霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第九章 神子(しんし)〔一五八四〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第62巻 山河草木 丑の巻 篇:第2篇 桶伏の山 よみ(新仮名遣い):おけふせのやま
章:第9章 神子 よみ(新仮名遣い):しんし 通し章番号:1584
口述日:1923(大正12)年05月11日(旧03月26日) 口述場所:教主殿 筆録者:明子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年10月16日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる] 主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm6209
愛善世界社版:97頁 八幡書店版:第11輯 169頁 修補版: 校定版:107頁 普及版:61頁 初版: ページ備考:
001第三三二
002
003(さち)(うす)果敢(はか)なき(ゆめ)浮世(うきよ)にも
004(かみ)としあれば(たの)しかりけり。
005
006(かぜ)(すさ)(あめ)しきりなる(やみ)()
007如何(いか)(おそ)れむ(かみ)としあれば。
008
009(そと)よりは(もも)誘惑(いざなひ)(うち)(つみ)
010(けが)れの()えぬ()()なりけり。
011
012(ひと)()はほほ()()にも(なみだ)あり
013()いて(たの)しき(かみ)御教(みをしへ)
014
015(おそ)ろしき死出(しで)山路(やまぢ)(なに)かあらむ
016教主(きみ)一度(ひとたび)いでまさむ(みち)
017
018皇神(すめかみ)(うづ)御声(みこゑ)()(さま)
019ねむりの(ふか)(つみ)(ねや)より。
020
021(わが)(かみ)(とほ)(はな)れて現身(うつそみ)
022憂世(うきよ)()めば(くる)しかるらむ。
023
024(さち)(なが)(よろこ)(あふ)るるヨルダンの
025(みづ)こそ(みづ)御霊(みたま)なりけり。
026
027愛善(あいぜん)(とく)にみたされ円満(まどやか)
028(くら)すは天津(あまつ)国人(くにびと)なりけり。
029一〇
030(はな)のごと()れて(くも)らぬわが教主(きみ)
031(みづ)のみもとの(たの)もしきかな。
032第三三三
033
034(かみ)()にねむる(ただ)しき信徒(まめひと)
035いまはの(おも)(うる)はしきかな。
036
037()(しほ)(しづか)なるごと()(ひと)
038(おも)ざし()れば(かみ)(とも)にあり。
039
040生死(いきしに)(おそ)れもしらぬ天津国(あまつくに)
041その長閑(のどか)さは(はる)花園(はなぞの)
042
043(ひかり)(やみ)()()()をば(あと)にして
044天津(あまつ)御国(みくに)(のぼ)るは(やす)けし。
045
046天地(あめつち)(かみ)(ことほ)ぎたまふらむ
047信徒(まめひと)(たち)最後(いまは)(ゆか)しさを。
048第三三四
049
050春雨(はるさめ)のそぼふる(うれ)(しぼ)みたる
051(はな)姿(すがた)のいとど(ゆか)しき。
052
053(はる)()(みじか)(ゆめ)にも()たるかな
054(つゆ)(いのち)()るを(おも)へば。
055
056秋風(あきかぜ)()らるる(はぎ)(つゆ)のごと
057おちて()()(ひと)(たま)()
058
059(はな)(にほ)(たま)(さか)えし(ひと)()
060()ゆるを()れば果敢(はか)なかりけり。
061
062(やま)()(かは)(ほとり)(いの)りてし
063(むかし)(とも)のいとど(こひ)しき。
064
065奥津城(おくつき)(さび)しく(ねむ)るわが(とも)
066天津(あまつ)御国(みくに)(さか)えますなり。
067
068死出(しで)(やま)調(しらべ)(かは)()()いて
069(みちび)きたまはむ(みづ)大神(おほかみ)
070第三三五
071
072(ひと)はただ(この)()(いのち)のみならば
073如何(いか)(かな)しきものとこそ()れ。
074
075()はたとへ()()つるとも霊魂(たましひ)
076天津(あまつ)御国(みくに)永久(とは)(さか)えむ。
077
078()(かみ)(おそ)(きた)らぬ(かみ)(くに)
079わが(たま)()住所(すみか)なりけり。
080
081(いも)()(ちぎり)永久(とは)(うご)かざる
082(かみ)(くに)こそ(たの)しかるらめ。
083
084村肝(むらきも)(こころ)(すぐ)なる(ひと)(いへ)
085(よる)なき(くに)(その)()ちおり。
086
087(よろこ)びの()えせぬ(うた)神国(かみくに)
088御殿(みとの)(かど)非時(ときじく)ひびくも。
089
090朝日影(あさひかげ)()えしと()えし月星(つきほし)
091()えしにあらで(かく)れたるなり。
092第三三六
093
094皇神(すめかみ)永久(とは)にまします故郷(ふるさと)
095(かへ)()()()せしにあらず。
