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霊界物語
山河草木(第61~72巻、入蒙記)
第61巻(子の巻)
序文
第1篇 常磐の松
第1章 神苑
第2章 神影
第3章 神雲
第4章 神田
第5章 神山
第2篇 神国の春
第6章 神天
第7章 神地
第8章 神台
第9章 神行
第10章 神厳
第3篇 白梅の花
第11章 神浪
第12章 神徳
第13章 神雨
第14章 神服
第15章 神前
第4篇 風山雅洋
第16章 神英
第17章 神月
第18章 神人
第19章 神恵
第20章 神郷
第5篇 春陽自来
第21章 神花
第22章 神日
第23章 神暉
第24章 神泉
第25章 神家
余白歌
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霊界物語
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第61巻(子の巻)
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<<< 神山
(B)
(N)
神地 >>>
第六章
神天
(
しんてん
)
〔一五五六〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第61巻 山河草木 子の巻
篇:
第2篇 神国の春
よみ(新仮名遣い):
みくにのはる
章:
第6章 神天
よみ(新仮名遣い):
しんてん
通し章番号:
1556
口述日:
1923(大正12)年05月02日(旧03月17日)
口述場所:
筆録者:
明子
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1925(大正14)年10月16日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
[×閉じる]
:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm6106
愛善世界社版:
77頁
八幡書店版:
第11輯 54頁
修補版:
校定版:
83頁
普及版:
60頁
初版:
ページ備考:
001
第五二
002
一
003
天
(
あめ
)
と
地
(
つち
)
とを
統
(
す
)
べ
給
(
たま
)
ふ
004
元津
(
もとつ
)
御神
(
みかみ
)
の
御功
(
みいさを
)
を
005
ほめよ
称
(
たた
)
へよ
人
(
ひと
)
の
子
(
こ
)
よ
006
御神
(
みかみ
)
のまします
高天原
(
たかあまはら
)
の
007
珍
(
うづ
)
の
宮居
(
みやゐ
)
はきらきらと
008
月日
(
つきひ
)
の
如
(
ごと
)
く
輝
(
かがや
)
きて
009
千代
(
ちよ
)
に
八千代
(
やちよ
)
に
栄
(
さか
)
えけり。
010
二
011
真
(
しん
)
と
信
(
しん
)
との
光明
(
くわうみやう
)
を
012
みけしとなして
八重雲
(
やへぐも
)
を
013
珍
(
うづ
)
の
車
(
くるま
)
となしたまひ
014
鳴
(
な
)
る
雷
(
いかづち
)
を
遣
(
つか
)
はして
015
みさきを
馳
(
か
)
けらせ
玉
(
たま
)
ひつつ
016
天
(
あめ
)
と
地
(
つち
)
との
諸々
(
もろもろ
)
を
017
知召
(
しろしめ
)
すこそ
畏
(
かしこ
)
けれ。
018
三
019
神
(
かみ
)
の
掟
(
おきて
)
のいすくはし
020
落
(
お
)
つるくまなく
雪
(
ゆき
)
としき
021
恵
(
めぐみ
)
の
雨
(
あめ
)
は
非時
(
ときじく
)
に
022
降
(
くだ
)
りて
谷間
(
たにま
)
に
溢
(
あふ
)
れつつ
023
河
(
かは
)
を
渡
(
わた
)
りて
海
(
うみ
)
に
入
(
い
)
る
024
命
(
いのち
