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霊界物語
真善美愛(第49~60巻)
第58巻(酉の巻)
序文
総説
第1篇 玉石混淆
第1章 神風
第2章 多数尻
第3章 怪散
第4章 銅盥
第5章 潔別
第2篇 湖上神通
第6章 茶袋
第7章 神船
第8章 孤島
第9章 湖月
第3篇 千波万波
第10章 報恩
第11章 欵乃
第12章 素破抜
第13章 兎耳
第14章 猩々島
第15章 哀別
第16章 聖歌
第17章 怪物
第18章 船待
第4篇 猩々潔白
第19章 舞踏
第20章 酒談
第21章 館帰
第22章 獣婚
第23章 昼餐
第24章 礼祭
第25章 万歳楽
余白歌
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霊界物語
>
真善美愛(第49~60巻)
>
第58巻(酉の巻)
> 第3篇 千波万波 > 第16章 聖歌
<<< 哀別
(B)
(N)
怪物 >>>
第一六章
聖歌
(
せいか
)
〔一四九一〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第58巻 真善美愛 酉の巻
篇:
第3篇 千波万波
よみ(新仮名遣い):
せんぱばんぱ
章:
第16章 聖歌
よみ(新仮名遣い):
せいか
通し章番号:
1491
口述日:
1923(大正12)年03月29日(旧02月13日)
口述場所:
皆生温泉 浜屋
筆録者:
北村隆光
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1925(大正14)年6月15日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
玉国別はこれまでの述懐を宣伝歌に歌った。一同は祝詞を奏上し、数歌を歌い終わった。玉国別はまた、印度の国ハルナの都への言向け和しの征討の旅の背景と決意を宣伝歌に歌った。
船頭のイールは、船が大蛇が棲むというフクの島に流されていくことを舟歌に歌いながら櫓を操っている。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm5816
愛善世界社版:
193頁
八幡書店版:
第10輯 440頁
修補版:
校定版:
205頁
普及版:
77頁
初版:
ページ備考:
001
初稚丸
(
はつわかまる
)
に
帆
(
ほ
)
をあげて
002
潮
(
しほ
)
のまにまに
辷
(
すべ
)
り
行
(
ゆ
)
く
003
玉国別
(
たまくにわけ
)
の
一行
(
いつかう
)
は
004
前途
(
ぜんと
)
に
当
(
あた
)
る
島陰
(
しまかげ
)
を
005
眺
(
なが
)
めて
何
(
なに
)
か
心中
(
しんちう
)
に
006
朧
(
おぼろ
)
げ
乍
(
なが
)
ら
望
(
のぞ
)
みをば
007
抱
(
いだ
)
きていそいそ
湖風
(
うなかぜ
)
に
008
吹
(
ふ
)
かれて
進
(
すす
)
む
波
(
なみ
)
の
上
(
うへ
)
009
月
(
つき
)
は
漸
(
やうや
)
く
中天
(
ちうてん
)
に
010
昇
(
のぼ
)
らせ
玉
(
たま
)
ひ
清涼
(
せいりやう
)
の
011
空気
(
くうき
)
はおひおひ
身
(
み
)
に
迫
(
せま
)
る
012
何
(
なん
)
とも
云
(
い
)
へぬ
心持
(
こころもち
)
013
思
(
おも
)
はず
知
(
し
)
らず
苫
(
とま
)
の
屋根
(
やね
)
014
立出
(
たちい
)
で
来
(
きた
)
り
舷頭
(
げんとう
)
に
015
遠
(
とほ
)
くに
霞
(
かす
)
む
島陰
(
しまかげ
)
を
016
打仰
(
うちあふ
)
ぎつつ
独言
(
ひとりごと
)
017
玉国別
(
たまくにわけ
)
『
際限
(
さいげん
)
もなき
湖原
(
うなばら
)
の
018
彼方
(
かなた
)
に
見
(
み
)
ゆる
浮島
(
うきしま
)
は
019
如何
(
いか
)
なる
