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霊界物語
山河草木(第61~72巻、入蒙記)
第62巻(丑の巻)
序歌
総説
第1篇 言海霊山
第1章 神威
第2章 神柱
第3章 神力
第4章 神慈
第5章 神世
第2篇 桶伏の山
第6章 神栄
第7章 神降
第8章 神生
第9章 神子
第10章 神宮
第3篇 四尾の嶺
第11章 神勲
第12章 神教
第13章 神祈
第14章 神幸
第15章 神情
第4篇 弥仙の峰
第16章 神息
第17章 神心
第18章 神園
第19章 神水
第20章 神香
第5篇 金竜世界
第21章 神悟
第22章 神樹
第23章 神導
第24章 神瑞
第25章 神雲
第6篇 聖地の花
第26章 神丘
第27章 神習
第28章 神滝
第29章 神洲
第30章 神座
第31章 神閣
第32章 神殿
余白歌
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霊界物語
>
山河草木(第61~72巻、入蒙記)
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第62巻(丑の巻)
> 第5篇 金竜世界 > 第23章 神導
<<< 神樹
(B)
(N)
神瑞 >>>
第二三章
神導
(
しんだう
)
〔一五九八〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第62巻 山河草木 丑の巻
篇:
第5篇 金竜世界
よみ(新仮名遣い):
きんりゅうせかい
章:
第23章 神導
よみ(新仮名遣い):
しんどう
通し章番号:
1598
口述日:
1923(大正12)年05月14日(旧03月29日)
口述場所:
筆録者:
隆光
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1925(大正14)年10月16日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm6223
愛善世界社版:
268頁
八幡書店版:
第11輯 221頁
修補版:
校定版:
293頁
普及版:
61頁
初版:
ページ備考:
001
第四七二
002
一
003
身体
(
からたま
)
と
霊魂
(
たましひ
)
までに
祖神
(
おやがみ
)
は
004
要
(
い
)
るべきものを
与
(
あた
)
へ
玉
(
たま
)
ひぬ。
005
二
006
花
(
はな
)
薫
(
かを
)
る
野辺
(
のべ
)
に
遊
(
あそ
)
ばせ
息
(
いき
)
休
(
やす
)
む
007
汀
(
みぎは
)
に
清
(
きよ
)
く
住
(
す
)
まはせ
玉
(
たま
)
ふ。
008
三
009
わが
魂
(
たま
)
を
生
(
い
)
かし
尊
(
たふと
)
き
御名
(
みな
)
の
故
(
ゆゑ
)
に
010
正
(
ただ
)
しき
道
(
みち
)
に
導
(
みちび
)
き
給
(
たま
)
ふ。
011
四
012
皇神
(
すめかみ
)
は
恵
(
めぐ
)
みの
笞
(
しもと
)
杖
(
つゑ
)
をもて
013
弱
(
よわ
)
き
身魂
(
みたま
)
を
立
(
た
)
たせ
給
(
たま
)
ひぬ。
014
五
015
御恵
(
みめぐ
)
みの
露
(
つゆ
)
の
溢
(
あふ
)
るる
盃
(
さかづき
)
は
016
わが
魂
(
たましひ
)
を
潤
(
うるほ
)
し
給
(
たま
)
ふ。
017
六
018
御恵
(
みめぐ
)
みの
花
(
はな
)
咲
(
さ
)
く
綾
(
あや
)
の
花園
(
はなぞの
)
に
019
集
(
つど
)
ふ
身魂
(
みたま
)
ぞ
楽
(
たの
)
しかりけり。
020
第四七三
021
一
022
皇神
(
すめかみ
)
の
定
(
さだ
)
め
給
(
たま
)
ひし
大神教
(
おほみのり
)
を
023
守
(
まも
)
らせ