)
の
風
(
かぜ
)
は
永遠
(
とは
)
に
吹
(
ふ
)
き
025
栄光
(
さかえ
)
の
花
(
はな
)
は
咲
(
さ
)
き
匂
(
にほ
)
ふ。
026
四
027
塵
(
ちり
)
の
浮世
(
うきよ
)
に
生
(
うま
)
れたる
028
汚
(
けが
)
れ
切
(
き
)
りたる
人
(
ひと
)
の
身
(
み
)
は
029
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
真清水
(
ましみづ
)
に
030
清
(
きよ
)
むる
外
(
ほか
)
に
道
(
みち
)
ぞなき
031
幾世
(
いくよ
)
変
(
かは
)
らぬ
御恵
(
みめぐみ
)
を
032
与
(
あた
)
へたまひし
大御神
(
おほみかみ
)
033
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
御功績
(
みいさを
)
を
034
謹
(
つつし
)
み
感謝
(
かんしや
)
し
奉
(
たてまつ
)
れ。
035
第五三
036
一
037
天津
(
あまつ
)
御神
(
みかみ
)
の
永遠
(
とことは
)
の
038
厳
(
いづ
)
の
恵
(
めぐ
)
みをことほぎし
039
称
(
たた
)
への
歌
(
うた
)
のうるはしさ
040
大海原
(
おほうなばら
)
に
鼓
(
つづみ
)
うつ
041
浪
(
なみ
)
の
音
(
ね
)
よりも
弥高
(
いやたか
)
く
042
響
(
ひび
)
く
言霊
(
ことたま
)
勇
(
いさ
)
ましき
043
晨
(
あした
)
の
風
(
かぜ
)
や
夕風
(
ゆふかぜ
)
の
044
音
(
ね
)
よりも
清
(
きよ
)
く
聞
(
き
)
こゆなり
045
二
046
この
世
(
よ
)
を
洗
(
あら
)
ふ
瑞御霊
(
みづみたま
)
047
天津
(
あまつ
)
御神
(
みかみ
)
の
御言
(
みこと
)
もて
048
綾
(
あや
)
の
高天
(
たかま
)
に
天降
(
あも
)
りまし
049
限
(
かぎ
)
り
知
(
し
)
られぬ
慈愛
(
いつくしみ
)
050
開
(
ひら
)
かせたまふ
尊
(
たふと
)
さよ
051
その
功績
(
いさをし
)
は
現世
(
うつしよ
)
に
052
たとふるものも
無
(
な
)
かるべし
053
聖
(
ひじり
)
の
君
(
きみ
)
の
筆
(
ふで
)
にさへ
054
写
(
うつ
)
さむ
術
(
すべ
)
もなかるべし
055
三
056
わが
垂乳根
(
たらちね
)
の
父母
(
ちちはは
)
の
057
愛
(
あい
)
より
厚
(
あつ
)
く
恵
(
めぐ
)
みまし
058
千尋
(
ちひろ
)
の
海
(
うみ
)
の
底
(
そこ
)
よりも
059
深
(
ふか
)
き
恵
(
めぐみ
)
を
垂
(
た
)
れたまふ
060
厚
(
あつ
)
き
尊
(
たふと
)
き
御心
(
みこころ
)
は
061
人
(
ひと
)
の
思
(
おも
)
ひの
上
(
うへ
)
に
聳
(
そび
)
え
062
大空
(
おほぞら
)
よりも
弥広
(
いやひろ
)
し。
063
四
064
金銀
(
きんぎん
)
瑪瑙
(
めなう
)
瑠璃
(
るり
)
硨磲
(
しやこう
)
065
七宝
(
しちぱう
)
よりも
美
(
うる
)
はしき
066
誠
(
まこと
)
の
宝
(
たから
)
は
御神
(
みかみ
)
より
067
下
(
くだ
)
し
給
(
たま
)
へる
御宝
(
みたから
)
ぞ
068
あゝ
諸人
(
もろびと
)
よ
諸人
(
もろびと
)
よ
069
神
(
かみ
)
に
受
(
う
)
けたる
魂
(
たましひ
)
を
070
八洲
(
やす
)
の
河原
(
かはら
)
に
禊
(
みそぎ
)
して
071
清
(
きよ
)
き
身魂
(
みたま
)
となり
変
(
かは
)
