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霊界物語
山河草木(第61~72巻、入蒙記)
第61巻(子の巻)
序文
第1篇 常磐の松
第1章 神苑
第2章 神影
第3章 神雲
第4章 神田
第5章 神山
第2篇 神国の春
第6章 神天
第7章 神地
第8章 神台
第9章 神行
第10章 神厳
第3篇 白梅の花
第11章 神浪
第12章 神徳
第13章 神雨
第14章 神服
第15章 神前
第4篇 風山雅洋
第16章 神英
第17章 神月
第18章 神人
第19章 神恵
第20章 神郷
第5篇 春陽自来
第21章 神花
第22章 神日
第23章 神暉
第24章 神泉
第25章 神家
余白歌
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(B)
(N)
神月 >>>
第一六章
神英
(
しんえい
)
〔一五六六〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第61巻 山河草木 子の巻
篇:
第4篇 風山雅洋
よみ(新仮名遣い):
ふうざんがよう
章:
第16章 神英
よみ(新仮名遣い):
しんえい
通し章番号:
1566
口述日:
1923(大正12)年05月06日(旧03月21日)
口述場所:
筆録者:
隆光
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1925(大正14)年10月16日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2020-05-24 03:52:14
OBC :
rm6116
愛善世界社版:
209頁
八幡書店版:
第11輯 95頁
修補版:
校定版:
229頁
普及版:
初版:
ページ備考:
001
第一五二
002
一
003
左手
(
ゆんで
)
にて
施与
(
ほどこし
)
するを
右
(
みぎ
)
の
手
(
て
)
にて
004
知
(
し
)
らせざるこそ
神
(
かみ
)
に
叶
(
かな
)
へり。
005
二
006
川
(
かは
)
の
瀬
(
せ
)
に
落
(
お
)
ちて
流
(
なが
)
るる
種子
(
たね
)
さへも
007
何
(
いづ
)
れの
岸
(
きし
)
にか
生
(
お
)
ひたつものを。
008
三
009
惟神
(
かむながら
)
神
(
かみ
)
のまにまに
何事
(
なにごと
)
も
010
務
(
つと
)
め
行
(
ゆ
)
く
身
(
み
)
に
過失
(
あやまち
)
はなし。
011
四
012
荒風
(
あらかぜ
)
に
裂
(
さ
)
き
折
(
を
)
られしと
見
(
み
)
えし
木
(
き
)
の
013
木蔭
(
こかげ
)
にさへも
人
(
ひと
)
は
寄
(
よ
)
り
来
(
く
)
る。
014
第一五三
015
一
016
常暗
(
とこやみ
)
の
夜
(
よ
)
は
明
(
あ
)
け
行
(
ゆ
)
きて
地
(
ち
)
の
上
(
うへ
)
に
017
住
(
す
)
む
人
(
ひと
)
の
子
(
こ
)
も
眼
(
まなこ
)
さましぬ。
018
二
019
御教
(
みをしへ
)
を
聞
(
き
)
いて
涙
(
なみだ
)
に
咽
(
むせ
)
びつつ
020
犯
(
をか
)
せし
罪
(
つみ
)
を
悔
(
く
)
ゆる
尊
(
たふと
)
さ。
021
三
022
大八洲
(
おほやしま
)
八十
(
やそ
)
の
国人
(
くにびと
)
悉
(
ことごと
)
く
023
御前
(
みまへ
)
に
畏
(
かしこ
)
む
時
(
とき
)
近
(
ちか
)
づきぬ。
024
四
025
千万
(
ちよろづ
)
の
国
(
くに
)
の
人草
(
ひとぐさ
)
心
(
こころ
)
より
026
御空
(
みそら
)
仰
(
あふ
)
ぎて
恵
(
めぐみ
)
を
慕
(
した
)
ふ。
027
五
028
いと
清
(
きよ
)
し
由良
(
ゆら
)
の
流
(
なが
)
れに
罪
(
つみ
)
を
洗
(
あら
)
ひ
029
神
(
かみ
)
の
御国
(
みくに
)
に
行
(
ゆ
)
くぞかしこき。
030
六
031
瑞御霊
(
みづみたま
)
現
(
あら
)
はれ
玉
(
たま
)
ひ
御恵
(
みめぐみ
)
の
032
