
)
惜
(
を
)
しくば
此
(
この
)
場
(
ば
)
を
立去
(
たちさ
)
れ。
073
聞
(
き
)
かざれば
聞
(
き
)
くやうにして
聞
(
き
)
かすぞや
074
譏
(
そし
)
り
婆
(
ばば
)
アの
力
(
ちから
)
限
(
かぎ
)
りに。
075
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も
此
(
この
)
島
(
しま
)
ケ
根
(
ね
)
は
吾々
(
われわれ
)
の
076
永遠
(
とは
)
の
棲処
(
すみか
)
ぞ
早
(
はや
)
く
去
(
さ
)
れ
去
(
さ
)
れ。
077
どうしても
島
(
しま
)
を
去
(
さ
)
らねば
水奔鬼
(
すゐほんき
)
078
数多
(
あまた
)
集
(
あつ
)
めて
悩
(
なや
)
まし
呉
(
く
)
れむ。
079
鬼
(
おに
)
よ
鬼
(
おに
)
よ
集
(
あつ
)
まれ
来
(
きた
)
れ
此
(
この
)
餓鬼
(
がき
)
が
080
生命
(
いのち
)
取
(
と
)
るまで
詰
(
つ
)
め
寄
(
よ
)
せ
来
(
きた
)
れ』
081
斯
(
か
)
く
歌
(
うた
)
ふや
島
(
しま
)
全体
(
ぜんたい
)
より、
082
大河
(
たいが
)
の
堤防
(
ていばう
)
の
崩
(
くづ
)
れたる
如
(
ごと
)
く
怪音
(
くわいおん
)
轟
(
とどろ
)
き
来
(
きた
)
り、
083
耳
(
みみ
)
を
聾
(
ろう
)
せむばかりの
光景
(
くわうけい
)
とはなりぬ。
084
斯
(
か
)
かる
処
(
ところ
)
へ
天
(
あま
)
の
鳥船
(
とりふね
)
御空
(
みそら
)
を
高
(
たか
)
く
轟
(
とどろ
)
かせながら、
085
秋男島
(
あきをじま
)
の
平坦
(
へいたん
)
なる
砂地
(
すなぢ
)
に
悠々
(
いういう
)
と
舞
(
ま
)
ひ
降
(
くだ
)
り、
086
中
(
なか
)
より
現
(
あらは
)
れしは
御樋代
(
みひしろ
)
神
(
がみ
)
に
仕
(
つか
)
へたる
朝空男
(
あさぞらを
)
の
神
(
かみ
)
、
087
国生男
(
くにうみを
)
の
神
(
かみ
)
を
始
(
はじ
)
めとし、
088
精霊界
(
せいれいかい
)
に
入
(
い
)
れる
秋男
(
あきを
)
が
弟
(
おとうと
)
冬男
(
ふゆを
)
及
(
およ
)
び
熊公
(
くまこう
)
、
089
虎公
(
とらこう
)
、
090
山
(
やま
)
、
091
川
(
かは
)
、
092
海
(
うみ
)
の
精霊
(
せいれい
)
一行
(
いつかう
)
及
(
およ
)
び
093
水上山
(
みなかみやま
)
の
聖場
(
せいぢやう
)
より
弟
(
おとうと
)
の
所在
(
ありか
)
を
探
(
たづ
)
ねて
出発
(
しゆつぱつ
)
したる
春男
(
はるを
)
、
094
夏男
(
なつを
)
を
始
(
はじ
)
め、
095
水音
(
みなおと
)
、
096
瀬音
(
せおと
)
、
097
其
(
その
)
他
(
ほか
)
数多
(
あまた
)
の
従者
(
じうしや
)
にてありければ、
098
水奔鬼
(
すゐほんき
)
の
司
(
つかさ
)
も
此処
(
ここ
)
ぞ
一生
(
いつしやう
)
懸命
(
けんめい
)
と、
099
死力
(
しりよく
)
を
尽
(
つく
)
して
戦
(
たたか
)
ふべく
汀
(
みぎは
)
に
集
(
あつ
)
まり、
100
鬨
(
とき
)
の
声
(
こゑ
)
を
揚
(
あ
)
げつつ
示威