り
072
神
(
かみ
)
の
御前
(
みまへ
)
に
勇
(
いさ
)
ましく
073
仕
(
つか
)
ふる
魂
(
たま
)
となれよかし。
074
第五四
075
一
076
奇
(
く
)
しき
貴
(
たふと
)
き
御恵
(
みめぐみ
)
の
077
珍
(
うづ
)
の
光
(
ひかり
)
は
現身
(
うつそみ
)
の
078
世人
(
よびと
)
の
悩
(
なや
)
む
暗路
(
やみぢ
)
をば
079
清
(
きよ
)
く
照
(
てら
)
させたまふなり
080
神
(
かみ
)
は
愛
(
あい
)
なり
世
(
よ
)
を
守
(
まも
)
る
081
人
(
ひと
)
よ
愛
(
あい
)
せよ
愛
(
あい
)
の
神
(
かみ
)
を。
082
二
083
醜
(
しこ
)
の
叢雲
(
むらくも
)
塞
(
ふさ
)
がりて
084
珍
(
うづ
)
の
御顔
(
みかほ
)
を
包
(
つつ
)
めども
085
誠
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
は
笑
(
ゑ
)
み
栄
(
さか
)
え
086
光
(
ひか
)
り
輝
(
かがや
)
き
給
(
たま
)
ふなり
087
神
(
かみ
)
は
愛
(
あい
)
なり
光
(
ひかり
)
なり
088
人
(
ひと
)
よ
愛
(
あい
)
せよ
愛
(
あい
)
の
神
(
かみ
)
を。
089
三
090
百
(
もも
)
の
禍
(
わざはひ
)
群起
(
むらおこ
)
り
091
吾
(
わが
)
身
(
み
)
を
責
(
せ
)
むる
時
(
とき
)
さへも
092
愛
(
あい
)
の
御神
(
みかみ
)
は
弥広
(
いやひろ
)
き
093
望
(
のぞ
)
みを
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
に
与
(
あた
)
へつつ
094
いと
平
(
たひら
)
かに
安
(
やす
)
らかに
095
慰
(
なぐさ
)
め
給
(
たま
)
ふぞ
尊
(
たふと
)
けれ
096
神
(
かみ
)
は
愛
(
あい
)
なり
光
(
ひかり
)
なり
097
人
(
ひと
)
よ
愛
(
あい
)
せよ
愛
(
あい
)
の
神
(
かみ
)
を。
098
四
099
世
(
よ
)
は
紫陽花
(
あぢさゐ
)
の
七変
(
ななかは
)
り
100
河
(
かは
)
の
淵瀬
(
ふちせ
)
と
移
(
うつ
)
るとも
101
恵
(
めぐみ
)
の
光
(
ひかり
)
は
永久
(
とこしへ
)
に
102
輝
(
かがや
)
き
渡
(
わた
)
り
給
(
たま
)
ふなり
103
神
(
かみ
)
は
愛
(
あい
)
なり
光
(
ひかり
)
なり
104
人
(
ひと
)
よ
愛
(
あい
)
せよ
愛
(
あい
)
の
神
(
かみ
)
を。
105
第五五
106
一
107
吾
(
わが
)
身
(
み
)
の
末
(
すゑ
)
は
如何
(
いか
)
にして
108
浮世
(
うきよ
)
を
渡
(
わた
)
るか
知
(
し
)
らねども
109
恵
(
めぐみ
)
の
深
(
ふか
)
き
皇神
(
すめかみ
)
は
110
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
や
瑞御霊
(
みづみたま
)
111
此
(
この
)
世
(
よ
)
に
降
(
くだ
)
したまひつつ
112
行手
(
ゆくて
)
を
照
(
て
)
らし
禍
(
わざはひ
)
を
113
科戸
(
しなど
)
の
風
(
かぜ
)
に
吹
(
ふ
)
き
払
(
はら
)
ひ
114
安
(
やす
)
きに
導
(
みちび
)
き
給
(
たま
)
ふべし。
115
二
116
如何
(
いか
)
なる
曲
(
まが
)
の
襲
(
おそ
)
ふとも
117
心
(
こころ
)
たゆまず
恐
(
おそ
