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霊界物語
山河草木(第61~72巻、入蒙記)
第68巻(未の巻)
序文
総説
第1篇 名花移植
第1章 貞操論
第2章 恋盗詞
第3章 山出女
第4章 茶湯の艶
第2篇 恋火狼火
第5章 変装太子
第6章 信夫恋
第7章 茶火酌
第8章 帰鬼逸迫
第3篇 民声魔声
第9章 衡平運動
第10章 宗匠財
第11章 宮山嵐
第12章 妻狼の囁
第13章 蛙の口
第4篇 月光徹雲
第14章 会者浄離
第15章 破粋者
第16章 戦伝歌
第17章 地の岩戸
第5篇 神風駘蕩
第18章 救の網
第19章 紅の川
第20章 破滅
第21章 祭政一致
余白歌
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霊界物語
>
山河草木(第61~72巻、入蒙記)
>
第68巻(未の巻)
> 前付 > 序文
(N)
総説 >>>
序文
(
じよぶん
)
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第68巻 山河草木 未の巻
篇:
前付
よみ(新仮名遣い):
章:
序文
よみ(新仮名遣い):
じょぶん
通し章番号:
口述日:
1925(大正14)年01月28日(旧01月5日)
口述場所:
月光閣
筆録者:
北村隆光
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1926(大正15)年9月30日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
大正13年の出来事:
エスペラント語の機関紙を世界四十八カ国に発送し、世界各国より多くの人が大本を訪ね来たった。
大本瑞祥会を亀岡から綾部に移し、役員職員・規則を改めた。
黒竜会、普天教、紅卍会との提携を深めた。
さまざまな名士が参綾した年であった。
蒙古入を果たした年であった。
新暦七月二十五日に内地へ帰る。
二十七日に大阪若松町の刑務所に入る。
九十九日後の十月一日に綾部に戻る。
霊界物語六十七巻として蒙古入を口述し、「上野公園」名で出版。
六十八、六十九巻を口述後、明けて正月五日から七日の間の三日間に七十巻の口述を終える。
五六七殿の七五三の太鼓は、大正十三年の九月八日より、五六七、と打つようになった。また同日、二代様が尉と姥の神像を迎え帰った。
次女梅野、三女八重野の結婚があった。
旧大正14年の六日から七日の午後にかけ、黄白色の降雪があった。
(編著者より:七十巻として口述された本巻が、都合により、六十八巻として発行されている)
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
[×閉じる]
:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2018-06-05 18:40:19
OBC :
rm680001
愛善世界社版:
前付 1頁
八幡書店版:
第12輯 145頁
修補版:
校定版:
前付 1頁
普及版:
69頁
初版:
ページ備考:
001
大正
(
たいしやう
)
甲子
(
きのえね
)
は
古来
(
こらい
)
稀
(
まれ
)
なる
変
(
かは
)
つた
年
(
とし
)
であつた。
002
世界
(
せかい
)
に
取
(
と
)
つても、
003
大本
(
おほもと
)
に
取
(
と
)
つても、
004
又
(
また
)
著者
(
ちよしや
)
自身
(
じしん
)
に
取
(
と
)
つても、
005
大革新
(
だいかくしん
)
の
気分
(
きぶん
)
の
漂
(
ただよ
)
うた
不思議
(
ふしぎ
)
な
年
(
とし
)
である。
006
先
(
ま
)
づ
世界
(
せかい
)
の
出来事
(
できごと
)
はさて
措
(
お
)
いて、
007
大本
(
おほもと
)
の
過去
(
くわこ
)
一
(
いち
)
年間
(
ねんかん
)
の
活躍史
(
くわつやくし
)
を
見
(
み
)
れば、
008
エスペラント
語
(
ご
)
を
以
(
もつ
)
て
綴