給
(
たま
)
へ
朝
(
あさ
)
な
夕
(
ゆふ
)
なに。
024
二
025
皇神
(
すめかみ
)
は
言葉
(
ことば
)
の
儘
(
まま
)
にわが
魂
(
たま
)
を
026
導
(
みちび
)
き
給
(
たま
)
ふ
珍
(
うづ
)
の
宮居
(
みやゐ
)
に。
027
三
028
清
(
きよ
)
まりし
眼
(
まなこ
)
に
映
(
うつ
)
る
神姿
(
みすがた
)
は
029
東雲
(
しののめ
)
の
空
(
そら
)
仰
(
あふ
)
ぐ
如
(
ごと
)
くなり。
030
四
031
外国
(
とつくに
)
の
人
(
ひと
)
の
身魂
(
みたま
)
も
照
(
てら
)
します
032
神
(
かみ
)
の
光
(
ひかり
)
を
崇
(
あが
)
めまつれよ。
033
五
034
皇神
(
すめかみ
)
の
選
(
えら
)
み
給
(
たま
)
ひし
至聖地
(
しせいち
)
は
035
広
(
ひろ
)
き
御恵
(
みめぐみ
)
の
泉
(
いづみ
)
なりけり。
036
六
037
大前
(
おほまへ
)
に
捧
(
ささ
)
ぐる
百
(
もも
)
の
種子物
(
たなつもの
)
も
038
皆
(
みな
)
皇神
(
すめかみ
)
の
造
(
つく
)
らししもの。
039
七
040
さり
乍
(
なが
)
ら
吾
(
われ
)
等
(
ら
)
の
清
(
きよ
)
き
真心
(
まごころ
)
を
041
受
(
う
)
けさせ
給
(
たま
)
へいと
平
(
たひら
)
かに。
042
第四七四
043
一
044
御恵
(
みめぐ
)
みの
清
(
きよ
)
き
御顔
(
みかほ
)
をわが
上
(
うへ
)
に
045
照
(
てら
)
させ
給
(
たま
)
へ
幸
(
さち
)
はひ
給
(
たま
)
へ。
046
二
047
大道
(
おほみち
)
は
普
(
あまね
)
し
地
(
つち
)
のはしばしに
048
救
(
すく
)
ひの
教
(
のり
)
を
知
(
し
)
らさむ
為
(
ため
)
に。
049
三
050
朝夕
(
あさゆふ
)
に
感謝
(
かんしや
)
祈願
(
きぐわん
)
の
太祝詞
(
ふとのりと
)
051
宣
(
の
)
る
氏
(
うぢ
)
の
子
(
こ
)
を
恵
(
めぐ
)
ませ
給
(
たま
)
へ。
052
四
053
皇神
(
すめかみ
)
の
現
(
あらは
)
れまして
善悪
(
よしあし
)
を
054
審
(
さば
)
き
給
(
たま
)
はむ
時
(
とき
)
は
来
(
き
)
にけり。
055
五
056
地
(
つち
)
裂
(
さ
)
けて
宝
(
たから
)
現
(
あらは
)
れ
埋
(
うづ
)
もれし
057
御玉
(
みたま
)
は
清
(
きよ
)
く
高
(
たか
)
く
栄
(
さか
)
えむ。
058
六
059
山川
(
やまかは
)
もよりて
仕
(
つか
)
ふる
神
(
かみ
)
の
代
(
よ
)
に
060
生
(
うま
)
れ
出
(
い
)
でたる
人
(
ひと
)
の
幸
(
さち
)
かも。
061
第四七五
062
一
063
瑞御霊
(
みづみたま
)
現
(
あら
)
はれ
給
(
たま
)
ふ
時
(
とき
)
来
(
く
)
れば
064
荒野
(
あらの
)
に
沙漠
(
さばく
)
に
川
(
かは
)
も
流
(
なが
)
れむ。
065
二
066
潤
(
うるほ
)
ひを
知
(
し
)
らぬ
国土
(
くぬち
)
も
御功績
(
みいさを
)
に
067
清
(
きよ
)
き
清水
(
しみづ
)
の
源
(
みなもと
)
と
変
(
かは
)
らむ。
068
三
069
山犬
(
やまいぬ
)
の
棲処
(
すみか
)
も
神
(
かみ
)
の
代
(
よ
)
とならば
070
よしあし
茂
(
しげ
)
る
沼
(
ぬま
)
と
変
(
かは
)
らむ。
071
四
072
丹波
(
あかなみ
)
の
山
(
やま
)
