霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第二二章 三五(おほもと)神諭(しんゆ)その三〔一五四七〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻 篇:第5篇 金言玉辞 よみ(新仮名遣い):きんげんぎょくじ
章:第22章 三五神諭(その三) よみ(新仮名遣い):おおもとしんゆ 通し章番号:1547
口述日:1923(大正12)年04月26日(旧03月11日) 口述場所:竜宮館 筆録者:北村隆光 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年8月12日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじはMさん作成です(一部加筆訂正してあります)。一部の章はAIによって要約を作成しています。[×閉じる]:
明治三十四年旧六月三日
この世の行く先は、綾部の大本の竜門館でないと、なにほど知識で考えても解らない。変性男子は世界にある事を先繰りに、前途の事を知らせる御役である。
今度は世に落ちている神々を皆世に上げなければならない御役である。それについては世に出てお出でます万の神様に明治二十五年から申し付けてある。
明治三十五年旧七月十一日
永らく筆先に出して知らせても、今の人民は疑いが強いから、この中に実地をして見せてある。因縁ある身魂を引き寄せて御用に使うと筆先に出してある。
この結構な経綸が判りかけてくるほど、世界から鼻高が出てくる。また誠で出てくる者、目的を立てようと思って出てくる者もあり、世間に解るほど忙しくなる。
夜が明けると世界はいったん悪くなる。大本さえ信心していたら善き事が出来るように思っても、出口の日々の願いで大難を小難にまつり替えたところで、神国の中にもそれぞれの見せしめはある。
これから従来のやり方を根本から改正させてしまうから、今まで上に立って居た紙は大分辛くなってくる。神の国はこの状態でおいたらさっぱり悪神に取られてしまう。かような時節に神に立って居る守護神が先に解らないから、岩戸を開いて先が判る世にするのだ。
明治三十六年旧七月三日
悪神の国から始まって大戦争があると申してあるが、艮の金神は日の下に経綸がしてある。日の下は神国で結構な国というのは分かっているが、神国魂がちっともないと狼狽えてしまうぞ。
窮極まで行くと悪魔が一つになって皆攻め来ったときに、悪神の守護神が元の霊魂の力や誠の力を恐れて往生するところまで、神国の人民は耐え忍ばなければ御用ができない。御用をいたす身魂が二三分できたら、昔からの経綸の神が現れて、世界中が安心できるようにして元の神代に帰すのである。
邪神の侵略主義のやり方ではもう済んだ。何ほど知恵学力があり兵隊がたくさんあっても、三千年余りての経綸の時節が来たのである。この大本には揃って神力を積んでおかないと、どうにも激しくて傍には寄り付けないような事が出来てくるから、身魂をよく磨いておけと申すのだ。
大本は天地の誠一つの先祖の神の経綸の尊い場所であるから、身欲信心をしている人民では寄せ付けない。
明治三十七年旧正月十日
艮金神稚日女岐実命が、出口の守と現れて、変性男子の身魂が全部現れてこの世を構うと、あまり速やかに見え透いて、出口の傍へは寄れないようになると申しているが、時節が参ったので気遣いすることができてくる。
変性男子は大望な御役であるから、今度の御用をさせるために神代一代の苦労がさしてある。岩戸開きの筆先と立て直しの筆先とを、世が治まるまで書かせるのである。どんな事も皆解ってくるから、改信いたせ、身魂の選択を致せと出口直の手で知らせてある。
この世が末になって一寸も前に行けないようになり、変性男子と変性女子が現れて二度目の天の岩戸を開く大望な御役である。
明治三十七年旧七月十二日
今の役員信者は今度の戦争で世が根本から立て替わるように信じて慌てているが、世界中の修斎であるから、そう着々とは行かない。今度の戦争は門口である。
肝心の役員が変性女子に反対して書いたものを灰にしたり排斥したり邪魔をするので、これから皆野役員の目が醒めるように、変性女子の肉体を大本を出して経綸を致す。女子が出たら火が消えたように一人も立ち寄る人民は無くなる。明治四十二年までは神が外へ連れ参って経綸の橋架けをいたす。
この大本の中の者が残らず改信して女子の身上が解ってきたら、物事は箱さしたように進む。明治五十年を真ん中として後先十年の間が岩戸開きの正念場である。明治五十五年の三月三日、五月五日は誠に結構な日である、それまではこの大本の中は辛い。
明治四十二年になったら変性女子がぼつぼつ因縁の身魂を大本へ引き寄せて神の仕組を始める。腹の底に誠意がないと欲に迷って大きな取違を致すから今のうちに胸に手を当てて考えて見るがよい。
明治三十七年旧八月十日
天も地も世界中一つに丸め、枡掛けひいたごとく誰ひとり底辺には落とさぬ。種をまき苗が立ったら出て行く。刈り込みになったら手柄をさせて元へ戻す。元の種を吟味致すのは今度のことである。種がよければどんな事もできる。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる]: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2021-11-08 17:20:32 文字数:5175 OBC :rm6022
愛善世界社版:298頁 八幡書店版:第10輯 698頁 修補版: 校定版:311頁 普及版: 初版: ページ備考:
001      明治三十四年旧六月三日
 
