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霊界物語
海洋万里(第25~36巻)
第33巻(申の巻)
序歌
瑞祥
第1篇 誠心誠意
第1章 高論濁拙
第2章 灰猫婆
第3章 言霊停止
第4章 楽茶苦
第2篇 鶴亀躍動
第5章 神寿言
第6章 皮肉歌
第7章 心の色
第8章 春駒
第9章 言霊結
第10章 神歌
第11章 波静
第12章 袂別
第3篇 時節到来
第13章 帰途
第14章 魂の洗濯
第15章 婆論議
第16章 暗夜の歌
第17章 感謝の涙
第18章 神風清
第4篇 理智と愛情
第19章 報告祭
第20章 昔語
第21章 峯の雲
第22章 高宮姫
第23章 鉄鎚
第24章 春秋
第25章 琉の玉
第26章 若の浦
伊豆温泉旅行につき訪問者人名詠込歌
附記 湯ケ島所感
余白歌
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霊界物語
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第33巻(申の巻)
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<<< 高宮姫
(B)
(N)
春秋 >>>
第二三章
鉄鎚
(
てつつい
)
〔九三八〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第33巻 海洋万里 申の巻
篇:
第4篇 理智と愛情
よみ(新仮名遣い):
りちとあいじょう
章:
第23章 鉄鎚
よみ(新仮名遣い):
てっつい
通し章番号:
938
口述日:
1922(大正11)年09月19日(旧07月28日)
口述場所:
筆録者:
加藤明子
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1923(大正12)年11月10日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
東助の父は国治立神の息子であったが、八十熊別と名を変えて世を忍んでいた。日の出神、祝姫、面那芸彦たちが豊の国に現れて父・八十熊別を見出し、高照彦として筑紫の国の国司となした。
自分は高照彦の息子の一人、東野別神であると明かした。父の命を受けて聖地エルサレムに渡ったその帰途に、黄金山へ向かう山道の途中で出会った女性と恋に落ちて、同棲するに至ったと歌った。
しかし北照神の信仰調べに、父の使命を忘れて罪を重ねた自分を恥じ、女を不憫と思いつつも母子を見捨てて庵を逃げ出し、東に進んで自転倒島にやってきた。そして難船した折に翼の生えた神人に助けられ、淡路の国の人々に迎えられて酋長となり、東助と名乗ってお百合をめとって三五教に仕えるに至ったのだという。
東助は、筑紫の国の建国別は確かに自分と高姫の子であると明かした。そして自分の罪深い行為を懺悔しながらも、今は妻ある身として高姫と元の夫婦となることはできないと告げた。
高姫は東助が昔の夫であったと知って、また夫婦としてよりを戻そうと懐かしさに側近くに寄ろうとしたが、東助は威儀を正して厳然とはねのけ、お互いに今の立場を考え、これからは一層厳重に相対するよう諭した。
高姫は東助の厳しい様子に顔も上げられずに泣き伏した。一同はそれぞれの述懐を親子夫婦対面の祝歌に詠んだ。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2022-09-08 12:09:03
OBC :
rm3323
愛善世界社版:
255頁
八幡書店版:
第6輯 343頁
修補版:
校定版:
267頁
普及版:
100頁
初版:
ページ備考:
001
東助
(
とうすけ
)
は
何
(
なん
)
と
思
(
おも
)
うてか、
002
ツト
立
(
た
)
ち
上
(
あが
)
り、
003
音吐
(
おんと
)
朗々
(
らうらう
)
として
四辺
(
あたり
)
を
響
(
ひび
)
かせながら
歌
(
うた
)
ひ
出
(
だ
)
した。
004
