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霊界物語
舎身活躍(第37~48巻)
第39巻(寅の巻)
序歌
総説
第1篇 伊祖の神風
第1章 大黒主
第2章 評定
第3章 出師
第2篇 黄金清照
第4章 河鹿越
第5章 人の心
第6章 妖霧
第7章 都率天
第8章 母と娘
第3篇 宿世の山道
第9章 九死一生
第10章 八の字
第11章 鼻摘
第12章 種明志
第4篇 浮木の岩窟
第13章 浮木の森
第14章 清春山
第15章 焼糞
第16章 親子対面
第5篇 馬蹄の反影
第17章 テームス峠
第18章 関所守
第19章 玉山嵐
附録 大祓祝詞解
余白歌
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霊界物語
>
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第39巻(寅の巻)
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<<< 序歌
(B)
(N)
大黒主 >>>
総説
(
そうせつ
)
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻
篇:
前付
よみ(新仮名遣い):
章:
総説
よみ(新仮名遣い):
そうせつ
通し章番号:
口述日:
1922(大正11)年10月21日(旧09月2日)
口述場所:
筆録者:
北村隆光
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1924(大正13)年5月5日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
神素盞嗚尊が八岐大蛇を言向け和し、肥の川上において手撫槌、足撫槌の娘・稲田姫命の危難を救い給うた神代の物語を続行するにあたり、コーカス山を中心として、まず五天竺の活動から後述することにしました。
山には古来、善神も鎮まっていたが、邪神もまた盛んに潜伏していた。太古の八王八頭は山を根拠として地方地方を鎮め守っていた。これは山岳の邪神の本拠に対して、居所を定めていたのである。
出雲は伯耆の大山を指すので、これは神素盞嗚尊が自ら登山して邪神を滅亡させ、村雲の宝剣を天照大神に奉って忠誠の大精神を発揮した物語である。
素盞嗚とはスバルタンの意である。スは進展、バルは拡張、また神権発動という意味であり、タンは尊、また頭領の意味である。天照大御神はアテーナの女神、またアポーロの女神ということになる。
葦原はアジアの意味であり、アッシリアとなりアジアになったのである。太古のアジアは現今の小アジアであったが、時世の変遷とともに広大なアジアとなったのである。
五天竺は周囲九万余里、三方を大海、北は雪山を背にして北は広く南は狭く、形は半月のようになっている。その地は七千余国に区分され、暑熱は激しく地は泉湿多い。
天竺の名称はたくさんあり、現在は正音により印度と言っている。神代には月と唱えられていたことは、第一巻に示すとおりである。
印度の人民には四種の差別がある。第一の刹帝利は代々王となる家柄である。第二の婆羅門は学問を家業とする。第三の毘舎は商人である。第四の首陀は農業を営む。第一巻には、婆羅門には三階級あることを述べたが、それは太古の神代のことである。
今から三千年前の印度の人民は、このように四階級に分かれていたのである。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm390002
愛善世界社版:
3頁
八幡書店版:
第7輯 279頁
修補版:
校定版:
3頁
普及版:
1頁
初版:
ページ備考:
001
神
(
かむ
)
素盞嗚
(
すさのをの
)
尊
(
みこと
)
が
八岐
(
やまた
)
大蛇
(
をろち
)
を
言向
(
ことむ
)
け
和
(
やは
)
し、
002
遂
(
つひ
)
に
肥
(
ひ
)
の
川上
(
かはかみ
)
に
於
(
おい
)
て、
003
手撫槌
(
てなづち
)
、
004
足撫槌
(
あしなづち
)
の
娘
(
むすめ
)
稲田姫
(
いなだひめの
)
命
(
みこと
)
の
危難
(
きなん
)
を
救
(
すく
)
ひたまひし
神代
(
かみよ
)
の
物語
