霊界物語.ネット
~出口王仁三郎 大図書館~
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【新刊】
『神眼で読む霊界物語』ヒカルランド社から発売中
<<< 神子
(B)
(N)
神勲 >>>
第一〇章
神宮
(
しんぐう
)
〔一五八五〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第62巻 山河草木 丑の巻
篇:
第2篇 桶伏の山
よみ(新仮名遣い):
おけふせのやま
章:
第10章 神宮
よみ(新仮名遣い):
しんぐう
通し章番号:
1585
口述日:
1923(大正12)年05月12日(旧03月27日)
口述場所:
竜宮館
筆録者:
隆光
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1925(大正14)年10月16日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじはMさん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
[×閉じる]
:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm6210
愛善世界社版:
109頁
八幡書店版:
第11輯 173頁
修補版:
校定版:
120頁
普及版:
61頁
初版:
ページ備考:
001
第三四二
002
一
003
皇神
(
すめかみ
)
のいづの
宮居
(
みやゐ
)
は
喜
(
よろこ
)
びの
004
真玉
(
まだま
)
白玉
(
しらたま
)
もちて
造
(
つく
)
れる。
005
二
006
世
(
よ
)
の
人
(
ひと
)
の
知
(
し
)
らぬ
楽
(
たの
)
しみ
輝
(
かがや
)
く
栄
(
さか
)
え
007
神
(
かみ
)
の
御国
(
みくに
)
は
永久
(
とは
)
に
充
(
み
)
ちぬる。
008
三
009
天津
(
あまつ
)
神国
(
みくに
)
貴
(
うづ
)
の
宮居
(
みやゐ
)
に
集
(
あつま
)
れる
010
道
(
みち
)
の
司
(
つかさ
)
の
面
(
おも
)
かがやけり。
011
四
012
道
(
みち
)
のため
生命
(
いのち
)
ささげしあかし
人
(
びと
)
の
013
伊寄
(
いよ
)
り
集
(
つど
)
へる
天津
(
あまつ
)
神国
(
かみくに
)
。
014
五
015
白銀
(
しろがね
)
の
衣
(
ころも
)
まとひしつはものは
016
神
(
かみ
)
の
御国
(
みくに
)
の
門
(
かど
)
を
守
(
まも
)
れる。
017
六
018
天津国
(
あまつくに
)
のうたげの
席
(
せき
)
に
招
(
まね
)
かれて
019
神
(
かみ
)
の
御稜威
(
みいづ
)
を
夜昼
(
よるひる
)
うたふ。
020
七
021
天津国
(
あまつくに
)
都
(
みやこ
)
のまちに
立
(
たち
)
並
(
なら
)
ぶ
022
珍
(
うづ
)
の
住家
(
すみか
)
は
永久
(
とこしへ
)
に
栄
(
さか
)
ゆ。
023
八
024
夜
(
よる
)
もなく
冬
(
ふゆ
)
なき
国
(
くに
)
にわが
魂
(
たま
)
を
025
昇
(
のぼ
)
らせ
玉
(
たま
)
へ
御心
(
みこころ
)
のままに。
026
第三四三
027
一
028
うつし
世
(
よ
)
は
破
(
やぶ
)
れ
乱
(
みだ
)
るる
事
(
こと
)
あるも
029
永久
(
とは
)
に
動
(
うご
)
かぬ
神
(
かみ
)
の
坐
(
ま
)
す
国
(
くに
)
。
030
二
031
言霊
(
ことたま
)
の
天照国
(
あまてるくに
)
は
山海
(
やまうみ
)
も
032
草木
(
くさき
)
も
君
(
きみ
)
の
御稜威
(
みいづ
)
をうたふ。
033
三
034
大空
(
おほぞら
)
を
包
(
つつ
)
みかくせし
