霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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第二三章 三五(おほもと)神諭(しんゆ)その四〔一五四八〕

インフォメーション
著者:出口王仁三郎 巻:霊界物語 第60巻 真善美愛 亥の巻 篇:第5篇 金言玉辞 よみ(新仮名遣い):きんげんぎょくじ
章:第23章 三五神諭(その四) よみ(新仮名遣い):おおもとしんゆ 通し章番号:1548
口述日:1923(大正12)年04月26日(旧03月11日) 口述場所:竜宮館 筆録者:北村隆光 校正日: 校正場所: 初版発行日:1925(大正14)年8月12日
概要: 舞台: あらすじ[?]このあらすじはMさん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「王仁DB」にあります。[×閉じる]:
明治三十八年旧四月十六日
艮金神国常立尊が出口の守と現れて二度目の天の岩戸開きを致すについては、因縁の身魂を引き寄せてそれぞれに御用を申し付ける。今度の御用は因縁なくてはつとまらない。神が性念を見届けた上は何も心配しなくていいよう守護がしてある。罪穢のある金は神の御用には立てられない。
大本は艮金神の筆先で世を開くところであるから、筆先を七分霊学を三分で開いてくだされ。神がかりに凝るとはじめは人が珍しがって集まってくるが、あまりろくな神は出てこないから思惑が立たない。
こうは言うもののこの霊魂には世界一切の事が写るのであるから、大本へ立ち寄る人民はこのやり方を見て改信するようこしらえてあるから、取違をしないように。
何ほど神がかりに骨を折っても、真の神は肝心の時でないとうつらない。何も解らない神が懸ってきて天の岩戸開きの邪魔をするから油断ができない。誰によらず慢心と取違いが大けがの元になる。
大正元年旧八月十九日
大国常立尊があっぱれ表になって守護にかかると、いったんは神の経綸通りに致すから、改信して神心になっていないと誠の御用はできない。
竜宮様を見て皆改信いたされよ。昔から欲に見苦しい御心であったが、今度の天の岩戸開きに竜門のお宝を残らず艮金神にお渡し遊ばして、神界で活発な御働きをなさっている。
神国の人民に神国魂がちょっとでもあればここまで難渋することはないだろう。とどめになったら神霊活気臨々発揮日月(ひのでのかみ)と現れて、三千世界のとどめを刺す。その折に間に合うためには肝心の処がよくわかっていないと善い御用はできない。
変性男子と変性女子の身魂をここまで化かして、誰もしないような辛抱をして、三千世界へあっぱれ天地の神力を現わせて見せる。この先は神力の世に致すから、学力でどんなことをしても敵わない。
今度の戦いは国と国、神と邪神との大戦争であるが、世の本の生神にはかなわない。神力と学力との力比べの大戦いである。邪神はどんな計略もしているが、悪ではこの世は立ち行かない。気が付いた守護神は善の道に立ち帰って安心をするがよい。
大正三年旧七月十一日
大国常立尊が現れて日の出の守護となると、変性男子の霊魂があっぱれ世界へ現れて、次に変性女子が現れて、女島男島へ落ちていた昔からの生神ばかりが揃って世に現れる。綾部の新宮坪の内の元の宮は出口の入り口、竜門館が高天原と相定まり、天の御三体の大神が天地へ降り昇りなされて、この世の御守護と遊ばす。
この大本は地から変性男子と変性女子との二つの身魂を現して、男子には経糸、女子には緯糸の仕組をさせてある。
変性女子の霊魂は月と水との守護であるから、汚いものが参るとすぐに濁る。身魂の曇った守護神は傍へ寄せないように役員が気を付けてくだされ。昔から天の岩戸の御用のために坤に落としてあった身魂である。
この者と出口直との霊魂が揃って御用を致さねば、今度の大望の物事は出来致さない。
この大本は世界にある事が皆映るから、変性女子を狙う者がこれからまだまだ出来てくる。悪の霊が狙い詰めているから、どこへ行くにも一人で出すことは成らぬ。
変性男子の身魂も変性女子の身魂も三千世界の大化け物であるから、霊魂に曇りのある人民には見当が取れない。
主な登場人物[?]【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。[×閉じる]: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:0000-00-00 00:00:00 文字数:5740 OBC :rm6023