人
(
ひと
)
の
住
(
す
)
みけるか
020
但
(
ただ
)
しは
人
(
ひと
)
無
(
な
)
き
孤島
(
ひとりじま
)
か
021
猩々島
(
しやうじやうしま
)
の
片割
(
かたわ
)
れか
022
波
(
なみ
)
に
呑
(
の
)
まれて
船
(
ふね
)
を
割
(
わ
)
り
023
バーチルさまの
二
(
に
)
の
舞
(
まひ
)
を
024
演
(
えん
)
じて
漸
(
やうや
)
う
漂着
(
へうちやく
)
し
025
猩々
(
しやうじやう
)
の
姫
(
ひめ
)
を
妻
(
つま
)
に
持
(
も
)
ち
026
浮世
(
うきよ
)
離
(
はな
)
れし
別世界
(
べつせかい
)
027
其
(
その
)
日
(
ひ
)
を
暮
(
くら
)
す
人
(
ひと
)
あらば
028
又
(
また
)
もや
悲
(
かな
)
しき
生
(
い
)
き
別
(
わか
)
れ
029
救
(
すく
)
ふも
辛
(
つら
)
し
救
(
すく
)
はねば
030
神
(
かみ
)
に
対
(
たい
)
して
相済
(
あひす
)
まず
031
何
(
なに
)
は
兎
(
と
)
もあれ
波
(
なみ
)
の
間
(
ま
)
に
032
進
(
すす
)
みて
実地
(
じつち
)
を
探
(
さぐ
)
り
見
(
み
)
む
033
ああ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
034
御霊
(
みたま
)
幸
(
さちは
)
ひましまして
035
神
(
かみ
)
の
賜
(
たま
)
ひし
此
(
この
)
御船
(
みふね
)
036
波路
(
なみぢ
)
も
安
(
やす
)
く
渡
(
わた
)
らせよ
037
国治立
(
くにはるたち
)
の
大御神
(
おほみかみ
)
038
豊国主
(
とよくにぬし
)
の
大御神
(
おほみかみ
)
039
斎苑
(
いそ
)
の
館
(
やかた
)
に
在
(
あ
)
れませる
040
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
御
(
おん
)
前
(
まへ
)
に
041
三五教
(
あななひけう
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
042
玉国別
(
たまくにわけ
)
を
初
(
はじ
)
めとし
043
神
(
かみ
)
の
稜威
(
みいづ
)
も
三千彦
(
みちひこ
)
や
044
その
外
(
ほか
)
百
(
もも
)
の
神司
(
かむづかさ
)
045
遠
(
とほ
)
き
海路
(
うなぢ
)
を
恙
(
つつが
)
なく
046
進
(
すす
)
ませ
玉
(
たま
)
へと
願
(
ね
)
ぎ
奉
(
まつ
)
る
047
初稚姫
(
はつわかひめ
)
の
神司
(
かむづかさ
)
048
此
(
この
)
荒波
(
あらなみ
)
を
乗
(
の
)
り
切
(
き
)
りて
049
猛犬
(
まうけん
)
スマートに
跨
(
またが
)
りて
050
波
(
なみ
)
のまにまに
出
(
い
)
で
玉
(
たま
)
ふ
051
その
扮装
(
いでたち
)
の
勇
(
いさ
)
ましさ
052
もしも
彼方
(
かなた
)
の
島陰
(
しまかげ
)
に
053
休
(
やす
)
らひ
玉
(
たま
)
ふ
事
(
こと
)
あれば
054
実
(
じつ
)
に
嬉
(
うれ
)
しき
限
(
かぎ
)
りなり
055
初稚姫
(
はつわかひめ
)
の
逸早
(
いちはや
)
く
056
船
(
ふね
)
を
見棄
(
みす
)
てて
犬
(
いぬ
)
に
乗
(
の
)
り
057
出
(
い
)
で
行
(
ゆ
)
き
玉
(
たま
)
ひし
心根
(
こころね
)
は
058
何
(
なに
)
かは
知
(
し
)
らねど
重大
(
ぢうだい
)
の
059
使命
(
しめい
)
の
在
(
ま
)
すと
覚
(
おぼ
)
えたり
060
