霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一四章 神服(しんふく)〔一五六四〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第61巻 山河草木 子の巻 篇:第3篇 白梅の花 よみ(新仮名遣い):しらうめのはな
章:第14章 神服 よみ(新仮名遣い):しんふく 通し章番号:1564
口述日:1923(大正12)年05月05日(旧03月20日) 口述場所:教主殿 筆録者:明子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年10月16日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる] 主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2020-01-03 15:53:30 OBC :rm6114
愛善世界社版:182頁 八幡書店版:第11輯 87頁 修補版: 校定版:199頁 普及版:60頁 初版: ページ備考:
001第一三二
002
003(すめ)大神(おほかみ)御教(みをしへ)
004服従(まつろ)ひまつる(ひと)()
005千引(ちびき)(いはほ)(うご)きなく
006スメール(ざん)(そび)()つ。
007
008(かみ)(をしへ)(きよ)まりし
009(えら)みの(たみ)()(ごと)
010(いだ)かせたまふ(あい)御手(みて)
011いと(やはら)かに(おだや)かに
012(いだ)きたまひて(うづ)(くに)
013(かみ)(みやこ)(みちび)(たま)ふ。
014
015(うづ)御国(みくに)花園(はなぞの)
016(みちび)きたまふ瑞御魂(みづみたま)
017(かぎ)りも()らぬ御栄光(みさかえ)
018(なか)(やす)けく()(たま)
019()まはせたまふぞ(たふと)けれ。
020第一三三
021
022(おこ)りては(すぐ)(たふ)るる国々(くにぐに)
023(みな)かげろふの姿(すがた)なりけり。
024
025永久(とこしへ)(うご)かず()てる神国(かみくに)
026(みだ)れも()らず(あらし)だもなし。
027
028()(さわ)(なみ)にも()たる()(なか)
029(こころ)やすくて()(ひと)はなし。
030
031(やま)のごと(うご)かぬ(くに)伊都能売(いづのめ)
032(かみ)のまします(まつ)神国(かみくに)
033
034皇神(すめかみ)(ひろ)(こころ)和田(わだ)(はら)
035()にも()まらぬ(ごと)くなりけり。
036
037神国(かみくに)(きよ)(ちから)(うしほ)なす
038(うみ)(そこ)ひもはかり()られじ。
039第一三四
040
041あな(たふと)千座(ちくら)()ひて罪人(つみびと)
042()かせたまひし岐美(きみ)御姿(みすがた)
043
044(わが)(たま)(いしずゑ)(かた)瑞御霊(みづみたま)
045その御懐(みふところ)(いだ)かれし(うへ)は。
046
047赤心(まごころ)(きよ)(なみだ)(そそ)ぎつつ
048(きよ)めの貴美(きみ)(なや)みをぞ(おも)ふ。
049
050皇神(すめかみ)御座(みくら)(まへ)(ちか)づきて
051(とも)(まじ)はる(こと)(たの)しき。
052
053曲神(まがかみ)(ふか)(たく)みに()たせかし
054きみのきみなる(いづ)大神(おほかみ)
055
056皇神(すめかみ)(まこと)(みち)(さか)ゆれば
057天地(てんち)(さち)神都(みやこ)にぞ()る。
058第一三五
059
060現世(うつしよ)はよしや悪魔(あくま)(かは)るとも
061(われ)(かは)らじ(かみ)のまにまに。
062
063天地(あめつち)(くだ)(やぶ)るる(こと)あるも
064やすくあるべし(かみ)(みやこ)は。
065
066父母(ちちはは)(なさけ)(とも)(した)しみも
067(かは)御代(みよ)にも(かみ)(かは)らじ。
068
069皇神(すめかみ)(めぐみ)(つゆ)永久(とこしへ)
070かわきし(たま)()(そそ)ぐなり。
071
072()()かれ(みづ)(おぼ)るる(くる)しさも
073(こころ)はやすし(かみ)御民(みたみ)は。
074第一三六
075
076(とも)となり(また)(あだ)となる国々(くにぐに)
077(おな)御神(みかみ)(つゆ)(うるほ)ふ。
078
079御恵(みめぐみ)(つゆ)()らして()(あら)
080(みづ)大神(おほかみ)いとぞ(たふと)し。
081
082皇神(すめかみ)(うづ)御舎(みあらか)(つか)へてし
083(きよ)(こころ)(かみ)()でなむ。
084
085(よろこ)びの御歌(みうた)うたひて御舎(みあらか)
086(つか)へまつりし(ひと)()でます。
087
088赤心(まごころ)(きよ)(いの)りにこたへつつ
089たまふ(めぐみ)のいや(ひろ)きかな。
090
091()(たみ)(みづ)御霊(みたま)(きよ)めつつ
092(さちは)ひたまふ(うづ)言霊(ことたま)
093
094(また)()(あら)はれまして(あめ)(した)
095()らすよき()にあはせたまはれ。
096
097愛善(あいぜん)のつくる(こと)なき(ちち)(かみ)
098(みづ)御霊(みたま)(あた)へたまへり。
099
100(この)(うへ)もなき御栄(みさかえ)永久(とこしへ)
101あれよと(いの)信徒(まめひと)天晴(あはれ)
