霊界物語.ネット
~出口王仁三郎 大図書館~
目 次
設 定
閉じる
×
霊界物語
三鏡
大本神諭
伊都能売神諭
出口王仁三郎全集
出口王仁三郎著作集
王仁文庫
惟神の道
幼ながたり
開祖伝
聖師伝
霧の海(第六歌集)
大本七十年史
大本史料集成
神霊界
新聞記事
新月の光
その他
王仁文献考証
検索は「
王仁DB
」で
←
戻る
その他
出口王仁三郎座談会集
宣伝使の心得
二名日記
民謡 波の上
民謡 月の都
大本の道(愛善の道)
道之大本
大鏡
暁の烏(井上留五郎著)
その他
その他(評論・アンチ等)
←
戻る
大本の道(愛善の道)
第1章 愛善の世界
第2章 三大学則
第3章 教旨
第4章 一霊四魂と五情
第5章 義と正欲
第6章 祭─惟神の大道
第7章 教─天授の真理
第8章 慣─天人道の常
第9章 造─適宜の事務
第10章 四大主義
第11章 神の経綸
第12章 伊都能売
第13章 神業と宣教
第14章 信仰の道
第15章 信仰心得
第16章 みろくの世へ
(メニューの右肩に*1が付いているものは、本文がまだテキスト化されていないもの。*2は内容がほぼ同じ他のテキストがあるもの。)
このサイトは『霊界物語』を始めとする出口王仁三郎等の著書を無料で公開しています。
(注・出口王仁三郎の全ての著述を収録しているわけではありません。未収録のものも沢山あります)
閉じる
×
この文献を王仁DBで開く
印刷用画面を開く
[?]
プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。
[×閉じる]
話者名の追加表示
[?]
セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。
[×閉じる]
追加表示する
追加表示しない
【標準】
表示できる章
テキストのタイプ
[?]
ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。
[×閉じる]
通常のテキスト
【標準】
コピー用のテキスト
その他の設定項目を表示する
ここから下を閉じる
文字サイズ
S
【標準】
M
L
フォント
フォント1
【標準】
フォント2
ルビの表示
通常表示
【標準】
括弧の中に表示
表示しない
古いブラウザでうまく表示されない時はこの設定を試してみて下さい
アンカーの表示
[?]
本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。
[×閉じる]
左側にだけ表示する
【標準】
表示しない
全てのアンカーを表示
宣伝歌
[?]
宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。
[×閉じる]
一段組
【標準】
二段組
脚注
[?]
[※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
[×閉じる]
全ての脚注を開く
全ての脚注を閉じる(マーク表示)
【標準】
脚注マークを表示しない
文字の色
背景の色
ルビの色
傍点の色
[?]
底本で傍点(圏点)が付いている文字は、『霊界物語ネット』では太字で表示されますが、その色を変えます。
[×閉じる]
外字1の色
[?]
この設定は現在使われておりません。
[×閉じる]
外字2の色
[?]
