霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第一三章 三美歌(さんびか)その二〔一五三八〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻 篇:第3篇 神の栄光 よみ(新仮名遣い):かみのえいこう
章:第13章 三美歌(その二) よみ(新仮名遣い):さんびか 通し章番号:1538
口述日:1923(大正12)年05月15日(旧03月30日) 口述場所: 筆録者:加藤明子 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年8月12日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじはMさん作成です(一部加筆訂正してあります)。一部の章はAIによって要約を作成しています。[×閉じる]: 主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる]: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:0000-00-00 00:00:00 文字数:7093 OBC :rm6013
愛善世界社版:182頁 八幡書店版:第10輯 657頁 修補版: 校定版:193頁 普及版:60頁 初版: ページ備考:
001第二八(二三五)
002一
003やみぢにまよひし
004世(よ)の人(ひと)よ神(かみ)の
005めぐみのしたたる
006みをしへをきけや
007(折返)
008涙(なみだ)の雨(あめ)は
009たちまち晴(は)れて
010つきせぬうれしみ
011日(ひ)の出(で)とかがやかむ。
012二
013浮世(うきよ)のます人(ひと)
014苦(くる)しめる友(とも)よ
015心(こころ)を清(きよ)めて
016瑞霊(みたま)にまつろへ。
017三
018苦(くる)しみもだへて
019なげく罪人(つみびと)よ
020すくひの御舟(みふね)を
021指(ゆび)をり待(ま)てかし。
022四
023大本(おほもと)御神(みかみ)に
024なやみをはらはれ
025いさみてあそばむ
026吉(よ)き日(ひ)はまぢかし。
027第二九(二四二)
028一
029神(かみ)の御国(みくに)へ
030のぼりゆくと
031知(し)れど親(した)しき
032あとにのこし
033肉(にく)のやかたを
034別(わか)るるとき
035なごり惜(をし)まぬ
036人(ひと)やはある
037(折返)
038アヽみづみたま
039御神(みかみ)にまさる御力(みちから)なし。
040二
041とはの生命(いのち)は
042みとむれども
043逝(ゆ)きますあとに
044生(い)けるものに
045なごりのうれひ
046たえがたきを
047いかでなげかぬ
048ひとやはある。
049三
050うき世(よ)の富(とみ)を
051ねがはずとも
052うからやからは
053うゑにふるひ
054わが身(み)なやみて
055いえぬときは
056たれかくるしみ
057かなしまざる。
058四
059まが神(かみ)たけり
060まことよわく
061つみに曇(くも)れる
062世(よ)にし住(す)めど
063祝詞(のりと)に由(よ)りて
064神力(みちから)を得(え)
065かよわき魂(たま)も
066つひにかちなむ。
067第三〇(二四三)
068一
069をしへのわが友(とも)
070ミロクの神(かみ)は
071千座(ちくら)のおき戸(ど)に
072つみゆるします
073こころのなやみを
074皆(みな)うちあけて
075などかはおろさぬ
076つみの重荷(おもに)を。
077二
078をしへのわが友(とも)
079ミロクの神(かみ)は
080われらのなやみを
081しりて憐(あは)れむ
082諸(もも)のかなしみに
083しづめる時(とき)も
084真言(まこと)にこたへて
085すくはせ玉(たま)はむ。
086三
087をしへのわが友(とも)
088ミロクの神(かみ)は
089ふかきいつくしみ
090千代(ちよ)にかはらず
