霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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モノログ

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第13巻 如意宝珠 子の巻 篇:前付 よみ(新仮名遣い):
章:モノログ よみ(新仮名遣い):ものろぐ 通し章番号:
口述日:1922(大正11)年09月20日(旧07月29日) 口述場所: 筆録者:王仁 校正日: 校正場所: 初版発行日:1922(大正11)年10月30日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじはMさん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]:
この物語は、全巻を通じて三大潮流が渦巻く大編著であるから、一冊や二冊拾い読みをしたくらいでは、到底その真相を捉えることはできないのである。
まず全巻を読み終えた後でなければ、いかなる批判も加えることはできない。
中には、御伽噺の出来損ないみたいな批評を加えている人もいるようだが、霊界物語は少しも人意をくわえない、神の言葉そのままを写すのだから、この点をとくと考えていただきたい。
仁慈無限の神様より万物を見れば、一切が善であり愛である。ただ人間としての行動から誤解が生じ、それからもろもろの罪悪をひきおこし、邪気と成り天地を曇らせ、神を汚し道を破り、自業自得的に災禍を招くのである。
この神著によって、善悪不二、正邪一如、顕幽一致の絶対的な真理は、明白になると確信するものである。
この物語は宇宙精神の一斑を説示したものである。病人がこの物語を聞かせられてたちまち全快するのも、人間の頭脳の栄養物であるからである。大本の大精神ものこの中にあり、信徒の羅針盤となるべきものである。
また洋の東西や人種を問わず、修身斉家の基本、国を治める規範となるべきものである。
大本信徒においては、心の障壁を取り払って虚心坦懐に、本書に包含されている五味の真相を明らかにして欲しい。
こう記す間に、万寿苑瑞祥閣の上空に二羽の鴻鶴がゆるやかに飛翔し、しばらくして大公孫樹に一羽、堀端の松に一羽、羽を休めてついに竹林に姿を隠した。丹波で鶴を見るのは数十年来ないことで、大本瑞祥会に対する何らかの神示慶徴であろうと、役員らの口々の評定に上っていたことを記す。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる]: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2020-11-27 18:51:57 文字数:1314 OBC :rm130001
愛善世界社版:前付 1頁 八幡書店版:第3輯 27頁 修補版: 校定版:前付 1頁 普及版:前付 1頁 初版: ページ備考:
001 この霊界(れいかい)物語(ものがたり)は、002全巻(ぜんくわん)を通(つう)じて三大(さんだい)潮流(てうりう)が不断(ふだん)に幹流(かんりう)し、003時々(ときどき)大小(だいせう)の渦巻(うづまき)が起(おこ)つて居(を)りますが、004何分(なにぶん)にも大編著(だいへんちよ)でありますから、005一冊(いつさつ)や二冊(にさつ)位(くらゐ)拾(ひろ)ひ読(よ)みを為(し)たぐらゐでは、006到底(たうてい)その真相(しんさう)を捕捉(ほそく)する事(こと)は出来(でき)ませぬ。007先(ま)づ全巻(ぜんくわん)を読了(どくれう)された上(うへ)でなければ、008如何(いか)なる批判(ひはん)も加(くは)へる事(こと)は出来(でき)ない様(やう)に成(な)つて居(を)ります。009先(ま)づ我(わが)身魂(みたま)を宇宙(うちう)外(ぐわい)に置(お)き、010無我(むが)無心(むしん)の境地(きやうち)に立(た)つて本書(ほんしよ)に抱含(はうがん)されたる大精神(だいせいしん)を見極(みきは)めて貰(もら)ひ度(た)いものであります。
011 読者(どくしや)の中(なか)には霊界(れいかい)物語(ものがたり)もマンザラ捨(す)てたものではないが、012天地(てんち)の剖判(ばうはん)だとか、013神示(しんじ)の宇宙(うちう)だとか、014常世(とこよ)会議(くわいぎ)だとか、015人間(にんげん)の元祖論(ぐわんそろん)の如(ごと)きは折角(せつかく)の神著(しんちよ)をして無価値(むかち)たらしむるものだ、016霊界(れいかい)物語(ものがたり)も右様(みぎやう)の脱線(だつせん)的(てき)文章(ぶんしやう)さへ削除(さくぢよ)すれば、017時代(じだい)遅(おく)れの拙劣(せつれつ)な小説(せうせつ)として見(み)るべきものに成(な)るだらうと、018注意(ちゆうい)を与(あた)へて呉(く)れた人(ひと)もありました。