あらすじ[?]このあらすじは飯塚弘明の作成です。[×閉じる]:
エルサレム物語の下巻。
- 第1~5章
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カトリックの僧院で、ブラバーサが救世主の出現について演説をしていると、お寅が壇上に上がってきて「自分が本当の救世主だ」と言って妨害する。しかし聴衆によって演壇から引きずり下ろされる。
- 第6~22章
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守宮別(やもりわけ)はお花が持っている大金を巻き上げようとして、お花と結婚し、お花を教主として新ウラナイ教を設立する。お寅は、愛人の守宮別をお花に奪われ激怒。
また、守宮別が綾子という芸者と浮気したため、お花は逆上し、ホテルで三人が大乱闘になる。
三人は警察から国外退去処分となった。ブラバーサも三五教の宣伝はマリヤに一任し、帰国することにする。
初版発行日:1925(大正14)年11月7日
備考:最初は第71巻として出版されたが直ぐに発禁処分となり、新たに第71巻が口述・発行された。