091世人(よびと)のわが身(み)を
092離(はな)るる時(とき)も
093真言(まこと)にこたへて
094恵(めぐ)ませたまはむ。
095第三一(二四八)
096一
097わが身体(からたま)わが霊魂(みたま)
098わが生命(いのち)の守神(かみ)
099朝(あさ)なほめ夕(ゆふ)べたたへ
100猶(なほ)たらじとおもふ。
101二
102したひまつる瑞御魂(みづみたま)
103いづれの御国(みくに)に
104その御姿(みすがた)をあらはし
105守(まも)らせたまふぞ。
106三
107狼(おほかみ)のさけぶ山路(やまぢ)
108ふるひつつ辿(たど)り
109行(ゆ)きなやみたる吾(わが)身(み)を
110あだはあざみわらふ。
111四
112木(こ)の花姫(はなひめ)のらせかし
113白梅(しらうめ)のかをり
114野(の)に咲(さ)くか山(やま)に咲(さ)くか
115あい悟(さと)らまほし。
116五
117瑞御魂(みづみたま)うるはしさに
118神人(かみびと)よろこび
119言霊(ことたま)の御(み)ちからこそ
120天地(あめつち)動(ゆる)げ。
121六
122いと優(やさ)しき瑞御魂(みづみたま)
123言(こと)の葉(は)うれしき
124清(きよ)き生命(いのち)のいづみは
125きみにこそあれや。
126第三二(二四九)
127一
128 あまつ御国(みくに) のぼりなむ みちしるべは
129  千座(ちくら)を 負(お)ふともなど
130   かなしむべき 救主(きみ)のみ許(もと)に ちかづかむ。
131二
132 かをれる間(ま)に 花(はな)ちり 草(くさ)のまくら
133  しとねの 夢(ゆめ)にもなほ
134   神(かみ)をあがめ 救主(きみ)のみもとに ちかづかむ。
135三
136 あまつつかひは みそらに わたす橋(はし)の
137  うへより 迎(むか)へたまふ
138   たまをきよめ 救主(きみ)のみもとに ちかづかむ。
139四
140 目(め)さめし吾(われ) み神(かみ)の あとを追(お)ひて
141  み幸(さち)を いよよ切(せち)に
142   願(ねが)ひつつぞ 救主(きみ)のみもとに ちかづかむ。
143五
144 あまつくにに のぼりて さかえ行(ゆ)く日(ひ)
145  みたまの きよきいのち
146   ながくてりて 救主(きみ)の御顔(みかほ)を あふぎみむ。
147第三三(二六四)
148一
149瑞(みづ)の御魂(みたま)よわが身(み)を
150うづの宮(みや)となしたまへ
151けがれしこの身(み)の魂(たま)を
152月日(つきひ)なす照(て)らしませよ
153(折返)
154わが御霊(みたま)あらひて
155雪(ゆき)よりも潔(きよ)くせよな。
156二
157厳(いづ)の神力(みちから)によりて
158醜(しこ)の曲霊(まがひ)をおひそけ
159きよき御霊(みたま)にたてかへ
160みまへに仕(つか)へしめてよ。
161三
162神(かみ)よ千座(ちくら)のもとに
163ふしていのるわがみたま
164抜(ぬ)かれたまひし血(ち)しほに
165暗(くら)き身(み)を照(て)らしたまへ。
166四
167月(つき)の神(かみ)のいさをしに
168照(て)らさるるこそうれしき
169霊魂(みたま)をあらたにきよめ
170あまつつかひとなしたまへ。
171第三四(二七三)
172一
173聖(きよ)き十曜(とえう)の
174御旗(みはた)こそ
175御祖(みおや)の神(かみ)の
176さだめてし
177現世(このよ)神世(かみよ)の
178宝(たから)なり
179御(み)はた汚(けが)さず
180よくまもれ
181(折返)
182守(まも)れよまもれ
183よく守(まも)れ
184十曜(とえう)の御旗(みはた)
185押(お)し立(た)てよ。
186二
187十曜(とえう)の御旗(みはた)を
188あさ風(かぜ)に
189ひるがへしつつ
190すすみ行(ゆ)け
191神(かみ)は汝(いまし)と
192倶(とも)にあり
193神(かみ)のまにまに
194身(み)をささげ。
195三
196神(かみ)の神軍(みいくさ)
197むらきもの
