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霊界物語
山河草木(第61~72巻、入蒙記)
第61巻(子の巻)
序文
第1篇 常磐の松
第1章 神苑
第2章 神影
第3章 神雲
第4章 神田
第5章 神山
第2篇 神国の春
第6章 神天
第7章 神地
第8章 神台
第9章 神行
第10章 神厳
第3篇 白梅の花
第11章 神浪
第12章 神徳
第13章 神雨
第14章 神服
第15章 神前
第4篇 風山雅洋
第16章 神英
第17章 神月
第18章 神人
第19章 神恵
第20章 神郷
第5篇 春陽自来
第21章 神花
第22章 神日
第23章 神暉
第24章 神泉
第25章 神家
余白歌
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霊界物語
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第61巻(子の巻)
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<<< 神服
(B)
(N)
神英 >>>
第一五章
神前
(
しんぜん
)
〔一五六五〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第61巻 山河草木 子の巻
篇:
第3篇 白梅の花
よみ(新仮名遣い):
しらうめのはな
章:
第15章 神前
よみ(新仮名遣い):
しんぜん
通し章番号:
1565
口述日:
1923(大正12)年05月05日(旧03月20日)
口述場所:
教主殿
筆録者:
明子
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1925(大正14)年10月16日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm6115
愛善世界社版:
194頁
八幡書店版:
第11輯 90頁
修補版:
校定版:
212頁
普及版:
60頁
初版:
ページ備考:
001
第一四二
002
一
003
皇
(
すめ
)
大神
(
おほかみ
)
の
永久
(
とこしへ
)
に
004
鎮
(
しづ
)
まり
居
(
ゐ
)
ます
天津国
(
あまつくに
)
005
大御座
(
おほみくら
)
よりこぼれたる
006
屑
(
くづ
)
だに
拾
(
ひろ
)
ふ
価
(
あたひ
)
なき
007
吾
(
わが
)
身
(
み
)
を
如何
(
いか
)
に
過
(
す
)
ごさむや
008
あはれみたまへ
瑞御霊
(
みづみたま
)
009
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
御
(
おん
)
前
(
まへ
)
に
010
赤心
(
まごころ
)
捧
(
ささ
)
げて
願
(
ね
)
ぎまつる。
011
二
012
諸
(
もも
)
の
罪科
(
つみとが
)
悉
(
ことごと
)
く
013
赦
(
ゆる
)
させたまふ
大神
(
おほかみ
)
の
014
広
(
ひろ
)
き
誓
(
ちか
)
ひをひたすらに
015
身魂
(
みたま
)
の
綱
(
つな
)
と
頼
(
たの
)
みつつ
016
厳
(
いづ
)
のおめしに
従
(
したが
)
ひて
017
御許
(
みもと
)
にゆくより
道
(
みち
)
はなし
018
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
019
謹
(
つつし
)
み
敬
(
うやま
)
ひ
願
(
ね
)
ぎまつる。
020
三
021
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
笑顔
(
ゑがほ
)
をば
022
胸
(
むね
)
の
帳
(
とばり
)
を
引
(
ひ
)
きあけて
023
拝
(
をろが
)
みまつる
其
(
その
)
時
(
とき
)
は
024
浪風
(
なみかぜ
)
猛
(
たけ
)
る
