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霊界物語
山河草木(第61~72巻、入蒙記)
第61巻(子の巻)
序文
第1篇 常磐の松
第1章 神苑
第2章 神影
第3章 神雲
第4章 神田
第5章 神山
第2篇 神国の春
第6章 神天
第7章 神地
第8章 神台
第9章 神行
第10章 神厳
第3篇 白梅の花
第11章 神浪
第12章 神徳
第13章 神雨
第14章 神服
第15章 神前
第4篇 風山雅洋
第16章 神英
第17章 神月
第18章 神人
第19章 神恵
第20章 神郷
第5篇 春陽自来
第21章 神花
第22章 神日
第23章 神暉
第24章 神泉
第25章 神家
余白歌
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>
山河草木(第61~72巻、入蒙記)
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第61巻(子の巻)
> 第2篇 神国の春 > 第8章 神台
<<< 神地
(B)
(N)
神行 >>>
第八章
神台
(
しんだい
)
〔一五五八〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第61巻 山河草木 子の巻
篇:
第2篇 神国の春
よみ(新仮名遣い):
みくにのはる
章:
第8章 神台
よみ(新仮名遣い):
しんだい
通し章番号:
1558
口述日:
1923(大正12)年05月03日(旧03月18日)
口述場所:
筆録者:
隆光
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1925(大正14)年10月16日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm6108
愛善世界社版:
105頁
八幡書店版:
第11輯 63頁
修補版:
校定版:
114頁
普及版:
60頁
初版:
ページ備考:
001
第七二
002
一
003
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
造
(
つく
)
り
固
(
かた
)
めたる
004
元津
(
もとつ
)
御祖
(
みおや
)
の
大神
(
おほかみ
)
の
005
天降
(
あも
)
り
玉
(
たま
)
ひて
諸人
(
もろびと
)
の
006
罪
(
つみ
)
や
穢
(
けが
)
れを
清
(
きよ
)
めつつ
007
やすきに
生
(
い
)
かせ
玉
(
たま
)
ふなる
008
五六七
(
みろく
)
の
御代
(
みよ
)
は
近
(
ちか
)
づきぬ
009
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
010
仰
(
あふ
)
ぎ
敬
(
うやま
)
へ
伊都
(
いづ
)
御魂
(
みたま
)
。
011
二
012
綾
(
あや
)
の
高天
(
たかま
)
の
蓮華台
(
れんげだい
)
013
珍
(
うづ
)
の
御祭
(
みまつり
)
なす
毎
(
ごと
)
に
014
御空
(
みそら
)
は
清
(
きよ
)
く
地
(
ち
)
の
上
(
うへ
)
は
015
恵
(
めぐ
)
みの
雨
(
あめ
)
に
霑
(
うるほ
)
ひて
016
歓喜
(
くわんき
)
の
花
(
はな
)
は
咲
(
さ
)
き
匂
(
にほ
)
ふ
017
平和
(
へいわ
)
の
流
(
なが
)
れは
由良
(
ゆら
)
の
川
(
かは
)
018
清
(
きよ
)
めの
水
(
みづ
)
は
滔々
(
たうたう
)
と
019
溢
