霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一三章 神祈(しんき)〔一五八八〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第62巻 山河草木 丑の巻 篇:第3篇 四尾の嶺 よみ(新仮名遣い):よつおのみね
章:第13章 神祈 よみ(新仮名遣い):しんき 通し章番号:1588
口述日:1923(大正12)年05月12日(旧03月27日) 口述場所:竜宮館 筆録者:隆光 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年10月16日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじはMさん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]: 主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる]: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:0000-00-00 00:00:00 文字数:2212 OBC :rm6213
愛善世界社版:146頁 八幡書店版:第11輯 184頁 修補版: 校定版:160頁 普及版:61頁 初版: ページ備考:
001第三七二
002一
003天(あめ)の下(した)四方(よも)の国々(くにぐに)安(やす)かれと
004日毎(ひごと)に祈(いの)る外(ほか)なかりけり。
005二
006わが愛(め)づるうましき国(くに)を朝夕(あさゆふ)に
007恵(めぐ)ませ玉(たま)ふ元津(もとつ)大神(おほかみ)。
008三
009内(うち)は安(やす)く外(そと)より襲(おそ)ふ仇(あだ)もなく
010御国(みくに)穏(おだひ)に進(すす)ませ玉(たま)へ。
011四
012神(かみ)に出(い)でし誠(まこと)の智慧(ちゑ)に充(み)ち溢(あふ)れ
013御国(みくに)の花(はな)と匂(にほ)はせ玉(たま)へ。
014五
015常永久(とことは)に我(わが)神国(かみくに)の生命(いのち)となりて
016恵(めぐみ)の露(つゆ)に潤(うるほ)し玉(たま)へ。
017第三七三
018一
019国々(くにぐに)の幸(さち)を祈(いの)らむとりわけて
020わが日本(ひのもと)の行末(ゆくすゑ)の幸(さち)を。
021二
022四(よつ)の海(うみ)波風(なみかぜ)立(た)たず浦安(うらやす)く
023田畑(たはた)は稔(みの)る珍(うづ)の神国(みくに)よ。
024三
025鄙都(ひなみやこ)恵(めぐみ)に隔(へだ)てあらねども
026民(たみ)の心(こころ)に差別(けぢめ)あるかな。
027四
028神(かみ)の子(こ)のこぞりて神(かみ)に仕(つか)へつつ
029御代(みよ)を祝(ことほ)ぐ声(こゑ)聞(き)かまほし。
030五
031願(ねが)はくば元津(もとつ)御神(みかみ)の御教(みをしへ)を
032普(あまね)く四方(よも)に知(し)らせたきもの。
033六
034野(の)も山(やま)も響(ひび)き渡(わた)れり言霊(ことたま)の
035珍(うづ)の御声(みこゑ)はいと爽(さはや)かに。
036七
037岩(いは)よりも堅(かた)き神代(かみよ)に住(す)みながら
038何(なに)驚(おどろ)くか神国(かみくに)の民(たみ)。
039第三七四
040一
041磯輪垣(しわがき)の秀妻(ほづま)の国(くに)を朝夕(あさゆふ)に
042守(まも)らせたまへ伊勢(いせ)の大神(おほかみ)。
043二
044打(うち)寄(よ)する荒(あら)ぶる波(なみ)を凪(な)ぎ払(はら)ひ
045治(をさ)めたまはれ大君(おほきみ)の国(くに)を。
046三
047四海(しかい)波(なみ)いとも静(しづ)かに治(をさ)まれる
048自転倒(おのころ)島(じま)は神(かみ)の御舎殿(みあらか)。
049四
050日(ひ)の下(もと)の稜威(いづ)の光(ひかり)を四方(よも)の国(くに)に
051輝(てら)し玉(たま)へり伊勢(いせ)の大神(おほかみ)。
052五
053四方(よも)の国(くに)皆(みな)同胞(はらから)と睦(むつ)び合(あ)ひ
054神国(みくに)の民(たみ)となる日(ひ)待(ま)たるる。