文字がフォントに存在せず、画像を使っている場合がありますが、その画像の周囲の色を変えます。
[×閉じる]
→
表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。
【新着情報】
サブスクのお知らせ
その他
>
大本の道
> 第15章 信仰心得
<<< 第14章 信仰の道
(B)
(N)
第16章 みろくの世へ >>>
マーキングパネル
設定パネルで「全てのアンカーを表示」させてアンカーをクリックして下さい。
【引数の設定例】 &mky=a010-a021a034 アンカー010から021と、034を、イエローでマーキング。
第一五章 信仰心得
インフォメーション
題名:
第一五章 信仰心得
著者:
出口王仁三郎
ページ:
目次メモ:
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
B130200c15
001
六八、見直し
002
よしあしの
葉末
(
はずゑ
)
のしらべなすよりも心の
幹
(
みき
)
の
根
(
ね
)
をただし見よ
003
むらきもの心一つのあつかひに
善
(
よ
)
くも
悪
(
あ
)
しくも見ゆる世の中
004
水晶の清き
身魂
(
みたま
)
をもつならばすべての人のよく見ゆるなり
005
人のこと悪く見ゆるはおしなべてわが
心根
(
こころね
)
のきたなき
故
(
ゆゑ
)
なり
006
悪人
(
あくにん
)
とおもへば親しくまじはりてことむけやはせ
誠心
(
まことごころ
)
に
007
悪人もまことをもちて
交
(
まじ
)
はれば
天性
(
てんせい
)
自然
(
しぜん
)
の
善人
(
ぜんにん
)
なりけり
008
わが
友
(
とも
)
と
仇
(
あだ
)
なす人とわかちなく誠
変
(
か
)
へざる人は神なり
009
憎しとはおもふな
吾
(
われ
)
に
仇
(
あだ
)
なすは
吾
(
われ
)
をきたふる神の
御心
(
みこころ
)
010
睨
(
にら
)
まれてにらみかへすは人ごころ笑ふてかへすは
神心
(
かみごころ
)
なる
011
日々
(
にちにち
)
におのれを責めて世の人を
賞
(
ほ
)
むるは神の心にかなへり
012
六九、言の葉
013
言霊
(
ことたま
)
のたすくる国といひながらその言霊をみだす人のみ
014
言霊
(
ことたま
)
の
幸
(
さちは
)
ひ
天照
(
あまて
)
る
神国
(
かみくに
)
ぞ淋しき
悪
(
あ
)
しき言葉つかふな
015
言
(
こと
)
の葉をあらため直せここたくの罪も
汚
(
けが
)
れもあとなく消えむ
016
やはらかき人の言葉はあらがねの
太刀
(
たち
)
も
剣
(
つるぎ
)
も折る力あり
017
あたたかき言葉の花は人みなの
荒
(
あら
)
き心を
和
(
なご
)
むものなる
018
うつくしき言葉の花は
何時
(
いつ
)
とても
醜
(
しこ
)
の嵐の襲ふことなし
019
千早
(
ちはや
)
ふる神にしたしみ愛すてふ心ありせば言葉の花咲く
020
むらきもの心の誠こもりたる言葉は
終生
(
しゆうせい
)
忘れぬものなり
021
かず多く誠の道をさとるとも
言
(
こと
)
の
葉
(
は
)
風の吹かぬこそよき
022
いふてよき事はいはずに言はずともよきことをいふ
醜人
(
しこびと
)
あはれ
023
世の人の口のくるまに乗せられな悪魔は人の口借りていふ
024
言
(
こと
)
の葉の
汚
(
けが
)
れしときは身に
魂
(
たま
)
にたちまち
曲
(
まが
)
の
憑
(
かか
)
るものなる
025
七〇、謙譲
026
へりくだる人ほど高く見ゆるかな心の空に光
充
(
み
)
つれば
027
へりくだる人にゆづるは神の子の
高天原
