霊界物語.ネット
~出口王仁三郎 大図書館~
設定
|
ヘルプ
ホーム
霊界物語
舎身活躍(第37~48巻)
第39巻(寅の巻)
序歌
総説
第1篇 伊祖の神風
第1章 大黒主
第2章 評定
第3章 出師
第2篇 黄金清照
第4章 河鹿越
第5章 人の心
第6章 妖霧
第7章 都率天
第8章 母と娘
第3篇 宿世の山道
第9章 九死一生
第10章 八の字
第11章 鼻摘
第12章 種明志
第4篇 浮木の岩窟
第13章 浮木の森
第14章 清春山
第15章 焼糞
第16章 親子対面
第5篇 馬蹄の反影
第17章 テームス峠
第18章 関所守
第19章 玉山嵐
附録 大祓祝詞解
余白歌
×
設定
この文献を王仁DBで開く
印刷用画面を開く
[?]
プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。
[×閉じる]
話者名の追加表示
[?]
セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。
[×閉じる]
追加表示する
追加表示しない
【標準】
表示できる章
テキストのタイプ
[?]
ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。
[×閉じる]
通常のテキスト
【標準】
コピー用のテキスト
文字サイズ
S
【標準】
M
L
ルビの表示
通常表示
【標準】
括弧の中に表示
表示しない
アンカーの表示
[?]
本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。
[×閉じる]
左側だけに表示する
【標準】
表示しない
全てのアンカーを表示
宣伝歌
[?]
宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。
[×閉じる]
一段組
【標準】
二段組
脚注[※]用語解説
[?]
[※]、[*]、[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。[※]は主に用語説明、[*]は編集用の脚注で、表示させたり消したりできます。[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
[×閉じる]
脚注マークを表示する
【標準】
脚注マークを表示しない
脚注[*]編集用
[?]
[※]、[*]、[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。[※]は主に用語説明、[*]は編集用の脚注で、表示させたり消したりできます。[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。
[×閉じる]
脚注マークを表示する
脚注マークを表示しない
【標準】
外字の外周色
[?]
一般のフォントに存在しない文字は専用の外字フォントを使用しています。目立つようにその文字の外周の色を変えます。
[×閉じる]
無色
【標準】
赤色
現在のページには外字は使われていません
表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。
【新着情報】
サイトをリニューアルしました。不具合がある場合は
従来バージョン
をお使い下さい|
サブスク
のお知らせ
霊界物語
>
舎身活躍(第37~48巻)
>
第39巻(寅の巻)
> 前付 > 序歌
(N)
総説 >>>
序歌
(
じよか
)
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻
篇:
前付
よみ(新仮名遣い):
章:
序歌
よみ(新仮名遣い):
じょか
通し章番号:
口述日:
1922(大正11)年10月21日(旧09月2日)
口述場所:
筆録者:
松村真澄
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1924(大正13)年5月5日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
[×閉じる]
:
八岐大蛇や悪神たちがはびこる暗黒の世の中は、みなたがいに相争い合っている。それがために国家社会は刻々に危機に瀕して乱れきっている。
医学衛生は完備しても病気が蔓延し、交通機関が完備しても有無通じる道もない。国家の富力が増進しても飢餓が人々に迫る。
眼を転じれば外侮の脅威はますます高まり、国交は非運となり、人の思想は悪化していつ爆発するとも知れない。
これを思えば夜も寝られず、涙は頬を伝って流れる。古今未曾有のこの惨状を救って松の神の代に開くための神の道を立てさせ給う尊さよ。誠の神が現れて治めたまわるときはいつになるのだろうか。
天地の神もあきれ果て、風雨雷電は激怒し、水神怒り海神は怒涛を巻き起こして地上の生き物を洗い去り、大地の神は干ばつを、地震の神は家屋を倒し、火竜は地上の穢れを焼き尽くす。軍神は天賊地妖をくまなくみな殺し、清め給うぞ尊いことである。
天来未知の大偉人が現れ来たり、天地のもろもろの穢れを潔斎し、神に選ばれた民を永遠に救って五六七の御代となれば、ここに初めて地上に天国が顕現し、無上至楽の世となるだろう。
邪神を懲らし善神を救うご経綸こそ、まったく皇神がわれらに賜ったご遺訓である。この神意を解する者がなかったために、皇大神は神の教えを立て給い、綾の聖地に現れまして皇道本義を宣り給う尊き世となったのである。
神の御綱に引かれて寄り集う人はおしなべて、この御教えを遵奉し模範を世界に示せば、次第に人は善良な身魂となって世のために尽くす真人となる。
そうすれば神は喜び、自然に天地は清まって神の御国に泰平を謳い、御恵に浴する御代となるであろう。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
[×閉じる]
:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm390001
愛善世界社版:
前付 1頁
八幡書店版:
第7輯 273頁
修補版:
校定版:
前付 1頁
普及版:
前付 1頁
初版:
ページ備考:
派生
[?]