(
つづ
)
りたる
大本
(
おほもと
)
雑誌
(
ざつし
)
を
世界
(
せかい
)
四十八ケ
国
(
こく
)
に
発送
(
はつそう
)
し、
009
且
(
かつ
)
世界
(
せかい
)
の
各地
(
かくち
)
より
大本
(
おほもと
)
を
求
(
もと
)
めて
来
(
く
)
る
者
(
もの
)
最
(
もつとも
)
多
(
おほ
)
く、
010
次
(
つ
)
いで
大本
(
おほもと
)
瑞祥会
(
ずゐしやうくわい
)
を
亀岡
(
かめをか
)
より
綾部
(
あやべ
)
に
移
(
うつ
)
して、
011
教務
(
けうむ
)
の
統一
(
とういつ
)
を
計
(
はか
)
り、
012
役員
(
やくゐん
)
職員
(
しよくゐん
)
を
新任
(
しんにん
)
し、
013
規約
(
きやく
)
を
制定
(
せいてい
)
して、
014
大
(
おほ
)
いに
神人愛
(
しんじんあい
)
の
為
(
ため
)
鵬翼
(
ほうよく
)
を
張
(
は
)
つて
天下
(
てんか
)
に
高翔
(
かうしやう
)
せむとする
機運
(
きうん
)
に
向
(
むか
)
つた。
015
次
(
つ
)
いで
黒竜会
(
こくりうくわい
)
との
精神
(
せいしん
)
的
(
てき
)
提携
(
ていけい
)
、
016
普天教
(
ふてんけう
)
との
関係
(
くわんけい
)
は
益々
(
ますます
)
濃厚
(
のうこう
)
の
度
(
ど
)
を
加
(
くは
)
へ、
017
支那
(
しな
)
道院
(
だうゐん
)
紅卍字
(
こうまんじ
)
会
(
くわい
)
と
提携
(
ていけい
)
して
神戸
(
かうべ
)
に
道院
(
だうゐん
)
を
設
(
まう
)
け、
018
広
(
ひろ
)
く
各宗
(
かくしう
)
の
信徒
(
しんと
)
を
集
(
あつ
)
め、
019
宗教
(
しうけう
)
統一
(
とういつ
)
の
大本
(
おほもと
)
が
理想
(
りさう
)
の
実現
(
じつげん
)
に
着手
(
ちやくしゆ
)
した。
020
又
(
また
)
回教徒
(
くわいけうと
)
にして
吾
(
わが
)
派遣
(
はけん
)
したる
公文
(
くもん
)
直太郎
(
なほたらう
)
氏
(
し
)
の
復命
(
ふくめい
)
を
始
(
はじ
)
め
021
田中
(
たなか
)
逸平
(
いつぺい
)
氏
(
し
)
の
参綾
(
さんれう
)
、
022
支蒙
(
しもう
)
学者
(
がくしや
)
の
石山
(
いしやま
)
福治
(
ふくぢ
)
氏
(
し
)
其
(
その
)
他
(
た
)
数多
(
あまた
)
名士
(
めいし
)
の
参綾
(
さんれう
)
となり、
023
大本
(
おほもと
)
は
愈
(
いよいよ
)
此
(
この
)
年
(
とし
)
より
復興
(
ふくこう
)
革新
(
かくしん
)
の
曙光
(
しよくわう
)
を
認
(
みと
)
むることとなつた。
024
又
(
また
)
著者
(
ちよしや
)
個人
(
こじん
)
に
取
(
と
)
つては、
025
正
(
しやう
)
月
(
ぐわつ
)
九日
(
ここのか
)
より
亜細亜
(
あじあ
)
聯盟
(
れんめい
)
の
基礎
(
きそ
)
を
造
(
つく
)
らむ
為
(
ため
)
、
026
秘書長
(
ひしよちやう
)
松村
(
まつむら
)
氏
(
し
)
外
(
ほか
)
二
(
に
)
名
(
めい
)
と
共
(
とも
)
に
朝鮮
(
てうせん
)
を
経由
(
けゐいう
)
して
奉天
(
ほうてん
)
に
渡
(
わた
)
り、
027
蒙古
(
もうこ
)
の
英雄
(
えいゆう
)
蘆占魁
(
ろせんくわい
)
其
(
その
)
他
(
た
)
の
豪傑
(
がうけつ
)
連
(
れん
)
を
率
(
ひき
)
ゐて
蒙古
(
もうこ
)
救援軍
(
きうゑんぐん
)
を
起
(
おこ
)
し、
028
深
(
ふか
)
く
奥地
(
おくち
)
に
入
(
い
)
つて、
029
索倫山
(
そうろんざん
)
に
軍
(
ぐん
)
の
編成
(
へんせい