(
あふ
)
るるばかり
澄
(
す
)
み
渡
(
わた
)
る
020
美都
(
みづ
)
の
御魂
(
みたま
)
の
御
(
おん
)
功績
(
いさを
)
021
喜
(
よろこ
)
び
祝
(
いは
)
ひ
奉
(
たてまつ
)
れ。
022
三
023
粟
(
あは
)
なす
百
(
もも
)
の
王
(
きみ
)
たちは
024
神
(
かみ
)
の
御前
(
みまへ
)
に
平伏
(
ひれふ
)
して
025
黄金
(
こがね
)
白銀
(
しろがね
)
珍宝
(
うづたから
)
026
貢物
(
みつぎ
)
となして
奉
(
たてまつ
)
り
027
世人
(
よびと
)
の
為
(
ため
)
に
祈
(
いの
)
りをば
028
日毎
(
ひごと
)
夜毎
(
よごと
)
に
捧
(
ささ
)
げつつ
029
五六七
(
みろく
)
の
御代
(
みよ
)
を
嬉
(
うれ
)
しみて
030
心
(
こころ
)
の
限
(
かぎ
)
り
恋慕
(
こひした
)
ふ
031
神
(
かみ
)
の
御稜威
(
みいづ
)
ぞ
畏
(
かしこ
)
けれ
032
神
(
かみ
)
の
光
(
ひかり
)
ぞ
尊
(
たふと
)
けれ。
033
第七三
034
一
035
東
(
あづま
)
の
空
(
そら
)
に
輝
(
かがや
)
きし
036
五六七
(
みろく
)
の
御代
(
みよ
)
を
三
(
み
)
つ
星
(
ぼし
)
や
037
光
(
ひかり
)
を
下界
(
げかい
)
に
放
(
はな
)
ちつつ
038
清
(
きよ
)
めの
主
(
きみ
)
の
在
(
ま
)
す
村
(
むら
)
に
039
しるべとなりて
闇
(
やみ
)
の
夜
(
よ
)
に
040
迷
(
まよ
)
ふ
人々
(
ひとびと
)
導
(
みちび
)
けよ。
041
二
042
雨
(
あめ
)
洩
(
も
)
り
柱
(
はしら
)
歪
(
ゆが
)
みたる
043
賤
(
しづ
)
が
伏屋
(
ふせや
)
に
産声
(
うぶごゑ
)
を
044
あげし
清
(
きよ
)
めの
瑞御魂
(
みづみたま
)
045
天
(
あめ
)
と
地
(
つち
)
との
神人
(
かみびと
)
の
046
司
(
つかさ
)
となりて
世
(
よ
)
に
出
(
い
)
づる
047
神
(
かみ
)
の
仕組
(
しぐみ
)
ぞ
畏
(
かしこ
)
けれ。
048
三
049
四方
(
よも
)
の
国人
(
くにびと
)
逸早
(
いちはや
)
く
050
深山
(
みやま
)
の
奥
(
おく
)
に
分
(
わ
)
け
入
(
い
)
りて
051
黄金
(
こがね
)
白銀
(
しろがね
)
珍宝
(
うづたから
)
052
芽出度
(
めでた
)
きものを
取集
(
とりあつ
)
め
053
神世
(
かみよ
)
の
柱
(
はしら
)
とあれませる
054
浄
(
きよ
)
めの
主
(
きみ
)
に
真心
(
まごころ
)
を
055
つくして
捧
(
ささ
)
げ
奉
(
たてまつ
)
れ。
056
四
057
百千万
(
ももちよろづ
)
の
珍宝
(
うづたから
)
058
御前
(
みまへ
)
に
貢
(
みつ
)
ぎ
奉
(
たてまつ
)
り
059
真心
(
まごころ
)
こめて
仕
(
つか
)
ふとも
060
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐ
)
みに
比
(
くら
)
ぶれば
061
大海原
(
おほうなばら
)
に
漂
(
ただよ
)
へる
062
波
(
なみ
)
の
沫
(
しぶき
)
の
一
(
ひと
)
つだに
063
及
(
およ
)
ぶ
術
(
すべ
)
なき
貢物