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
も
025
何
(
なん
)
の
苦
(
く
)
もなく
勇
(
いさ
)
ましく
026
再
(
ふたた
)
び
生
(
い
)
きて
働
(
はたら
)
かむ
027
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
は
上
(
うへ
)
もなく
028
其
(
その
)
功績
(
いさをし
)
は
果
(
は
)
てもなし。
029
四
030
罪
(
つみ
)
を
重
(
かさ
)
ねし
吾々
(
われわれ
)
の
031
醜
(
みにく
)
き
身魂
(
みたま
)
を
科戸辺
(
しなどべ
)
の
032
風
(
かぜ
)
に
苦
(
く
)
もなく
吹
(
ふ
)
き
払
(
はら
)
ひ
033
勇
(
いさ
)
みて
此
(
この
)
世
(
よ
)
にながらへつ
034
雄々
(
をを
)
しく
大道
(
おほぢ
)
の
真中
(
まんなか
)
を
035
進
(
すす
)
ませたまへと
願
(
ね
)
ぎまつる。
036
五
037
厳
(
いづ
)
の
御声
(
みこゑ
)
の
嬉
(
うれ
)
しさに
038
吾
(
わが
)
身
(
み
)
を
忘
(
わす
)
れて
大前
(
おほまへ
)
に
039
近
(
ちか
)
づき
清
(
きよ
)
き
信徒
(
まめひと
)
の
040
集
(
あつ
)
まる
筵
(
むしろ
)
に
連
(
つら
)
なりて
041
御稜威
(
みいづ
)
を
讃
(
ほ
)
めさせたまへかし。
042
六
043
今日
(
けふ
)
の
生日
(
いくひ
)
の
御祭
(
みまつり
)
の
044
限
(
かぎ
)
りも
知
(
し
)
らぬ
喜
(
よろこ
)
びに
045
身
(
み
)
も
魂
(
たましひ
)
も
包
(
つつ
)
まれて
046
いや
永久
(
とこしへ
)
に
饗応
(
ふるまひ
)
の
047
筵
(
むしろ
)
に
加
(
くは
)
へたまへかし
048
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
049
御前
(
みまへ
)
に
感謝
(
かんしや
)
し
奉
(
たてまつ
)
る。
050
第一四三
051
一
052
夜
(
よる
)
なき
国
(
くに
)
を
永久
(
とこしへ
)
に
053
知召
(
しろしめ
)
さむと
御空
(
みそら
)
より
054
下
(
くだ
)
らせたまふ
五六七
(
みろく
)
神
(
しん
)
055
常世
(
とこよ
)
の
春
(
はる
)
の
来
(
きた
)
るまで
056
守
(
まも
)
る
尊
(
たふと
)
き
神
(
かみ
)
の
法
(
のり
)
057
悟
(
さと
)
らせたまへと
願
(
ね
)
ぎ
奉
(
まつ
)
る。
058
二
059
世人
(
よびと
)
の
為
(
ため
)
に
赤心
(
まごころ
)
を
060
尽
(
つく
)
す
誠
(
まこと
)
の
無
(
な
)
き
人
(
ひと
)
は
061
深遠
(
しんゑん
)
微妙
(
びめう
)
の
神
(
かみ
)
の
法
(
のり
)
062
如何
(
いか
)
でか
悟
(
さと
)
り
得
(
え
)
らるべき
063
心
(
こころ
)
を
鎮
(
しづ
)
めて
皇神
(
すめかみ
)
の
064
厳
(
いづ
)
の
御文
(
みふみ
)
を
調
(
しら
)
ぶべし。
065
三
066
心
(
こころ
)
の
中
(
うち
)
に
犯
(
をか
)
したる
067
吾
(
わが
)
身
(
み
)
の
罪
(
つみ
)
を
悔
(
く
)
ゆる
事
(
こと
)
068
知
(
し
)
らざるものは
如何
(
いか
)
にして
069
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
の
悟
(
さと
)
れむや
070
改悟
(
かいご
)
の
涙
(
なみだ
)
なき
人
(
ひと
)
は
071
如何
(
いか
)
でか
知
(
し
)
らむ
皇神
(
すめかみ
