霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第二一章 神花(しんくわ)〔一五七一〕

インフォメーション
著者: 巻: 篇: よみ(新仮名遣い):
章: よみ(新仮名遣い): 通し章番号:
口述日: 口述場所: 筆録者: 校正日: 校正場所: 初版発行日:
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじはMさん作成です(一部加筆訂正してあります)。一部の章はAIによって要約を作成しています。[×閉じる]: 主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる]: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: 文字数: OBC :rm6121
愛善世界社版: 八幡書店版: 修補版: 校定版: 普及版: 初版: ページ備考:
001第二〇二
002一
003掟(おきて)を忘(わす)れ村肝(むらきも)の
004心(こころ)のままに世(よ)を過(す)ごす
005汚(きたな)き身魂(みたま)となりにけり
006恵(めぐ)みの深(ふか)き父母(ちちはは)に
007逆(さか)らひ背(そむ)く子(こ)の如(ごと)く
008誠(まこと)の神(かみ)の御恵(みめぐ)みを
009忘(わす)れてもとの故郷(ふるさと)の
010永遠(とは)の住所(すみか)を捨(す)てにけり
011あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
012今(いま)悔(く)いまつる吾(わが)罪(つみ)を
013赦(ゆる)させ玉(たま)へと願(ね)ぎまつる。
014二
015虎(とら)狼(おほかみ)や獅子(しし)熊(くま)の
016咆(ほ)え猛(たけ)るなる岩山(いはやま)や
017荒野(あらの)を洩(も)れず相尋(あひたづ)ね
018飢(うゑ)渇(かわ)きたる人(ひと)の子(こ)を
019劬(いたは)り抱(いだ)きて大神(おほかみ)の
020永遠(とは)にまします神国(かみくに)へ
021進(すす)ませ玉(たま)ふ瑞御魂(みづみたま)
022仰(あふ)ぎ敬(うやま)へ只管(ひたすら)に
023命(いのち)の守(まもり)は外(ほか)になし。
024三
025パリサイ人(じん)が吾(わが)罪(つみ)を
026教(をしへ)の主(きみ)に負(お)はせつつ
027その身(み)の安(やす)きを祈(いの)る折(をり)
028憐(あは)れみ給(たま)ひて瑞御魂(みづみたま)
029千々(ちぢ)に心(こころ)を砕(くだ)きつつ
030平安(やすき)と栄光(さかえ)を与(あた)へむと
031仇(あだ)なす身魂(みたま)を守(まも)ります
032その御恵(みめぐ)みは海(うみ)よりも
033深(ふか)きを思(おも)ひ明(あき)らめて
034夢(ゆめ)にも忘(わす)るる事(こと)なかれ
035神(かみ)の愛(あい)には限(かぎ)りなし
036人(ひと)の愛(あい)には限(かぎ)りあり。
037四
038厳(いづ)の御魂(みたま)の御教(みをしへ)を
039朝(あさ)な夕(ゆふ)なに畏(かしこ)みて
040百(もも)の艱難(なやみ)を打(うち)忘(わす)れ
041日毎(ひごと)夜毎(よごと)に現世(うつしよ)を
042楽(たの)しく清(きよ)く送(おく)るべし
043神(かみ)は愛(あい)なり力(ちから)なり
044愛(あい)と力(ちから)と充(み)ちませる
045命(いのち)の主(きみ)に身(み)も魂(たま)も
046あななひまつれよ人(ひと)の子(こ)よ
047神(かみ)は汝(なんぢ)と倶(とも)にあり
048神(かみ)は無限(むげん)の力(ちから)なり
049あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
050御霊(みたま)幸(さちは)ひましませよ。