(
みつぎもの
)
064
神
(
かみ
)
の
御言
(
みこと
)
を
畏
(
かしこ
)
みて
065
生
(
い
)
ける
勤
(
つと
)
めを
励
(
はげ
)
みなば
066
これに
過
(
す
)
ぎたる
貢物
(
みつぎ
)
なし
067
青人草
(
あをひとぐさ
)
よ
信徒
(
まめひと
)
よ
068
心
(
こころ
)
の
限
(
かぎ
)
り
身
(
み
)
の
極
(
きは
)
み
069
瑞
(
みづ
)
の
御魂
(
みたま
)
の
言
(
こと
)
の
葉
(
は
)
を
070
身魂
(
みたま
)
の
糧
(
かて
)
と
仰
(
あふ
)
ぎつつ
071
仕組
(
しぐみ
)
に
仕
(
つか
)
へ
奉
(
たてまつ
)
れ。
072
第七四
073
一
074
青垣山
(
あをがきやま
)
を
繞
(
めぐ
)
らして
075
緑
(
みどり
)
滴
(
したた
)
る
綾
(
あや
)
の
里
(
さと
)
に
076
そそぎ
玉
(
たま
)
ひし
恵
(
めぐ
)
みの
雨
(
あめ
)
は
077
乾
(
かわ
)
き
果
(
は
)
てたる
魂
(
たましひ
)
を
078
清
(
きよ
)
く
豊
(
ゆたか
)
に
霑
(
うるほ
)
はし
079
永遠
(
とは
)
の
生命
(
いのち
)
を
与
(
あた
)
へ
玉
(
たま
)
ふ。
080
二
081
暗
(
やみ
)
にさまよふ
魔神
(
まがみ
)
の
胸
(
むね
)
を
082
はらし
玉
(
たま
)
へる
神柱
(
かむばしら
)
083
珍
(
うづ
)
の
御声
(
みこゑ
)
を
畏
(
かしこ
)
みて
084
聞
(
き
)
かむと
先
(
さき
)
を
争
(
あらそ
)
ひつ
085
寄
(
よ
)
り
来
(
く
)
る
身魂
(
みたま
)
ぞ
美
(
うる
)
はしき
086
来
(
きた
)
りて
聞
(
き
)
けよ
懐
(
なつか
)
しき
087
情
(
なさけ
)
のこもる
御
(
おん
)
声
(
こゑ
)
を。
088
三
089
此
(
この
)
世
(
よ
)
の
光
(
ひかり
)
に
立
(
た
)
ち
別
(
わか
)
れ
090
夜
(
よる
)
なき
国
(
くに
)
に
進
(
すす
)
む
時
(
とき
)
091
ありし
昔
(
むかし
)
の
思
(
おも
)
ひ
根
(
ね
)
を
092
後
(
あと
)
に
残
(
のこ
)
さずすくすくと
093
望
(
のぞ
)
みの
月
(
つき
)
の
神国
(
かみくに
)
へ
094
暗
(
くら
)
き
身魂
(
みたま
)
を
導
(
みちび
)
きて
095
昇
(
のぼ
)
らせ
玉
(
たま
)
へ
惟神
(
かむながら
)
096
恩頼
(
みたまのふゆ
)
を
願
(
ね
)
ぎ
奉
(
まつ
)
る。
097
四
098
山
(
やま
)
の
尾
(
を
)
の
上
(
へ
)
の
一
(
いち
)
ノ
瀬
(
せ
)
の
099
教祖
(
をしへみおや
)
の
奥津城
(
おくつき
)
は
100
千代
(
ちよ
)
に
尽
(
つ
)
きせぬ
御恵
(
みめぐみ
)
の
101
かたみとこそはなりにけれ
102
厳
(
いづ
)
の
御魂
(
みたま
)
の
我
(
わが
)
教祖
(
みおや
)
103
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
が
命
(
いのち
)
の
綱
(
つな
)
とまし
104
死
(
し
)
せし
御魂
(
みたま
)
を
神国
(
かみくに
)
に
105
甦生
(
よみがへ
)
らせる
光
(
ひかり
)
なり
106
仰
(
あふ
)
ぎ
敬
