霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一六章 神息(しんそく)〔一五九一〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第62巻 山河草木 丑の巻 篇:第4篇 弥仙の峰 よみ(新仮名遣い):みせんのみね
章:第16章 神息 よみ(新仮名遣い):しんそく 通し章番号:1591
口述日:1923(大正12)年05月13日(旧03月28日) 口述場所: 筆録者:隆光 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年10月16日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじはMさん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]: 主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる]: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:0000-00-00 00:00:00 文字数:2093 OBC :rm6216
愛善世界社版:183頁 八幡書店版:第11輯 196頁 修補版: 校定版:201頁 普及版:61頁 初版: ページ備考:
001第四〇二
002一
003言霊(ことたま)の只(ただ)一息(ひといき)に天地(あめつち)を
004造(つく)り玉(たま)ひし元津(もとつ)大神(おほかみ)。
005二
006肉(にく)にある人(ひと)の造(つく)りし宮居(みやゐ)なれど
007心(こころ)安(やす)けく鎮(しづ)まり玉(たま)へ。
008三
009真心(まごころ)をこめて仕(つか)へし御民(みたみ)等(ら)の
010この宮殿(みやどの)を愛(め)でさせ玉(たま)へ。
011四
012三五(あななひ)の神(かみ)の教(をしへ)に従(したが)ひて
013祈(いの)る心(こころ)に宿(やど)らせ玉(たま)へ。
014五
015清(きよ)き赤(あか)き心(こころ)をこめて捧(ささ)げたる
016この社殿(みあらか)を愛(め)でさせ玉(たま)へ。
017六
018御栄光(みさかえ)の雲(くも)棚引(たなび)きて永久(とこしへ)に
019たえぬ燈火(あかし)となりぬべきかな。
020七
021厳御霊(いづみたま)御名(みな)によりつつ固(かた)めたる
022此(この)礎(いしずゑ)は千代(ちよ)も動(うご)かじ。
023八
024許々多久(ここたく)の罪(つみ)の荒波(あらなみ)寄(よ)せ来(く)とも
025払(はら)はせ玉(たま)へ厳(いづ)の大神(おほかみ)。
026九
027邪悪(よこしま)の嵐(あらし)は猛(たけ)り狂(くる)ふとも
028瑞(みづ)の御霊(みたま)によりて安(やす)けし。
029第四〇三
030一
031天津(あまつ)神(かみ)四方(よも)の民草(たみぐさ)憐(あはれ)みて
032厳(いづ)の清所(すがど)を造(つく)り玉(たま)ひぬ。
033二
034昔(むかし)より今(いま)も変(かは)らぬ御恵(みめぐみ)の
035露(つゆ)は世人(よびと)の命(いのち)なりけり。
036三
037永久(とこしへ)に恵(めぐみ)の神(かみ)の住(す)み玉(たま)ふ
038清(きよ)き宮居(みやゐ)を拝(をが)む嬉(うれ)しさ。
039四
040幾千代(いくちよ)も変(かは)らざれかし大前(おほまへ)に
041拝(をろが)みまつる今日(けふ)の歓喜(よろこび)。
042五
043天津国(あまつくに)の珍(うづ)の宮居(みやゐ)を地(ち)の上(うへ)に
044うつし奉(まつ)りし御殿(みとの)は尊(たふと)し。
045六
046御舎(みあらか)を打(うち)壊(こは)されし古(いにしへ)を
047偲(しの)べばいとど口惜(くや)しかりけり。
048七
049われと倶(とも)に永久(とは)にまします聖霊(みたま)こそ
050闇(くら)きを照(てら)す光(ひかり)なりけり。
051八
052村肝(むらきも)の心(こころ)の宮(みや)に此(この)宮(みや)に
