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霊界物語
天祥地瑞(第73~81巻)
第79巻(午の巻)
序文
総説
第1篇 竜の島根
第1章 湖中の怪
第2章 愛の追跡
第3章 離れ島
第4章 救ひの船
第5章 湖畔の遊び
第6章 再会
第2篇 竜宮風景
第7章 相聞(一)
第8章 相聞(二)
第9章 祝賀の宴(一)
第10章 祝賀の宴(二)
第11章 瀑下の乙女
第12章 樹下の夢
第13章 鰐の背
第14章 再生の歓び
第15章 宴遊会
第3篇 伊吹の山颪
第16章 共鳴の庭
第17章 還元竜神
第18章 言霊の幸
第19章 大井の淵
第20章 産の悩み
第21章 汀の歎き
第22章 天変地妖
第23章 二名の島
余白歌
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霊界物語
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<<< 相聞(二)
(B)
(N)
祝賀の宴(二) >>>
第九章
祝賀
(
しゆくが
)
の
宴
(
えん
)
(一)〔一九九〇〕
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第79巻 天祥地瑞 午の巻
篇:
第2篇 竜宮風景
よみ(新仮名遣い):
りゅうぐうふうけい
章:
第9章 祝賀の宴(一)
よみ(新仮名遣い):
しゅくがのうたげ
通し章番号:
1990
口述日:
1934(昭和9)年07月17日(旧06月6日)
口述場所:
関東別院南風閣
筆録者:
谷前清子
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1934(昭和9)年10月25日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
竜宮島の王である大竜身彦の命が、国津神の娘・麗子姫を妃と定めて海原国のまつりごとを始めたことを寿ぎ、大海津見の神の娘・海津見姫の神はこのめでたい出来事を祝おうと、竜宮殿にやってきた。
竜宮の従神たちは姫神の来訪を喜び、歓待の準備に着手していた。海津見姫の神がやってくると、歓待の準備がすっかり整っていることに驚き、竜の島根がすがすがしく、竜神族たちが生き生きとしていることを喜んだ。
そこへ大竜身彦の命を先頭に、弟姫神、数多の供神たちが恭しく進み来て、海津見姫の神の前に最敬礼をした。大竜身彦の命と弟姫神は、歓迎の歌を歌った。艶男は弟姫神のそばに立ち、先だって鏡の湖のほとりで教えをいただいたことを謝し、海津見姫の神へ歓迎の歌を歌った。
海津見姫の神は、竜神族たちの姿は、月日をかけて改まり、まことの人と生まれるべきこと、また国津神の御水火(みいき)によって人となることを歌った。そして、艶男と麗子に、国津神の生言霊を宣り上げるように促した。
二人は七十五声の生言霊を幾度となく繰り返しながら、大竜殿の階段を悠々と上り、奥殿深く進み入った。海津見姫の神は上段の席につき、続いて大竜身彦の命と弟姫神が左右に着席した。女神たちは列を正し、数多の竜神、魚族まで集まり来て、今日の慶事を祝しつつ、珍味に舌鼓を打ち、踊り舞った。
弟姫神の麗子は、島の繁栄を願う言霊歌を歌って、今日のよき日を祝した。海津見姫の神も祝歌を歌い、身体を全きものとするために、艶男の君を守り立てて、人種を生み増やせ、と歌った。
続いて大竜身彦の命が祝歌を歌い、そして再び弟姫神が、竜宮の王となって神の世を造り固める身となった決意を歌った。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
ウロウ(ウロー)
データ凡例:
データ最終更新日:
2024-08-07 18:04:37
OBC :
rm7909
愛善世界社版:
八幡書店版:
第14輯 209頁
修補版:
校定版:
169頁
普及版:
初版:
ページ備考:
001