)
れずに
118
神
(
かみ
)
の
光
(
ひかり
)
に
従
(
したが
)
ひて
119
ひたすら
真道
(
まみち
)
を
進
(
すす
)
むべし
120
世
(
よ
)
の
人々
(
ひとびと
)
は
変
(
かは
)
りゆき
121
総
(
すべ
)
ての
物
(
もの
)
は
移
(
うつ
)
るとも
122
我
(
わが
)
皇神
(
すめかみ
)
の
御心
(
みこころ
)
は
123
弥
(
いや
)
永遠
(
とこしへ
)
に
動
(
うご
)
かまじ
124
賞
(
ほ
)
めよ
称
(
たた
)
へよ
神
(
かみ
)
の
徳
(
とく
)
125
慕
(
した
)
ひまつれよ
神
(
かみ
)
の
愛
(
あい
)
。
126
三
127
荒
(
あら
)
き
海路
(
うなぢ
)
を
打
(
う
)
ち
開
(
ひら
)
き
128
限
(
かぎ
)
りも
知
(
し
)
らぬ
沙漠
(
さばく
)
をも
129
厭
(
いと
)
ひたまはず
雨
(
あめ
)
降
(
ふ
)
らせ
130
恵
(
めぐみ
)
の
露
(
つゆ
)
を
平
(
たひら
)
けく
131
与
(
あた
)
へ
給
(
たま
)
ふぞ
尊
(
たふと
)
けれ
132
神
(
かみ
)
は
愛
(
あい
)
なり
光
(
ひかり
)
なり
133
喜
(
よろこ
)
び
敬
(
うやま
)
へ
神
(
かみ
)
の
徳
(
とく
)
134
慕
(
した
)
ひまつれよ
神
(
かみ
)
の
愛
(
あい
)
。
135
第五六
136
一
137
皇神
(
すめかみ
)
の
深
(
ふか
)
き
恵
(
めぐみ
)
は
伊勢
(
いせ
)
の
海
(
うみ
)
138
如何
(
いか
)
でか
知
(
し
)
らむ
底
(
そこ
)
の
心
(
こころ
)
を。
139
二
140
罪
(
つみ
)
汚
(
けが
)
れ
吾
(
わが
)
過
(
あやま
)
ちを
憐
(
あは
)
れみて
141
赦
(
ゆる
)
すは
神
(
かみ
)
の
力
(
ちから
)
なりけり。
142
三
143
許々多久
(
ここたく
)
の
犯
(
をか
)
せる
罪
(
つみ
)
を
浄
(
きよ
)
めむと
144
開
(
ひら
)
かせ
給
(
たま
)
ひぬ
命
(
いのち
)
の
門
(
かど
)
を。
145
四
146
ためらはで
御神
(
みかみ
)
のかたに
任
(
まか
)
せかし
147
罪
(
つみ
)
の
重荷
(
おもに
)
も
助
(
たす
)
けたまはむ。
148
五
149
皇神
(
すめかみ
)
の
清
(
きよ
)
めの
道
(
みち
)
を
聞
(
き
)
く
人
(
ひと
)
は
150
人
(
ひと
)
より
幸
(
さち
)
の
多
(
おほ
)
き
身魂
(
みたま
)
ぞ。
151
六
152
言
(
こと
)
の
葉
(
は
)
に
称
(
たた
)
へ
尽
(
つく
)
せぬ
皇神
(
すめかみ
)
の
153
恵
(
めぐみ
)
に
酬
(
むく
)
ふ
術
(
すべ
)
もなきかな。
154
第五七
155
一
156
高
(
たか
)
き
恵
(
めぐみ
)
はスメールの
157
珍
(
うづ
)
の
御山
(
みやま
)
の
白雪
(
しらゆき
)
に
158
朝日
(
あさひ
)
輝
(
かがや
)
く
如
(
ごと
)
くなり
159
天教山
(
てんけうざん
)
や
地教山
(
ちけうざん
)
160
高天原
(
たかあまはら
)
の
霊場
(
れいぢやう
)
の
161
姿
(
すがた
)
も
如何
(
いか
)
で
及
(
およ
)
ばむや
162
神
(
かみ
)
は
愛
(
あい
)
なり
光
(
ひかり
)
なり。
163
二
164
厳
(
いづ
)
の
恵
(
めぐみ
)
はいと
深
(
ふか
)
し
165
窺
(
うかが
)
ふよしも
荒波
(
あらなみ
)
の
166
千尋
(
ちひろ
)
の
海
(
うみ
)
も
如
(
し
)
かざらめ
167