(
じゐ
)
運動
(
うんどう
)
を
試
(
こころ
)
みて
居
(
ゐ
)
る。
101
秋男
(
あきを
)
は
之
(
これ
)
を
見
(
み
)
るより
歓天
(
くわんてん
)
喜地
(
きち
)
、
102
霊
(
たま
)
の
身
(
み
)
の
置
(
お
)
き
処
(
どころ
)
も
知
(
し
)
らず、
103
忽
(
たちま
)
ち
火口
(
くわこう
)
より
四
(
よ
)
人
(
にん
)
の
従者
(
じうしや
)
を
引連
(
ひきつ
)
れ
降
(
くだ
)
り
来
(
きた
)
り、
104
二柱
(
ふたはしら
)
の
前
(
まへ
)
に
遠来
(
ゑんらい
)
の
苦労
(
くらう
)
を
謝
(
しや
)
し、
105
且
(
かつ
)
弟
(
おとうと
)
の
精霊
(
せいれい
)
や
二人
(
ふたり
)
の
兄
(
あに
)
及
(
およ
)
び
従神
(
じうしん
)
等
(
たち
)
に
面会
(
めんくわい
)
したる
嬉
(
うれ
)
しさに、
106
吾
(
われ
)
を
忘
(
わす
)
れて
踊
(
をど
)
り
狂
(
くる
)
ひつつ
歌
(
うた
)
ふ。
107
『あら
尊
(
たふと
)
御樋代
(
みひしろ
)
神
(
がみ
)
の
御
(
お
)
脇立
(
わきだち
)
108
二柱神
(
ふたはしらがみ
)
は
天降
(
あも
)
りましけり。
109
吾
(
われ
)
今
(
いま
)
は
精霊界
(
せいれいかい
)
にありながら
110
神
(
かみ
)
の
出
(
い
)
でまし
拝
(
をが
)
みて
生
(
い
)
きぬ。
111
吾
(
わが
)
魂
(
たま
)
は
生
(
い
)
き
栄
(
さか
)
えたり
二柱
(
ふたはしら
)
の
112
神
(
かみ
)
の
天降
(
あも
)
りの
御光
(
みかげ
)
拝
(
をが
)
みて』
113
朝空男
(
あさぞらを
)
の
神
(
かみ
)
は
歌
(
うた
)
ふ。
114
『
葭原
(
よしはら
)
の
国土
(
くに
)
の
災
(
わざはひ
)
救
(
すく
)
はむと
115
高光山
(
たかみつやま
)
へ
渡
(
わた
)
り
来
(
こ
)
しはや。
116
鳥船
(
とりふね
)
に
乗
(
の
)
りて
大空
(
おほぞら
)
かけりつつ
117
忍
(
しのぶ
)
ケ
丘
(
をか
)
に
先
(
ま
)
づ
天降
(
あも
)
りたり』
118
国生男
(
くにうみを
)
の
神
(
かみ
)
は
歌
(
うた
)
ふ。
119
『
忍
(
しのぶ
)
ケ
丘
(
をか
)
に
下
(
くだ
)
りて
見
(
み
)
れば
汝
(
な
)
が
弟
(
おとうと
)
120
冬男
(
ふゆを
)
精霊
(
せいれい
)
となりて
住
(
す
)
みけり。
121
水奔鬼
(
すゐほんき
)
笑
(
わら
)
ひ
婆
(
ばば
)
アの
謀計
(
たばかり
)
に
122
あはれ
冬男
(
ふゆを
)
は
生命
(
いのち
)
捨
(
す
)
てしよ。
123
汝
(
なれ
)
も
亦
(
また
)
笑
(
わら
)
ひ
婆
(
ばば
)
アや
譏
(
そし
)
り
婆
(
ばば
)
の
124
たくみに
生命
(
いのち
)
亡
(
う
)
せしか
愛
(
いと
)
し』
125
秋男
(
あきを
)
は
歌
(
うた
)
ふ。
126
『
有難
(
ありがた
)
し
二柱神
(
ふたはしらがみ
)
の
出
(
い
)
でましに
127
此
(
この
)
島
(
しま
)
ケ
根
(
ね
)
は
安
(
やす
)
く
栄
(
さか
)
えむ』
128
冬男
(
ふゆを
)
は
歌
(
うた
)
ふ。
129
『
恋
(
こ
