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霊界物語
真善美愛(第49~60巻)
第60巻(亥の巻)
序文
総説
第1篇 天仁和楽
第1章 清浄車
第2章 神森
第3章 瑞祥
第4章 木遣
第5章 鎮祭
第6章 満悦
第2篇 東山霊地
第7章 方便
第8章 土蜘蛛
第9章 夜光玉
第10章 玉国
第11章 法螺貝
第3篇 神の栄光
第12章 三美歌(その一)
第13章 三美歌(その二)
第4篇 善言美詞
第14章 神言
第15章 祝詞
第16章 祈言
第17章 崇詞
第18章 復祭
第19章 復活
第5篇 金言玉辞
第20章 三五神諭(その一)
第21章 三五神諭(その二)
第22章 三五神諭(その三)
第23章 三五神諭(その四)
第24章 三五神諭(その五)
第25章 三五神諭(その六)
余白歌
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霊界物語
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真善美愛(第49~60巻)
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第60巻(亥の巻)
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(N)
総説 >>>
序文
(
じよぶん
)
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻
篇:
前付
よみ(新仮名遣い):
章:
序文
よみ(新仮名遣い):
じょぶん
通し章番号:
口述日:
1923(大正12)年04月05日(旧02月20日)
口述場所:
皆生温泉 浜屋
筆録者:
松村真澄
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1925(大正14)年8月12日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
すべて教法には大乗と小乗の区別がある。一般民衆に理解しやすく説示するのを小乗と言う。卑近な例を引いたり何人にも解し易い言語をもって示す。多数一般の人に神の教えを説くときには小乗でなければ駄目である。
ただ、いわゆる知識階級は小乗には耳を傾けないものである。何事も難解的な経典をもって唯一成道の大法と心得ている自称先覚者には、霊界の事情は容易には解されない。
また自然界とまったく相反する神霊界の消息に対して、科学を基礎としなくては駄目だと思惟している知識階級の人々は、いずれも九十五種外道の全部を完備していると言ってもよいくらいなものである。
大乗を究めようとして知らず知らずの間に外道に陥落し、一も取らず二も取らず、ついには混迷と愚痴とのみを取得するに至る。
すべて天国に昇るものは、小乗を聞いて、直ちに神霊界の消息を感知し得る神的知識者である。現界にあって学者と言われる人々も神的知識なるものを欠くときは、決して神霊界を窺うことはできない。
すべて大乗教義は上根者、宣伝使などの所業の教理であって、一般学者はとうてい感得することができない神秘である。法大、心大、解大、浄大、荘厳大、時大、具足大の七大乗は、神に選ばれた神知識の所有者でなければ、その真相を究めることは不可能である。
神を信ぜず、その存在を認めず、神を愛しない者は決してその関門さえも窺うことは許されない。大乗は歯に合わず、小乗は馬鹿にして耳を傾けない、という者は神諭に途中の鼻高と称えられている。
五濁を清め去り、清浄無垢赤子の心境に立って初めて神霊界の真義に歩を向けることができるのである。
この物語もまた神示の所作なれば、五濁を除去しもってこれに向かうときは、無等々正覚を得て人生の本分を全うし、不老不死の天国の生涯を生きながら楽しむことができる案内書となるのであります。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2021-07-26 20:32:21
OBC :
rm600001
愛善世界社版:
前付 1頁
八幡書店版:
第10輯 595頁
修補版:
校定版:
前付 1頁
普及版:
60頁
初版:
ページ備考:
派生
[?]
