霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第九章 神行(しんかう)〔一五五九〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第61巻 山河草木 子の巻 篇:第2篇 神国の春 よみ(新仮名遣い):みくにのはる
章:第9章 神行 よみ(新仮名遣い):しんこう 通し章番号:1559
口述日:1923(大正12)年05月03日(旧03月18日) 口述場所:教主殿 筆録者:明子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年10月16日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる] 主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2020-05-23 12:01:11 OBC :rm6109
愛善世界社版:119頁 八幡書店版:第11輯 67頁 修補版: 校定版:129頁 普及版:60頁 初版: ページ備考:
001第八二
002
003(うつ)()()にも(かは)らず永遠(とことは)
004たたせたまへる(いづ)御柱(みはしら)
005
006御教(みをしへ)(ひかり)(もも)罪咎(つみとが)
007(はら)(きよ)むる(いづ)言霊(ことたま)
008
009(おそ)(なや)(つみ)(かこ)まる()なりとも
010やすきを(あた)瑞霊(みづ)御柱(みはしら)
011
012瑞御霊(みづみたま)(いづ)御霊(みたま)御光(みひかり)
013(ひと)()むべき(みち)(さと)りぬ。
014
015()(なか)()きも()しきも(さいはひ)
016(わざはひ)ともに()ます御教(みをしへ)
017第八三
018
019千早(ちはや)(ふる)(かみ)(をしへ)(したが)ひて
020(あい)(あふ)るる神国(みくに)()かむ。
021
022千座(ちくら)なす置戸(おきど)()ひて()(ため)
023(つく)したまひし(きみ)をしぞ(おも)ふ。
024
025八千座(やちくら)(うへ)にも(いづ)(よろこ)びの
026()えず(あふ)るる瑞霊(みづみたま)かも。
027
028(よる)もなく(ふゆ)なき(くに)(のぼ)るまで
029千座(ちくら)(もと)()ちてぞ()たむ。
030第八四
031
032常暗(とこやみ)()はますますに()けゆきぬ
033(たみ)(やす)かれと(いの)るわが更生主(きみ)
034
035皇神(すめかみ)(むね)もはりさく(くる)しみを
036(ゆめ)にも()らぬ御弟子(みこ)ぞうたてき。
037
038()(つみ)()きて(いの)れる(わが)きみを
039元津(もとつ)御神(みかみ)(よみ)したまはむ。
040
041大空(おほぞら)天津使(あまつつかひ)(くだ)()
042更生主(きみ)御前(みまへ)(はべ)(たふと)さ。
043第八五
044
045(みづ)御霊(みたま)千座(ちくら)()れば
046(とみ)(ほまれ)希望(のぞみ)もなべて
047(もの)(かず)かは(ほこ)るに()らず。
048
049千座(ちくら)(もと)(われ)()()ちて
050(この)()(むな)しき(たから)(とみ)
051(いや)しき(こころ)()めざらしめよ。
052
053手足(てあし)(つめ)まで()かれまし
054()をもて(われ)()罪咎(つみとが)
055(あら)ひたまひし(たふと)さよ。
056
057(すべ)ての(もの)(たてまつ)
058赤心(まごころ)()めて(つく)すとも
059大御恵(おほみめぐみ)万分(まんぶ)(いつ)
060(むく)ゆすべなき(ひと)()
061(たま)(ささ)げて(つか)へなむ。
062
063(くも)()てたる()(なか)
064果敢(はか)なき生命(いのち)(たも)ちつつ
065千座(ちくら)置戸(おきど)()ひましし
066更生主(きみ)(めぐみ)(うれ)しみて
067常世(とこよ)(はる)()ごさなむ。
068第八六
069
070(きよ)めの(きみ)瑞御霊(みづみたま)
071蘇生(よみがへ)りしぞ瑞御霊(みづみたま)
072(さか)えませしぞ瑞御霊(みづみたま)
073(あが)めまつれよ瑞御霊(みづみたま)
074
075千座(ちくら)()ひし瑞御霊(みづみたま)
076(つみ)()ちたる瑞御霊(みづみたま)
077生命(いのち)(きみ)瑞御霊(みづみたま)
078(ひと)をば()かす瑞御霊(みづみたま)
079
080(なや)みを()けし瑞御霊(みづみたま)
081世人(よびと)()やす瑞御霊(みづみたま)
