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大本の道(愛善の道)
第1章 愛善の世界
第2章 三大学則
第3章 教旨
第4章 一霊四魂と五情
第5章 義と正欲
第6章 祭─惟神の大道
第7章 教─天授の真理
第8章 慣─天人道の常
第9章 造─適宜の事務
第10章 四大主義
第11章 神の経綸
第12章 伊都能売
第13章 神業と宣教
第14章 信仰の道
第15章 信仰心得
第16章 みろくの世へ
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第一三章 神業と宣教
インフォメーション
題名:
第一三章 神業と宣教
著者:
出口王仁三郎
ページ:
目次メモ:
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
B130200c13
001
五四、この道
002
わが
御祖
(
みおや
)
開きたまひし
大本
(
おほもと
)
の道こそ
三世
(
さんぜ
)
の宝なりけり
003
霊
(
たま
)
幸
(
ち
)
はふ神の
御言
(
みこと
)
をかしこみて世の
大本
(
おほもと
)
の道を立てゆく
004
主
(
す
)
の神の
御旨
(
みむね
)
かしこみ地の上に
神国
(
みくに
)
をたつる道はこの道
005
天国もまた
霊国
(
れいごく
)
も地の
上
(
うへ
)
にいしずゑ築く神の道なり
006
千早
(
ちはや
)
ふる
神代
(
かみよ
)
の
教
(
のり
)
を生かさむとあさな
夕
(
ゆふ
)
なにわれはいそしむ
007
いそのかみ古きを捨てず新しきみのりも捨てずわれ世を開くも
008
かりごもの乱れ果てたる世をうれひまことを人にさとす
大本
(
おほもと
)
009
人の世のあらゆる
艱苦
(
かんく
)
をなめつくしはじめて悟る神の
大道
(
おほみち
)
010
むづかしき道とおもふな
大本
(
おほもと
)
はすべての人のとほる
大道
(
おほみち
)
011
大神
(
おほかみ
)
のまことの道は
平
(
たひ
)
らけく
安
(
やす
)
らけくして進みよきかな
012
天国に昇るはやさし地の底に落つるは
難
(
かた
)
き神の
大道
(
おほぢ
)
よ
013
あやまたじをかさじものと
[
※
誤たじ犯さじものと
]
朝夕に心してゆけ神の
大道
(
おほぢ
)
を
014
疑
(
うたが
)
はず心まよはずためらはず神の
大道
(
おほぢ
)
にとく進めかし
015
大本
(
おほもと
)
のまことの道を
踏
(
ふ
)
む人は
闇
(
やみ
)
のうき世も安くわたらむ
016
家門
(
いへかど
)
も高くひろけく栄え行く人は
真道
(
まみち
)
にかなふ
神子
(
みこ
)
なる
017
生みの子のいやつぎつぎに
相
(
あひ
)
伝へ神の
大道
(
おほぢ
)
を守りゆかなむ
018
五五、神業奉仕
019
まことある神のまことの
神柱
(
かむばしら
)
をはや
助
(
すけ
)
に
来
(
こ
)
よまことある人
020
露
(
つゆ
)
の身の
命
(
いのち
)
ささげてあめつちの神につかふる身こそ
幸
(
さち
)
なれ
021
千早
(
ちはや
)
ふる
神代
(
かみよ
)
ながらの
神業
(
かむわざ
)
に
仕
(
つか
)
へて神の
御子
(
みこ
)
とならばや
022
命
(
いのち
)
まで道にささぐる心あらば
如何
(
いか
)
なることも
叶
(
かな
)
はざらめや
023
身を捨てて道につくさば道もまた
捨身
(
すてみ
)
の人を捨てず助くる
024
手や足をまめやかにして道のため
大本
(
おほもと
)
ひらく人は神なり
025
大本
(
おほもと
)
の神の力と
選
(
えら
)
まれて世につくしたるひとぞ
幸
(
さち
)
なれ
026
むらきものこころ治めて道のために
竭
(
つく
)
せば神の
恩頼
(
みめぐみ
)
深し
027
いづこにも人のなすべき
神業
(
しんげふ
)
の開かれあるを人こそ知らめ
028
かすかなる道にかなひしよき
業
(
わざ
)
も積もりつもりて
神業
(
しんげふ
)
となる
029
一人
(
ひとり
)
ひとり同じ
神業
(
しんげふ
