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霊界物語
真善美愛(第49~60巻)
第60巻(亥の巻)
序文
総説
第1篇 天仁和楽
第1章 清浄車
第2章 神森
第3章 瑞祥
第4章 木遣
第5章 鎮祭
第6章 満悦
第2篇 東山霊地
第7章 方便
第8章 土蜘蛛
第9章 夜光玉
第10章 玉国
第11章 法螺貝
第3篇 神の栄光
第12章 三美歌(その一)
第13章 三美歌(その二)
第4篇 善言美詞
第14章 神言
第15章 祝詞
第16章 祈言
第17章 崇詞
第18章 復祭
第19章 復活
第5篇 金言玉辞
第20章 三五神諭(その一)
第21章 三五神諭(その二)
第22章 三五神諭(その三)
第23章 三五神諭(その四)
第24章 三五神諭(その五)
第25章 三五神諭(その六)
余白歌
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第60巻(亥の巻)
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<<< 清浄車
(B)
(N)
瑞祥 >>>
第二章
神森
(
しんしん
)
〔一五二七〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻
篇:
第1篇 天仁和楽
よみ(新仮名遣い):
てんじんわらく
章:
第2章 神森
よみ(新仮名遣い):
しんしん
通し章番号:
1527
口述日:
1923(大正12)年04月05日(旧02月20日)
口述場所:
皆生温泉 浜屋
筆録者:
北村隆光
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1925(大正14)年8月12日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
バーチル夫婦は宮普請の様を見て、天国浄土の建設だと祝い歌った。二人はそれぞれ自分たちに懸っている猩々彦・猩々姫の霊の因縁を歌い、また先祖以来の蓄財の罪をあがなうために、財産を里人たちに分配することを表明し、神殿造営の神業を讃えた。
テクはバーチル夫婦の平等愛の発現を讃え、三千彦は猩々彦の御霊がアヅモス山に帰還したこと、三五教・バラモン教融和したことの神業を讃え歌った。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm6002
愛善世界社版:
25頁
八幡書店版:
第10輯 606頁
修補版:
校定版:
26頁
普及版:
初版:
ページ備考:
001
アヅモス
山
(
さん
)
の
谷
(
たに
)
深
(
ふか
)
く
002
数多
(
あまた
)
の
樵夫
(
きこり
)
や
猩々
(
しやうじやう
)
を
003
引率
(
いんそつ
)
なして
三五
(
あななひ
)
の
004
玉国別
(
たまくにわけ
)
の
宣伝使
(
せんでんし
)
005
彼方
(
かなた
)
此方
(
こなた
)
と
経巡
(
へめぐ
)
りて
006
手頃
(
てごろ
)
の
良材
(
りやうざい
)
相選
(
あひえら
)
び
007
山口神
(
やまぐちがみ
)
を
祭
(
まつ
)
りつつ
008
本
(
もと
)
と
末
(
すゑ
)
とは
山霊
(
さんれい
)
に
009
供
(
そな
)
へまつりて
三
(
み
)
つ
栗
(
ぐり
)
の
010
中
(
なか
)
の
幹
(
みき
)
をば
伐
(
き
)
り
出
(
いだ
)
し
011
珍
(
うづ
)
の
宮居
(
みやゐ
)
の
材
(
ざい
)
となす
012
グイグイグイと
鋸
(
のこ
)
の
音
(
おと
)
013
チヨンチヨン カンカン
鉞
(
まさかり
)
の
014
声
(
こゑ
)
は
木精
(
こだま
)
に
響
(
ひび
)
きつつ
015
彼方
(