)
をなし、
030
大本
(
おほもと
)
喇嘛教
(
らまけう
)
を
設立
(
せつりつ
)
し、
031
日地
(
につち
)
月星
(
げつせい
)
の
教旗
(
けうき
)
を
翻
(
ひるがへ
)
し、
032
着々
(
ちやくちやく
)
として
人類愛
(
じんるゐあい
)
実行
(
じつかう
)
の
緒
(
ちよ
)
に
就
(
つ
)
きしが、
033
大神
(
おほかみ
)
の
摂理
(
せつり
)
に
依
(
よ
)
りて
白因太拉
(
ぱいんたら
)
の
難
(
なん
)
を
無事
(
ぶじ
)
突破
(
とつぱ
)
し、
034
支那
(
しな
)
並
(
なら
)
びに
日本
(
にほん
)
領事館
(
りやうじくわん
)
の
監獄
(
かんごく
)
生活
(
せいくわつ
)
を
甞
(
な
)
め、
035
新暦
(
しんれき
)
七
(
しち
)
月
(
ぐわつ
)
廿五
(
にじふご
)
日
(
にち
)
再
(
ふたた
)
び
内地
(
ないち
)
に
帰
(
かへ
)
り、
036
警官
(
けいくわん
)
に
護送
(
ごそう
)
されて、
037
同月
(
どうげつ
)
廿七
(
にじふしち
)
日
(
にち
)
大阪
(
おほさか
)
若松町
(
わかまつちやう
)
の
刑務所
(
けいむしよ
)
に
投
(
なげ
)
込
(
こ
)
まれ、
038
九十九
(
くじふく
)
日
(
にち
)
の
獄舎
(
ごくしや
)
生活
(
せいくわつ
)
を
了
(
を
)
へて、
039
十一
(
じふいち
)
月
(
ぐわつ
)
一
(
いち
)
日
(
にち
)
漸
(
やうや
)
く
綾部
(
あやべ
)
に
帰
(
かへ
)
り、
040
霊界
(
れいかい
)
物語
(
ものがたり
)
第
(
だい
)
六十七
(
ろくじふしち
)
巻
(
くわん
)
として
蒙古入
(
もうこいり
)
の
梗概
(
こうがい
)
を
口述
(
こうじゆつ
)
し、
041
表面
(
へうめん
)
上野
(
うへの
)
公園
(
こうゑん
)
著
(
ちよ
)
として
天下
(
てんか
)
に
発表
(
はつぺう
)
する
事
(
こと
)
とした。
042
それより
寸閑
(
すんかん
)
を
窺
(
うかが
)
ひ、
043
六十八
(
ろくじふはち
)
、
044
九
(
く
)
の
巻
(
まき
)
を
口述
(
こうじゆつ
)
し、
045
又
(
また
)
更
(
さら
)
に
正
(
しやう
)
月
(
ぐわつ
)
五日
(
いつか
)
より
七日
(
なのか
)
に
亘
(
わた
)
り、
046
古稀
(
こき
)
の
巻
(
まき
)
(
七十
(
しちじつ
)
巻
(
くわん
)
)を
口述
(
こうじゆつ
)
し
了
(
をは
)
る
事
(
こと
)
となつた。
047
五日
(
いつか
)
の
五
(
いづ
)
は
厳
(
いづ
)
の
御魂
(
みたま
)
に
因
(
ちなみ
)
あり、
048
且
(
かつ
)
大正
(
たいしやう
)
十
(
じふ
)
年
(
ねん
)
著者
(
ちよしや
)
が
始
(
はじ
)
めて
京都
(
きやうと
)
の
刑務所
(
けいむしよ
)
に
投
(
なげ
)
込
(
こ
)
まれたる
記念
(
きねん
)
すべき
日
(
ひ
)
である。
049
六日
(
むゆか
)
の
六
(
むゆ
)
、
050
水火
(
すゐくわ
)
の
調節
(
てうせつ
)
に
仍
(
よ
)
つて
万物
(
ばんぶつ
)
萌
(
も
)
え
出
(
い
)
づるといふ
言霊
(
ことたま
)
であり、
051
七日
(
なのか
)
は
天地
(
てんち
)
完成
(
くわんせい
)
の
意
(
い
)
を
含
(
ふく
)
んだ
吉日
(
きちじつ
)
である。
052
此
(
この
)
目出度
(
めでた
)
き
五六七
(
ごろくしち
)
の
三六
(
みろく
)
の
三
(
さん
)
ケ
日
(
にち
)
は
瑞
(
みづ
)
の
御魂
(
みたま
)
に
因
(
ちな
)
んでゐる。
053
又
(
また
)
五六七
(
みろく
)
殿
(
でん
)
の
七五三
(
しちごさん
)