東助
『
生者
(
しやうじや
)
必滅
(
ひつめつ
)
会者
(
ゑしや
)
定離
(
ぢやうり
)
005
廻
(
めぐ
)
る
浮世
(
うきよ
)
と
云
(
い
)
ひながら
006
怪
(
あや
)
しき
事
(
こと
)
のあるものか
007
河
(
かは
)
の
流
(
なが
)
れと
人
(
ひと
)
の
身
(
み
)
の
008
行末
(
ゆくすゑ
)
こそは
不思議
(
ふしぎ
)
なれ
009
筑紫
(
つくし
)
の
島
(
しま
)
の
筑紫国
(
つくしくに
)
010
白日
(
しらひ
)
の
別
(
わけ
)
の
守
(
まも
)
りたる
011
珍
(
うづ
)
の
館
(
やかた
)
を
預
(
あづか
)
りて
012
数多
(
あまた
)
の
国人
(
くにびと
)
恵
(
めぐ
)
みつつ
013
治
(
をさ
)
め
玉
(
たま
)
ひし
高照彦
(
たかてるひこ
)
の
014
貴
(
うづ
)
の
命
(
みこと
)
の
神司
(
かむつかさ
)
015
父
(
ちち
)
は
国治立
(
くにはるたちの
)
神
(
かみ
)
016
遠
(
とほ
)
き
神代
(
かみよ
)
の
昔
(
むかし
)
より
017
豊葦原
(
とよあしはら
)
の
瑞穂国
(
みづほくに
)
018
完美
(
うまら
)
に
委曲
(
つばら
)
に
造
(
つく
)
りまし
019
治
(
をさ
)
め
玉
(
たま
)
ひし
皇神
(
すめかみ
)
の
020
忘
(
わす
)
れ
片身
(
がたみ
)
の
吾
(
わが
)
父
(
ちち
)
は
021
八十
(
やそ
)
熊別
(
くまわけ
)
と
名
(
な
)
を
変
(
か
)
へて
022
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
忍
(
しの
)
び
玉
(
たま
)
ひしが
023
日
(
ひ
)
の
出神
(
でのかみ
)
や
祝姫
(
はふりひめ
)
024
神
(
かみ
)
の
司
(
つかさ
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
025
面那芸
(
つらなぎ
)
彦
(
ひこ
)
と
諸共
(
もろとも
)
に
026
豊
(
とよ
)
の
御国
(
みくに
)
に
現
(
あ
)
れまして
027
高照彦
(
たかてるひこ
)
の
吾
(
わが
)
父
(
ちち
)
を
028
見出
(
みいだ
)
し
玉
(
たま
)
ひ
筑紫国
(
つくしくに
)
029
国
(
くに
)
の
司
(
つかさ
)
とまけ
玉
(
たま
)
ふ
030
高照彦
(
たかてるひこ
)
の
珍
(
うづ
)
の
子
(
こ
)
と
031
生
(
うま
)
れ
出
(
い
)
でたる
三
(
さん
)
人
(
にん
)
の
032
其
(
その
)
一
(
いち
)
人
(
にん
)
となり
出
(
い
)
でし
033
吾
(
われ
)
は
東野別
(
あづまのわけの
)
神
(
かみ
)
034
父
(
ちち
)
の
御命
(
みこと
)
を
蒙
(
かかぶ
)
りて
035
大海原
(
おほうなばら
)
を
渡
(
わた
)
り
越
(
こ
)
え
036
エデンの
川
(
かは
)
を
溯
(
さかのぼ
)
り
037
神
(
かみ
)
の
都
(
みやこ
)
のエルサレム
038
黄金山
(
わうごんさん
)
下
(
か
)
に
進
(
すす
)
まむと
039
来
(
きた
)
る
折
(
をり
)
しも
麗
(
うるは
)
しき
040
孱弱
(
かよわ
)
き
女
(
をんな
)
の
一人旅
(
ひとりたび
)
041
見捨
(
みす
)
てて
進
(
すす
)
む
折柄
(
をりから
)
に
042
俄
(
にはか
)
に
聞
(
きこ
)
ゆる
叫
(
さけ
)
び
声
(
ごゑ
)
043
如何
(
いか
)
なる
曲
(
まが
)
の
現
(
あら
)
はれて
044
人
(
ひと
)
を
虐
(
しひた
)
げ
苦
(
くる
