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霊界物語
如意宝珠(第13~24巻)
第16巻(卯の巻)
序文
凡例
総説歌
第1篇 神軍霊馬
第1章 天橋立
第2章 暗夜の邂逅
第3章 門番の夢
第4章 夢か現か
第5章 秋山館
第6章 石槍の雨
第7章 空籠
第8章 衣懸松
第9章 法螺の貝
第10章 白狐の出現
第2篇 深遠微妙
第11章 宝庫の鍵
第12章 捜索隊
第13章 神集の玉
第14章 鵜呑鷹
第15章 谷間の祈
第16章 神定の地
第17章 谷の水
第3篇 真奈為ケ原
第18章 遷宅婆
第19章 文珠如来
第20章 思はぬ歓
第21章 御礼参詣
跋
霊の礎(一)
霊の礎(二)
余白歌
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霊界物語
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如意宝珠(第13~24巻)
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第16巻(卯の巻)
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<<< 霊の礎(一)
(B)
(N)
余白歌 >>>
霊
(
たま
)
の
礎
(
いしずゑ
)
(二)
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第16巻 如意宝珠 卯の巻
篇:
後付
よみ(新仮名遣い):
章:
霊の礎(二)
よみ(新仮名遣い):
たまのいしずえ
通し章番号:
口述日:
1922(大正11)年12月
口述場所:
筆録者:
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1922(大正11)年12月25日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
嬰児や幼児が不幸にして現界を去った後の状況を詳しく述べておく。
人と現れた身は必ず復活する。
嬰児は父母の善悪正邪に関わらず、その死に当たって救世神が摂受し給うもので、神界でも一大薫陶を受けるものである。
嬰児は教育せられて善美の情動に浸り、真知を培い、知識と正覚を相伴って円満の域に進むと、天界に導かれて天人神子になる。
根底の国に落ち行くのは自身の生前の行いによるのである。しかし嬰児、幼児は世の中に罪科を犯したことがないので、清浄の身魂ゆえに、かく述べたとおりになるのである。
他界に入ったときは、前の世界に居たごとくの姿であるので、嬰児、幼児は他界でも元のように愛らしい姿を保っている。中有界ではそのとおりである。
嬰児幼児は、清明無垢のために神霊界一切の事物は心に植え込まれ、信の真と愛の善を受けるべき器なのである。
他界の小児らは内分により、実習を待たずして語り、かつ歩むことができる。この点は現界と違っている点である。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
[×閉じる]
:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2021-02-11 19:22:56
OBC :
rm169903
愛善世界社版:
292頁
八幡書店版:
第3輯 514頁
修補版:
校定版:
298頁
普及版:
初版:
ページ備考:
派生
[?]
この文献を底本として書かれたと思われる文献です。
[×閉じる]
:
出口王仁三郎全集 > 第二巻 宗教・教育編 > 第四篇 神霊世界 > 第三章 霊の礎
001
幼児
(
えうじ
)
嬰児
(
えいじ
)
の
死後
(
しご
)
002
嬰児
(
えいじ
)
や
幼児
(
えうじ
)
の
不幸
(
ふかう
)
にして
003
現世界
(
このよ
)
を
去
(
さ
)
りしその
後
(
あと
)
の
004
状況
(
じやうきやう
)
具
(
つぶ
)
さに
演
(
の
)
べておく。
005
○
006
人
(
ひと
)
と
現
(
あら
)
はれ
出
(
いで
)
し
身
(
み
)
は
007
必
(
かなら
)
ず
復活
(
ふくくわつ
)
するものぞ
008
そは
神言
(
かみごと
)
と
言霊
(
ことたま
)
の
009
力
(
ちから
)
に
頼
(
たよ
)
り
得
(
う
)
ればなり
010
言霊
(
げんれい
)
神語
(
しんご
)
に
神真
(
まこと
)
あり
011
神真
(
まこと
)
に
由
(
よ
)
りて
復活
(
ふくくわつ
)
し
012
神
(
かみ
)
をば
覚
(
さと
)
り
得
(
う
)
るものぞ。
013
○
014
嬰児
(
えいじ
)
はその
父
(
ちち
)
また
母
(
はは
)
の
015
善悪
(
ぜんあく
)
正邪
(
せいじや
)
に
拘
(
かか