竜宮島
(
りうぐうじま
)
の
王者
(
わうじや
)
たる
大竜身彦
(
おほたつみひこ
)
の
命
(
みこと
)
は、
002
水上山
(
みなかみやま
)
の
麓
(
ふもと
)
なる
国
(
くに
)
の
御祖
(
みおや
)
の
神
(
かみ
)
の
愛娘
(
まなむすめ
)
、
003
麗子姫
(
うららかひめ
)
を
妃
(
ひ
)
と
定
(
さだ
)
め
大竜殿
(
だいりうでん
)
に
海原国
(
うなばらぐに
)
の
政
(
まつりごと
)
を
始
(
はじ
)
め
給
(
たま
)
ふに
就
(
つ
)
き、
004
大海津見
(
おほわだつみ
)
の
神
(
かみ
)
の
娘
(
むすめ
)
海津見
(
わだつみ
)
姫
(
ひめ
)
の
神
(
かみ
)
は、
005
前代
(
ぜんだい
)
未聞
(
みもん
)
の
慶事
(
けいじ
)
を
祝
(
しゆく
)
せむとして
鏡
(
かがみ
)
の
湖
(
うみ
)
の
水門
(
すいもん
)
を
開
(
ひら
)
き
入
(
はい
)
り
来
(
きた
)
り
給
(
たま
)
ふと
聞
(
き
)
き、
006
あらゆる
従神
(
じうしん
)
等
(
たち
)
は
右往
(
うわう
)
左往
(
さわう
)
、
007
欣喜
(
きんき
)
雀躍
(
じやくやく
)
し、
008
姫神
(
ひめがみ
)
を
歓待
(
くわんたい
)
せむとあらゆる
準備
(
じゆんび
)
に
着手
(
ちやくしゆ
)
してゐる。
009
大楼門
(
だいろうもん
)
の
内外
(
ないぐわい
)
には
金砂
(
きんしや
)
銀砂
(
ぎんしや
)
を
新
(
あたら
)
しく
敷
(
し
)
き
詰
(
つ
)
め、
010
杉
(
すぎ
)
桧
(
ひのき
)
の
梢
(
こずゑ
)
を
伐
(
き
)
り、
011
御
(
ご
)
通行
(
つうかう
)
の
道
(
みち
)
を
青葉
(
あをば
)
にかためて、
012
準備
(
じゆんび
)
をさをさおこたりなかりける。
013
かかる
所
(
ところ
)
へ
時
(
とき
)
うつりて、
014
大海津見
(
おほわだつみ
)
の
神
(
かみ
)
の
娘
(
むすめ
)
海津見
(
わだつみ
)
姫
(
ひめ
)
の
神
(
かみ
)
は、
015
父
(
ちち
)
の
御使
(
みつかひ
)
として
現
(
あらは
)
れ
給
(
たま
)
ひ、
016
歓迎
(
くわんげい
)
の
準備
(
じゆんび
)
全
(
まつた
)
く
調
(
ととの
)
へるに
稍
(
やや
)
驚
(
おどろ
)
き
給
(
たま
)
ひつつ、
017
『
来
(
き
)
て
見
(
み
)
れば
竜
(
たつ
)
の
島根
(
しまね
)
は
清
(
すが
)
しけれ
018
この
島人
(
しまびと
)
の
面
(
おも
)
かがやける
019
塵
(
ちり
)
一
(
ひと
)
つかげを
止
(
とど
)
めずこの
庭
(
には
)
に
020
主
(
あるじ
)
の
神
(
かみ
)
の
真心
(
まごころ
)
を
知
(
し
)
る
021
千早振
(
ちはやぶ
)
る
神代
(
かみよ
)
をかけてためしなき
022
この
喜
(
よろこ
)
びをことほぎ
奉
(
まつ
)
らむ
023
吾
(
わが
)
いゆく
道
(
みち
)
の
面
(
おもて
)
は
桧葉
(
ひのきば
)
の
024
青
(
あを
)
き
莚
(
むしろ
)
に
満
(
み
)
たされにけり
025
歩
(
あゆ
)
むさへ
足音
(
あしおと
)
のなき
青莚
(
あをむしろ
)
026
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
の
露
(
つゆ
)
の
色
(
いろ
)
かも』
027
かく
歌
(
うた
)
はせ
給
(
たま
)
ふ
折
(
をり
)
もあれ、
028
各自
(
おのもおのも
)
礼装
(