あなた
)
此方
(
こなた
)
に
歌
(
うた
)
ふ
声
(
こゑ
)
016
猿
(
ましら
)
の
勇
(
いさ
)
む
怪声
(
くわいせい
)
に
017
宛然
(
さながら
)
戦場
(
せんぢやう
)
の
如
(
ごと
)
くなる
018
この
光景
(
くわうけい
)
を
打
(
うち
)
眺
(
なが
)
め
019
バーチル
夫婦
(
ふうふ
)
は
手
(
て
)
を
拍
(
う
)
つて
020
天国
(
てんごく
)
浄土
(
じやうど
)
の
建設
(
けんせつ
)
と
021
祝
(
いは
)
ひ
歌
(
うた
)
ふぞ
目出度
(
めでた
)
けれ。
022
バーチル『
心
(
こころ
)
もスマの
神
(
かみ
)
の
里
(
さと
)
023
アヅモス
山
(
ざん
)
の
南麓
(
なんろく
)
に
024
遠
(
とほ
)
き
神代
(
かみよ
)
の
昔
(
むかし
)
より
025
里庄
(
りしやう
)
の
君
(
きみ
)
と
仕
(
つか
)
へつつ
026
バラモン
神
(
がみ
)
を
尊敬
(
そんけい
)
し
027
神
(
かみ
)
の
司
(
つかさ
)
を
兼
(
か
)
ねながら
028
神代
(
かみよ
)
ながらの
吾
(
わが
)
家
(
いへ
)
を
029
守
(
まも
)
り
来
(
きた
)
りし
目出度
(
めでた
)
さよ
030
わが
垂乳根
(
たらちね
)
のバーチクは
031
尊
(
たふと
)
き
神
(
かみ
)
の
御恵
(
みめぐ
)
みに
032
いつしか
慣
(
な
)
れて
天王
(
てんわう
)
の
033
森
(
もり
)
に
鎮
(
しづ
)
まる
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
を
034
いと
忽
(
おろそ
)
かに
思
(
おも
)
ひなし
035
神
(
かみ
)
の
使
(
つかひ
)
の
猩々彦
(
しやうじやうひこ
)
036
命
(
いのち
)
をとりて
神罰
(
しんばつ
)
を
037
蒙
(
かかぶ
)
り
遂
(
つひ
)
に
果敢
(
はか
)
なくも
038
天寿
(
てんじゆ
)
短
(
みじか
)
く
失
(
う
)
せたまふ
039
猩々
(
しやうじやう
)
の
彦
(
ひこ
)
の
魂
(
たましひ
)
は
040
吾
(
わが
)
肉体
(
からたま
)
を
宮
(
みや
)
となし
041
天王
(
てんわう
)
の
森
(
もり
)
の
神殿
(
しんでん
)
を
042
いと
新
(
あたら
)
しく
改築
(
かいちく
)
し
043
底津
(
そこつ
)
岩根
(
いはね
)
に
宮柱
(
みやばしら
)
044
太敷
(
ふとし
)
く
建
(
た
)
てて
垂乳根
(
たらちね
)
の
045
犯
(
をか
)
せし
罪
(
つみ
)
を
宣
(
の
)
り
直
(
なほ
)
し
046
アヅモス
山
(
さん
)
の
比丘
(
びく
)
となり
047
堅磐
(
かきは
)
常磐
(
ときは
)
に
仕
(
つか
)
へよと
048
猩々
(
しやうじやう
)
の
彦
(
ひこ
)
の
魂
(
たましひ
)
が
049
吾
(
われ
)
に
厳
(
きび
)
しく
宣
(
の
)
り
伝
(
つた
)
ふ
050
玉国別
(
たまくにわけ
)
の
許
(
ゆる
)
し
得
(
え
)
て
051
神代
(
かみよ
)
ながらに
刃物
(
はもの
)
をば
052
入
(
い
)
れし
事
(
こと
)
なき
神
(
かみ
)
の
森
(
もり
)
053
喜
(
よろこ
)
び
勇
(
いさ
)
みて
伐採
(
ばつさい
)
し
054
宮
(
みや
)
の
柱
(
はしら
)
と
仕
(
つか
)
へゆく
055
今日
(
けふ
)
の
生日
(
いくひ
)
の
目出度
(
めでた
)
さよ
056