の
奥
(
おく
)
にも
皇神
(
すめかみ
)
の
073
聖
(
きよ
)
き
大道
(
おほぢ
)
は
開
(
ひら
)
かれにけり。
074
五
075
穢
(
けが
)
れたる
人
(
ひと
)
は
聖地
(
せいち
)
に
入
(
い
)
るを
得
(
え
)
ず
076
迷
(
まよ
)
ひの
雲
(
くも
)
の
晴
(
は
)
れやらぬ
間
(
うち
)
は。
077
六
078
さり
乍
(
なが
)
ら
恵
(
めぐ
)
みの
神
(
かみ
)
は
穢
(
けが
)
れをも
079
憐
(
あは
)
れみ
給
(
たま
)
ひ
濺
(
すす
)
がせ
給
(
たま
)
ふ。
080
七
081
攻
(
せ
)
め
寄
(
よ
)
せし
獅子
(
しし
)
も
来
(
きた
)
らず
鬼
(
おに
)
大蛇
(
をろち
)
082
再
(
ふたた
)
び
襲
(
おそ
)
ふ
事
(
こと
)
もあるまじ。
083
八
084
醜虎
(
しことら
)
の
爪
(
つめ
)
磨
(
と
)
ぎすまし
後
(
うしろ
)
より
085
不意
(
ふい
)
に
抱
(
かか
)
へぬ
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
を。
086
九
087
枉
(
まが
)
ものも
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
に
清
(
きよ
)
められ
088
姿
(
すがた
)
を
変
(
か
)
へて
仰
(
あふ
)
ぎけるかな。
089
一〇
090
道
(
みち
)
の
辺
(
べ
)
に
深
(
ふか
)
く
穿
(
うが
)
ちし
陥穽
(
おとしあな
)
に
091
倒
(
たふ
)
れむとして
起
(
お
)
き
上
(
あが
)
りけり。
092
一一
093
皇神
(
すめかみ
)
の
厳
(
いづ
)
の
御守
(
みまも
)
りある
上
(
うへ
)
は
094
醜
(
しこ
)
の
枉津
(
まがつ
)
も
襲
(
おそ
)
ふ
術
(
すべ
)
なし。
095
一二
096
勝鬨
(
かちどき
)
の
声
(
こゑ
)
を
揃
(
そろ
)
へて
神
(
かみ
)
のます
097
珍
(
うづ
)
の
都
(
みやこ
)
へ
帰
(
かへ
)
る
日
(
ひ
)
勇
(
いさ
)
まし。
098
一三
099
歌
(
うた
)
ひつつ
栄光
(
さかえ
)
の
雲
(
くも
)
に
打
(
うち
)
乗
(
の
)
りて
100
永久
(
とは
)
の
栄光
(
さかえ
)
の
聖地
(
せいち
)
に
帰
(
かへ
)
る。
101
一四
102
悲
(
かな
)
しみも
嘆
(
なげ
)
きも
後
(
あと
)
を
隠
(
かく
)
しけり
103
獄舎
(
ひとや
)
の
中
(
なか
)
も
神
(
かみ
)
の
栄光
(
さかえ
)
に。
104
一五
105
元津
(
もとつ
)
神
(
かみ
)
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
や
瑞御霊
(
みづみたま
)
106
救
(
すく
)
ひの
主
(
ぬし
)
に
御栄光
(
みさかえ
)
あれや。
107
第四七六
108
一
109
天津国
(
あまつくに
)
の
珍
(
うづ
)
の
都
(
みやこ
)
を
地
(
ち
)
の
上
(
うへ
)
に
110
うつし
給
(
たま
)
ひし
大本
(
おほもと
)
大神
(
おほかみ
)
。
111
二
112
天
(
あめ
)
になる
日毎
(
ひごと
)
の
糧
(
かて
)
を
地
(
ち
)
の
上
(
うへ
)
に
113
恵
(
めぐ
)
み
給
(
たま
)
ひぬ
綾
(
あや
)
の
高天原
(
たかま
)
に。
114
三
115
われに
罪
(
つみ
)
を
負
(
お
)
はせしものを
赦
(
ゆる
)
す
如
(
ごと
)
く
116
赦
(
ゆる
)