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
一同
(
いちどう
)
の
行先
(
ゆくさき
)
に
061
又
(
また
)
もや
曲
(
まが
)
の
現
(
あら
)
はれて
062
如何
(
いか
)
なる
仇
(
あだ
)
をなさむやも
063
図
(
はか
)
られ
知
(
し
)
らぬキヨの
湖
(
うみ
)
064
只
(
ただ
)
何事
(
なにごと
)
も
惟神
(
かむながら
)
065
大御心
(
おほみこころ
)
に
任
(
まか
)
せつつ
066
天津
(
あまつ
)
祝詞
(
のりと
)
を
奏上
(
そうじやう
)
し
067
天
(
あま
)
の
数歌
(
かずうた
)
歌
(
うた
)
ひ
上
(
あ
)
げ
068
一同
(
いちどう
)
声
(
こゑ
)
を
相揃
(
あひそろ
)
へ
069
神
(
かみ
)
の
御
(
おん
)
名
(
な
)
を
称
(
たた
)
ふべし
070
ああ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
071
御霊
(
みたま
)
幸
(
さちは
)
ひましませよ』
072
と
歌
(
うた
)
ひ
了
(
をは
)
り、
073
一同
(
いちどう
)
と
共
(
とも
)
に
型
(
かた
)
の
如
(
ごと
)
く
恭
(
うやうや
)
しく
祝詞
(
のりと
)
を
奏上
(
そうじやう
)
し、
074
数歌
(
かずうた
)
を
歌
(
うた
)
ひ
終
(
をは
)
つて
宣伝歌
(
せんでんか
)
を
節
(
ふし
)
面白
(
おもしろ
)
く
称
(
とな
)
へ
初
(
はじ
)
めた。
075
玉国別
(
たまくにわけ
)
『
地
(
ち
)
水
(
すい
)
火
(
くわ
)
風
(
ふう
)
空
(
くう
)
の
大本
(
おほもと
)
を
076
造
(
つく
)
り
玉
(
たま
)
ひし
神御祖
(
かむみおや
)
077
大国常立
(
おほくにとこたち
)
大御神
(
おほみかみ
)
078
宇宙
(
うちう
)
の
外
(
そと
)
に
在
(
ま
)
しまして
079
天地
(
てんち
)
日月
(
じつげつ
)
星辰
(
せいしん
)
を
080
完全
(
うまら
)
に
委曲
(
つばら
)
に
造
(
つく
)
り
終
(
を
)
へ
081
青人草
(
あをひとぐさ
)
や
鳥
(
とり
)
獣
(
けもの
)
082
虫族
(
むしけら
)
初
(
はじ
)
め
草
(
くさ
)
や
木
(
き
)
の
083
片葉
(
かきは
)
の
露
(
つゆ
)
に
至
(
いた
)
るまで
084
厳
(
いづ
)
の
恵
(
めぐ
)
みを
垂
(
た
)
れ
玉
(
たま
)
ひ
085
此
(
この
)
美
(
うる
)
はしき
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
を
086
守
(
まも
)
らせ
玉
(
たま
)
ふ
有難
(
ありがた
)
さ
087
先
(
ま
)
づ
第一
(
だいいち
)
に
日
(
ひ
)
の
御神
(
みかみ
)
088
高皇
(
たかみ
)
産霊
(
むすび
)
の
大御神
(
おほみかみ
)
089
月
(
つき
)
の
御神
(
みかみ
)
と
現
(
あ
)
れませる
090
神皇
(
かむみ
)
産霊
(
むすび
)
の
大御神
(
おほみかみ
)
091
水火
(
みづひ
)
の
業
(
わざ
)
を
受持
(
うけも
)
ちて
092
天地
(
てんち
)
万有
(
ばんいう
)
按配
(
あんばい
)
し
093
各
(
おのおの
)
その
所
(
しよ
)
を
得
(
え
)
せしめて
094
無限
(
むげん
)
の
歓喜
(
くわんき
)
を
与
(
あた
)
へつつ
095
弥勒
(
みろく
)
の
聖代
(
みよ
)
を
細
(
まつぶさ
)
に
096
築
(
きづ
)
かせ
玉
(
たま
)
ふ
尊
(
たふと
)
さよ
097
先
(
ま
)
づ
第一
(
だいいち
)
に
人