潤
(
うるほ
)
ふ
日
(
ひ
)
まで
忍
(
しの
)
ばせ
玉
(
たま
)
へ。
033
第一五四
034
一
035
世界
(
せかい
)
を
繞
(
めぐ
)
る
氷
(
こほり
)
の
山
(
やま
)
も
036
照
(
て
)
る
日
(
ひ
)
にやける
真砂
(
まさご
)
の
浜
(
はま
)
も
037
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
を
求
(
もと
)
めつつ
038
叫
(
さけ
)
ぶ
声
(
こゑ
)
こそ
響
(
ひび
)
きけり
039
艱
(
なや
)
みの
鎖
(
くさり
)
解
(
と
)
けよ
放
(
はな
)
てよ。
040
二
041
皇神
(
すめかみ
)
の
恵
(
めぐ
)
みの
露
(
つゆ
)
は
草
(
くさ
)
にすら
042
豊
(
ゆたか
)
にかかり
月日
(
つきひ
)
は
宿
(
やど
)
る。
043
三
044
厳
(
いづ
)
の
恵
(
めぐ
)
みは
足曳
(
あしびき
)
の
045
山
(
やま
)
にも
野
(
の
)
にも
充
(
み
)
ちたらふ
046
万
(
よろづ
)
の
物
(
もの
)
の
司
(
つかさ
)
なる
047
人
(
ひと
)
をば
見捨
(
みす
)
て
玉
(
たま
)
はむや
048
慕
(
した
)
ひまつれよ
神
(
かみ
)
の
愛
(
あい
)
049
上
(
うへ
)
なる
神
(
かみ
)
の
御
(
おん
)
智慧
(
ちゑ
)
に
050
暗
(
くら
)
き
心
(
こころ
)
を
照
(
てら
)
されし
051
吾
(
わ
)
れ
等
(
ら
)
はいかで
御光
(
みひかり
)
を
052
暗
(
くら
)
きに
迷
(
まよ
)
ひ
苦
(
くる
)
しめる
053
世人
(
よびと
)
に
照
(
てら
)
さで
秘
(
ひ
)
め
置
(
お
)
かむや。
054
四
055
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
世
(
よ
)
を
治
(
し
)
らす
056
五六七
(
みろく
)
の
御代
(
みよ
)
の
来
(
きた
)
る
迄
(
まで
)
057
身魂
(
みたま
)
を
磨
(
みが
)
き
生命
(
せいめい
)
の
058
光
(
ひかり
)
の
御旗
(
みはた
)
掲
(
かか
)
げつつ
059
四方
(
よも
)
の
国々
(
くにぐに
)
照
(
てら
)
せかし。
060
第一五五
061
一
062
天津
(
あまつ
)
日
(
ひ
)
の
照
(
てら
)
す
限
(
かぎ
)
りは
皇神
(
すめかみ
)
の
063
御国
(
みくに
)
となりて
永遠
(
とは
)
に
栄
(
さか
)
えむ。
064
二
065
厳御魂
(
いづみたま
)
瑞
(
みづ
)
の
御魂
(
みたま
)
の
御名
(
みな
)
により
066
捧
(
ささ
)
ぐる
祈祷
(
いのり
)
は
安
(
やす
)
く
受
(
う
)
けまさむ。
067
三
068
諸々
(
もろもろ
)
の
国々
(
くにぐに
)
の
民
(
たみ
)
皇神
(
すめかみ
)
の
069
御名
(
みな
)
を
称
(
たた
)
ふる
時
(
とき
)
は
来
(
き
)
にけり。
070
四
071
囚人
(
めしうど
)
は
罪
(
つみ
)
は
赦
(
ゆる
)
され
貧
(
まづ
)
しきは
072
富
(
と
)
みて
恵
(
めぐ
)
みの
雨
(
あめ
)
に
潤
(
うるほ
)
ふ。
073
五
074
天ケ下
(
あめがした
)
万
(
よろづ
)
の
物
(
もの
)
は
皇神
(
すめかみ
)
の
075
御名
(
みな
)
を
謳
(
うた
)
ひて
歓
(
えら
)
ぎ
楽
(
たの
)
しむ。
076
第一五六
077
一
078
地
(
ち
)
の
上
(
うへ
)
の
総
(
すべ
)
ては
神
(
かみ
)
に
服
(
まつろ
)
ひしと
079
天
(
あめ
)
なる
神
(
かみ
)
は
喜
(
よろこ
)
び
玉
(
たま
)
ふ。
080
二
081
高山
(
たかやま
)
も
低山
(
ひきやま
)
も
皆
(
みな
)
皇神
(
すめかみ
)
に
082
仕
(
つか
)
へて
御名
(
みな
)
を
称
(
たた
