霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第四章 神慈(しんじ)〔一五七九〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第62巻 山河草木 丑の巻 篇:第1篇 言海霊山 よみ(新仮名遣い):げんかいれいざん
章:第4章 神慈 よみ(新仮名遣い):しんじ 通し章番号:1579
口述日:1923(大正12)年05月10日(旧03月25日) 口述場所:松雲閣 筆録者:隆光 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年10月16日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる] 主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる] 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日: OBC :rm6204
愛善世界社版:41頁 八幡書店版:第11輯 151頁 修補版: 校定版:44頁 普及版:61頁 初版: ページ備考:
001第二八二
002
003由良(ゆら)河瀬(かはせ)(おと)(たか)
004(まくら)(ひび)並松(なみまつ)
005松雲閣(しよううんかく)(はな)れの()
006(よこ)()しつつ敷島(しきしま)
007(けむり)にうさを(さん)じつつ
008山河(さんか)草木(さうもく)己丑(つちのとうし)
009巻物語(まきものがたり)(はじ)()く。
010
011新緑(しんりよく)(したた)初夏(しよか)(こう)
012(かは)(ながれ)()きながら
013(ねこ)(さん)した(はなし)なぞ
014面白(おもしろ)可笑(をか)しく()(なが)
015(はな)(とが)つた北村(きたむら)()
016竿竹姫(さをだけひめ)諸共(もろとも)
017讃美歌(さんびか)もどきの雑歌(ざつうた)
018あらあらここに()()でぬ。
019
020ほのかに(きこ)ゆる(みづ)(おと)
021並松(なみまつ)(かよ)(くるま)(ひびき)
022赤児(あかご)泣声(なきごゑ)()(なが)
023(ねこ)()()(あや)しみつ
024南枕(みなみまくら)西(にし)()いて
025いやいや(なが)()べて()く。
026
027(ふで)(ふく)みし麦畑(むぎばたけ)
028菜種子(なたね)(はな)彼方(あち)此方(こち)
029黄金(こがね)(いろ)をかざしつつ
030いとも(しづか)(なつ)()
031(むか)へゐるこそ(ゆか)しけれ
032(なが)れも(きよ)小雲川(こくもがは)
033(なが)れの(おと)轟々(がうがう)
034()(ひび)くなる言霊(ことたま)
035三十一(みそひと)文字(もじ)物語(ものがたり)
036(ふで)にとどめて(のち)()
037ためしと(ここ)()べておく。
038第二八三
039
040()西(にし)(かたむ)きそめて醜神(しこがみ)
041伊猛(いたけ)(くる)()とはなりぬる。
042
043常世(とこよ)()(やみ)()らして(のぼ)ります
044(つき)こそ(かみ)(まもり)なりけり。
045
046(ふる)()(まが)御空(みそら)月影(つきかげ)
047(ところ)()ずして()()せにけり。
048
049厳御霊(いづみたま)(みづ)御霊(みたま)御守(みまもり)
050()()()にも(こころ)(やす)かり。
051
052皇神(すめかみ)大御恵(おほみめぐみ)()(つた)
053御名(みな)(あら)はす(ひと)となりたき。
054
055(くるし)みの(なか)にも永久(とは)希望(のぞみ)あり
056いかに(さち)あるわが()ならずや。
057
058皇神(すめかみ)(いづ)御旨(みむね)(かな)ひなば
059御国(みくに)(かど)(ひと)(ひら)かむ。
060第二八四
061
062伊都(いづ)御霊(みたま)美都(みづ)御霊(みたま)
063(たま)御声(みこゑ)(さわや)かに
064天津空(あまつそら)より(きこ)()
065あゝ諸人(もろびと)諸人(もろびと)
066(みみ)をすませて逸早(いちはや)
067(かみ)()きます角笛(つのぶえ)
068御許(みもと)(いさ)()(つど)
069(かみ)(あい)なり(ちから)なり。
070
071海山(うみやま)(へだ)てし遠方(をちかた)