082(つき)御神(みかみ)瑞御霊(みづみたま)
083(われ)()(とも)なる瑞御霊(みづみたま)
084第八七
085
086(いづ)御霊(みたま)神柱(かむばしら)
087(みづ)御霊(みたま)(きよ)(ぬし)
088(この)()にあれます(その)(かぎ)
089(われ)()()をも(おそ)れまじ。
090
091(われ)()御親(みおや)とあれませる
092(いづ)御霊(みたま)永遠(とこしへ)
093()きて(まも)らす(その)(うへ)
094()するは(ほろ)びに(あら)ずして
095いや永遠(とこしへ)(さか)ゆなる
096生命(いのち)にいるの(かど)ぞかし。
097
098(いづ)御霊(みたま)神柱(かむばしら)
099(みづ)御霊(みたま)()すかぎり
100()()冥途(めいど)曲津霊(まがつひ)
101如何(いか)でか(われ)()(おそ)ふべき
102(かみ)生命(いのち)御親(みおや)なり。
103
104(いづ)御霊(みたま)神柱(かむばしら)
105(みづ)御霊(みたま)(きよ)(ぬし)
106(この)()(あら)はれいます(うへ)
107天地(あめつち)こぞりて()(きみ)
108(いつ)きまつらむ五六七(みろく)()
109(しの)ぶも(うれ)しき(かぎ)りなり。
110
111(いづ)(みづ)との二柱(ふたはしら)
112(この)()(あら)はれます(かぎ)
113天地(あめつち)四方(よも)(やす)らけく
114(はな)()(はる)(さか)えゆく
115(その)功績(いさをし)(うれ)しけれ。
116第八八
117
118言霊(ことたま)御軍(いくさ)勝鬨(かちどき)あげて
119(あや)高天(たかま)(かへ)ります
120(みづ)御霊(みたま)御柱(みはしら)
121()めよ(たた)へよ信徒(まめひと)()
122
123(みづ)御霊(みたま)()更生主(きみ)
124悪魔(あくま)(つかさ)()(くに)
125(をさ)(いくさ)をやぶらせて
126高天原(たかあまはら)(かへ)りましぬ。
127
128()()御代(みよ)となるならば
129黄泉(よみ)(くに)をば()らしつつ
130(あや)高天(たかま)(いさ)ましく
131(かへ)りて()をば(をさ)めたまふ。
132
133千座(ちくら)置戸(おきど)(わが)(たま)
134()をば()かされ()(あし)
135御創(みきず)血潮(ちしほ)(わが)(なや)
136いと(やす)らけく()やされぬ
137(きよ)言霊(ことたま)()()げて
138(たた)へよ(うた)へよ貴美(きみ)稜威(いづ)
139第八九
140
141黄泉(よみ)(くに)よりうとび()
142(まが)(いくさ)()(むか)
143(みづ)御霊(みたま)(ことごと)
144言向(ことむ)(やは)したまひける
145四方(よも)国人(くにびと)(いさ)みたて
146悪魔(あくま)(ちから)()()てて
147(かみ)御子(みこ)なる(ひと)()
148永久(とは)生命(いのち)(たま)ふべし
149(した)へよ(いは)へよ厳御霊(いづみたま)
150(みづ)御霊(みたま)神柱(かむばしら)
151
152(みづ)御霊(みたま)神柱(かむばしら)
153(たま)御国(みくに)のいと(たか)
154(きよ)御座(みくら)にましまして
155天津使(あまつつかひ)(かこ)まれつ
156常世(とこよ)(うた)(うた)ひたまふ
157(よろこ)(いさ)人々(ひとびと)
158(かぎ)りも()らぬ(たま)()
159生命(いのち)(きみ)(おん)(まへ)に。
160
161明日(あす)をも()れぬ現身(うつそみ)
162生命(いのち)(なが)らへ(くる)しみの
163()えぬ(この)()()(ひと)
164いと()(がた)(かな)しきを
165(かみ)御稜威(みいづ)(たす)けられ
166(いま)憂目(うきめ)()らぬ()
167(さか)()くこそ(たふと)けれ
168(あふ)(うやま)厳御霊(いづみたま)
169(した)ひまつれよ瑞御霊(みづみたま)
170
171(なみだ)(たに)(あめ)()れて
172(をしへ)(みち)のいと(ひろ)
173長閑(のどか)(はる)花盛(はなざか)
174いざいざ(うた)諸共(もろとも)
175(こと)調(しらべ)もいや(たか)
176(きよ)めの(かみ)御栄光(みさかえ)
177()(さちはひ)(いの)れかし。
178第九〇
179
180曲津軍(まがついくさ)軍勢(ぐんぜい)御校正本・愛世版では「軍勢」にフリガナが無い。校定版では「いきほひ」とフリガナを付けている。霊界物語の他の箇所では「軍勢」は全て「ぐんぜい」とフリガナが付けられているため、霊界物語ネットでは「ぐんぜい」にした。
