霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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霊(たま)の礎(いしずゑ)(二)

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻 篇:後付 よみ(新仮名遣い):
章:霊の礎(二) よみ(新仮名遣い):たまのいしずえ 通し章番号:
口述日:1922(大正11)年12月 口述場所: 筆録者: 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年12月25日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじはMさん作成です(一部加筆訂正してあります)。一部の章はAIによって要約を作成しています。[×閉じる]:
嬰児や幼児が不幸にして現界を去った後の状況を詳しく述べておく。
人と現れた身は必ず復活する。
嬰児は父母の善悪正邪に関わらず、その死に当たって救世神が摂受し給うもので、神界でも一大薫陶を受けるものである。
嬰児は教育せられて善美の情動に浸り、真知を培い、知識と正覚を相伴って円満の域に進むと、天界に導かれて天人神子になる。
根底の国に落ち行くのは自身の生前の行いによるのである。しかし嬰児、幼児は世の中に罪科を犯したことがないので、清浄の身魂ゆえに、かく述べたとおりになるのである。
他界に入ったときは、前の世界に居たごとくの姿であるので、嬰児、幼児は他界でも元のように愛らしい姿を保っている。中有界ではそのとおりである。
嬰児幼児は、清明無垢のために神霊界一切の事物は心に植え込まれ、信の真と愛の善を受けるべき器なのである。
他界の小児らは内分により、実習を待たずして語り、かつ歩むことができる。この点は現界と違っている点である。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる]: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2021-02-11 19:22:56 文字数:1173 OBC :rm169903
愛善世界社版:292頁 八幡書店版:第3輯 514頁 修補版: 校定版:298頁 普及版: 初版: ページ備考:
派生[?]この文献を底本として書かれたと思われる文献です。[×閉じる]:出口王仁三郎全集 > 第二巻 宗教・教育編 > 第四篇 神霊世界 > 第三章 霊の礎
001  幼児(えうじ)嬰児(えいじ)の死後(しご)
002嬰児(えいじ)や幼児(えうじ)の不幸(ふかう)にして
003現世界(このよ)を去(さ)りしその後(あと)の
004状況(じやうきやう)具(つぶ)さに演(の)べておく。
005○
 
006人(ひと)と現(あら)はれ出(いで)し身(み)は
007必(かなら)ず復活(ふくくわつ)するものぞ
008そは神言(かみごと)と言霊(ことたま)の
009力(ちから)に頼(たよ)り得(う)ればなり
010言霊(げんれい)神語(しんご)に神真(まこと)あり
011神真(まこと)に由(よ)りて復活(ふくくわつ)し
012神(かみ)をば覚(さと)り得(う)るものぞ。
013○
 
014嬰児(えいじ)はその父(ちち)また母(はは)の
015善悪(ぜんあく)正邪(せいじや)に拘(かか)はらず
016信(しん)と不信(ふしん)の区別(くべつ)無(な)く
017その死(し)に当(あた)りて救世神(ぐせしん)の
018摂受(せつじゆ)し給(たま)ふものなれば
019神界(しんかい)にても慇懃(いんぎん)に
020一大(いちだい)薫陶(くんたう)を受(う)くるなり。
021○
 
022嬰児(えいじ)は順序(じゆんじよ)に従(したが)ひて
023教育(けういく)せられ善(ぜん)と美(び)に
024対(たい)する情動(じやうだう)に浸染(しんせん)し
025真智(しんち)を培(つちか)ひ識(しき)を得(え)つ
026その後(のち)知識(ちしき)と証覚(しようかく)と
027相(あひ)伴(ともな)ひて円満(ゑんまん)の
028域(ゐき)に進(すす)むに従(したが)ひて
029遂(つひ)に天界(たかま)へ導(みちび)かれ
030天人(てんにん)神子(しんし)となるものぞ。
031○
 
032事物(じぶつ)の道理(だうり)に通暁(つうげう)せる
033世人(せじん)は決(けつ)して一人(ひとり)でも
034地獄(ぢごく)根底(ねそこ)へ行(ゆ)く為(ため)に
035生(うま)れ出(いで)たる者(もの)は無(な)し
036只(ただ)神霊界(しんれいかい)の経綸(けいりん)に
037仕(つか)ふるために生(あ)れし者(もの)ぞ
038根底(ねそこ)の国(くに)や地獄(ぢごく)へと
039落(お)ち行(ゆ)くものは自(みづか)らの
040現世(げんせ)に犯(をか)せし罪過(ざいくわ)にて
041身(み)を苦(くる)しむる者(もの)ぞかし
042嬰児(えいじ)幼児(えうじ)は世(よ)の中(なか)に
043罪過(ざいくわ)を犯(をか)せし事(こと)もなく
044清浄(せいじやう)の身魂(みたま)の故(ゆゑ)ぞかし。
045○
 