072異国人(とつくにびと)御恵(みめぐみ)
073(おとづ)(つた)()ずとても
074せめては間近(まぢか)住人(すみびと)
075(かみ)御教(みのり)()(つた)
076(やす)けき(くに)(みちび)きて
077(にしき)(はた)神業(かむわざ)
078一人(ひとり)(おほ)(つか)ふべく
079(さと)させ(たま)惟神(かむながら)
080御前(みまへ)(かしこ)()(まつ)る。
081
082(みづ)御霊(みたま)()(たま)
083(ちから)のこもりし(こと)()
084(かた)()ずとも村肝(むらきも)
085(こころ)(かぎ)()(つく)
086仁慈(じんじ)(かみ)御心(みこころ)
087(あまね)世人(よびと)()(をし)
088(かみ)御楯(みたて)逸早(いちはや)
089ならしめ(たま)へと()(まつ)る。
090
091雲井(くもゐ)(たか)()(ひと)
092(ひな)(すま)へる人々(ひとびと)
093(うづ)(をしへ)詳細(まつぶさ)
094(さと)させ(たま)へと朝夕(あさゆふ)
095(いの)りをこらす神司(かむづかさ)
096(いや)しき伏屋(ふせや)()(おこ)
097女童(をみなわらべ)(いた)るまで
098(さと)(やす)きを(むね)となし
099卑近(ひきん)言葉(ことば)相並(あひなら)
100(いづ)言霊(ことたま)(うち)()して
101(すく)ひの(しをり)となし(たま)
102教祖(をしへみおや)御功績(みいさを)
103天地(てんち)(なら)ぶものもなし
104あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
105(いづ)御魂(みたま)(たふと)さよ
106()(わざ)なしと()(わざ)
107(をこた)(あだ)()(くら)
108(ひと)(この)()曲津(まがつ)(かみ)
109(まなこ)(さま)(かへり)みよ
110(くも)()てたる()(ひと)
111身魂(みたま)(ほろ)びに(ちか)づけり
112(かみ)(をしへ)(かしこ)みて
113四方(よも)にさまよふ同胞(はらから)
114(かみ)(すく)ひの(おん)(こゑ)
115()(つた)へつつ(かみ)()
116(うま)()でたる(つと)めをば
117完全(うまら)委曲(つばら)(つく)すべし
118(かみ)(なんぢ)(とも)にあり
119(ひと)(かみ)()(かみ)(みや)
120第二八五
121
122(みち)のため(いそ)しめ宣使(つかさ)(はな)における
123きらめく(つゆ)()えぬ()にこそ。
124
125(とき)()()()れやすし朝日子(あさひこ)
126(ひかり)()()(みち)(いそ)しめ。
127
128天津(あまつ)()(ひかり)(かがや)(たま)()
129(つと)(いそ)しめ(かみ)宣使(つかさ)()
130
131()御足(みあし)()よりも(はや)(ひる)()
132(かみ)言葉(ことば)()(つた)へてよ。
133
134(いそ)しみて(つか)(まつ)れよ青田(あをた)()
135(すず)しき(かぜ)(かよ)へる(うち)に。
136
137(わざ)(やす)(ねむり)()()はいと(はや)
138()()るまでに(みち)(いそ)しめ。
139第二八六
140
141収穫(かりいれ)(とき)()(せま)(きた)りけり
142何故(なぜ)(さび)しげに野良(のら)()てるか。
143
144(とも)(きた)(とき)()()()()れぬ
145ひきて(かへ)らぬ征矢(そや)(ごと)くに。
146
147()とならば如何(いか)になすべき(すべ)もなし
148日影(ひかげ)あるうち谷川(たにがは)(わた)らへ。
149
150()(めぐ)(かみ)御旨(みむね)(かしこ)みて
151(あだ)(くら)すな(かみ)御子(みこ)たち。
152
153(あめ)(あさ)(かぜ)(ゆふ)べも(いと)ひなく
154(いそ)しみまつれ惟神(かむながら)(みち)
155
156黄金(こがね)なす瑞穂(みづほ)(いね)(やま)(ごと)
157収穫(かりいれ)()てて(くら)(をさ)めよ。
158
159御教(みをしへ)種子(たね)をば四方(よも)()きし(ひと)
160収穫時(かりいれどき)(にぎは)しきかな。
161
162厳御霊(いづみたま)(みづ)御霊(みたま)大前(おほまへ)
163功績(いさを)()てて(うた)(うれ)しさ。
164第二八七
165
166皇神(すめかみ)大御心(おほみこころ)(かて)となし
167(いそ)しみ(つと)めよ日々(ひび)業務(げふむ)に。
