皇神の秘めたまへるいつくしみ現はし給ふ世は近づきぬ〈総説(初版)〉
現身のちりうち祓ふ御恵のかむりを給ふ三五の神〈総説(初版)〉
透明殿庭の石垣高々と積み上りつつ梅雨期に入りぬ
(昭和十年六月十六日)〈第2章(校正)〉
瑞御霊その神業を思ひ見れば痛み悩みも消え失するなり〈第7章(初版)〉
如何ならむ涙の中に沈むとも夢な忘れそ神の恵みを〈第7章(初版)〉
たらちねの母のみどり子安らかにねむらす如く治めます救主〈第12章(初版)〉
舟人の声も静かに聞こゆなりいざ進みゆけ救ひの船に〈第12章(初版)〉
恐れずに進め言霊神軍よ十曜の御旗高くひるがへる〈第12章(初版)〉
言霊の軍の声におののきて雲を霞とあだは逃げゆく〈第12章(初版)〉
神軍の勲を称ふその声は揺り動かさむ黄泉の礎〈第12章(初版)〉
弥広くこの神の世を照らせよと神の授けしこれの神書〈第16章(初版)〉
如意宝珠黄金の玉もこの神書にひそみてありぬ探りて受けよ〈第16章(初版)〉
移り行く世にも変らず永遠にたたせたまへる厳の御柱〈第17章(初版)〉
御教の光は百の罪科を払ひ清むる厳の言霊〈第17章(初版)〉
瑞御霊厳の御霊の御光に人の踏むべき道を悟りぬ〈第17章(初版)〉
(「校正」は王仁三郎が校正した時に挿入したもの。)
[この余白歌は八幡書店版霊界物語収録の余白歌を参考に他の資料と付き合わせて作成しました]