アナンヸイクラー(無量力)の
神力
(
しんりき
)
を
057
各
(
おの
)
も
各
(
おの
)
もに
受
(
う
)
けつぎし
058
アバーヰクラーミン(大力)の
荒男
(
あらをとこ
)
059
朝
(
あさ
)
も
早
(
はや
)
うから
現
(
あら
)
はれて
060
捻鉢巻
(
ねぢはちまき
)
の
大活動
(
だいくわつどう
)
061
アニクシブタヅラ(不休息)の
大車輪
(
だいしやりん
)
062
汗
(
あせ
)
をタラタラ
流
(
なが
)
しつつ
063
励
(
いそし
)
む
見
(
み
)
れば
惟神
(
かむながら
)
064
神
(
かみ
)
の
仕組
(
しぐみ
)
と
知
(
し
)
られけり
065
玉国別
(
たまくにわけ
)
はトライロー・キャボクラー(越三界)
066
天下
(
てんか
)
に
稀
(
まれ
)
な
宣伝使
(
せんでんし
)
067
マイトレーヤ(弥勒)の
神国
(
しんこく
)
を
068
築
(
きづ
)
かむ
為
(
ため
)
に
産土
(
うぶすな
)
の
069
館
(
やかた
)
に
現
(
あ
)
れます
瑞御魂
(
みづみたま
)
070
ラトナブラナ(月光)の
命
(
めい
)
を
受
(
う
)
け
071
ブールナ・チャンドラ(満月)の
照
(
て
)
り
渡
(
わた
)
る
072
これの
神山
(
みやま
)
に
現
(
あ
)
れまして
073
ニッテヨーデユクタ(常精進)
励
(
はげ
)
みつつ
074
神
(
かみ
)
の
柱
(
はしら
)
を
一々
(
いちいち
)
に
075
選
(
え
)
りぬき
玉
(
たま
)
ふ
雄々
(
をを
)
しさよ
076
朝日
(
あさひ
)
は
照
(
て
)
るとも
曇
(
くも
)
るとも
077
月
(
つき
)
は
盈
(
み
)
つとも
虧
(
か
)
くるとも
078
仮令
(
たとへ
)
大地
(
だいち
)
は
沈
(
しづ
)
むとも
079
誠
(
まこと
)
一
(
ひと
)
つの
神
(
かみ
)
の
道
(
みち
)
080
如何
(
いか
)
なる
曲
(
まが
)
も
恐
(
おそ
)
れむや
081
神
(
かみ
)
の
依
(
よ
)
さしの
此
(
この
)
宮
(
みや
)
は
082
天国
(
てんごく
)
浄土
(
じやうど
)
のマハーヸユーバ(大荘厳)
083
宮居
(
みやゐ
)
の
如
(
ごと
)
く
築
(
きづ
)
かれて
084
弥
(
いや
)
永久
(
とこしへ
)
に
世
(
よ
)
の
人
(
ひと
)
を
085
救
(
すく
)
はせ
玉
(
たま
)
ふ
事
(
こと
)
ならむ
086
吾
(
われ
)
はこれより
朝夕
(
あさゆふ
)
に
087
神
(
かみ
)
の
教
(
をしへ
)
のスダルマ(善法)や
088
シキン(妙識)を
清
(
きよ
)
く
身
(
み
)
に
稟
(
う
)
けて
089
青人草
(
あをひとぐさ
)
は
云
(
い
)
ふも
更
(
さら
)
090
禽獣
(
きんじう
)
虫魚
(
ちうぎよ
)
に
至
(
いた
)
るまで
091
マイトレーヤ(弥勒)の
心
(
こころ
)
もて
092
救
(
すく
)
ひ
助
(
たす
)
けむ
惟神
(
かむながら
)
093
神
(
かみ
)
に
誓
(
ちか
)
ひて
願
(
ね
)
ぎまつる
094
吾
(
わが
)
魂
(
たましひ
)
はアヴドヤー(無明)
095
苦集
(
くしふ
)
滅道
(
めつだう
)
の
真諦
(
しんたい
)
を
096
誤
(
あやま
)
り
忘
(
わす
)
れ
漁
(
すなど
)
りに
097
心
(
こころ
)
を
傾
(
かたむ
)
け
居
(
ゐ
)
たりしが
098
神
(
かみ
)
の
試練
(
しれん
)
を
与
(
あた
)
へられ
099
今
(
いま
)
は
全
(
まつた
)
く
新人
(
しんじん