の
太鼓
(
たいこ
)
は
甲子
(
きのえね
)
九
(
く
)
月
(
ぐわつ
)
八日
(
やうか
)
より
五六七
(
ごろくしち
)
と
打
(
う
)
つ
事
(
こと
)
になり、
054
此
(
この
)
日
(
ひ
)
は
印象
(
いんしやう
)
深
(
ふか
)
き
神島
(
かみじま
)
詣
(
まう
)
での
際
(
さい
)
、
055
二代
(
にだい
)
澄子
(
すみこ
)
が
紫
(
むらさき
)
の
玉
(
たま
)
にも
譬
(
たと
)
ふべき、
056
尉
(
じやう
)
と
姥
(
うば
)
との
神像
(
しんざう
)
を
迎
(
むか
)
へ
帰
(
かへ
)
りし
瑞祥
(
ずゐしやう
)
の
日
(
ひ
)
である。
057
又
(
また
)
二女
(
じぢよ
)
の
梅野
(
うめの
)
、
058
三女
(
さんぢよ
)
の
八重野
(
やへの
)
の
結婚
(
けつこん
)
も
甲子
(
きのえね
)
の
年
(
とし
)
に
執
(
と
)
り
行
(
おこな
)
ふ
事
(
こと
)
となつた。
059
何
(
なに
)
に
付
(
つ
)
けても
千変
(
せんぺん
)
万化
(
ばんくわ
)
、
060
端倪
(
たんげい
)
す
可
(
べか
)
らざる
事物
(
じぶつ
)
の
続出
(
ぞくしゆつ
)
したる
記念
(
きねん
)
の
年
(
とし
)
である。
061
月光
(
げつくわう
)
愈
(
いよいよ
)
世
(
よ
)
に
出
(
い
)
でて
万界
(
ばんかい
)
の
暗
(
やみ
)
を
照破
(
せうは
)
す
062
とは
霊界
(
れいかい
)
物語
(
ものがたり
)
の
発表
(
はつぺう
)
に
対
(
たい
)
し、
063
神界
(
しんかい
)
より
示
(
しめ
)
されたる
聖句
(
せいく
)
である。
064
古来
(
こらい
)
稀有
(
けう
)
と
称
(
しよう
)
する
七十
(
しちじつ
)
巻
(
くわん
)
の
巻
(
まき
)
を
編述
(
へんじゆつ
)
するに
当
(
あた
)
り、
065
月光閣
(
げつくわうかく
)
に
於
(
おい
)
て、
066
始
(
はじ
)
めて
完成
(
くわんせい
)
したるも、
067
御幣
(
ごへい
)
担
(
かつ
)
ぎか
知
(
し
)
らねども、
068
著者
(
ちよしや
)
に
取
(
と
)
つては、
069
実
(
じつ
)
に
何
(
なに
)
かの
神界
(
しんかい
)
の
経綸
(
けいりん
)
が
秘
(
ひそ
)
んでゐるやうにも
考
(
かんが
)
へられる。
070
筆録者
(
ひつろくしや
)
松村
(
まつむら
)
真澄
(
まさずみ
)
、
071
北村
(
きたむら
)
隆光
(
たかてる
)
、
072
加藤
(
かとう
)
明子
(
はるこ
)
諸氏
(
しよし
)
の
筆録
(
ひつろく
)
の
労苦
(
らうく
)
を
謝
(
しや
)
し、
073
後日
(
ごじつ
)
の
記念
(
きねん
)
の
為
(
ため
)
に
茲
(
ここ
)
に
誌
(
しる
)
しおく
次第
(
しだい
)
である。
074
六日
(
むいか
)
の
夕方
(
ゆふがた
)
より
七日
(
なのか
)
の
午後
(
ごご
)
にかけ
黄白色
(
くわうはくしよく
)
の
降雪
(
かうせつ
)
あり。
075
地上
(
ちじやう
)
に
積
(
つ
)
む
事
(
こと
)
殆
(
ほと
)
んど
二寸
(
にすん
)
、
076
之
(
こ
)
れ
亦
(
また
)
実
(
じつ
)
に
古来
(
こらい
)
稀有
(
けう
)
の
現象
(
げんしやう
)
といふべしである。
077
惟神
(
かむながら
)
霊
(
たま
)
幸倍
(
ちはへ
)
坐世
(
ませ
)
。
078
大正十四年正月七日 新一月三十日 於月光閣
079
(編輯者から)本巻は都合により第六十八巻として発行されます。
080
以後も引続き順送りとなりますから御諒承下さい。
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