この文献を底本として書かれたと思われる文献です。
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:
出口王仁三郎全集 > 第二巻 宗教・教育編 > 第六篇 宗教雑感 > 第十二章 大乗と小乗
001
凡
(
すべ
)
て
教法
(
けうはふ
)
には
大乗
(
だいじやう
)
小乗
(
せうじやう
)
の
区別
(
くべつ
)
がある。
002
一般
(
いつぱん
)
民衆
(
みんしう
)
に
理解
(
りかい
)
し
易
(
やす
)
く
説示
(
せつじ
)
するを
小乗
(
せうじやう
)
[
※
「小乗」と「大乗」と間違えている可能性がある。一般的には民衆にわかりやすく説示することが大乗である。
]
と
曰
(
い
)
つて、
003
卑近
(
ひきん
)
な
例
(
れい
)
を
引
(
ひ
)
いたり、
004
何人
(
なにびと
)
にも
解
(
かい
)
し
易
(
やす
)
き
言語
(
げんご
)
を
以
(
もつ
)
て
示
(
しめ
)
すの
類
(
るゐ
)
をいふ。
005
多数
(
たすう
)
一般
(
いつぱん
)
の
人々
(
ひとびと
)
に
対
(
たい
)
して
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
を
説
(
と
)
く
時
(
とき
)
は
006
どうしても
小乗
(
せうじやう
)
でなければ
駄目
(
だめ
)
である。
007
哲学
(
てつがく
)
的
(
てき
)
思索
(
しさく
)
に
耽
(
ふけ
)
つて
居
(
を
)
るやうな
所謂
(
いはゆる
)
知識
(
ちしき
)
階級
(
かいきふ
)
に
対
(
たい
)
しては、
008
又
(
また
)
小乗
(
せうじやう
)
では
馬鹿
(
ばか
)
にして
耳
(
みみ
)
を
傾
(
かたむ
)
けないものである。
009
何事
(
なにごと
)
も
難解
(
なんかい
)
的
(
てき
)
の
経典
(
きやうてん
)
を
以
(
もつ
)
て、
010
唯一
(
ゆゐいつ
)
成道
(
じやうだう
)
の
大法
(
たいはふ
)
と
心得
(
こころえ
)
て
居
(
を
)
る
自称
(
じしよう
)
先覚者
(
せんかくしや
)
には、
011
霊界
(
れいかい
)
の
事情
(
じじやう
)
は
容易
(
ようい
)
には
解
(
かい
)
されない。
012
自然界
(
しぜんかい
)
と
全
(
まつた
)
く
相反
(
あいはん
)
する
所
(
ところ
)
の
神霊界
(
しんれいかい
)
の
消息
(
せうそく
)
に
対
(
たい
)
して、
013
科学
(
くわがく
)
を
基礎
(
きそ
)
とせなくては
駄目
(
だめ
)
だと
思惟
(
しゐ
)
して
居
(
を
)
る
知識
(
ちしき
)
階級
(
かいきふ
)
の
人々
(
ひとびと
)
は、
014
何
(
いづ
)
れも
九十五
(
くじふご
)
種
(
しゆ
)
外道
(
げだう
)
の
全部
(
ぜんぶ
)
を
完備
(
くわんび
)
して
居
(
を
)
ると
云
(
い
)
つても
良
(
よ
)
い
位
(
くらゐ
)
なものである。
015
大乗
(
だいじやう
)
を
究
(
きは
)
めむとして
不知
(
しらず
)
不識
(
しらず
)
の
間
(
あひだ
)
に
外道
(
げだう
)
に
陥落
(
かんらく
)
し
一
(
いち
)
も
取
(
と
)
らず
二
(
に
)
も
取
(
と
)
らず、
016
終
(
つひ
)
には
昏迷
(
こんめい
)
と
愚痴
(
ぐち
)
とのみを
取得
(
しゆとく
)
するに
至
(
いた
)
る。
017
凡
(
すべ
)
て
天国
(
てんごく
)
に
昇
(
のぼ
)
るものは
018
小乗
(
せうじやう
)
を
聞
(
き
)
いて、
019
直
(
ただ
)
ちに
神霊界
(
しんれいかい
)
の
消息
(
せうそく
)
を
感知
(
かんち
)
し
得
(
う
)
る
神的
(
しんてき
)
知識者
(
ちしきしや
)
である。
020
現界
(
げんかい
)
にあつて
学者
(
がくしや
)
と
謂
(
い
)
はるる
人々
(
ひとびと
)
も
神的
(
しんてき
)
知識
(
ちしき
)
なるものを
欠
(
か
)
く
時
(
とき
)
は、
021
決
(
けつ
)
して
神霊界
(
しんれいかい
)
を
窺
(
うかが
)
ふ
事
(
こと
)
は
出来
(
でき
)
ない。
022
凡
(
すべ
)
て
大乗
(
だいじやう
)
教義
(
けうぎ
)
なるものは、
023
上根者
(
じやうこんしや
)
、
024
宣伝使
(
せんでんし
)
等
(
など
)
の
所業
(
しよげふ
)
の
教理
(
けうり
)
であつて、
025
一般
(
いつぱん
)
学者
(
がくしや
)
の
到底
(
たうてい
)
感得
(
かんとく
)
し
能
(
あた
)
はざる
神秘
(
しんぴ
)
である。
026
大乗
(
だいじやう
)
とは
一
(
いち
)
に
法大
(
はふだい
