霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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序歌(じよか)

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第14巻 如意宝珠 丑の巻 篇:前付 よみ(新仮名遣い):
章:序歌 よみ(新仮名遣い):じょか 通し章番号:
口述日:1922(大正11)年03月23日(旧02月25日) 口述場所: 筆録者:松村真澄 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年11月15日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]
五六七殿に招き奉る天之御中主皇大神、高皇産霊大御神、神皇産霊大御神、そして大地の遠津祖神である国常立大御神・豊国主大御神、日の神国をしろしめす天照皇大御神、神素盞嗚大御神、須世理之姫大御神、空伝う月読皇神を始めとして。
八百万の天津神たち、国津神たち、世に落ちて苦しみを受けている神々たち、一柱も漏れることなく遺ることなく。
特に、幽界を知らし給える八百米や、杵築の宮の大国主・大物主、医薬と禁厭の少彦名神様、本宮の桶伏山に鎮まる世の大本の大御神たちよ。
すべて世にある正しき清き御霊たちよ。この霊界物語を守り給い、人々の正しい御霊に奇魂を清くうつらせ給い、身霊を洗って水晶の清き霊となし、広く深く神界の仕組みを悟らせ給へ。
天勝国勝奇魂・千憑彦神曽富戸神またの名を久延毘古神の御魂よ。この大本の信徒をはじめ世の中のすべての人に、各自に優れた御霊をかからせ、これまで知らず知らずに神勅をないがしろにしていた罪とがをゆるさせ給い、神慮を深く悟って神幽言の御聖言を守らせ給へ。神国の御祖の神の御前に畏み敬い願い奉る。
出口教祖の御教えを詳細に説き明かす如意宝珠の物語。暇あるごとに嬉みて読み窺いつ天地の神の尊い勲功を知らさせ給へ、と瑞月が心を込めて祈りつつ。
国常立大神の御言かしこみ、諾冊二神が漂える地球を修理固成し、もろもろの神たちを生んでそれぞれに神業を任命し、万のことを始め開かせ絶え間なくいそしみ給う有り難さ。
また天照皇大御神が、国の御祖の大神の大御心をもって青人草をことごとく恵み幸いいつくしみ給い、大神業を受け持って天津国を治め、五穀の種を人々の食物として四方の国に植え付け給うた。そのように如意宝珠の物語が、世人の霊魂の糧となって四方の国々・島々へ開かせ給へ。
尊い神のお守りに神の言霊が幸はいて、荒ぶる神々をことごとく払いに払い、言問う岩根木根立醜草の片葉も言止めて、この教え一筋に靡かせたまへ。天地の神に願い奉る。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2020-12-18 19:46:21 OBC :rm140001
愛善世界社版:前付 1頁 八幡書店版:第3輯 149頁 修補版: 校定版:前付 1頁 普及版:前付 1頁 初版: ページ備考:
001五六七(みろく)殿(との)招集(おぎまつ)
002(きよ)(こころ)にかけまくも
003(かしこ)(あめ)御中主(みなかぬし)
004(すめ)大神(おほかみ)(はじ)めとし
005高皇(たかみ)産霊(むすび)大御神(おほみかみ)
006神皇(かむみ)産霊(むすび)大御神(おほみかみ)
007大地(だいち)遠津(とほつ)祖神(おやがみ)
008国常立(くにとこたち)大御神(おほみかみ)
009豊国主(とよくにぬし)大御神(おほみかみ)
010()神国(かみくに)知食(しろしめ)
011天照皇(あまてらすすめ)大御神(おほみかみ)
012(かむ)素盞嗚(すさのを)大御神(おほみかみ)
013須世理(すせり)()(ひめ)大御神(おほみかみ)
014御空(みそら)(つた)月読(つきよみ)
015皇神(すめかみ)(はじ)(たてまつ)
016天津(あまつ)(かみ)たち八百万(やほよろづ)
017国津(くにつ)(かみ)たち八百万(やほよろづ)
018(かみ)稜威(みいづ)大八洲(おほやしま)
019(しま)八十嶋(やそしま)八十(やそ)(くに)
020所々(ところどころ)大社(おほやしろ)
021(ちい)さき(やしろ)常永(とこしへ)
022(しづ)まり(たま)千万(ちよろづ)
023(かみ)(したが)(つか)えます
024御供(みとも)(かみ)千早振(ちはやふる)
025(とほ)神代(かみよ)(むかし)より
026()()(もも)(くるし)みを
027(うけ)させ(たま)ひし神々(かみがみ)
028一柱(ひとはしら)だに()るる()
029(おち)なく(こと)幽事(かくりごと)
030()らし(たま)へる八百米(やほよね)
031杵築(きつき)(みや)()れませる
032大国主(おほくにぬし)大物主(おほものぬし)
033医薬(くすし)(わざ)禁厭(まじなひ)
034(みち)(さち)はひ(たま)ふてふ
035少名彦那(すくなひこな)神御魂(かむみたま)
036()()御山(みやま)本宮(ほんぐう)
037桶伏山(をけふせやま)(しづ)まりし
038()大本(おほもと)大御神(おほみかみ)
039枝葉(えだは)(かみ)()ふも(さら)
040(あめ)をば(かけ)(くに)()ける