この文献を底本として書かれたと思われる文献です。
[×閉じる]
:
出口王仁三郎全集 > 第五巻 言霊解・其他 > 【随筆・其他】 > 聖者の涙
001
八岐
(
やまた
)
大蛇
(
をろち
)
や
醜狐
(
しこぎつね
)
002
曲鬼
(
まがおに
)
探女
(
さぐめ
)
の
蔓
(
はびこ
)
れる
003
暗黒
(
あんこく
)
無道
(
ぶだう
)
の
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
は
004
仁義
(
じんぎ
)
道徳
(
だうとく
)
影
(
かげ
)
も
無
(
な
)
く
005
常世
(
とこよ
)
の
闇
(
やみ
)
の
如
(
ごと
)
く
也
(
なり
)
006
人
(
ひと
)
の
心
(
こころ
)
は
日
(
ひ
)
に
荒
(
すさ
)
び
007
世道
(
せだう
)
は
月
(
つき
)
に
頽廃
(
たいはい
)
し
008
親子
(
おやこ
)
疎
(
うと
)
んじ
睨
(
にら
)
み
合
(
あ
)
ひ
009
兄弟
(
けいてい
)
互
(
たがひ
)
に
相鬩
(
あひせめ
)
ぎ
010
親戚
(
しんせき
)
争
(
あらそ
)
ひ
相離
(
あひはな
)
れ
011
朋友
(
ほういう
)
信
(
しん
)
を
忘却
(
ばうきやく
)
し
012
各自
(
たがひ
)
に
悪罵
(
あくば
)
嘲笑
(
てうせう
)
し
013
上下
(
しやうか
)
は
常
(
つね
)
に
反目
(
はんもく
)
し
014
意志
(
いし
)
の
疎隔
(
そかく
)
は
恐
(
おそ
)
ろしく
015
紛擾
(
ふんぜう
)
絶
(
た
)
ゆる
暇
(
ひま
)
も
無
(
な
)
く
016
資本家
(
しほんか
)
労働者
(
らうどうしや
)
相対
(
あひたい
)
し
017
農
(
のう
)
商
(
しやう
)
工
(
こう
)
は
振起
(
しんき
)
せず
018
不景気
(
ふけいき
)
風
(
かぜ
)
は
吹
(
ふ
)
き
捲
(
まく
)
り
019
官民
(
くわんみん
)
互
(
たがひ
)
に
卑
(
いやし
)
みて
020
政令
(
せいれい
)
全
(
まつた
)
く
行
(
おこな
)
へず
021
主僕
(
しゆぼく
)
疎遠
(
そゑん
)
に
堕
(
おちい
)
りて
022
国家
(
こくか
)
社会
(
しやくわい
)
は
刻々
(
こくこく
)
に
023
危機
(
きき
)
に
瀕
(
ひん
)
しつ
諸々
(
もろもろ
)
の
024
譎詐
(
きつさ
)
の
曲業
(
まがわざ
)
時
(
とき
)
を
得
(
え
)
て
025
暴戻
(
ばうれい
)
盛
(
さかん
)
に
行
(
おこな
)
はる
026
忠誠
(
ちうせい
)
の
人士
(
じんし
)
は
足曳
(
あしびき
)
の
027
山
(
やま
)
に
隠
(
かく
)
ろひ
野
(
の
)
に
潜
(
ひそ
)
み
028
頭
(
かしら
)
をもたぐる
時
(
とき
)
を
得
(
え
)
ず
029
奸邪
(
かんじや
)
は
天下
(
てんか
)
に
跳梁
(
てうりやう
)
し
030
誠
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
は
世
(
よ
)
に
出
(
い
)
でず
031
乱
(
みだ
)
れ
切
(
き
)
つたる
娑婆
(
しやば
)
世界
(
せかい
)
032
挽回
(
ばんくわい
)
すべき
由
(
よし
)
も
無
(
な
)
し
033
医学
(
いがく
)
衛生
(
えいせい
)
完備
(
くわんび
)
して
034
悪疫
(
あくえき
)
益々
(
ますます
)
蔓延
(
まんえん
)
し
035
交通
(
かうつう
)
機関
(
きくわん
)
は
完備
(
くわんび
)
して
036
有無
(
うむ
)
通
(
つう
)
ずるの
途
(
みち
)
もなし
037
国家
(
こくか
)
の
富力
(
ふりよく
)