)
はらず
016
信
(
しん
)
と
不信
(
ふしん
)
の
区別
(
くべつ
)
無
(
な
)
く
017
その
死
(
し
)
に
当
(
あた
)
りて
救世神
(
ぐせしん
)
の
018
摂受
(
せつじゆ
)
し
給
(
たま
)
ふものなれば
019
神界
(
しんかい
)
にても
慇懃
(
いんぎん
)
に
020
一大
(
いちだい
)
薫陶
(
くんたう
)
を
受
(
う
)
くるなり。
021
○
022
嬰児
(
えいじ
)
は
順序
(
じゆんじよ
)
に
従
(
したが
)
ひて
023
教育
(
けういく
)
せられ
善
(
ぜん
)
と
美
(
び
)
に
024
対
(
たい
)
する
情動
(
じやうだう
)
に
浸染
(
しんせん
)
し
025
真智
(
しんち
)
を
培
(
つちか
)
ひ
識
(
しき
)
を
得
(
え
)
つ
026
その
後
(
のち
)
知識
(
ちしき
)
と
証覚
(
しようかく
)
と
027
相
(
あひ
)
伴
(
ともな
)
ひて
円満
(
ゑんまん
)
の
028
域
(
ゐき
)
に
進
(
すす
)
むに
従
(
したが
)
ひて
029
遂
(
つひ
)
に
天界
(
たかま
)
へ
導
(
みちび
)
かれ
030
天人
(
てんにん
)
神子
(
しんし
)
となるものぞ。
031
○
032
事物
(
じぶつ
)
の
道理
(
だうり
)
に
通暁
(
つうげう
)
せる
033
世人
(
せじん
)
は
決
(
けつ
)
して
一人
(
ひとり
)
でも
034
地獄
(
ぢごく
)
根底
(
ねそこ
)
へ
行
(
ゆ
)
く
為
(
ため
)
に
035
生
(
うま
)
れ
出
(
いで
)
たる
者
(
もの
)
は
無
(
な
)
し
036
只
(
ただ
)
神霊界
(
しんれいかい
)
の
経綸
(
けいりん
)
に
037
仕
(
つか
)
ふるために
生
(
あ
)
れし
者
(
もの
)
ぞ
038
根底
(
ねそこ
)
の
国
(
くに
)
や
地獄
(
ぢごく
)
へと
039
落
(
お
)
ち
行
(
ゆ
)
くものは
自
(
みづか
)
らの
040
現世
(
げんせ
)
に
犯
(
をか
)
せし
罪過
(
ざいくわ
)
にて
041
身
(
み
)
を
苦
(
くる
)
しむる
者
(
もの
)
ぞかし
042
嬰児
(
えいじ
)
幼児
(
えうじ
)
は
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
に
043
罪過
(
ざいくわ
)
を
犯
(
をか
)
せし
事
(
こと
)
もなく
044
清浄
(
せいじやう
)
の
身魂
(
みたま
)
の
故
(
ゆゑ
)
ぞかし。
045
○
046
嬰児
(
えいじ
)
幼児
(
えうじ
)
の
現界
(
げんかい
)
を
047
去
(
さ
)
りて
他界
(
たかい
)
に
到
(
いた
)
る
時
(
とき
)
は
048
依然
(
いぜん
)
と
元
(
もと
)
の
嬰児
(
えいじ
)
なり
049
無識
(
むしき
)
と
無智
(
むち
)
の
其
(
その
)
うちに
050
清浄
(
せいじやう
)
無垢
(
むく
)
の
所
(
ところ
)
あり
051
万事
(
ばんじ
)
に
対
(
たい
)
して
可愛
(
かはい
)
こと
052
その
生前
(
せいぜん
)
と
異
(
ことな
)
らず
053
彼
(
かれ
)
は
神界
(
しんかい
)
の
天人
(
てんにん
)
と
054
なるべき
資格
(
しかく
)
能力
(
のうりよく
)
の
055
萠芽
(
はうが
)
を
自然
(
しぜん
)
に
保有
(
ほいう
)
せり
056
アヽ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
057
神
(
かみ
)
の
仁慈
(
じんじ
)
の
尊
(
たふと
)
さよ。
058
○
059
凡
(
すべ
)
ての
人
(
ひと
)
の
現
(
うつ
)
し
世
(
よ
)
を
060
捨
(
す
)
てて
他界
(
たかい
)
に
入
(
い
)
る
時
(
とき
)
も
061
また
生前
(
せいぜん
)
と
同一
(
どういつ
)
の
062
状態
(
じやうたい
)
なるぞ
不思議
(
ふしぎ
)
なれ。
063
○
064
嬰児
(
えいじ
)
は
嬰児
(
えいじ
)
の
状態
(
じやうたい
)
に
065
幼児
(
えうじ
)
は
幼児
(
えうじ
)
の
状態
(
じやうたい
)
に
066
青年
(
せいねん
)
成人
(
せいじん
)
老人
(
らうじん
)
も
067
現界
(
げんかい
)
同様
(
どうやう
)
の
状態
(
じやうたい
)
で
068
中有
(
ちうう
)
世界
(
せかい
)
に
逍遥
(
せうえう
)
す
069
各自
(
かくじ
)
の
人