)
の
072
尽
(
つ
)
きせぬ
恵
(
めぐみ
)
の
御心
(
みこころ
)
を
073
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
苦
(
くる
)
しみを
074
心
(
こころ
)
を
潜
(
ひそ
)
めてよく
悟
(
さと
)
り
075
味
(
あぢ
)
はひかしこみ
守
(
まも
)
りなば
076
これの
教
(
をしへ
)
は
明
(
あきら
)
かに
077
手
(
て
)
に
取
(
と
)
る
如
(
ごと
)
く
悟
(
さと
)
り
得
(
え
)
む
078
千代
(
ちよ
)
に
尽
(
つ
)
きせぬ
命
(
いのち
)
をば
079
受
(
う
)
けし
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
は
生
(
う
)
みの
子
(
こ
)
の
080
弥
(
いや
)
つぎつぎに
云
(
い
)
ひ
伝
(
つた
)
へ
081
守
(
まも
)
り
進
(
すす
)
まむ
神
(
かみ
)
の
法
(
のり
)
。
082
第一四四
083
一
084
恵
(
めぐみ
)
の
主
(
きみ
)
にうれしくも
085
高天原
(
たかあまはら
)
の
聖場
(
せいぢやう
)
に
086
親
(
した
)
しく
謁
(
まみ
)
え
奉
(
たてまつ
)
り
087
永遠
(
とは
)
に
尽
(
つ
)
きせぬ
幸
(
さちはひ
)
を
088
身魂
(
みたま
)
に
受
(
う
)
けし
嬉
(
うれ
)
しさよ。
089
二
090
命
(
いのち
)
の
神
(
かみ
)
の
降
(
くだ
)
ります
091
目出度
(
めでた
)
き
生日
(
いくひ
)
を
頼
(
たの
)
もしく
092
思
(
おも
)
ひかへして
現世
(
うつしよ
)
の
093
重荷
(
おもに
)
を
下
(
おろ
)
し
皇神
(
すめかみ
)
の
094
珍
(
うづ
)
の
筵
(
むしろ
)
にうら
安
(
やす
)
く
095
つかせたまへと
願
(
ね
)
ぎまつる。
096
三
097
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
のたれる
時
(
とき
)
098
永遠
(
とは
)
の
生命
(
いのち
)
の
充
(
み
)
てる
時
(
とき
)
099
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
と
諸共
(
もろとも
)
に
100
生日
(
いくひ
)
を
祝
(
いは
)
ひて
過
(
す
)
ごすべし
101
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
贖罪
(
あがなひ
)
に
102
すべての
霊
(
みたま
)
は
清
(
きよ
)
まりぬ。
103
四
104
玉
(
たま
)
の
御声
(
みこゑ
)
を
耳
(
みみ
)
にして
105
悩
(
なや
)
みは
忽
(
たちま
)
ち
喜
(
よろこ
)
びと
106
変
(
かは
)
りゆくこそ
尊
(
たふと
)
けれ。
107
五
108
汚
(
けが
)
れも
頓
(
とみ
)
に
清
(
きよ
)
まりて
109
厳
(
いづ
)
の
力
(
ちから
)
は
日
(
ひ
)
に
月
(
つき
)
に
110
加
(
くは
)
はり
行
(
ゆ
)
くこそ
畏
(
かしこ
)
けれ
111
天津
(
あまつ
)
御国
(
みくに
)
の
喜
(
よろこ
)
びの
112
宴会
(
うたげ
)
の
幸
(
さち
)
は
如何
(
いか
)
ならむ
113
現世
(
うつしよ
)
さへも
斯
(
か
)
くばかり
114
楽
(
たの
)
しき
清
(
きよ
)
き
喜
(
よろこ
)
びの
115
宴会
(
うたげ
)
の
蓆
(
むしろ
)
眺
(
なが
)
むれば
116
神国
(
みくに
)
の
姿
(
すがた
)
ぞ
偲
(
しの
)
ばるる。
117
第一四五
118
一
119
咲
(
さ
)