愛善世界社版:308頁 八幡書店版:第10輯 703頁 修補版: 校定版:323頁 普及版: 初版: ページ備考:
001      明治三十八年旧四月十六日
 
002 艮(うしとらの)金神(こんじん)国常立(くにとこたちの)尊(みこと)出口(でぐち)の守(かみ)と現(あらは)れて、003二度目(にどめ)の天(あま)の岩戸(いはと)開(びら)きを致(いた)すに就(つ)いては、004昔(むかし)の世(よ)の本(もと)から拵(こしら)へてある因縁(いんねん)の身魂(みたま)を引寄(ひきよ)して、005夫々(それぞれ)に御用(ごよう)を申(まをし)付(つ)けるぞよ。006今度(こんど)の御用(ごよう)は因縁(いんねん)無(な)くては勉(つと)まらんぞよ。007先(さき)になりたら金銀(きんぎん)は降(ふ)る如(ごと)くに寄(よ)りて来(く)るから、008さうなりたら吾(われ)も私(わし)もと申(まを)して、009金(かね)持(も)つて御用(ごよう)さして下(くだ)されと申(まを)して出(で)て来(く)るなれど、010因縁(いんねん)なき身魂(みたま)には011何(なに)程(ほど)結構(けつこう)に申(まを)しても012一文(いちもん)も使(つか)ふ事(こと)は出来(でき)んぞよ。013是(これ)から先(さき)になると金銀(きんぎん)を積(つ)んで神(かみ)の御用(ごよう)を致(いた)さして欲(ほ)しいと、014頼(たの)みに来(く)るもの計(ばか)りであれど、015一々(いちいち)神(かみ)に伺(うかが)ひ致(いた)してからでないと、016受取(うけと)る事(こと)は成(な)らんぞよ。017金銀(きんぎん)に目(め)を掛(かけ)る事(こと)は相成(あひな)らんから、018何程(なにほど)辛(つら)くても019今(いま)の内(うち)は木(き)の葉(は)なりと、020草(くさ)なりと食(た)べてでも021凌(しの)ぎて御用(ごよう)を致(いた)して居(を)りて下(くだ)さりたら、022神(かみ)が性念(しやうねん)を見届(みとど)けた上(うへ)では023何事(なにごと)も思(おも)ふやうに、024金(かね)の心配(しんぱい)も致(いた)さいでも善(よ)きやうに守護(しゆご)が致(いた)してあるぞよ。025今(いま)が金輪際(こんりんざい)の叶(かな)はん辛(つら)いとこであるから、026茲(ここ)を一(ひと)つ堪(こば)りて誠(まこと)を立抜(たてぬ)きて下(くだ)さりたら、027神(かみ)が是(これ)で善(よ)いと云(い)ふやうに成(な)りたら、028楽(らく)に御用(ごよう)が出来(でき)るやうにチヤンと仕組(しぐみ)てあるから、029罪穢(めぐり)のある金(かね)は神(かみ)の御用(ごよう)には立(た)てられんぞよ。
030 いつも筆先(ふでさき)で気(き)を附(つ)けてあるが、031大本(おほもと)は艮(うしとらの)金神(こんじん)の筆先(ふでさき)で世(よ)を開(ひら)くところであるから、032余(あま)り霊学(れいがく)ばかりに凝(こ)ると筆先(ふでさき)が粗略(およそ)になりて、033誠(まこと)が却(かへつ)て解(わか)らんやうに成(な)りて、034神(かみ)の神慮(きかん)に叶(かな)はんから、035筆先(ふでさき)を七分(しちぶ)にして霊学(れいがく)を三分(さんぶ)で開(ひら)いて下(くだ)されよ。036帰神(かんがかり)ばかりに凝(こ)ると、037最初(はじめ)は人(ひと)が珍(めづ)らしがりて集(よ)りて来(く)るなれど、038余(あま)り碌(ろく)な神(かみ)は出(で)て来(こ)んから、039終(しまひ)には山子師(やまし)、040飯綱使(いひづなつかひ)、041悪魔使(あくまづかひ)と言(い)はれて、042一代(いちだい)思(おも)はくは立(た)たんぞよ。043思(おも)はくが建(た)たんばかりか、044神(かみ)の経綸(しぐみ)を取違(とりちが)ひ致(いた)す人民(じんみん)が出来(でき)て来(き)て、045此(こ)の誠(まこと)の正味(しやうみ)の教(をしへ)をワヤに致(いた)すから、046永(なが)らく気(き)を附(つ)けて知(し)らしたなれど、047今(いま)に霊学(れいがく)が結構(けつこう)ぢや、048筆先(ふでさき)ども何(なん)に成(な)ると申(まを)して一寸(ちよつと)も聞(きき)入(い)れぬが、049どうしても諾(き)かな諾(き)くやうにして、050改信(かいしん)さして見(み)せるぞよ。051神(かみ)の申(まを)す事(こと)を反(そむ)いて何(なに)なりと行(や)りて見(み)よれ、052足元(あしもと)から鳥(とり)が飛(と)つやうな吃驚(びつくり)が出(で)て来(く)るぞよ。