村雲
(
むらくも
)
も
035
聖
(
ひじり
)
の
君
(
きみ
)
の
御水火
(
みいき
)
に
晴
(
は
)
れつつ。
036
四
037
八重霞
(
やへがすみ
)
伊行
(
いゆ
)
きはばかり
散
(
ち
)
り
失
(
う
)
せぬ
038
我
(
わが
)
日
(
ひ
)
の
御子
(
みこ
)
のいづの
伊吹
(
いぶき
)
に。
039
五
040
日
(
ひ
)
の
下
(
もと
)
の
御楯
(
みたて
)
となりし
軍卒
(
つはもの
)
を
041
称
(
たた
)
へたまひぬ
日
(
ひ
)
の
御子
(
みこ
)
の
声
(
こゑ
)
。
042
六
043
鶴
(
つる
)
巣
(
す
)
ぐふ
千代田
(
ちよだ
)
の
森
(
もり
)
に
天津
(
あまつ
)
日
(
ひ
)
の
044
影
(
かげ
)
さしそへて
万代
(
よろづよ
)
をてらす。
045
七
046
大君
(
おほきみ
)
の
恵
(
めぐ
)
みの
露
(
つゆ
)
にうるほひて
047
四方
(
よも
)
の
木草
(
きぐさ
)
も
弥
(
いや
)
茂
(
しげ
)
るなり。
048
八
049
平
(
たひら
)
けく
心
(
うら
)
安
(
やす
)
らけく
住
(
す
)
む
月日
(
つきひ
)
050
はや
三千年
(
みちとせ
)
の
君
(
きみ
)
の
御恵
(
みめぐみ
)
。
051
第三四四
052
一
053
大君
(
おほきみ
)
の
御代
(
みよ
)
知食
(
しろしめ
)
す
神国
(
かみくに
)
は
054
天津
(
あまつ
)
御国
(
みくに
)
の
姿
(
すがた
)
なりけり。
055
二
056
心
(
うら
)
安
(
やす
)
く
国民
(
くにたみ
)
こぞり
栄
(
さか
)
え
行
(
ゆ
)
くも
057
天津
(
あまつ
)
日
(
ひ
)
の
御子
(
みこ
)
知食
(
しろしめ
)
す
世
(
よ
)
は。
058
三
059
四方
(
よも
)
の
国
(
くに
)
浪
(
なみ
)
立
(
た
)
ち
騒
(
さわ
)
ぐ
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
に
060
君
(
きみ
)
の
御代
(
みよ
)
こそ
静
(
しづか
)
なりけり。
061
四
062
諸々
(
もろもろ
)
の
醜
(
しこ
)
の
嵐
(
あらし
)
の
吹
(
ふ
)
き
来
(
く
)
とも
063
神
(
かみ
)
の
御国
(
みくに
)
は
永久
(
とは
)
に
静
(
しづ
)
けし。
064
五
065
大君
(
おほきみ
)
の
光
(
ひかり
)
をあびて
心
(
うら
)
安
(
やす
)
く
066
世
(
よ
)
を
渡
(
わた
)
るこそ
楽
(
たの
)
しき
国民
(
くにたみ
)
。
067
六
068
日
(
ひ
)
の
御子
(
みこ
)
の
御祖
(
みおや
)
の
坐
(
い
)
ます
天津国
(
あまつくに
)
は
069
百姓
(
おほみたから
)
の
永久
(
とは
)
の
住処
(
すみか
)
ぞ。
070
第三四五
071
一
072
日
(
ひ
)
の
御子
(
みこ
)
の
天降
(
あも
)
りましたる
日
(
ひ
)
の
国
(
くに
)
は
073
天津
(
あまつ
)
神国
(
みくに
)
の
姿
(
すがた
)
なりけり。
074
二
075
小雲川
(
こくもがは
)
の
水底
(
みなそこ
)
深
(
ふか
)
く
影
(
かげ
)
うつす
076
桶伏山
(
をけぶせやま
)
は
神
(
かみ
)
の
御在所
(
みあらか
)
。
077
三
078
天地
(
あめつち
)
と
共
(
むた
)
永久
(
とこしへ
)
に
揺
(
ゆる
)
ぎなき
079
日本
(
にほん
)
は
御子
(
みこ
)
の
高御座
(
たかみくら
)
なり。
080
四
081
神
(
かみ
)
の
守
(
も
)
る
我
(
わが
)
日
(
ひ
)
の
下
(
もと
)
はもろもろの
082