(
たかあまはら
)
へのぼる
段階
(
きざはし
)
028
へりくだり神に
仕
(
つか
)
へて
永久
(
とこしへ
)
の
生命
(
いのち
)
の国に昇るまめひと
029
田
(
た
)
の
面
(
おも
)
に稔る
稲穂
(
いなほ
)
をかがみとしへりくだりつつ世をば渡らむ
030
へりくだり人に
傲
(
おご
)
らず
衒
(
てら
)
はずに神のこころを心としゆけ
031
かむながら道のおくがに分け入れば
己
(
おの
)
が心の恥づかしきかな
032
かむながら道のおくがに分け入りて
万代
(
よろづよ
)
散らぬ花に逢ふかな
033
七一、苦楽
034
楽しみのあとの苦しみ見るよりも誠の道に苦しみて見よ
035
己
(
おの
)
が身の苦しき時ぞ
魂
(
たま
)
照りてももの
希望
(
のぞみ
)
はわき
出
(
い
)
づるなる
036
苦しみし覚えさへなき人の身は世にながらへて楽しみもなし
037
苦しみてあまたの人に使はれてはじめて人を使ふ道知る
038
汗水
(
あせみづ
)
をながせしのちの
休息
(
やすらひ
)
にまさる楽しみ世の中になし
039
苦しみの中にも
永久
(
とは
)
の
希望
(
のぞみ
)
ありいかに
幸
(
さち
)
ある
吾
(
わ
)
が身ならずや
040
苦しみもまたたのもしく思はるる神の
大道
(
おほぢ
)
を歩む身にして
041
世の中の楽しみばかり求めたる
吾
(
わ
)
が身はげにも
[
※
吾が身は実にも
]
愚
(
おろか
)
なりけり
042
苦しみも悩みも雲と散り失せぬただ愛善の神の
伊吹
(
いぶ
)
きに
043
七二、試練
044
試
(
こころ
)
みにあふも
憂
(
うれ
)
ひの雨ふるも
悔
(
くや
)
まず
怯
(
お
)
ぢず神にまかせよ
045
皇神
(
すめかみ
)
と共にありせば
如何
(
いか
)
ならむ悩みにあふも苦しからまじ
046
皇神
(
すめかみ
)
の道すすむ身は
千万
(
ちよろづ
)
の
曲
(
まが
)
おそふとも
如何
(
いか
)
で恐れむ
047
まことなき人は少しの試みにあひて誠の望みうしなふ
048
皇神
(
すめかみ
)
は恵みの
鞭
(
むち
)
をくはへつつ心の眠りさましたまへり
049
えらまれて宮の柱となる
御木
(
みき
)
は
科戸
(
しなど
)
の風にもまれこそすれ
050
いく
度
(
たび
)
か神の試練にきたへられ遭ひし悩みも喜びとなりぬ
051
いろいろの妨げ悩みあればこそ誠の
天佑
(
てんいう
)
くだり
来
(
く
)
るなり
052
神によりて悩みに堪へし心こそいや
永久
(
とこしへ
)
の実をや結ばむ
053
艱難
(
かんなん
)
の
大
(
だい
)
なるあとは幸福のめぐみの花の大なるが咲く
054
思はざること次々におこれども善意にとれば
力
(
ちから
)
とぞなる
055
言へば言へ
謗
(
そし
)
らばそしれ今はただ神の
御心
(
みむね
)
に任すばかりぞ
056
ちりの世の人の
嘲
(
あざけ
)
り何かあらむ神に生きたる
吾
(
わ
)
が身なりせば
057
今しばし
嵐
(
あらし
)
吹けどもやがてまた花咲き匂ふ春や来たらむ
058
ここだくの悩み
憂
(
うれ
)
ひも
御心
(
みこころ
)
ぞやがては深き喜びとならむ
059
何事も神の
御計
(
みはか
)
り給ふわざぞ
勇
(
いさ
)
みよろこべ
憂
(
う
)
きもつらきも
060
千万
(
ちよろづ
)
の悩みに逢ひてひるまぬは
五六七
(
みろく
)
の神の力なりけり
061
御試
(
みため
)
しに遭ひて打ち勝つ
信徒
(
まめひと
)
とならしめたまへ神の力に
062
七三、治療
063
病
(
や
)
む人も病まざる人も
千早
(
ちはや
)