)
ひ
慕
(
した
)
ふ
吾
(
わが
)
兄上
(
あにうへ
)
も
精霊
(
せいれい
)
の
130
世界
(
せかい
)
に
入
(
い
)
りしと
思
(
おも
)
へばかなしき。
131
さりながら
此
(
この
)
島
(
しま
)
ケ
根
(
ね
)
に
吾
(
わが
)
兄
(
あに
)
に
132
会
(
あ
)
ふは
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
なりける。
133
吾
(
わが
)
兄
(
あに
)
の
春男
(
はるを
)
、
夏男
(
なつを
)
の
御姿
(
みすがた
)
を
134
今
(
いま
)
目
(
め
)
の
前
(
まへ
)
に
見
(
み
)
るは
嬉
(
うれ
)
しき』
135
水音
(
みなおと
)
は
歌
(
うた
)
ふ。
136
『
御
(
おん
)
後
(
あと
)
を
慕
(
した
)
ひ
来
(
きた
)
りつつ
此
(
この
)
島
(
しま
)
に
137
亡
(
な
)
き
若王
(
わかぎみ
)
に
会
(
あ
)
ふは
嬉
(
うれ
)
しき。
138
今
(
いま
)
は
世
(
よ
)
に
亡
(
な
)
き
君
(
きみ
)
ながら
嬉
(
うれ
)
しもよ
139
精霊界
(
せいれいかい
)
に
輝
(
かがや
)
き
給
(
たま
)
へば』
140
瀬音
(
せおと
)
は
歌
(
うた
)
ふ。
141
『
巌
(
いは
)
ケ
根
(
ね
)
の
君
(
きみ
)
の
御言
(
みこと
)
を
被
(
かか
)
ぶりて
142
君
(
きみ
)
に
会
(
あ
)
はむと
探
(
たづ
)
ね
来
(
き
)
つるも。
143
神々
(
かみがみ
)
の
厚
(
あつ
)
き
恵
(
めぐ
)
みに
此
(
この
)
島
(
しま
)
の
144
磯辺
(
いそべ
)
に
君
(
きみ
)
に
会
(
あ
)
ふは
嬉
(
うれ
)
しき』
145
春男
(
はるを
)
は
歌
(
うた
)
ふ。
146
『
吾
(
わが
)
父
(
ちち
)
の
御言
(
みこと
)
重
(
おも
)
しと
来
(
き
)
て
見
(
み
)
れば
147
弟
(
おとうと
)
は
既
(
すで
)
に
鬼
(
おに
)
となりしよ。
148
水奔鬼
(
すゐほんき
)
に
生命
(
いのち
)
取
(
と
)
られし
弟
(
おとうと
)
と
149
思
(
おも
)
へばかなしき
吾
(
われ
)
なりにけり』
150
夏男
(
なつを
)
は
歌
(
うた
)
ふ。
151
『うつせみの
吾
(
われ
)
弟
(
おとうと
)
に
会
(
あ
)
ひぬれど
152
何
(
なに
)
か
一
(
ひと
)
つの
淋
(
さび
)
しみを
覚
(
おぼ
)
ゆ。
153
さりながら
霊魂
(
たま
)
の
生命
(
いのち
)
は
永遠
(
とは
)
に
生
(
い
)
くと
154
聞
(
き
)
きて
心
(
こころ
)
をなぐさみにけり。
155
父上
(
ちちうへ
)
が
此
(
こ
)
のありさまを
聞
(
き
)
きまさば
156
歎
(
なげ
)
き
給
(
たま
)
はむと
思
(
おも
)
へば
悲
(
かな
)
し。
157
天津
(
あまつ
)
神
(
かみ
)
の
天
(
あま
)
の
鳥船
(
とりふね
)
にたすけられ
158
汝
(
なれ
)
に
会
(
あ
)
はむと
渡
(
わた
)
り
来
(
き
)
にけり』
159
秋男
(
あきを
)
は
歌
(
うた
)
ふ。
160
『
有難
(
ありがた
)
し
吾
(
わが
)
兄
(
あに
)
と
兄
(
あに
)
のやさしかる
161
心
(
こころ
)
を
聞
(
き
