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霊界物語
真善美愛(第49~60巻)
第53巻(辰の巻)
序文
総説
第1篇 毘丘取颪
第1章 春菜草
第2章 蜉蝣
第3章 軟文学
第4章 蜜語
第5章 愛縁
第6章 気縁
第7章 比翼
第8章 連理
第9章 蛙の腸
第2篇 貞烈亀鑑
第10章 女丈夫
第11章 艶兵
第12章 鬼の恋
第13章 醜嵐
第14章 女の力
第15章 白熱化
第3篇 兵権執着
第16章 暗示
第17章 奉還状
第18章 八当狸
第19章 刺客
第4篇 神愛遍満
第20章 背進
第21章 軍議
第22章 天祐
第23章 純潔
余白歌
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霊界物語
>
真善美愛(第49~60巻)
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第53巻(辰の巻)
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(N)
総説 >>>
序文
(
じよぶん
)
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第53巻 真善美愛 辰の巻
篇:
前付
よみ(新仮名遣い):
章:
序文
よみ(新仮名遣い):
じょぶん
通し章番号:
口述日:
1923(大正12)年02月12日(旧12月27日)
口述場所:
竜宮館
筆録者:
松村真澄
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1925(大正14)年3月8日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
霊界物語はやたらと長く平凡だと言う人士があるようだが、瑞月は真理なるものはもとより平凡だと思っている。この物語が平凡であっても、世人が誰も気が付いていないことであれば、千言万語を連ねてもこれを説く必要があろうと思う。
なにほどシカツメらしい文章や言葉でも、世間に知れ渡ったことを著述・論説するならば、決して堂々たる学者の態度とは思われないのである。
深く痛ましい人間味や人生味に透徹しない現代の学者は、いかにしても深遠微妙な神霊界の消息がわかるものではない。
学者でさえも神霊界の何たるかを諒解しえない世情であれば、一般人がこの神示の物語を批判できようはずがない。
瑞月王仁は、今日まですべての迫害と妨止を突破してようやく五十三巻、原稿六万枚余を脱稿したのも、決して世にありふれた事実を著すためだったのではない。また現代人に読んでもらおうという野心もない。
千年の後に知己を得ればよいという考えで口述しているのである。とは言うものの時代と神霊とに目の醒めた人士が現れて、たとえ一人なりとも愛読してくれる方があれば、実に望外の幸いである。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm530001
愛善世界社版:
前付 1頁
八幡書店版:
第9輯 499頁
修補版:
校定版:
前付 1頁
普及版:
前付 1頁
初版:
ページ備考:
001
霊界
(
れいかい
)
物語
(
ものがたり
)
は
阿呆
(
あほ
)
陀羅
(
だら
)
に
長
(
なが
)
い
物語
(
ものがたり
)
で、
002
実
(
じつ
)
に
平凡
(
へいぼん
)
で
読
(
よ
)
むに
堪
(
た
)
へないと
言
(
い
)
つてゐる
人士
(
じんし
)
が
偶
(
たま
)
にあるやうだ。
003
然
(
しか
)
し
瑞月
(
ずゐげつ
)
は
元
(
もと
)
より
真理
(
しんり
)
なるものは
平凡
(
へいぼん
)
だと
思
(
おも
)
ふ。
004
だから
仮令
(
たとへ
)
この
物語
(
ものがたり
)
が
平凡
(
へいぼん
)
であるとしても、
005
世人
(
せじん
)
が
誰
(
たれ
)
も
未
(
ま
)
だ
気
(
き
)
の
附
(
つ
)