夕日
(
ゆふひ
)
輝
(
かがや
)
く
十和田
(
とわだ
)
湖
(
こ
)
の
168
水
(
みづ
)
にも
勝
(
まさ
)
り
深
(
ふか
)
きかな
169
神
(
かみ
)
は
愛
(
あい
)
なり
光
(
ひかり
)
なり。
170
三
171
瑞
(
みづ
)
の
恵
(
めぐみ
)
はいと
広
(
ひろ
)
し
172
空
(
そら
)
打
(
う
)
ち
仰
(
あふ
)
ぐ
青雲
(
あをくも
)
の
173
棚曳
(
たなび
)
くかぎり
白雲
(
しらくも
)
の
174
降居
(
おりゐ
)
むかふす
果
(
はて
)
までも
175
限
(
かぎ
)
りあらしの
真砂地
(
まさごぢ
)
に
176
三五
(
さんご
)
の
月
(
つき
)
の
澄
(
す
)
み
渡
(
わた
)
る
177
蒙古
(
もうこ
)
の
野
(
の
)
にも
弥勝
(
いやまさ
)
る
178
霊
(
みたま
)
の
海
(
うみ
)
の
広
(
ひろ
)
きかな
179
神
(
かみ
)
は
愛
(
あい
)
なり
光
(
ひかり
)
なり。
180
第五八
181
一
182
此
(
この
)
世
(
よ
)
に
生
(
いき
)
とし
生
(
い
)
けるもの
183
挙
(
こぞ
)
りて
迎
(
むか
)
へ
奉
(
たてまつ
)
れ
184
三千
(
さんぜん
)
年
(
ねん
)
の
昔
(
むかし
)
より
185
待
(
ま
)
ちに
待
(
ま
)
ちたる
更生主
(
すくひぬし
)
186
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
は
現
(
あ
)
れましぬ
187
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
は
現
(
あ
)
れましぬ
188
五六七
(
みろく
)
の
御世
(
みよ
)
は
近
(
ちか
)
づきぬ。
189
二
190
堅
(
かた
)
く
鎖
(
とざ
)
せる
鉄
(
くろがね
)
の
191
厳
(
いづ
)
の
扉
(
とびら
)
を
打
(
う
)
ち
開
(
ひら
)
き
192
擒
(
とりこ
)
となりし
罪人
(
つみびと
)
を
193
放
(
はな
)
ちて
許
(
ゆる
)
す
更生主
(
すくひぬし
)
194
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
は
現
(
あ
)
れましぬ
195
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
は
現
(
あ
)
れましぬ
196
五六七
(
みろく
)
の
御代
(
みよ
)
は
近
(
ちか
)
づきぬ。
197
三
198
天
(
あめ
)
と
地
(
つち
)
との
常世
(
とこよ
)
行
(
ゆ
)
く
199
常夜
(
とこよ
)
の
闇
(
やみ
)
を
打
(
う
)
ち
開
(
ひら
)
き
200
照
(
てら
)
させ
給
(
たま
)
ふ
御光
(
みひかり
)
と
201
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
は
現
(
あ
)
れましぬ
202
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
は
現
(
あ
)
れましぬ
203
五六七
(
みろく
)
の
御世
(
みよ
)
は
近
(
ちか
)
づきぬ。
204
四
205
悩
(
なや
)
み
萎
(
しを
)
れし
村肝
(
むらきも
)
の
206
心
(
こころ
)
の
花
(
はな
)
を
馨
(
かを
)
らせて
207
恵
(
めぐみ
)
の
露
(
つゆ
)
を
垂
(
た
)
れ
給
(
たま
)
ふ
208
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
は