ふる神の
御教
(
みのり
)
の薬を忘れな
064
病む時は神の
御前
(
みまへ
)
にひれ伏して心の罪のありかを悟れ
065
病悩
(
いたづき
)
の身を
天地
(
あめつち
)
に祈るともゆめ
現世
(
うつしよ
)
の医師をわすれな
066
人みなの身の
病悩
(
いたづき
)
ををさめむと
少彦名
(
すくなひこな
)
の
選
(
え
)
りし
神薬
(
みくすり
)
067
大己貴
(
おほなむち
)
少彦名
(
すくなひこな
)
のあらはしし
温泉
(
いでゆ
)
の
験
(
いさ
)
は神のたまもの
068
身の
欠
(
か
)
くる
病
(
やまひ
)
は早く切りすてよ神は
尚
(
なほ
)
さら
医師
(
くすし
)
たのみて
069
魂
(
たま
)
幸
(
ち
)
はふ神に
壮健
(
まめやか
)
いのるとも暑さ寒さのふせぎ忘れな
070
飲食
(
いんしよく
)
をひかへ目にしてつつしまば
医師
(
くすし
)
薬
(
くすり
)
に遠ざかるべし
071
飢ゑて死ぬ者はなけれど食ひ過ぎて命ちぢむる人の多きも
072
病神
(
やまひがみ
)
うかがふ家の
門口
(
かどぐち
)
はちりやあくたにけがされてをり
[
※
塵や芥に穢されて居り
]
073
いたづき
[
※
「いたずき」とは病気のこと
]
に病みこやしたる
束
(
つか
)
の
間
(
ま
)
もわれ
天地
(
あめつち
)
の神を忘れず
074
天地
(
あめつち
)
の神を忘るるその時ぞその身に悩みの種はまかるる
075
なやむとき喜ぶ時もおしなべて神の恵みを夢なわすれそ
076
いたづきに悩まさる身を
癒
(
いや
)
します
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
御稜威
(
みいづ
)
かしこし
077
いと弱き
吾
(
わ
)
が身は神の
御力
(
みちから
)
に
救
(
すく
)
はるるよりほかに道なし
078
七四、誡慎
079
ここばかり神の
御前
(
みまへ
)
となおもひそ
[
※
「な…そ」は古語で「どうか…しないでくれ」の意。つまりここでは「ここだけが神の御前だと思うな」という意。
]
何処
(
いづこ
)
も神のゐます
大前
(
おほまへ
)
080
眼に見えぬ心の鬼を
言
(
こと
)
むけて一人つつしめ神の
御子
(
みこ
)
たち
081
眼に見えぬ神には眼あり
隔
(
へだ
)
たりし壁に耳あり独りを
慎
(
つつし
)
む
082
人の眼のとどかぬ
所
(
とこ
)
を
慎
(
つつし
)
むは神にひとしき心なるべし
083
踏みてゆく神の
正道
(
まさみち
)
広けれど心せざればつまづくことあり
084
大神
(
おほかみ
)
の道ふみ分けてすすむ身にも
時
(
とき
)
じく
塞
(
さ
)
やる
醜
(
しこ
)
の
曲神
(
まがかみ
)
085
うるはしき
教
(
をしへ
)
の道を踏みながら鬼あざみの花したふ人あり
086
酒のめばいつも心は
春
(
はる
)
めけど悟りの花は散りみだるなり
087
大本
(
おほもと
)
をやぶるは
大本
(
おほもと
)
まめ
人
(
ひと
)
[
※
「まめひと」は信徒の意
]
のあらぬ言葉の針にぞありける
088
大本
(
おほもと
)
のためと思ひて
大本
(
おほもと
)
を
損
(
そこ
)
なふ
曲神
(
まがつ
)
はまめ
人
(
ひと
)
にひそめり
089
言霊
(
ことたま
)
のさちはふ
教
(
をしへ
)
を知りながら
禍
(
わざはひ
)
まねく
信徒
(
しんと
)
の
言霊
(
ことたま
)
090
えらまれて神の
使
(
つかひ
)
となりながら執着心のとれぬ人あり
091
身も
魂
(
たま
)
も神にささぐと言ひながら自己愛のみを
曲人
(