いてゐない
様
(
やう
)
な
事柄
(
ことがら
)
ならば、
006
千言
(
せんげん
)
万語
(
ばんご
)
を
連
(
つら
)
ねても
之
(
これ
)
を
説
(
と
)
くの
必要
(
ひつえう
)
があらうと
思
(
おも
)
ふ。
007
何程
(
なにほど
)
シカツメらしい
文章
(
ぶんしやう
)
や
言葉
(
ことば
)
でも、
008
今日
(
こんにち
)
迄
(
まで
)
に
世間
(
せけん
)
に
知
(
し
)
れ
渡
(
わた
)
つた
事
(
こと
)
を
著述
(
ちよじゆつ
)
したり、
009
論説
(
ろんせつ
)
するのならば、
010
決
(
けつ
)
して
堂々
(
だうだう
)
たる
学者
(
がくしや
)
の
態度
(
たいど
)
とは
思
(
おも
)
はれない。
011
要
(
えう
)
は
陳腐
(
ちんぷ
)
常套語
(
じやうたうご
)
である。
012
かかる
著述
(
ちよじゆつ
)
に
対
(
たい
)
しては、
013
吾人
(
ごじん
)
は
軽侮
(
けいぶ
)
嘲笑
(
てうせう
)
せずに
読
(
よ
)
んだり
聞
(
き
)
いたりすることは
出来
(
でき
)
ない。
014
今日
(
こんにち
)
の
学者
(
がくしや
)
は
弁舌
(
べんぜつ
)
としても
巧妙
(
かうめう
)
で
人
(
ひと
)
の
肺腑
(
はいふ
)
を
突
(
つ
)
く
訳
(
わけ
)
でも
無
(
な
)
く、
015
また
文章
(
ぶんしやう
)
としても
平板
(
へいばん
)
的
(
てき
)
なものである。
016
今日
(
こんにち
)
の
学者
(
がくしや
)
の
著述
(
ちよじゆつ
)
を
見
(
み
)
るに、
017
先
(
ま
)
づその
第一
(
だいいち
)
頁
(
ページ
)
からして
脱線
(
だつせん
)
調子
(
てうし
)
外
(
はづ
)
れのものが
多
(
おほ
)
い。
018
乾燥
(
かんさう
)
無味
(
むみ
)
にして
蝋
(
らふ
)
を
嚼
(
か
)
む
位
(
くらゐ
)
なら
未
(
ま
)
だしも
辛抱
(
しんばう
)
が
出来
(
でき
)
るが、
019
全然
(
まるで
)
刃
(
は
)
の
欠
(
か
)
けた
鰹削
(
かつをか
)
きで、
020
松魚節
(
かつをぶし
)
を
削
(
か
)
いてゐるやうな
迷文章
(
めいぶんしやう
)
だから
堪
(
たま
)
らない。
021
今日
(
こんにち
)
の
学者
(
がくしや
)
が
揃
(
そろ
)
ひも
揃
(
そろ
)
うて、
022
アンナ
拙劣
(
せつれつ
)
醜悪
(
しうあく
)
な
文字
(
もじ
)
を
聯
(
つら
)
ねて
自分
(
じぶん
)
で
夫
(
そ
)
れを
恥
(
はぢ
)
とも
思
(
おも
)
はないのだらうか、
023
今
(
いま
)
迄
(
まで
)
世
(
よ
)
に
有
(
あり
)
ふれた
平凡
(
へいぼん
)
陳套
(
ちんたう
)
の
内容
(
ないよう
)
を、
024
書
(
か
)
きなぐりの
出鱈目
(
でたらめ
)
な
文字
(
もんじ
)
で
綴
(
つづ
)
つて、
025
是
(
これ
)
を
世
(
よ
)
に
公
(
おほやけ
)
にしても
平気
(
へいき
)
な
程
(
ほど
)
までに
学者
(
がくしや
)
といふものは
厚顔
(
こうがん
)
無恥
(
むち
)
になれる
者
(
もの
)
だらうかと、
026
不思議
(
ふしぎ
)
に
思
(
おも
)
はるる
位
(
くらゐ
)
である。
027
そして
吾々
(
われわれ
)
の
口述書
(
こうじゆつしよ
)
を
見
(
み
)
て
史実
(
しじつ
)
に
無
(
な
)
いとか、
028
空想
(
くうさう
)
だとか、
029
怪乱
(
くわいらん
)
狂妄
(
きやうまう
)
の
言説
(
げんせつ
)
だとか
仰
(
おつ
)
しやるのだから
困
(
こま
)
つてしまふ。
030
豚
(
ぶた
)
に
真珠
(