なやみくるしみ
知
(
し
)
らぬ
真秀良場
(
まほらば
)
。
083
五
084
野
(
の
)
に
山
(
やま
)
に
千歳
(
ちとせ
)
を
祝
(
いは
)
ふ
声
(
こゑ
)
すなり
085
天津
(
あまつ
)
日
(
ひ
)
の
御子
(
みこ
)
知
(
し
)
らす
御国
(
みくに
)
は。
086
六
087
現
(
うつ
)
し
世
(
よ
)
はかりの
浮世
(
うきよ
)
と
称
(
とな
)
へつつ
088
目
(
め
)
に
見
(
み
)
ぬ
国
(
くに
)
のみ
慕
(
した
)
ふあはれさ。
089
第三四六
090
一
091
月
(
つき
)
も
日
(
ひ
)
も
流
(
なが
)
れて
変
(
かは
)
る
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
に
092
天津
(
あまつ
)
日嗣
(
ひつぎ
)
の
道
(
みち
)
はとこしへ。
093
二
094
皇神
(
すめかみ
)
の
貴
(
うづ
)
の
教
(
をしへ
)
にヨルダンの
095
あなたの
岸
(
きし
)
に
渡
(
わた
)
る
信徒
(
まめひと
)
。
096
三
097
現
(
うつ
)
し
世
(
よ
)
も
天津
(
あまつ
)
御国
(
みくに
)
もおしなべて
098
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
の
花
(
はな
)
は
匂
(
にほ
)
へる。
099
四
100
身体
(
からたま
)
はよし
果
(
は
)
つるとも
天津国
(
あまつくに
)
の
101
栄
(
さか
)
えの
園
(
その
)
に
永久
(
とは
)
に
栄
(
さか
)
えむ。
102
第三四七
103
一
104
清
(
きよ
)
き
身魂
(
みたま
)
の
歓
(
ゑら
)
ぎ
住
(
す
)
む
105
神
(
かみ
)
の
御国
(
みくに
)
は
永久
(
とこしへ
)
の
106
晴
(
は
)
れて
長閑
(
のどか
)
な
春
(
はる
)
の
園
(
その
)
107
何
(
なん
)
のなやみも
白梅
(
しらうめ
)
の
108
彼方
(
あなた
)
此方
(
こなた
)
に
咲
(
さ
)
き
匂
(
にほ
)
ひ
109
生命
(
いのち
)
の
清水
(
しみづ
)
は
限
(
かぎ
)
りなく
110
黄金
(
こがね
)
の
野辺
(
のべ
)
を
潤
(
うるほ
)
して
111
四方
(
よも
)
の
景色
(
けしき
)
もいと
清
(
きよ
)
し。
112
二
113
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
にヨルダンの
114
川
(
かは
)
の
流
(
なが
)
れは
波
(
なみ
)
立
(
た
)
たず
115
いとおだやかに
見
(
み
)
えぬれど
116
尚
(
なほ
)
も
岸辺
(
きしべ
)
に
落
(
おち
)
惑
(
まど
)
ひ
117
渡
(
わた
)
りかねつつ
罪人
(
つみびと
)
の
118
立
(
た
)
ちて
眺
(
なが
)
むる
憐
(
あは
)
れさよ
119
救
(
すく
)
はせ
玉
(
たま
)
へ
瑞御霊
(
みづみたま
)
。
120
三
121
天教山
(
てんけうざん
)
の
高嶺
(
たかね
)
より
122
木花
(
このはな
)
咲耶姫
(
さくやひめ
)
のごと
123
天津
(
あまつ
)
神国
(
みくに
)
の
有様
(
ありさま
)
を
124
楽
(
たの
)
しく
望
(
のぞ
)
み
眺
(
なが
)
むれば
125
波
(
なみ
)
立
(
た
)
ち
狂
(
くる
)
ふ
比沼
(
ひぬ
)
真名井
(
まなゐ
)
126
岸
(
きし
)
に
渡
(
わた
)
るもいと
安
(
やす
)
き
127
神
(
かみ
)
の
守
(
まも
)
りに
勇
(
いさ
)
み
立
(
た
)
ち
128
進
(
すす
)
み
神国
(
みくに
)
に
渡