き
匂
(
にほ
)
ふ
春
(
はる
)
の
花野
(
はなの
)
に
遊
(
あそ
)
べよと
120
珍
(
うづ
)
の
御声
(
みこゑ
)
のかかる
嬉
(
うれ
)
しさ。
121
二
122
人足
(
ひとあし
)
も
絶
(
た
)
えて
淋
(
さび
)
しき
陸奥
(
みちのく
)
の
123
荒野
(
あらの
)
が
原
(
はら
)
にも
恵
(
めぐみ
)
の
花
(
はな
)
咲
(
さ
)
く。
124
三
125
親
(
おや
)
が
子
(
こ
)
を
恋
(
こ
)
ふる
如
(
ごと
)
くに
大道
(
おほみち
)
に
126
迷
(
まよ
)
ふ
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
をいたはりたまふ。
127
四
128
谷
(
たに
)
深
(
ふか
)
み
人
(
ひと
)
も
通
(
かよ
)
はぬ
山奥
(
やまおく
)
の
129
花
(
はな
)
にも
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
ありけり。
130
五
131
瑞御霊
(
みづみたま
)
其
(
その
)
面影
(
おもかげ
)
は
見
(
み
)
えずとも
132
珍
(
うづ
)
の
心
(
こころ
)
を
諭
(
さと
)
す
神文
(
かみふみ
)
。
133
六
134
瑞御霊
(
みづみたま
)
いづくのはてに
潜
(
ひそ
)
むとも
135
清
(
きよ
)
めたまはむ
安
(
やす
)
けき
国
(
くに
)
へ。
136
第一四六
137
一
138
罪
(
つみ
)
深
(
ふか
)
き
身
(
み
)
を
持
(
も
)
ちながら
貴美
(
きみ
)
の
前
(
まへ
)
に
139
額
(
ぬか
)
づき
得
(
え
)
しぞ
恵
(
めぐみ
)
なるらむ。
140
二
141
信徒
(
まめひと
)
が
共
(
とも
)
に
手
(
て
)
を
曳
(
ひ
)
き
変
(
かは
)
りなく
142
相見
(
あひみ
)
る
幸
(
さち
)
の
如何
(
いか
)
に
尊
(
たふと
)
き。
143
三
144
現世
(
うつしよ
)
の
醜
(
しこ
)
の
戦
(
たたか
)
ひ
諸
(
もも
)
の
罪
(
つみ
)
145
鎮
(
しづ
)
まりて
行
(
ゆ
)
く
神
(
かみ
)
の
権威
(
ちから
)
に。
146
四
147
許々多久
(
ここたく
)
の
艱
(
なや
)
み
憂
(
うれ
)
ひも
御心
(
みこころ
)
ぞ
148
やがては
深
(
ふか
)
き
喜
(
よろこ
)
びとならむ。
149
五
150
勇
(
いさま
)
しく
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
に
従
(
したが
)
ひて
151
千座
(
ちくら
)
を
負
(
お
)
はむ
栄光
(
さかえ
)
の
為
(
た
)
めに。
152
六
153
滅
(
ほろ
)
び
行
(
ゆ
)
く
世
(
よ
)
を
生
(
い
)
かします
瑞御霊
(
みづみたま
)
154
めぐみの
露
(
つゆ
)
の
清
(
きよ
)
くしたたる。
155
第一四七
156
一
157
神
(
かみ
)
の
前
(
まへ
)
よしや
離
(
はな
)
れて
行
(
ゆ
)
くとても
158
心
(
こころ
)
はなすな
清
(
きよ
)
めの
主
(
きみ
)
に。
159
二
160
大神業
(
おほみわざ
)
清
(
きよ
)
くつとめて
村肝
(
むらきも
)
の
161
心
(
こころ
)
一
(
ひと
)
つに
励
(
はげ
)
め
信徒
(
まめひと
)
。
162
三
163
日
(
ひ
)
に
月
(
つき
)
に
神
(
かみ
)
の
御畑
(
みはた
)
を
耕
(
たがや
)
せば
164
秋
(
あき
)
の
垂穂
(
たりほ
)
は
豊
(
ゆたか
)
なるべし。
165
四
166
天津国
(
あまつくに
)
神
(
かみ
)
の
御前
(
みまへ
)
に
舞
(
まひ
)
昇
(