181()てりと(ほこ)(たか)ぶりし
182(その)雄猛(をたけ)びは一夜(ひとよさ)
183(ゆめ)()()(あは)れさよ
184(かみ)刄向(はむ)かふ(あだ)はなし
185(いさ)(すす)めよ(かみ)(みち)
186(かみ)(なんぢ)(とも)にあり。
187
188根底(ねそこ)(くに)(おと)されし
189元津(もとつ)御神(みかみ)厳御霊(いづみたま)
190(あさひ)(ごと)(のぼ)りまし
191悪魔(あくま)(たけ)醜国(しにくに)
192高天原(たかあまはら)楽園(らくゑん)
193(ひら)かせたまふぞ有難(ありがた)き。
194
195(めぐみ)(あい)御栄光(みさかえ)
196()(かざ)します皇神(すめかみ)
197(いづ)姿(すがた)(うる)はしさ
198(した)ひて(きた)(あや)(さと)
199(かみ)(なんぢ)()ちたまふ。
200
201(おに)大蛇(をろち)(すゑ)なるや
202(つみ)(くさり)につながれし
203(この)()()める諸人(もろびと)
204五六七(みろく)御代(みよ)(ちか)づきて
205(もも)罪科(つみとが)(ゆる)すべき
206(をしへ)(には)(あら)はれぬ
207(した)ひて(きた)(あや)(さと)
208
209豊葦原(とよあしはら)瑞穂国(みづほくに)
210()人々(ひとびと)(ことごと)
211(いづ)言霊(ことたま)()(そろ)
212(きよ)めの(きみ)()れましし
213(その)瑞祥(ずゐしやう)(よろこ)びて
214(うた)へよ()へよ(みな)(をど)
215(かみ)(あい)なり権威(ちから)なり。
216第九一
217
218天津(あまつ)(かみ)(たち)国津(くにつ)(かみ)
219蒼生(あをひとぐさ)諸共(もろとも)
220(よろこ)(うた)今日(けふ)()
221悪魔(あくま)()ちし今日(けふ)()
222(みづ)御霊(みたま)(うま)れたる
223生日(いくひ)足日(たるひ)ぞいさぎよく
224(うた)へよ()へよ惟神(かむながら)
225(かみ)(めぐみ)(うれ)しみて。
226
227(うみ)内外(うちと)(きら)ひなく
228(この)()()きとし()ける(ひと)
229精霊(みたま)(とも)()(きた)
230くだらぬ(よく)(あらそ)ひて
231(つみ)(をか)せし(その)(かみ)
232(なや)みを(わす)逸早(いちはや)
233(まこと)(かみ)()てませる
234(うづ)宮居(みやゐ)御教(みをしへ)
235(ただ)一言(ひとこと)()らさじと
236(みみ)()まして()けよかし
237(かみ)言霊(ことたま)権威(ちから)なり。
238
239(われ)(わが)()穿(うが)ちたる
240(くら)(あな)へと()()みて
241(なや)(くる)しむ人々(ひとびと)
242(みづ)御霊(みたま)(あら)はれて
243(つみ)(なや)みの()()れし
244(その)(いさをし)(うた)へよや
245(ひと)(かは)()曲人(まがびと)
246一人(ひとり)ものこらず()せゆきて
247(まこと)(ひと)のみ(あら)はるる
248五六七(みろく)神代(みよ)をほめよかし
249(かみ)(あい)なり権威(ちから)なり
250(なんぢ)()(かみ)(とも)にあり。
251
252(かみ)御国(みくに)(あだ)をなす
253(しこ)悪魔(あくま)()()ちて
254(さか)(ひさ)しき天津国(あまつくに)
255高天原(たかあまはら)聖場(せいぢやう)
256(いづ)御霊(みたま)(のぼ)りましぬ
257(みづ)御霊(みたま)(つき)(くに)
258御座(みくら)(はな)八重雲(やへくも)
259伊都(いづ)千別(ちわ)きに千別(ちわ)きつつ
260(あや)聖地(せいち)天降(あも)りましぬ
261(こころ)(つく)()(つく)
262(きよ)めの(きみ)(たよ)りなば
263いや永久(とこしへ)生命(いのち)をば
264現幽(げんいう)(とも)(たも)ちつつ
265(はな)()(にほ)天国(てんごく)
266(はる)御園(みその)(のぼ)るべし
267(かみ)(あい)なり権威(ちから)なり
268(なれ)()(かみ)(とも)にます
269(あふ)(うやま)(いづ)(とく)
270(した)ひまつれよ(みづ)(あい)
271あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
272恩頼(みたまのふゆ)()ぎまつれ。
273大正一二・五・三 旧三・一八 於教主殿二階 加藤明子録)
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