現
(
あ
)
れましぬ
209
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
は
現
(
あ
)
れましぬ
210
五六七
(
みろく
)
の
御代
(
みよ
)
は
近
(
ちか
)
づきぬ。
211
五
212
高天原
(
たかあまはら
)
の
主
(
ぬし
)
と
坐
(
ま
)
す
213
誠
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
の
一人子
(
ひとりご
)
と
214
現
(
あら
)
はれたまひし
更生主
(
すくひぬし
)
215
其
(
その
)
御功績
(
みいさを
)
を
信徒
(
まめひと
)
等
(
ら
)
216
賞
(
ほ
)
めよ
称
(
たた
)
へよ
真心
(
まごころ
)
に
217
賞
(
ほ
)
めよ
称
(
たた
)
へよ
真心
(
まごころ
)
に
218
賞
(
ほ
)
めよ
称
(
たた
)
へよ
神
(
かみ
)
の
御子
(
みこ
)
を。
219
第五九
220
一
221
勇
(
いさ
)
み
喜
(
よろこ
)
べ
人
(
ひと
)
の
子
(
こ
)
よ
222
命
(
いのち
)
の
神
(
かみ
)
は
現
(
あ
)
れましぬ
223
闇
(
やみ
)
に
鎖
(
とざ
)
せし
胸
(
むね
)
の
戸
(
と
)
を
224
神
(
かみ
)
の
御声
(
みこゑ
)
に
打
(
うち
)
開
(
ひら
)
き
225
迎
(
むか
)
へ
奉
(
まつ
)
れよ
瑞御霊
(
みづみたま
)
226
神
(
かみ
)
は
愛
(
あい
)
なり
力
(
ちから
)
なり。
227
二
228
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
の
御光
(
みひかり
)
は
229
天地
(
あめつち
)
四方
(
よも
)
に
充
(
み
)
ち
足
(
た
)
らふ
230
天津
(
あまつ
)
神人
(
かみびと
)
初
(
はじ
)
めとし
231
蒼生
(
あをひとぐさ
)
も
諸共
(
もろとも
)
に
232
珍
(
うづ
)
の
光
(
ひかり
)
を
謳
(
うた
)
へかし
233
神
(
かみ
)
は
愛
(
あい
)
なり
権威
(
ちから
)
なり。
234
三
235
醜曲
(
しこまが
)
神
(
かみ
)
に
呪
(
のろ
)
はれし
236
暗
(
くら
)
き
国
(
くに
)
にも
皇神
(
すめかみ
)
の
237
恵
(
めぐみ
)
の
光
(
ひかり
)
充
(
み
)
ちぬれば
238
茨
(
いばら
)
も
生
(
は
)
えず
曲
(
まが
)
もなく
239
幸
(
さちはひ
)
あれと
祝
(
いは
)
ひ
玉
(
たま
)
ふ
240
神
(
かみ
)
は
愛
(
あい
)
なり
権威
(
ちから
)
なり。
241
四
242
神
(
かみ
)
が
表
(
おもて
)
に
現
(
あらは
)
れて
243
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
とを
立
(
た
)
て
別
(
わ
)
ける
244
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
造
(
つく
)
りし
神直日
(
かむなほひ
)
245
心
(
こころ
)
も
広
(
ひろ
)
き
大直日
(
おほなほひ
)
246
唯
(
ただ
)
何事
(
なにごと
)
も
人
(
ひと
)
の
世
(
よ
)
は
247
神
(
かみ
)
の
御胸
(
みむね
)
に
任
(
まか
)
しつつ
248
われも
人
(
ひと
)
も
共
(
とも
)
に
赤心
(
まごころ
)
を
249
捧
(
ささ
)
げて
仕
(
つか
)
へまつるべし
250
神
(
かみ
)
は
愛
(
あい
)
なり
権威
(
ちから
)
なり。
251
第六〇