)
しむる
045
見遁
(
みのが
)
しならじ
助
(
たす
)
けむと
046
後
(
あと
)
へかへして
叫
(
さけ
)
び
声
(
ごゑ
)
047
頼
(
たよ
)
りに
尋
(
たづ
)
ね
寄
(
よ
)
り
見
(
み
)
れば
048
以前
(
いぜん
)
の
娘
(
むすめ
)
は
地
(
ち
)
に
伏
(
ふ
)
して
049
思
(
おも
)
はぬ
悪魔
(
あくま
)
に
出会
(
しゆつくわい
)
し
050
危
(
あやふ
)
き
処
(
ところ
)
を
汝
(
な
)
が
君
(
きみ
)
に
051
救
(
すく
)
はれたりと
喜
(
よろこ
)
びて
052
若
(
わか
)
き
男女
(
なんによ
)
は
人通
(
ひとどほ
)
り
053
稀
(
まれ
)
なる
山路
(
やまみち
)
上
(
のぼ
)
り
行
(
ゆ
)
く
054
山
(
やま
)
の
色
(
いろ
)
さへ
青春
(
せいしゆん
)
の
055
血
(
ち
)
の
湧
(
わ
)
き
充
(
み
)
てる
両人
(
りやうにん
)
は
056
何
(
なに
)
かはもつて
耐
(
たま
)
るべき
057
結
(
むす
)
びの
神
(
かみ
)
の
許
(
ゆる
)
しなく
058
思
(
おも
)
はぬ
綱
(
つな
)
に
耽溺
(
たんでき
)
し
059
子
(
こ
)
迄
(
まで
)
なしたる
折柄
(
をりから
)
に
060
北光彦
(
きたてるひこ
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
061
信仰調
(
しんかうしら
)
べを
標榜
(
へうぼう
)
し
062
吾
(
わが
)
身
(
み
)
の
素性
(
すじやう
)
を
尋
(
たづ
)
ねむと
063
吾
(
わが
)
庵
(
や
)
をさして
入
(
い
)
り
来
(
きた
)
る
064
父
(
ちち
)
の
使命
(
しめい
)
を
忘却
(
ばうきやく
)
し
065
罪
(
つみ
)
を
重
(
かさ
)
ねし
吾
(
われ
)
なれば
066
女
(
をんな
)
は
不憫
(
ふびん
)
と
思
(
おも
)
へども
067
見捨
(
みす
)
てて
庵
(
いほり
)
を
遁走
(
とんそう
)
し
068
それより
進
(
すす
)
んでフサの
国
(
くに
)
069
月
(
つき
)
の
国
(
くに
)
をば
横断
(
わうだん
)
し
070
西蔵
(
チベツト
)
暹羅
(
シヤム
)
や
唐土
(
もろこし
)
の
071
山河
(
さんか
)
を
渡
(
わた
)
り
荒野
(
あらの
)
越
(
こ
)
え
072
進
(
すす
)
み
進
(
すす
)
みて
自凝
(
おろころ
)
の
073
島
(
しま
)
へと
渡
(
わた
)
りて
来
(
きた
)
る
折
(
をり
)
074
風
(
かぜ
)
に
船
(
ふね
)
をば
破
(
やぶ
)
られて
075
命
(
いのち
)
危
(
あやふ
)
き
折柄
(
をりから
)
に
076
天
(
てん
)
の
恵
(
めぐみ
)
か
地
(
ち
)
の
恩
(
おん
)
か
077
翼
(
つばさ
)
の
生
(
は
)
えし
神人
(
しんじん
)
が
078
吾
(
わが
)
身
(
み
)
をムズと
引
(
ひ
)
き
掴
(
つか
)
み
079
大空
(
たいくう
)
高
(
たか
)
く
翔
(
かけ
)
りつつ
080
命
(
いのち
)
の
瀬戸
(
せと
)
の
海原
(
うなばら
)
に
081
浮
(
う
)
かびて
広
(
ひろ
)
き
淡路島
(
あはぢしま
)
082
暁山
(
あかつきやま
)
の
山頂
(
さんちやう
)
に
083
聳
(
そそ
)
り
立
(
た
)
ちたる
松
(
まつ
)
の
上
(
へ
)
に
084
連
(
つ
)
れ
行
(
ゆ
)
かれたる
不思議
(
ふしぎ
)
さよ
085
淡路
(
あはぢ
)
の
国
(
くに
)
の
島人
(
しまびと
)
は
086