055第三七五
056一
057雪(ゆき)をもて被(おほ)ひかくしつ雨(あめ)をそそぎ
058育(はぐく)み玉(たま)ふ畑(はた)の種物(たなもの)。
059二
060天津(あまつ)日(ひ)に暖(あたた)め尽(つ)きぬ露(つゆ)下(くだ)し
061風(かぜ)を送(おく)りて恵(めぐ)ませ玉(たま)ふ。
062三
063朝夕(あさゆふ)に耕作(たがやし)勤(つと)むる狭田(さだ)長田(ながた)
064稲穂(いなほ)の波(なみ)は神(かみ)の御恵(みめぐみ)。
065四
066よきものは皆(みな)御空(みそら)より下(くだ)り来(き)ぬ
067神(かみ)の恵(めぐみ)を讃(ほ)めよ称(たた)へよ。
068五
069雨風(あめかぜ)をよき折々(をりをり)に起(おこ)しつつ
070種子物(たなつもの)をら育(はぐく)み玉(たま)ふ。
071六
072花(はな)咲(さ)かせ鳥(とり)を養(やしな)ひ種子物(たなつもの)を
073茂(しげ)らせたまふ瑞(みづ)の大神(おほかみ)。
074七
075吾(われ)等(ら)をも御子(みこ)と称(とな)へて朝夕(あさゆふ)に
076与(あた)へたまひぬ生命(いのち)の糧(かて)を。
077八
078永久(とこしへ)の魂(たま)の生命(いのち)も身(み)の幸(さち)も
079種子物(たなつもの)皆(みな)神(かみ)の賜物(たまもの)。
080九
081村肝(むらきも)の清(きよ)けき赤(あか)き心(こころ)もて
082珍(うづ)の御前(みまへ)に御饌(みけ)奉(たてまつ)れ。
083第三七六
084一
085春(はる)は去(は)り夏(なつ)過(す)ぎ秋(あき)の稔(みの)り見(み)て
086冬籠(ふゆごも)りせむ神(かみ)の館(やかた)に。
087二
088秋(あき)の田(た)の稲(とし)は豊(ゆた)けし百姓(みたから)の
089野辺(のべ)に謡(うた)へる声(こゑ)は澄(す)みけり。
090三
091日(ひ)の光(ひかり)月(つき)の露(つゆ)にて育(はぐく)みし
092秋(あき)の田(た)の面(も)に黄金(こがね)の波(なみ)立(た)つ。
093四
094御恵(みめぐみ)に山々(やまやま)躍(をど)り谷(たに)謡(うた)ひ
095恵(めぐみ)の露(つゆ)は玉(たま)とかがよふ。
096五
097生業(なりはひ)を励(いそ)しむ民(たみ)を愛(め)でたまひ
098生命(いのち)の種子(たね)を豊(ゆた)に賜(たま)へる。
099六
100皇神(すめかみ)に初穂(はつほ)捧(ささ)げて御恵(みめぐみ)の
101千重(ちへ)の一重(ひとへ)に酬(むく)いまつらな。
102第三七七
103一
104いざ共(とも)に天津(あまつ)祝詞(のりと)を奏(とな)へつつ
105神(かみ)の御稜威(みいづ)を祝(いは)ひ奉(まつ)らな。
106二
107皇神(すめかみ)の造(つく)り玉(たま)ひし天地(あめつち)は
108栄光(さかえ)歓喜(よろこび)充(み)ち溢(あふ)れたり。
109三
110わが母(はは)の懐(ふところ)にありしその日(ひ)より
111踏(ふ)みて来(き)にけむ麻柱(あななひ)の道(みち)。
112四
113今(いま)の世(よ)も又(また)後(のち)の世(よ)も災(わざは)ひを
114除(のぞ)きて神(かみ)は守(まも)り玉(たま)はむ。
115五
116神(かみ)の子(こ)と生(うま)れあひたる人草(ひとぐさ)は
117神(かみ)を除(のぞ)きて如何(いか)で栄(さか)えむ。
118六
119村肝(むらきも)の心(こころ)の迷(まよ)ひ洗(あら)ひ去(さ)り
120恵(めぐ)ませ玉(たま)ふ麻柱(あななひ)の神(かみ)。
121七
122元津(もとつ)神(かみ)厳(いづ)と瑞(みづ)との二柱(ふたはしら)に
123御栄光(みさかえ)あれと祈(いの)る神(かみ)の子(こ)。
124第三七八
125一
126万有(ものみな)は栄(さか)え輝(かがや)き喜(よろこ)びに
127充(み)ちて美(うる)はし神(かみ)の御国(みくに)は。
128二
129御恵(みめぐみ)の光(ひかり)輝(かがや)き四方(よも)の国(くに)
130百(もも)の草木(くさき)も生(おひ)立(た)ちて行(ゆ)く。
131三
132あぢきなき浮世(うきよ)の中(なか)に瑞御霊(みづみたま)
133希望(のぞみ)かかへて下(くだ)りましけり。
134四
135誘惑(いざなひ)の暗(やみ)の黒雲(くろくも)かかるとも