させ
給
(
たま
)
へ
世人
(
よびと
)
の
罪
(
つみ
)
を。
117
四
118
試練
(
こころみ
)
に
遭
(
あ
)
はせ
給
(
たま
)
はずわが
魂
(
たま
)
を
119
悪
(
あく
)
より
救
(
すく
)
ひ
出
(
いだ
)
させ
給
(
たま
)
へ。
120
五
121
神
(
かみ
)
の
国
(
くに
)
の
御稜威
(
みいづ
)
御栄光
(
みさかえ
)
御権力
(
みちから
)
は
122
堅磐
(
かきは
)
常磐
(
ときは
)
に
神
(
かみ
)
のものなれ。
123
第四七七
124
あゝ
吾
(
われ
)
は
天地
(
てんち
)
の
造
(
つく
)
り
主
(
ぬし
)
、
125
全智
(
ぜんち
)
全能
(
ぜんのう
)
の
誠
(
まこと
)
の
御祖神
(
みおや
)
大国常立
(
おほくにとこたち
)
之
(
の
)
大神
(
おほかみ
)
を
信
(
しん
)
ず。
126
その
聖
(
きよ
)
き
美
(
うる
)
はしき
大御霊
(
おほみたま
)
より
現
(
あら
)
はれ
給
(
たま
)
ふ
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
、
127
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
二柱
(
ふたはしら
)
、
128
聖霊
(
せいれい
)
に
導
(
みちび
)
かれて
綾
(
あや
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
に
降
(
くだ
)
らせ
給
(
たま
)
ひ、
129
現世
(
うつしよ
)
のあらゆる
苦患
(
くるしみ
)
を
受
(
う
)
け、
130
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
は
奥津城
(
おくつき
)
に
隠
(
かく
)
れ
給
(
たま
)
ひ、
131
稚姫君
(
わかひめぎみ
)
の
御霊
(
みたま
)
と
共
(
とも
)
に
天津国
(
あまつくに
)
に
上
(
のぼ
)
りまし、
132
地
(
ち
)
の
上
(
うへ
)
の
総
(
すべ
)
てを
憐
(
あはれ
)
み
恵
(
めぐ
)
ませ
給
(
たま
)
ひ、
133
又
(
また
)
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
は
千座
(
ちくら
)
の
置戸
(
おきど
)
を
負
(
お
)
ひて
黄泉
(
よみ
)
に
下
(
くだ
)
り、
134
百
(
もも
)
二十日
(
はつか
)
あまり
六日
(
むゆか
)
の
間
(
あひだ
)
虐
(
しひた
)
げられ、
135
再
(
ふたた
)
び
甦
(
よみがへ
)
りて
綾
(
あや
)
の
高天原
(
たかあまはら
)
に
上
(
のぼ
)
り、
136
無限
(
むげん
)
絶対
(
ぜつたい
)
無始
(
むし
)
無終
(
むしう
)
の
皇
(
すめ
)
大御神
(
おほみかみ
)
の
大御恵
(
おほみめぐみ
)
を
伝
(
つた
)
へ、
137
又
(
また
)
生
(
い
)
ける
人
(
ひと
)
と
死
(
まか
)
れる
人
(
ひと
)
の
霊
(
みたま
)
を
清
(
きよ
)
めむが
為
(
た
)
めに、
138
神
(
かみ
)
の
御使
(
みつかひ
)
として
勤
(
いそし
)
み
給
(
たま
)
ふ
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
神柱
(
かむばしら
)
を
信
(
しん
)
ず。
139
又
(
また
)
吾
(
われ
)
は
大神
(
おほかみ
)
の
聖霊
(
せいれい
)
に
充
(
み
)
たされたる
精霊
(
せいれい
)
の
変性男子
(
いづのみたま
)
変性女子
(