松
(
まつ
)
の
梢
(
こずゑ
)
に
佇
(
たたず
)
める
087
吾
(
われ
)
の
姿
(
すがた
)
を
打仰
(
うちあふ
)
ぎ
088
天
(
てん
)
より
下
(
くだ
)
りし
神人
(
しんじん
)
と
089
敬
(
うやま
)
ひ
迎
(
むか
)
へて
村肝
(
むらきも
)
の
090
心
(
こころ
)
の
底
(
そこ
)
より
嬉
(
うれ
)
しがり
091
淡路
(
あはぢ
)
の
島
(
しま
)
の
酋長
(
しうちやう
)
と
092
まつり
上
(
あ
)
げられ
此
(
この
)
島
(
しま
)
に
093
淑女
(
しゆくぢよ
)
の
誉
(
ほまれ
)
弥
(
いや
)
高
(
たか
)
き
094
お
百合
(
ゆり
)
を
選
(
えら
)
んで
妻
(
つま
)
となし
095
名
(
な
)
も
東助
(
とうすけ
)
と
改
(
あらた
)
めて
096
月日
(
つきひ
)
を
送
(
おく
)
り
来
(
きた
)
りしが
097
三五教
(
あななひけう
)
の
大神
(
おほかみ
)
の
098
恵
(
めぐみ
)
の
綱
(
つな
)
に
曳
(
ひ
)
かされて
099
今
(
いま
)
は
聖地
(
せいち
)
に
出張
(
しゆつちやう
)
し
100
英子
(
ひでこ
)
の
姫
(
ひめ
)
に
従
(
したが
)
ひて
101
教司
(
をしへつかさ
)
となりましぬ
102
今
(
いま
)
高姫
(
たかひめ
)
が
物語
(
ものがたり
)
103
黒姫
(
くろひめ
)
さまが
筑紫島
(
つくしじま
)
104
土産話
(
みやげばなし
)
に
聞
(
き
)
き
見
(
み
)
れば
105
建日
(
たけひ
)
の
館
(
やかた
)
の
神司
(
かむつかさ
)
106
建国別
(
たけくにわけ
)
は
紛
(
まぎ
)
れなき
107
高宮姫
(
たかみやひめ
)
との
其
(
その
)
中
(
なか
)
に
108
生
(
うま
)
れ
出
(
い
)
でたる
御子
(
みこ
)
ならむ
109
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
110
神
(
かみ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
幸
(
さち
)
はひて
111
吾
(
わが
)
子
(
こ
)
の
行方
(
ゆくへ
)
は
明
(
あきら
)
かに
112
なりて
来
(
きた
)
れど
其
(
その
)
時
(
とき
)
の
113
高宮姫
(
たかみやひめ
)
の
艶姿
(
あですがた
)
114
変
(
かは
)
れば
変
(
かは
)
るものだなア
115
今
(
いま
)
迄
(
まで
)
幾度
(
いくたび
)
高姫
(
たかひめ
)
と
116
顔
(
かほ
)
をば
合
(
あ
)
はせし
事
(
こと
)
あるも
117
三十五
(
さんじふご
)
年
(
ねん
)
の
其
(
その
)
昔
(
むかし
)
118
月日
(
つきひ
)
の
関
(
せき
)
の
高
(
たか
)
くして
119
寄
(
よ
)
る
年浪
(
としなみ
)
に
顔色
(
かんばせ
)
も
120
太
(
いた
)
く
変
(
かは
)
りてありければ
121
昔
(
むかし
)
の
夫婦
(
めをと
)
と
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
は
122
今
(
いま
)
の
今
(
いま
)
迄
(
まで
)
知
(
し
)
らざりき
123
さはさり
乍
(
なが
)
ら
東助
(
とうすけ
)
は
124
昔
(
むかし
)
の
妻
(
つま
)
に
遇
(
あ
)
へばとて
125
お
百合
(
ゆり
)
の
方
(
かた
)
のある
身
(
み
)
なり
126
如何
(
いか
)
に
縁
(
えにし
)
は
深
(
ふか
)
くとも
127
もはや
詮術
(
せんすべ
)
なきものと
