霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一章 大黒主(おほくろぬし)〔一〇六六〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第39巻 舎身活躍 寅の巻 篇:第1篇 伊祖の神風 よみ(新仮名遣い):いそのかみかぜ
章:第1章 大黒主 よみ(新仮名遣い):おおくろぬし 通し章番号:1066
口述日:1922(大正11)年10月21日(旧09月2日) 口述場所: 筆録者:松村真澄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1924(大正13)年5月5日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじはMさん作成です(一部加筆訂正してあります)。一部の章はAIによって要約を作成しています。[×閉じる]:
常世の国の常世城にて三葉葵の旗を立てて常世神王と称し、羽振りをきかせていた大国彦は、黄泉比良坂の戦いで大敗北を喫し、ついにはロッキー山の鬼となってバラモン教を開設することになった。
大国彦命の長子・大国別はバラモン教の教主となり、海を渡ってエジプトのイホの都に現れ、その教えは四方に広がり人心を惑乱した。
正道が滅びようとしたまさにその時、三五教の夏山彦、祝姫、行平別ほか三光の神司のために勢力を失い、次にメソポタミヤの顕恩郷に本拠を構えて小アジア、ペルシャ、インドなどに神司を遣わし、教えを広めていた。
神素盞嗚尊は八人の御子を顕恩城に忍ばせてバラモン教を帰順させようとした。バラモン教側では大国別命が帰幽した後、左守だった鬼雲彦が正嫡の国別彦を放逐し、大教主となって暴威をふるっていた。
天の太玉神は鬼雲彦に帰順を迫ったが、鬼雲彦は黒雲を起こして部下を連れて逃げ去ってしまった。フサの国、月の国を横断して自転倒島の大江山に立て籠もって、画策を続けていたのである。
しかしまたもや三五教の神司の言霊によって自転倒島から逃げ出し、月の国のハルナの都に潜んで勢力を盛り返し、月の国を根拠として再び天下を掌握しようとしていた。ハルナの都は月の国の西岸にあり、現今ではボンベーと呼ばれている。
鬼雲彦は大国彦命の名を奪って、自ら大国彦または大黒主神と称し、あまたの妾を蓄えてバラモン教の大教主となり、ハルナの都に近い兀山(大雲山)に大岩窟を穿って住処となし、外教徒の侵入を許さなかった。
神素盞嗚大神が主管し給うコーカス山、ウブスナ山の神館の神司たちも、月の国にはあまり手を染めなかったため、大黒主は月の国で力を蓄え、三五教を蹂躙しようと準備を整えつつあった。
神素盞嗚大神は自転倒島をはじめフサの国、竜宮島、高砂島、筑紫島などが大略三五教の御教えに信従したが、思うところあってか月の国のみは後廻しにされたのである。
ここに、斎苑の館の八尋殿に大神はあまたの神司を集めて、大黒主調伏の相談会を開始された。その結果、梅彦の照国別、音彦の玉国別、亀彦の治国別ならびに黄竜姫、蜈蚣姫が立ち向かうことになった。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる]: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:0000-00-00 00:00:00 文字数:2412 OBC :rm3901
愛善世界社版:9頁 八幡書店版:第7輯 283頁 修補版: 校定版:9頁 普及版:4頁 初版: ページ備考:
001遠(とほ)き神代(かみよ)の昔(むかし)より
002天地(てんち)の神(かみ)の大道(おほみち)を
003説(と)きさとしゆく諸々(もろもろ)の
004教(をしへ)は千(ち)ぐさ万種(よろづぐさ)
