霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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総説歌(そうせつか)

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第35巻 海洋万里 戌の巻 篇:前付 よみ(新仮名遣い):
章:総説歌 よみ(新仮名遣い):そうせつか 通し章番号:
口述日:1922(大正11)年09月15日(旧07月24日) 口述場所: 筆録者:加藤明子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1923(大正12)年12月25日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
人草は天地の神の御水火より現れ出たものであり、生粋の神の御子である。どうして曲であるはずがあろうか。
名位寿富は正しい欲ではあるが、そこに心を砕くことによって執着心という魔が懸り、種々雑多に焦慮し、体主霊従に落ちるのである。
しかし機会を得て神の光に遭い省みれば、元津神に代わって天地の大経綸の奉仕する万物の霊長なのである。
三五教の黒姫も、一度は夫への執着によって魂を抜かれ、海山越えてはるばると迷いに迷っていたが、心に悔悟の花が開き、本来の御霊に還ってより、神の恵みが幸いし、恋しき吾が子に再開することができた。
実子・玉治別とともに喜び勇んで自転倒島へ帰り、夫に巡り合い、麻邇の宝珠の神業に仕えて名を万世に輝かしたというのが、聞くもめでたいこの物語である。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm350002
愛善世界社版:3頁 八幡書店版:第6輯 474頁 修補版: 校定版:3頁 普及版:1頁 初版: ページ備考:
001天地(てんち)(かみ)御水火(みいき)より
002(あら)はれ()でし人草(ひとぐさ)
003至粋(しすゐ)至醇(しじゆん)(かみ)御子(みこ)
004如何(いか)でか(まが)のあるべきぞ
005名位(めいゐ)寿富(じゆふう)正欲(せいよく)
006(こころ)(くだ)(ところ)より
007執着心(しふちやくしん)てふ()(かか)
008種々(いろいろ)雑多(ざつた)焦慮(あせ)りつつ
009体主(たいしゆ)霊従(れいじう)()つれども
010一朝(いつてう)(かみ)(ひかり)()
011(かへり)みすれば(もと)(かみ)
012(かみ)(かは)りて天地(あめつち)
013大経綸(だいけいりん)奉仕(ほうし)する
014(いづ)(ちから)太柱(ふとはしら)
015(よろづ)(もの)霊長(れいちやう)
016三五教(あななひけう)黒姫(くろひめ)
017一度(いちど)(をつと)(たま)()かれ
018海山(うみやま)()えてはるばると
019(まよ)ひに(まよ)()たりしが
020(こころ)悔悟(くわいご)(はな)(ひら)
021(もと)御魂(みたま)(かへ)りてゆ
022(かみ)(めぐみ)(さちは)ひて
023(こひ)しき(わが)()邂逅(かいこう)なし
024(よろこ)(いさ)()てた()
025玉治別(たまはるわけ)諸共(もろとも)
026自転倒(おのころ)(じま)立帰(たちかへ)
027(をつと)(きみ)(めぐ)()
028麻邇(まに)宝珠(ほつしゆ)神業(しんげふ)
029(つか)へて()をば万世(よろづよ)
030(かがや)かしたる物語(ものがたり)
031()くも目出度(めでた)次第(しだい)なり
032あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
033御魂(みたま)(さちは)ひましませよ。
034   大正十一年九月十七日午後六時十五分
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