(
ひと
)
を
生
(
う
)
み
098
天足
(
あだる
)
の
彦
(
ひこ
)
や
胞場姫
(
えばひめ
)
を
099
青人草
(
あをひとぐさ
)
の
祖先
(
そせん
)
とし
100
エデンの
園
(
その
)
に
下
(
くだ
)
しまし
101
神
(
かみ
)
の
形
(
かたち
)
に
造
(
つく
)
られし
102
人
(
ひと
)
の
子
(
こ
)
数多
(
あまた
)
生
(
う
)
み
終
(
を
)
はせ
103
此
(
この
)
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
を
開
(
ひら
)
かむと
104
かからせ
玉
(
たま
)
ふ
時
(
とき
)
もあれ
105
天足
(
あだる
)
の
彦
(
ひこ
)
や
胞場姫
(
えばひめ
)
が
106
皇
(
すめ
)
大神
(
おほかみ
)
の
御心
(
みこころ
)
に
107
反
(
そむ
)
き
奉
(
まつ
)
りし
邪心
(
じやしん
)
より
108
天地
(
てんち
)
に
妖邪
(
えうじや
)
の
空気
(
くうき
)
充
(
み
)
ち
109
八岐
(
やまた
)
大蛇
(
をろち
)
や
醜狐
(
しこぎつね
)
110
曲鬼
(
まがおに
)
などの
生
(
うま
)
れ
来
(
き
)
て
111
益々
(
ますます
)
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
乱
(
みだ
)
し
行
(
ゆ
)
く
112
高皇
(
たかみ
)
産霊
(
むすび
)
の
大神
(
おほかみ
)
の
113
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
と
在
(
あ
)
れませる
114
国治立
(
くにはるたち
)
の
大神
(
おほかみ
)
は
115
天津
(
あまつ
)
御神
(
みかみ
)
の
御言
(
みこと
)
もて
116
遥々
(
はるばる
)
天
(
てん
)
より
降
(
くだ
)
りまし
117
此
(
この
)
地
(
ち
)
の
上
(
うへ
)
の
万有
(
ばんいう
)
を
118
いと
安
(
やす
)
らけく
平
(
たひら
)
けく
119
治
(
をさ
)
めむものと
千万
(
ちよろづ
)
の
120
掟
(
おきて
)
を
定
(
さだ
)
め
神々
(
かみがみ
)
を
121
生
(
う
)
みなし
玉
(
たま
)
ひて
三界
(
さんかい
)
を
122
救
(
すく
)
はむ
為
(
た
)
めに
種々
(
いろいろ
)
に
123
心
(
こころ
)
を
悩
(
なや
)
ませ
玉
(
たま
)
ひけり
124
神皇
(
かむみ
)
産霊
(
むすび
)
の
大神
(
おほかみ
)
の
125
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
と
在
(
あ
)
れませる
126
豊国姫
(
とよくにひめ
)
の
大神
(
おほかみ
)
は
127
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
神業
(
しんげふ
)
を
128
助
(
たす
)
け
玉
(
たま
)
ひて
遠近
(
をちこち
)
の
129
山野
(
やまの
)
海河
(
うみかは
)
悉
(
ことごと
)
く
130
心
(
こころ
)
を
配
(
くば
)
り
守
(
まも
)
りまし
131
八岐
(
やまた
)
大蛇
(
をろち
)
の
憑
(
かか
)
りたる
132
常世
(
とこよ
)
の
彦
(
ひこ
)
や
常世姫
(
とこよひめ
)
133
金毛
(
きんまう
)
九尾
(
きうび
)
曲鬼
(
まがおに
)
の
134
醜
(
しこ
)
の
魅魂
(
みたま
)
に
霊魂
(
たましひ
)
を
135
攪乱
(
かきみだ
)
されて
大神
(
おほかみ
)
の
136
大神業
(
だいしんげふ
)
を
妨害
(
ばうがい
)
し
137
遂
(
つひ
)