005数(かず)限(かぎ)りなき其(その)中(なか)に
006天地(てんち)を造(つく)り固(かた)めたる
007元(もと)つ御祖(みおや)の御教(みをしへ)を
008誠(まこと)の神(かみ)の現(あら)はれて
009説(と)きさとすなる三五教(あななひけう)
010天教山(てんけうざん)や地教山(ちけうざん)
011貴(うづ)の都(みやこ)のエルサルム
012黄金山(わうごんさん)下(か)を初(はじ)めとし
013霊鷲山(りやうしうざん)や万寿山(まんじゆざん)
014自転倒(おのころ)島(じま)に渡(わた)りては
015綾(あや)の聖地(せいち)の四尾山(よつをやま)
016其(その)外(ほか)百(もも)の国々(くにぐに)に
017教司(をしへつかさ)を間配(まくば)りて
018安(やす)く楽(たの)しき神(かみ)の世(よ)を
019立(た)てて五六七(みろく)の御教(みをしへ)に
020世人(よびと)を助(たす)け守(まも)らむと
021百(もも)の司(つかさ)を任(ま)け玉(たま)ひ
022千々(ちぢ)に心(こころ)を配(くば)ります
023三大教(さんだいけう)や五大教(ごだいけう)
024経(たて)と緯(よこ)との水火(いき)合(あは)せ
025固(かた)め玉(たま)ひし三五(あななひ)の
026教(をしへ)を損(そこな)ひ破(やぶ)らむと
027八岐(やまた)の大蛇(をろち)や醜狐(しこぎつね)
028曲鬼(まがおに)共(ども)の醜霊(しこみたま)
029天(あめ)が下(した)をば蹂躙(じうりん)し
030此(この)世(よ)を曇(くも)らせ汚(けが)さむと
031醜女(しこめ)探女(さぐめ)を数多(かずおほ)く
032四方(よも)に遣(つか)はし闇雲(やみくも)に
033猛(たけ)びめぐるぞうたてけり
034天足彦(あだるひこ)や胞場姫(えばひめ)の
035汚(けが)れし魂(たま)になり出(い)でし
036曲神(まがかみ)共(ども)は村肝(むらきも)の
037心(こころ)も清(きよ)き神司(かむづかさ)
038塩長彦(しほながひこ)の体(たい)を藉(か)り
039或(あるひ)は大国彦(おほくにひこ)の神(かみ)
040其(その)外(ほか)百(もも)の神人(かみびと)と
041世(よ)に現(あら)はれてウラル教(けう)
042バラモン教(けう)を開設(かいせつ)し
043三五教(あななひけう)に対抗(たいかう)し
044神(かみ)の光(ひかり)に照(てら)されて
045メソポタミヤを遁走(とんそう)し
046或(あるひ)はコーカス山(ざん)館(やかた)
047見棄(みす)てて逃(に)げ行(ゆ)くウラル姫(ひめ)
048性懲(しやうこ)りもなくどこ迄(まで)も
049千変(せんぺん)万化(ばんくわ)の妖術(えうじゆつ)を
050使(つか)ひて正道(せいだう)を紊(みだ)さむと
051狂(くる)ひ廻(まは)りし醜神(しこがみ)の
052常住(じやうぢう)不断(ふだん)の物語(ものがたり)
053いよいよここに述(の)べ初(そ)むる
054あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
055御霊(みたま)幸(さち)はへましませよ。
056 常世(とこよ)の国(くに)の常世城(とこよじやう)にあつて三葉葵(みつばあふひ)の旗(はた)を押立(おした)て、057自(みづか)ら常世(とこよ)神王(しんわう)と称(しよう)して羽振(はぶり)を利(き)かし居(ゐ)たる大国彦(おほくにひこ)は、058三五教(あななひけう)の為(ため)に其(その)悪虐(あくぎやく)無道(ぶだう)を警(いまし)められ、059部下(ぶか)の広国別(ひろくにわけ)をして常世城(とこよじやう)を守(まも)らしめ、060ロツキー山(ざん)に日出(ひのでの)神(かみ)と偽称(ぎしよう)して大国姫(おほくにひめ)をば伊弉冊(いざなみの)命(みこと)と偽称(ぎしよう)せしめ、061黄泉(よもつ)比良坂(ひらさか)の戦(たたか)ひに、062部下(ぶか)の軍卒(ぐんそつ)は大敗北(たいはいぼく)し、063遂(つひ)にはロツキー山(ざん)の鬼(おに)となり、064茲(ここ)にバラモン教(けう)を開設(かいせつ)することとなつた。