102第一三七
103
104元津(もとつ)御祖(みおや)皇神(すめかみ)
105(めぐみ)(つゆ)弥広(いやひろ)
106(みづ)御霊(みたま)()(くだ)
107(つみ)()したる人草(ひとぐさ)
108(よみがへ)らして神国(かみくに)
109(みちび)きたまひ今日(けふ)よりは
110御民(みたみ)(かず)()らしめよ。
111
112元津(もとつ)御神(みかみ)瑞御霊(みづみたま)
113下津(したつ)御国(みくに)(くだ)しまし
114千座(ちくら)置戸(おきど)()はせつつ
115世人(よびと)(つみ)(あがな)ひの
116(きよ)めの(きみ)となしたまふ
117(あふ)(うやま)(かみ)(おん)
118(した)ひまつれよ瑞御霊(みづみたま)
119
120(くら)(つかさ)()()より
121(もも)(つみ)をば(あがな)はれ
122世人(よびと)()めに千万(ちよろづ)
123(なや)みをうけし瑞御霊(みづみたま)
124(もも)悪魔(あくま)(あらそ)ひて
125(ほろ)ぼし()れむと()(きた)
126(その)光景(くわうけい)物凄(ものすご)
127(かみ)御子(みこ)たる瑞御霊(みづみたま)
128仁慈(じんじ)(むち)をふり()げて
129言向和(ことむけやは)(かみ)()
130栄光(さかえ)(きよ)(あら)はして
131(ねむり)をさまし(たま)ひけり。
132
133(いづ)御霊(みたま)瑞御霊(みづみたま)
134(きよ)めのきみの(おん)もとに
135()きては(たよ)(まか)りては
136御側(みそば)(ちか)(すが)りつき
137(めぐみ)(はな)るる(こと)もなく
138(きよ)(ただ)しく永久(とこしへ)
139つかはせたまへ惟神(かむながら)
140(つつし)みゐやまひ()ぎまつる。
141第一三八
142
143(くら)()(ひかり)となりて天降(あも)ります
144(いづ)御霊(みたま)御稜威(みいづ)かしこし。
145
146(いま)よりは(いのち)(きみ)御手(みて)のままに
147うちまかせつつ神国(みくに)(すす)まむ。
148
149素盞嗚(すさのを)(かみ)血潮(ちしほ)(あら)はれし
150(ひと)御国(みくに)(ただ)(すす)まむ。
151
152(つみ)()(めぐみ)()きて皇神(すめかみ)
153()もとに(さか)ゆる()こそ(うれ)しき。
154
155皇神(すめかみ)(をしへ)御子(みこ)(かず)()
156(その)()しるしの守神祭(しゆじんさい)かな。
157
158許々多久(ここたく)(つみ)(きよ)むる()(さち)
159()(くら)ぶべきものこそあらめ。
160
161(わが)(たま)身体(からだ)(ささ)げて皇神(すめかみ)
162御名(みな)(たた)へつ月日(つきひ)(おく)らむ。
163第一三九
164
165三千年(みちとせ)月日(つきひ)(かさ)ねて(いま)もなほ
166(かは)りたまはぬ(かみ)御瑞兆(みしるし)
167
168(おく)(ふか)くはかり()られぬ秘事(ひめごと)
169やすく(さと)りぬ(かみ)御文(みふみ)に。
170
171蓮華台(れんげだい)(きよ)御庭(みには)(あつ)まりし
172身魂(みたま)永久(とは)(てら)させたまへ。
173
174永久(とこしへ)(まこと)のみのり(むす)ぶべく
175すすがせたまへおのが身魂(みたま)を。
176第一四〇
177
178八束髯(やつかひげ)手足(てあし)(つめ)()がれつつ
179()をもて()をば(きよ)めたまひぬ。
180
181許々多久(ここたく)(つみ)(けが)れも皇神(すめかみ)
182血潮(ちしほ)によりて(あら)はれにける。
183
184御恵(みめぐみ)(をしへ)(ふみ)(つつし)みて
185(あぢ)はふ霊魂(たま)とならしめたまへ。
186
187安河(やすかは)誓約(うけひ)(わざ)(はじ)めたる
188(いづ)(みづ)との(かみ)(たふと)き。
189
190八衢(やちまた)(しこ)大蛇(をろち)()ばせたる
191(いづ)(つるぎ)(たてまつ)りたる(きみ)
192第一四一
193
194(えら)まれし(かみ)御民(みたみ)(こゑ)(たか)
195(みづ)御霊(みたま)(たた)(うた)へよ。
196
197言霊(ことたま)のあらむ(かぎ)りを(つく)すとも
198如何(いか)でうつし()(みづ)御勲(みいさを)
199
200現世(うつしよ)におどろき難儀(なんぎ)(おほ)けれど
201(かみ)としあれば(たわ)むことなし。
202
203千座(ちくら)なす置戸(おきど)()ひて神人(かみびと)
204生命(いのち)(まも)りしきみぞ(たふと)き。
205
206風流(みやび)なる御歌(みうた)うたひて瑞御霊(みづみたま)
207ほめ(たた)へなむ(たか)(いさを)を。
208
209()(かわ)(こころ)生命(いのち)(かて)(みづ)
210(ゆたか)にたまひし(みづ)大神(おほかみ)
211
212御恵(みめぐみ)ののどかなりける(むしろ)には
213(おきて)(かげ)()えてゆくなり。
214
215(たま)()生命(いのち)(まこと)御光(みひかり)
216(かがや)きたまふ(いづ)大神(おほかみ)
217
218()()けて(まが)(いくさ)(くる)()
219(をり)にも(かみ)(やす)きを(たま)へり。
220大正一二・五・五 旧三・二〇 於教主殿 加藤明子録)
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