(
ものがたり
)
を
続行
(
ぞくかう
)
するに
就
(
つい
)
て、
005
高加索
(
コーカス
)
山
(
ざん
)
を
中心
(
ちうしん
)
として
先
(
ま
)
づ
五天竺
(
ごてんじく
)
の
活動
(
くわつどう
)
より
口述
(
こうじゆつ
)
する
事
(
こと
)
と
致
(
いた
)
しました。
006
オロチと
言
(
い
)
ふ
意義
(
いぎ
)
は
山
(
やま
)
の
事
(
こと
)
である。
007
凡
(
すべ
)
て
風雲
(
ふううん
)
は
山
(
やま
)
より
発生
(
はつせい
)
するものにして、
008
オロチは
颪
(
おろし
)
である。
009
山
(
やま
)
には
古来
(
こらい
)
善神
(
ぜんしん
)
も
鎮
(
しづ
)
まり
玉
(
たま
)
ひ、
010
又
(
また
)
邪神
(
じやしん
)
も
盛
(
さか
)
んに
潜伏
(
せんぷく
)
して
居
(
ゐ
)
た。
011
故
(
ゆゑ
)
に
太古
(
たいこ
)
の
所謂
(
いはゆる
)
八王
(
やつわう
)
八頭
(
やつがしら
)
は
山
(
やま
)
を
根拠
(
こんきよ
)
として
其
(
その
)
地方
(
ちはう
)
々々
(
ちはう
)
を
鎮
(
しづ
)
め
守
(
まも
)
られて
居
(
ゐ
)
たのも、
012
要
(
えう
)
するに
山岳
(
さんがく
)
に
邪神
(
じやしん
)
棲息
(
せいそく
)
して
天下
(
てんか
)
を
攪乱
(
かくらん
)
せしを
以
(
もつ
)
て、
013
邪神
(
じやしん
)
の
本拠
(
ほんきよ
)
に
向
(
むか
)
つて
居所
(
きよしよ
)
を
定
(
さだ
)
められたのである。
014
又
(
また
)
肥
(
ひ
)
の
川上
(
かはかみ
)
といふ
言義
(
げんぎ
)
は
日
(
ひ
)
の
側陽陰
(
かはかみ
)
といふことで、
015
朝日
(
あさひ
)
の
直刺
(
たださ
)
す
夕日
(
ゆふひ
)
の
日照
(
ひて
)
らす、
016
山
(
やま
)
の
意義
(
いぎ
)
であつて、
017
出雲
(
いづも
)
とは
雲
(
くも
)
の
発生
(
はつせい
)
する
高山
(
かうざん
)
の
意義
(
いぎ
)
で
今日
(
こんにち
)
の
伯耆
(
ほうき
)
の
大山
(
だいせん
)
を
指
(
さ
)
したものである。
018
最後
(
さいご
)
に
神
(
かむ
)
素盞嗚
(
すさのをの
)
尊
(
みこと
)
が
自
(
みづか
)
ら
登山
(
とざん
)
して
邪神
(
じやしん
)
を
滅亡
(
めつぼう
)
せしめたまひて
大蛇
(
をろち
)
より
村雲
(
むらくも
)
の
宝剣
(
ほうけん
)
を
奪
(
うば
)
ひ、
019
之
(
これ
)
を
天照
(
あまてらす
)
大神
(
おほかみ
)
に
献
(
たてまつ
)
り
赤誠
(
せきせい
)
忠良
(
ちうりやう
)
の
大精神
(
だいせいしん
)
を
発揮
(
はつき
)
し
玉
(
たま
)
ひし
物語
(
ものがたり
)
であります。
020
素盞嗚
(
すさのを
)
とはスバルタンの
意
(
い
)
であつて、
021
スは
進展
(
ス
)
、
022
バルは
拡張
(
バル
)
とか
神権発動
(
バル
)
とかの
意
(
い
)
であり、
023
タンは
尊
(
みこと
)
とか
君
(
きみ
)
とか
頭領
(
とうりやう
)
とかの
意味
(
いみ
)
である。
024
又
(
また
)
天照
(
あまてらす
)
大御神
(
おほみかみ
)
は、
025
アテーナの
女神
(
めがみ
)
又
(
また
)
はアポーロの
女神
(
めがみ
)
と
謂
(
い
)
ふことになる。
026
アポーロは
天原
(
あまはら
)
の
意味
(
いみ
)
にもなり、
027
葦原
(
あしはら
)
は
亜細亜
(
アジア
)
の
意味
(
いみ
)
であり、
028
葦原
(
あしはら
)
はアツシリヤとなりアジアとなつたのである。
029
太古
(
たいこ
)
の
亜細亜
(
アジア
)
は
現今
(
げんこん
)
の
小
(
せう
)
亜細亜
(
アジア
)
であつたが
時世
(
じせい
)
の
変遷