れいさう
)
を
凝
(
こ
)
らし、
029
大竜身彦
(
おほたつみひこ
)
の
命
(
みこと
)
を
先頭
(
せんとう
)
に、
030
弟姫
(
おとひめ
)
の
神
(
かみ
)
あまたの
御供
(
みとも
)
の
神
(
かみ
)
等
(
たち
)
、
031
粛々
(
しゆくしゆく
)
と
列
(
れつ
)
をつくりて
姫神
(
ひめがみ
)
の
前
(
まへ
)
に
進
(
すす
)
み
来
(
きた
)
り、
032
恭
(
うやうや
)
しく
最敬礼
(
さいけいれい
)
を
終
(
をは
)
り、
033
先
(
ま
)
づ
大竜身彦
(
おほたつみひこ
)
の
命
(
みこと
)
は、
034
『
久方
(
ひさかた
)
の
御空
(
みそら
)
ゆ
降
(
くだ
)
る
麗子姫
(
うららかひめ
)
035
神
(
かみ
)
の
恵
(
めぐみ
)
に
妻
(
つま
)
となしたり
036
願
(
ねが
)
はくばこの
有様
(
ありさま
)
をまつぶさに
037
父
(
ちち
)
大神
(
おほかみ
)
に
伝
(
つた
)
へ
給
(
たま
)
はれ
038
八千尋
(
やちひろ
)
の
湖
(
うみ
)
の
底
(
そこ
)
より
出
(
い
)
でましし
039
姫
(
ひめ
)
の
命
(
みこと
)
のつかれを
思
(
おも
)
ふ
040
今日
(
けふ
)
よりはこの
島ケ根
(
しまがね
)
も
栄
(
さか
)
ゆべし
041
艶男
(
あでやか
)
、
麗子
(
うららか
)
渡
(
わた
)
り
来
(
き
)
ませば』
042
姫神
(
ひめがみ
)
はこれに
答
(
こた
)
へて、
043
『
天地
(
あめつち
)
の
開
(
ひら
)
けし
時
(
とき
)
ゆためしなき
044
慶事
(
けいじ
)
に
会
(
あ
)
へる
君
(
きみ
)
ぞ
尊
(
たふと
)
き
045
今日
(
けふ
)
よりは
弟姫神
(
おとひめがみ
)
と
親
(
した
)
しみて
046
海
(
うみ
)
の
食国
(
をすくに
)
護
(
まも
)
らせ
給
(
たま
)
へ』
047
弟姫神
(
おとひめがみ
)
は
拍手
(
はくしゆ
)
しながら
歌
(
うた
)
ふ。
048
『
掛巻
(
かけま
)
くも
畏
(
かしこ
)
き
海津見
(
わだつみ
)
姫神
(
ひめがみ
)
の
049
いでまし
吾
(
われ
)
は
嬉
(
うれ
)
しみ
迎
(
むか
)
ふ
050
惟神
(
かむながら
)
神
(
かみ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
綱
(
つな
)
にひかれ
051
吾
(
われ
)
この
島
(
しま
)
に
渡
(
わた
)
り
来
(
こ
)
しはや
052
吾
(
わが
)
目路
(
めぢ
)
にふるるものみな
珍
(
めづら
)
しく
053
また
新
(
あたら
)
しきこれの
島国
(
しまぐに
)
よ
054
力
(
ちから
)
なき
吾
(
われ
)
は
是
(
これ
)
よりいかにして
055
この
島国
(
しまぐに
)
をひらかむとぞ
思
(
おも
)
ふ
056
願
(
ねが
)
はくば
姫神
(
ひめがみ
)
力
(
ちから
)
を
添
(
そ
)
へよかし
057
まだ
年
(
とし
)
若
(
わか
)
き
乙女
(
をとめ
)
の
吾
(
われ
)
に
058
夜
(
よる
)
はゆめ
昼
(
ひる
)
はうつつとこの
島
(
しま
)
に
059
吾
(
われ
)
は
迷
(
まよ
)
へり
島
(
しま
)
の
白波
(
しらなみ
)
060
白波
(
しらなみ
)
の
打
(
う
)
ち
寄
(
よ
)
す
島
(
しま
)
に
吾
(
われ
)
ありて
061
神
(
かみ
)
の
力
(
ちから
)
にのみぞすがるも』
062
艶男
(
あでやか
)
は
弟姫神
(
おとひめがみ
)
の
側