増進
(
ぞうしん
)
し
038
而
(
しか
)
して
饑餓
(
きが
)
は
人々
(
ひとびと
)
の
039
頭
(
かしら
)
に
刻々
(
こくこく
)
迫
(
せま
)
り
来
(
く
)
る
040
法警
(
はふけい
)
成
(
な
)
るに
従
(
したが
)
ひて
041
殺傷
(
さつしやう
)
頻
(
しき
)
りに
行
(
おこな
)
はれ
042
生産
(
せいさん
)
倍々
(
ますます
)
夥多
(
くわた
)
にして
043
物価
(
ぶつか
)
は
時々
(
じじ
)
に
凋落
(
てうらく
)
し
044
輸入
(
ゆにふ
)
超過
(
てうくわ
)
の
惨状
(
さんじやう
)
は
045
全
(
まつた
)
くその
度
(
ど
)
を
失
(
うしな
)
ひぬ
046
国庫
(
こくこ
)
漸
(
やうや
)
く
窮乏
(
きうばふ
)
し
047
兌換
(
だくわん
)
借款
(
しやくくわん
)
滔々
(
たうたう
)
と
048
経済界
(
けいざいかい
)
を
危
(
あやふ
)
くし
049
国防
(
こくばう
)
成
(
な
)
るに
従
(
したが
)
ひて
050
国辱
(
こくじよく
)
頻
(
しき
)
りに
興
(
おこ
)
るあり
051
高貴
(
かうき
)
は
俗
(
ぞく
)
に
親
(
した
)
しみて
052
卑賤
(
ひせん
)
は
倍々
(
ますます
)
僣上
(
せんじやう
)
す
053
富豪
(
ふがう
)
階級
(
かいきふ
)
は
押
(
おし
)
なべて
054
皆
(
みな
)
文弱
(
ぶんじやく
)
に
流落
(
りうらく
)
し
055
淫酒
(
いんしゆ
)
の
欲
(
よく
)
を
漁
(
あさ
)
りつつ
056
日
(
ひ
)
に
夜
(
よ
)
に
社会
(
しやくわい
)
を
汚
(
けが
)
し
行
(
ゆ
)
く
057
貧弱
(
ひんじやく
)
愈
(
いよいよ
)
窮乏
(
きうばふ
)
し
058
怨嗟
(
ゑんさ
)
の
声
(
こゑ
)
は
弥
(
いや
)
高
(
たか
)
し
059
都会
(
とくわい
)
に
住
(
す
)
める
人々
(
ひとびと
)
は
060
安逸
(
あんいつ
)
快楽
(
けらく
)
に
馴
(
な
)
れ
染
(
そ
)
まり
061
奢侈
(
しやし
)
限
(
かぎ
)
り
無
(
な
)
く
増長
(
ぞうちよう
)
す
062
田舎
(
ゐなか
)
は
都会
(
とくわい
)
の
風
(
ふう
)
に
染
(
そ
)
み
063
淳朴
(
じゆんぼく
)
の
気
(
き
)
は
地
(
ち
)
を
払
(
はら
)
ふ
064
学者
(
がくしや
)
の
偏狭
(
へんけふ
)
陋劣
(
ろうれつ
)
さ
065
怪論
(
くわいろん
)
迷説
(
めいせつ
)
相
(
あひ
)
ひさぎ
066
宗教
(
しうけう
)
宣布
(
せんぷ
)
に
従事
(
じうじ
)
する
067
僧侶
(
そうりよ
)
は
教義
(
けうぎ
)
を
曲解
(
きよくかい
)
し
068
宗祖
(
しうそ
)
の
教旨
(
けうし
)
を
滅
(
ほろぼ
)
して
069
品行
(
ひんこう
)
月
(
つき
)
に
堕落
(
だらく
)
しつ
070
精神界
(
せいしんかい
)
を
攪乱
(
かくらん
)
し
071
武人
(
ぶじん
)
は
銭
(
ぜに
)
を
愛着
(
あいちやく
)
し
072
士道
(
しだう
)
全
(
まつた
)
く
廃
(
すた
)
り
行
(
ゆ
)
く
073
商賈
(
しやうこ
)
は
謀計
(
ぼうけい
)
事
(
こと
)
と
為
(
な
)
し
074
信用
(
しんよう
)
全
(
まつた
)
く
地
(
ち
)
に
落
(
お
)
ちぬ
075
青壮年
(
せいさうねん
)
は
悪風
(
あくふう
)
に
076
眼
(
め
)
を
眩惑
(
げんわく
)
し
世
(
よ
)
に
習
(
なら
)
ひ
077
競
(
きそ
)
うてハイカラのみ
好
(
この
)
む
078
良家