)
と
100
生
(
うま
)
れ
変
(
か
)
はりし
嬉
(
うれ
)
しさよ
101
三五教
(
あななひけう
)
の
御教
(
みをしへ
)
を
102
心
(
こころ
)
を
清
(
きよ
)
めて
体得
(
たいとく
)
し
103
サムダヤ(集聖諦)、ヂフカ(苦聖諦)、ニローザ(滅聖諦)、マール(道聖諦)が
四聖諦
(
しせいたい
)
104
世
(
よ
)
の
人々
(
ひとびと
)
に
説
(
と
)
き
諭
(
さと
)
し
105
物質
(
ぶつしつ
)
的
(
てき
)
の
宝
(
たから
)
をば
106
残
(
のこ
)
らず
社会
(
しやくわい
)
に
奉還
(
ほうくわん
)
し
107
貧富
(
ひんぷう
)
貴賤
(
きせん
)
の
区別
(
けじめ
)
なく
108
神
(
かみ
)
のまにまに
此
(
この
)
世
(
よ
)
をば
109
嬉
(
うれ
)
しく
楽
(
たの
)
しく
渡
(
わた
)
るべし
110
清浄
(
しやうじやう
)
無垢
(
むく
)
の
猩々彦
(
しやうじやうひこ
)
111
猩々姫
(
しやうじやうひめ
)
は
惟神
(
かむながら
)
112
神
(
かみ
)
に
仕
(
つか
)
へてその
体
(
からだ
)
113
一
(
ひと
)
つを
守
(
まも
)
る
計
(
ばか
)
りにて
114
此
(
この
)
世
(
よ
)
の
宝
(
たから
)
を
身
(
み
)
に
持
(
も
)
たず
115
天地
(
てんち
)
の
恵
(
めぐ
)
みを
喜
(
よろこ
)
びて
116
此
(
この
)
世
(
よ
)
に
生
(
い
)
きて
栄
(
さか
)
え
行
(
ゆ
)
く
117
空
(
そら
)
飛
(
た
)
つ
鳥
(
とり
)
も
山
(
やま
)
に
棲
(
す
)
む
118
百
(
もも
)
の
獣
(
けもの
)
も
鱗族
(
うろくづ
)
も
119
野辺
(
のべ
)
の
草木
(
くさき
)
に
至
(
いた
)
る
迄
(
まで
)
120
決
(
けつ
)
して
宝
(
たから
)
を
私有
(
しいう
)
せぬ
121
それ
故
(
ゆゑ
)
心
(
こころ
)
を
清
(
きよ
)
らけく
122
天地
(
てんち
)
自然
(
しぜん
)
の
法則
(
はふそく
)
に
123
従
(
したが
)
ひまつり
永久
(
とこしへ
)
の
124
恵
(
めぐ
)
みの
春
(
はる
)
を
喜
(
よろこ
)
びて
125
此
(
この
)
世
(
よ
)
を
暮
(
くら
)
す
健気
(
けなげ
)
さよ
126
これを
思
(
おも
)
へば
吾々
(
われわれ
)
は
127
巨万
(
きよまん
)
の
富
(
とみ
)
を
私有
(
しいう
)
して
128
天地
(
てんち
)
の
恵
(
めぐ
)
みを
独占
(
どくせん
)
し
129
里庄
(
りしやう
)
となりて
世
(
よ
)
の
人
(
ひと
)
に
130
誇
(
ほこ
)
り
居
(
ゐ
)
たりし
苦
(
くる
)
しさよ
131
いざ
之
(
これ
)
よりは
一切
(
いつさい
)
の
132
執着心
(
しふちやくしん
)
を
払拭
(
ふつしき
)
し
133
サーベル
姫
(
ひめ
)
と
睦
(
むつま
)
じく
134
アヅモス
山
(
さん
)
に
草庵
(
さうあん
)
を
135
結
(
むす
)
びて
移
(
うつ
)
り
住
(
す
)
み
乍
(
なが
)
ら
136
父祖
(
ふそ
)
の
伝
(
つた
)
へし
邸
(
やしき
)
をば
137
里人
(
さとびと
)
等
(
たち
)
が
身心
(
しんしん
)
の
138
疲労
(
つかれ
)
を
休
(
やす
)
むる
園
(
その
)
となし
139
せめては
父祖
(
ふそ
)
の
罪科
(
つみとが
)
を
140
贖
(
あがな
)
ひまつりサルヷロー