(
うやま
)
へ
信徒
(
まめひと
)
よ
107
拝
(
をろが
)
み
奉
(
まつ
)
れ
奥津城
(
おくつき
)
を。
108
第七五
109
一
110
瑞
(
みづ
)
の
御魂
(
みたま
)
の
言
(
こと
)
の
葉
(
は
)
は
111
此
(
この
)
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
に
生
(
おひ
)
出
(
い
)
でし
112
青人草
(
あをひとぐさ
)
の
朝夕
(
あさゆふ
)
に
113
行
(
おこな
)
ひ
行
(
ゆ
)
くべき
務
(
つと
)
めなり
114
その
行
(
おこな
)
ひは
唯人
(
ただびと
)
の
115
目
(
め
)
には
怪
(
あや
)
しく
映
(
うつ
)
れども
116
天地
(
てんち
)
の
神
(
かみ
)
の
定
(
さだ
)
めてし
117
生
(
い
)
ける
誠
(
まこと
)
の
掟
(
おきて
)
なり
118
心
(
こころ
)
を
清
(
きよ
)
めて
魂
(
たましひ
)
を
119
直日
(
なほひ
)
に
研
(
みが
)
き
磨
(
と
)
ぎすまし
120
必
(
かなら
)
ず
過
(
あやま
)
つ
事
(
こと
)
勿
(
なか
)
れ
121
神
(
かみ
)
は
愛
(
あい
)
なり
光
(
ひかり
)
なり。
122
二
123
瑞
(
みづ
)
の
御魂
(
みたま
)
の
霊
(
たま
)
幸
(
ちは
)
ふ
124
恵
(
めぐみ
)
の
露
(
つゆ
)
は
天地
(
あめつち
)
に
125
空気
(
くうき
)
の
如
(
ごと
)
く
充
(
み
)
ち
足
(
た
)
らふ
126
誠
(
まこと
)
の
宣言
(
のり
)
は
天地
(
あめつち
)
に
127
伊行
(
いゆ
)
き
渡
(
わた
)
らひ
隈
(
くま
)
もなく
128
人
(
ひと
)
の
心
(
こころ
)
を
照
(
てら
)
し
行
(
ゆ
)
く
129
仰
(
あふ
)
ぎ
尊
(
たふと
)
べ
厳御魂
(
いづみたま
)
130
御袖
(
みそで
)
の
影
(
かげ
)
に
立
(
た
)
ち
寄
(
よ
)
りて。
131
三
132
草木
(
くさき
)
も
生
(
は
)
えぬ
岩山
(
いはやま
)
も
133
荒野
(
あらの
)
ケ
原
(
はら
)
のはてまでも
134
千代
(
ちよ
)
に
八千代
(
やちよ
)
に
語
(
かた
)
らねど
135
無言
(
むごん
)
の
言霊
(
ことたま
)
相放
(
あひはな
)
ち
136
瑞
(
みづ
)
の
御魂
(
みたま
)
の
御恵
(
みめぐみ
)
を
137
弥
(
いや
)
永久
(
とこしへ
)
に
称
(
たた
)
ふなり
138
人
(
ひと
)
は
神
(
かみ
)
の
子
(
こ
)
神
(
かみ
)
の
宮
(
みや
)
139
いかで
山野
(
さんや
)
の
草
(
くさ
)
や
木
(
き
)
に
140
劣
(
おと
)
りし
事
(
こと
)
のあるべきぞ
141
省
(
かへり
)
みせよや
皇神
(
すめかみ
)
の
142
瑞
(
みづ
)
の
御魂
(
みたま
)
の
御
(
おん
)
聖苦
(
なやみ
)
。
143
四
144
瑞
(
みづ
)
の
御魂
(
みたま
)
は
方円
(
はうゑん
)
の
145
器
(
うつは
)
に
随
(
したが
)
ひますと
聞
(
き
)
く
146
此
(
この
)
世
(
よ
)
に
生
(
い
)
ける
人
(
ひと
)
の
子
(
こ
)
よ
147
日
(
ひ
)
に
夜
(
よ
)
に
心
(
こころ
)
行
(
おこな