(
わた
)
り
行
(
ゆ
)
かむ
129
守
(
まも
)
らせ
玉
(
たま
)
へ
厳御霊
(
いづみたま
)
。
130
第三四八
131
一
132
ヨルダンの
川
(
かは
)
の
岸辺
(
きしべ
)
に
暫
(
しば
)
し
立
(
た
)
ちて
133
神
(
かみ
)
の
御国
(
みくに
)
を
仰
(
あふ
)
ぐ
楽
(
たの
)
しさ。
134
二
135
岩
(
いは
)
ばしる
川
(
かは
)
の
流
(
ながれ
)
も
何
(
なに
)
かあらむ
136
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
の
守
(
まも
)
りありせば。
137
三
138
水
(
みづ
)
清
(
きよ
)
く
野山
(
のやま
)
は
青
(
あを
)
く
花
(
はな
)
薫
(
かを
)
り
139
乳
(
ちち
)
は
流
(
なが
)
れぬ
天津
(
あまつ
)
神国
(
かみくに
)
。
140
四
141
美
(
うる
)
はしき
神
(
かみ
)
のあれます
元津国
(
もとつくに
)
は
142
野
(
の
)
にも
山
(
やま
)
にも
結実
(
みのり
)
豊
(
ゆた
)
けし。
143
五
144
打
(
うち
)
仰
(
あふ
)
ぐ
限
(
かぎ
)
り
広野
(
ひろの
)
に
永久
(
とこしへ
)
に
145
天津
(
あまつ
)
日影
(
ひかげ
)
は
照
(
て
)
り
輝
(
かがや
)
けり。
146
六
147
瑞御霊
(
みづみたま
)
此
(
この
)
珍国
(
うづくに
)
を
諸人
(
もろびと
)
に
148
祖国
(
そこく
)
と
切
(
せつ
)
に
教
(
をし
)
へ
給
(
たま
)
ひぬ。
149
七
150
美
(
うる
)
はしき
神
(
かみ
)
の
御国
(
みくに
)
にまひ
上
(
のぼ
)
り
151
また
永久
(
とこしへ
)
の
勤
(
つと
)
め
励
(
はげ
)
まむ。
152
八
153
ヨルダンの
川
(
かは
)
波
(
なみ
)
如何
(
いか
)
に
高
(
たか
)
くとも
154
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
に
安
(
やす
)
く
渡
(
わた
)
らむ。
155
第三四九
156
一
157
塵
(
ちり
)
の
世
(
よ
)
を
深
(
ふか
)
くおほへる
雲間
(
くもま
)
より
158
天津
(
あまつ
)
光
(
ひかり
)
はかがやきにけり。
159
二
160
日
(
ひ
)
の
光
(
ひかり
)
打
(
うち
)
仰
(
あふ
)
ぎつつ
人々
(
ひとびと
)
の
161
喜
(
よろこ
)
ぶ
声
(
こゑ
)
は
神園
(
みその
)
に
響
(
ひび
)
く。
162
三
163
わが
魂
(
たま
)
を
待
(
ま
)
てるわが
友
(
とも
)
と
会
(
あ
)
ふ
時
(
とき
)
は
164
別
(
わか
)
れの
嘆
(
なげ
)
き
永久
(
とは
)
にあるなし。
165
四
166
雨
(
あめ
)
と
降
(
ふ
)
る
涙
(
なみだ
)
しのびて
大空
(
おほぞら
)
に
167
朝日
(
あさひ
)
さすまで
祈
(
いの
)
りてぞ
待
(
ま
)
つ。
168
五
169
死
(
し
)
の
暗
(
やみ
)
の
仮令
(
たとへ
)
わが
身
(
み
)
を
呑
(
の
)
むとても
170
やがては
覚
(
さ
)
めむ
神
(
かみ
)
の
光
(
ひかり
)
に。
171
六
172
永久
(
とこしへ
)
の
魂
(
たま
)
の
命
(
いのち
)
を
与
(
あた
)
へむと
173
待
(
ま
)
たせ
給
(
たま
)
ひぬ
彼方
(
かなた
)
の
岸
(
きし
)
に。
174
七
175
わが
魂
(
たま
)
を
招
(
まね
)
かせ
給
(
たま
)
ふ
教主
(
きみ
)
の
声
(
こゑ
)
の
176
聞
(
きこ
)
えし
時
(