(
へんせん
)
と
共
(
とも
)
に、
030
広大
(
くわうだい
)
なる
亜細亜
(
アジア
)
となつたのである。
031
却説
(
さて
)
五天竺
(
ごてんじく
)
は
境周
(
きやうしう
)
九万
(
きうまん
)
余
(
よ
)
里
(
り
)
、
032
三垂
(
さんすゐ
)
は
大海
(
たいかい
)
、
033
北
(
きた
)
は
雪山
(
せつざん
)
を
背
(
せ
)
にし
北
(
きた
)
広
(
ひろ
)
く
南
(
みなみ
)
狭
(
せま
)
く、
034
形
(
かたち
)
半月
(
はんげつ
)
の
如
(
ごと
)
く
野
(
の
)
を
劃
(
くわく
)
して
区分
(
くぶん
)
すること
七千
(
しちせん
)
余国
(
よこく
)
、
035
四
(
し
)
時
(
じ
)
殊
(
こと
)
に
暑熱
(
しよねつ
)
激
(
はげ
)
しく
地
(
ち
)
は
泉湿
(
せんしつ
)
多
(
おほ
)
く、
036
北
(
きた
)
は
乃
(
すなは
)
ち
山阜
(
さんぶ
)
軫
(
しん
)
を
隠
(
かく
)
し
丘陵
(
きうりよう
)
斥鹵
(
せきろ
)
なり。
037
東
(
ひがし
)
は
即
(
すなは
)
ち
川野
(
せんや
)
沃潤
(
よくじゆん
)
にして
田園
(
でんえん
)
山壟
(
さんろう
)
膏腴
(
かうゆ
)
なり。
038
南方
(
なんぱう
)
は
草木
(
さうもく
)
繁茂
(
はんも
)
し
西方
(
せいはう
)
は
土地
(
とち
)
磽确
(
こうかく
)
なりと
伝
(
つた
)
へられて
居
(
ゐ
)
る。
039
之
(
これ
)
に
依
(
よ
)
つて
天竺
(
てんじく
)
の
大概
(
たいがい
)
の
様子
(
やうす
)
は
窺知
(
きち
)
されることと
思
(
おも
)
ふ。
040
天竺
(
てんじく
)
の
名称
(
めいしよう
)
は
随分
(
ずゐぶん
)
沢山
(
たくさん
)
あつて
異議
(
いぎ
)
糾紛
(
きうふん
)
し、
041
容易
(
ようい
)
に
一定
(
いつてい
)
せなかつた。
042
太古
(
たいこ
)
は
身毒
(
しんどく
)
と
云
(
い
)
ひ
或
(
あるひ
)
は
賢豆
(
けんとう
)
と
曰
(
い
)
ひ
現代
(
げんだい
)
にては
正音
(
せいおん
)
に
従
(
したが
)
つて
印度
(
いんど
)
と
云
(
い
)
つて
居
(
ゐ
)
る。
043
印度国
(
いんどこく
)
は
地
(
ち
)
に
随
(
したが
)
つて
国
(
くに
)
と
称
(
とな
)
へ
殊
(
こと
)
に
方俗
(
はうぞく
)
を
異
(
こと
)
にし
遥
(
はるか
)
に
総名
(
そうめい
)
を
挙
(
あ
)
げて
其
(
そ
)
の
最
(
もつと
)
も
美
(
び
)
なりとする
名
(
な
)
を
呼
(
よ
)
んで
之
(
これ
)
を
印度
(
いんど
)
と
謂
(
い
)
ふのである。
044
印度
(
いんど
)
を
唐
(
から
)
にては
月
(
つき
)
と
謂
(
い
)
つた。
045
神代
(
かみよ
)
の
名称
(
めいしよう
)
も
亦
(
また
)
月
(
つき
)
と
称
(
とな
)
へられたのは
第一
(
だいいつ
)
巻
(
くわん
)
に
示
(
しめ
)
す
通
(
とほ
)
りである。
046
月
(
つき
)
に
多数
(
たすう
)
の
名号
(
めいがう
)
ありて
印度
(
いんど
)
と
称
(
しよう
)
するは
其
(
そ
)
の
一称
(
いつしよう
)
である。
047
阿毘
(
あび
)
曇心論
(
どんしんろん
)
の
音義
(
おんぎ
)
にも、
048
天竺
(
てんじく
)
を
或
(
あるひ
)
は
身毒
(
しんどく
)
と
云
(
い
)
ひ、
049
或
(
あるひ
)
は
賢豆
(
けんとう
)
と
言
(
い
)
ふは
皆
(
みな
)
訛
(
なまり
)
なり。
050
正
(
ただ
)
しくは
印度
(
いんど
)
と
言
(
い
)
ふ。
051
印度
(
いんど
)
は
月
(
つき
)
と
曰
(
い
)
ふ。
052
月
(
つき
)
に
千
(
せん
)
名
(