065 大国彦(おほくにひこの)命(みこと)の長子(ちやうし)大国別(おほくにわけ)はバラモン教(けう)の教主(けうしゆ)となり遠(とほ)く海(うみ)を渡(わた)つて、066埃及(エヂプト)のイホの都(みやこ)に現(あら)はれ、067其(その)教(をしへ)は四方(よも)に旭(あさひ)の豊栄昇(とよさかのぼ)るが如(ごと)く輝(かがや)き渡(わた)り、068人心(じんしん)を惑乱(わくらん)して、069正道(せいだう)将(まさ)に亡(ほろ)びむとせし時(とき)、070三五教(あななひけう)の夏山彦(なつやまひこ)、071祝姫(はふりひめ)、072行平別(ゆきひらわけ)外(ほか)三光(さんくわう)の神司(かむつかさ)の為(ため)に、073其(その)勢力(せいりよく)を失墜(しつつゐ)し、074遂(つひ)に葦原(あしはら)の中津国(なかつくに)と称(しよう)するメソポタミヤの顕恩郷(けんおんきやう)に本拠(ほんきよ)を構(かま)へ、075小(せう)亜細亜(アジア)、076波斯(ペルシヤ)、077印度(インド)等(など)に神司(かむづかさ)を数多(あまた)遣(つか)はして、078バラモンの教(をしへ)を拡充(くわくじゆう)しつつあつた。
079 神(かむ)素盞嗚(すさのをの)尊(みこと)は天下(てんか)の人心(じんしん)日(ひ)に月(つき)に悪化(あくくわ)し、080世(よ)は益々(ますます)暗黒(あんこく)ならむとするを憂(うれ)ひ玉(たま)ひて、081八(はち)人(にん)の珍(うづ)の御子(みこ)を犠牲(ぎせい)的(てき)に顕恩城(けんおんじやう)に忍(しの)び入(い)らしめ、082バラモン教(けう)を帰順(きじゆん)せしめむとし玉(たま)ひたれ共(ども)、083大国別(おほくにわけの)命(みこと)帰幽(きいう)せしより、084左守(さもり)と仕(つか)へたる鬼雲彦(おにくもひこ)は、085忽(たちま)ち野心(やしん)を起(おこ)し、086自(みづか)ら大棟梁(だいとうりやう)と称(しよう)して、087バラモン教(けう)の大教主(だいけうしゆ)となり、088大国別(おほくにわけ)の正統(せいとう)なる国別彦(くにわけひこ)を放逐(はうちく)し、089暴威(ばうゐ)を揮(ふる)ひ居(ゐ)たりしが、090天(あめ)の太玉(ふとだま)の神(かみ)現(あら)はれ来(きた)りて、091神力(しんりき)無辺(むへん)の言霊(ことたま)を発射(はつしや)し帰順(きじゆん)を迫(せま)りたれども、092素(もと)より暴悪(ばうあく)無道(ぶだう)の鬼雲彦(おにくもひこ)は、093一(いち)時(じ)顕恩郷(けんおんきやう)を脱(ぬ)け出(いだ)し、094再(ふたた)び時機(じき)を待(ま)つて、095捲土(けんど)重来(ぢうらい)、096三五(あななひ)の道(みち)を顛覆(てんぷく)せしめむと、097鬼雲姫(おにくもひめ)、098鬼熊別(おにくまわけ)、099蜈蚣姫(むかでひめ)其(その)他(た)百(もも)の司(つかさ)と共(とも)に黒雲(こくうん)を起(おこ)し、100邪神(じやしん)の本体(ほんたい)を現(あら)はしつつ、101顕恩城(けんおんじやう)を立出(たちい)で、102それよりフサの国(くに)、103月(つき)の国(くに)を横断(わうだん)し、104磯輪垣(しわがき)の秀妻(ほづま)の国(くに)と名(な)に負(お)ひし安全(あんぜん)地帯(ちたい)、105自転倒(おのころ)島(じま)の中心(ちうしん)大江山(おほえやま)に立籠(たてこも)り、106徐(おもむろ)に天下(てんか)を席巻(せきけん)すべく劃策(くわくさく)をめぐらしつつあつた。