みづのみたま
)
の
肉
(
にく
)
の
宮
(
みや
)
に
下
(
くだ
)
り、
140
教
(
をしへ
)
の
場
(
には
)
と
信徒
(
まめひと
)
の
為
(
ため
)
に
限
(
かぎ
)
りなき
歓喜
(
よろこび
)
と
栄光
(
さかえ
)
と
生命
(
いのち
)
を
与
(
あた
)
へ
給
(
たま
)
ふ
事
(
こと
)
を
固
(
かた
)
く
信
(
しん
)
ず。
141
惟神
(
かむながら
)
霊
(
たま
)
幸倍
(
ちはへ
)
坐世
(
ませ
)
。
142
第四七八
143
一
144
天津
(
あまつ
)
神
(
かみ
)
大国常立
(
おほくにとこたち
)
之
(
の
)
大神
(
おほかみ
)
の
145
外
(
ほか
)
に
誠
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
ありと
思
(
おも
)
はじ。
146
二
147
目
(
め
)
に
見
(
み
)
えぬ
神
(
かみ
)
を
誠
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
として
148
敬
(
うやま
)
ひまつれ
諸々
(
もろもろ
)
の
民
(
たみ
)
。
149
三
150
徒
(
いたづら
)
に
神
(
かみ
)
の
御名
(
みな
)
をば
称
(
たた
)
へまじ
151
穢
(
けが
)
れ
果
(
は
)
てたる
言霊
(
ことたま
)
をもて。
152
四
153
清
(
きよ
)
き
日
(
ひ
)
は
総
(
すべ
)
ての
業
(
わざ
)
を
休
(
やす
)
らひて
154
神
(
かみ
)
を
斎
(
いつ
)
きて
歌
(
うた
)
へ
舞
(
ま
)
へかし。
155
五
156
地
(
ち
)
の
上
(
うへ
)
の
汝
(
なれ
)
の
生命
(
いのち
)
の
永
(
なが
)
かれと
157
父
(
ちち
)
と
母
(
はは
)
との
神
(
かみ
)
を
敬
(
うやま
)
へ。
158
六
159
よしもなき
事
(
こと
)
に
生物
(
いきもの
)
殺
(
ころ
)
すなよ
160
皆
(
みな
)
天地
(
あめつち
)
の
身霊
(
みたま
)
なりせば。
161
七
162
徒
(
いたづら
)
に
白日床組
(
しらひとこくみ
)
なす
勿
(
なか
)
れ
163
神
(
かみ
)
の
御業
(
みわざ
)
の
勤
(
つと
)
め
忘
(
わす
)
れて。
164
八
165
目
(
め
)
を
偸
(
ぬす
)
み
宝
(
たから
)
を
盗
(
ぬす
)
み
日
(
ひ
)
を
窃
(
ぬす
)
む
166
人
(
ひと
)
こそ
神
(
かみ
)
の
罪人
(
つみびと
)
と
知
(
し
)
れ。
167
九
168
詐
(
いつは
)
りの
証
(
あかし
)
を
立
(
た
)
ててわが
罪
(
つみ
)
を
169
隣
(
となり
)
の
人
(
ひと
)
に
夢
(
ゆめ
)
なきせまじ。
170
一〇
171
仁愛
(
じんあい
)
の
心
(
こころ
)
忘
(
わす
)
れて
世
(
よ
)
の
人
(
ひと
)
の
172
総
(
すべ
)
ての
業
(
わざ
)
の
妨
(
さまた
)
げなすな。
173
第四七九
174
一
175
小雲
(
こくも
)
の
川
(
かは
)
を
波枕
(
なみまくら
)
176
百
(
もも
)
の
妨
(
さまた
)
げ
艱
(
なや
)
みをも
177
直日
(
なほひ
)
に
見直
(
みなほ
)
し
宣
(
の
)
り
直
(
なほ
)
し
178
何
(
なん
)
の
憚
(
はばか
)
る
処
(
ところ
)
なく
179
暗路
(
やみぢ
)
を
照
(
て
)
らす
神
(
かみ
)
の
代
(
よ
)
の
180
奇
(
くし
)
き
尊
(
たふと
)
き
物語
(
ものがたり
)
181
言霊車
(
ことたまぐるま
)
転
(