(
そば
)
に
立
(
た
)
ちて
歌
(
うた
)
ふ。
063
『
今
(
いま
)
のさき
高
(
たか
)
き
教
(
をしへ
)
を
蒙
(
かうむ
)
りし
064
吾
(
われ
)
は
艶男
(
あでやか
)
よわき
男子
(
をのこ
)
よ
065
ためしなき
今日
(
けふ
)
の
喜
(
よろこ
)
び
寿
(
ことほ
)
ぎて
066
来
(
き
)
ませる
姫
(
ひめ
)
の
心
(
こころ
)
畏
(
かしこ
)
き
067
とこしへにこの
島ケ根
(
しまがね
)
に
吾
(
われ
)
ありて
068
国土
(
くに
)
ひらかむと
思
(
おも
)
ひ
定
(
さだ
)
めし
069
白砂
(
しらすな
)
をしきまはしたり
清庭
(
すがには
)
に
070
姫
(
ひめ
)
を
迎
(
むか
)
ふる
今日
(
けふ
)
ぞめでたき』
071
海津見
(
わだつみ
)
姫
(
ひめ
)
の
神
(
かみ
)
は
之
(
これ
)
に
答
(
こた
)
へて、
072
『
千早振
(
ちはやぶ
)
る
神
(
かみ
)
もうべなひ
給
(
たま
)
ふべし
073
この
島ケ根
(
しまがね
)
の
喜
(
よろこ
)
びごとを
074
竜神
(
たつがみ
)
や
魚族
(
うろくづ
)
たちも
今日
(
けふ
)
よりは
075
身
(
み
)
もたましひも
安
(
やす
)
く
過
(
す
)
ぎなむ
076
人間
(
にんげん
)
の
形
(
かたち
)
そなへし
竜神
(
たつがみ
)
も
077
いまだ
全
(
まつた
)
き
姿
(
すがた
)
にあらず
078
この
姿
(
すがた
)
月日
(
つきひ
)
けみして
新
(
あら
)
たまり
079
まことの
人
(
ひと
)
と
生
(
うま
)
るる
日
(
ひ
)
近
(
ちか
)
し
080
国津
(
くにつ
)
神
(
かみ
)
の
御水火
(
みいき
)
なければ
竜神
(
たつがみ
)
は
081
如何
(
いか
)
で
生
(
うま
)
れむ
人
(
ひと
)
の
身体
(
むくろ
)
に
082
何
(
なん
)
となく
今日
(
けふ
)
は
清
(
すが
)
しき
日
(
ひ
)
なりけり
083
湖
(
うみ
)
の
底
(
そこ
)
ひも
明
(
あき
)
らかにして
084
父神
(
ちちがみ
)
にこの
有様
(
ありさま
)
を
詳細
(
まつぶさ
)
に
085
語
(
かた
)
らばさぞや
喜
(
よろこ
)
び
給
(
たま
)
はむ
086
人間
(
にんげん
)
の
全
(
まつた
)
き
身
(
み
)
にしあらざれば
087
生言霊
(
いくことたま
)
の
力
(
ちから
)
もおよばず
088
艶男
(
あでやか
)
や
麗子
(
うららか
)
の
君
(
きみ
)
は
国津
(
くにつ
)
神
(
かみ
)
089
生言霊
(
いくことたま
)
を
宣
(
の
)
らさせ
給
(
たま
)
へ』
090
ここに
人体
(
じんたい
)
を
全
(
まつた
)
く
備
(
そな
)
へたる
艶男
(
あでやか
)
並
(
なら
)
びに
麗子
(
うららか
)
の
弟姫神
(
おとひめがみ
)
は、
091
海津見
(
わだつみ
)
姫
(
ひめ
)
の
神
(
かみ
)
の
先頭
(
せんとう
)
に
立
(
た
)
ち、
092
声
(
こゑ
)
も
朗
(
ほがら
)
かに
七十五
(
しちじふご
)
声
(
せい
)
の
生言霊
(
いくことたま
)
を
歌
(
うた
)
ふ。
093
『アオウエイ
094
カコクケキ
095
サソスセシ
096
タトツテチ
097
ナノヌネニ
098
ハホフヘヒ
099
マモムメミ
100
ヤヨユエイ
101
ラロルレリ
102
ワヲウヱヰ
103
ガゴグゲギ
104
ザゾズゼジ
105
ダドヅデヂ
106
バボブベビ
107
パポプペピ
108
一
(
ひと
)
二
(
ふた
)
三
(