168
169(ゆめ)よりも果敢(はか)なき(この)()(さか)えをば
170()てて神国(みくに)(さか)(たの)しめ。
171
172御栄光(みさかえ)生命(いのち)(かむり)(たま)ふべき
173(とき)(ちか)づきぬ(いそ)しみ(つと)めよ。
174
175(うつ)()(むな)しき(たび)をなす(ひと)
176(まこと)(みち)(さと)神使(みつかひ)
177
178功績(いさ)もなく(あだ)(この)()(すご)しなば
179神国(みくに)(ちち)()はむ(かほ)なし。
180
181()(さま)(きみ)まつものの(かしら)をば
182()(いつく)しむ(とき)(ちか)みぬ。
183第二八八
184
185常暗(とこやみ)(あやふ)旅路(たびぢ)今日(けふ)までも
186(まも)(たま)ひし(たふと)(かみ)はも。
187
188瑞御霊(みづみたま)(いづ)御栄光(みさかえ)あれかしと
189(いは)(うた)へよ(かみ)御子(みこ)たち。
190
191わが(きみ)御名(みな)(たよ)りて()くるものは
192()しき(きたな)(かげ)だにもなし。
193
194(たま)()(いのち)()ゆる(とき)()れば
195(かみ)御名(みな)こそ(ちから)なりけり。
196第二八九
197
198益良夫(ますらを)()をば(おそ)れず皇神(すめかみ)
199御稜威(みいづ)(ひかり)(おそ)れて()むなり。
200
201(つよ)きをば言向和(ことむけやは)(よわ)きをば
202(たす)くる(ひと)(かみ)御使(みつかひ)
203
204村肝(むらきも)(おの)(こころ)(たて)とせず
205(かみ)(したが)(ひと)(かみ)なり。
206
207皇神(すめかみ)(おきて)(まも)(かしこ)みて
208(もも)艱難(なやみ)()(ひと)(かみ)
209
210()(なか)(うれひ)(さき)だちよく(うれ)
211(とも)(よろこ)(ひと)(かみ)なり。
212
213わが(とも)(あだ)なす(ひと)区別(わかち)なく
214(まこと)()へざる(ひと)(かみ)なり。
215第二九〇
216
217麻柱(あななひ)大神教(おほみをしへ)のそのままを
218(あやま)(こと)なく(かた)らしめてよ。
219
220千早振(ちはやふ)(かみ)(ただ)しき大道(おほみち)
221まどへる(ひと)(すく)(たの)しさ。
222
223(うゑ)(かわ)(ひと)身魂(みたま)皇神(すめかみ)
224(いづ)(かて)をば(めぐ)ませ(たま)へ。
225
226皇神(すめかみ)(いづ)(ちから)にわが(たま)
227()たされ(ひと)(すく)()となりぬ。
228
229瑞御霊(みづみたま)わが身体(からたま)(うつ)りまし
230使(つか)はせ(たま)御心(みこころ)のままに。
231
232天地(あめつち)(いづ)(よろこ)()()けて
233栄光(さかえ)御顔(みかほ)(あふ)(うれ)しさ。
234第二九一
235
236(すめ)大神(おほかみ)(おん)(まへ)
237(いつ)(まつ)るは(ほか)ならず
238神国(みくに)(のぞ)黄泉(よみ)(くに)
239(もも)責苦(せめく)()(おそ)
240(のが)れむ(ため)(あら)ずして
241(ちから)なき()(いと)はずに
242(かば)(たま)へる御心(みこころ)
243いと(たふと)さに(むく)(ため)
244
245(すめ)大神(おほかみ)御恵(みめぐみ)
246(もも)艱難(なやみ)(しの)ぎつつ
247(あだ)なす()をも(めぐ)みまし
248天津(あまつ)御国(みくに)(さち)はひも
249根底(ねそこ)(くに)(くら)きをも
250(てら)させ(たま)有難(ありがた)
251その御恵(みめぐみ)(むく)いむと
252御祭(みまつり)(つか)(たてまつ)る。
253
254(かみ)(つか)ふる吾々(われわれ)
255(なん)(むく)いか(のぞ)むべき
256(この)()(つく)(たま)ひたる
257(かみ)功績(いさを)(たた)へつつ
258(あい)(めぐみ)(むく)いむと
259真心(まごころ)こめて大前(おほまへ)
260(いは)ひまつりつ永久(とこしへ)
261(まも)りの(きみ)(あふ)ぐのみ
262あゝ惟神(かむながら)々々(かむながら)
263いや永久(とこしへ)にましませよ。
264大正一二・五・一〇 旧三・二五 於松雲閣 隆光録)

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