(
りやうか
)
の
子女
(
しぢよ
)
は
学校
(
がくかう
)
に
079
通
(
かよ
)
ひ
乍
(
なが
)
らも
蝶
(
てふ
)
の
如
(
ごと
)
080
紅白粉
(
べにおしろい
)
を
塗立
(
ぬりた
)
てて
081
淫靡
(
いんび
)
の
風
(
かぜ
)
は
吹
(
ふ
)
き
荒
(
すさ
)
び
082
不良
(
ふりやう
)
少年
(
せうねん
)
続出
(
ぞくしゆつ
)
し
083
社会
(
しやくわい
)
の
秩序
(
ちつじよ
)
を
混乱
(
こんらん
)
し
084
拾収
(
しふしう
)
すべからず
成
(
な
)
り
果
(
は
)
てぬ
085
賢母
(
けんぼ
)
良妻
(
りやうさい
)
家
(
いへ
)
に
泣
(
な
)
き
086
蓄妾
(
ちくせふ
)
常
(
つね
)
に
逸楽
(
いつらく
)
す
087
芸妓屋
(
げいぎや
)
娼妓屋
(
しやうぎや
)
繁昌
(
はんじやう
)
し
088
良家
(
りやうか
)
益々
(
ますます
)
相寂
(
あひさび
)
し
089
国家
(
こくか
)
の
元老
(
げんらう
)
はただすらに
090
老後
(
らうご
)
を
急
(
いそ
)
ぎ
勢力
(
せいりよく
)
を
091
争
(
あらそ
)
ひ
乾児
(
こぶん
)
を
相募
(
あひつの
)
り
092
政客
(
せいかく
)
権
(
けん
)
を
弄
(
もてあそ
)
び
093
党弊
(
たうへい
)
擁護
(
ようご
)
に
余念
(
よねん
)
なく
094
神聖
(
しんせい
)
無垢
(
むく
)
の
議事堂
(
ぎじだう
)
に
095
禽獣
(
きんじう
)
叫
(
さけ
)
び
蛇
(
へび
)
を
投
(
な
)
げ
096
雲助輩
(
くもすけはい
)
の
行動
(
かうどう
)
を
097
演出
(
えんしゆつ
)
するこそ
慷慨
(
うたて
)
けれ
098
国家
(
こくか
)
の
選良
(
せんりやう
)
は
大切
(
たいせつ
)
な
099
国議
(
こくぎ
)
を
軽視
(
けいし
)
し
侮辱
(
ぶじよく
)
して
100
喧々
(
けんけん
)
囂々
(
がうがう
)
市場
(
しぢやう
)
の
如
(
ごと
)
し
101
国帑
(
こくど
)
を
猥
(
みだり
)
に
浪費
(
らうひ
)
して
102
民
(
たみ
)
の
負担
(
ふたん
)
は
日
(
ひ
)
に
重
(
おも
)
く
103
賦課
(
ふくわ
)
は
益々
(
ますます
)
大
(
だい
)
となり
104
国家
(
こくか
)
破産
(
はさん
)
の
緒
(
ちよ
)
を
開
(
ひら
)
く
105
眼
(
まなこ
)
を
転
(
てん
)
じて
眺
(
なが
)
むれば
106
外侮
(
ぐわいぶ
)
頻
(
しき
)
りに
相到
(
あひいた
)
り
107
国交
(
こくかう
)
益々
(
ますます
)
非運
(
ひうん
)
なり
108
人
(
ひと
)
の
思想
(
しさう
)
は
悪化
(
あくくわ
)
して
109
噴火山
(
ふんくわさん
)
上
(
じやう
)
にある
如
(
ごと
)
く
110
何時
(
いつ
)
爆発
(
ばくはつ
)
も
計
(
はか
)
られず
111
此
(
これ
)
をば
思
(
おも
)
ひ
彼
(
かれ
)
想
(
おも
)
ひ
112
夜
(
よ
)
も
碌々
(
ろくろく
)
に
眠
(
ねむ
)
られず
113
涙
(
なみだ
)
は
腮辺
(
しへん
)
に
滂沱
(
ばうだ
)
たり
114
古今
(
ここん
)
未曾有
(
みぞう
)
の
此
(
この
)
惨状
(
さんじやう
)
115
救
(
すく
)
ひて
松
(
まつ
)
の
神
(
かみ
)
の
代
(
よ
)
に
116
開
(
ひら
)
かむための
神
(
かみ
)
の
道
(
みち
)
117
樹
(
た
)
てさせ
玉
(
たま
)
ひし
尊
(
たふと
)
さよ
118
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