053世間(せけん)からは悪(わる)く申(まを)され、054神(かみ)には気障(きざはり)と成(な)るから、055何(なに)も成就(じやうじゆ)いたさずに大(おほ)きな気(き)の毒(どく)が出来(でき)るのが見透(みえす)いておるから、056其(そ)れを見(み)るのが可哀相(かあいさう)なから、057毎度(まいど)出口(でぐち)の手(て)で神(かみ)が知(し)らせば、058肉体(にくたい)で出口(でぐち)直(なほ)が書(か)くのぢやと申(まを)して御座(ござ)るが、059茲(ここ)暫(しばら)く見(み)て居(を)りたら解(わか)りて来(き)て、060頭(あたま)を逆様(さかさま)にして歩(ある)かんならん事(こと)が出来(しゆつたい)するぞよ。061誰(たれ)も皆(みな)帰神(かんがかり)で開(ひら)きたいのが病癖(やまひ)であるから、062一番(いちばん)にこの病癖(やまひ)を癒(なほ)して遣(や)るぞよ。063心(こころ)から発根(ほつごん)と癒(なほ)せば宜(よ)いなれど、064如何(どう)しても肯(き)かねば065激(はげ)しき事(こと)をして見(み)せて眼(め)を開(あ)けさしてやるぞよ。066狐狸(こり)野天狗(のてんぐ)などの霊魂(みたま)に嘲弄(もてあそび)にしられて、067夫(それ)で神国(しんこく)の御用(ごよう)が出来(でき)ると思(おも)ふのか。068夫(それ)でも神国(しんこく)の人民(じんみん)ぢやと思(おも)ふて居(を)るのか。069畜生(ちくしやう)の容器(いれもの)にしられて夫(それ)を結構(けつこう)と思(おも)ふのか、070神界(しんかい)の大罪人(だいざいにん)と成(な)りても満足(まんぞく)なのか。071訳(わけ)が解(わか)らんと申(まを)しても余(あま)りであるぞよ。072斯(こ)うは言(い)ふものの是(こ)の霊魂(みたま)は何時(いつ)も申(まを)す通(とほ)り、073世界(せかい)一切(いつさい)の事(こと)が写(うつ)るのであるから、074此(この)大本(おほもと)へ立寄(たちよ)る人民(じんみん)は是(こ)の遣方(やりかた)を見(み)て、075世界(せかい)は斯(こ)んな事(こと)に成(な)りておるのかと改信(かいしん)を為(す)るやうに、076神(かみ)からの身魂(みたま)が拵(こしら)へて在(あ)るのであるから、077誤解(とりちがひ)をいたさぬやうに御(お)庇(かげ)を取(と)りて下(くだ)されよ。078他人(ひと)が悪(わる)い悪(わる)いと思(おも)ふて居(を)ると、079全部(さつぱり)自己(われ)の事(こと)が鏡(かがみ)に映(うつ)りておるのであるから、080他人(ひと)が悪(わる)く見(み)えるのは、081自己(われ)に悪(わる)い所(ところ)や霊魂(みたま)に雲(くも)が掛(かか)りて居(を)るからであるから、082鏡(かがみ)を見(み)て自己(われ)の身魂(みたま)から改信(かいしん)いたすやうに、083此(この)世(よ)の本(もと)から御用(ごよう)の霊魂(みたま)が拵(こしら)へてありての、084今度(こんど)の二度目(にどめ)の天(あま)の岩戸(いはと)開(びら)きであるから、085一寸(ちよつと)やソツトには解(わか)る様(やう)な浅(あさ)い経綸(しぐみ)でないから086改信(かいしん)いたして身魂(みたま)を研(みが)くが一等(いつとう)であるぞよ。087世(よ)の本(もと)の誠(まこと)の生神(いきがみ)は今(いま)迄(まで)は物(もの)は言(い)はなんだぞよ。088世(よ)の替(かは)り目(め)に神(かみ)が憑(うつ)りて、089世界(せかい)の事(こと)を知(し)らせねば成(な)らぬから、090出口(でぐち)直(なほ)は因縁(いんねん)ある霊魂(みたま)であるから、091憑(うつ)りて何事(なにごと)も知(し)らせるぞよ。092世(よ)が治(をさ)まりたら神(かみ)は何(なに)も申(まを)さんぞよ。093狐狸(こり)や天狗(てんぐ)ぐらゐは何時(いつ)でも誰(たれ)にでも憑(うつ)るが、094この金神(こんじん)は禰宜(ねぎ)や巫子(みこ)には憑(うつ)らんぞよ。095何(なに)程(ほど)神憑(かむがかり)に骨(ほね)を折(を)りたとて、096真(まこと)の神(かみ)は肝腎(かんじん)の時(とき)でないと憑(うつ)らんぞよ。097何(なに)も解(わか)らん神(かみ)が憑(うつ)りて参(まゐ)りて、098知(し)つた顔(かほ)を致(いた)して種々(いろいろ)と口走(くちばし)りて、099肝腎(かんじん)の仕組(しぐみ)も解(わか)らずに、100天(あま)の岩戸(いはと)開(びらき)の邪魔(じやま)をいたすから、101一寸(ちよつと)の油断(ゆだん)も出来(でき)んから、102不調法(ぶてうはふ)の無(な)いやうに気(き)を附(つ)けてやるのを、103野蛮神(やばんがみ)が何(なに)を吐(ぬか)す位(くらゐ)により解(と)りて呉(く)れんから、104誠(まこと)の神(かみ)も苦労(くらう)をいたすぞよ。