002 斯世(このよ)の行(ゆ)く先(さき)の解(わか)るのは、003綾部(あやべ)の大本(おほもと)の竜門館(りうもんやかた)でないと、004何(な)んぼ知識(ちゑ)で考(かんが)へても005何(なに)程(ほど)学(がく)がありたとて、006学(がく)があるほど利口(りこう)が出(で)て、007解(わか)りは致(いた)さんぞよ。008永(なが)くかかりて仕組(しぐ)んだ此(こ)の大望(たいもう)、009解(わか)りかけたら速(はや)いから、010改信(かいしん)が一等(いつとう)であるぞよ。011変性(へんじやう)男子(なんし)の因縁(いんねん)の解(わか)る世(よ)が参(まゐ)りて来(き)たから、012世界(せかい)にある事(こと)を先繰(せんぐり)に、013前途(さき)の事(こと)を知(し)らせる御(お)役(やく)であるぞよ。014今度(こんど)は世(よ)に落(お)ちておいでる神々(かみがみ)を015皆(みな)世(よ)に上(あ)げねばならん御(お)役(やく)であるから、016順(じゆん)に御(お)上(あが)りに成(な)るぞよ。017それに就(つ)いては世(よ)に出(で)て御(お)いでます万(よろづ)の神(かみ)様(さま)に、018明治(めいぢ)二十五(にじふご)年(ねん)から申(まをし)付(つ)けてあるが、019是(これ)迄(まで)のやうな世(よ)の持方(もちかた)では行(ゆ)けんから、020岩戸(いはと)を開(ひら)くに就(つ)いては、021高処(たかみ)から見物(けんぶつ)では可(い)けませんぞえと申(まを)して置(お)いたが、022時節(じせつ)が参(まゐ)りたから、023一旦(いつたん)は世界(せかい)に言(い)ふに言(い)はれん事(こと)が出来(しゆつたい)いたすぞよ。
 