のぼ
)
り
167
教
(
をしへ
)
の
御子
(
みこ
)
と
共
(
とも
)
に
楽
(
たの
)
しむ。
168
五
169
かくならば
別
(
わか
)
れなやみも
非
(
あら
)
ずして
170
いや
永久
(
とこしへ
)
につきぬ
親
(
した
)
しみ。
171
第一四八
172
一
173
世
(
よ
)
の
幸
(
さち
)
を
来
(
きた
)
さむ
為
(
ため
)
に
瑞御霊
(
みづみたま
)
174
シオンの
山
(
やま
)
にくだりますかも。
175
二
176
仇
(
あだ
)
に
勝
(
か
)
ち
世
(
よ
)
を
知召
(
しろしめ
)
す
厳御霊
(
いづみたま
)
177
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
神
(
かみ
)
ぞうるはし。
178
三
179
千早
(
ちはや
)
振
(
ふ
)
る
神
(
かみ
)
の
御代
(
みよ
)
より
待
(
ま
)
ち
佗
(
わ
)
びし
180
命
(
いのち
)
の
主
(
きみ
)
のくだる
嬉
(
うれ
)
しさ。
181
四
182
上
(
かみ
)
つ
代
(
よ
)
の
聖
(
ひじり
)
もつひに
知
(
し
)
らざりし
183
光
(
ひかり
)
見
(
み
)
る
身
(
み
)
の
頼
(
たの
)
もしきかな。
184
五
185
丸山
(
まるやま
)
の
台
(
うてな
)
に
起
(
おこ
)
る
神歌
(
かみうた
)
は
186
四方
(
よも
)
の
国々
(
くにぐに
)
響
(
ひび
)
き
渡
(
わた
)
れり。
187
六
188
四方
(
よも
)
の
国
(
くに
)
もらさず
落
(
お
)
とさず
生命
(
せいめい
)
の
189
教
(
をしへ
)
の
道
(
みち
)
に
入
(
い
)
らしめ
給
(
たま
)
へ。
190
第一四九
191
一
192
誰
(
たれ
)
も
彼
(
か
)
も
神
(
かみ
)
の
給
(
たま
)
ひし
御恵
(
みめぐみ
)
を
193
受
(
う
)
けざるはなし
堅磐
(
かきは
)
常磐
(
ときは
)
に。
194
二
195
飢
(
うゑ
)
渇
(
かわ
)
く
人
(
ひと
)
に
真清水
(
ましみづ
)
糧
(
かて
)
与
(
あた
)
へ
196
生
(
い
)
かさせたまふ
瑞
(
みづ
)
の
大神
(
おほかみ
)
。
197
三
198
選
(
えら
)
まれし
民
(
たみ
)
の
受
(
う
)
けたる
御恵
(
みめぐみ
)
を
199
広
(
ひろ
)
く
分
(
わか
)
てよ
四方
(
よも
)
の
人
(
ひと
)
等
(
ら
)
に。
200
四
201
つかれたる
人
(
ひと
)
には
安息
(
いこひ
)
飢
(
うゑ
)
渇
(
かわ
)
く
202
まづしき
者
(
もの
)
に
糧
(
かて
)
を
与
(
あた
)
ふる。
203
五
204
冬
(
ふゆ
)
さむき
薄衣
(
うすぎ
)
に
慄
(
ふる
)
ふ
民草
(
たみぐさ
)
も
205
やがては
開
(
ひら
)
く
花
(
はな
)
の
春
(
はる
)
来
(
こ
)
む。
206
六
207
御恵
(
みめぐみ
)
を
喜
(
よろこ
)
ぶ
声
(
こゑ
)
は
迦陵
(
から
)
嚬伽
(
びんが
)
の
208
鳴
(
な
)
く
音
(
ね
)
よりもなほ
心地
(
ここち
)
よきかな。
209
七
210
来
(
く
)
る
春
(
はる
)
の
花
(
はな
)
咲
(
さ
)
き
匂
(
にほ
)
ふ
楽
(
たの
)
しさは
211
ミロクの
御代
(
みよ
)
の
兆
(
しるし
)
なりけり。
212
第一五〇
213
一
214
皇神
(
すめかみ
)
に
捧
(
ささ
)
ぐるものは
悉
(
ことごと
)
く
215
神
(
かみ
)
より
受
(
う
)
けし
御賜
(
みたまもの
)
なり。
216
二
217
皇神
(
すめかみ
)
に
受
(
う
)
けし
宝
(
たから
)
をおとさずに
218
清
(
きよ
)