)
、
027
二
(
に
)
に
心大
(
しんだい
)
、
028
三
(
さん
)
に
解大
(
げだい
)
、
029
四
(
よん
)
に
浄大
(
じやうだい
)
、
030
五
(
ご
)
に
荘厳大
(
さうごんだい
)
、
031
六
(
ろく
)
に
時大
(
じだい
)
、
032
七
(
しち
)
に
具足大
(
ぐそくだい
)
、
033
以上
(
いじやう
)
の
七大乗
(
しちだいじやう
)
は
神
(
かみ
)
に
選
(
えら
)
まれたる
神知識
(
しんちしき
)
の
所有者
(
しよいうしや
)
でなければ、
034
到底
(
たうてい
)
今日
(
こんにち
)
勃興
(
ぼつこう
)
しつつある
学者
(
がくしや
)
間
(
かん
)
の
科学
(
くわがく
)
的
(
てき
)
研究
(
けんきう
)
態度
(
たいど
)
にては、
035
仮令
(
たとへ
)
数百
(
すうひやく
)
年
(
ねん
)
を
経
(
ふ
)
るとも
其
(
その
)
真相
(
しんさう
)
を
究
(
きは
)
むる
事
(
こと
)
は
不可能事
(
ふかのうじ
)
である。
036
神
(
かみ
)
を
信
(
しん
)
ぜず、
037
その
存在
(
そんざい
)
を
認
(
みと
)
めず、
038
神
(
かみ
)
を
愛
(
あい
)
せざるものは
決
(
けつ
)
してその
関門
(
くわんもん
)
さへも
窺
(
うかが
)
ふことは
許
(
ゆる
)
されない。
039
而
(
しか
)
して
大乗
(
だいじやう
)
は
歯
(
は
)
に
合
(
あ
)
はず、
040
小乗
(
せうじやう
)
は
馬鹿
(
ばか
)
にして
耳
(
みみ
)
を
傾
(
かたむ
)
けず、
041
暗中
(
あんちう
)
摸索
(
もさく
)
の
境涯
(
きやうがい
)
に
迷
(
まよ
)
ふものは、
042
科学
(
くわがく
)
本能
(
ほんのう
)
主義
(
しゆぎ
)
の
学者
(
がくしや
)
の
通常
(
つうじやう
)
辿
(
たど
)
る
処
(
ところ
)
の
経路
(
けいろ
)
である。
043
之
(
これ
)
を
神諭
(
しんゆ
)
には
途中
(
とちう
)
の
鼻高
(
はなだか
)
と
称
(
とな
)
へられてゐる。
044
神
(
かみ
)
を
外
(
ほか
)
にして
霊界
(
れいかい
)
を
知
(
し
)
らむと
如何
(
いか
)
に
焦慮
(
せうりよ
)
するとも、
045
決
(
けつ
)
してそのアナンタニルデーシャ・ブラテスターナ(
無量
(
むりやう
)
義処
(
ぎしよ
)
)に
達
(
たつ
)
することは
出来
(
でき
)
ない。
046
カルバシャーヤ(
劫濁
(
ごふぢよく
)
)クレーシャガシャーヤ(
煩悩濁
(
ぼんなうぢよく
)
)サッドワカシャーヤ(
衆生濁
(
しゆじやうぢよく
)
)ドルスチカシャーヤ(
見濁
(
けんぢよく
)
)アーユシカシャーヤ(
命濁
(
みやうぢよく
)
)の
五濁
(
ごぢよく
)
を
清
(
きよ
)
め
去
(
さ
)
り、
047
清浄
(
せいじやう
)
無垢
(
むく
)
赤子
(
あかご
)
の
心境
(
しんきやう
)
に
立
(
た
)
ちて
048
初
(
はじ
)
めて
神霊界
(
しんれいかい
)
の
真義
(
しんぎ
)
に
歩
(
ほ
)
を
向
(
む
)
くることが
出来
(
でき
)
るものである。
049
この
物語
(
ものがたり
)
も
亦
(
また
)
神示
(
しんじ
)
の
所作
(
しよさ
)
なれば
050
五濁
(
ごぢよく
)
を
除去
(
ぢよきよ
)
し、
0501
以
(
もつ
)
て
之
(
これ
)
に
向
(
むか
)
ふ
時
(
とき
)
は、
051
神命
(
しんめい
)
垂示
(
すゐじ
)
のマハービジニヤーナーヒアー(
大通
(
だいつう
)
智勝
(
ちしよう
)
)を
感受
(
かんじゆ
)
し、
052
マハービューバ(
大荘厳
(
だいさうごん
)
)の
神理
(
しんり
)
を
味
(
あぢ
)
はひ、
053
神霊
(
しんれい
)
のラトナーヷ・バーサ(
宝音
(
はうおん
)
)に
接
(
せつ
)
し、
054
無等々
(
むとうとう
)
正覚
(
しやうかく
)
を
得
(
え
)
て
人生
(
じんせい
)
の
本分
(
ほんぶん
)
を
全
(
まつた
)
ふし、
055
不老
(
ふらう
)
不死
(
ふし
)
天国
(
てんごく
)
の
生涯
(
しやうがい
)
を
生
(
い
)
き
乍
(
なが
)
ら
楽
(
たの
)
しむ
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
る
案内書
(
あんないしよ
)
となるのであります。
056
アヽ
惟神
(
かむながら
)
霊
(
たま
)
幸倍
(
ちはへ
)
坐世
(
ませ
)
。
057
大正十二年四月
Δこのページの一番上に戻るΔ
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