136行(ゆ)く先(さき)明(あか)し神(かみ)の大道(おほぢ)は。
137五
138澄(す)み渡(わた)る清(きよ)き御空(みそら)を仰(あふ)ぎ見(み)よ
139瑞(みづ)の御霊(みたま)の貴(うづ)の神姿(みすがた)と。
140第三七九
141一
142雪霜(ゆきしも)の烈(はげ)しき冬(ふゆ)に先立(さきだ)ちて
143秋(あき)の田(た)の面(も)に黄金(こがね)の波(なみ)打(う)つ。
144二
145喜(よろこ)びて勇(いさ)み収穫(かりい)れ田人(たびと)等(ら)が
146珍(うづ)の御前(みまへ)に初穂(はつほ)ささぐる。
147三
148顕(うつ)し世(よ)は神(かみ)の御国(みくに)の田畑(たはた)なれば
149畏(おそ)れ慎(つつし)み日々(ひび)に励(はげ)めよ。
150四
151よき種子(たね)を神(かみ)の畑(はたけ)に蒔(ま)くならば
152豊(ゆた)に稔(みの)らむ千頴(ちかひ)八千頴(やちかひ)。
153五
154大本(おほもと)は神(かみ)の教(をしへ)の田畑(たはた)なり
155獣(けもの)来(きた)りて荒(あら)さむとせり。
156六
157種子(たね)蒔(ま)けば朝(あさ)な夕(ゆふ)なに気(き)を配(くば)れ
158鴉(からす)来(きた)りて実(み)をや拾(ひろ)はむ。
159七
160よき種子(たね)を蒔(ま)けばよき花(はな)よき稔(みの)り
161悪(あ)しき種子(たね)をな夢(ゆめ)にも蒔(ま)きそ。
162八
163八束穂(やつかほ)の瑞穂(みづほ)の稲(いね)を刈(か)り入(い)るる
164秋(あき)こそ待(ま)ため御使(みつかひ)と共(とも)に。
165第三八〇
166一
167大前(おほまへ)に今(いま)立(た)ち祈(いの)る妹(いも)と背(せ)を
168恵(めぐ)ませ玉(たま)へいや永久(とこしへ)に。
169二
170妹(いも)と背(せ)の愛(あい)の衣(ころも)の破(やぶ)れじと
171守(まも)らせ玉(たま)へ弥(いや)永久(とこしへ)に。
172三
173皇神(すめかみ)の恵(めぐみ)の露(つゆ)のなかりせば
174安(やす)けからまじ妹(いも)と背(せ)の道(みち)。
175四
176八重葎(やへむぐら)囲(かこ)める賤(しづ)の伏屋(ふせや)にも
177愛(あい)の光(ひかり)の楽(たの)しみは充(み)つ。
178五
179妹(いも)と背(せ)が互(たがひ)に助(たす)け救(すく)ひ合(あ)ひ
180渡(わた)らせ玉(たま)へ浮世(うきよ)の旅(たび)を。
181六
182相共(あひとも)に神(かみ)の大道(おほぢ)に手(て)をとりて
183進(すす)ませ玉(たま)へ清(きよ)く正(ただ)しく。
184七
185皇神(すめかみ)の厳(いづ)の御楯(みたて)と選(えら)まれて
186今日(けふ)妹(いも)と背(せ)を契(ちぎ)る嬉(うれ)しさ。
187第三八一
188一
189妹(いも)と背(せ)を契(ちぎ)る伏屋(ふせや)の神床(かむどこ)に
190臨(のぞ)ませ玉(たま)ふ須勢理(すせり)姫(ひめ)の神(かみ)。
191二
192那岐(なぎ)那美(なみ)の稜威(いづ)の心(こころ)になりませる
193祝(いはひ)の席(むしろ)開(ひら)く目出度(めでた)さ。
194三
195大前(おほまへ)に立(たち)並(なら)びつつ慎(つつし)みて
196結(むす)ぶ契(ちぎり)は動(うご)かざらまし。
197四
198真心(まごころ)の限(かぎ)りを尽(つく)し妹(いも)と背(せ)が
199神(かみ)の大道(おほぢ)に永久(とは)に仕(つか)へむ。
200五
201妹(いも)と背(せ)の愛(あい)の礎(いしずゑ)固(かた)く据(す)ゑて
202平和(へいわ)の柱(はしら)永久(とこしへ)に樹(た)てむ。
203六
204何事(なにごと)も神(かみ)に従(したが)ひ進(すす)みなば
205妹背(いもせ)の道(みち)も久(ひさ)しかるらむ。
206七
207妹(いも)と背(せ)の清(きよ)き正(ただ)しき交(まじ)はりは
208弥(いや)永久(とこしへ)に楽(たの)しみ尽(つ)きず。
209八
210苦(くる)しみを互(たが)ひに分(わか)ち担(にな)ひつつ
211勇(いさ)みて進(すす)め神(かみ)の大道(おほぢ)に。
212(大正一二・五・一二 旧三・二七 於竜宮館 隆光録)
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