051第二〇三
052一
053皇神(すめかみ)の御赦(みゆる)しなくば現世(うつしよ)の
054身(み)も魂(たましひ)も亡(ほろ)び行(ゆ)くべし。
055二
056此(この)儘(まま)に吾(わが)魂(たましひ)を此(この)儘(まま)に
057救(すく)はせ玉(たま)へ神(かみ)の御国(みくに)に。
058三
059罪(つみ)ばかり身(み)に重(かさ)なりて功績(いさをし)は
060なけれど神(かみ)は恵(めぐ)ませ給(たま)ふ。
061四
062御恵(みめぐ)みを得(う)べき身魂(みたま)にあらねども
063命(いのち)を玉(たま)へ神(かみ)の御(おん)名(な)に。
064五
065大神業(おほみわざ)仕(つか)へまつらむ身魂(みたま)ぞと
066守(まも)らせ玉(たま)へ瑞(みづ)の大神(おほかみ)。
067第二〇四
068一
069百(もも)の艱難(なやみ)に驚(おどろ)きて
070瑞(みづ)の御霊(みたま)を捨(す)て去(さ)りし
071醜(しこ)の身魂(みたま)の行末(ゆくすゑ)は
072浮(う)かぶ瀬(せ)のなき涙川(なみだがは)
073御旨(みむね)をなみし御恵(みめぐ)みを
074拒(こば)みて逃(に)ぐる人草(ひとぐさ)の
075いとかたくなな魂(たましひ)を
076黄金(こがね)の鎚(つち)を打(うち)振(ふる)ひ
077砕(くだ)かせ玉(たま)へと願(ね)ぎまつる
078頑迷(ぐわんめい)不霊(ふれい)の魂(たましひ)を
079黄金(こがね)の鎚(つち)もて打(うち)砕(くだ)き
080平安(やすき)と栄光(さかえ)に充(み)ち足(た)らふ
081神(かみ)の言葉(ことば)に従(したが)ひて
082五六七(みろく)の御代(みよ)の神業(かむわざ)に
083身(み)もたなしらに仕(つか)へ行(ゆ)く
084珍(うづ)の柱(はしら)となさしめよ。
085二
086御目(みめ)に溢(あふ)るる涙(なみだ)もて
087知(し)らずに犯(をか)せし罪(つみ)なれば
088直日(なほひ)に見直(みなほ)し宣(の)り直(なほ)し
089許(ゆる)させ給(たま)へ厳(いづ)の神(かみ)
090瑞(みづ)の御霊(みたま)の麻柱(あななひ)に。
091三
092栄光(さかえ)つきせぬ天津国(あまつくに)
093光(ひか)りの園(その)の訪(おとづ)れを
094いと平(たひら)けく安(やす)らけく
095知(し)らしめ玉(たま)へと願(ね)ぎ奉(まつ)る。
096第二〇五
097一
098許々多久(ここたく)の罪(つみ)を悔(く)いたる吾(わが)魂(たま)を
099赦(ゆる)させたまへ厳(いづ)の大神(おほかみ)。
100二
101朝夕(あさゆふ)に罪(つみ)をば詫(わ)ぶる吾(わが)乞(こ)ひを
102憐(あは)れみたまへ瑞(みづ)の大神(おほかみ)。
103三
104身(み)の罪(つみ)の重(おも)きに朝夕(あさゆふ)咽(むせ)びつつ
105不断(たえぬ)祈(いの)りを赦(ゆる)させたまへ。
106四
107吾(わが)罪(つみ)の只(ただ)一(ひと)つだに贖(あがな)はむ
108術(すべ)なき身(み)をば憐(あは)れみたまへ。
109五
110罪(つみ)穢(けがれ)亡(ほろ)びの道(みち)に遠(とほ)ざかり
111神国(みくに)に上(のぼ)る魂(たま)ぞ畏(かしこ)き。
112第二〇六
113一
114御心(みこころ)に背(そむ)きまつりし吾(わが)魂(たま)の
115進(すす)み得(う)べきや神(かみ)の大前(おほまへ)。
116二
117罪科(つみとが)に包(つつ)まれ亡(ほろ)ぶ吾(わが)魂(たま)を
118甦(よみが)へらせよ瑞(みづ)の大神(おほかみ)。
119三
120虫族(むしけら)も命(いのち)を玉(たま)ふ皇神(すめかみ)よ
121罪(つみ)の此(この)身(み)を赦(ゆる)させたまへ。
122四
123偲(しの)ぶだにいと恐(おそ)ろしき吾(わが)罪(つみ)を
124赦(ゆる)すは主(きみ)の力(ちから)なるかも。