(
ひと
)
の
状態
(
じやうたい
)
が
070
転変
(
てんぺん
)
するは
其
(
その
)
後
(
のち
)
ぞ。
071
○
072
嬰児
(
えいじ
)
幼児
(
えうじ
)
の
状態
(
じやうたい
)
の
073
他
(
た
)
よりも
優
(
まさ
)
りしものあるは
074
清浄
(
せいじやう
)
無垢
(
むく
)
にて
悪念
(
あくねん
)
の
075
起
(
お
)
こりしこと
無
(
な
)
く
実際
(
じつさい
)
の
076
その
生涯
(
しやうがい
)
に
悪業
(
あくごふ
)
の
077
根底
(
ねそこ
)
を
下
(
おろ
)
さぬ
為
(
ため
)
ぞかし
078
清明
(
せいめい
)
無垢
(
むく
)
の
嬰幼児
(
えいえうじ
)
は
079
神霊
(
しんれい
)
世界
(
せかい
)
一切
(
いつさい
)
の
080
事物
(
じぶつ
)
は
心
(
こころ
)
に
植込
(
うゑこ
)
まれ
081
信
(
まこと
)
の
真
(
しん
)
と
愛
(
あい
)
の
善
(
ぜん
)
082
受
(
う
)
くべき
器
(
うつは
)
なればなり。
083
○
084
他界
(
たかい
)
に
於
(
お
)
ける
嬰児
(
みどりご
)
の
085
その
状態
(
じやうたい
)
は
現界
(
げんかい
)
の
086
小児
(
せうに
)
に
凡
(
すべ
)
て
超越
(
てうゑつ
)
す
087
物質
(
ぶつしつ
)
的
(
てき
)
の
形態
(
けいたい
)
を
088
有
(
いう
)
するものは
自身
(
じしん
)
にて
089
頑鈍
(
ぐわんどん
)
なればその
始
(
はじ
)
め
090
受
(
う
)
くる
所
(
ところ
)
の
感覚
(
かんかく
)
と
091
情緒
(
じやうちよ
)
は
霊界
(
れいかい
)
よりで
無
(
な
)
く
092
外界
(
ぐわいかい
)
起元
(
きげん
)
を
辿
(
たど
)
り
行
(
ゆ
)
く。
093
○
094
故
(
ゆゑ
)
に
世上
(
せじやう
)
の
嬰児
(
えいじ
)
等
(
ら
)
は
095
如何
(
いか
)
に
地上
(
ちじやう
)
を
歩
(
あゆ
)
まむか
096
如何
(
いか
)
に
動作
(
どうさ
)
を
統制
(
とうせい
)
し
097
言語
(
げんご
)
を
発
(
はつ
)
する
事
(
こと
)
までも
098
学
(
まな
)
ばにやならぬ
不便
(
ふべん
)
あり
099
其
(
その
)
感覚
(
かんかく
)
に
至
(
いた
)
りても
100
眼
(
まなこ
)
や
耳
(
みみ
)
や
口
(
くち
)
の
如
(
ごと
)
き
101
そを
開
(
ひら
)
かむと
焦慮
(
せうりよ
)
して
102
漸
(
やうや
)
く
目的
(
もくてき
)
達成
(
たつせい
)
す。
103
○
104
されど
他界
(
たかい
)
の
小児
(
せうに
)
等
(
ら
)
は
105
之
(
これ
)
と
全
(
まつた
)
く
相反
(
あひはん
)
し
106
精霊界
(
せいれいかい
)
に
在
(
あ
)
る
故
(
ゆゑ
)
に
107
動作
(
どうさ
)
悉
(
ことごと
)
内分
(
ないぶん
)
より
108
来
(
く
)
れば
実習
(
じつしふ
)
を
待
(
ま
)
たずして
109
或
(
あるひ
)
は
歩
(
あゆ
)
み
且
(
か
)
つ
語
(
かた
)
る
110
神霊界
(
しんれいかい
)
の
天人
(
てんにん
)
の
111
言語
(
げんご
)
は
概
(
がい
)
して
想中
(
そうちう
)
の
112
諸概念
(
しよがいねん
)
にて
調停
(
てうてい
)
され
113
その
情動
(
じやうだう
)
より
流
(
なが
)
れ
出
(
い
)
づ
114
これ
現界
(
げんかい
)
と
霊界
(
れいかい
)
の
115
人
(
ひと
)
の
相違
(
さうゐ
)
の
有
(
あ
)
る
点
(
てん
)
ぞ。
116
大正十一年十二月
[
※
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]
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(B)
(N)
余白歌 >>>
霊界物語
>
如意宝珠(第13~24巻)
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第16巻(卯の巻)
> 後付 > 霊の礎(二)
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【霊の礎|第16巻|如意宝珠|霊界物語|/rm169903】
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