ころ
)
ぶまに
182
水
(
みづ
)
の
流
(
なが
)
るる
音
(
おと
)
を
聞
(
き
)
き
183
いと
安
(
やす
)
らかに
述
(
の
)
べて
行
(
ゆ
)
く。
184
二
185
神
(
かみ
)
のかかりて
物
(
もの
)
されし
186
瑞
(
みづ
)
の
言霊
(
ことたま
)
聞
(
き
)
く
人
(
ひと
)
は
187
なやみも
罪
(
つみ
)
も
速川
(
はやかは
)
の
188
波
(
なみ
)
に
埋
(
うづ
)
めて
曇
(
くも
)
りなき
189
光
(
ひかり
)
の
神
(
かみ
)
の
御恵
(
みめぐみ
)
に
190
照
(
て
)
らされ
乍
(
なが
)
ら
正道
(
まさみち
)
を
191
神
(
かみ
)
と
諸共
(
もろとも
)
歩
(
あゆ
)
むべし。
192
三
193
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
御言
(
みこと
)
もて
194
述
(
の
)
べ
初
(
はじ
)
めたる
神
(
かみ
)
の
物語
(
ふみ
)
195
穢
(
けが
)
れ
果
(
は
)
てたる
現世
(
うつしよ
)
を
196
尊
(
たふと
)
き
清
(
きよ
)
き
神
(
かみ
)
の
代
(
よ
)
に
197
立直
(
たてなほ
)
さむと
朝夕
(
あさゆふ
)
に
198
百
(
もも
)
の
司
(
つかさ
)
の
妨
(
さまた
)
げも
199
心
(
こころ
)
にかけずスクスクと
200
川瀬
(
かはせ
)
の
波
(
なみ
)
の
淀
(
よど
)
みなく
201
神
(
かみ
)
のまにまに
述
(
の
)
べて
行
(
ゆ
)
く。
202
四
203
高天原
(
たかあまはら
)
に
現
(
あらは
)
れし
204
皇
(
すめ
)
大神
(
おほかみ
)
の
御栄光
(
みさかえ
)
の
205
冠
(
かむり
)
を
頂
(
いただ
)
き
勇
(
いさ
)
み
立
(
た
)
ち
206
白
(
しろ
)
き
衣
(
ころも
)
をまとひつつ
207
瑞
(
みづ
)
の
聖霊
(
みたま
)
に
充
(
み
)
たされて
208
天津
(
あまつ
)
御神
(
みかみ
)
の
歌
(
うた
)
ふ
声
(
こゑ
)
に
209
節
(
ふし
)
を
合
(
あは
)
せて
述
(
の
)
べて
行
(
ゆ
)
く
210
此
(
この
)
物語
(
ものがたり
)
拡
(
ひろ
)
ごりて
211
堅磐
(
かきは
)
常磐
(
ときは
)
に
栄
(
さか
)
え
行
(
ゆ
)
く
212
神
(
かみ
)
の
仕組
(
しぐみ
)
ぞ
尊
(
たふと
)
けれ。
213
第四八〇
214
一
215
朝
(
あさ
)
な
夕
(
ゆふ
)
なに
積
(
つも
)
りてし
216
数多
(
あまた
)
の
罪科
(
つみとが
)
穢
(
けが
)
れをば
217
棄
(
す
)
てて
高天原
(
たかま
)
に
参上
(
まゐのぼ
)
り
218
心
(
こころ
)
の
色
(
いろ
)
も
新
(
あたら
)
しく
219
咲
(
さ
)
き
匂
(
にほ
)
ひたるわが
身魂
(
みたま
)
220
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
や
瑞御霊
(
みづみたま
)
221
聖
(
きよ
)
き
尊
(
たふと
)
き
御名
(
みな
)
により
222
昔
(
むかし
)
の
神
(
かみ
)
のふまれたる
223
御跡
(
みあと
)
を
慕
(
した
)
ひ
詳細
(
まつぶさ
)
に
224
その
経緯
(
いきさつ
)
を
述
(
の
)
べて
行
(
ゆ
)
く
225
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
226
恩頼
(
みたまのふゆ
)
をたまへかし。
227
二