125五
126戦(をのの)きて御前(みまへ)に平伏(ひれふ)す罪(つみ)の身(み)も
127希望(のぞみ)を賜(たま)ふ瑞(みづ)の大神(おほかみ)。
128第二〇七
129一
130咽(むせ)び泣(な)く悔悟(くわいご)の涙(なみだ)を乾(かわ)かせて
131身(み)を照(てら)します神(かみ)ぞ尊(たふと)き。
132二
133御恵(みめぐ)みの涙(なみだ)の川(かは)に身(み)を浸(ひた)し
134世(よ)を清(きよ)め行(ゆ)く主(きみ)ぞ尊(たふと)き。
135三
136如何(いか)にせむ人(ひと)の心(こころ)の薄衣(うすごろも)
137浮世(うきよ)の風(かぜ)を凌(しの)ぐ術(すべ)なし。
138四
139破(やぶ)れたる衣(ころも)の袖(そで)を翻(ひるがへ)し
140命(いのち)を賜(たま)ふ時(とき)は来(き)にけり。
141五
142飢(うゑ)渇(かわ)き亡(ほろ)び行(ゆ)く身(み)を憐(あは)れみて
143生命(いのち)の清水(しみづ)与(あた)へ給(たま)ひぬ。
144六
145仇人(あだびと)の手(て)にも足(あし)にも口(くち)づけて
146親(した)しみたまふ瑞(みづ)の大神(おほかみ)。
147七
148渡(わた)されて獄舎(ひとや)の中(なか)に苦(くる)しみつ
149世人(よびと)を恵(めぐ)む厳(いづ)の大神(おほかみ)。
150八
151夜(よる)深(ふか)く肌(はだ)も寒(さむ)けき獄舎(ひとや)にて
152いと暖(あたた)かき道(みち)宣(の)り給(たま)ふ。
153九
154梅(うめ)の花(はな)一度(いちど)に開(ひら)く時(とき)来(き)ぬと
155叫(さけ)び給(たま)ひし御祖(みおや)ぞ畏(かしこ)き。
156一〇
157許々多久(ここたく)の艱難(なやみ)苦(くる)しみ悟(さと)ります
158教祖(をしへみおや)の教(をしへ)尊(たふと)し。
159一一
160死(し)の艱(なや)み黄泉(よみ)の苦(くる)しみ悉(ことごと)く
161祓(はら)ひ給(たま)ひぬ生言霊(いくことたま)に。
162第二〇八
163一
164思(おも)ひまはせばまはす程(ほど)
165吾(わが)身(み)の深(ふか)き罪科(つみとが)を
166知(し)らずに友(とも)の諌止(いさめ)をば
167心(こころ)になみし嘲(あざけ)りて
168真心(まごころ)こめての祈(いの)りをば
169笑(わら)ひ罵(ののし)り皇神(すめかみ)の
170御旨(みむね)に背(そむ)きまつりたる
171吾(わが)身(み)の罪(つみ)ぞ恐(おそ)ろしき
172友(とも)の心(こころ)の有難(ありがた)き。
173二
174雲霧(くもきり)深(ふか)く包(つつ)みたる
175心(こころ)の闇(やみ)にさまよひて
176吾(わが)魂(たましひ)は曇(くも)りはて
177厳(いづ)の光(ひかり)に遠(とほ)ざかり
178知(し)らず識(し)らずに百(もも)の罪(つみ)
179犯(をか)せし事(こと)も咎(とが)めずに
180玉(たま)の御手(みて)をばさし伸(の)べて
181明(あか)きに導(みちび)き給(たま)ひたる
182大御恵(おほみめぐみ)ぞ有難(ありがた)き
183道(みち)の光(ひかり)の畏(かしこ)けれ。
184三
185罪(つみ)の淵瀬(ふちせ)に陥(おちい)りて
186とまる瀬(せ)もなく漂(ただ)よひし
187孱弱(かよわ)き身魂(みたま)を皇神(すめかみ)は
188憐(あは)れみまして玉(たま)の手(て)を
189のべて命(いのち)を玉(たま)ひけり
190いや永久(とこしへ)の歓喜(よろこび)と
191平安(やすき)を来(きた)す嬉(うれ)しさは
192天地(てんち)に譬(たと)ふるものもなし
193あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
194神(かみ)の恵(めぐ)みの有難(ありがた)き。
195第二〇九
