霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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序文(じよぶん)

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第66巻 山河草木 巳の巻 篇:前付 よみ(新仮名遣い):
章:序文 よみ(新仮名遣い):じょぶん 通し章番号:
口述日:1924(大正13)年12月15日(旧11月19日) 口述場所:祥雲閣 筆録者:松村真澄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1926(大正15)年6月29日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる] 主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2018-04-10 13:34:58 OBC :rm660001
愛善世界社版:前付 1頁 八幡書店版:第11輯 727頁 修補版: 校定版:前付 1頁 普及版:67頁 初版: ページ備考:
001 霊界(れいかい)物語(ものがたり)(いよいよ)六十八(ろくじふはち)(くわん)となりました。002昨年(さくねん)(ろく)(ぐわつ)以来(いらい)口述(こうじゆつ)中止(ちうし)し、003エスペラントの輸入(ゆにふ)や、004紅卍字(こうまんじ)(くわい)との提携(ていけい)などにて閑暇(かんか)()ず、005()んで本年(ほんねん)(いち)(ぐわつ)006静養(せいやう)(ため)007道後(だうご)温泉(をんせん)(あそ)び、008(その)(さい)六十六(ろくじふろく)(くわん)六十九巻として発行編述(へんじゆつ)した()り、009本年(ほんねん)十二(じふに)(ぐわつ)一日(いちじつ)(まで)口述(こうじゆつ)中止(ちうし)してゐたのです。010(どう)(いち)(にち)より物語(ものがたり)六十七(ろくじふしち)(くわん)特別篇入蒙記として発行として蒙古入(もうこいり)真相(しんさう)口述(こうじゆつ)編纂(へんさん)し、011()いで十五(じふご)012十六(じふろく)013十七(じふしち)三日間(みつかかん)(つひや)して、014(やうや)六十八(ろくじふはち)(くわん)(あた)山河(さんか)草木(さうもく)(ひつじ)(まき)口述(こうじゆつ)()へました。015(この)十八(じふはち)(にち)といふ日数(につすう)弥勒(みろく)証兆(しようてう)であつて、016本物語(ほんものがたり)口述(こうじゆつ)最初(さいしよ)()相当(さうたう)します。017出来得(できう)べくんば、018(きう)本年中(ほんねんぢう)山河(さんか)草木(さうもく)全部(ぜんぶ)完成(くわんせい)したい(かんが)へであります。019本巻(ほんくわん)よりは照国別(てるくにわけ)(いよいよ)活動(くわつどう)となり、020(やや)軍事(ぐんじ)(てき)趣味(しゆみ)()ぶることとなりました。021無抵抗(むていかう)主義(しゆぎ)三五教(あななひけう)軍事(ぐんじ)(くわん)する行動(かうどう)()るのは、022(すこ)しく矛盾(むじゆん)(やう)(かんが)へる(ひと)もあらうかと(おも)ひますが、023混沌(こんとん)たる社会(しやくわい)(おい)ては、024(ある)場合(ばあひ)には武力(ぶりよく)(もち)ふるの()むなき場合(ばあひ)もあります。025三千(さんぜん)世界(せかい)父母(ふぼ)ともいふべき阿弥陀(あみだ)如来(によらい)でさへも、026慈悲(じひ)(もつ)本体(ほんたい)とし(なが)ら、027(みぎ)()にて折伏(しやくぶく)(けん)()ち、028左手(ゆんで)には摂受(せつじゆ)(たま)(かか)へて、029衆生(しゆじやう)済度(さいど)本願(ほんぐわん)(たつ)せむとしてゐるのです。030回々教(フイフイけう)教祖(けうそ)マホメットも右手(めて)(つるぎ)()ち、031左手(ゆんで)経典(コーラン)(かか)へて、032アラビヤ広原(くわうげん)精神(せいしん)(てき)王国(わうごく)建設(けんせつ)した(こと)(おも)へば、033人智(じんち)未開(みかい)時代(じだい)(おい)ては、034三五教(あななひけう)宣伝使(せんでんし)(いへど)軍事(ぐんじ)関係(くわんけい)せない(わけ)には()かないでせう。035読者(どくしや)(この)(かん)消息(せうそく)推知(すゐち)して(かみ)()()(ところ)諒解(りやうかい)せられむ(こと)希望(きばう)します。
036   大正十三年十二月十八日   於教主殿
 
037   編輯序言
038一、039本巻(ほんくわん)序文(じよぶん)にもある(とほ)()口述(こうじゆつ)順序(じゆんじよ)よりすれば(だい)六十八(ろくじふはち)(くわん)山河(さんか)草木(さうもく)未之巻(ひつじのまき))に(あた)ります。040(しか)()都合(つがふ)にて(だい)六十六(ろくじふろく)(くわん)高砂島(たかさごじま)()ける国依別(くによりわけ)()国照別(くにてるわけ)物語(ものがたり)(だい)六十七(ろくじふしち)(くわん)聖師(せいし)(さま)蒙古入(もうこいり)物語(ものがたり))に(さき)んじて本巻(ほんくわん)(だい)六十六(ろくじふろく)(くわん)として発行(はつかう)さるることとなりました。041(みぎ)()(くわん)(いづ)れも独立(どくりつ)した物語(ものがたり)であります。
042一、043本巻(ほんくわん)昨春(さくしゆん)金沢(かなざは)にて発行(はつかう)さるる『北国(ほくこく)夕刊(ゆふかん)新聞(しんぶん)』に『(つき)出潮(でしほ)』として連載(れんさい)されたものであります。
044   大正十五年六月十五日
045      編輯者識
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