198こころを清(きよ)め
199身(み)をきよめ
200御教(みのり)のままに
201すすみゆけ
202厳(いづ)の御霊(みたま)の
203御楯(みたて)とし。
204四
205大地(だいち)は泥(どろ)に
206沈(しづ)むとも
207月(つき)落(お)ち星(ほし)は
208降(くだ)るとも
209まこと一(ひと)つの
210麻柱(あななひ)の
211神(かみ)の言葉(ことば)は
212動(うご)かまじ。
213五
214来(き)たれやきたれ
215神(かみ)の子(こ)よ
216いづのみたまや
217みづみたま
218あらはれませる
219神園(かむぞの)に
220神(かみ)は汝(なれ)等(ら)を
221待(ま)たせたまふ。
222第三五(二七四)
223一
224神(かみ)のいくさの
225きみのみむねを
226をしへつかさよ
227よくまもれ
228ことたまきよめ
229霊(たま)あきらかに
230はやうちむかへ
231まが神(かみ)に。
232二
233仇(あだ)よ矢玉(やだま)を
234はなたばはなて
235われには厳(いづ)の
236言葉(ことば)あり
237あだよてだてを
238つくさばつくせ
239われにも神(かみ)の
240たすけあり。
241三
242神(かみ)のまにまに
243ちからはまして
244まがのいくさは
245どよめきぬ
246いさめよいさめ
247救(すく)ひの瑞霊(きみ)と
248かちどきあぐる
249時(とき)はきぬ。
250第三六(二七五)
251一
252立(た)てよふるへよ
253神(かみ)のいくさ
254みずや御旗(みはた)の
255十曜(とえう)の紋(もん)を
256まがのみいくさ
257失(う)せゆくまで
258救主(きみ)はさきだち
259進(すす)みたまはむ。
260二
261きけよふえの音(ね)
262救主(きみ)の吹(ふ)かす
263声(こゑ)はいくさの
264かどでのしらせ
265神(かみ)にしたがふ
266身(み)にしあれば
267よろづのあだも
268いかでおそれむ。
269三
270瑞(みづ)の御魂(みたま)の
271ちからにより
272厳(いづ)のよろひを
273かたくまとひ
274直霊(なほひ)のつるぎ
275ぬきかざして
276神(かみ)のまにまに
277いさみすすめ。
278四
279瑞(みづ)のみいくさ
280やがてをはり
281厳(いづ)のかちうた
282きよくうたひ
283つきひかざしの
284かむりをうけ
285みづの御神(みかみ)と
286ともにいさまむ。
287第三七(二八〇)
288一
289あらへよ霊魂(たましひ)
290こころかぎり
291ちからつくまでに
292いそぎすすげ
293みたまのひかりは
294くもにふれず
295あめつち四方(よも)八方(やも)
296照(て)るたのしさ。
297二
298をしへのつかさは
299くものごとく
300むらがりかこみて
301殿(との)に居(を)れり
302わきめもふらずに
303神(かみ)のさとし
304きよむるまごころ
305うべなひたまふ。
306三
307みろくの御神(みかみ)の
308きよきこころ
309まなばせたまへと
310両手(もろて)あはせ
311この世(よ)の御(み)はしら
312つかへなむと
313天授(さづけ)の霊魂(みたま)を
314研(みが)きすます。
315四
316あまつ御使(みつかひ)の
317みづの御霊(みたま)
318御言(みこと)のまにまに
319すすむこの身(み)
320いかなるあくまの
321さはりあるも
322神(かみ)のみちからに
323うちも払(はら)はむ。
324第三八(二八八)
325一
326いづの神(かみ)の
327のらすみのり
328かしこみまつり
329世(よ)におそれず
330ひとにたよらで
331みちをまもり
332つよきをなだめて
333よわきをたすくる
334人(ひと)こそ実(げ)に
335うづのみこぞ。
336二
337かみのよさす
338御使(みつかひ)誰(たれ)ぞ
339あしきこころを
340夢(ゆめ)いだかず
341いづのみのりを
342かしこみつつ
343あしたに夕(ゆふ)べに
344たゆまずつかふる