まがびと
)
のはかる
092
神さまのお道のためといひながら
神
(
かみ
)
松魚節
(
かつぶし
)
の
八十曲津
(
やそまがつ
)
あり
093
神さまを
喰
(
く
)
ひものにする
曲津見
(
まがつみ
)
の心の
曲
(
まが
)
をなほしたきもの
094
七五、処世(一)
095
新しく
生
(
う
)
まれむとせば
惟神
(
かむながら
)
かみの
御法
(
みのり
)
をかたく守れよ
096
千早
(
ちはや
)
ふる神の
身魂
(
みたま
)
にかへりなば
天
(
あめ
)
の
下
(
した
)
には
能
(
あた
)
はざるなし
097
成らぬとは人は言へども何事も成らぬにあらで
為
(
な
)
さぬなりけり
098
望みごと
正
(
ただ
)
しかりせば何事もかなはせたまふ愛善の神
099
望みごと叶ひたりとて気ゆるしをすれば
忽
(
たちま
)
ち
禍
(
わざはひ
)
とならむ
100
人の
業
(
わざ
)
はもう
一息
(
ひといき
)
といふときに破られやすし神にいのれよ
101
貧しくも心ただしくすむ人は神の恵みに富めるものなり
102
八重
(
やへ
)
むぐら固める
賎
(
しづ
)
の
伏屋
(
ふせや
)
にも愛の光のたのしみは充つ
103
星光
(
ほしかげ
)
の洩れ
来
(
く
)
る
伏屋
(
ふせや
)
に住むとても喜びおほき神の
教子
(
をしへご
)
104
母を見て娘をさとり
信徒
(
まめひと
)
の
行為
(
おこなひ
)
を見て
御教
(
みのり
)
をさとる
105
縁組
(
えんぐみ
)
の先の財産えらむより人のこころの
善悪
(
よしあし
)
を見よ
106
諌
(
いさ
)
められて耳を
閉
(
と
)
づれば
忽
(
たちま
)
ちにわが身の
開
(
ひら
)
く時を失ふ
107
誇
(
そし
)
られて直ちに腹の立つ人は心に雲のかかるしれもの
108
よしもなき事に腹立て
怒
(
いか
)
りなば
忽
(
たちま
)
ちその身の破滅まねかむ
109
ほめられて
心
(
こころ
)
許すなすぐ
後
(
あと
)
でまた
笑
(
わら
)
はるることのある世は
110
とり返しならぬ
過失
(
あやまち
)
なすものは心
傲
(
おご
)
れる時にぞありける
111
懐
(
ふところ
)
の寒くとぼしくなる時は神につめたき
行為
(
しわざ
)
なほせよ
112
人間は増長すればいつしかに
心身
(
しんしん
)
ともに腐敗するなり
113
人のこと
注意
(
きつけ
)
するより
己
(
おの
)
がなす
日々
(
ひび
)
の
行為
(
しわざ
)
に心くばれよ
114
百悶
(
ひやくもん
)
もただ
一決
(
いつけつ
)
に
如
(
し
)
かぬなり身を軽くせよ神にまかせよ
115
眠られぬ時はことさら
大本
(
おほもと
)
の神のをしへを思ひおこせよ
116
新年
(
にひどし
)
の春のこころを常に持てば世に災ひの
来
(
き
)
たることなし
117
七六、処世(二)
118
根
(
ね
)
の固き
樹
(
き
)
は
永遠
(
とことは
)
に
末
(
すゑ
)
ながく高く
太
(
ふと
)
しく
栄
(
さか
)
ゆるものなり
119
いち早く実る木の実は
朽
(
く
)
ち
易
(
やす
)
しおそきは長く
味
(
あぢ
)
保つなり
120
表面
(
へうめん
)
は小さく見えて内容の
大
(
だい
)
なるものは必ずさかえむ
121
いまの世は一に人物二に度胸三に
黄金
(
こがね
)
ぞたからなりけり
122
われ以上偉大の人にまじはれば人格とみに向上するなり
123
目的と主義の貫徹のぞみなばまづ実行を第一とせよ
124
上に立つ
人
(
ひと
)
動かねば下にゐる
僕婢
(
しもべ
)
はなほも動かざるべし