252
一
253
暗世
(
やみよ
)
を
照
(
てら
)
す
朝日子
(
あさひこ
)
の
254
光
(
ひかり
)
は
清
(
きよ
)
く
昇
(
のぼ
)
りけり
255
罪
(
つみ
)
に
迷
(
まよ
)
へる
人々
(
ひとびと
)
よ
256
来
(
きた
)
りて
仰
(
あふ
)
げ
御光
(
みひかり
)
を
257
愛
(
あい
)
の
御徳
(
みとく
)
に
充
(
み
)
てる
更生主
(
きみ
)
258
輝
(
かがや
)
き
玉
(
たま
)
へり
現世
(
うつしよ
)
に
259
悩
(
なや
)
める
人
(
ひと
)
よ
逸早
(
いちはや
)
く
260
集
(
つど
)
ひ
来
(
きた
)
りて
御恵
(
みめぐみ
)
の
261
露
(
つゆ
)
の
御玉
(
みたま
)
を
浴
(
あ
)
びよかし。
262
二
263
智慧
(
ちゑ
)
と
権威
(
ちから
)
に
充
(
み
)
ちたまふ
264
命
(
いのち
)
の
主
(
きみ
)
は
現
(
あ
)
れませり
265
虐
(
しひた
)
げられし
人々
(
ひとびと
)
よ
266
集
(
あつ
)
まり
来
(
きた
)
りてひたすらに
267
平安
(
やすき
)
と
栄光
(
さかえ
)
と
歓喜
(
よろこび
)
を
268
下
(
くだ
)
したまへと
願
(
ね
)
ぎまつれ
269
五六七
(
みろく
)
の
神代
(
みよ
)
も
近
(
ちか
)
づきて
270
霊
(
たま
)
の
国
(
くに
)
より
瑞御霊
(
みづみたま
)
271
天津国
(
あまつくに
)
より
厳御霊
(
いづみたま
)
272
世界
(
せかい
)
十字
(
じふじ
)
に
踏
(
ふ
)
み
鳴
(
な
)
らし
273
豊葦原
(
とよあしはら
)
の
中津国
(
なかつくに
)
274
其
(
そ
)
の
真秀良場
(
まほらば
)
に
照
(
て
)
り
玉
(
たま
)
ふ
275
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
276
神
(
かみ
)
の
御心
(
みこころ
)
有難
(
ありがた
)
き。
277
三
278
憂
(
う
)
きを
慰
(
なぐさ
)
め
浄
(
きよ
)
めます
279
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
は
現
(
あ
)
れましぬ
280
悩
(
なや
)
み
苦
(
くる
)
しむ
人々
(
ひとびと
)
は
281
来
(
きた
)
りて
珍
(
うづ
)
の
御
(
おん
)
前
(
まへ
)
に
282
心
(
こころ
)
の
丈
(
たけ
)
を
告
(
つ
)
げまつれ
283
生命
(
いのち
)
を
賜
(
たま
)
ふ
神
(
かみ
)
の
御子
(
みこ
)
284
鳩
(
はと
)
の
如
(
ごと
)
くに
下
(
くだ
)
りましぬ
285
罪
(
つみ
)
と
汚
(
けが
)
れに
死
(
し
)
せし
人
(
ひと
)
286
来
(
きた
)
りて
生
(
い
)
きよ
神
(
かみ
)
の
前
(
まへ
)
。
287
四
288
現世
(
うつしよ
)
幽世
(
かくりよ
)
諸共
(
もろとも
)
に
289
生
(
い
)
かさせ
給
(
たま
)
ふ
瑞御霊
(
みづみたま
)
290
綾
(
あや
)
の
聖地
(
せいち
)
に
下
(
くだ
)
りましぬ
291
貴
(
たか
)
き
卑
(
ひく
)
きの
隔
(
へだ
)
てなく
292
老
(
おい
)
も
若
(
わか
)
きもおしなべて
293
来
(
きた
)
りて
祝
(
いは
)
へ
神
(
かみ
)
の
徳
(
とく
)
。
294
五
295
天
(
あめ
)
と
地
(
つち
)
とを
統
(
す
)
べたまふ
296
大国常立
(
おほくにとこたち
)
大御神
(
おほみかみ
)
297
光
(
ひかり
)