345人(ひと)こそ実(げ)に
346うづの使(つかひ)。
347三
348みちをまもる
349まめひと誰(たれ)ぞ
350世(よ)にさきがけて
351御世(みよ)をなげき
352世人(よびと)のさちを
353ともにいはひ
354あめにもつちにも
355愧(はづ)るを知(し)らざる
356身霊(みたま)ぞ実(げ)に
357信徒(まめひと)なれ。
358第三九(三〇三)
359一
360いかなるなげきも
361科戸(しなど)の風(かぜ)に
362いきふき払(はら)ひて
363身(み)もすこやかに
364神(かみ)のみをしへを
365たよりとなして
366うつしきこの世(よ)を
367うたひくらさむ。
368二
369浮世(うきよ)の苦(くる)しみ
370いかがありなむ
371まことのよろこび
372瑞霊(きみ)にこそあれや
373あく魔(ま)にあふとも
374救主(きみ)ましまして
375守(まも)らせたまへば
376いさまざらめや。
377三
378御神(みかみ)をあふげば
379こころのなやみ
380日(ひ)に夜(よ)にはらはれ
381雲霧(くもきり)はれぬ
382かきはに輝(かがや)く
383瑞霊(みたま)のひかり
384ながめしわれ等(ら)は
385勇(いさ)まざらめや。
386第四〇(三〇五)
387一
388罪(つみ)に汚(けが)れし
389わがみなれども
390瑞(みづ)のみたまは
391千座(ちくら)を負(お)ひて
392われ等(ら)をきよめ
393救(すく)ひ玉(たま)へり。
394二
395きよき御国(みくに)の
396御民(みたみ)となして
397神(かみ)につかへて
398羊(ひつじ)のごとく
399ただみち守(まも)り
400住(す)まはせたまへ。
401三
402奇(くし)びにたふとき
403大御(おほみ)めぐみや
404いづのみひかり
405あふぎしわれは
406この世(よ)に怖(お)づる
407もの無(な)かりけり。
408四
409伊都(いづ)の御神(みかみ)の
410みこころ知(し)らで
411そむきまつりし
412まがこそは実(げ)に
413かみの御国(みくに)の
414仇(あだ)なりしかも。
415第四一(三〇九)
416一
417あく魔(ま)はすさびて
418暗夜(やみよ)はふかし
419わが身(み)はいかにと
420をののきわづらふ
421(折返)
422わが救主(きみ)よこよひも
423このみをまもり
424さみしき一(ひ)と夜(よ)
425めぐまひ玉(たま)へ。
426二
427ちかく交(まじ)こりし
428友(とも)みなゆきて
429つれなき憂世(うきよ)に
430ふりのこされぬ。
431三
432わがみの霊衣(みけし)は
433うすくなりけり
434夜(よる)なき神国(みくに)も
435ちかづきしならむ。
436四
437をしへのまにまに
438逝(ゆ)かしめたまへ
439生世(いくよ)のあしたに
440よみがへるまで。
441第四二(三一二)
442一
443霊魂(みたま)のふるさと
444あふぎ見(み)れば
445歎(なげ)きにかすめる
446目(め)も晴(は)れけり。
447二
448小暗(をぐら)きこの世(よ)の
449曲(まが)をきため
450とび来(く)る矢玉(やだま)も
451おそれずたたむ。
452三
453やだまは霰(あられ)と
454降(ふ)らばふれよ
455まがつは嵐(あらし)と
456吹(ふ)かばふけよ。
457四
458永久(とは)の住処(すみか)なる
459もとつ家(いへ)に
460かへりゆく身(み)は
461いと安(やす)からむ。
462五
463さしもに長閑(のどか)な
464神(かみ)の国(くに)に
465やつれし霊魂(みたま)を
466ながく休(やす)めむ。
467第四三(三一七)
468一
469月(つき)雪(ゆき)よ花(はな)よと
470愛(め)でにし
471わがこののこしたる
472衣(ころも)のそで
473ながめてなげく折(をり)
474御(み)かみは
475やすくわが身霊(みたま)を
476なぐさめたまふ
477(折返)
478めぐしき吾(わが)子(こ)よ
479神(かみ)の辺(へ)に
480のぼりゆき祈(いの)りを