128
諦
(
あきら
)
め
玉
(
たま
)
へ
高姫
(
たかひめ
)
よ
129
若
(
わか
)
き
心
(
こころ
)
の
血
(
ち
)
にもえて
130
思
(
おも
)
はず
知
(
し
)
らず
罪
(
つみ
)
作
(
つく
)
り
131
いとしき
吾
(
わが
)
子
(
こ
)
をあちこちと
132
迷
(
まよ
)
はせたるこそ
悲
(
かな
)
しけれ
133
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
134
御霊
(
みたま
)
幸倍
(
さちはへ
)
ましまして
135
高姫司
(
たかひめつかさ
)
はいふも
更
(
さら
)
136
建国別
(
たけくにわけ
)
の
吾
(
わが
)
伜
(
せがれ
)
137
千代
(
ちよ
)
万代
(
よろづよ
)
も
末長
(
すゑなが
)
く
138
命
(
いのち
)
長
(
なが
)
らへ
皇神
(
すめかみ
)
の
139
大道
(
おほぢ
)
に
尽
(
つく
)
させ
玉
(
たま
)
へかし
140
昔
(
むかし
)
の
恥
(
はぢ
)
を
神
(
かみ
)
の
前
(
まへ
)
141
包
(
つつ
)
まずかくさず
表白
(
へうはく
)
し
142
悔悟
(
くわいご
)
の
言霊
(
ことたま
)
宣
(
の
)
りあげて
143
この
行先
(
ゆくさき
)
は
東助
(
とうすけ
)
の
144
深
(
ふか
)
き
罪
(
つみ
)
をば
許
(
ゆる
)
しまし
145
尊
(
たふと
)
き
神
(
かみ
)
の
御
(
おん
)
道
(
みち
)
に
146
進
(
すす
)
ませ
玉
(
たま
)
へ
惟神
(
かむながら
)
147
神
(
かみ
)
の
御前
(
みまへ
)
に
願
(
ね
)
ぎまつる』
148
と
歌
(
うた
)
ひ
終
(
をは
)
り
悠然
(
いうぜん
)
として
座
(
ざ
)
に
就
(
つ
)
きぬ。
149
高姫
(
たかひめ
)
は
初
(
はじ
)
めて、
150
東助
(
とうすけ
)
の
三十五
(
さんじふご
)
年前
(
ねんぜん
)
の
恋男
(
こひをとこ
)
たりし
事
(
こと
)
を
悟
(
さと
)
り、
151
遉
(
さすが
)
女
(
をんな
)
の
恥
(
はづ
)
かし
気
(
げ
)
に
顔
(
かほ
)
を
赤
(
あか
)
らめ、
152
稍
(
やや
)
しばし
俯
(
うつむ
)
き
居
(
ゐ
)
たりしが、
153
思
(
おも
)
ひ
切
(
き
)
つたやうに
東助
(
とうすけ
)
に
向
(
むか
)
ひ、
154
高姫
『アヽ
貴方
(
あなた
)
は
其
(
その
)
時
(
とき
)
の
優
(
やさ
)
しい
男
(
をとこ
)
、
155
東野別
(
あづまのわけの
)
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
で
御座
(
ござ
)
いましたか。
156
存
(
ぞん
)
ぜぬ
事
(
こと
)
とて
色々
(
いろいろ
)
と
御
(
ご
)
無礼
(
ぶれい
)
を
致
(
いた
)
しました。
157
嘸
(
さぞ
)
や
嘸
(
さぞ
)
私
(
わたくし
)
の
自我心
(
じがしん
)
の
強
(
つよ
)
いのには
愛想
(
あいさう
)
が
尽
(
つ
)
きたで
御座
(
ござ
)
いませう。
158
淡路島
(
あはぢしま
)
の
遭難
(
さうなん
)
の
時
(
とき
)
と
云
(
い
)
ひ、
159
家島
(
えじま
)
での
脱線振
(
だつせんぶ
)
りと
云
(
い
)
ひ、
160
嘸々
(
さぞさぞ
)
はしたない
女
(
をんな
)
だとお
笑
(
わら
)
ひで
御座
(
ござ
)
いませう。
161
迂濶
(
うつかり
)
とこんな
昔話
(
むかしばなし
)
を
申上
(
まをしあ
)
げて、
162
其
(
その
)
時
(
とき
)
の
女
(
をんな
)
は
此
(
この