)
ふる
神
(
かみ
)
の
代
(
よ
)
。
083
三
084
五六七
(
みろく
)
の
世
(
よ
)
現
(
あら
)
はれ
来
(
きた
)
る
日
(
ひ
)
を
待
(
ま
)
ちて
085
祈
(
いの
)
る
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
の
誠
(
まこと
)
を
聞
(
き
)
こしめせ。
086
第一五七
087
一
088
夜
(
よ
)
の
守
(
まも
)
り
日
(
ひ
)
の
御守
(
みまも
)
りと
朝夕
(
あさゆふ
)
に
089
恵
(
めぐみ
)
の
光
(
ひかり
)
照
(
て
)
らす
皇神
(
すめかみ
)
。
090
二
091
山
(
やま
)
の
端
(
は
)
に
輝
(
かがや
)
く
星
(
ほし
)
の
光
(
かげ
)
見
(
み
)
れば
092
旅
(
たび
)
の
夕
(
ゆふべ
)
のいとど
楽
(
たの
)
しき。
093
三
094
東
(
ひむがし
)
の
空
(
そら
)
に
輝
(
かがや
)
く
星
(
ほし
)
かげに
095
信徒
(
まめひと
)
永遠
(
とは
)
の
希望
(
のぞみ
)
を
仰
(
あふ
)
ぐ。
096
四
097
永久
(
とこしへ
)
につきぬ
恵
(
めぐみ
)
も
御教
(
みをしへ
)
も
098
今
(
いま
)
はさやかにきらめきにけり。
099
五
100
いと
寒
(
さむ
)
き
露
(
つゆ
)
をばあびて
夜
(
よ
)
を
守
(
まも
)
る
101
業
(
わざ
)
の
勉
(
つと
)
めも
果
(
は
)
つる
日
(
ひ
)
近
(
ちか
)
し。
102
六
103
世
(
よ
)
の
道
(
みち
)
に
悩
(
なや
)
みて
旅
(
たび
)
行
(
ゆ
)
く
人々
(
ひとびと
)
の
104
憩
(
いこ
)
ふ
時
(
とき
)
こそ
近
(
ちか
)
づきにけり。
105
第一五八
106
一
107
国々
(
くにぐに
)
に
輝
(
かがや
)
き
渡
(
わた
)
る
御恵
(
みめぐ
)
みの
108
光
(
ひかり
)
は
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
なりけり。
109
二
110
日
(
ひ
)
に
月
(
つき
)
に
弥益
(
いやます
)
幸
(
さち
)
を
得
(
え
)
よかしと
111
光
(
ひかり
)
の
神
(
かみ
)
を
祈
(
いの
)
りこそすれ。
112
三
113
ほろびしと
世
(
よ
)
に
思
(
おも
)
はれし
三五
(
あななひ
)
の
114
神業
(
みわざ
)
の
焔
(
ほのほ
)
またも
燃
(
も
)
えつつ。
115
四
116
常世
(
とこよ
)
行
(
ゆ
)
く
暗
(
やみ
)
を
照
(
て
)
らして
厳
(
いづ
)
の
神
(
かみ
)
117
罪
(
つみ
)
の
根城
(
ねじろ
)
を
砕
(
くだ
)
かせ
玉
(
たま
)
ふ。
118
五
119
日
(
ひ
)
の
下
(
もと
)
に
天降
(
あも
)
りましたる
御使
(
みつかひ
)
を
120
慕
(
した
)
ひて
来
(
きた
)
れ
世
(
よ
)
の
悉
(
ことごと
)
は。
121
六
122
厳御霊
(
いづみたま
)
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
力
(
ちから
)
ならで
123
誰
(
たれ
)
か
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
清
(
きよ
)
め
得
(
う
)
べしや。
124
七
125
手毬
(
てまり
)
なす
雲
(
くも
)
も
忽
(
たちま
)
ち
大空
(
おほぞら
)
を
126
塞
(
ふさ
)
ぐが
如
(
ごと
)
き
三五
(
あななひ
)
の
道
(
みち
)
。
127
八
128
地
(
ち
)
の
上
(
うへ
)
の
在
(
あ
)
りの
悉
(
ことごと
)
潤
(
うるほ
)
はむ
129
恵
(
めぐ
)
みの
雨
(
あめ
)
の
降
(
ふ
)
りしきる
世
(
よ
)
は。
130
九
131
一粒
(
ひとつぶ
)
の
粟
(
あは
)
種子