228
八十
(
やそ
)
の
枉津
(
まがつ
)
の
醜魂
(
しこたま
)
に
229
穢
(
けが
)
され
果
(
は
)
てし
烏羽玉
(
うばたま
)
の
230
黒
(
くろ
)
き
汚
(
きたな
)
き
身体
(
からたま
)
は
231
潮
(
しほ
)
の
八百路
(
やほぢ
)
の
八潮路
(
やしほぢ
)
の
232
千尋
(
ちひろ
)
の
海
(
うみ
)
の
藻屑
(
もくづ
)
とし
233
恵
(
めぐ
)
み
普
(
あまね
)
き
皇神
(
すめかみ
)
の
234
御跡
(
みあと
)
を
踏
(
ふ
)
み
分
(
わ
)
け
奉
(
たてまつ
)
り
235
根底
(
ねそこ
)
の
国
(
くに
)
や
中有界
(
ちううかい
)
236
神
(
かみ
)
の
御国
(
みくに
)
の
有様
(
ありさま
)
を
237
いと
細々
(
こまごま
)
と
述
(
の
)
べて
行
(
ゆ
)
く
238
奇
(
くし
)
き
霊界
(
れいかい
)
物語
(
ものがたり
)
239
開
(
ひら
)
かせ
給
(
たま
)
へ
四方
(
よも
)
の
国
(
くに
)
。
240
三
241
瑞
(
みづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
救
(
すく
)
ひより
242
天津
(
あまつ
)
御国
(
みくに
)
に
上
(
のぼ
)
りなば
243
いと
新
(
あたら
)
しき
神
(
かみ
)
の
世
(
よ
)
に
244
御霊
(
みたま
)
を
受
(
う
)
けて
甦
(
よみがへ
)
り
245
浸染
(
しみ
)
なく
傷
(
きず
)
なき
日本魂
(
やまとだま
)
246
赤
(
あか
)
き
血潮
(
ちしほ
)
の
道筋
(
みちすぢ
)
を
247
只
(
ただ
)
一条
(
ひとすぢ
)
に
歩
(
あゆ
)
み
行
(
ゆ
)
く
248
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
249
恩頼
(
みたまのふゆ
)
ぞ
尊
(
たふと
)
けれ。
250
第四八一
251
一
252
和知川
(
わちがは
)
の
流
(
なが
)
れに
罪
(
つみ
)
を
流
(
なが
)
し
捨
(
す
)
て
253
新
(
あたら
)
しき
神
(
かみ
)
の
御園
(
みその
)
に
進
(
すす
)
む。
254
二
255
御園
(
みその
)
には
宣伝使
(
みつかひ
)
数多
(
あまた
)
集
(
あつま
)
りて
256
天津
(
あまつ
)
御国
(
みくに
)
の
教
(
のり
)
を
伝
(
つた
)
ふる。
257
三
258
古
(
ふる
)
びたるわが
身
(
み
)
を
洗
(
あら
)
ひ
清
(
きよ
)
めつつ
259
生
(
い
)
かせ
給
(
たま
)
ひぬ
新
(
あたら
)
しき
命
(
いのち
)
に。
260
四
261
現界
(
うつしよ
)
の
今日
(
けふ
)
を
終
(
をは
)
りと
思
(
おも
)
ひなして
262
甦
(
よみがへ
)
りてむ
神
(
かみ
)
の
大道
(
おほぢ
)
に。
263
五
264
身
(
み
)
を
殺
(
ころ
)
す
罪
(
つみ
)
の
中
(
なか
)
をば
浮
(
うか
)
び
出
(
い
)
でて
265
命
(
いのち
)
の
汀
(
みぎは
)
に
今
(
いま
)
は
立
(
た
)
ちぬる。
266
六
267
現界
(
うつしよ
)
の
夢
(
ゆめ
)
は
水泡
(
みなわ
)
と
消
(
き
)
え
果
(
は
)
てて
268
行
(
ゆ
)
かむ
花
(
はな
)
咲
(
さ
)
き
匂
(
にほ
)
ふ
神国
(
みくに
)
に。
269
(
大正一二・五・一四
旧三・二九
隆光
録)
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