)
ひを
148
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
に
照
(
てら
)
しつつ
149
己
(
おの
)
が
身魂
(
みたま
)
をよく
清
(
きよ
)
め
150
瑞
(
みづ
)
の
御魂
(
みたま
)
の
御鏡
(
みかがみ
)
に
151
珍
(
うづ
)
の
姿
(
すがた
)
を
映
(
うつ
)
せかし
152
神
(
かみ
)
は
汝
(
なんぢ
)
と
倶
(
とも
)
にあり
153
第七六
154
一
155
罪
(
つみ
)
に
穢
(
けが
)
れし
人
(
ひと
)
の
身
(
み
)
も
156
栄
(
さか
)
えあれよと
朝夕
(
あさゆふ
)
に
157
祈
(
いの
)
らせ
玉
(
たま
)
ふ
瑞御魂
(
みづみたま
)
158
情
(
なさけ
)
の
声
(
こゑ
)
は
山里
(
やまざと
)
も
159
荒野
(
あれの
)
の
末
(
すゑ
)
も
変
(
かは
)
りなく
160
響
(
ひび
)
き
渡
(
わた
)
るぞ
尊
(
たふと
)
けれ
161
仰
(
あふ
)
ぎ
敬
(
うやま
)
へ
神
(
かみ
)
の
徳
(
とく
)
162
慕
(
した
)
ひまつれよ
神
(
かみ
)
の
愛
(
あい
)
。
163
二
164
瑞
(
みづ
)
の
御魂
(
みたま
)
の
御
(
おん
)
声
(
こゑ
)
の
165
その
美
(
うる
)
はしさ
迦羅
(
カラ
)
嚬伽
(
ビンガ
)
166
妙音
(
めうおん
)
菩薩
(
ぼさつ
)
の
音楽
(
おんがく
)
も
167
例
(
たと
)
へにならぬ
勇
(
いさ
)
ましさ
168
来
(
きた
)
りて
聞
(
き
)
けよ
神
(
かみ
)
の
声
(
こゑ
)
。
169
三
170
百
(
もも
)
の
罪科
(
つみとが
)
穢
(
けが
)
れをば
171
祓
(
はら
)
はむ
為
(
ため
)
に
朝夕
(
あさゆふ
)
に
172
神
(
かみ
)
の
御前
(
みまへ
)
に
平伏
(
ひれふ
)
して
173
祈
(
いの
)
り
奉
(
まつ
)
りし
誠心
(
まごころ
)
を
174
諾
(
うべな
)
ひまして
片時
(
かたとき
)
も
175
早
(
はや
)
く
御許
(
みもと
)
に
招
(
まね
)
き
寄
(
よ
)
せ
176
生
(
い
)
かさせ
玉
(
たま
)
へと
惟神
(
かむながら
)
177
神
(
かみ
)
に
誓
(
ちか
)
ひて
願
(
ね
)
ぎ
奉
(
まつ
)
れ。
178
四
179
心
(
こころ
)
の
裡
(
うち
)
に
暴狂
(
あれくる
)
ふ
180
荒波
(
あらなみ
)
高
(
たか
)
く
立
(
た
)
ち
騒
(
さわ
)
ぎ
181
命
(
いのち
)
の
舟
(
ふね
)
を
覆
(
かへ
)
さむと
182
襲
(
おそ
)
ひ
来
(
きた
)
りし
魔暴風
(
まあらし
)
を
183
鎮
(
しづ
)
める
由
(
よし
)
もなきままに
184
歎
(
なげ
)
き
悲
(
かな
)
しむ
時
(
とき
)
もあれ
185
瑞
(
みづ
)
の
御魂
(
みたま
)
は
忽
(
たちま
)
ちに
186
清
(
きよ
)
めの
舟
(
ふね
)
を
漕
(
こ
)
ぎ
出
(
だ
)
して
187
千代
(
ちよ
)
に
八千代
(
やちよ
)
に
安
(
やす
)
らけき
188
珍
(
うづ
)
の
島根
(
しまね
)
に
救
(
すく
)
ひ
上
(
あ
)
げ
189
恵
(
めぐ
)
み
玉
(
たま
)
ふぞ
尊
(
たふと
)
けれ
190
仰
(
あふ