107 然(しか)るに又(また)もや三五教(あななひけう)の神司(かむつかさ)の言霊(ことたま)に辟易(へきえき)し、108再(ふたた)び海(うみ)を渡(わた)りてフサの国(くに)に向(むか)ひ、109残党(ざんたう)を集(あつ)めて、110バラモンの再興(さいこう)を謀(はか)りつつ、111私(ひそ)かに月(つき)の国(くに)、112ハルナの都(みやこ)にひそみ、113逐次(ちくじ)勢力(せいりよく)をもり返(かへ)し、114今(いま)は容易(ようい)に対抗(たいかう)す可(べか)らざる大勢力(だいせいりよく)となり、115月(つき)の国(くに)を胞衣(えな)として、116再(ふたた)び天下(てんか)を掌握(しやうあく)せむとし、117最早(もはや)三五教(あななひけう)もウラル教(けう)も眼中(がんちう)になきものの如(ごと)くであつた。
118 此(この)ハルナの都(みやこ)は月(つき)の国(くに)の西海岸(せいかいがん)に位(くらゐ)し、119現今(げんこん)にてはボンベーと称(とな)へられてゐる。
120 鬼雲彦(おにくもひこ)は大国彦(おほくにひこの)命(みこと)の名(な)を奪(うば)ひて、121自(みづか)ら大国彦(おほくにひこ)又(また)は大黒主(おほくろぬしの)神(かみ)と称(しよう)しつつ、122本妻(ほんさい)の鬼雲姫(おにくもひめ)を退隠(たいいん)せしめ、123妙齢(めうれい)の女(をんな)石生能(いその)姫(ひめ)といふ美人(びじん)を妻(つま)とし、124数多(あまた)の妾(めかけ)を蓄(たくは)へて、125バラモン教(けう)の大教主(だいけうしゆ)となり、126ハルナの都(みやこ)に側近(そばちか)き兀山(こつざん)の中腹(ちうふく)に大岩窟(だいがんくつ)を穿(うが)ち、127千代(ちよ)の住家(すみか)となし、128門口(かどぐち)には厳重(げんぢう)なる番人(ばんにん)をおき、129外教徒(ぐわいけうと)の侵入(しんにふ)を許(ゆる)さなかつた。
130 ハルナの都(みやこ)には公然(こうぜん)と大殿堂(だいでんだう)を建(た)て、131時々(ときどき)大教主(だいけうしゆ)として出場(しゆつぢやう)し数多(あまた)の神司(かむづかさ)を支配(しはい)しつつあつた。132夜(よ)は身辺(しんぺん)の安全(あんぜん)を守(まも)る為(ため)、133兀山(こつざん)の岩窟(がんくつ)に隠(かく)れて居(ゐ)た。134此(この)兀山(こつざん)は大雲山(たいうんざん)と名(な)づけられた。
135 鬼雲彦(おにくもひこ)の大黒主(おほくろぬしの)命(みこと)は自(みづか)ら刹帝利(せつていり)の本種(ほんしゆ)と称(しよう)し、136月(つき)の国(くに)の大元首(だいげんしゆ)たるべき者(もの)と揚言(やうげん)しつつあつた。
137 月(つき)の国(くに)の七千(しちせん)余(よ)ケ国(こく)の国王(こくわう)は、138風(ふう)を望(のぞ)むで大黒主(おほくろぬし)に帰順(きじゆん)し、139媚(こび)を呈(てい)する状態(じやうたい)となつて来(き)た。140神(かむ)素盞嗚(すさのをの)大神(おほかみ)の主管(しゆくわん)し玉(たま)ふコーカス山(ざん)、141ウブスナ山(やま)の神館(かむやかた)に集(あつ)まる神司(かむづかさ)も、142此(この)月(つき)の国(くに)のみは何故(なにゆゑ)か余(あま)り手(て)を染(そ)めなかつたのである。