)
高姫
(
たかひめ
)
であつたかと、
163
さげすまれるかと
思
(
おも
)
へば、
164
あゝ
昔
(
むかし
)
のままに
分
(
わか
)
らずに
居
(
を
)
つた
方
(
はう
)
が
互
(
たがひ
)
によかつたで
御座
(
ござ
)
いませうに、
165
是
(
これ
)
もやつぱり
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
から
昔
(
むかし
)
の
泥
(
どろ
)
を
吐
(
は
)
かされたので
御座
(
ござ
)
いませう。
166
何卒
(
どうぞ
)
お
見捨
(
みす
)
てなく
元
(
もと
)
の
通
(
とほ
)
り
可愛
(
かあい
)
がつて
下
(
くだ
)
さいませ』
167
と
東助
(
とうすけ
)
の
傍
(
そば
)
近
(
ちか
)
く
進
(
すす
)
みよつて
手
(
て
)
を
握
(
にぎ
)
らむとするを、
168
東助
(
とうすけ
)
は
儼然
(
げんぜん
)
として
突
(
つ
)
きのけはねのけ
威儀
(
ゐぎ
)
を
正
(
ただ
)
し、
169
言葉
(
ことば
)
も
荘重
(
さうちよう
)
に
高姫
(
たかひめ
)
に
向
(
むか
)
ひ、
170
東助
『
高姫
(
たかひめ
)
さま、
171
ちとお
慎
(
つつし
)
みなさいませ。
172
昔
(
むかし
)
は
昔
(
むかし
)
、
173
今
(
いま
)
は
今
(
いま
)
、
174
折角
(
せつかく
)
忘
(
わす
)
れて
居
(
ゐ
)
た
百八
(
ひやくはち
)
煩悩
(
ぼんなう
)
を
再
(
ふたた
)
びここに
繰返
(
くりかへ
)
すやうな
事
(
こと
)
があつては、
175
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
に
対
(
たい
)
し
申訳
(
まをしわけ
)
が
立
(
た
)
ちますまいぞ。
176
貴方
(
あなた
)
も
立派
(
りつぱ
)
な
夫
(
をつと
)
のある
身
(
み
)
の
上
(
うへ
)
、
177
私
(
わたくし
)
も
御存
(
ごぞん
)
じの
通
(
とほ
)
り
淡路
(
あはぢ
)
の
島
(
しま
)
の
酋長
(
しうちやう
)
でお
百合
(
ゆり
)
と
云
(
い
)
ふ
女房
(
にようばう
)
もある
身
(
み
)
の
上
(
うへ
)
、
178
况
(
ま
)
して
三五教
(
あななひけう
)
の
総務
(
そうむ
)
を
勤
(
つと
)
むる
以上
(
いじやう
)
は、
179
怪我
(
けが
)
にも
左様
(
さやう
)
な
事
(
こと
)
は
出来
(
でき
)
ますまい。
180
此
(
この
)
後
(
ご
)
は
他人
(
たにん
)
よりも
一層
(
いつそう
)
厳重
(
げんぢゆう
)
に、
181
御
(
ご
)
交際
(
かうさい
)
を
願
(
ねが
)
ひませう。
182
併
(
しか
)
し
乍
(
なが
)
ら
熊襲
(
くまそ
)
の
国
(
くに
)
の
神司
(
かむつかさ
)
、
183
建国別
(
たけくにわけ
)
は
私
(
わたくし
)
と
貴方
(
あなた
)
の
間
(
あひだ
)
に
生
(
うま
)
れた
伜
(
せがれ
)
である
事
(
こと
)
だけは
認
(
みと
)
めて
置
(
お
)
きませう。
184
貴女
(
あなた
)
も
其
(
その
)
伜
(
せがれ
)
に
会
(
あ
)
ひ
度
(
た
)
くば
御
(
ご
)
自由
(
じいう
)
にお
会
(
あ
)
ひになつても
宜
(
よろ
)
しからう。
185
敢
(
あへ
)
て
私
(
わたくし
)
は
其処
(
そこ
)
迄
(
まで
)
は
干渉
(
かんせう
)
致
(
いた
)
しませぬ。
186
然
(
しか
)
し
此
(
この
)
東助
(
とうすけ
)
としては
何程
(
なにほど
)
恋
(
こひ
)
しい
吾
(
わが