み
)
四
(
よ
)
五
(
いつ
)
六
(
むゆ
)
七
(
なな
)
八
(
や
)
九
(
ここの
)
十
(
たり
)
109
百
(
もも
)
千
(
ち
)
万
(
よろづ
)
千万
(
ちよろづ
)
の
神
(
かみ
)
110
守
(
まも
)
らせ
給
(
たま
)
へ』
111
と
幾度
(
いくたび
)
となく
繰返
(
くりかへ
)
し
繰返
(
くりかへ
)
し、
112
大竜殿
(
だいりうでん
)
の
階段
(
かいだん
)
を
悠々
(
いういう
)
と
上
(
のぼ
)
り、
113
奥殿
(
おくでん
)
深
(
ふか
)
く
進
(
すす
)
み
入
(
い
)
る。
114
海津見
(
わだつみ
)
姫
(
ひめ
)
の
神
(
かみ
)
は
設
(
まう
)
けの
上段
(
じやうだん
)
の
席
(
せき
)
に
着
(
つ
)
き
給
(
たま
)
ひ、
115
稍
(
やや
)
下
(
さが
)
つて
大竜身彦
(
おほたつみひこ
)
の
命
(
みこと
)
、
116
弟姫神
(
おとひめがみ
)
は
左右
(
さいう
)
に
侍
(
はべ
)
り、
117
其
(
その
)
他
(
た
)
の
女神
(
めがみ
)
は
次
(
つ
)
ぎ
次
(
つ
)
ぎに
列
(
れつ
)
を
正
(
ただ
)
し、
118
数多
(
あまた
)
の
竜神
(
たつがみ
)
魚族
(
うろくづ
)
まで
集
(
あつま
)
り
来
(
きた
)
り、
119
「ウロウウロウ」と
今日
(
けふ
)
の
慶事
(
けいじ
)
を
祝
(
しゆく
)
し
合
(
あ
)
ひ、
120
諸々
(
もろもろ
)
の
珍味
(
ちんみ
)
佳肴
(
かかう
)
に
舌鼓
(
したつづみ
)
を
打
(
う
)
ち、
121
殿内
(
でんない
)
もわるるばかりに
踊
(
をど
)
り
狂
(
くる
)
ひ
舞
(
ま
)
ふ。
122
麗子
(
うららか
)
は
群集
(
ぐんしふ
)
の
中央
(
ちうあう
)
に
立
(
た
)
ち、
123
言霊歌
(
ことたまうた
)
をうたふ。
124
『
朝日
(
あさひ
)
輝
(
かがや
)
く
夕日
(
ゆふひ
)
は
照
(
て
)
らふ
125
輝
(
かがや
)
く
星
(
ほし
)
のかずかずも
126
栄
(
さかえ
)
の
色
(
いろ
)
を
示
(
しめ
)
すなり
127
七夕姫
(
たなばたひめ
)
の
天降
(
あも
)
りまして
128
波
(
なみ
)
の
上
(
へ
)
に
浮
(
う
)
くこの
島
(
しま
)
を
129
花
(
はな
)
咲
(
さ
)
き
実
(
みの
)
る
天国
(
てんごく
)
と
130
守
(
まも
)
らせ
開
(
ひら
)
かせ
給
(
たま
)
ひつつ
131
八千代
(
やちよ
)
の
末
(
すゑ
)
に
到
(
いた
)
るまで
132
楽土
(
らくど
)
浄土
(
じやうど
)
と
守
(
まも
)
らひつ
133
稚
(
わか
)
き
国原
(
くにはら
)
まつぶさに
134
開
(
ひら
)
かせ
給
(
たま
)
ふぞ
尊
(
たふと
)
けれ
135
生命
(
いのち
)
の
清水
(
しみづ
)
真清水
(
ましみづ
)
は
136
貴
(
うづ
)
の
聖地
(
せいち
)
に
湧
(
わ
)
き
出
(
い
)
でて
137
限
(
かぎ
)
り
知
(
し
)
られぬ
喜
(
よろこ
)
びに
138
満
(
み
)
つるも
楽
(
たの
)
し
神
(
かみ
)
の
島
(
しま
)
139
この
島ケ根
(
しまがね
)
は
昔
(
むかし
)
より
140
黄金花
(
こがねはな
)
咲
(
さ
)
く
国
(
くに
)
ときく
141
黄金
(
こがね
)
の
花
(
はな
)
や
白銀
(
しろがね
)
の
142
花
(
はな
)
散
(
ち
)
る
後
(
あと
)
に
瑠璃
(
るり
)