には
枉
(
まが
)
の
集
(
あつ
)
まりて
138
天津
(
あまつ
)
御国
(
みくに
)
に
在
(
ま
)
しませる
139
元津
(
もとつ
)
御祖
(
みおや
)
の
大神
(
おほかみ
)
に
140
厳
(
いづ
)
と
瑞
(
みづ
)
との
二柱
(
ふたはしら
)
141
神
(
かみ
)
の
掟
(
おきて
)
を
悪
(
あ
)
しざまに
142
申上
(
まをしあ
)
げたる
枉業
(
まがわざ
)
に
143
皇
(
すめ
)
大神
(
おほかみ
)
は
止
(
や
)
むを
得
(
え
)
ず
144
熱
(
あつ
)
き
涙
(
なみだ
)
を
湛
(
たた
)
へまし
145
弥勒
(
みろく
)
の
聖代
(
みよ
)
の
来
(
きた
)
る
迄
(
まで
)
146
国治立
(
くにはるたち
)
の
大神
(
おほかみ
)
を
147
地上
(
ちじやう
)
の
世界
(
せかい
)
の
艮
(
うしとら
)
に
148
長
(
なが
)
く
浮
(
うか
)
べる
自転倒
(
おのころ
)
の
149
根別
(
ねわ
)
けの
島
(
しま
)
に
押込
(
おしこ
)
めて
150
時節
(
じせつ
)
を
待
(
ま
)
たせ
玉
(
たま
)
ひつつ
151
豊国姫
(
とよくにひめ
)
の
大神
(
おほかみ
)
は
152
メソポタミヤの
瑞穂国
(
みづほくに
)
153
境
(
さかひ
)
を
限
(
かぎ
)
りて
今
(
いま
)
暫
(
しば
)
し
154
弥勒
(
みろく
)
の
聖代
(
みよ
)
の
来
(
きた
)
るまで
155
時節
(
じせつ
)
を
待
(
ま
)
てと
厳
(
おごそ
)
かに
156
宣
(
の
)
らせ
玉
(
たま
)
ひし
悲
(
かな
)
しさに
157
厳
(
いづ
)
と
瑞
(
みづ
)
との
大神
(
おほかみ
)
は
158
涙
(
なみだ
)
を
呑
(
の
)
んで
潔
(
いさぎよ
)
く
159
各自
(
おのも
)
々々
(
おのも
)
の
隠遁所
(
かくれが
)
に
160
その
身
(
み
)
を
忍
(
しの
)
ばせ
玉
(
たま
)
ひしが
161
一度
(
いちど
)
に
開
(
ひら
)
く
蓮葉
(
はちすば
)
の
162
開
(
ひら
)
いて
薫
(
かをる
)
御代
(
みよ
)
となり
163
神
(
かむ
)
素盞嗚
(
すさのを
)
の
大神
(
おほかみ
)
は
164
千座
(
ちくら
)
の
置戸
(
おきど
)
を
負
(
お
)
ひ
乍
(
なが
)
ら
165
斎苑
(
いそ
)
の
館
(
やかた
)
やコーカスの
166
山
(
やま
)
に
姿
(
すがた
)
を
隠
(
かく
)
しまし
167
島
(
しま
)
の
八十島
(
やそしま
)
八十
(
やそ
)
の
国
(
くに
)
168
隈
(
くま
)
なく
教
(
をしへ
)
を
垂
(
た
)
れ
玉
(
たま
)
ひ
169
世人
(
よびと
)
を
教
(
をし
)
へ
曲神
(
まがかみ
)
を
170
言向和
(
ことむけやは
)
し
天地
(
あめつち
)
を
171
清
(
きよ
)
めて
元
(
もと
)
の
神国
(
かみくに
)
に
172
立直
(
たてなほ
)
さむと
宣伝使
(
せんでんし
)
173
数多
(
あまた
)
養
(
やしな
)
ひ
育
(
そだ
)
てつつ
174
彼方
(
かなた
)
此方
(
こなた
)
に
派遣
(
はけん
)
して
175
曇
(
くも
)
りきつたる
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
を
176
照
(
て
)
らさせ
玉
(
たま
)
ふぞ
有難
(
ありがた
)
き
177
神
(
かみ
)
の
使
(
つかひ
)
の
数
(
かず
)
多
(
おほ
)
く
178
在
(
ま
)
します
中
(
なか
)
にいと
勝
(
すぐ
)
れ
179
神徳
(
しんとく
)
強
(
つよ
)
き
神柱
(
かむばしら
)
180
初稚姫
(