024○
 
025      明治三十五年旧七月十一日
 
026 永(なが)らく筆先(ふでさき)に出(だ)して知(し)らしてやりても、027今(いま)の人民(じんみん)は疑(うたがひ)強(つよ)き故(ゆゑ)に真(まこと)に致(いた)さぬから、028此(この)中(なか)に実地(じつち)を為(し)て見(み)せてあるから、029能(よ)く見(み)て置(お)かんと030肝腎(かんじん)の折(をり)に何(なに)も咄(はな)しが無(な)いぞよ。031霊魂(みたま)の調査(あらため)いたして、032因縁(いんねん)ある身魂(みたま)を引寄(ひきよ)して御用(ごよう)に使(つか)ふと申(まを)して、033筆先(ふでさき)に出(だ)してあらうがな。034今度(こんど)の二度目(にどめ)の天(あま)の岩戸開(いはとびらき)と申(まを)すのは、035天(あま)の岩戸(いはと)を閉(し)める役(やく)と、036開(ひら)く役(やく)とが出来(でき)るのであるが、037神(かみ)の差添(さしぞへ)の種(たね)は、038自己(われ)が充分(じゆうぶん)苦労(くらう)をして人(ひと)を助(たす)ける心(こころ)でないと、039天地(てんち)の岩戸(いはと)は却々(なかなか)開(ひら)けんぞよ。040差添(さしぞへ)の種(たね)に成(な)るのは、041二十五(にじふご)年(ねん)からの筆先(ふでさき)を腹(はら)へ締込(しめこ)みて置(お)いたら宜(よ)いのであるぞよ。042此(この)中(うち)の結構(けつこう)な経綸(しぐみ)が判(わか)りて来(き)かける程(ほど)、043世界(せかい)から鼻高(はなだか)が出(で)て来(く)るから、044筆先(ふでさき)で何麼(どんな)弁解(べんかい)も出来(でき)るやうに書(かか)してあるから、045調戯心(なぶりごころ)で参(まゐ)りて赤恥(あかはぢ)かいて帰(かへ)るものも出来(でき)るし、046又(また)誠(まこと)で出(で)て来(く)るものもあるぞよ。047目的(もくてき)を立(た)てようと思(おも)ふて出(で)て来(く)るものもあるし、048世間(せけん)に解(わか)る程(ほど)忙(せは)しくなるから、049此(ここ)寂(さび)しく致(いた)して050誠(まこと)を細(こま)かう判(わか)るやうに書(かか)してあるから、051他(ほか)の教会(けうくわい)とは精神(せいしん)が違(ちが)ふと申(まを)すのぢやぞよ。052世界(せかい)の鏡(かがみ)の出(で)る所(とこ)であるから、053是(これ)迄(まで)に何(なに)程(ほど)云(い)ふて聞(き)かしたとて、054余(あま)り出口(でぐち)を世(よ)に墜(おと)して御用(ごよう)が為(さ)してありたから、055疑(うたが)ふ者(もの)計(ばか)りで、056此(この)中(なか)の行(おこな)ひがチツトも出来(でき)んゆゑ、057誠(まこと)の教(をしへ)も未(ま)だ今(いま)にさして無(な)きやうな事(こと)であるから、058此(こ)の闇(やみ)の世(よ)に夜(よ)の明(あ)ける教(をしへ)を致(いた)しても、059誰(たれ)も真(まこと)に致(いた)さねど、060もう夜(よ)の明(あ)けるに近(ちか)うなりたぞよ。061夜(よ)が明(あ)けると神(かみ)の教(をしへ)通(どほ)りに世界(せかい)から何事(なにごと)も出(で)て来(く)るから、062世界(せかい)は一旦(いつたん)は悪(わる)なるから、063喜(よろこ)ぶものと悲(かな)しむものとが出来(でき)るから、064大本(おほもと)さへ信神(しんじん)致(いた)して居(を)りたら065善(よ)き事(こと)が出来(でき)るやうに思(おも)ふて、066薩張(さつぱ)り嘘(うそ)ぢやつたと申(まを)してゐるなれど、067出口(でぐち)の日々(にちにち)の願(ねがひ)で、068大難(だいなん)を小難(せうなん)にまつり替(か)へた所(ところ)で、069何(なん)なりと神国(しんこく)の中(なか)にも夫々(それぞれ)の見(み)せしめは在(あ)るぞよ。