く
用
(
もち
)
ひよ
道
(
みち
)
の
信徒
(
まめひと
)
。
219
三
220
放
(
はな
)
たれて
山路
(
やまぢ
)
に
迷
(
まよ
)
ふ
人
(
ひと
)
もあり
221
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
に
囚
(
とら
)
はるもあり。
222
四
223
冷
(
ひえ
)
わたり
恵
(
めぐみ
)
の
花
(
はな
)
は
打萎
(
うちしを
)
れ
224
のぞみなき
家
(
や
)
は
数
(
かず
)
限
(
かぎ
)
りなし。
225
五
226
曲道
(
まがみち
)
に
迷
(
まよ
)
ふ
羊
(
ひつじ
)
を
皇神
(
すめかみ
)
の
227
大路
(
おほぢ
)
にかへし
清
(
きよ
)
むる
神人
(
かみびと
)
。
228
六
229
皇神
(
すめかみ
)
の
厳
(
いづ
)
の
神業
(
みわざ
)
に
神習
(
かむなら
)
ひ
230
捧
(
ささ
)
ぐる
誠
(
まこと
)
受
(
う
)
けさせたまふ。
231
第一五一
232
一
233
天地
(
あめつち
)
を
作
(
つく
)
り
固
(
かた
)
めし
大神
(
おほかみ
)
の
234
いづの
恵
(
めぐみ
)
に
酬
(
むく
)
ふ
術
(
すべ
)
なし。
235
二
236
春
(
はる
)
は
花
(
はな
)
秋
(
あき
)
は
紅葉
(
もみぢ
)
と
折々
(
をりをり
)
に
237
世人
(
よびと
)
を
笑
(
ゑ
)
ませ
給
(
たま
)
ふ
大神
(
おほかみ
)
。
238
三
239
家族
(
うから
)
親族
(
やから
)
睦
(
むつ
)
び
親
(
した
)
しみ
家
(
いへ
)
の
業
(
わざ
)
240
富
(
と
)
み
栄
(
さか
)
ゆるも
神
(
かみ
)
の
賜
(
たまもの
)
。
241
四
242
瑞御霊
(
みづみたま
)
千座
(
ちくら
)
の
置戸
(
おきど
)
を
負
(
お
)
はせつつ
243
世人
(
よびと
)
の
犠牲
(
にえ
)
と
降
(
くだ
)
りましけり。
244
五
245
瑞御霊
(
みづみたま
)
天津空
(
あまつそら
)
より
降
(
くだ
)
らせて
246
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
が
霊
(
たま
)
を
生
(
い
)
かせたまへり。
247
六
248
神国
(
かみくに
)
に
昇
(
のぼ
)
る
望
(
のぞ
)
みを
与
(
あた
)
へます
249
皇
(
すめ
)
大神
(
おほかみ
)
に
酬
(
むく
)
ふ
術
(
すべ
)
なし。
250
七
251
白銀
(
しろがね
)
も
黄金
(
こがね
)
も
玉
(
たま
)
も
悉
(
ことごと
)
く
252
錆
(
さび
)
腐
(
くさ
)
り
行
(
ゆ
)
く
仮
(
かり
)
の
宝
(
たから
)
ぞ。
253
八
254
皇神
(
すめかみ
)
を
称
(
たた
)
へまつりて
備
(
そな
)
へ
奉
(
まつ
)
る
255
宝
(
たから
)
は
神国
(
みくに
)
の
倉
(
くら
)
に
納
(
をさ
)
まる。
256
九
257
錆
(
さび
)
腐
(
くさ
)
る
仮
(
かり
)
の
宝
(
たから
)
も
神
(
かみ
)
の
国
(
くに
)
の
258
貢
(
みつぎ
)
となして
受
(
う
)
けさせたまへ。
259
一〇
260
御恵
(
みめぐみ
)
の
深
(
ふか
)
きに
酬
(
むく
)
い
足
(
た
)
らねども
261
身
(
み
)
も
魂
(
たましひ
)
も
喜
(
よろこ
)
び
捧
(
ささ
)
げむ。
262
(
大正一二・五・五
旧三・二〇
於教主殿
加藤明子
録)
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(B)
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