はつわかひめ
)
は
只
(
ただ
)
一人
(
ひとり
)
181
魔神
(
まがみ
)
の
猛
(
たけ
)
ぶ
荒野原
(
あらのはら
)
182
山川海
(
やまかはうみ
)
を
乗
(
の
)
り
越
(
こ
)
えて
183
猛犬
(
まうけん
)
スマートと
諸共
(
もろとも
)
に
184
神変
(
しんぺん
)
不思議
(
ふしぎ
)
の
神力
(
しんりき
)
を
185
現
(
あら
)
はし
玉
(
たま
)
ふ
畏
(
かしこ
)
さよ
186
朝日
(
あさひ
)
は
照
(
て
)
るとも
曇
(
くも
)
るとも
187
月
(
つき
)
は
盈
(
み
)
つとも
虧
(
か
)
くるとも
188
仮令
(
たとへ
)
大地
(
だいち
)
は
沈
(
しづ
)
むとも
189
誠
(
まこと
)
の
力
(
ちから
)
は
世
(
よ
)
を
救
(
すく
)
ふ
190
誠
(
まこと
)
の
道
(
みち
)
の
御教
(
みをしへ
)
を
191
教
(
をし
)
へられたる
吾々
(
われわれ
)
は
192
皇
(
すめ
)
大神
(
おほかみ
)
の
御
(
おん
)
為
(
ため
)
に
193
あらゆる
艱難
(
なやみ
)
を
凌
(
しの
)
ぎつつ
194
道
(
みち
)
の
御
(
おん
)
為
(
ため
)
世
(
よ
)
の
為
(
ため
)
に
195
尽
(
つく
)
さにやならぬ
宣伝使
(
せんでんし
)
196
ああ
有難
(
ありがた
)
し
有難
(
ありがた
)
し
197
斎苑
(
いそ
)
の
館
(
やかた
)
を
出
(
い
)
でしより
198
種々
(
いろいろ
)
雑多
(
ざつた
)
と
大神
(
おほかみ
)
の
199
恵
(
めぐ
)
みの
試
(
ため
)
しに
遭
(
あ
)
ひ
乍
(
なが
)
ら
200
その
度
(
たび
)
毎
(
ごと
)
に
神力
(
しんりき
)
を
201
いと
爽
(
さはや
)
かに
与
(
あた
)
へられ
202
所々
(
ところどころ
)
に
功勲
(
いさをし
)
を
203
現
(
あら
)
はしまつり
今
(
いま
)
此処
(
ここ
)
に
204
清
(
きよ
)
めの
湖
(
うみ
)
に
浮
(
うか
)
びつつ
205
仁慈
(
じんじ
)
無限
(
むげん
)
の
大神
(
おほかみ
)
の
206
教
(
のり
)
の
御船
(
みふね
)
に
棹
(
さを
)
さして
207
進
(
すす
)
み
行
(
ゆ
)
くこそ
楽
(
たの
)
しけれ
208
真純
(
ますみ
)
の
彦
(
ひこ
)
よ
三千彦
(
みちひこ
)
よ
209
デビスの
姫
(
ひめ
)
よ
伊太彦
(
いたひこ
)
よ
210
いざ
之
(
これ
)
よりは
腹帯
(
はらおび
)
を
211
下津
(
したつ
)
岩根
(
いはね
)
に
締
(
し
)
め
直
(
なほ
)
し
212
上津
(
うはつ
)
岩根
(
いはね
)
に
締
(
し
)
め
固
(
かた
)
め
213
バラモン
教
(
けう
)
やウラル
教
(
けう
)
214
神
(
かみ
)
の
館
(
やかた
)
に
蟠
(
わだか
)
まる
215
醜
(
しこ
)
の
曲津
(
まがつ
)
に
打向
(
うちむか
)
ひ
216
善言
(
ぜんげん
)
美詞
(
びし
)
の
言霊
(
ことたま
)
や
217
堪
(
こら
)
へ
忍
(
しの
)
びの
剣
(
つるぎ
)
もて
218
吾
(
わが
)
身
(
み
)
を
厭
(
いと
)
はず
進
(
すす
)
むべし
219
神
(
かみ
)
は
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
と
倶
(
とも
)
にあり
220
人
(
ひと
)
は
神
(
かみ
)
の
子
(
こ
)
神
(
かみ
)
の
宮
(
みや
)
221
如何
(
いか
)
なる
敵
(
てき
)
の
攻
(
せ
)
め
来
(
く
)
とも
222
恐
(
おそ
)
るる
事
(
こと