119
御霊
(
みたま
)
幸
(
さちは
)
へましまして
120
五逆
(
ごぎやく
)
十悪
(
じふあく
)
の
濁世
(
にごりよ
)
を
121
誠
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
の
現
(
あら
)
はれて
122
治
(
をさ
)
め
玉
(
たま
)
はる
時
(
とき
)
はいつ
123
松間
(
まつま
)
の
長
(
なが
)
き
鶴
(
つる
)
の
首
(
くび
)
124
亀
(
かめ
)
の
齢
(
よはひ
)
の
常久
(
とことは
)
に
125
守
(
まも
)
らせたまへと
祈
(
の
)
りまつる
126
天地
(
てんち
)
の
神
(
かみ
)
も
放
(
さか
)
り
坐
(
ま
)
し
127
風伯
(
ふうはく
)
怒
(
いか
)
りを
相発
(
あひはつ
)
し
128
颱風
(
たいふう
)
屡
(
しばしば
)
到来
(
たうらい
)
し
129
雷電
(
らいでん
)
ひらめき
激怒
(
げきど
)
して
130
天津
(
あまつ
)
御空
(
みそら
)
に
鳴
(
な
)
り
渡
(
わた
)
る
131
水神
(
すゐじん
)
忽
(
たちま
)
ち
嚇怒
(
くわくど
)
して
132
水難
(
すゐなん
)
頻
(
しき
)
りに
続発
(
ぞくはつ
)
し
133
海神
(
かいじん
)
怒濤
(
どたう
)
を
捲
(
ま
)
き
起
(
おこ
)
し
134
地上
(
ちじやう
)
の
蒼生
(
さうせい
)
を
洗
(
あら
)
ひ
去
(
さ
)
り
135
大地
(
だいち
)
の
神
(
かみ
)
は
旱魃
(
かんばつ
)
を
136
もたらし
地疫
(
ちえき
)
を
払
(
はら
)
ひまし
137
地震
(
ぢしん
)
の
神
(
かみ
)
は
地軸
(
ちぢく
)
をば
138
時々
(
じじ
)
に
動揺
(
どうえう
)
し
玉
(
たま
)
ひつ
139
汚
(
けが
)
れし
家屋
(
かをく
)
を
焼倒
(
やきたふ
)
し
140
火竜
(
くわりう
)
は
紅蓮
(
ぐれん
)
の
舌
(
した
)
を
吐
(
は
)
き
141
地上
(
ちじやう
)
の
汚穢
(
をゑ
)
を
焼
(
や
)
き
尽
(
つく
)
す
142
軍神
(
ぐんしん
)
怒
(
いか
)
りて
天賊
(
てんぞく
)
や
143
地妖
(
ちえう
)
を
隈
(
くま
)
無
(
な
)
く
鏖殺
(
おうさつ
)
し
144
清
(
きよ
)
め
玉
(
たま
)
ふぞ
畏
(
かしこ
)
けれ
145
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
の
幸
(
さちは
)
ひて
146
天来
(
てんらい
)
未知
(
みち
)
の
大偉人
(
だいゐじん
)
147
現
(
あら
)
はれ
来
(
きた
)
り
天地
(
あめつち
)
の
148
諸
(
もも
)
の
穢
(
けがれ
)
を
潔斎
(
けつさい
)
し
149
誠
(
まこと
)
の
道
(
みち
)
にかなひしと
150
神
(
かみ
)
に
選
(
えら
)
まれ
了
(
を
)
ふせたる
151
民
(
たみ
)
をば
常永
(
とは
)
に
救
(
すく
)
ひまし
152
五六七
(
みろく
)
の
御代
(
みよ
)
と
成
(
な
)
るなれば
153
爰
(
ここ
)
に
初
(
はじ
)
めて
天国
(
てんごく
)
は
154
地上
(
ちじやう
)
に
芽出度
(
めでたく
)
顕現
(
けんげん
)
し
155
無上
(
むじやう
)
至楽
(
しらく
)
の
世
(
よ
)
と
成
(
な
)
らむ
156
邪神
(
じやしん
)
を
懲
(
こら
)
し
善神
(
ぜんしん
)
を
157
救
(
すく
)
はせ
玉
(
たま
)
ふ
御
(
ご
)
経綸
(
けいりん
)
158
謂
(
い
)
ふも
畏