019又(また)中(なか)には霊界(れいかい)物語(ものがたり)の中(うち)の脱線(だつせん)的(てき)文章(ぶんしやう)は、020口述者(こうじゆつしや)に頑迷(ぐわんめい)不霊(ふれい)の悪霊(あくれい)が憑依(ひようい)して喋舌(しやべ)り立(た)てた時(とき)の作物(さくぶつ)だから筆録者(ひつろくしや)に於(おい)て之(これ)を取捨(しゆしや)塩梅(あんばい)して発表(はつぺう)すると宜(よ)いのだが、021何(なに)を謂(い)つても絶対(ぜつたい)的(てき)服従(ふくじう)を以(もつ)て最大(さいだい)の善事(ぜんじ)と誤解(ごかい)して居(ゐ)る迷信家(めいしんか)だから、022薩張(さつぱり)仕末(しまつ)に了(を)へない、023小波(さざなみ)山人(さんじん)でも呼(よ)んで来(き)て訂正(ていせい)させたらおトギ話(ばなし)位(くらゐ)には成(な)るだらうと、024コボして居(ゐ)る人々(ひとびと)もあつたさうです。025口述者(こうじゆつしや)としても合点(がてん)の行(ゆ)き兼(かね)る点(てん)が多少(たせう)ないでも無(な)いが、026何(なん)と言(い)つても惟神(かむながら)に任(まか)して少(すこ)しも人意(じんい)を加(くは)へない、027神(かみ)の言葉(ことば)その儘(まま)を写(うつ)し出(だ)すのですから、028この点(てん)も篤(とく)とお考(かんが)へを願(ねが)ひたいものです。029仁慈(じんじ)無限(むげん)なる神(かみ)様(さま)の方(はう)より、030天地(てんち)間(かん)の万物(ばんぶつ)を御覧(ごらん)に成(な)つた時(とき)は、031一切(いつさい)の神人(しんじん)禽獣(きんじう)虫魚(ちうぎよ)草木(さうもく)に至(いた)るまで、032一(いつ)として善(ぜん)ならざるは無(な)く愛(あい)ならざるは無(な)いのであります。033只(ただ)人間(にんげん)としての行動(かうどう)の上(うへ)に於(おい)て、034誤解(ごかい)より生(しやう)ずる諸多(しよた)の罪悪(ざいあく)が不知(しらず)不識(しらず)の間(あひだ)に発生(はつせい)して其(そ)れが邪気(じやき)となり、035天地間(てんちかん)を汚濁(をだく)し曇(くも)らせ、036自(みづか)ら神(かみ)を汚(けが)し道(みち)を破(やぶ)り、037自業(じごう)自得(じとく)的(てき)に災禍(さいくわ)を招(まね)くに至(いた)るものであります。038善悪(ぜんあく)不二(ふじ)、039正邪(せいじや)一如(いちによ)、040顕幽(けんいう)一致(いつち)の真諦(しんたい)は、041この神著(しんちよ)に依(よ)つて明白(めいはく)に成(な)る事(こと)と確信(かくしん)する次第(しだい)であります。042この物語(ものがたり)は凡(すべ)て宇宙(うちう)精神(せいしん)の一斑(いつぱん)を説示(せつじ)したものであります。043大病人(たいびやうにん)などが枕頭(ちんとう)にてこの物語(ものがたり)を読(よ)み聞(き)かされ、044即座(そくざ)に病気(びやうき)の全快(ぜんくわい)する位(くらゐ)は何(なん)でも無(な)い事実(じじつ)であります、045之(これ)を見(み)ても人間(にんげん)の頭脳(づなう)の営養物(えいやうぶつ)たる事(こと)が判(わか)ります。046大本(おほもと)の大精神(だいせいしん)は、047この書(しよ)に依(よ)つて感得(かんとく)さるべきものでありますから、048大本(おほもと)信徒(しんと)に取(と)つては最(もつと)も必用(ひつよう)な羅針盤(らしんばん)なるのみならず、049洋(やう)の東西(とうざい)を問(と)はず、050人種(じんしゆ)の如何(いかん)を論(ろん)ぜず、051修身(しうしん)斉家(せいか)の基本(きほん)的(てき)教訓書(けうくんしよ)ともなり、052大(だい)にしては治国(ちこく)平(へい)天下(てんか)の軌範(きはん)たるべき神書(しんしよ)たる事(こと)を信(しん)ずるのであります。053大本(おほもと)信徒(しんと)諸氏(しよし)よ、054変性(へんじやう)男子(なんし)だとか、055変性(へんじやう)女子(によし)だとかの言句(げんく)に跼蹐(きよくせき)せず、056凡(すべ)ての心(こころ)の障壁(しやうへき)を撤廃(てつぱい)し、057虚心(きよしん)坦懐(たんくわい)以(もつ)て本書(ほんしよ)に包含(はうがん)する所(ところ)の五味(ごみ)の真相(しんさう)を闡開(せんかい)されむことを希望(きばう)する次第(しだい)であります。
058 斯(か)く誌(しる)す時(とき)しも万寿苑(まんじゆゑん)[※万寿苑は亀岡の天恩郷の旧称。]瑞祥閣(ずゐしやうかく)の上空(じやうくう)に二羽(には)の鴻鶴(こうのつる)ゆるやかに飛揚(ひやう)しつつありしが、059暫(しばら)くありて大(おほ)公孫樹(いてふ)に一羽(いちは)、060堀端(ほりばた)の松樹(しようじゆ)の上(うへ)に一羽(いちは)留(と)まりて羽根(はね)を休(やす)め、061終(つひ)には竹林(ちくりん)の中(なか)にその瑞姿(ずゐし)を隠(かく)しました。062丹波(たんば)の国(くに)にて鶴(つる)を見(み)ると云(い)ふ事(こと)は、063数十(すうじふ)年来(ねんらい)あまり聞(き)かぬことであつて、064大本(おほもと)瑞祥会(ずゐしやうくわい)に対(たい)する何(なに)かの神示(しんじ)慶徴(けいちよう)なるべしと、065役員(やくゐん)等(ら)の口々(くちぐち)の評定(ひやうじやう)面白(おもしろ)く、066記念(きねん)のため一筆(ひとふで)茲(ここ)に附記(ふき)しておきます。
067 大正十一年九月二十日 旧七月二十九日 午前十一時
068   王仁識
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