)
きて
吾
(
われ
)
蘇
(
よみがへ
)
る。
162
幽世
(
かくりよ
)
の
生命
(
いのち
)
は
長
(
なが
)
し
吾
(
わが
)
父
(
ちち
)
に
163
告
(
つ
)
げさせ
給
(
たま
)
へ
安
(
やす
)
く
住
(
す
)
めりと。
164
二柱
(
ふたはしら
)
神
(
かみ
)
よ
願
(
ね
)
ぎごと
聞食
(
きこしめ
)
せ
165
四
(
よ
)
人
(
にん
)
の
婆
(
ばば
)
を
吾
(
われ
)
は
征討
(
きた
)
めむ。
166
力
(
ちから
)
なき
吾
(
われ
)
を
救
(
すく
)
ひて
鬼婆
(
おにばば
)
を
167
征討
(
きた
)
め
給
(
たま
)
はれ
神国
(
みくに
)
の
為
(
た
)
めに』
168
茲
(
ここ
)
に
二柱神
(
ふたはしらがみ
)
は
頂上
(
ちやうじやう
)
に
登
(
のぼ
)
り
立
(
た
)
ち、
169
声
(
こゑ
)
も
清
(
すが
)
しく
天
(
あま
)
の
数歌
(
かずうた
)
を
奏上
(
そうじやう
)
し
給
(
たま
)
ふや、
170
さしもに
強
(
つよ
)
き
水奔鬼
(
すゐほんき
)
の
笑
(
わら
)
ひ、
171
瘧
(
おこり
)
、
172
譏
(
そし
)
り、
173
泣
(
なき
)
の
婆司
(
ばばつかさ
)
は、
174
言霊
(
ことたま
)
に
打
(
う
)
たれて
創痍
(
さうい
)
を
満身
(
まんしん
)
に
受
(
う
)
け、
175
生命
(
いのち
)
からがら、
176
湖城
(
こじやう
)
を
逃
(
に
)
げ
去
(
さ
)
りしが、
177
終
(
つひ
)
に
力
(
ちから
)
尽
(
つ
)
きて
熱湯
(
ねつたう
)
の
湖水
(
こすゐ
)
に
陥
(
おちい
)
り、
178
全滅
(
ぜんめつ
)
なしたるぞ
目出度
(
めでた
)
けれ。
179
天津
(
あまつ
)
神
(
かみ
)
二柱
(
ふたはしら
)
島
(
しま
)
に
現
(
あ
)
れまして
180
生言霊
(
いくことたま
)
に
曲津
(
まが
)
を
退
(
やら
)
へり。
181
冬男
(
ふゆを
)
、
秋男
(
あきを
)
二人
(
ふたり
)
は
精霊
(
せいれい
)
となりぬれど
182
神
(
かみ
)
の
力
(
ちから
)
にみたま
生
(
い
)
き
居
(
を
)
り。
183
うつそみの
二人
(
ふたり
)
の
兄
(
あに
)
に
巡
(
めぐ
)
り
会
(
あ
)
ひ
184
蘇
(
よみがへ
)
りたる
心地
(
ここち
)
なしける。
185
御樋代
(
みひしろ
)
の
神
(
かみ
)
の
鳥船
(
とりふね
)
空
(
そら
)
高
(
たか
)
く
186
一行
(
いつかう
)
を
乗
(
の
)
せて
送
(
おく
)
り
給
(
たま
)
へり。
187
冬男
(
ふゆを
)
等
(
ら
)
は
忍
(
しのぶ
)
ケ
丘
(
をか
)
に
送
(
おく
)
られぬ
188
春男
(
はるを
)
、
夏男
(
なつを
)
は
水上
(
みなかみ
)
に
帰
(
かへ
)
る。
189
秋男
(
あきを
)
等
(
ら
)
は
四
(
よ
)
つのみたまと
相共
(
あひとも
)
に
190
秋男
(
あきを
)
の
島
(
しま
)
の
主
(
あるじ
)
となりけり。
191
鳥船
(
とりふね
)
の
翼
(
つばさ
)
を
摶
(
う
)
ちて
二柱
(
ふたはしら
)
は
192
御樋代
(
みひしろ
)
神
(
がみ
)
に
復命
(
かへりごと
)
せり。
193
空
(
そら
)
の
海
(
うみ
)
渡
(