053永久(とは)に鎮(しづ)まり輝(かがや)き玉(たま)へ。
054第四〇四
055一
056大本(おほもと)の神(かみ)の御稜威(みいづ)を畏(かしこ)みて
057心(こころ)尽(つく)して建(た)てし宮(みや)はも。
058二
059幾年(いくとせ)の祈(いのり)と誠(まこと)を重(かさ)ね来(き)し
060末(すゑ)に建(た)てたる円山(まるやま)の宮(みや)。
061三
062円山(まるやま)の宮(みや)をこはせし醜司(しこつかさ)の
063今(いま)や根底(ねそこ)の国(くに)に落(お)ちたる。
064四
065皇神(すめかみ)の尊(たふと)き御名(みな)はふさはねど
066心(こころ)協(あは)して建(た)てし此(この)宮(みや)。
067五
068漸(やうや)くに建(た)て上(あが)りたる新宮(にひみや)を
069取(と)りこぼちたる枉(まが)の名(な)失(う)せじ。
070第四〇五
071一
072神柱(かむばしら)造(つく)り玉(たま)ひし元津(もとつ)神(かみ)
073聞(きこ)し召(め)しませ清(きよ)き祈(いの)りを。
074二
075御名(みな)の為(ため)に言霊軍(ことたまいくさ)に出(いで)立(た)ちて
076枉(まが)の軍(いくさ)を退(やら)ふ楽(たの)しさ。
077三
078枉神(まがかみ)の軍(いくさ)も神(かみ)の御子(みこ)ならば
079如何(いか)で憎(にく)まむ神(かみ)の心(こころ)に。
080四
081朝夕(あさゆふ)に神(かみ)の神業(みわざ)に習(なら)ひつつ
082わが身(み)惜(をし)まぬ神柱(みはしら)とならむ。
083五
084宣伝使(みつかひ)の教(をし)ふるままに正道(まさみち)を
085歩(あゆ)む身(み)なれば枉事(まがこと)もなし。
086六
087踏(ふ)み迷(まよ)ひ暗(やみ)に陥(おちい)る人(ひと)の子(こ)は
088神(かみ)の御後(みあと)をふまぬ故(ゆゑ)なり。
089第四〇六
090一
091野(の)も山(やま)も恵(めぐみ)の露(つゆ)の玉(たま)照(て)りて
092いと美(うる)はしき神(かみ)の御代(みよ)かな。
093二
094やはらぎの道(みち)を伝(つた)ふる宣伝使(みつかひ)は
095善言(みやびの)美詞(ことば)を朝夕(あさゆふ)に宣(の)れ。
096三
097乱(みだ)れ覆(お)ふ醜(しこ)の村雲(むらくも)吹(ふ)き払(はら)ひ
098平和(へいわ)の光(ひかり)を照(てら)させ玉(たま)へ。
099四
100玉(たま)の緒(を)の命(いのち)の若草(わかぐさ)生(おひ)立(た)ちぬ
101心(こころ)を閉(と)ぢし雪霜(ゆきしも)の解(と)けて。
102五
103安河(やすかは)に天地(あめつち)諸(もも)の民草(たみぐさ)の
104罪(つみ)を清(きよ)めし神(かみ)の勲(いさを)よ。
105第四〇七
106一
107天津国(あまつくに)の焔(ほのほ)と輝(かがや)く神霊(かむみたま)
108降(くだ)らせ玉(たま)へ人(ひと)の身魂(みたま)に。
109二
110分霊(わけみたま)光(ひかり)と輝(かがや)き玉(たま)の緒(を)の
111永(なが)き生命(いのち)と現(あら)はれ玉(たま)へ。
112三
113朝夕(あさゆふ)に涙(なみだ)に曇(くも)る眼(まなこ)をば
114乾(かわ)かせ玉(たま)へ厳(いづ)の光(ひかり)に。
115四
116枉神(まがかみ)の仇(あだ)を退(しりぞ)けわが身魂(みたま)
117進(すす)ませ玉(たま)へ神(かみ)の御園(みその)に。
118五
119瑞御霊(みづみたま)御稜威(みいづ)称(たた)ふる歌(うた)の声(こゑ)は
120天(あめ)と地(つち)とに永久(とこしへ)に響(ひび)く。
121第四〇八
122一
123果(は)てもなき大海原(おほうなばら)を知食(しろしめ)す
124神(かみ)の御稜威(みいづ)に栄(さか)え行(ゆ)くなり。
125二
126吹(ふ)き荒(すさ)ぶ疾風(はやて)を鎮(しづ)め荒浪(あらなみ)を
127凪(な)がせ玉(たま)ひし瑞(みづ)の大神(おほかみ)。
128三
129八潮路(やしほぢ)の浪路(なみぢ)を遠(とほ)く行(ゆ)く友(とも)を
130安(やす)く彼方(あなた)に渡(わた)らせ玉(たま)へ。
131四