(
たね
)
蒔
(
ま
)
きて
万倍
(
まんばい
)
の
132
実
(
み
)
を
結
(
むす
)
ぶなる
三五
(
あななひ
)
の
道
(
みち
)
。
133
第一五九
134
一
135
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
や
瑞御霊
(
みづみたま
)
136
穢
(
けが
)
れを
清
(
きよ
)
め
世
(
よ
)
を
生
(
い
)
かす
137
よき
訪
(
おとづ
)
れは
久方
(
ひさかた
)
の
138
天
(
あめ
)
にも
地
(
つち
)
にも
雷
(
いかづち
)
の
139
轟
(
とどろ
)
く
如
(
ごと
)
く
鳴
(
な
)
り
響
(
ひび
)
く
140
山河
(
やまかは
)
草木
(
くさき
)
相共
(
あひとも
)
に
141
五六七
(
みろく
)
の
御代
(
みよ
)
を
称
(
たた
)
へつつ
142
調
(
しらべ
)
を
合
(
あは
)
せ
御栄光
(
みさかえ
)
を
143
謳
(
うた
)
ひ
楽
(
たの
)
しむ
時
(
とき
)
は
来
(
き
)
ぬ
144
朝日
(
あさひ
)
の
如
(
ごと
)
く
輝
(
かがや
)
きて
145
御空
(
みそら
)
に
上
(
のぼ
)
る
皇神
(
すめかみ
)
の
146
光
(
ひかり
)
を
共
(
とも
)
に
仰
(
あふ
)
げかし。
147
二
148
万
(
よろづ
)
の
戦
(
たたか
)
ひ
治
(
をさ
)
まりぬ
149
百
(
もも
)
の
国人
(
くにびと
)
生命
(
せいめい
)
の
150
御旗
(
みはた
)
の
下
(
もと
)
に
馳
(
はせ
)
ついて
151
平安
(
やすき
)
と
栄光
(
さかえ
)
を
祈
(
いの
)
るべし
152
憂
(
うれ
)
ひ
艱
(
なや
)
みの
雲
(
くも
)
はれて
153
恵
(
めぐ
)
みの
月日
(
つきひ
)
空
(
そら
)
に
照
(
て
)
り
154
弥
(
いや
)
永久
(
とこしへ
)
にやすむべき
155
目出度
(
めでた
)
き
日
(
ひ
)
こそ
来
(
きた
)
りけり
156
厳
(
いづ
)
の
御魂
(
みたま
)
の
御
(
おん
)
教
(
をしへ
)
157
瑞
(
みづ
)
の
御魂
(
みたま
)
の
御
(
おん
)
誓
(
ちか
)
ひ
158
充
(
み
)
つる
時
(
とき
)
こそ
来
(
きた
)
りけり
159
待
(
ま
)
ち
焦
(
こが
)
れたる
再臨
(
さいりん
)
の
160
月日
(
つきひ
)
を
喜
(
よろこ
)
び
謳
(
うた
)
ひつつ
161
喜
(
よろこ
)
び
見
(
み
)
るべき
時
(
とき
)
は
来
(
き
)
ぬ。
162
第一六〇
163
一
164
風
(
かぜ
)
荒
(
すさ
)
み
波
(
なみ
)
は
逆巻
(
さかま
)
く
海
(
うみ
)
の
上
(
うへ
)
に
165
船
(
ふね
)
を
操
(
あやつ
)
る
人
(
ひと
)
ぞ
危
(
あやふ
)
き。
166
二
167
いと
安
(
やす
)
く
港
(
みなと
)
に
進
(
すす
)
む
御力
(
みちから
)
を
168
授
(
さづ
)
け
助
(
たす
)
くる
神
(
かみ
)
ぞ
恋
(
こひ
)
しき。
169
三
170
黄昏
(
たそが
)
れて
嶮
(
けは
)
しき
山
(
やま
)
に
迷
(
まよ
)
ふ
身
(
み
)
も
171
誠
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
は
照
(
て
)
らし
玉
(
たま
)
はむ。
172
四
173
吾
(
わが
)
思
(
おも
)
ふ
心
(
こころ
)
のままに
貧
(
まづ
)
しきを
174
賑
(
にぎは
)
す
宝
(
たから
)
なきぞ
悲
(
かな
)
しき。
175
五
176
形
(
かたち
)
ある
宝
(
たから
)
を
持
(
も
)
ちてつくすより
177
誠
(
まこと
)
の
教
(
のり
)
に
身魂
(
みたま
)
洗
(
あら
)
へよ。
178
六
179
星光
(
ほしかげ
)
の
洩
(
も
)
れ
来
(
く
)
る
伏屋
(
ふせや
)
に
住
(
す
)
むとても