105神懸(かむがかり)で何(なに)も彼(か)も世界中(せかいぢう)の事(こと)が解(わか)るやうに思(おも)ふて居(を)ると全然(さつぱり)量見(りやうけん)が違(ちが)ふぞよ。106神(かみ)の申(まを)す中(うち)に聞(き)いて置(お)かんと、107世間(せけん)へ顔出(かほだ)しが出来(でき)んやうな、108恥(はづ)かしき事(こと)が出来(しゆつたい)いたすぞよ。109この神(かみ)一言(ひとこと)申(まを)したら110何時(いつ)になりても、111一分(いちぶ)一厘(いちりん)間違(まちがひ)はないぞよ。112髪(かみ)の毛(け)一本(いつぽん)程(ほど)でも間違(まちが)ふやうな事(こと)では、113三千(さんぜん)年(ねん)かかりて仕組(しぐ)んだ事(こと)が水(みづ)の泡(あわ)になるから、114そんな下手(へた)な経綸(しぐみ)は世(よ)の元(もと)から、115元(もと)の生神(いきがみ)は致(いた)して無(な)いから、116素直(すなほ)に神(かみ)の申(まを)す事(こと)を肯(き)いて下(くだ)されよ。117世界(せかい)の神(かみ)、118仏事(ぶつじ)、119人民(じんみん)を助(たす)けたさの120永(なが)らくの神(かみ)は苦労(くらう)であるぞよ。121誰(たれ)に因(よ)らず慢心(まんしん)と誤解(とりちがひ)が大怪我(おほけが)の元(もと)と成(な)るぞよ。
 
122○
 
123      大正元年旧八月十九日
 
124 大国常立(おほくにとこたちの)尊(みこと)が天晴(あつぱれ)表面(おもて)になりて守護(しゆご)にかかると、125一旦(いつたん)は神(かみ)の経綸(しぐみ)通(どほ)りに致(いた)すから、126改信(かいしん)致(いた)して神心(かみごころ)に成(な)りて居(を)らんと、127これから、128人気(ひとぎ)の悪(わる)い所(ところ)は何処(どこ)でも飛火(とびひ)がいたすから、129今度(こんど)は是(これ)迄(まで)の見苦(みぐる)しき心(こころ)を全然(さつぱり)捨(す)てて了(しま)ふて、130産(うぶ)の精神(こころ)に成(な)りたらば、131安全(らく)な道(みち)が造(つく)り替(か)へてあるから、132霊魂(みたま)を研(みが)いて善(よ)い道(みち)へ乗(の)り替(か)へるやうに仕組(しぐ)んであれども、133霊魂(みたま)に曇(くも)りが在(あ)りては134善(よ)い道(みち)へ乗替(のりか)へたとて、1341辛(つら)うて御用(ごよう)が出来(でき)んから、135発根(ほつごん)の改信(かいしん)、136腹(はら)の底(そこ)からの改信(かいしん)でないと、137誠(まこと)の御用(ごよう)は出来(でき)んぞよ。138竜宮(りうぐう)様(さま)を見(み)て皆(みな)改信(かいしん)をいたされよ。139昔(むかし)から誠(まこと)に欲(よく)な見苦(みぐる)しき御(お)心(こころ)で在(あ)りたなれど、140今度(こんど)の天(あま)の岩戸(いはと)開(びらき)には欲(よく)を捨(す)てて了(しま)はねば、141神界(しんかい)の御用(ごよう)が勤(つと)まらんといふ事(こと)が、142一番(いちばん)に早(はや)く御(ご)合点(がてん)が参(まゐ)りたから、143竜門(りうもん)のお宝(たから)を残(のこ)らず艮(うしとらの)金神(こんじん)に御(お)渡(わた)し遊(あそ)ばして、144活溌(くわつぱつ)な御(お)働(はたら)きを神界(しんかい)で一生(いつしやう)懸命(けんめい)になりて、145力量(ちから)も充分(じゆうぶん)に有(あ)るなり、146此(こ)の方(はう)の片腕(かたうで)に成(な)つて、147今度(こんど)の天(あま)の岩戸(いはと)開(びらき)の御用(ごよう)を遊(あそ)ばすから、148他(ほか)の守護神(しゆごじん)も竜宮(りうぐう)様(さま)の御(ご)改信(かいしん)を見(み)て、149一(いち)日(にち)も早(はや)く自己(われ)の心(こころ)の中(うち)を考(かんが)へて改信(かいしん)なされよ。150大国常立(おほくにとこたちの)尊(みこと)が今(いま)表(おもて)になりた所(とこ)で、151神界(しんかい)の役(やく)に立(た)てる霊魂(みたま)は一(ひと)つも無(な)いが、152能(よ)くも是(これ)だけ曇(くも)りたものであるぞよ。