143それ故(ゆゑ)大黒主(おほくろぬし)は無鳥郷(むてうきやう)の蝙蝠(へんぷく)気取(きどり)になつて、144驕心(けうしん)益々(ますます)増長(ぞうちよう)し、145今(いま)や全力(ぜんりよく)を挙(あ)げて、146三五教(あななひけう)の本拠(ほんきよ)たる黄金山(わうごんざん)は云(い)ふも更(さら)コーカス山(ざん)、147ウブスナ山(やま)の神館(かむやかた)をも蹂躙(じうりん)せむと準備(じゆんび)を整(ととの)へつつあつた。148而(しか)して西蔵(チベツト)と印度(インド)の境(さかひ)なる霊鷲山(りやうしうざん)も其(その)山(やま)続(つづ)きなる万寿山(まんじゆざん)も、149大黒主(おほくろぬし)の部下(ぶか)に襲撃(しふげき)さるること屡々(しばしば)であつた。
150 神(かむ)素盞嗚(すさのをの)大神(おほかみ)は自転倒(おのころ)島(じま)を初(はじ)め、151フサの国(くに)、152竜宮島(りうぐうじま)、153高砂島(たかさごじま)、154筑紫島(つくしじま)等(とう)は最早(もはや)三五教(あななひけう)の御教(みをしへ)に大略(たいりやく)信従(しんじゆう)したれ共(ども)、155まだ月(つき)の国(くに)のみは思(おも)ふ所(ところ)ありましてか、156後廻(あとまは)しになしおかれたのである。157それ故(ゆゑ)大黒主(おほくろぬし)は思(おも)ふが儘(まま)に跋扈(ばつこ)跳梁(てうれう)して、158勢力(せいりよく)を日(ひ)に月(つき)に増殖(ぞうしよく)し、159遂(つひ)に進(すす)んで三五教(あななひけう)の本拠(ほんきよ)を突(つ)かむとするに立至(たちいた)つたのである。
160 茲(ここ)に斎苑(いそ)の館(やかた)の八尋殿(やひろどの)に大神(おほかみ)は数多(あまた)の神司(かむづかさ)を集(あつ)めて、161大黒主(おほくろぬし)調伏(てうふく)の相談会(さうだんくわい)を開始(かいし)さるる事(こと)となつた。162日出別(ひのでわけの)神(かみ)(吾勝(あかつの)命(みこと))、163八島主(やしまぬしの)神(かみ)(熊野(くまの)樟日(くすびの)命(みこと))、164東野別(あづまのわけの)命(みこと)(東助(とうすけ))、165時置師(ときおかしの)神(かみ)(杢助(もくすけ))、166玉治別(たまはるわけ)、167初稚姫(はつわかひめ)、168五十子(いそこ)姫(ひめ)、169玉国別(たまくにわけ)(音彦(おとひこ))、170幾代姫(いくよひめ)、171照国別(てるくにわけ)(梅彦(うめひこ))、172菊子姫(きくこひめ)、173治国別(はるくにわけ)(亀彦(かめひこ))、174浅子姫(あさこひめ)、175岩子姫(いはこひめ)、176今子姫(いまこひめ)、177悦子姫(よしこひめ)、178黄竜姫(わうりようひめ)、179蜈蚣姫(むかでひめ)、180コーカス山(ざん)よりは梅子姫(うめこひめ)、181東彦(あづまひこ)、182高彦(たかひこ)、183北光(きたてるの)神(かみ)、184高光彦(たかてるひこ)、185玉光彦(たまてるひこ)、186国光彦(くにてるひこ)、187鷹彦(たかひこ)、188秋彦(あきひこ)等(ら)を初(はじ)め数多(あまた)の神司(かむつかさ)が集(あつ)まつて鬼雲彦(おにくもひこ)の大黒主(おほくろぬしの)神(かみ)を言向和(ことむけやは)すべく協議(けふぎ)をこらされた結果(けつくわ)、189梅彦(うめひこ)の照国別(てるくにわけ)、190音彦(おとひこ)の玉国別(たまくにわけ)、191亀彦(かめひこ)の治国別(はるくにわけ)並(ならび)に黄竜姫(わうりようひめ)、192蜈蚣姫(むかでひめ)が直接(ちよくせつ)に、193ハルナの大黒主(おほくろぬし)の館(やかた)に立向(たちむか)ふ事(こと)となつたのである。
194(大正一一・一〇・二一 旧九・二 松村真澄録)
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