わた
)
りてここに
二柱
(
ふたはしら
)
194
御樋代
(
みひしろ
)
神
(
がみ
)
に
具
(
つぶさ
)
に
報
(
はう
)
ぜり。
195
葭原
(
よしはら
)
の
曲津
(
まが
)
は
大方
(
おほかた
)
亡
(
ほろ
)
びたれど
196
水奔草
(
すゐほんさう
)
の
災
(
わざはひ
)
やまず。
197
猛獣
(
まうじう
)
や
大蛇
(
をろち
)
毒虫
(
どくむし
)
はびこりて
198
葭原
(
よしはら
)
の
国土
(
くに
)
は
未
(
いま
)
だ
造
(
つく
)
れず。
199
附言
200
春男
(
はるを
)
、
201
夏男
(
なつを
)
並
(
ならび
)
に
水音
(
みなおと
)
、
202
瀬音
(
せおと
)
其
(
その
)
他
(
た
)
の
従者
(
じうしや
)
等
(
たち
)
は、
203
一人
(
ひとり
)
も
生命
(
いのち
)
を
落
(
おと
)
すものなく、
204
無事
(
ぶじ
)
神
(
かみ
)
の
助
(
たす
)
けにより、
205
水上山
(
みなかみやま
)
に
復命
(
ふくめい
)
し、
206
二人
(
ふたり
)
の
弟
(
おとうと
)
の
身
(
み
)
の
成行等
(
なりゆきなど
)
を
審
(
つぶ
)
さに
神前
(
しんぜん
)
に
報告
(
はうこく
)
し、
207
父
(
ちち
)
の
巌
(
いは
)
ケ
根
(
ね
)
にも
一伍
(
いちぶ
)
一什
(
しじふ
)
を
物語
(
ものがた
)
りければ、
208
巌
(
いは
)
ケ
根
(
ね
)
も
神恩
(
しんおん
)
の
深
(
ふか
)
きに
落涙
(
らくるゐ
)
し、
209
朝夕
(
あさゆふ
)
神前
(
しんぜん
)
に
差籠
(
さしこも
)
りて
感謝
(
ゐやひ
)
祝詞
(
のりと
)
の
奏上
(
そうじやう
)
に
熱中
(
ねつちう
)
したりける。
210
次
(
つぎ
)
に
秋男
(
あきを
)
は
松
(
まつ
)
、
211
竹
(
たけ
)
、
212
梅
(
うめ
)
、
213
桜
(
さくら
)
と
共
(
とも
)
に
湖中
(
こちう
)
の
浮島
(
うきじま
)
を
秋男島
(
あきをじま
)
と
命名
(
なづ
)
け、
214
此処
(
ここ
)
に
永遠
(
とは
)
の
住家
(
すみか
)
を
営
(
いとな
)
み、
215
湖中
(
こちう
)
の
神
(
かみ
)
として、
216
往来
(
ゆきき
)
の
船
(
ふね
)
や
漁夫
(
ぎよふ
)
等
(
たち
)
を
永遠
(
えいゑん
)
に
守
(
まも
)
る
事
(
こと
)
とはなりぬ。
217
又
(
また
)
冬男
(
ふゆを
)
は
忍
(
しのぶ
)
ケ
丘
(
をか
)
に
熊公
(
くまこう
)
、
218
虎公
(
とらこう
)
及
(
およ
)
び
山
(
やま
)
、
219
川
(
かは
)
、
220
海
(
うみ
)
の
精霊
(
せいれい
)
と
共
(
とも
)
に
永久
(
とこしへ
)
に
鎮
(
しづ
)
まり、
221
霊界
(
れいかい
)
より
葭原国
(
よしはらぐに
)
の
栄
(
さか
)
えを
守
(
まも
)
り、
222
悪魔
(
あくま
)
を
亡
(
ほろ
)
ぼす
神
(
かみ
)
として
永遠
(
えいゑん
)
に
国人
(
くにびと
)
より
尊敬
(
そんけい
)
さるる
事
(
こと
)
となりにける。
223
あなかしこ。
224
(
昭和九・七・三〇
旧六・一九
於関東別院南風閣
森良仁
謹録)
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