)
なしと聞くさればうらまじ人の役目を
030
くもりなきまでに
身魂
(
みたま
)
をみがかむと朝な夕なに
神業
(
みわざ
)
いそしむ
031
終
(
をは
)
りまで忍びて神に
仕
(
つか
)
ふるは
愛善心
(
あいぜんしん
)
の
満
(
み
)
つるがゆゑなり
032
道のため
神国
(
みくに
)
のために身の限り心のかぎり尽くすべき時
033
御恵
(
みめぐ
)
みの深きにむくい足らねども身も
魂
(
たましひ
)
も喜びささげむ
034
五六、宣教(一)
035
八洲国
(
やしまぐに
)
嶋
(
しま
)
の
八十嶋
(
やそしま
)
大本
(
おほもと
)
の
教
(
をしへ
)
ひらかばあめつち
安
(
やす
)
けし
036
天も地も清め澄まして
惟神
(
かむながら
)
かみの
教
(
をしへ
)
を
布
(
し
)
かむとぞ思ふ
037
霊
(
たま
)
幸
(
ち
)
はふ神の
教
(
をしへ
)
を
天地
(
あめつち
)
のあらむかぎりに
伝
(
つた
)
へゆかまし
038
天
(
あめ
)
が
下
(
した
)
世人
(
よびと
)
ことごとみちびかむ神の立てたる
明
(
あか
)
き
大道
(
おほぢ
)
に
039
ひさ
方
(
かた
)
の天津
御国
(
みくに
)
のおとづれを
遍
(
あまね
)
く
世人
(
よびと
)
にさとす
大本
(
おほもと
)
040
高
(
たか
)
ひかる神のをしへの日に月に海の
内外
(
うちと
)
にひろごる
大本
(
おほもと
)
041
木
(
こ
)
の
花
(
はな
)
の
匂
(
にほ
)
ふがごとく
三五
(
あななひ
)
のみのりは
四方
(
よも
)
に広まりにけり
042
あななひの救ひの道を
遠近
(
をちこち
)
に神に習ひて開かせたまへ
043
四方
(
よも
)
の国もらさずおとさず
御救
(
みすく
)
ひの
教
(
をしへ
)
の道に
入
(
い
)
らしめ給へ
044
からやまと国の
差別
(
けじめ
)
をたてずして救ひゆけかし愛善の道
045
植
(
う
)
ゑてみよ花の開かぬ
里
(
さと
)
はなし誠の道の開けざらめや
046
いり豆に花咲くためしあるものを誠の道の開けざらめや
047
かたちある宝をもちて救ふより誠の
教
(
のり
)
に
身魂
(
みたま
)
すくへよ
048
御恵
(
みめぐ
)
みを身に受けし人はいち早く神の
勲
(
いさを
)
を世につたへ行け
049
五七、宣教(二)
050
愛善の熱に燃えたる宣伝使
選
(
え
)
りて地上に
御教
(
みのり
)
ひらかむ
051
大本
(
おほもと
)
の
無二
(
むに
)
のたからは
遠近
(
をちこち
)
に道つたへ行く宣伝使なる
052
大本
(
おほもと
)
の道ひろめむと思ふにも
宣伝使
(
をしへつかさ
)
ぞ力なりけり
053
八洲国
(
やしまぐに
)
のこるくまなく
天地
(
あめつち
)
の道つたへ行く神の
御使
(
みつかひ
)
054
大本
(
おほもと
)
の神の
使
(
つかひ
)
とまけられて道つたへゆく人のたふとさ
055
わが
身魂
(
みたま
)
きよく修めて世の人に
大道
(
おほぢ
)
つたふる人は神なり
056
身をわすれ家を忘れて国のため道を広むる人は神なる
057
人々を恵みうやまひ世をさとす人の行為は神にぞありけり
058
うつし
世
(
よ
)
のむなしき旅をなす人に誠の道をさとせ
神使
(
みつかひ
)
059
強きをば
言
(
こと
)
むけやはし弱きをばたすくる人ぞ神の
御使
(
みつかひ
)
060
宣伝使
(
みつかひ
)
の前には炎も消えてゆく神の
御稜威
(
みいづ
)
の身に満ちぬれば
061
えらまれて神の
手代
(
てしろ
)
の宣伝使
天
(
てん
)
の福音
四方
(
よも
)
に
宣
(
の
)
りゆけ
062
大本
(
おほもと
)
の道を
宣
(
の
)
りゆくまさ
人
(
びと
)
は神の
御国
(
みくに
)
の宝となるべき
063
千重
(
ちへ
)
の波へだつる国に宣伝の旅ゆく人の
神
(
かみ
)
ごころかも
064
和田
(
わだ
)
の
原
(
はら
)
波を
蹴
(
け
)
たてて
大本
(
おほもと
)
の道ひろめ行く人の
雄々
(
をを
)