)
子
(
こ
)
と
雖
(
いへど
)
も、
187
会
(
あ
)
ふ
訳
(
わけ
)
には
参
(
まゐ
)
りませぬ。
188
先
(
ま
)
づ
第一
(
だいいち
)
に
英子姫
(
ひでこひめ
)
様
(
さま
)
にお
願
(
ねが
)
ひ
申
(
まを
)
し、
189
玉照彦
(
たまてるひこ
)
、
190
玉照姫
(
たまてるひめ
)
の
神司
(
かむつかさ
)
に
許
(
ゆる
)
しを
受
(
う
)
けた
上
(
うへ
)
、
191
現在
(
げんざい
)
の
妻
(
つま
)
お
百合
(
ゆり
)
の
方
(
かた
)
に
事情
(
じじやう
)
を
打
(
う
)
ち
明
(
あ
)
け、
192
お
百合
(
ゆり
)
の
許
(
ゆる
)
しを
得
(
え
)
た
上
(
うへ
)
、
193
それも
折
(
をり
)
があつたら
面会
(
めんくわい
)
するかも
分
(
わか
)
りませぬ。
194
どうぞ
今日
(
けふ
)
限
(
かぎ
)
り
昔
(
むかし
)
の
夢
(
ゆめ
)
は
忘
(
わす
)
れて
頂
(
いただ
)
き、
195
此
(
この
)
東助
(
とうすけ
)
は
此
(
この
)
後
(
のち
)
貴女
(
あなた
)
に
対
(
たい
)
し、
196
一層
(
いつそう
)
厳格
(
げんかく
)
の
態度
(
たいど
)
を
取
(
と
)
りますから、
197
どうぞ
悪
(
わる
)
く
思
(
おも
)
うて
下
(
くだ
)
さいますな。
198
皆様
(
みなさま
)
の
前
(
まへ
)
で
私
(
わたくし
)
の
態度
(
たいど
)
を
公言
(
こうげん
)
して
置
(
お
)
きます』
199
と
矢
(
や
)
でも
鉄砲
(
てつぱう
)
でもいつかな
動
(
うご
)
かぬ
其
(
その
)
顔色
(
がんしよく
)
に
高姫
(
たかひめ
)
は
縮
(
ちぢ
)
み
上
(
あが
)
り、
200
顔
(
かほ
)
をも
得
(
え
)
あげず
涙
(
なみだ
)
と
共
(
とも
)
に
泣
(
な
)
き
伏
(
ふ
)
した。
201
高姫
(
たかひめ
)
は
力
(
ちから
)
なげに
詠
(
うた
)
ふ。
202
高姫
『
相
(
あい
)
見
(
み
)
ての
今
(
いま
)
の
心
(
こころ
)
に
比
(
くら
)
ぶれば
203
昔
(
むかし
)
恋
(
こひ
)
しくなりにけるかな』
204
東助
(
とうすけ
)
『
古
(
いにしへ
)
を
思
(
おも
)
ひ
浮
(
う
)
かべてくやむより
205
開
(
ひら
)
く
五六七
(
みろく
)
の
御代
(
みよ
)
を
楽
(
たの
)
しめ
206
親
(
おや
)
となり
子
(
こ
)
と
生
(
うま
)
るるも
神
(
かみ
)
の
代
(
よ
)
の
207
深
(
ふか
)
き
縁
(
えにし
)
と
知
(
し
)
るや
知
(
し
)
らずや
208
三十
(
みそ
)
あまり
五
(
いつ
)
つの
年
(
とし
)
を
経廻
(
へめぐ
)
りて
209
ここに
吾
(
わが
)
子
(
こ
)
の
頼
(
たよ
)
りを
聞
(
き
)
くかな』
210
高山彦
(
たかやまひこ
)
『
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
の
因果
(
いんぐわ
)
は
廻
(
めぐ
)
る
小車
(
をぐるま
)
の
211
片輪車
(
かたわぐるま
)
ぞあはれなりけり
212
さりながら
吾
(
われ
)
も
昔
(
むかし
)
の
罪
(
つみ
)
の
子
(
こ
)
よ
213
救
(
すく
)
はせ
玉
(
たま
)
へ
三五
(
あななひ
)
の
神
(
かみ
)
』
214
黒姫
(
くろひめ
)
『
海山
(
うみやま
)
を
越
(
こ
)
えて
夫
(
をつと
)
を
尋
(
たづ
)
ねつつ
215
わがいとし
子
(
ご
)
に
会
(
あ
)
ひし
嬉
(
うれ