153もう神(かみ)は構(かま)はんから、154何彼(なにか)の事(こと)を急速(いつさく)にいたして後(あと)の立直(たてなほ)しに掛(かか)らんと、155世界中(せかいぢう)の大事(だいじ)であるから、156解(わか)らぬ守護神(しゆごじん)に何時(いつ)までもかかりて居(を)りたら、157世界(せかい)の人民(じんみん)が皆(みな)難渋(なんじふ)をいたして、1571往(ゆ)きも戻(もど)りも成(な)らんやうに成(な)りて、158戦争(いくさ)も済(す)みたでも無(な)し、159止(とど)めも刺(さ)さん事(こと)になりて、160世界中(せかいぢう)の大難渋(だいなんじふ)と成(な)るから、161是(これ)迄(まで)耳(みみ)に蛸(たこ)が出来(でき)る程(ほど)注意(きをつけ)てあるが、162何彼(なにか)の時節(じせつ)が迫(せま)りて来(き)て、163動(うご)きもにじりも出来(でき)ん事(こと)に世界中(せかいぢう)が成(な)るから、164諄(くど)う守護神(しゆごじん)人民(じんみん)に気(き)を附(つ)けるぞよ。
165 神国(しんこく)の人民(じんみん)に元(もと)の神国(みくに)魂(だましひ)が些(ちつ)とありたら、166茲(ここ)までの難渋(なんじふ)は無(な)いなれど、167誠(まこと)一(ひと)つの御魂(みたま)により明(あか)されず、168肝腎(かんじん)の事(こと)を任(まか)して為(さ)せる事(こと)も出来(でき)ず、169テンで経綸(しぐみ)が解(わか)りて居(を)らんから、170神(かみ)が使(つか)ふ身魂(みたま)が無(な)いぞよ。171此(こ)の方(はう)が世界中(せかいぢう)の事(こと)をいたさなならんから、172何彼(なにか)の事(こと)が一度(いちど)になりて忙(せわ)しうなると申(まを)すことが、173毎度(まいど)筆先(ふでさき)で知(し)らしてあらうがな。174艮(とどめ)に成(な)りたら神霊活機臨々発揮日月(ひのでのかみ)と現(あら)はれて、175三千(さんぜん)世界(せかい)の艮(とどめ)を刺(さ)すぞよ。176其(その)折(を)りに間(ま)に合(あ)ふやうに、177早(はや)うから有難(ありがた)がりて、178大本(おほもと)へ来(き)て辛(つら)い修行(しうげふ)をして居(を)りても、179肝腎(かんじん)の処(とこ)が能(よ)く解(わか)りて居(を)らんと、180善(よ)い御用(ごよう)は出来(でき)んぞよ。181何(ど)うなりとして引着(ひつつ)いて居(を)りたら、182善(よ)い御用(ごよう)が出来(でき)ると思(おも)ふて居(を)ると、183大間違(おほまちがひ)であるぞよ。184艮(うしとらの)金神(こんじん)が初発(しよつぱつ)から一言(ひとこと)申(まを)した事(こと)は一分(いちぶ)一厘(いちりん)違(ちが)はんぞよ。185途中(とちう)から変(かは)るのは矢張(やつぱ)り霊魂(みたま)に因縁(いんねん)が無(な)いのぢやぞよ。186因縁(いんねん)のある身魂(みたま)は截(き)りても断(き)れん、187如何(どん)な辛(つら)い目(め)をいたしても左程(さほど)苦(くる)しい事(こと)は無(な)いぞよ。188因縁(いんねん)性来(しやうらい)と申(まを)すものは、189エライものであるぞよ。190それで今度(こんど)は因縁(いんねん)の在(あ)る身魂(みたま)が集(よ)りて来(き)て、191辛(つら)い辛抱(しんばう)をいたして、192天地(てんち)の光(ひかり)を出(だ)して呉(く)れんならん。193変性(へんじやう)男子(なんし)と変性(へんじやう)女子(によし)との身魂(みたま)を、194茲(ここ)まで化(ばか)して神(かみ)の御(お)役(やく)に立(た)てるぞよ。195変性(へんじやう)男子(なんし)と女子(によし)の身魂(みたま)が誰(たれ)も能(よ)う為(せ)ぬ辛抱(しんばう)をいたして、196此(この)世(よ)には神(かみ)は無(な)きものと、197学(がく)で神力(しんりき)をないやうに仕(し)て居(を)りたのを、198此(この)世(よ)に神(かみ)が有(あ)るか無(な)いかと云(い)ふ事(こと)を、199三千(さんぜん)世界(せかい)へ天晴(あつぱれ)と天地(てんち)の神力(しんりき)を表(あら)はせて見(み)せて、200此(こ)の先(さき)は神力(しんりき)の世(よ)に致(いた)すから、201是(これ)からは学力(がくりき)で、202何麼(どんな)事(こと)を致(いた)しても、203世(よ)の本(もと)の根本(こつぽん)の生神(いきがみ)の神力(しんりき)には敵(かな)はんから、204今(いま)の中(うち)に悪神(あくがみ)のエライ企(たく)みを砕(くだ)いて了(しま)ふから、205一(いち)日(にち)も早(はや)く往生(わうじやう)いたすが得(とく)であるぞよ。