)
ぎ
敬
(
うやま
)
へ
諸人
(
もろびと
)
よ
191
愛
(
あい
)
の
御神
(
みかみ
)
の
御姿
(
みすがた
)
を。
192
五
193
行
(
ゆ
)
く
手
(
て
)
は
闇
(
やみ
)
に
包
(
つつ
)
まれて
194
虎
(
とら
)
狼
(
おほかみ
)
の
哮
(
ほ
)
え
猛
(
たけ
)
り
195
恐
(
おそ
)
れ
惑
(
まど
)
へる
夜
(
よ
)
の
道
(
みち
)
も
196
伊都
(
いづ
)
の
言霊
(
ことたま
)
宣
(
の
)
りつれば
197
忽
(
たちま
)
ち
開
(
ひら
)
く
天地
(
あめつち
)
の
198
恵
(
めぐ
)
みの
光
(
ひかり
)
は
輝
(
かがや
)
かむ
199
賞
(
ほ
)
めよ
称
(
たた
)
へよ
厳御魂
(
いづみたま
)
200
瑞
(
みづ
)
の
御魂
(
みたま
)
の
御
(
おん
)
功績
(
いさを
)
201
神
(
かみ
)
は
汝
(
なんぢ
)
と
倶
(
とも
)
にあり。
202
第七七
203
一
204
御恵
(
みめぐみ
)
に
輝
(
かがや
)
き
愛
(
あい
)
に
薫
(
かを
)
りたる
205
厳
(
いづ
)
の
御魂
(
みたま
)
の
御跡
(
みあと
)
美
(
うる
)
はし。
206
二
207
世
(
よ
)
の
人
(
ひと
)
の
憂
(
うれ
)
ひも
罪
(
つみ
)
も
身
(
み
)
一
(
ひと
)
つに
208
負
(
お
)
ひ
玉
(
たま
)
ひたる
御魂
(
みたま
)
ぞ
尊
(
たふと
)
し。
209
三
210
千座
(
ちくら
)
なす
置戸
(
おきど
)
を
負
(
お
)
へと
叫
(
さけ
)
びたる
211
仇
(
あだ
)
をも
許
(
ゆる
)
す
瑞
(
みづ
)
の
神柱
(
みはしら
)
。
212
四
213
責
(
せ
)
めらるる
苦
(
くる
)
しき
身
(
み
)
にも
虐
(
しひた
)
ぐる
214
仇
(
あだ
)
を
愛
(
あい
)
する
心
(
こころ
)
賜
(
たま
)
はれ。
215
五
216
仇
(
あだ
)
をなす
醜人
(
しこびと
)
のみを
憐
(
あは
)
れみて
217
平安
(
やすき
)
を
祈
(
いの
)
る
心
(
こころ
)
賜
(
たま
)
へよ。
218
第七八
219
一
220
瑞御魂
(
みづみたま
)
千座
(
ちくら
)
を
負
(
お
)
ひし
月
(
つき
)
と
日
(
ひ
)
に
221
優
(
まさ
)
りて
尊
(
たふと
)
き
折
(
をり
)
こそあらめや。
222
二
223
宮垣内
(
みやがいち
)
湧
(
わ
)
き
出
(
づ
)
る
水
(
みづ
)
は
世
(
よ
)
の
人
(
ひと
)
の
224
罪
(
つみ
)
を
清
(
きよ
)
むる
命
(
いのち
)
なりけり。
225
三
226
世
(
よ
)
の
人
(
ひと
)
の
呪
(
のろ
)
ひを
愛
(
あい
)
に
宣
(
の
)
り
直
(
なほ
)
す
227
人
(
ひと
)
の
心
(
こころ
)
に
神国
(
かみくに
)
はあり。
228
四
229
喜
(
よろこ
)
びと
悲
(
かな
)
しみ
胸
(
むね
)
に
往
(
ゆ
)
き
交
(
か
)
ひて
230
涙
(
なみだ
)
のみづの
御跡
(
みあと
)
霑
(
うるほ
)
す。
231
五
232
罪科
(
つみとが
)
も
恐
(
おそ
)
れもいつか
消
(
き
)
え
果
(
は
)
てて
233
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