070是(これ)から先(さき)になりたら、071斯様(こん)な事(こと)が在(あ)るのに何故(なぜ)知(し)らせなんだと小言(こごと)を申(まを)すなり、072知(し)らせねば不足(ふそく)を申(まを)すであらうし、073亦(また)知(し)らせて遣(や)れば色々(いろいろ)と疑(うたが)うて悪(わる)く申(まを)すし、074人民(じんみん)の心(こころ)が薩張(さつぱ)り覆(かへ)つてゐるから、075善(よ)き事(こと)は悪(わる)く見(み)えるし、076悪(わる)きこと致(いた)すものは却(かへ)つて今(いま)の時節(じせつ)は善(よ)く見(み)えるが、077全然(さつぱり)世(よ)が逆(さか)さまであるぞよ。078今(いま)の世界(せかい)に立(た)つ人(ひと)は、079一(ひと)つも誠(まこと)の善(ぜん)の事(こと)は致(いた)して居(を)らんぞよ。080艮(うしとらの)金神(こんじん)が表(おもて)に現(あら)はれて世界(せかい)の洗(あら)ひ替(がへ)をいたすから、081是(これ)からは何事(なにごと)も神(かみ)から露見(あらは)れて来(く)るぞよ。082今(いま)の世界(せかい)の落(お)ちてゐる人民(じんみん)は、083高(たか)い処(ところ)へ土持(つちもち)計(ばか)り致(いた)して、084年(ねん)が年中(ねんじう)苦(くる)しみてゐるなり。085上(うへ)に立(た)ちてゐる神(かみ)は悪(あく)の守護(しゆご)であるから、086気儘(きまま)放題(はうだい)好(す)き寸法(すつぱふ)。087強(つよ)い者(もの)勝(がち)の世(よ)の中(なか)でありたなれど見(み)て御座(ござ)れよ、088是(これ)から従来(これまで)の行方(やりかた)を根本(こつぽん)から改正(かへ)さして了(しま)ふて、089刷新(さらつ)の世(よ)の行方(やりかた)に致(いた)すから、090今(いま)迄(まで)に上(かみ)に立(た)ちて居(を)りた神(かみ)は大分(だいぶ)辛(つら)う成(な)りて来(く)るから、091初発(しよつぱつ)から出口(でぐち)直(なほ)の手(て)と口(くち)とを藉(か)りて、092色々(いろいろ)と世界(せかい)の霊魂(みたま)に申(まをし)聞(きか)したら、093近所(きんじよ)の者(もの)が驚(おどろ)いて、094出口(でぐち)を警察(けいさつ)へ連(つ)れ参(まゐ)りた折(をり)に、095警察(けいさつ)で三千(さんぜん)世界(せかい)の大気違(おほきちが)ひであると申(まを)してあるぞよ。096それでも気違(きちが)ひが何(なに)を申(まを)す位(くらゐ)により取(と)りては居(を)らんぞよ。097何(なん)でもない手(て)に合(あ)ふ者(もの)ほか能(よ)う吟味(ぎんみ)を致(いた)さんのか、098モチト大(おほ)きな者(もの)を吟味(ぎんみ)いたして世(よ)の潰(つぶ)れんやうに致(いた)さねば、099此(この)儘(まま)で置(お)いたら、100警察(けいさつ)の云(い)ふ事(こと)共(ども)聞(き)く者(もの)が無(な)きやうになるぞよ。101艮(うしとらの)金神(こんじん)が現(あら)はれて守護(しゆご)をしてやらねば、102神(かみ)の国(くに)は此(この)状態(なり)で置(お)いたら、103全部(さつぱり)悪神(あくがみ)に略取(とら)れて了(しま)ふぞよ。104斯様(かやう)な時節(じせつ)が参(まゐ)りてゐるに、105上(かみ)に立(た)ちておる守護神(しゆごじん)が先(さき)が解(わか)らんから、106岩戸(いはと)を開(ひら)いて先(さき)の判(わか)る世(よ)に致(いた)すから、107自己(われ)の心(こころ)から発根(ほつごん)と改信(かいしん)を為(す)るやうに成(な)るぞよ。108艮(うしとらの)金神(こんじん)が表(おもて)になると物事(ものごと)速(はや)いぞよ。
 
