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大本の道(愛善の道)
第1章 愛善の世界
第2章 三大学則
第3章 教旨
第4章 一霊四魂と五情
第5章 義と正欲
第6章 祭─惟神の大道
第7章 教─天授の真理
第8章 慣─天人道の常
第9章 造─適宜の事務
第10章 四大主義
第11章 神の経綸
第12章 伊都能売
第13章 神業と宣教
第14章 信仰の道
第15章 信仰心得
第16章 みろくの世へ
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第九章 造─適宜の事務
インフォメーション
題名:
第九章 造─適宜の事務
著者:
出口王仁三郎
ページ:
目次メモ:
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
B130200c09
001
三九、なりはひ
002
人はみな
身魂
(
みたま
)
に合へる
造
(
なりはひ
)
あり神にならひて道をはづすな
003
士農工商の道つたへゆく大本はくもりたる世の光なりけり
004
世の中はおのもおのもの
家業
(
なりはひ
)
をつとめ励みて栄えこそすれ
005
信仰と誠意と努力なき時はいかなる事業も栄えざるべし
006
おのが身の力さとりて
事
(
こと
)
なさば
過
(
あやま
)
つことの
露
(
つゆ
)
だにもなし
007
うつし世の
勤務
(
つとめ
)
おこたる
曲人
(
まがびと
)
は神の
御国
(
みくに
)
のつみ
人
(
びと
)
なるも
008
朝早く起きいで
業
(
わざ
)
にいそしめば神の助けは
自
(
おのづか
)
ら添ふ
009
幸
(
さち
)
おほき
生業
(
なりはひ
)
なりとも
皇神
(
すめかみ
)
の
御許
(
みゆるし
)
なくば
吾
(
われ
)
はなすまじ
010
朝夕に
御前
(
みまへ
)
に祈り
業
(
わざ
)
をなせばいと安らけく進みゆくべし
011
現世
(
うつしよ
)
の
事業
(
わざ
)
さへ全くできぬ身の神の
御業
(
みわざ
)
に
仕
(
つか
)
へ
得
(
う
)
べきや
012
顕世
(
うつしよ
)
は神の
御国
(
みくに
)
の
田畑
(
たはた
)
なれば
畏
(
おそ
)
れつつしみ
日々
(
ひび
)
にはげめよ
013
よき
種子
(
たね
)
を神の畑に
蒔
(
ま
)
くならば
豊
(
ゆた
)
にみのらむ
千頴
(
ちかひ
)
八千頴
(
やちかひ
)
014
狭田
(
さだ
)
長田
(
ながた
)
高田
(
たかた
)
窪田
(
くぼた
)
に
種物
(
たなつもの
)
まきて育つるおほみたからはや
015
人みなの
生命
(
いのち
)
の種と朝夕にはたらく
田人
(
たびと
)
世のたからなる
016
きもむかふ心つくして世のために
幸
(
さち
)
ある
品
(
しな
)
をつくる
飛騨人
(
ひだびと
)
017
商人
(
あきうど
)
は正しかるこそ道なれや
勉
(
つと
)
めはげみて
御国
(
みくに
)
を富ませ
018
朝夕に汗して働くなりはひの中にこもれる宗教のひかり
019
四〇、経済
020
経済の根本革正なさざれば地上の国はほろびゆくべし
021
自然界の元素を採集利用せずば人生無意義に
終
(
をは
)
るものなり
022
天地
(
あめつち
)
の中にありとし在るものは神のあたへし宝なりけり
023
生活
(
なりはひ
)
になくてかなはぬ物はみなこの世の中の宝にぞある
024
ありとある地上のものは
悉
(
ことごと
)
く
火
(
ひ
)
水
(
みづ
)
土
(
つち
)
より
出
(
い
)
でざるはなし
025
火と水と土の
御徳
(
おんとく
)
知らざれば
真
(
しん
)
の
更生
(
かうせい
)
効を奏せず
026
お土からあがりし物を大切にせざればこの世は治まることなし
027
お土からあがりしものを大切にせよとの謎を知る人はなし
028
一さいの生産品は地上より更生もまた土よりはじめよ
029
あらがねの土は万有産出の
基
(
もとゐ
)
なりせばおろそかにすな
030
野に山に神の恵みは満ちたらふ人よまことの
鍬
(
くは
)
もちて掘れ
031
御教
(
みをしへ
)
のしげり栄えて
国民
(
くにたみ
)
のかまどの
煙
(
けむり
)
しげき
世
(
よ
)
待たるる
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【第9章 造─適宜の事務|大本の道(愛善の道)/B130200c09】
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