とき
)
や
楽
(
たの
)
しかるらむ。
177
第三五〇
178
一
179
天津
(
あまつ
)
神国
(
みくに
)
の
御栄光
(
みさかえ
)
に
180
やがては
入
(
い
)
りて
友垣
(
ともがき
)
と
181
会
(
あ
)
ふ
時
(
とき
)
こそは
村肝
(
むらきも
)
の
182
心
(
こころ
)
の
空
(
そら
)
に
暗
(
やみ
)
もなし
183
災
(
わざはひ
)
多
(
おほ
)
き
現
(
うつ
)
し
世
(
よ
)
の
184
醜
(
しこ
)
の
戦
(
いくさ
)
の
雲
(
くも
)
晴
(
は
)
れて
185
朝日
(
あさひ
)
の
豊栄
(
とよさか
)
昇
(
のぼ
)
ります
186
珍
(
うづ
)
の
宝座
(
ほうざ
)
を
仰
(
あふ
)
ぐなり。
187
二
188
御稜威
(
みいづ
)
輝
(
かがや
)
く
皇神
(
すめかみ
)
の
189
御許
(
みもと
)
にやがてまひ
上
(
のぼ
)
り
190
朝
(
あさ
)
な
夕
(
ゆふ
)
なに
限
(
かぎ
)
りなく
191
受
(
う
)
けし
恵
(
めぐみ
)
を
思
(
おも
)
ひ
出
(
い
)
でて
192
いとも
楽
(
たの
)
しき
声
(
こゑ
)
合
(
あは
)
せ
193
謡
(
うた
)
ひ
舞
(
ま
)
ひつつ
瑞御霊
(
みづみたま
)
194
救
(
すく
)
ひの
御名
(
みな
)
を
称
(
たた
)
ふべし。
195
三
196
憂
(
うれ
)
ひなやみも
夜
(
よ
)
も
冬
(
ふゆ
)
も
197
涙
(
なみだ
)
の
雨
(
あめ
)
も
露
(
つゆ
)
知
(
し
)
らぬ
198
神
(
かみ
)
の
御園
(
みその
)
に
住
(
す
)
みきりて
199
世
(
よ
)
の
人々
(
ひとびと
)
の
夢
(
ゆめ
)
にだも
200
知
(
し
)
らぬ
幸
(
さち
)
をば
蒙
(
かかぶ
)
らむ
201
厳
(
いづ
)
の
御霊
(
みたま
)
や
瑞御霊
(
みづみたま
)
202
統
(
す
)
べ
知食
(
しろしめ
)
す
神国
(
かみくに
)
は
203
平安
(
やすき
)
と
栄光
(
さかえ
)
限
(
かぎ
)
りなし。
204
第三五一
205
一
206
暗
(
やみ
)
の
夜
(
よ
)
のとばり
漸
(
やうや
)
く
開
(
ひら
)
かれて
207
天津
(
あまつ
)
曙
(
あけぼの
)
現
(
あら
)
はれにけり。
208
二
209
イスラエル
清
(
きよ
)
き
流
(
なが
)
れは
天津
(
あまつ
)
日
(
ひ
)
の
210
光
(
ひかり
)
に
照
(
て
)
りて
輝
(
かがや
)
きにけり。
211
三
212
巌
(
いはほ
)
なす
神
(
かみ
)
の
御身
(
みま
)
より
湧
(
わ
)
き
出
(
い
)
づる
213
生命
(
いのち
)
の
水
(
みづ
)
の
流
(
なが
)
れとこしへ。
214
四
215
静
(
しづか
)
なる
海
(
うみ
)
の
面
(
おもて
)
は
五十鈴
(
いすず
)
川
(
がは
)
216
清
(
きよ
)
き
流
(
なが
)
れの
集
(
あつ
)
まりと
知
(
し
)
れ。
217
五
218
白妙
(
しろたへ
)
の
清
(
きよ
)
き
衣
(
ころも
)
をまとひたる
219
神
(
かみ
)
の
使
(
つかひ
)
の
言
(
こと
)
の
葉
(
は
)
を
聞
(
き
)
け。
220
六
221
神使
(
みつかひ
)
と
共
(
とも
)
に
佇
(
たたず
)
みヨルダンの
222
清
(
きよ
)
き
流
(
なが
)
れに
魂
(
たま
)
を
浸
(
ひた
)
さむ。
223
(
大正一二・五・一二
旧三・二七
於竜宮館
隆光
録)
Δこのページの一番上に戻るΔ
<<< 神子
(B)
(N)
神勲 >>>
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