481ともにせよや。
482二
483わかれゆくわが子(こ)を
484おくりぬ
485なみだの雨(あめ)晴(は)れて
486雲(くも)はちれり
487花(はな)さき匂(には)ひ充(み)つる
488たびぢを
489いさみすすみ行(ゆ)けや
490月(つき)すむ夜半(よは)。
491三
492神(かみ)にひとしかりし
493わが子(こ)よ
494今(いま)ちちは年(とし)老(お)い
495母(はは)はやみぬ
496然(さ)れど汝(な)が魂(たましひ)
497いさみて
498わが世(よ)を守(まも)りつつ
499神国(みくに)へゆけ。
500第四四(三二一)
501一
502山(やま)伐(き)り払(はら)へば
503あたひは降(くだ)り
504川水(かはみづ)かわけば
505舟(ふね)もかよはず
506せむすべ無(な)き身(み)を
507誰(たれ)にかたよらむ
508瑞(みづ)の御魂(みたま)なす
509神(かみ)の愛(あい)のみ。
510二
511いのちの清水(しみづ)は
512かきはに湧(わ)けり
513つれなきあらかぜ
514誘(さそ)ひくるとも
515いかでか恐(おそ)れむ
516神(かみ)のますみくに
517めぐみの露(つゆ)にぞ
518うるほひまつる。
519三
520伊都能売(いづのめ)の神(かみ)の
521ふかき心(こころ)は
522いかでか知(し)り得(え)む
523人(ひと)の身(み)をもて
524ふたつの御霊(みたま)の
525月日(つきひ)のわざを
526つつしみうやまへ
527たかきみいさを。
528第四五(三二二)
529一
530救主(ぬし)のしもべの
531むつびあひて
532神(かみ)たちあがむる
533うるはしさよ。
534二
535御魂(みたま)あひて
536ことたまあひ
537みくにのおんため
538一(ひと)つに祈(いの)る。
539三
540神(かみ)につかふ
541貴(うづ)の友(とも)は
542はなるること無(な)し
543とこしなへに。
544第四六(三二五)
545一
546ひとやの中(なか)にも
547よろこびあり
548世人(よびと)にかはりて
549血(ち)をながせる
550瑞(みづ)の神(かむ)ばしら
551偲(しの)び見(み)れば
552なげきはみづから
553消(き)えてぞゆく。
554二
555わがみ憂(う)きときに
556まなこさまし
557瑞(みづ)の御魂(みたま)なる
558救主(きみ)を見(み)れば
559千座(ちくら)の置戸(おきど)を
560負(お)はせぬれど
561ひるみたまはぬに
562こころいさむ。
563三
564苦(くる)しめる時(とき)にも
565楽(たの)しみあり
566きよきをしへにも
567曲(まが)しのべる
568火(ひ)をうごかす水(みづ)
569またも水(みづ)は
570火(ひ)のためにうごく
571奇(く)しき世(よ)になむ。
572第四七(三四二)
573一
574うつりかはるよにしあれど
575うごかぬはみくに
576あふぎうたはむ友(とも)よ来(き)たれ
577とこしなへのうたを
578とこしなへのうたを
579あふぎうたはむ友(とも)よ来(き)たれ
580とこしなへの御(み)うた。
581二
582おきておもひふして夢(ゆめ)み
583あまつ神(かみ)のもとに
584花(はな)咲(さ)きにほふすがた見(み)ゆ
585かすみは日(ひ)に月(つき)に
586かげもなく消(き)えて
587花(はな)のかをるすがたきよく
588かすみは日(ひ)に晴(は)れて。
589三
590あくに勝(か)てるいくさびとの
591言霊(ことたま)の風流(みやび)
592火口(ひぐち)そろへ進(すす)みつつも
593月(つき)かげを力(ちから)とし
594よせきたる浪(なみ)わけて
595たかまのはら昇(のぼ)りてゆく
596うづみのりみこあゆむ。
597四
598八雲(やくも)小琴(をごと)掻(か)き鳴(な)らして
599いづのうたうたひ
600いづの御霊(みたま)みづ御魂(みたま)
601こころなぐさまひつつ
602きよきしらべささぐ
603神(かみ)ののりのまめひとらが
604いづの御前(みまへ)にふして。
605第四八(三五六)