206 今度(こんど)の戦争(たたかひ)は人民(じんみん)同志(どうし)の戦争(たたかひ)ではないぞよ。207国(くに)と国(くに)、208神(かみ)と邪神(あくがみ)との大戦争(おほたたかひ)であるから、209悪神(あくがみ)の策戦計画(しぐみ)は人民(じんみん)では誰(たれ)も能(よ)う為(せ)ん仕組(しぐみ)であれど、210世(よ)の本(もと)の生神(いきがみ)には敵(かな)はんぞよ。211充分(じゆうぶん)戦(たたか)ふた所(とこ)で金(かね)の要(い)るのは程(ほど)知(し)れず、212人(ひと)の減(へ)るのも程(ほど)は判(わか)らんぞよ。213けれども出(で)かけた船(ふね)ぢや。214何方(どちら)の船(ふね)も後方(あと)へは退(ひ)けんから、215トコトンまで行(ゆ)くぞよ。216今(いま)迄(まで)の悪(あく)の守護神(しゆごじん)よ、217神(かみ)の国(くに)を茲(ここ)までに自由(じいう)にいたしたら、218是(これ)に不足(ふそく)はもう在(あ)ろまいから、219充分(じゆうぶん)に敵対(てきた)うて御座(ござ)れよ。220神力(しんりき)と学力(がくりき)との力較(ちからくら)べの大戦争(おほたたかひ)であるから、221負(まけ)たら従(したが)うて遣(や)るし、222勝(か)つたら従(したが)はして、223末代(まつだい)手(て)は出(だ)しませぬと申(まを)すとこまで、224往生(わうじやう)をさせてやるぞよ。225何程(なにほど)学力(がくりき)がエラウても、226神力(しんりき)には勝(か)てんぞよ。227大(おほ)きな見誤(みそこな)ひを為(し)て居(を)りたと云(い)ふ事(こと)が後(あと)で気(き)が附(つ)いて、228死物狂(しにものぐるひ)を致(いた)さうよりも、229脚下(あしもと)の明(あかる)い中(うち)に降伏(わうじやう)致(いた)す方(はう)が宜(よ)いぞよ。230永引(ながび)く程(ほど)国土(くに)はチリヂリと無(な)く為(な)りて了(しま)ふぞよ。231邪神(あくがみ)の企謀(たくみ)は何麼(どんな)計略(たくみ)も為(し)てゐるなれど、232悪(あく)では此(この)世(よ)は立(たち)ては行(ゆ)かんぞよ。233神(かみ)の経綸(しぐみ)は善(ぜん)一(ひと)つの誠(まこと)実地(じつち)の御(お)道(みち)に造(つく)り代(か)へてあるから、234気(き)の附(つ)いた守護神(しゆごじん)は、235善(ぜん)の道(みち)へ立帰(たちかへ)りて安心(あんしん)なされよ。236悪(あく)の身魂(みたま)は平(たひら)げて了(しま)ふから、237早(はや)う覚悟(かくご)を致(いた)さんと、238もう一(いち)日(にち)の日(ひ)の間(ま)にも代(かは)るから、239是迄(これまで)のやうに思(おも)ふておると、240みな量見(りやうけん)が違(ちが)ふぞよ。241毎度(まいど)出口(でぐち)直(なほ)に兵糧(ひやうろう)をとつて置(お)かねば成(な)らんといふ事(こと)が、242諄(くど)う申(まを)して在(あ)らうがな。243米(こめ)が有(あ)ると申(まを)して油断(ゆだん)をいたすで無(な)いぞよ。244人民(じんみん)は悧巧(りかう)なもので在(あ)るなれど、245先(さき)のチツトモ解(わか)らんもので在(あ)るから、246筆先(ふでさき)で何(なに)も知(し)らすから、247此(この)筆先(ふでさき)を大切(たいせつ)にいたさんと、248粗末(そまつ)にいたしたら、249其(その)場(ば)で変(かは)るやうに厳(きび)しくなるぞよ。250この筆先(ふでさき)は世界(せかい)の事(こと)を、251気(け)もない中(うち)から知(し)らしてあるから、252疑(うたが)うておると後(あと)で取返(とりかへ)しの出来(でき)ん事(こと)になるぞよ。253後(あと)の後悔(こうくわい)は間(ま)に合(あ)はんぞよ。
 
254○
 
255      大正三年旧七月十一日
 