に
望
(
のぞ
)
み
湧
(
わ
)
き
出
(
い
)
づ。
234
六
235
仰
(
あふ
)
ぐさへいとも
畏
(
かしこ
)
き
慈
(
いつくし
)
みの
236
神
(
かみ
)
の
御許
(
みもと
)
を
吾
(
われ
)
離
(
はな
)
れむや。
237
第七九
238
一
239
教祖
(
をしへみおや
)
の
厳御魂
(
いづみたま
)
240
貴
(
たか
)
き
御神
(
みかみ
)
の
御霊
(
みたま
)
なれど
241
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
の
罪
(
つみ
)
や
穢
(
けが
)
れをば
242
洗
(
あら
)
ひ
清
(
きよ
)
めて
生
(
い
)
かさむと
243
賤
(
しづ
)
が
伏屋
(
ふせや
)
にあれまして
244
清
(
きよ
)
き
教
(
をしへ
)
を
宣
(
の
)
り
玉
(
たま
)
ふ。
245
二
246
醜
(
しこ
)
の
曲津
(
まがつ
)
の
荒
(
すさ
)
ぶなる
247
汚
(
きたな
)
き
浮世
(
うきよ
)
の
人
(
ひと
)
の
目
(
め
)
に
248
天
(
てん
)
より
高
(
たか
)
う
咲
(
さ
)
く
花
(
はな
)
も
249
荒
(
あ
)
れたる
冬野
(
ふゆの
)
の
木
(
き
)
の
如
(
ごと
)
く
250
蔑
(
さげす
)
まれつつ
朝夕
(
あさゆふ
)
に
251
厳
(
いづ
)
の
言霊
(
ことたま
)
宣
(
の
)
り
玉
(
たま
)
ふ
252
深
(
ふか
)
き
恵
(
めぐみ
)
を
仰
(
あふ
)
ぐべし。
253
三
254
限
(
かぎ
)
り
知
(
し
)
られぬ
憂
(
う
)
き
苦労
(
くらう
)
255
艱難
(
なやみ
)
に
耐
(
た
)
へて
朝夕
(
あさゆふ
)
に
256
安
(
やす
)
く
眠
(
ねむ
)
らむ
家
(
いへ
)
も
無
(
な
)
く
257
所
(
ところ
)
もなくて
悲
(
かな
)
しみの
258
果敢
(
はか
)
なき
人
(
ひと
)
と
呼
(
よ
)
ばれつつ
259
清
(
きよ
)
めの
道
(
みち
)
を
宣
(
の
)
べ
玉
(
たま
)
ふ
260
教祖
(
をしへみおや
)
ぞ
尊
(
たふと
)
けれ。
261
四
262
高天原
(
たかあまはら
)
の
霊国
(
れいごく
)
の
263
月
(
つき
)
の
御神
(
みかみ
)
は
聖霊
(
せいれい
)
を
264
充
(
みた
)
して
瑞
(
みづ
)
の
神
(
かみ
)
の
子
(
こ
)
に
265
降
(
くだ
)
らせ
玉
(
たま
)
ひ
言霊
(
ことたま
)
の
266
伊吹
(
いぶき
)
の
狭霧
(
さぎり
)
に
暗
(
やみ
)
の
夜
(
よ
)
を
267
照
(
てら
)
させ
玉
(
たま
)
ふぞ
畏
(
かしこ
)
けれ
268
仰
(
あふ
)
ぎ
敬
(
うやま
)
へ
厳御魂
(
いづみたま
)
269
慕
(
した
)
ひ
奉
(
まつ
)
れよ
瑞御魂
(
みづみたま
)
。
270
第八〇
271
一
272
厳御魂
(
いづみたま
)
暗
(
くら
)
き
此
(
この
)
世
(
よ
)
に
降
(
くだ
)
り
来
(
き
)
て
273
世人
(
よびと
)
の
為
(
ため
)
に
蔑
(
さげす
)
まれ
玉
(
たま
)
ふ。
274
二
275
瑞御魂
(
みづみたま
)
負
(
お
)
はせ
玉
(
たま
)
へる
八千座
(
やちくら
)
の
276
上
(
うへ
)
なき
恵
(
めぐ
)
みを
世
(