141
カターツ・バドラヴオード
142
ヷエーカブラチユツチールナ(度一切世間苦悩)
神業
(
しんげふ
)
に
143
仕
(
つか
)
へまつらむ
惟神
(
かむながら
)
144
守
(
まも
)
らせ
玉
(
たま
)
へと
大神
(
おほかみ
)
の
145
御前
(
みまへ
)
に
慴伏
(
ひれふ
)
し
願
(
ね
)
ぎ
奉
(
まつ
)
る
146
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
147
御霊
(
みたま
)
幸
(
さちは
)
ひましませよ』
148
テクは
捻鉢巻
(
ねぢはちまき
)
をなし、
149
数多
(
あまた
)
の
荒男
(
あらをとこ
)
の
樵夫
(
きこり
)
を
監督
(
かんとく
)
し
乍
(
なが
)
ら
歌
(
うた
)
ひ
始
(
はじ
)
めた。
150
テク『
世
(
よ
)
はおひおひと
更
(
あらた
)
まり
151
専制
(
せんせい
)
制度
(
せいど
)
を
破壊
(
はくわい
)
して
152
新
(
あたら
)
し
人
(
ひと
)
の
御世
(
みよ
)
となり
153
ソシアリズムやコンミュニズム
154
海
(
うみ
)
の
内外
(
うちと
)
に
擡頭
(
たいとう
)
し
155
天地
(
てんち
)
の
雲行
(
くもゆき
)
一変
(
いつぺん
)
し
156
天国
(
てんごく
)
浄土
(
じやうど
)
を
地
(
ち
)
の
上
(
うへ
)
に
157
築
(
きづ
)
かむ
時
(
とき
)
とぞなりにけり
158
此
(
この
)
家
(
や
)
の
主
(
あるじ
)
バーチルは
159
世界
(
せかい
)
思想
(
しさう
)
の
傾向
(
けいかう
)
を
160
早
(
はや
)
くも
悟
(
さと
)
り
玉
(
たま
)
ひつつ
161
ソシアリズムを
発揮
(
はつき
)
して
162
巨万
(
きよまん
)
の
富
(
とみ
)
を
里人
(
さとびと
)
に
163
いと
平等
(
べうどう
)
に
分与
(
ぶんよ
)
しつ
164
上下
(
しようか
)
睦
(
むつ
)
びて
世
(
よ
)
を
送
(
おく
)
る
165
至誠
(
しせい
)
を
発揮
(
はつき
)
し
玉
(
たま
)
ひけり
166
之
(
これ
)
ぞ
全
(
まつた
)
く
皇神
(
すめかみ
)
の
167
平等愛
(
びやうどうあい
)
の
発現
(
はつげん
)
か
168
但
(
ただし
)
は
人
(
ひと
)
の
覚醒
(
かくせい
)
か
169
若
(
も
)
しくば
時代
(
じだい
)
の
賜物
(
たまもの
)
か
170
実
(
げ
)
にも
尊
(
たふと
)
き
限
(
かぎ
)
りなり
171
もしも
此
(
この
)
儘
(
まま
)
頑
(
ぐわん
)
として
172
昔
(
むかし
)
の
儘
(
まま
)
に
地
(
ち
)
の
上
(
うへ
)
の
173
宝
(
たから
)
を
独占
(
どくせん
)
するならば
174
四民
(
しみん
)
の
怨府
(
えんぷ
)
となり
果
(
は
)
てて
175
如何
(
いか
)
なる
凶事
(
きようじ
)
が
見舞
(
みま
)
ふやら
176
図
(
はか
)
り
難
(
がた
)
なき
正念場
(
しやうねんば
)
177
よくも
改心
(
かいしん
)
成
(
な
)
されました
178
之
(
これ
)
こそ
私
(
わたし
)
の
御
(
ご
)
主人
(
しゆじん
)
だ
179
アナーキズムやニヒリスト
180
その
外
(
ほか
)
百
(
もも
)
の
主義
(
しゆぎ
)
党派
(
たうは
)
181
現
(
あら
)
はれ
来
(
きた
)
るを
防止
(
ばうし
)
して
182
此
(
この
)
美
(
うる
)
はしき
天地
(
あめつち
)