109○
 
110      明治三十六年旧七月十三日
 
111 悪神(あくがみ)の国(くに)から始(はじ)まりて、112大戦争(おほいくさ)が在(あ)ると申(まを)してあるが、113彼方(あちら)には深(ふか)い大(おほ)きな計画(たくみ)をいたして居(を)るなれど、114表面(うへ)からは一寸(ちよつと)も見(み)えん、115艮(うしとらの)金神(こんじん)は日(ひ)の下(もと)に経綸(しぐみ)が致(いた)して在(あ)るぞよ。116日(ひ)の下(もと)は神国(しんこく)で117結構(けつこう)な国(くに)ぢやと云(い)ふ事(こと)は、1171判(わか)りて居(を)れど、118何(なに)を申(まを)しても国(くに)が小(ちひ)さいので、119一呑(ひとのみ)に為(し)ておるから、120今(いま)の精神(せいしん)では、121戦争(たたかひ)が始(はじ)まりたら122神国(みくに)魂(だましひ)が些(ちつ)とも無(な)いから、123狼狽(うろたへ)て了(しま)ふぞよ。124是(これ)から段々(だんだん)と世(よ)が迫(せま)りて来(き)て、125世界中(せかいぢう)の大戦争(おほたたかひ)となりて、126窮極(とことん)まで行(ゆ)くと、127悪魔(あくま)が一(ひと)つになりて、128皆(みな)攻(せ)めて来(き)た折(をり)には、129兎(と)ても敵(かな)はんといふ人民(じんみん)が、130神(かみ)から見(み)ると九分(くぶ)まであるが、131日(ひ)の下(もと)はモウ敵(かな)はんと申(まを)す所(とこ)で、132神国(みくに)魂(だましひ)の生神(いきがみ)の本(もと)の性来(しやうらい)を、1321出(だ)して見(み)せて遣(や)ると、133神国(みくに)魂(だましひ)は胸(むね)に詰(つま)りて呑(の)めぬから134悪神(あくがみ)の守護神(しゆごじん)が、135元(もと)の霊魂(みたま)の力(ちから)はエライものぢや、136誠(まこと)ほど恐(こは)いものは無(な)いと申(まを)して、137往生(わうじやう)する所(とこ)まで神国(しんこく)の人民(じんみん)は堪忍(こばら)な、138今度(こんど)悪神(あくがみ)が強(つよ)いと見(み)たら、139皆(みな)それへ属(つ)いて了(しま)ふから、140ソコデ此(こ)の本(もと)に仕組(しぐみ)てある事(こと)を、141神国(しんこく)の人民(じんみん)が能(よ)く腹(はら)へ入(い)れて、142御用(ごよう)を致(いた)さす身魂(みたま)が二三分(にさんぶ)出来(でき)たら、143其処(そこ)で昔(むかし)からの経綸(しぐみ)の神(かみ)が現(あら)はれて、144世界(せかい)を誠(まこと)一(ひと)つの神力(しんりき)で往生(わうじやう)致(いた)さして、145世界中(せかいぢう)の安心(あんしん)が出来(でき)るやうに致(いた)して、146昔(むかし)の元(もと)の神代(かみよ)に復(かへ)すぞよ。147邪神(あくがみ)の侵略主義(やりかた)はモウ世(よ)が終結(すみた)ぞよ。148何(なに)程(ほど)人民(じんみん)に智慧(ちゑ)学力(がくりき)が在(あ)りても、149兵隊(へいたい)が何(なに)程(ほど)沢山(たくさん)ありても150今度(こんど)は人民(じんみん)同志(どうし)の戦争(たたかひ)でありたら、151到底(たうてい)敵(かな)はんなれど、152三千(さんぜん)年(ねん)余(あま)りての経綸(しぐみ)の時節(じせつ)が来(き)たので在(あ)るから、153世界中(せかいぢう)から攻(せ)めて来(き)ても、154誠(まこと)には敵(かな)はん仕組(しぐみ)が為(し)てあるなれど、155艮(うしとらの)金神(こんじん)、156竜宮(りうぐうの)乙姫(おとひめ)どの、157日出(ひので)の神(かみ)が表(あら)はれんと、158其処(そこ)までの神力(しんりき)は見(み)せんから、159此(こ)の大本(おほもと)には揃(そろ)ふて神力(しんりき)を積(つみ)ておかんと160如何(どう)為様(しやう)にも激烈(はげし)うて、161傍(そば)へは寄附(よりつ)かれん様(やう)な事(こと)が出来(でき)てくるから、162身魂(みたま)を能(よ)く磨(みが)いておけと申(まを)すのであるぞよ。