125
日々
(
にちにち
)
に踏みし実地の経験は学説よりも遥かにたふとし
126
知ることと知らざることとは
日々
(
にちにち
)
の事業の力に
大関係
(
だいくわんけい
)
あり
127
解
(
わか
)
らねば尋ねて
覚
(
さと
)
れ
何時
(
いつ
)
までも知らぬは
恥
(
はぢ
)
の
上
(
うは
)
ぬりとなる
128
何事も善意に利用する人は
現世
(
このよ
)
に余裕
綽々
(
しやくしやく
)
たるなり
129
塵
(
ちり
)
ほどのものと
侮
(
あなど
)
り捨つる人は
太
(
ふと
)
しき
事業
(
わざ
)
を成しとげ
難
(
がた
)
きも
130
悪習と
冗費
(
じようひ
)
にとらへらるる身は
終生
(
しうせい
)
大事
(
だいじ
)
をなすことを得じ
131
九仞
(
きうじん
)
の
功
(
こう
)
を
一簣
(
いつき
)
に損ずるはみな
軽率
(
けいそつ
)
のむくいなりけり
132
七七、処世(三)
133
旧恩を忘るる者は世に立ちて
栄
(
さか
)
えを得むこと
一
(
ひと
)
しほ
難
(
かた
)
し
134
権利のみ
云々
(
うんぬん
)
する人は世の中に義務をつくさぬ
曲神
(
まがかみ
)
と知れ
135
何事も
誓約
(
うけひ
)
をなすは
易
(
やす
)
けれど守るは
難
(
かた
)
きものとこそ知れ
136
頼まれてただちに承諾する人は
浅考
(
せんかう
)
薄慮
(
はくりよ
)
の
化身
(
けしん
)
なりけり
137
何事も取り過ぐるより
他
(
た
)
の人に
与
(
あた
)
へ過ぐるぞ
過
(
あやま
)
ちすくなし
138
利を多く得むと心をくだくより
冗費
(
つひえ
)
をはぶけ何につけても
139
損得
(
そんとく
)
のことに
眼
(
まなこ
)
を閉ぢられて思ひもかけぬ大損をする
140
我利我利
(
がりがり
)
は
一時
(
いちじ
)
の
虚栄
(
きよえい
)
を充たすとも遂には罪に亡ぶものなり
141
利に走り
情
(
なさけ
)
を知らぬ人々の
魂
(
たま
)
のゆくへは
根底
(
ねそこ
)
の国なり
142
なりはひを
努
(
つと
)
めて
節
(
せつ
)
ある心こそまことに家の宝なるべし
143
一日の業務は朝に考へて終日わき目もふらずはたらけ
144
人はみなその日の
業
(
わざ
)
にいそしみて
他
(
ほか
)
に心を夢な散らしそ
145
いそがしき人を訪問するときは簡単明瞭時間を
節
(
せつ
)
せよ
146
職業によりて人びと
閑忙
(
かんぼう
)
の時期のありせば心
得
(
う
)
べきなり
Δこのページの一番上に戻るΔ
<<< 第14章 信仰の道
(B)
(N)
第16章 みろくの世へ >>>
その他
>
大本の道
> 第15章 信仰心得
Tweet
文芸社文庫『あらすじで読む霊界物語』絶賛発売中!
逆リンク(このページにリンクが張られているページ)
三鏡解説013 人を使うこと | 飯塚弘明.com
オニド関連サイト
最新更新情報
10/22
【霊界物語ネット】
『
王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)
』をテキスト化しました。
9/18
【
飯塚弘明.com
】
飯塚弘明著『
PTC2 出口王仁三郎の霊界物語で透見する世界現象 T之巻
』発刊!
5/8
【霊界物語ネット】
霊界物語ネットに出口王仁三郎の
第六歌集『霧の海』
を掲載しました。
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【
メールアドレス
】
【第15章 信仰心得|大本の道(愛善の道)/B130200c15】
合言葉「みろく」を入力して下さい→