196一
197涙(なみだ)は雨(あめ)と降(ふ)り濺(そそ)ぎ
198雷(いかづち)空(そら)に轟(とどろ)きて
199水瀬(みなせ)は溢(あふ)れ住家(すみか)をば
200吾(わが)身(み)と共(とも)に流(なが)すとも
201赦(ゆる)されまじき吾(わが)罪(つみ)を
202千座(ちくら)の置戸(おきど)の御(おん)徳(とく)に
203洗(あら)はせ玉(たま)ふ有難(ありがた)さ
204慎(つつし)み感謝(かんしや)し奉(たてまつ)る。
205二
206心(こころ)を千々(ちぢ)に砕(くだ)きつつ
207朝(あさ)な夕(ゆふ)なによき業(わざ)を
208励(はげ)みて神(かみ)に仕(つか)ふとも
209大御恵(おほみめぐみ)の万分一(まんぶいち)
210如何(いか)で酬(むく)いむ惟神(かむながら)
211愛(あい)の御神(みかみ)の御手(みて)により
212罪(つみ)を洗(あら)はれ久方(ひさかた)の
213神(かみ)の御国(みくに)に進(すす)むより
214頼(たよ)りも力(ちから)もなかるべし
215如何(いか)に尊(たふと)き御教(みをしへ)を
216朝(あさ)な夕(ゆふ)なに聞(き)くとても
217誠(まこと)の行(おこな)ひなき時(とき)は
218如何(いか)でか清(きよ)めむ罪(つみ)の身(み)を。
219第二一〇
220一
221誠(まこと)の神(かみ)の御旨(みむね)をば
222悟(さと)りも得(え)せず厳(おごそ)かな
223奇(く)しき神示(みのり)を疑(うたが)ひて
224吾(わが)身(み)の力(ちから)を頼(たの)みてし
225その愚(おろか)さを今(いま)となり
226神(かみ)の光(ひかり)に照(てら)されて
227漸(やうや)く悟(さと)り悔(く)いにけり
228許(ゆる)させ玉(たま)へ厳御魂(いづみたま)。
229二
230神(かみ)より受(う)けし身(み)を忘(わす)れ
231やがて朽(く)つべき宝(たから)をば
232貪(むさぼ)り慕(した)ひし恐(おそ)ろしさ
233神(かみ)の光(ひかり)に照(てら)されて
234誠(まこと)の宝(たから)の所在(ありか)をば
235覚(さと)りて悔(く)ゆる身(み)となりぬ
236あゝ有難(ありがた)し神(かみ)の教(のり)。
237三
238天津(あまつ)御空(みそら)の神国(かみくに)に
239いや永久(とこしへ)に咲(さ)き匂(にほ)ふ
240恵(めぐみ)の花(はな)を他(よそ)にして
241咲(さ)けば忽(たちま)ち散(ち)り失(う)する
242物(もの)言(い)ふ花(はな)の色(いろ)や香(か)に
243酔狂(よひくる)ひたる恐(おそ)ろしさ
244神(かみ)の光(ひかり)に照(てら)されて
245今(いま)は悟(さと)りぬ且(かつ)悔(く)いぬ
246あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
247いとも尊(たふと)き神(かみ)の教(のり)。
248第二一一
249一
250限(かぎ)りなき神(かみ)の恵(めぐみ)はありとても
251赦(ゆる)されまじと歎(なげ)きてしかな。
252二
253皇神(すめかみ)の御稜威(みいづ)をなみし且(かつ)あざみ
254背(そむ)きまつりし心(こころ)忌々(ゆゆ)しき。
255三
256玉(たま)の手(て)を拡(ひろ)げて主(きみ)は待(ま)ちたまふ
257いかで捨(す)つべき迷(まよ)はで来(こ)よと。
258四
259憐(あは)れみの涙(なみだ)に宿(やど)る月影(つきかげ)は
260瑞(みづ)の御霊(みたま)の姿(すがた)なるらむ。
261五
262濁江(にごりえ)の底(そこ)にも月(つき)は御姿(みすがた)を
263映(うつ)して暗(やみ)を照(てら)し玉(たま)ひぬ。
264(大正一二・五・八 旧三・二三 北村隆光録)
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