めい
)
有
(
あ
)
り。
053
斯
(
こ
)
れ
一称
(
いつしよう
)
なり。
054
一説
(
いつせつ
)
に
曰
(
い
)
ふ、
055
賢豆
(
けんとう
)
の
本名
(
ほんみやう
)
は
因陀羅
(
いんだら
)
婆陀那
(
ばだな
)
此
(
これ
)
を
主処
(
しゆしよ
)
と
曰
(
い
)
ふなり。
056
天帝
(
てんてい
)
護
(
まも
)
る
所
(
ところ
)
なるを
以
(
もつ
)
ての
故
(
ゆゑ
)
に
之
(
これ
)
を
号
(
ごう
)
する
耳
(
のみ
)
[
※
「耳」にルビ「のみ」は底本通り。「耳」を「のみ」とも読む。「それだけ」の意。
]
云々
(
うんぬん
)
。
057
又
(
また
)
印度
(
いんど
)
の
人民
(
じんみん
)
には
四種
(
ししゆ
)
の
差別
(
さべつ
)
がある。
058
まづ、
059
第一
(
だいいち
)
を
刹帝利
(
せつていり
)
と
云
(
い
)
ふ。
060
是
(
これ
)
は
代々
(
だいだい
)
王
(
わう
)
となるべき
家柄
(
いへがら
)
で
即
(
すなは
)
ち
五天竺
(
ごてんぢく
)
七千
(
しちせん
)
余国
(
よこく
)
の
国々
(
くにぐに
)
の
王
(
わう
)
となつて
居
(
ゐ
)
るのである。
061
第二
(
だいに
)
を
婆羅門
(
ばらもん
)
といふ。
062
是
(
これ
)
を
翻訳
(
ほんやく
)
すれば
浄行
(
じやうぎやう
)
と
云
(
い
)
ふことで
即
(
すなは
)
ち
浄
(
きよ
)
き
行
(
ぎやう
)
と
書
(
か
)
く
詞
(
ことば
)
で、
063
国柄
(
くにがら
)
相当
(
さうたう
)
に
有
(
あ
)
り
来
(
きた
)
つた
学問
(
がくもん
)
をして
代々
(
だいだい
)
家
(
いへ
)
を
伝
(
つた
)
へるものである。
064
第三
(
だいさん
)
を
毘舎
(
びしや
)
といふ、
065
これは
商人
(
せうにん
)
である。
066
第四
(
だいよん
)
を
首陀
(
しゆだ
)
と
云
(
い
)
ふ。
067
是
(
これ
)
は
農業
(
のうげふ
)
を
営
(
いとな
)
むもので
所謂
(
いはゆる
)
百姓
(
ひやくしやう
)
である。
068
霊界
(
れいかい
)
物語
(
ものがたり
)
第一
(
だいいつ
)
巻
(
くわん
)
に
婆羅門
(
ばらもん
)
には
三階級
(
さんかいきふ
)
ある
事
(
こと
)
を
口述
(
こうじゆつ
)
しておきましたが、
069
それは
太古
(
たいこ
)
の
神代
(
かみよ
)
の
事
(
こと
)
であり、
070
印度
(
いんど
)
四姓
(
しせい
)
の
第二位
(
だいにゐ
)
のバラモンの
部族内
(
ぶぞくない
)
に
出来
(
でき
)
た
階級
(
かいきふ
)
である。
071
釈迦
(
しやか
)
の
出現
(
しゆつげん
)
した
時代
(
じだい
)
にも、
072
地方
(
ちはう
)
に
由
(
よ
)
つて
行
(
おこな
)
はれて
居
(
ゐ
)
たのである。
073
以上
(
いじやう
)
言
(
い
)
つたのは、
074
総括
(
そうくわつ
)
して
印度
(
いんど
)
全体
(
ぜんたい
)
の
制度
(
せいど
)
を
説
(
と
)
いたので、
075
今
(
いま
)
より
三千
(
さんぜん
)
年
(
ねん
)
以前
(
いぜん
)
には
印度
(
いんど
)
の
人民
(
じんみん
)
は
前述
(
ぜんじゆつ
)
の
如
(
ごと
)
く、
076
刹帝利
(
せつていり
)
、
077
婆羅門
(
ばらもん
)
、
078
毘舎
(
びしや
)
、
079
首陀
(
しゆだ
)
の
四階級
(
よんかいきふ
)
と
成
(
な
)
つて
居
(
ゐ
)
たのであります。
080
一寸
(
ちよつと
)
茲
(
ここ
)
に
混線
(
こんせん
)
せない
様
(
やう
)
に
重
(
かさ
)
ねて
述
(
の
)
べておきました。
081
大正十一年十月二十日 王仁識
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