041カラや大和(やまと)仙人(やまびと)()
042(すべ)()にある諸々(もろもろ)
043(ただ)しき(きよ)御霊(みたま)たち
044只一柱(ただひとはしら)()れませず
045(これ)霊界(れいかい)物語(ものがたり)
046(まも)りたまひて人々(ひとびと)
047(ただ)しき御霊(みたま)奇魂(くしみたま)
048(きよ)(うつ)らせ(たま)ひつつ
049身魂(みたま)(あら)水晶(すゐしやう)
050(かがや)(わた)るたまと()
051(ひろ)けく(ふか)神界(しんかい)
052仕組(しぐみ)(さと)らせ(たま)へかし
053天勝(あまかつ)国勝(くにかつ)奇魂(くしみたま)
054千憑彦(ちよりひこ)(がみ)曽富戸(そほど)(がみ)
055(また)()久延毘古(くへびこ)神御魂(かむみたま)
056この大本(おほもと)()(つど)
057信徒(まめひと)はじめ()(なか)
058あらゆる(ひと)惟神(かむながら)
059御霊(みたま)(さち)はへましまして
060各自(かくじ)御魂(みたま)(すぐ)れたる
061御魂(みたま)かからせ(たま)ひつつ
062今日(けふ)()までも()らずして
063(かみ)()さしの神勅(しんちよく)
064いと疎略(おろそか)(あつか)ひし
065(つみ)(とが)(けがれ)(あやまち)
066直日(なほひ)見直(みなほ)聞直(ききなほ)
067(ゆる)させ(たま)ひて神々(かみがみ)
068神慮(しんりよ)(ふか)(さと)るべく
069神幽現(しんいうげん)()聖言(せいげん)
070(まも)らせ(たま)神国(かみくに)
071御祖(みおや)(かみ)(おん)(まへ)
072(かしこ)(ゐやま)()(まつ)
073アヽ惟神(かむながら)々々(かむながら)
074御霊(みたま)(さち)はへましまして
075出口(でぐち)教祖(けうそ)御教(みをしへ)
076うまらにつばらに()()かす
077如意(によい)宝珠(ほつしゆ)物語(ものがたり)
078(ひま)ある(ごと)(うれ)しみて
079()(うかが)ひつ天地(あめつち)
080(かみ)(たふと)勲功(いさをし)
081()らさせ(たま)へと瑞月(ずゐげつ)
082(くに)(おん)(ため)()のために
083(こころ)()めて(いの)りつつ
084国常立(くにとこたち)大神(おほかみ)
085御言(みこと)かしこみ諾冊(なぎなみ)
086二柱神(ふたはしらがみ)漂流(ただよ)へる
087地球(くに)をば修理(つくり)固成(かため)むと
088(あま)沼矛(ぬほこ)をさし()ろし
089(しほ)コヲロコヲロに()()して
090淤能碁呂(おのころ)(じま)()(たま)
091御国(みくに)胞衣(えな)(さだ)めつつ
092(あめ)御柱(みはしら)国柱(くにばしら)
093見立(みたて)たまひて八尋殿(やひろどの)
094(つく)りたまひて二柱(ふたはしら)
095妹兄(いもせ)(みち)常永(とこしへ)
096婚姻(とつぎ)たまひて大八嶋(おほやしま)
097国々(くにぐに)嶋々(しまじま)数多(あまた)()
098青人草(あをひとぐさ)始祖(おや)(たち)
099(よろづ)(もの)()みたまひ
100(あまね)(もろ)神人(かみびと)
101地上(ちじやう)安住(あんぢう)させむため
102太陽(たいやう)大地(だいち)太陰(たいいん)
103諸々(もも)(かみ)たち()(たま)
104各自(おのも)々々(おのも)神業(しんげふ)
105()さし(たま)ひて(よろづ)ごと
106(はじ)(ひら)かせ絶間(たえま)()
107(いそ)しみ(たま)へる有難(ありがた)
108天照皇(あまてらすすめ)大御神(おほみかみ)
109(くに)御祖(みおや)大神(おほかみ)
110大御心(おほみこころ)(こころ)とし
111青人草(あをひとぐさ)(ことごと)
112(めぐ)(さち)はひ(いつ)くしみ
113いや益々(ますます)蕃息(うまはり)(さか)えしめ
114功竟(ことを)(たま)ふを(はじ)めとし
115大御神業(おほみわざ)をば受持(うけも)ちて
116天津国(あまつくに)をば知食(しろしめ)
117五穀(ごこく)(たね)御覧(みそなは)
118これの(たふと)種物(くさもの)
119(うつ)しき青人草(あをひとぐさ)たちの
120()ひて()くべきものなりと
121()らせ(たま)ひて四方(よも)(くに)
122(くま)なく植付(うゑつ)けたまひたる
123ごとく御霊(みたま)(さち)はひて
124如意(によい)宝珠(ほつしゆ)物語(ものがたり)
125世人(よびと)霊魂(みたま)(かて)となし
126四方(よも)国々(くにぐに)嶋々(しまじま)
127(ひら)かせ(たま)惟神(かむながら)
128(たふ)とき(かみ)御守(みまも)りに
129(かみ)言霊(ことたま)(さち)はひて
130(あら)ぶる(かみ)(ことごと)
131(はら)ひに(はら)語問(ことと)ひし
132岩根(いはね)木根立(きねたち)醜草(しこぐさ)
133その片葉(かきは)をも語止(ことや)めて
134(これ)(をしへ)一筋(ひとすぢ)
135(なび)かせ(たま)天地(あめつち)
136(かみ)御前(みまへ)()(まつ)る。
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