163身欲(みよく)信仰(しんじん)して居(を)る人民(じんみん)、164そこへ成(な)りてから助(たす)けて呉(く)れと申(まをし)ても165其様(そん)な人民(じんみん)は醜(みぐる)しいから、166傍(そば)へは寄(よ)せ附(つ)けんぞよ。167能(よ)く神(かみ)の心(こころ)を汲取(くみと)らんと、168大本(おほもと)は天地(てんち)の誠(まこと)一(ひと)つの先祖(せんぞ)の神(かみ)の経綸(しぐみ)の尊(たふと)い場所(とこ)で在(あ)るから、169迂濶(うくわつ)に出(で)て来(き)ても、170チト異(ちが)う所(とこ)であるから、171其処(そこ)にならんと眼(め)が覚(さ)めんから、172眼醒(めざま)しの在(あ)るまでに、173腹(はら)の中(なか)の埃(ごもく)を出(だ)して置(お)かんと、174地部下(ぢぶした)に成(な)るから、175執念(くどう)言(い)ふて気(き)を附(つけ)るぞよ。
 
176○
 
177      明治三十七年旧正月十日
 
178 艮(うしとらの)金神(こんじん)稚日女(わかひめ)岐美(ぎみの)命(みこと)が、179出口(でぐち)の守(かみ)と現(あら)はれて、180変性(へんじやう)男子(なんし)の身魂(みたま)が全部(すつくり)現(あらは)れて、1801斯世(このよ)を構(かま)ふと181余(あま)り速(すみやか)に見(みえ)透(す)いて、182出口(でぐち)の傍(そば)へは寄(よ)れん様(やう)に成(な)ると申(まを)して在(あ)るが、183何彼(なにか)の時節(じせつ)が参(まゐ)りたから184気遣(きづか)ひに成(な)るぞよ。185水晶(すいしやう)の身魂(みたま)でありたら、186岩戸(いはと)開(びら)きの折(をり)にも安心(あんしん)で何(なに)も無(な)いなれど、187一寸(ちよつと)でも身魂(みたま)に曇(くも)りがありたり、188違(ちが)うた遣方(やりかた)いたしたり、189混(まぜ)りがありたり致(いた)したら、190直(す)ぐその場(ば)で陶汰(わけ)られて、191ザマを晒(さら)されるぞよ。192人民(じんみん)からは左程(さほど)にないが、193神(かみ)の眼(め)からは見苦(みぐる)しきぞよ。194変性(へんじやう)男子(なんし)は大望(たいもう)な御(お)役(やく)であるから、195今度(こんど)の御用(ごよう)をさす為(ため)に、196神代(かみよ)一代(いちだい)の苦労(くらう)がさしてありての事(こと)であるから197何(なに)程(ほど)でも此(この)筆先(ふでさき)は湧(わ)いて来(く)るぞよ。198岩戸(いはと)開(びら)きの筆先(ふでさき)と立直(たてなほ)しの筆先(ふでさき)とを、199世(よ)が治(をさ)まる迄(まで)書(か)かすなり、200斯世(このよ)一切(いつさい)の事(こと)を皆(みな)書(か)かせるから、201何麼(どんな)事(こと)も皆(みな)解(わか)りて来(く)るから、202誰(たれ)も恥(はづ)かしうなるから、203改信(かいしん)いたせ、204身魂(みたま)の洗濯(せんたく)いたせよと、205出口(でぐち)直(なほ)の手(て)で知(し)らしてあるのを、206疑(うたが)うて居(を)りた人民(じんみん)207気(き)の毒(どく)が出来(でき)て来(く)るぞよ。208斯世(このよ)が末(すゑ)に成(な)りて、209一寸(ちよつと)も前(さき)へ行(ゆ)けんやうになりて、210変性(へんじやう)男子(なんし)と女子(によし)とが現(あら)はれて、211二度目(にどめ)の天(あま)の岩戸(いはと)を開(ひら)く大望(たいもう)な御(お)役(やく)であるぞよ。212今(いま)迄(まで)の教(をしへ)は魔法(まつぱふ)の遣方(やりかた)で213金輪際(こんりんざい)の悪(あし)き世(よ)の終(をは)りであるぞよ。
 