となりて
現
(
あ
)
れましぬ
298
蒼生
(
あをひとぐさ
)
は
云
(
い
)
ふも
更
(
さら
)
299
山河
(
さんか
)
草木
(
そうもく
)
一時
(
ひととき
)
に
300
動
(
どよ
)
みて
謳
(
うた
)
ふ
神
(
かみ
)
の
御代
(
みよ
)
301
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
302
恩頼
(
みたまのふゆ
)
ぞ
尊
(
たふと
)
けれ。
303
第六一
304
一
305
神々
(
かみがみ
)
達
(
たち
)
は
栄
(
さか
)
えませ
306
大地
(
だいち
)
は
安
(
やす
)
く
穏
(
おだや
)
かに
307
蒼生
(
あをひとぐさ
)
の
身魂
(
みたま
)
には
308
幸
(
さち
)
あれかしと
謳
(
うた
)
ひます
309
御使
(
みつかひ
)
達
(
たち
)
の
称
(
たた
)
へ
言
(
ごと
)
310
御歌
(
みうた
)
を
聞
(
き
)
きて
諸人
(
もろびと
)
よ
311
共
(
とも
)
に
喜
(
よろこ
)
び
謳
(
うた
)
ひつつ
312
再
(
ふたた
)
び
此
(
この
)
世
(
よ
)
に
現
(
あ
)
れましし
313
命
(
いのち
)
の
主
(
きみ
)
を
称
(
たた
)
へかし。
314
二
315
世
(
よ
)
を
久方
(
ひさかた
)
の
神代
(
かみよ
)
より
316
定
(
さだ
)
めたまひし
時
(
とき
)
来
(
きた
)
り
317
救
(
すく
)
ひの
御手
(
みて
)
を
伸
(
の
)
べたまひ
318
天津
(
あまつ
)
御座
(
みくら
)
を
立
(
た
)
ち
給
(
たま
)
ひ
319
八重
(
やへ
)
棚雲
(
たなぐも
)
を
掻
(
かき
)
分
(
わ
)
けて
320
綾
(
あや
)
の
高天
(
たかま
)
に
下
(
くだ
)
りまし
321
いとも
卑
(
いや
)
しき
賤
(
しづ
)
の
女
(
め
)
の
322
身魂
(
みたま
)
に
宿
(
やど
)
りたまひつつ
323
世人
(
よびと
)
の
中
(
なか
)
に
交
(
まじ
)
こりて
324
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
御柱
(
みはしら
)
と
325
現
(
あ
)
れます
教
(
をしへ
)
の
教祖神
(
みおやがみ
)
326
称
(
たた
)
へ
奉
(
まつ
)
れよ
信徒
(
まめひと
)
よ。
327
三
328
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
は
東雲
(
しののめ
)
の
329
御空
(
みそら
)
を
照
(
てら
)
して
昇
(
のぼ
)
ります
330
朝日
(
あさひ
)
の
如
(
ごと
)
く
輝
(
かがや
)
きて
331
厳
(
いづ
)
の
光
(
ひかり
)
を
世
(
よ
)
に
放
(
はな
)
ち
332
暗
(
くら
)
き
浮世
(
うきよ
)
を
照
(
てら
)
しつつ
333
地
(
つち
)
より
生
(
あ
)
れし
人
(
ひと
)
の
子
(
こ
)
に
334
尽
(
つ
)
きぬ
生命
(
いのち
)
を
与
(
あた
)
へむと
335
国常立
(
くにとこたち
)
の
命
(
みこと
)
もて
336
現
(
あら
)
はれましし
神柱
(
かむばしら
)
337
称
(
たた
)
へ
奉
(
まつ
)
れよ
信徒
(
まめひと
)
よ
338
元津国
(
もとつくに
)
なる
神国
(
かみくに
)
に
339
生
(
うま
)
れあひたる
人々
(
ひとびと
)
よ。
340
(
大正一二・五・二
旧三・一七
加藤明子
録)
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