(
かしこ
)
き
限
(
かぎ
)
り
也
(
なり
)
159
是
(
これ
)
ぞ
全
(
まつた
)
く
皇神
(
すめかみ
)
の
160
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
に
賜
(
たま
)
ひし
御
(
ご
)
遺訓
(
ゐくん
)
ぞ
161
万代
(
よろづよ
)
倦
(
う
)
まず
皇神
(
すめかみ
)
は
162
神訓
(
しんくん
)
垂
(
た
)
れさせ
玉
(
たま
)
へども
163
世人
(
よびと
)
の
心
(
こころ
)
いや
曇
(
くも
)
り
164
神意
(
しんい
)
を
解
(
かい
)
するものも
無
(
な
)
く
165
大義
(
たいぎ
)
を
没
(
ぼつ
)
し
名分
(
めいぶん
)
を
166
覚
(
さと
)
らざるものばかりなり
167
皇
(
すめ
)
大神
(
おほかみ
)
は
世
(
よ
)
を
歎
(
なげ
)
き
168
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
を
立
(
た
)
て
玉
(
たま
)
ひ
169
世人
(
よびと
)
を
導
(
みちび
)
き
救
(
すく
)
はむと
170
綾
(
あや
)
の
聖地
(
せいち
)
に
現
(
あ
)
れまして
171
皇道
(
くわうだう
)
本義
(
ほんぎ
)
を
宣
(
の
)
り
玉
(
たま
)
ふ
172
尊
(
たふと
)
き
世
(
よ
)
とは
成
(
な
)
りにけり
173
神
(
かみ
)
の
御綱
(
みつな
)
に
曳
(
ひ
)
かれつつ
174
寄
(
よ
)
り
来
(
く
)
る
人
(
ひと
)
は
押並
(
おしな
)
べて
175
斯
(
こ
)
の
御教
(
みをしへ
)
を
遵奉
(
じゆんぽう
)
し
176
模範
(
もはん
)
を
世界
(
せかい
)
に
示
(
しめ
)
しなば
177
人
(
ひと
)
は
次第
(
しだい
)
に
善良
(
ぜんりやう
)
の
178
身魂
(
みたま
)
と
化
(
な
)
りて
世
(
よ
)
の
為
(
ため
)
に
179
尽
(
つく
)
す
真人
(
まびと
)
となりぬべし
180
さすれば
神
(
かみ
)
は
喜
(
よろこ
)
ばし
181
自然
(
しぜん
)
に
天地
(
てんち
)
は
清
(
きよ
)
まりて
182
五風
(
ごふう
)
十雨
(
じふう
)
の
順序
(
ついで
)
よく
183
日月
(
じつげつ
)
双
(
なら
)
び
輝
(
かがや
)
きて
184
万民
(
ばんみん
)
歓喜
(
くわんき
)
の
雨
(
あめ
)
に
濡
(
ぬ
)
れ
185
草木
(
くさき
)
は
緑
(
みどり
)
に
禽鳥
(
きんてう
)
は
186
神
(
かみ
)
の
御国
(
みくに
)
に
泰平
(
たいへい
)
を
187
謳
(
うた
)
ひて
神
(
かみ
)
の
御恵
(
みめぐみ
)
に
188
浴
(
よく
)
する
御代
(
みよ
)
となりぬ
可
(
べ
)
し
189
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
190
神代
(
かみよ
)
の
遠
(
とほ
)
き
物語
(
ものがたり
)
191
『
舎身
(
しやしん
)
活躍
(
くわつやく
)
』
寅
(
とら
)
の
巻
(
まき
)
192
序文
(
じよぶん
)
に
代
(
か
)
へて
述
(
の
)
べ
立
(
た
)
つる。
193
大正十一年十月廿日
Δこのページの一番上に戻るΔ
(N)
総説 >>>
霊界物語
>
舎身活躍(第37~48巻)
>
第39巻(寅の巻)
> 前付 > 序歌
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【
メールアドレス
】
【序歌|第39巻|舎身活躍|霊界物語|/rm390001】
合言葉「みろく」を入力して下さい→