しんじゆ
)
、
031
猫
(
ねこ
)
に
小判
(
こばん
)
とかいふ
比喩
(
ひゆ
)
を
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
さずには
居
(
を
)
られなくなつて
来
(
く
)
る。
032
深
(
ふか
)
き
痛
(
いた
)
ましき
人間味
(
にんげんみ
)
や
人生味
(
じんせいみ
)
に
透徹
(
とうてつ
)
せず、
033
岐路
(
きろ
)
に
彷徨
(
はうくわう
)
せる
現代
(
げんだい
)
の
学者
(
がくしや
)
が、
034
如何
(
いか
)
にして
深遠
(
しんゑん
)
微妙
(
びめう
)
なる
神霊界
(
しんれいかい
)
の
消息
(
せうそく
)
が
判
(
わか
)
つてたまるもので
無
(
な
)
い。
035
現代
(
げんだい
)
の
錚々
(
さうさう
)
たる
学者
(
がくしや
)
すらも
未
(
いま
)
だ
神霊界
(
しんれいかい
)
の
何
(
なん
)
たるを
了解
(
れうかい
)
し
得
(
え
)
ない
世情
(
せじやう
)
だから、
036
一般人
(
いつぱんじん
)
が
何程
(
なにほど
)
鯱鉾立
(
しやちほこだち
)
になつた
所
(
ところ
)
で、
037
この
神示
(
しんじ
)
の
物語
(
ものがたり
)
が
批判
(
ひはん
)
されやう
筈
(
はず
)
がない。
038
瑞月
(
ずゐげつ
)
王仁
(
おに
)
は
今日
(
こんにち
)
まですべての
迫害
(
はくがい
)
と
妨止
(
ぼうし
)
とを
突破
(
とつぱ
)
して、
039
漸
(
やうや
)
く
茲
(
ここ
)
に
累計
(
るゐけい
)
五十三
(
ごじふさん
)
巻
(
ぐわん
)
、
040
原稿
(
げんかう
)
六万
(
ろくまん
)
枚
(
まい
)
余
(
よ
)
を
脱稿
(
だつかう
)
したのも、
041
決
(
けつ
)
して
世
(
よ
)
にありふれたる
事実
(
じじつ
)
を
著
(
あらは
)
したのではない。
042
平凡
(
へいぼん
)
な
狂妄
(
きやうもう
)
な
著述
(
ちよじゆつ
)
と
見
(
み
)
る
人
(
ひと
)
は
見
(
み
)
ても
好
(
よ
)
い。
043
それが
各人
(
かくじん
)
の
御
(
ご
)
勝手
(
かつて
)
だから。
044
斯
(
か
)
く
大胆
(
だいたん
)
に
放言
(
はうげん
)
する
時
(
とき
)
は
世人
(
せじん
)
は
瑞月
(
ずゐげつ
)
を
全
(
まつた
)
くの
発狂者
(
はつきやうしや
)
と
嘲笑
(
てうせう
)
さるるかも
知
(
し
)
れない。
045
然
(
しか
)
し
自分
(
じぶん
)
に
取
(
と
)
つては
極
(
きは
)
めて
真面目
(
まじめ
)
である。
046
その
代
(
かは
)
り
現代人
(
げんだいじん
)
に
読
(
よ
)
んで
貰
(
もら
)
ふといふやうな
野心
(
やしん
)
は
無
(
な
)
い。
047
千
(
せん
)
年
(
ねん
)
の
後
(
のち
)
に
知己
(
ちき
)
を
得
(
う
)
れば
良
(
よ
)
いといふ
考
(
かんが
)
へを
持
(
も
)
つて
口述
(
こうじゆつ
)
しておくのである。
048
とは
言
(
い
)
ふものの
時代
(
じだい
)
と
神霊
(
しんれい
)
とに
眼
(
め
)
の
醒
(
さ
)
めた
人士
(
じんし
)
が
現
(
あら
)
はれて、
049
仮令
(
たとへ
)
一
(
いち
)
人
(
にん
)
なりとも
愛読
(
あいどく
)
して
呉
(
く
)
れられる
方
(
かた
)
があれば
実
(
じつ
)
に
望外
(
ばうぐわい
)
の
幸
(
さいはひ
)
であります。
050
大正十二年一月十四日 旧十一年十二月廿九日 於教主殿
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