霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第二章 神柱(しんちう)〔一五七七〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第62巻 山河草木 丑の巻 篇:第1篇 言海霊山 よみ(新仮名遣い):げんかいれいざん
章:第2章 神柱 よみ(新仮名遣い):しんちゅう 通し章番号:1577
口述日:1923(大正12)年05月09日(旧03月24日) 口述場所: 筆録者:隆光 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年10月16日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる] 主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm6202
愛善世界社版:19頁 八幡書店版:第11輯 145頁 修補版: 校定版:20頁 普及版:61頁 初版: ページ備考:
001第二六二
002
003わが(ため)千座(ちくら)()ひし神柱(みはしら)
004()らぬ(かほ)にて()にあるべきや。
005
006御教(みをしへ)(かな)ひし御子(みこ)(さち)はひは
007如何(いか)(たの)しき生涯(すぐせ)なるらむ。
008
009(よろこ)びて千座(ちくら)()ひつつ(みち)(ため)
010()(いた)るまで(つか)へまつらな。
011
012御栄光(みさかえ)(うづ)(かむり)千座(ちくら)()
013(ひと)(かしら)(かぶ)(たま)はむ。
014第二六三
015
016()栄誉(ほまれ)(むな)しき希望(のぞみ)(なに)かあらむ
017(かみ)栄光(さかえ)(くら)べて()れば。
018
019わが(いのち)(みち)(ため)には()つるとも
020いかで()しまむ(かみ)ゐます(くに)よ。
021
022現世(うつしよ)(たの)しみ(さか)(ことごと)
023(かみ)(ささ)げて(つか)(まつ)らな。
024
025天津国(あまつくに)のつきぬ(たの)しみを()()けて
026永久(とは)(さか)ゆる(たま)となるべき。
027
028(めぐみ)より栄光(さかえ)(すす)(のぼ)()
029天津(あまつ)御国(みくに)(たの)しかるらむ。
030
031(かは)()()(うま)()皇神(すめかみ)
032(めぐみ)(ひた)るは(うれ)しからずや。
033第二六四
034
035わが(たま)(あら)(きよ)めて永久(とこしへ)
036(めぐみ)をたまへ(みづ)大神(おほかみ)
037
038わが月日(つきひ)わが所有物(もちもの)(ことごと)
039つかはせ(たま)(みづ)大神(おほかみ)
040
041わが(あゆ)(かみ)御後(みあと)(した)ひつつ
042(よる)なき(くに)(すす)(うれ)しさ。
043
044皇神(すめかみ)(うづ)(ちから)(たよ)りつつ
045悪魔(あくま)(たけ)(みち)()()く。
046
047皇神(すめかみ)(めぐみ)(うた)ふわが(した)
048(あま)瓊矛(ぬほこ)(つるぎ)なりけり。
049
050わが(くち)(きよ)言葉(ことば)(おとづ)れを
051(あふ)るるばかり()たさせ(たま)へ。
052
053()(たから)(みな)皇神(すめかみ)(たてまつ)
054(たま)をあづけて御世(みよ)(おく)らむ。
055
056わが(こころ)(かみ)宝座(みくら)(えら)みまして
057(いや)永久(とこしへ)(しづ)まりませよ。
058第二六五
059
060(ゆき)よりも(しろ)(きよ)けく(みが)きませ
061(かみ)宮居(みやゐ)のわが(たましひ)を。
062
063諸々(もろもろ)(あだ)退(やら)ひてわが(たま)
064(かみ)宮居(みやゐ)となさしめ(たま)へ。
065
066()して()()きては(いの)真心(まごころ)
067(うべな)ひたまへ(いづ)大神(おほかみ)
068
069許々多久(ここたく)(つみ)(きよ)めてわが(たま)
070(いや)(あたら)しき(みや)となしませ。
071第二六六
072
073皇神(すめかみ)生命(いのち)のもとにましませば
074(われ)()永久(とは)()きて(さか)えむ。
075
076皇神(すめかみ)御許(みもと)(はな)れて現世(うつしよ)
077(たち)(はたら)くも御心(みこころ)なるべき。
078
079()(たま)(ささ)げまつりて(みち)のため
080世人(よびと)のために犠牲(いけにへ)となれ。
081第二六七
082
083()(なか)(なみ)(さわ)げど御恵(みめぐみ)
084(こゑ)(しづ)かに(をさ)まりて(きこ)ゆ。
085
086家族(うから)親族(やから)すべてを()てて御後方(みしりへ)
087とく(したが)ひぬ(かみ)のまにまに。
088
089朝夕(あさゆふ)起臥(おきふし)さへも御恵(みめぐみ)
090(かみ)御声(みこゑ)(ゆたか)(きこ)ゆる。
091
092(かぎ)りある果敢(はか)なき(この)()(とみ)()てて
093生命(いのち)のもとの(かみ)(したが)へ。
094
095瑞御魂(みづみたま)()らす言霊(ことたま)(よろこ)びて
096(こゑ)のまにまに(すす)()くなり。
097第二六八
098
099真心(まごころ)()めし祈言(のりごと)(みじか)くも
100(めぐみ)(かみ)聞召(きこしめ)すらむ。
101
102朝夕(あさゆふ)御前(みまへ)(いの)(げふ)をなせば
103いと(やす)らけく(すす)()くべし。
104
105(まが)りたる(ひと)(なん)とも()はば()
106わが真心(まごころ)(かみ)のみぞ()る。
107第二六九
108
109(ひと)()(あさ)(ゆふ)なに(まも)るべき
110(つと)めは(かみ)(したが)ふにあり。
111
112天地(あめつち)(みち)(かな)ひて皇神(すめかみ)
113(いづ)御楯(みたて)となるが(うれ)しき。
114
115()のために(あさ)(ゆふ)なに(いそし)みて
116御旨(みむね)(つた)ふる(ひと)(かみ)なり。
117
118何事(なにごと)元津(もとつ)御神(みかみ)御名(みな)によりて
119(いの)言葉(ことば)仇花(あだばな)はなし。
120
121()審判(さばき)(ちか)づくとても(おそ)れむや
122(かみ)大道(おほぢ)(あゆ)()なれば。
123第二七〇
124
125わが身魂(みたま)(なぐ)さめ(てら)すものあらじ
126(ただ)皇神(すめかみ)御声(みこゑ)のみなり。
127
128われは(いま)(みづ)御魂(みたま)(とも)にあり
129如何(いか)なる(まが)(おそ)ふべきかは。
130
131いと(きよ)(かみ)(ひかり)()らされて
132(かがや)きわたる(ひと)聖止(ひと)なり。
133
134厳御霊(いづみたま)(みづ)御魂(みたま)御心(みこころ)
135(かな)(ひと)こそ(ひと)聖止(ひと)なり。
136第二七一
137
138千万(ちよろづ)(あだ)()えせず(おそ)()
139(きび)しく(まも)(かみ)大道(おほぢ)を。
140
141()(なか)(たたか)(やす)(とき)もなし
142(かみ)(いの)りて(やす)(さか)えよ。
143
144枉神(まがかみ)(いくさ)()てば弥益(いやます)
145こころ(かた)めて(ゆめ)(たゆ)みそ。
146
147天津国(あまつくに)(うづ)宮居(みやゐ)(すす)むまで
148(いさ)(たたか)言霊(ことたま)をもて。
149大正一二・五・九 旧三・二四 隆光録)
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