よ
)
の
人
(
ひと
)
は
知
(
し
)
らず。
277
三
278
一度
(
ひとたび
)
は
天津
(
あまつ
)
御神
(
みかみ
)
や
国津
(
くにつ
)
神
(
かみ
)
279
百
(
もも
)
の
罪科
(
つみとが
)
負
(
お
)
はせ
玉
(
たま
)
ひぬ。
280
四
281
素盞嗚
(
すさのを
)
の
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐ
)
みに
村肝
(
むらきも
)
の
282
心
(
こころ
)
せまりて
涙
(
なみだ
)
零
(
こぼ
)
るる。
283
五
284
河
(
かは
)
なせる
涙
(
なみだ
)
もいかで
報
(
むく
)
ゆべき
285
身魂
(
みたま
)
捧
(
ささ
)
げて
恵
(
めぐ
)
みに
報
(
むく
)
いむ。
286
第八一
287
一
288
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐ
)
みの
永久
(
とこしへ
)
に
289
流
(
なが
)
れ
溢
(
あふ
)
るる
由良川
(
ヨルダン
)
の
290
清
(
きよ
)
き
真清水
(
ましみづ
)
汲
(
く
)
む
人
(
ひと
)
は
291
罪
(
つみ
)
も
穢
(
けが
)
れも
苦
(
くるし
)
みも
292
瀬織津
(
せおりつ
)
姫
(
ひめ
)
に
洗
(
あら
)
はれて
293
高天原
(
たかあまはら
)
の
信徒
(
まめひと
)
と
294
仕
(
つか
)
ふる
身
(
み
)
とぞなりぬべし
295
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
296
瑞
(
みづ
)
の
御魂
(
みたま
)
ぞ
尊
(
たふと
)
けれ。
297
二
298
厳
(
いづ
)
の
御魂
(
みたま
)
や
瑞御魂
(
みづみたま
)
299
上
(
こよ
)
なき
恵
(
めぐ
)
みを
身
(
み
)
にしめて
300
罪
(
つみ
)
に
亡
(
ほろ
)
びし
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
を
301
生
(
い
)
かし
栄
(
さか
)
ゆる
神
(
かみ
)
の
道
(
みち
)
302
進
(
すす
)
みて
世
(
よ
)
の
為
(
ため
)
人
(
ひと
)
の
為
(
ため
)
303
吾
(
わが
)
身
(
み
)
を
忘
(
わす
)
れて
勤
(
つと
)
むべし
304
神
(
かみ
)
は
汝
(
なんぢ
)
と
倶
(
とも
)
にあり。
305
三
306
百
(
もも
)
の
誹
(
そしり
)
や
嘲
(
あざけ
)
りも
307
サタンの
審判
(
さばき
)
の
道
(
みち
)
なきも
308
世人
(
よびと
)
の
為
(
ため
)
には
厭
(
いと
)
はずに
309
笑顔
(
ゑがほ
)
を
以
(
もち
)
て
迎
(
むか
)
へたる
310
浄
(
きよ
)
めの
主
(
きみ
)
の
御恵
(
みめぐ
)
みを
311
暗
(
やみ
)
にさまよふ
人々
(
ひとびと
)
は
312
悟
(
さと
)
る
術
(
すべ
)
なき
果敢
(
はか
)
なさよ
313
仰
(
あふ
)
ぎ
敬
(
うやま
)
へ
厳御魂
(
いづみたま
)
314
慕
(
した
)
ひ
奉
(
まつ
)
れよ
瑞御魂
(
みづみたま
)
。
315
(
大正一二・五・三
旧三・一八
北村隆光
録)
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