)
のあるべきぞ
223
ハルナの
都
(
みやこ
)
に
蟠
(
わだか
)
まる
224
八岐
(
やまた
)
大蛇
(
をろち
)
や
醜神
(
しこがみ
)
を
225
神
(
かみ
)
の
賜
(
たま
)
ひし
言霊
(
ことたま
)
に
226
言向和
(
ことむけやは
)
し
斎苑
(
いそ
)
館
(
やかた
)
227
皇
(
すめ
)
大神
(
おほかみ
)
の
御
(
おん
)
前
(
まへ
)
に
228
勝鬨
(
かちどき
)
あげて
帰
(
かへ
)
る
迄
(
まで
)
229
心
(
こころ
)
を
弛
(
ゆる
)
さぬ
此
(
この
)
旅路
(
たびぢ
)
230
守
(
まも
)
らせ
玉
(
たま
)
へ
惟神
(
かむながら
)
231
皇
(
すめ
)
大神
(
おほかみ
)
の
御
(
おん
)
前
(
まへ
)
に
232
玉国別
(
たまくにわけ
)
が
一行
(
いつかう
)
を
233
ここに
代表
(
だいへう
)
仕
(
つかまつ
)
り
234
畏
(
かしこ
)
み
畏
(
かしこ
)
み
願
(
ね
)
ぎ
奉
(
まつ
)
る
235
ああ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
236
御霊
(
みたま
)
幸
(
さちは
)
ひましませよ』
237
船頭
(
せんどう
)
のイールは、
238
櫓
(
ろ
)
を
操
(
あやつ
)
り
乍
(
なが
)
ら
又
(
また
)
もや
歌
(
うた
)
ひ
出
(
だ
)
した。
239
イール『(
喇叭節
(
ラツパぶし
)
)
風
(
かぜ
)
はそよそよ
吹
(
ふ
)
き
渡
(
わた
)
る
240
清
(
きよ
)
めの
湖
(
うみ
)
には
百鳥
(
ももどり
)
が
241
彼方
(
あちら
)
此方
(
こちら
)
と
翻
(
ひるがへ
)
る
242
天国
(
てんごく
)
浄土
(
じやうど
)
も
目
(
ま
)
のあたり。
243
向
(
むか
)
ふに
見
(
み
)
えるは
猩々
(
しやうじやう
)
の
島
(
しま
)
か
244
猩々島
(
しやうじやうしま
)
ならもう
行
(
ゆ
)
かぬ
245
波
(
なみ
)
に
浮
(
うか
)
べるあの
島陰
(
しまかげ
)
は
246
吾
(
われ
)
をまつ
風
(
かぜ
)
フクの
島
(
しま
)
。
247
(
琉球節
(
りうきうぶし
)
)フクの
島
(
しま
)
には
真水
(
まみづ
)
が
厶
(
ござ
)
る
248
真水
(
まみづ
)
許
(
ばか
)
りか
洞
(
ほら
)
がある。
249
洞
(
ほら
)
の
中
(
なか
)
には
大蛇
(
だいじや
)
が
棲
(
す
)
むと
250
云
(
い
)
ふて
恐
(
おそ
)
れる
一
(
ひと
)
つ
島
(
じま
)
。
251
いやが
応
(
おう
)
でも
此
(
この
)
潮流
(
てうりう
)
は
252
フクの
島
(
しま
)
へと
船
(
ふね
)
流
(
なが
)
す。
253
もしも
大蛇
(
をろち
)
が
出
(
で
)
て
来
(
き
)
たなれば
254
厳
(
いづ
)
の
言霊
(
ことたま
)
頼
(
たの
)
みます。
255
厳
(
いづ
)
の
言霊
(
ことたま
)
打
(
う
)
ち
出
(
だ
)
すなれば
256
鬼
(
おに
)
も
大蛇
(
をろち
)
も
丸跣足
(
まるはだし
)
。
257
私
(
わし
)
はイヅミのスマ
里
(
ざと
)
生
(
うま
)
れ
258
若
(
わか
)
い
時
(
とき
)
から
船
(
ふね
)
の
上
(
うへ
)
』
259
と
唄
(
うた
)
ひ
乍
(
なが
)
ら
一生
(
いつしやう
)
懸命
(
けんめい
)
に
櫓
(
ろ
)
を
操
(
あやつ
)
つて
居
(
ゐ
)
る。
260
(
大正一二・三・二九
旧二・一三
於皆生温泉浜屋
北村隆光
録)
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