606一
607黄金(こがね)白銀(しろがね)
608山(やま)なすとても
609いかで求(もと)めむ
610さびゆく宝(もの)ぞ
611霊魂(みたま)の行衛(ゆくゑ)
612天津(あまつ)御国(みくに)
613栄(さか)へ久(ひさ)しき
614うづの住居(すまひ)
615かみわがたま
616あまつくにの
617いのちのそのに
618みちびきませ。
619二
620山(やま)とつみてし
621わが身(み)のつみ
622はらひきよませ
623霊(たま)幸(さち)はひて
624よろこび充(み)てる
625神(かみ)の座(くら)へ
626あめ地(つち)ももの
627神(かみ)のつかひ
628よさしのまま
629わがみたまを
630めぐませたまへ
631すくひの救主(きみ)。
632三
633八雲(やくも)の琴(こと)の
634珍(うづ)の音色(ねいろ)
635ひびき渡(わた)れり
636神(かみ)の庭(には)に
637草木(くさき)も露(つゆ)の
638玉(たま)をかざし
639神(かみ)の御(み)さかえ
640祝(いは)ひまつる
641木(こ)の葉(は)青(あを)く
642花(はな)はあかく
643竜(たつ)の宮居(みやゐ)の
644うるはしさよ。
645第四九(三九二)
646一
647国常立(くにとこたち)の神(かみ)
648わがたまを守(まも)り
649御霊(みたま)の糧(かて)もて
650いのちを永久(とは)に給(た)べ
651(折返)
652みろくの御代(みよ)の
653開(ひら)くる日(ひ)まで
654いづのまもり
655ひろけくあれませよ。
656二
657やみ路(ぢ)を行(ゆ)く時(とき)も
658魔神(まがみ)たける夜半(よは)も
659ゆくてを照(て)らして
660とはにみちびきませ。
661三
662ゆくてを包(つつ)みたる
663しこの雲霧(くもきり)も
664科戸辺(しなどべ)の風(かぜ)に
665伊吹(いぶき)はらひすすむ。
666四
667みろくの神代(かみよ)まで
668わがたまを守(まも)り
669み翼(つばさ)のしたに
670かかへ守(まも)らせ瑞霊(きみ)。
671第五〇(四〇九)
672一
673暗(やみ)の野路(のぢ)を
674ひとりゆけど
675神(かみ)にまかせたる
676魂(たま)はやすし。
677二
678あらきはやて
679滝(たき)なすあめ
680いかでおそれむや
681神(かみ)のをしへ子(ご)。
682三
683あきの水(みづ)と
684魂(たま)はきよく
685月日(つきひ)はかがやき
686むねはさえぬ。
687四
688浪(なみ)はあらく
689風(かぜ)は激(はげ)し
690この舟(ふね)みなとに
691いつかつくらむ。
692五
693いづのみたま
694みづの御魂(みたま)
695われらを守(まも)りて
696あかしたまへ。
697六
698山(やま)はくづれ
699かははさけて
700なやめるときこそ
701神(かみ)はすくはむ。
702第五一(四一八)
703一
704瑞(みづ)の御魂(みたま)は
705月(つき)にしあれば
706暗夜(やみよ)も清(きよ)く
707あかしたまへり
708(折返)
709いづみたま
710みづみたま
711いづのめの
712みたまきよし。
713二
714世人(よびと)のために
715てあしの爪(つめ)を
716ぬかせたまひて
717千座(ちくら)につけり。
718三
719うづの御園(みその)を
720ひらきてわれを
721またせたまへり
722月日(つきひ)の御神(みかみ)。
723四
724瑞(みづ)のみたまよ
725ましみづたれて
726くらきこころを
727あらはせたまへ。
728第五二(四二三)
729一
730伊都能売(いづのめ)の神(かみ)の
731天降(あも)ります日(ひ)
732すくはる信徒(まめひと)
733瑞(みづ)の霊(たま)
734(折返)
735月日(つきひ)のごとく
736かがやきます
737まことの神(かみ)の
738盾(たて)とならむ。
739二
740きたなきけがれに
741そまぬ魂(たま)を
742み神(かみ)のたからに
743くはへられ。
744三
745みくににすすみて