を
183
完全
(
くわんぜん
)
無事
(
ぶじ
)
に
開
(
ひら
)
きつつ
184
マイトレーヤ(弥勒)の
神
(
かみ
)
の
世
(
よ
)
を
185
楽
(
たのし
)
み
祝
(
いは
)
ふ
魁
(
さきがけ
)
と
186
現
(
あら
)
はれ
玉
(
たま
)
ひし
猩々彦
(
しやうじやうひこ
)
187
猩々
(
しやうじやう
)
の
姫
(
ひめ
)
の
真心
(
まごころ
)
を
188
世人
(
よびと
)
に
代
(
かは
)
り
慎
(
つつし
)
みて
189
ここに
感謝
(
かんしや
)
し
奉
(
たてまつ
)
る
190
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
191
御霊
(
みたま
)
の
恩頼
(
ふゆ
)
の
尊
(
たふと
)
さを
192
仰
(
あふ
)
ぎ
敬
(
うやま
)
ひ
祝
(
ほ
)
ぎ
奉
(
まつ
)
る』
193
三千彦
(
みちひこ
)
『
真善
(
しんぜん
)
美愛
(
びあい
)
の
天地
(
あめつち
)
の
194
中
(
なか
)
に
生
(
うま
)
れし
諸々
(
もろもろ
)
は
195
只
(
ただ
)
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
196
尊
(
たふと
)
き
神
(
かみ
)
の
御恵
(
みめぐ
)
みに
197
浸
(
ひた
)
りて
清
(
きよ
)
く
栄
(
さか
)
え
行
(
ゆ
)
く
198
アヅモス
山
(
さん
)
の
森林
(
しんりん
)
は
199
遠
(
とほ
)
き
神代
(
かみよ
)
の
昔
(
むかし
)
より
200
刃物
(
はもの
)
を
入
(
い
)
れぬ
聖場
(
せいぢやう
)
と
201
伝
(
つた
)
へ
来
(
きた
)
りし
神
(
かみ
)
の
山
(
やま
)
202
木々
(
きぎ
)
の
梢
(
こずゑ
)
は
蒼々
(
さうさう
)
と
203
常磐
(
ときは
)
堅磐
(
かきは
)
に
色
(
いろ
)
深
(
ふか
)
く
204
花
(
はな
)
も
実
(
み
)
もある
太柱
(
ふとばしら
)
205
鷲
(
わし
)
が
巣
(
す
)
を
組
(
く
)
む
鷹
(
たか
)
が
棲
(
す
)
む
206
パインの
枝
(
えだ
)
には
田鶴
(
たづ
)
棲
(
すぐ
)
ふ
207
昼目
(
ひるめ
)
の
見
(
み
)
えぬ
梟鳥
(
ふくろどり
)
208
木菟
(
みみづく
)
迄
(
まで
)
が
集
(
あつま
)
りて
209
千代
(
ちよ
)
の
棲所
(
すみか
)
と
定
(
さだ
)
めたる
210
彼方
(
あなた
)
此方
(
こなた
)
の
木
(
き
)
の
幹
(
みき
)
を
211
忌鋤
(
いむすき
)
忌斧
(
いむをの
)
打
(
う
)
ち
揮
(
ふる
)
ひ
212
伐
(
き
)
り
倒
(
たふ
)
し
行
(
ゆ
)
く
勢
(
いきほひ
)
に
213
一度
(
いちど
)
は
驚
(
おどろ
)
き
逃
(
に
)
げ
狂
(
くる
)
ふ
214
その
有様
(
ありさま
)
を
見
(
み
)
るにつけ
215
同情
(
どうじやう
)
の
涙
(
なみだ
)
禁
(
きん
)
じ
得
(
え
)
ず
216
さはさり
乍
(
なが
)
ら
大神
(
おほかみ
)
の
217
珍
(
うづ
)
の
社
(
やしろ
)
が
建
(
た
)
つなれば
218
百鳥
(
ももとり
)
千鳥
(
ちどり
)
勇
(
いさ
)
み
立
(
た
)
ち
219
もとの
如
(
ごと
)
くに
安々
(
やすやす
)
と
220
天授
(
てんじゆ
)
の
恵
(
めぐ
)
みを
楽
(
たのし
)
みて
221
この
天国
(
てんごく
)
に
永久