096
097(なみだ)をば(しぼ)(まなこ)()づれども
098(さか)えに()むるをなど()()はむ。
099
100()(なか)(しこ)覊絆(きづな)をときはなし
101(あま)(かけ)()天晴(あはれ)霊魂(たましひ)
102
103皇神(すめかみ)(いづ)言葉(ことば)(まね)かれし
104()永久(とこしへ)(あめ)(さか)ゆく。
105第三三七
106
107(おや)()(あと)(のこ)して(まか)()
108いと(やす)らけし御国(みくに)(おも)へば。
109
110何事(なにごと)(かみ)御旨(みむね)(あふ)ぎつつ
111(むな)しき(わか)れを(なげ)かざらまし。
112
113永久(とことは)(ほろ)びず()ちぬ神国(かみくに)
114(めぐみ)(おも)へば(たの)もしきかな。
115
116わが(いのち)(かみ)()けつつ(また)(かみ)
117()さるも(めぐみ)御旨(みむね)(あふ)がむ。
118第三三八
119
120醜雲(しこぐも)四方(よも)()ざせる()()てて
121愛児(いとしご)()きぬ天津(あまつ)御国(みくに)へ。
122
123皇神(すめかみ)(あい)燈火(ともしび)きらめきて
124愛児(いとしご)(みち)(てら)させたまひぬ。
125
126愛児(いとしご)天津(あまつ)乙女(をとめ)(ふところ)
127()みつつ永久(とは)花園(はなぞの)()きぬ。
128
129天使(みつかひ)(うた)小琴(をごと)()(ひび)きに
130(なぐさ)めたまふ()きし愛児(まなご)を。
131
132()きし()天津(あまつ)乙女(をとめ)(いだ)かれて
133(よる)なき(くに)(おひ)()ちて()く。
134
135(うる)はしき天津(あまつ)乙女(をとめ)(いだ)かるる
136(その)(よろこ)びは如何(いか)(ふか)けむ。
137
138御心(みこころ)のままになりしか愛児(いとしご)
139(ゆめ)のごとくに現世(うつしよ)()りぬ。
140
141皇神(すめかみ)生命(いのち)(もと)にましまさば
142(あた)へたまはむ愛児(いとしご)(いのち)
143第三三九
144
145(なつか)しくいと(した)はしく(おも)ふかな
146天津(あまつ)御国(みくに)にゆけるわが()を。
147
148父母(ちちはは)(あと)見捨(みす)ててわが御子(みこ)
149(よる)なき(くに)(のぼ)りけるかな。
150
151()()けず(みづ)(なが)れぬ天津国(あまつくに)
152永久(とは)家路(いへぢ)()むか愛児(いとしご)
153
154現世(うつしよ)()いて(なや)める(われ)さへも
155(わか)きに(かへ)らむ(かみ)(くに)には。
156
157()(さき)(ただ)白露(しらつゆ)(いのち)なれど
158(かみ)としあらば永久(とは)(さか)えむ。
159
160(おも)はざる(あらし)()ひて愛児(いとしご)
161(よる)なき(くに)(かへ)りけるかな。
162
163()(かは)(やみ)山路(やまぢ)(うち)()えて
164(かみ)御国(みくに)にわが()(のぼ)りし。
165
166(なみ)(うへ)(すく)ひの(ふね)をさしむけて
167(ひろ)はせたまへ愛児(いとしご)(たま)を。
168第三四〇
169
170(はる)(はな)(ゆめ)()()紅葉(もみぢ)()らす
171(かぜ)()にしむ(ひと)果敢(はか)なさ。
172
173(はな)()(つき)()めつつゑらぎてし
174(とも)甲斐(かひ)なく(いま)(わか)れぬ。
175
176わが(とも)(のぼ)りし(あと)(はる)けしと
177(おも)ひし(そら)(ちか)くなりけり。
178
179天地(あめつち)(はな)()れども皇神(すめかみ)
180(たた)へまつるに(へだ)てこそなき。
181第三四一
182
183()(ひる)天津(あまつ)御国(みくに)(さちはひ)
184(むね)にうかべて(おく)(たの)しさ。
185
186天使(あまつかひ)(たた)への(うた)海山(うみやま)
187みち(あふ)れけり()()もたえず。
188
189(なぐさ)めの(うづ)御声(みこゑ)故郷(ふるさと)
190(たび)()(ひと)(ちから)とぞなる。
191
192言霊(ことたま)祝詞(のりと)(こゑ)天地(あめつち)
193(ひび)きて霊魂(たま)神国(みくに)(さか)えつ。
194
195太祝詞(ふとのりと)(いづ)言葉(ことば)(まも)られて
196(やす)御許(みもと)()くぞ(うれ)しき。
197
198瑞御霊(みづみたま)(めぐみ)(こゑ)()(とき)
199(けは)しき山路(やまぢ)もやすく(わた)らむ。
200
201(つか)れたる(ひと)霊魂(みたま)もわが教主(きみ)
202(こゑ)をしるべに(よろこ)(すす)まむ。
203
204天使(みつかひ)(きよ)御歌(みうた)()(とき)
205()きぬ希望(のぞみ)(むね)(あふ)るる。
206
207(くら)()(くも)()(わた)天津(あまつ)()
208(かがや)()まで(しの)ばせたまへ。
209大正一二・五・一一 旧三・二六 於教主殿 明子録)

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