046嬰児(えいじ)幼児(えうじ)の現界(げんかい)を
047去(さ)りて他界(たかい)に到(いた)る時(とき)は
048依然(いぜん)と元(もと)の嬰児(えいじ)なり
049無識(むしき)と無智(むち)の其(その)うちに
050清浄(せいじやう)無垢(むく)の所(ところ)あり
051万事(ばんじ)に対(たい)して可愛(かはい)こと
052その生前(せいぜん)と異(ことな)らず
053彼(かれ)は神界(しんかい)の天人(てんにん)と
054なるべき資格(しかく)能力(のうりよく)の
055萠芽(はうが)を自然(しぜん)に保有(ほいう)せり
056アヽ惟神(かむながら)々々(かむながら)
057神(かみ)の仁慈(じんじ)の尊(たふと)さよ。
058○
 
059凡(すべ)ての人(ひと)の現(うつ)し世(よ)を
060捨(す)てて他界(たかい)に入(い)る時(とき)も
061また生前(せいぜん)と同一(どういつ)の
062状態(じやうたい)なるぞ不思議(ふしぎ)なれ。
063○
 
064嬰児(えいじ)は嬰児(えいじ)の状態(じやうたい)に
065幼児(えうじ)は幼児(えうじ)の状態(じやうたい)に
066青年(せいねん)成人(せいじん)老人(らうじん)も
067現界(げんかい)同様(どうやう)の状態(じやうたい)で
068中有(ちうう)世界(せかい)に逍遥(せうえう)す
069各自(かくじ)の人(ひと)の状態(じやうたい)が
070転変(てんぺん)するは其(その)後(のち)ぞ。
071○
 
072嬰児(えいじ)幼児(えうじ)の状態(じやうたい)の
073他(た)よりも優(まさ)りしものあるは
074清浄(せいじやう)無垢(むく)にて悪念(あくねん)の
075起(お)こりしこと無(な)く実際(じつさい)の
076その生涯(しやうがい)に悪業(あくごふ)の
077根底(ねそこ)を下(おろ)さぬ為(ため)ぞかし
078清明(せいめい)無垢(むく)の嬰幼児(えいえうじ)は
079神霊(しんれい)世界(せかい)一切(いつさい)の
080事物(じぶつ)は心(こころ)に植込(うゑこ)まれ
081信(まこと)の真(しん)と愛(あい)の善(ぜん)
082受(う)くべき器(うつは)なればなり。
083○
 
084他界(たかい)に於(お)ける嬰児(みどりご)の
085その状態(じやうたい)は現界(げんかい)の
086小児(せうに)に凡(すべ)て超越(てうゑつ)す
087物質(ぶつしつ)的(てき)の形態(けいたい)を
088有(いう)するものは自身(じしん)にて
089頑鈍(ぐわんどん)なればその始(はじ)め
090受(う)くる所(ところ)の感覚(かんかく)と
091情緒(じやうちよ)は霊界(れいかい)よりで無(な)く
092外界(ぐわいかい)起元(きげん)を辿(たど)り行(ゆ)く。
093○
 
094故(ゆゑ)に世上(せじやう)の嬰児(えいじ)等(ら)は
095如何(いか)に地上(ちじやう)を歩(あゆ)まむか
096如何(いか)に動作(どうさ)を統制(とうせい)し
097言語(げんご)を発(はつ)する事(こと)までも
098学(まな)ばにやならぬ不便(ふべん)あり
099其(その)感覚(かんかく)に至(いた)りても
100眼(まなこ)や耳(みみ)や口(くち)の如(ごと)き
101そを開(ひら)かむと焦慮(せうりよ)して
102漸(やうや)く目的(もくてき)達成(たつせい)す。
103○
 
104されど他界(たかい)の小児(せうに)等(ら)は
105之(これ)と全(まつた)く相反(あひはん)し
106精霊界(せいれいかい)に在(あ)る故(ゆゑ)に
107動作(どうさ)悉(ことごと)内分(ないぶん)より
108来(く)れば実習(じつしふ)を待(ま)たずして
109或(あるひ)は歩(あゆ)み且(か)つ語(かた)る
110神霊界(しんれいかい)の天人(てんにん)の
111言語(げんご)は概(がい)して想中(そうちう)の
112諸概念(しよがいねん)にて調停(てうてい)され
113その情動(じやうだう)より流(なが)れ出(い)づ
114これ現界(げんかい)と霊界(れいかい)の
115人(ひと)の相違(さうゐ)の有(あ)る点(てん)ぞ。
116  大正十一年十二月[※2021/02/11 次の一文は削除した。「小雨ふる透明殿の洋室に 初夏を籠らひ校正ペン採る(昭和一〇・五・二八 於透明殿 王仁校正)」]
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