132荒浪(あらなみ)の立(た)ち狂(くる)ふなる海原(うなばら)も
133神(かみ)の御稜威(みいづ)に安(やす)く渡(わた)らむ。
134第四〇九
135一
136遠(とほ)き神代(かみよ)の昔(むかし)より
137変(かは)らせ玉(たま)はず天地(あめつち)を
138統(す)べ守(まも)ります大御神(おほみかみ)
139教(をしへ)の友(とも)の身(み)の上(うへ)を
140安(やす)く守(まも)らせ玉(たま)ひつつ
141いとも嶮(けは)しき山路(やまぢ)をも
142荒風(あらかぜ)猛(たけ)る海路(うなぢ)をも
143厳(いづ)の御霊(みたま)の御光(みひかり)に
144安(やす)く越(こ)えさせ玉(たま)へかし。
145二
146麓(ふもと)の霧(きり)をふみ砕(くだ)き
147高嶺(たかね)の雲(くも)を押(おし)分(わ)けて
148昇(のぼ)る朝日(あさひ)の影(かげ)清(きよ)く
149厳(いづ)の御霊(みたま)の御光(みひかり)に
150嶮(けは)しき道(みち)も平(たひら)けく
151珍(うづ)の力(ちから)を与(あた)へまし
152進(すす)ませ玉(たま)へと願(ね)ぎ奉(まつ)る。
153三
154潮(しほ)の八百路(やほぢ)の八潮路(やしほぢ)を
155漕(こ)ぎ分(わ)け進(すす)むわが船(ふね)は
156逆捲(さかま)く波(なみ)に襲(おそ)はれて
157危(あやふ)き事(こと)のありとても
158厳(いづ)の御霊(みたま)の御光(みひかり)と
159瑞(みづ)の御霊(みたま)の御恵(みめぐみ)に
160嵐(あらし)を鎮(しづ)め波(なみ)を凪(な)ぎ
161彼方(あなた)の岸(きし)に心(うら)安(やす)く
162進(すす)ませ玉(たま)へ惟神(かむながら)
163御霊(みたま)の限(かぎ)り願(ね)ぎ奉(まつ)る。
164第四一〇
165一
166足曳(あしびき)の山路(やまぢ)を越(こ)えて只(ただ)一人(ひとり)
167行(ゆ)く身(み)も安(やす)し神(かみ)としあれば。
168二
169松(まつ)の嵐(あらし)谷(たに)の流(なが)れも神使(みつかひ)の
170御歌(みうた)も玉(たま)の琴(こと)の音(ね)と聞(き)く。
171三
172澄(す)み渡(わた)る心(こころ)の空(そら)に雲(くも)もなし
173清(きよ)きは嶺(みね)の白雪(しらゆき)と見(み)む。
174四
175足曳(あしびき)の山路(やまぢ)嶮(けは)しく前途(ゆくて)遠(とほ)し
176何時(いつ)かは着(つ)かむ珍(うづ)の都(みやこ)に。
177五
178荒野(あらの)行(ゆ)く淋(さび)しき一人旅(ひとりたび)なれど
179神(かみ)と大道(おほぢ)はいとも安(やす)けし。
180六
181黄昏(たそが)れて草(くさ)の褥(しとね)に石枕(いはまくら)
182仮寝(かりね)の夢(ゆめ)にも神(かみ)は忘(わす)れじ。
183第四一一
184一
185雷(いかづち)の轟(とどろ)き渡(わた)り海(うみ)は鳴(な)り
186黒雲(くろくも)塞(ふさ)ぐ世(よ)は近(ちか)づきぬ。
187二
188さり乍(なが)ら恵(めぐみ)の神(かみ)は何時(いつ)までも
189払(はら)はでおかむやこれの災難(なやみ)を。
190三
191待(ま)ち望(のぞ)む星(ほし)は彼方(あなた)の大空(おほぞら)に
192きらめきにけり心(こころ)清(きよ)めよ。
193四
194大空(おほぞら)を呑(の)みつつ寄(よ)せ来(く)る荒浪(あらなみ)は
195日毎(ひごと)夜毎(よごと)に迫(せま)り来(きた)れり。
196五
197わが身魂(みたま)照(てら)して救(すく)ふ平和(おだやか)の
198星(ほし)は御空(みそら)にほほゑみ出(い)でぬ。
199六
200荒浪(あらなみ)に木(こ)の葉(は)の如(ごと)く揺(ゆ)られたる
201御舟(みふね)の上(うへ)もわれは恐(おそ)れじ。
202七
203わが身魂(みたま)照(てら)さむとして大空(おほぞら)に
204輝(かがや)き玉(たま)ふ瑞(みづ)の三(み)つ星(ぼし)。
205(大正一二・五・一三 旧三・二八 隆光録)
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