しも
065
五八、宣教(三)
066
言行心
(
げんかうしん
)
一致せざれば
大本
(
おほもと
)
の
教
(
をしへ
)
伝ふることはかなはじ
067
心より神の
教
(
をしへ
)
をさとらずば誠の道の
如何
(
いか
)
でひらけむ
068
霊力体
(
れいりよくたい
)
三つの働きそろはねば誠の神の道はひらけず
069
数万人に道を説くとも
一人
(
いちにん
)
を救ひ得ざれば何の甲斐なし
070
むつかしき話をやめよ
大神
(
おほかみ
)
のまことの道はたやすきが道
071
大本
(
おほもと
)
の
教
(
のり
)
つたへむと思ふにもなるべく
談
(
はなし
)
みじかきぞよき
072
言葉よりまづ行ひをなして見よ
百
(
もも
)
の舌にもいや
勝
(
まさ
)
るべし
073
言
(
こと
)
あげもなさずに世をば
教
(
をし
)
へゆく人ぞまことの
聖人
(
ひじり
)
なりけり
074
力
(
ちから
)
あるまことの人を
教
(
をし
)
ふるはまづ
吾
(
わ
)
が魂をみがくにぞある
075
何事も
教
(
をし
)
ふるものはその半ばわが身を教ふるものとなるべし
076
世の人の言葉を胸にたくはへてまさかの時に使へ
宣伝使
(
とりつぎ
)
077
人の世の
業
(
わざ
)
を励みてかむながら神のまにまに
御教
(
みのり
)
をつたふ
078
くるしみを苦しみとせず
皇神
(
すめかみ
)
のをしへを開く人の
雄々
(
をを
)
しも
079
きはみなき
世人
(
よびと
)
ことごと救はむと思へば
天国
(
みくに
)
の
福音
(
ふくいん
)
を
宣
(
の
)
れ
080
神を知らぬ
同胞
(
はらから
)
の身をあはれみて朝夕いのれ神の
御前
(
みまへ
)
に
081
やはらぎの道をつたふる
宣伝使
(
みつかひ
)
は
善言美詞
(
みやびのことば
)
あさ
夕
(
ゆふ
)
に
宣
(
の
)
れ
082
かむながら神のみことを
畏
(
かしこ
)
みて進みてゆかむ宣伝のたび
083
宣伝の旅に立ち
出
(
い
)
で思ふかな
陰日
(
かげひ
)
なたなき神の恵みを
084
五九、立替
085
神々の
怒
(
いか
)
りたまへる世の中はよろづの
曲事
(
まがごと
)
やむ時ぞなき
086
大三災
(
だいさんさい
)
小三災
(
せうさんさい
)
の
頻発
(
ひんぱつ
)
も人のこころの反映なりけり
087
天地
(
あめつち
)
の道あきらかになるときは
天変
(
てんぺん
)
地妖
(
ちえう
)
あとを絶つべし
088
飢饉
(
ききん
)
病気
戦争
(
せんそう
)
などの
災禍
(
わざはひ
)
も起こらざるべし神にしあらば
089
天災地変
(
わざはひ
)
を
指
(
ゆび
)
をり
数
(
かぞ
)
へまつ
虫
(
むし
)
の冬の
霜
(
しも
)
さきあはれなるかも
090
予言のみ好きな信者はともすれば
妖言
(
よげん
)
過言
(
くわげん
)
に脱線するなり
091
大神
(
おほかみ
)
のまことの道に
入
(
い
)
りながら
真言
(
まこと
)
魔言
(
まこと
)
のはき違ひする
092
手も足も動かさずしてみろくの
代
(
よ
)
はや
来
(
こ
)
よかしと祈る
曲神
(
まがかみ
)
093
立替
(
たてか
)
へを
世人
(
よびと
)
のことと思ふなよ立替へするはおのが
身魂
(
みたま
)
ぞ
094
延びちぢみ心の船のままぞかし神の
経綸
(
しぐみ
)
は人にありせば
095
一さいの
終
(
をは
)
りと思ふ今の世は神よりほかに頼るべきなし
096
世の
終末
(
をはり
)
せまり来たりし
際
(
きは
)
にさへ神に祈れば
生
(
い
)
くる道あり
097
変
(
かは
)
りゆく世に生まれ来て
皇神
(
すめかみ
)
の恵みにひたるは嬉しかりける
098
災害
(
わざはひ
)
の
繁
(
しげ
)
きこの世に
心
(
うら
)
やすく
生
(
い
)
くるは神の恵みなりけり
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(B)
(N)
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