256 大国常立(おほくにとこたちの)尊(みこと)が表(おもて)に現(あら)はれて日出(ひので)の守護(しゆご)となるから、257人民(じんみん)が各自(めいめい)に力(ちから)一杯(いつぱい)気張(きば)りて為(し)て来(き)た事(こと)が、258皆(みな)天地(てんち)の神(かみ)から為(さ)せられて居(を)りたと申(まを)す事(こと)が、259世界(せかい)の人民(じんみん)に了解(わか)る時節(じせつ)が参(まゐ)りて来(き)たぞよ。260日出(ひので)の守護(しゆご)になると261変性(へんじやう)男子(なんし)の霊魂(みたま)が、2611天晴(あつぱれ)世界(せかい)へ現(あら)はれて262次(つぎ)に変性(へんじやう)女子(によし)が現(あら)はれて、263女島(めしま)男島(をしま)へ落(お)ちて居(を)りた昔(むかし)からの生神(いきがみ)ばかりが揃(そろ)うて天晴(あつぱれ)世(よ)に現(あら)はれて、264この泥海(どろうみ)同様(どうやう)の世界(せかい)へ265水晶(すいしやう)の本(もと)の生神(いきがみ)が揃(そろ)うて、266三千(さんぜん)世界(せかい)の岩戸(いはと)開(びらき)を致(いた)すから、267天地(てんち)の岩戸(いはと)が開(ひら)けて松(まつ)の世(よ)、268神世(かみよ)と相成(あひな)るぞよ。269綾部(あやべ)の神宮(しんぐう)坪(つぼ)の内(うち)の本(もと)の宮(みや)は出口(でぐち)の入口(いりぐち)、270竜門館(りうもんやかた)が高天原(たかあまはら)と相定(あひさだ)まりて、271天(てん)の御(ご)三体(さんたい)の大神(おほかみ)が天地(てんち)へ降(お)り昇(あが)りを為(な)されて、272この世(よ)の御(ご)守護(しゆご)遊(あそ)ばすぞよ。273この大本(おほもと)は地(ち)からは変性(へんじやう)男子(なんし)と変性(へんじやう)女子(によし)との二(ふた)つの身魂(みたま)を現(あら)はして、274男子(なんし)には経糸(たていと)、275女子(によし)には緯糸(よこいと)の意匠(しぐみ)をさして、276錦(にしき)の旗(はた)を織(お)らしてあるから、277織上(おりあが)りたら立派(りつぱ)な模様(もやう)が出来(でき)ておるぞよ。278神界(しんかい)の意匠(しぐみ)を知(し)らぬ世界(せかい)の人民(じんみん)は279色々(いろいろ)と申(まを)して疑(うたが)へども、280今度(こんど)の大事業(たいもう)は人民(じんみん)の知(し)りた事(こと)では無(な)いぞよ。281神界(しんかい)へ出(で)てお出(いで)ます神(かみ)にも御(ご)存知(ぞんぢ)の無(な)いやうな、282深(ふか)い仕組(しぐみ)であるから283往生(わうじやう)いたして神心(かみごころ)になりて284神(かみ)の申(まを)すやうに致(いた)すが一番(いちばん)悧巧(りかう)であるぞよ。285まだ此(この)先(さき)でも286トコトンのギリギリ迄(まで)反対(はんたい)いたして、287変性(へんじやう)女子(によし)を悪(わる)く申(まを)して、288神(かみ)の仕組(しぐみ)を潰(つぶ)さうと掛(か)かる守護神(しゆごじん)が、289京(きやう)、290大阪(おほさか)にも出(で)て来(く)るなれど、291もう微躯(びく)とも動(うご)かぬ仕組(しぐみ)が致(いた)して292神(かみ)が附添(つきそ)うて御用(ごよう)を為(さ)すから、2921別条(べつでう)は無(な)いぞよ。293変性(へんじやう)女子(によし)の霊魂(みたま)は月(つき)と水(みづ)との守護(しゆご)であるから、294汚(きたな)いものが参(まゐ)りたら直(すぐ)に濁(にご)るから、295訳(わけ)の解(わか)らぬ身魂(みたま)の曇(くも)りた守護神(しゆごじん)は傍(そば)へは寄(よ)せんやうに、296役員(やくゐん)が気(き)を附(つ)けて下(くだ)されよ。297昔(むかし)から今度(こんど)の天(あま)の岩戸(いはと)開(びらき)の御用(ごよう)致(いた)さす為(ため)に、298坤(ひつじさる)に落(おと)してありた霊魂(みたま)であるぞよ。299此(この)者(もの)と出口(でぐち)直(なほ)との霊魂(みたま)が揃(そろ)ふて御用(ごよう)を致(いた)さねば、300今度(こんど)の大望(たいもう)は、301何程(なにほど)悧巧(りかう)な人民(じんみん)の考(かんが)へでも302物事(ものごと)出来(しゆつたい)は致(いた)さんぞよ。303此(この)大本(おほもと)は世界(せかい)に在(あ)る事(こと)が皆(みな)映(うつ)るから、304大本(おほもと)に在(あ)りた事(こと)は大(おほ)きな事(こと)も小(ちひ)さい事(こと)も、305善(よ)き事(こと)も悪(あ)しき事(こと)も、306皆(みな)世界(せかい)に現(あら)はれて来(く)るから、307変性(へんじやう)女子(によし)をねらふものが308是(これ)からまだまだ出来(でき)て来(く)るから、309確(しつか)りと致(いた)して居(を)らんと此(この)中(なか)は治(をさ)まらんぞよ。