214○
 
215      明治三十七年旧七月十二日
 
216 今(いま)の役員(やくゐん)信者(しんじや)は、217今度(こんど)の戦争(たたかひ)で世(よ)が根本(こつぽん)から立替(たてかは)るやうに信(しん)じて、218周章(あわて)てゐるなれど、219世界中(せかいぢう)の修斎(たてなほし)であるから、220さう着々(ちやくちやく)とは行(ゆ)かんぞよ。221今度(こんど)の戦争(たたかひ)は門口(かどぐち)であるから、222其(その)覚悟(かくご)で居(を)らんと、223後(あと)で小言(こごと)を申(まを)したり、224神(かみ)に不足(ふそく)を申(まを)して、225折角(せつかく)の神徳(しんとく)を取外(とりはづ)す事(こと)が出来(しゆつたい)いたすぞよ。226変性(へんじやう)女子(によし)の筆先(ふでさき)は信用(しんよう)せぬと申(まを)して、227肝腎(かんじん)の役員(やくゐん)が反対(はんたい)いたして、228書(か)いたものを残(のこ)らず一所(ひとところ)へ寄(よ)せて灰(はひ)に致(いた)したり、229悪魔(あくま)の守護神(しゆごじん)ぢやと申(まを)して230京(きやう)、231伏見(ふしみ)、232丹波(たんば)、233丹後(たんご)などを言触(ことぶれ)に廻(まは)りて神(かみ)の邪魔(じやま)を致(いた)したり、234悪神(あくがみ)ぢやと申(まを)して力(ちから)一杯(いつぱい)反対(はんたい)いたして、235四方(しはう)から苦(くる)しめてゐるが、236全然(さつぱり)自己(われ)の眼(め)の玉(たま)が眩(くら)んでゐるのであるから、237自己(われ)の事(こと)を人(ひと)の事(こと)と思(おも)うて、238恥(はぢ)とも知(し)らずに、239狂人(きちがひ)の真似(まね)をしたり、240馬鹿(ばか)の真似(まね)を致(いた)して241一廉(いつかど)改信(かいしん)が出来(でき)たと申(まを)してゐるが、242気(き)の毒(どく)であるから、243何時(いつ)も女子(によし)に気(き)を附(つ)けさすと、244悪神(あくがみ)奴(め)が大本(おほもと)の中(なか)へ来(き)て何(なに)を吐(ぬか)すのぢや、245吾々(われわれ)は悪魔(あくま)を平(たひら)げるのが第一(だいいち)の役(やく)ぢやと申(まを)して、246女子(によし)を獣類(けもの)扱(あつか)ひに致(いた)して、247箒(はうき)で叩(たた)いたり、248塩(しほ)を振(ふり)掛(か)けたり、249啖唾(たんつば)を吐(は)きかけたり、250種々(いろいろ)として無礼(ぶれい)を致(いた)しておるぞよ。251是(これ)でも神(かみ)は、252何(なに)も知(し)らぬ盲(めくら)聾(つんぼ)の人民(じんみん)を改信(かいしん)さして、2521助(たす)けたい一杯(いつぱい)であるから、253温順(おとな)しく致(いた)して誠(まこと)を説(と)いて聞(き)かしてやるのを逆様(さかさま)に聞(き)いて居(を)れど、254信者(しんじや)の者(もの)に言(い)ひ聞(き)かして邪魔(じやま)を致(いた)すので、255何時(いつ)までも神(かみ)の思惑(おもわく)成就(じやうじゆ)いたさんから、256是(これ)から皆(みな)の役員(やくゐん)の目(め)の醒(さ)める様(やう)に、257変性(へんじやう)女子(によし)の御魂(みたま)の肉体(にくたい)を、258神(かみ)から大本(おほもと)を出(だ)して経綸(しぐみ)を致(いた)すから、259其(その)覚悟(かくご)で居(を)るがよいぞよ。260女子(によし)が出(で)たら後(あと)は火(ひ)の消(き)えた如(ごと)く、261一人(ひとり)も立寄(たちよ)る人民(じんみん)無(な)くなるぞよ。262さうして見(み)せんと此(こ)の中(なか)は思(おも)ふ様(やう)に行(ゆ)かんぞよ。263明治(めいぢ)四十二(しじふに)年(ねん)までは神(かみ)が外(そと)へ連(つ)れ参(まゐ)りて、264経綸(しぐみ)の橋掛(はしかけ)をいたすから、265後(あと)に恥(はづ)かしくないやうに、266今(いま)一度(いちど)気(き)を附(つ)けて置(お)くぞよ。267この大本(おほもと)の中(なか)の者(もの)が残(のこ)らず改信(かいしん)いたして、268女子(によし)の身上(みじやう)が解(わか)りて来(き)たら、269物事(ものごと)は箱(はこ)差(さ)したやうに進(すす)むなれど、270今(いま)のやうな慢心(まんしん)や誤解(とりちがひ)ばかりいたしておるもの許(ばか)りでは、271片輪車(かたわぐるま)であるから、272一寸(ちよつと)も動(うご)きが取(と)れん、273骨折損(ほねをりぞん)の草臥儲(くたびれまう)けに成(な)るより仕様(しやう)は無(な)いから、274皆(みな)の役員(やくゐん)の往生(わうじやう)いたすまでは神(かみ)が連(つれ)出(だ)して、275外(そと)で経綸(しぐみ)をいたして見(み)せるから、276其(その)時(とき)には又(また)出(で)て御(お)出(い)で成(な)されよ、277手(て)を引(ひ)き合(あ)ふて神界(しんかい)の御用(ごよう)をいたさすぞよ。278今度(こんど)の戦争(たたかひ)で何(なに)も彼(か)も埒(らち)が付(つ)いて、279二三(にさん)年(ねん)の後(のち)には天下(てんか)泰平(たいへい)に世(よ)が治(をさ)まる様(やう)に申(まを)して、280エライ力味(りきみ)やうであるが、281其麼(そんな)心易(こころやす)い事(こと)で天(あま)の岩戸(いはと)開(びらき)は出来(しゆつたい)いたさんぞよ。282今(いま)の大本(おほもと)の中(なか)に唯(ただ)の一人(ひとり)でも、283神世(かみよ)に成(な)りた折(をり)に間(ま)に合(あ)ふものがあるか。