180
喜
(
よろこ
)
び
多
(
おほ
)
き
神
(
かみ
)
の
教
(
をし
)
へ
子
(
ご
)
。
181
七
182
秋
(
あき
)
の
田
(
た
)
に
立
(
た
)
ち
出
(
で
)
て
厳
(
いづ
)
の
八束穂
(
やつかほ
)
を
183
集
(
あつ
)
むる
人
(
ひと
)
ぞ
楽
(
たの
)
しかるらむ。
184
八
185
神国
(
かみくに
)
の
神苑
(
みその
)
に
種
(
たね
)
をおろしなば
186
弥
(
いや
)
まさりたる
収穫
(
みのり
)
あるべし。
187
九
188
心
(
こころ
)
なき
田人
(
たびと
)
のうとく
残
(
のこ
)
したる
189
落穂
(
おちほ
)
拾
(
ひろ
)
ひて
道
(
みち
)
にささげむ。
190
一〇
191
雨
(
あめ
)
の
漏
(
も
)
る
賤ケ伏屋
(
しづがふせや
)
の
軒
(
のき
)
にさへ
192
菫
(
すみれ
)
は
香
(
にほ
)
ひ
蒲公英
(
たんぽぽ
)
は
咲
(
さ
)
く。
193
一一
194
蟇
(
ひきがへる
)
頭
(
かしら
)
にさへも
夜
(
よる
)
光
(
ひか
)
る
195
玉
(
たま
)
の
潜
(
ひそ
)
める
例
(
ためし
)
ありけり。
196
一二
197
真砂
(
まさご
)
にも
黄金
(
こがね
)
の
混
(
まじ
)
る
物
(
もの
)
ぞかし
198
心
(
こころ
)
をとめて
探
(
さぐ
)
り
求
(
もと
)
めよ。
199
一三
200
何処
(
いづこ
)
にも
人
(
ひと
)
の
為
(
な
)
すべき
神業
(
かむわざ
)
の
201
開
(
ひら
)
かれあるを
人
(
ひと
)
は
知
(
し
)
らざり。
202
第一六一
203
一
204
天津
(
あまつ
)
日
(
ひ
)
の
光
(
ひかり
)
の
届
(
とど
)
かぬ
国
(
くに
)
さへも
205
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐ
)
みの
雨
(
あめ
)
は
降
(
ふ
)
るなり。
206
二
207
三五
(
あななひ
)
の
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
は
常世
(
とこよ
)
行
(
ゆ
)
く
208
暗
(
やみ
)
を
分
(
わ
)
け
行
(
ゆ
)
く
月日
(
つきひ
)
なりけり。
209
三
210
目
(
め
)
の
見
(
み
)
えぬあはれ
果敢
(
はか
)
なき
人
(
ひと
)
の
身
(
み
)
を
211
神
(
かみ
)
は
宿
(
やど
)
りて
守
(
まも
)
り
玉
(
たま
)
ひぬ。
212
四
213
世
(
よ
)
の
人
(
ひと
)
の
悩
(
なや
)
み
苦
(
くる
)
しみ
患
(
わづら
)
ひを
214
憐
(
あは
)
れみ
清
(
きよ
)
むる
瑞
(
みづ
)
の
大神
(
おほかみ
)
。
215
五
216
吾
(
わが
)
生命
(
いのち
)
永遠
(
とは
)
に
与
(
あた
)
ふる
皇神
(
すめかみ
)
は
217
身魂
(
みたま
)
の
燈火
(
あかり
)
照
(
てら
)
し
玉
(
たま
)
ひぬ。
218
六
219
現世
(
うつしよ
)
の
暗路
(
やみぢ
)
に
光
(
ひかり
)
与
(
あた
)
へつつ
220
神
(
かみ
)
の
御国
(
みくに
)
へ
進
(
すす
)
ませ
玉
(
たま
)
ふ。
221
七
222
瑞御魂
(
みづみたま
)
命
(
いのち
)
の
主
(
きみ
)
よ
海原
(
うみ
)
の
如
(
ごと
)
223
みたさせ
玉
(
たま
)
へ
厳
(
いづ
)
の
恵
(
めぐ
)
みを。
224
八
225
惟神
(
かむながら
)
神
(
かみ
)
知
(
し
)
ろしめす
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
は
226
心
(
こころ
)
一
(
ひと
)
つで
曲神
(
まがかみ
)
もなし。
227
(
大正一二・五・六
旧三・二一
北村隆光
録)
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