310大事(だいじ)の仕組(しぐみ)の身魂(みたま)であるから、311悪(あく)の霊(みたま)がねらひ詰(つ)めて居(を)るから、312何処(どこ)へ行(ゆ)くにも一人(ひとり)で出(だ)す事(こと)は成(な)らんぞよ。313変性(へんじやう)女子(によし)は人民(じんみん)からは赤(あか)ン坊(ばう)なれど、314神(かみ)が憑(うつ)りたら誰(たれ)の手(て)にも合(あ)はん身魂(みたま)であるぞよ。315昔(むかし)の元(もと)から見届(みとど)けてありての、316今度(こんど)の大望(たいもう)な御用(ごよう)がさして在(あ)るぞよ。317人民(じんみん)は表面(うはべ)だけより見(み)えんから、318何時(いつ)も大(おほ)きな取違(とりちが)ひを致(いた)すが、319是(これ)も尤(もつと)もの事(こと)であるぞよ。320永(なが)らく大本(おほもと)へ来(き)て日々(にちにち)御用(ごよう)に使(つか)はれておるものでも、321女子(によし)の事(こと)は取違(とりちが)ひ致(いた)して、322未(いま)だに反対(はんたい)致(いた)しておる位(くらゐ)であるから、323何(なん)にも聞(き)かぬ世界(せかい)の人民(じんみん)が取違(とりちが)ひをいたすのは、324無理(むり)も無(な)いぞよ。325斯(か)う申(まを)すと亦(また)訳(わけ)の解(わか)らぬ守護神(しゆごじん)の宿(やど)りてゐる肉体(にくたい)の人民(じんみん)が、326肉体心(にくたいごころ)を出(だ)して、327出口(でぐち)は変性(へんじやう)女子(によし)に抱込(だきこ)まれて居(を)ると申(まを)すであらうが、328其(その)様(やう)な事(こと)の解(わか)らぬ艮(うしとらの)金神(こんじん)出口(でぐち)直(なほ)でありたら、329三千(さんぜん)年(ねん)余(あま)りての永(なが)らくの苦労(くらう)が水(みづ)の泡(あわ)に成(な)るから、330滅多(めつた)に見違(みちが)ひはいたさんぞよ。331人民(じんみん)の智慧(ちゑ)や学(がく)や考(かんが)へで判(わか)るやうな浅(あさ)い仕組(しぐみ)は致(いた)してないぞよ。332何方(どちら)の身魂(みたま)が一(ひと)つ欠(か)けても、333今度(こんど)の経綸(しぐみ)は成就(じやうじゆ)いたさんのであるから、334世(よ)の本(もと)の根本(こつぽん)から仕組(しぐみ)て、335色々(いろいろ)と化(ば)かしてをれば、336自己(われ)の霊魂(みたま)が汚(きたな)いから、337竪(たて)からも横(よこ)からも汚(きたな)う見(み)えるのであるぞよ。338変性(へんじやう)男子(なんし)の身魂(みたま)も変性(へんじやう)女子(によし)の身魂(みたま)も、339三千(さんぜん)世界(せかい)の大化物(おほばけもの)であるから、340霊魂(みたま)に曇(くも)りの有(あ)る人民(じんみん)には見当(けんたう)が取(と)れんぞよ。341此(この)大化物(おほばけもの)を世界(せかい)へ現(あら)はして見(み)せたら、342如何(どない)に悪(あく)に強(つよ)い守護神(しゆごじん)も人民(じんみん)も、343アフンとして吃驚(びつくり)いたして、344早速(さつそく)には物(もの)も能(よ)う言(い)はん事(こと)が出来(しゆつたい)するぞよ。345昔(むかし)の根本(こつぽん)の世(よ)の本(もと)から末代(まつだい)の世(よ)まで、346一度(いちど)あつて二度(にど)ないと言(い)ふやうな、347大望(たいもう)な神界(かみ)と現界(このよ)の岩戸(いはと)開(びら)きであるから、348アンナものがコンナものに成(な)りたと申(まを)す経綸(しぐみ)であるから、349人民(じんみん)では見当(けんたう)は取(と)れん筈(はず)であれども、350改信(かいしん)いたして神心(かみごころ)に立復(たちかへ)りた人民(じんみん)には、351明白(ありやか)に能(よ)く判(わか)る仕組(しぐみ)であるぞよ。352世(よ)の変(かは)り目(め)には変(へん)な処(ところ)へ変(へん)な人(ひと)が現(あらは)れて、353変(へん)な手柄(てがら)をいたすぞよと、354明治(めいぢ)三十一(さんじふいち)年(ねん)の七(しち)月(ぐわつ)に筆先(ふでさき)に書(か)いて知(し)らしてありたぞよ。355時節(じせつ)が近寄(ちかよ)りたぞよ。
356(大正一二・四・二六 旧三・一一 於竜宮館 北村隆光再録)
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