(
とこしへ
)
に
222
安
(
やす
)
く
月日
(
つきひ
)
を
送
(
おく
)
るべし
223
今
(
いま
)
まで
姿
(
すがた
)
を
隠
(
かく
)
したる
224
猩々彦
(
しやうじやうひこ
)
の
魂
(
たま
)
の
裔
(
すゑ
)
225
三百
(
さんびやく
)
三十三
(
さんじふさん
)
体
(
たい
)
の
226
眷族
(
けんぞく
)
さまは
又
(
また
)
もとの
227
千代
(
ちよ
)
の
棲処
(
すみか
)
に
帰
(
かへ
)
りまし
228
梢
(
こずゑ
)
を
渡
(
わた
)
り
跳
(
と
)
び
越
(
こ
)
えて
229
キヤツキヤツキヤツと
勇
(
いさま
)
しく
230
歓喜
(
くわんき
)
の
声
(
こゑ
)
を
張
(
は
)
り
上
(
あ
)
げて
231
珍
(
うづ
)
の
御子
(
みこ
)
をば
数
(
かず
)
多
(
おほ
)
く
232
幾
(
いく
)
千万
(
せんまん
)
人
(
にん
)
生
(
う
)
みたらし
233
清浄
(
しやうじやう
)
無垢
(
むく
)
の
神国
(
かみぐに
)
と
234
歓喜
(
くわんき
)
の
花
(
はな
)
の
開
(
ひら
)
くなる
235
常世
(
とこよ
)
の
春
(
はる
)
に
遇
(
あ
)
ふならむ
236
勇
(
いさ
)
めよ
勇
(
いさ
)
め
里人
(
さとびと
)
よ
237
祝
(
いは
)
へよ
祝
(
いは
)
へ
猩々
(
しやうじやう
)
さま
238
三五教
(
あななひけう
)
もバラモンの
239
教
(
をしへ
)
の
司
(
つかさ
)
も
信徒
(
まめひと
)
も
240
心
(
こころ
)
の
塵
(
ちり
)
を
打
(
うち
)
払
(
はら
)
ひ
241
睦
(
むつ
)
び
親
(
した
)
しみ
永久
(
とこしへ
)
に
242
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐ
)
みを
感謝
(
かんしや
)
して
243
苦行
(
くぎやう
)
外道
(
げだう
)
の
境域
(
きやうゐき
)
を
244
今日
(
けふ
)
より
全
(
まつた
)
く
脱却
(
だつきやく
)
し
245
嬉
(
うれ
)
しく
楽
(
たの
)
しく
此
(
この
)
世
(
よ
)
をば
246
渡
(
わた
)
らせ
玉
(
たま
)
へ
惟神
(
かむながら
)
247
珍
(
うづ
)
の
教
(
をしへ
)
の
三千彦
(
みちひこ
)
が
248
清
(
きよ
)
き
心
(
こころ
)
を
現
(
あら
)
はして
249
神
(
かみ
)
の
御前
(
みまへ
)
に
詳細
(
まつぶ
)
さに
250
世
(
よ
)
の
行末
(
ゆくすゑ
)
の
安全
(
あんぜん
)
を
251
畏
(
かしこ
)
み
畏
(
かしこ
)
み
願
(
ね
)
ぎ
奉
(
まつ
)
る
252
あゝ
惟神
(
かむながら
)
々々
(
かむながら
)
253
神代
(
かみよ
)
の
姿
(
すがた
)
ぞ
尊
(
たふと
)
けれ』
254
アヅモスの
山
(
やま
)
は
尊
(
たふと
)
きスメール(須弥仙)と
255
やがて
輝
(
かがや
)
く
四方
(
よも
)
の
国々
(
くにぐに
)
。
256
(
大正一二・四・五
旧二・二〇
於皆生温泉浜屋
北村隆光
録)
Δこのページの一番上に戻るΔ
<<< 清浄車
(B)
(N)
瑞祥 >>>
霊界物語
>
真善美愛(第49~60巻)
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第60巻(亥の巻)
> 第1篇 天仁和楽 > 第2章 神森
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