746神(かみ)をあがめ
747まがつに染(そ)まざる
748瑞(みづ)の霊(たま)。
749第五三(四二七)
750一
751山(やま)の尾(を)の上(へ)
752野辺(のべ)のはたけ
753高田(たかた)窪田(くぼた)
754狭田(さだ)長田(ながた)
755いそしみまく
756いきのたねの
757八束穂(やつかほ)なす
758秋(あき)来(き)たらむ
759(折返)
760獲(と)り入(い)るる
761秋(あき)ちかし
762いさみてまて
763やつかのほ
764とりいるる
765秋(あき)ちかし
766いさみて待(ま)て
767やつかのほ。
768二
769みそらかすむ
770のどけき日(ひ)も
771寒(さむ)かぜ吹(ふ)く
772冬(ふゆ)の夜(よ)も
773いそしみ蒔(ま)く
774いきのたねの
775やつかほなす
776秋(あき)来(き)たらむ。
777三
778うきを忍(しの)び
779身(み)をつくして
780きよき教(のり)の
781たねを蒔(ま)け
782たわに実(み)のる
783その足(た)り穂(ほ)を
784神(かみ)はめでて
785うけたまはむ。
786第五四(四二八)
787一
788笹(ささ)のつゆも
789すゑつひに
790川(かは)とながれ
791海(うみ)となる。
792二
793いとちひさき
794ちりさへも
795つもればまた
796山(やま)となる。
797三
798あだに暮(くら)す
799息(いき)のまも
800たふとき身(み)の
801いのちなり。
802四
803ありのあなも
804いつとなく
805つつみをさく
806種(たね)ぞかし。
807五
808あはのちさき
809一粒(ひとつぶ)も
810倉(くら)を充(み)たす
811たまとなる。
812第五五(四五一)
813一
814聞(き)けやいづの御声(みこゑ)
815見(み)よや御姿(みすがた)
816直霊(なほひ)にかへりみて
817勇(いさ)みすすめよ
818大御(おほみ)神言(かみごと)をば
819かしこみまつらひて
820言霊(ことたま)のつるぎを
821かざしすすみゆけ
822(折返)
823大国常立(おほくにとこたち)の
824尊(みこと)の御声(みこゑ)に
825まなこをよくさまし
826神(うづ)の御楯(みたて)となりて。
827二
828曲津霊(まがつひ)にかこまれ
829鬼(おに)におそはれ
830逃(に)げまどふ友(とも)あり
831あはやあやふきを
832すくはでおくべきや
833言霊(ことたま)つるぎもて
834みなことむけやはし
835みちに生(い)かすべし。
836三
837曲軍(まがいくさ)にげちる
838言(こと)たまきよし
839きよまれるつはもの
840勇(いさ)みふるひぬ
841すめ神(かみ)の御座(みくら)に
842かちどきをあげよ。
843第五六(四五六)
844一
845かなたの岸(きし)に
846み船(ふね)つけて
847きよきたふとき
848み許(もと)に行(ゆ)かむ
849生日(いくひ)まちつつ
850み魂(たま)をきよめ
851うからやからや
852ともらにあはむ
853(折返)
854やがてあはなむ
855(やがてたのしく会(あ)はなむ)
856うからやからと
857したしき友(とも)に。
858二
859めぐみの露(つゆ)の
860しげき国(くに)に
861昇(のぼ)りてまたも
862えにし結(むす)ばむ
863かくれし月日(つきひ)
864星(ほし)もかがやき
865消(き)えし望(のぞ)みも
866又(また)生(い)きかへる。
867三
868親子(おやこ)妹背(いもせ)の
869めぐり会(あ)ひに
870手(て)に手(て)をとりて
871笑顔(えがほ)つくる
872雲霧(くもきり)かすみ
873あとなく消(き)えて
874きよき姿(すがた)を
875ながめたのしむ。
876第五七(四六二)
877父神(ちちがみ)母神(ははがみ)
878おほみまへに
879いやとこしなへに
880みさかえあれ。
881(大正一二・五・一五 加藤明子録)
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