284誤解(とりちがひ)するも自惚(うぬぼれ)にも程(ほど)があるぞよ。285まだまだ世界(せかい)は是(これ)から段々(だんだん)と迫(せま)りて来(き)て、286一寸(ちよつと)も動(うご)きの取(と)れんやうな事(こと)が出来(しゆつたい)するのであるから、287其(その)覚悟(かくご)で居(を)らんと、288後(あと)でアフンとする事(こと)が今(いま)から見透(みえす)いて居(を)るぞよ。289今(いま)一度(いちど)変性(へんじやう)女子(によし)の身魂(みたま)を連出(つれだ)す土産(みやげ)に、290前(まへ)の事(こと)を概略(あらまし)書(か)き残(のこ)さして置(お)くから、291大切(たいせつ)にいたして保存(のこ)して置(お)くが宜(よ)いぞよ。292一分(いちぶ)一厘(いちりん)違(ちが)ひは無(な)いぞよ。293明治(めいぢ)五十(ごじふ)年(ねん)を真中(まんなか)として前後(あとさき)十(じふ)年(ねん)の間(あひだ)が岩戸(いはと)開(びら)きの正念場(しやうねんば)であるぞよ。294それまでに神(かみ)の経綸(しぐみ)が急(せ)けるから、295何(なん)と申(まを)しても今度(こんど)は止(と)めては下(くだ)さるなよ。296明治(めいぢ)五十五(ごじふご)年(ねん)の三(さん)月(ぐわつ)三日(みつか)五(ご)月(ぐわつ)五日(いつか)は誠(まこと)に結構(けつこう)な日(ひ)であるから、297それ迄(まで)はこの大本(おほもと)の中(なか)は辛(つら)いぞよ。298明治(めいぢ)四十二(しじふに)年(ねん)になりたら、299変性(へんじやう)女子(によし)がボツボツと因縁(いんねん)の身魂(みたま)を大本(おほもと)へ引寄(ひきよ)して、300神(かみ)の仕組(しぐみ)を始(はじ)めるから、301気(き)の小(ちひ)さい役員(やくゐん)は吃驚(びつくり)いたして、302逃出(にげだ)すものが出来(でき)て来(く)るぞよ。303さうなりたら世界(せかい)の善悪(ぜんあく)の鏡(かがみ)が出(で)る大本(おほもと)で在(あ)るから、304色々(いろいろ)の守護神(しゆごじん)が肉体(にくたい)を連(つ)れ参(まゐ)りて、305目的(もくてき)を立(た)てやうといたして、306又(また)女子(によし)の身魂(みたま)に反対(はんたい)いたすものが現(あら)はれて来(く)るなれど、307悪(あく)の企謀(たくみ)は九分(くぶ)九厘(くりん)で掌(てのひら)が覆(かへ)りて、308赤恥(あかはぢ)かいて帰(かへ)るものも沢山(たくさん)あるぞよ。309今(いま)の役員(やくゐん)は皆(みな)抱込(だきこ)まれて了(しま)ふて、310又(また)女子(によし)に反対(はんたい)をいたすやうになるなれど、311到底(たうてい)敵(かな)はんから往生(わうじやう)いたして改信(かいしん)[※三五神諭には約70ヶ所で「改信」が使われているが、校定版・愛世版では第20章a343と第22章a311の2ヶ所だけ「改心」になっている。初版では全て「改信」であり「改心」は使われていない。したがって誤字と判断し、霊界物語ネットでは「改信」に修正した。]いたしますから、312御(お)庭(には)の掃除(さうじ)になりと使(つか)うて下(くだ)されと、313泣(な)いて頼(たの)むやうになるぞよ。314腹(はら)の底(そこ)に誠意(まこと)が無(な)いと315欲(よく)に迷(まよ)ふて大(おほ)きな取違(とりちがひ)をいたして、316ヂリヂリ悶(もだ)えをいたさな成(な)らんから、317今(いま)の内(うち)に胸(むね)に手(て)を当(あ)てて考(かんが)へて見(み)るが宜(よ)いぞよ。318もう是限(これぎ)り何(なに)も申(まを)さんから、319此(この)筆先(ふでさき)も今度(こんど)は焼捨(やきす)てぬやうに320後(のち)の証拠(しようこ)にするが宜(よ)いぞよ。321何方(どちら)が取違(とりちがひ)であつたか判(わか)るやうに書(か)かして置(お)くぞよ。322盲目(めくら)聾(つんぼ)が目(め)が明(あ)いた積(つも)り、323心(こころ)の聾(つんぼ)が耳(みみ)が聞(きこ)える積(つも)りで居(を)るのであるから、324薩張(さつぱ)り始末(しまつ)が附(つ)かんぞよ。325力(ちから)一杯(いつぱい)神界(しんかい)の御用(ごよう)をいたした積(つも)りで、326力(ちから)一杯(いつぱい)邪魔(じやま)をいたしておるのであるから、327何(ど)うも彼(か)うも手(て)の出(だ)し様(やう)が無(な)いから、328止(や)むを得(え)ず、329余所(よそ)へ暫(しばら)くは連(つれ)参(まゐ)りて、330経綸(しぐみ)をいたすぞよ。331今(いま)の役員(やくゐん)チリヂリバラバラに成(な)るぞよ。
 
332○
 
333      明治三十七年旧八月十日
 
334 天(てん)も地(ち)も世界中(せかいぢう)一(ひと)つに丸(まる)め、335桝掛(ますかけ)ひいた如(ごと)く、336誰一人(たれひとり)つづぼには落(おと)さぬぞよ。337種(たね)蒔(ま)きて苗(なへ)が立(た)ちたら出(で)て行(ゆ)くぞよ。338苅込(かりこみ)になりたら、339手柄(てがら)をさして元(もと)へ戻(もど)すぞよ。340元(もと)の種(たね)、341吟味(ぎんみ)致(いた)すは今度(こんど)の事(こと)ぞよ。342種(たね)が宜(よ)ければ、343何(ど)んな事(こと)でも出来(でき)るぞよ。
344(大正一二・四・二六 旧三・一一 於竜宮館 北村隆光再録)
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