)
しさ』
216
玉治別
(
たまはるわけ
)
『
吾
(
われ
)
を
生
(
う
)
みし
父
(
ちち
)
と
母
(
はは
)
とを
知
(
し
)
らずして
217
あだに
過
(
す
)
ごせし
身
(
み
)
の
愚
(
おろか
)
さよ』
218
秋彦
(
あきひこ
)
『
三五
(
あななひ
)
の
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
のいや
深
(
ふか
)
く
219
吾
(
わが
)
子
(
こ
)
の
行方
(
ゆくへ
)
悟
(
さと
)
る
今日
(
けふ
)
かな』
220
友彦
(
ともひこ
)
『
親
(
おや
)
と
子
(
こ
)
は
切
(
き
)
つても
切
(
き
)
れぬ
神々
(
かみがみ
)
の
221
縁
(
えにし
)
の
綱
(
つな
)
に
結
(
むす
)
ばれにけむ』
222
テールス
姫
(
ひめ
)
『
桶伏
(
をけふせ
)
の
山
(
やま
)
の
麓
(
ふもと
)
の
神屋敷
(
かみやしき
)
223
目出度
(
めでた
)
き
事
(
こと
)
を
聞
(
き
)
く
今宵
(
こよひ
)
かな』
224
夏彦
(
なつひこ
)
『
居
(
ゐ
)
ながらに
吾
(
わが
)
子
(
こ
)
の
行方
(
ゆくへ
)
まつぶさに
225
知
(
し
)
り
玉
(
たま
)
ひたる
君
(
きみ
)
ぞ
尊
(
たふと
)
き』
226
佐田彦
(
さだひこ
)
『
古
(
いにしへ
)
の
夫
(
をつと
)
を
悟
(
さと
)
り
妻
(
つま
)
を
知
(
し
)
り
227
吾
(
わが
)
子
(
こ
)
に
遇
(
あ
)
ひし
人
(
ひと
)
ぞ
目出度
(
めでた
)
し』
228
紫姫
(
むらさきひめ
)
『
今日
(
けふ
)
こそは
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
の
花
(
はな
)
開
(
ひら
)
き
229
心
(
こころ
)
も
薫
(
かを
)
る
秋
(
あき
)
の
大空
(
おほぞら
)
』
230
お
玉
(
たま
)
『
玉治別
(
たまはるわけ
)
神
(
かみ
)
の
司
(
つかさ
)
は
父母
(
ちちはは
)
に
231
遇
(
あ
)
ひて
嬉
(
うれ
)
しく
思召
(
おぼしめ
)
すらむ』
232
竜国別
(
たつくにわけ
)
『たらちねの
親
(
おや
)
に
遇
(
あ
)
うたる
嬉
(
うれ
)
しさは
233
吾
(
われ
)
も
一度
(
いちど
)
は
味
(
あぢ
)
はひにけり』
234
鷹依姫
(
たかよりひめ
)
『
黒姫
(
くろひめ
)
や
高姫司
(
たかひめつかさ
)
嘸
(
さぞ
)
やさぞ
235
嬉
(
うれ
)
しかるらむ
御子
(
みこ
)
を
悟
(
さと
)
りて
236
惟神
(
かむながら
)
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
の
幸
(
さち
)
はひて
237
今日
(
けふ
)
は
嬉
(
うれ
)
しき
夕
(
ゆふべ
)
なるかな』
238
常彦
(
つねひこ
)
、
239
波留彦
(
はるひこ
)
、
240
孫公
(
まごこう
)
、
241
芳公
(
よしこう
)
、
242
房公
(
ふさこう
)
其
(
その
)
外
(
ほか
)
の
祝歌
(
しゆくか
)
は
数
(
かず
)
限
(
かぎ
)
りなく
詠
(
よ
)
まれたれども、
243
あまりくどくどしければ、
244
省略
(
しやうりやく
)
する
事
(
こと
)
となしぬ。
245
高姫
(
たかひめ
)
は
此
(
この
)
後
(
のち
)
如何
(
いか
)
なる
活動
(
くわつどう
)
をなすであらうか。
246
(
大正一一・九・一九
旧七・二八
加藤明子
録)
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