や
硨磲
(
しやこ
)
143
珊瑚
(
さんご
)
、
瑪瑙
(
めなう
)
の
玉
(
たま
)
実
(
みの
)
る
144
真珠
(
しんじゆ
)
や
翡翠
(
ひすい
)
の
蕾
(
つぼみ
)
たわたわに
145
揺
(
ゆ
)
るるも
楽
(
たの
)
し
神
(
かみ
)
の
島
(
しま
)
146
竜
(
たつ
)
の
都
(
みやこ
)
は
今日
(
けふ
)
よりは
147
老
(
おい
)
と
若
(
わか
)
きのけぢめなく
148
いやますますに
栄
(
さか
)
ゆかむ
149
玉
(
たま
)
の
緒
(
を
)
の
生命
(
いのち
)
ますます
長
(
なが
)
くして
150
世
(
よ
)
は
高砂
(
たかさご
)
の
松
(
まつ
)
のかげ
151
鶴
(
つる
)
も
来
(
き
)
て
鳴
(
な
)
け
雁
(
かり
)
も
来
(
こ
)
よ
152
山
(
やま
)
はみどりに
栄
(
さか
)
えませ
153
海
(
うみ
)
もみどりにとこしへに
154
百
(
もも
)
の
魚族
(
うろくづ
)
うみおほせ
155
うら
安国
(
やすくに
)
のうら
安
(
やす
)
く
156
栄
(
さか
)
えはてなき
海原
(
うなばら
)
の
157
国土
(
くに
)
とふ
国土
(
くに
)
を
引
(
ひ
)
きよせて
158
竜宮
(
りうぐう
)
の
島
(
しま
)
の
誉
(
ほまれ
)
をば
159
いやとこしへにかがやかせ
160
ああ
惟神
(
かむながら
)
神
(
かみ
)
の
子
(
こ
)
の
161
ここに
現
(
あらは
)
れ
来
(
こ
)
し
上
(
うへ
)
は
162
いやとこしへの
春夏
(
はるなつ
)
の
163
花
(
はな
)
の
盛
(
さか
)
りを
見
(
み
)
るならむ
164
踊
(
をど
)
れよ
踊
(
をど
)
れよ
歌
(
うた
)
へよ
歌
(
うた
)
へよ
165
天地
(
てんち
)
の
柱
(
はしら
)
のゆるぐまで
166
舞
(
ま
)
へよ
狂
(
くる
)
へよいつまでも
167
一日
(
ひとひ
)
二日
(
ふたひ
)
はまだおろか
168
七日
(
なぬか
)
七夜
(
ななよ
)
も
引
(
ひ
)
きつづき
169
この
喜
(
よろこ
)
びをとこしへに
170
祝
(
いは
)
ひ
歌
(
うた
)
へよ
祝
(
いは
)
ひ
歌
(
うた
)
へよ
171
祝
(
いは
)
へよ
歌
(
うた
)
へよ
島
(
しま
)
の
子
(
こ
)
よ』
172
この
音頭
(
おんど
)
につれて
数万
(
すうまん
)
の
竜神
(
たつがみ
)
魚族
(
うろくづ
)
は、
173
大竜殿
(
だいりうでん
)
の
内外
(
ないぐわい
)
に
満
(
み
)
ちあふれ
踊
(
をど
)
り
狂
(
くる
)
ふ
状
(
さま
)
、
174
天地
(
てんち
)
もゆるがむばかりの
盛況
(
せいきやう
)
なりき。
175
海津見
(
わだつみ
)
姫
(
ひめ
)
の
神
(
かみ
)
は
次席
(
じせき
)
より
声
(
こゑ
)
さわやかに
歌
(
うた
)
ふ。
176
『
天晴
(
あは
)
れ
国晴
(
くには
)
れ
面白
(
おもしろ
)
や
177
この
島ケ根
(
しまがね
)
に
天地
(
あめつち
)
の
178
恵
(
めぐみ
)
の
雨
(
あめ
)
は
降
(
ふ
)
りにけり
179
百
(
もも
)
の
竜神
(
たつがみ
)
魚族
(
うろくづ
)
も
180
今日
(
けふ
)
の
吉
(
よ
)
き
日
(
ひ
)
の
吉
(
よ
)
き
時
(
とき
)
を
181
千代
(
ちよ
)
のかためと
歌
(
うた
)
へかし
182
歌
(
うた
)
ふもよろし
舞
(
ま
)
ふもよし
183
踊
(
をど
)
るもうべよ
天地
(
あめつち
)
の
184
開
(
ひら
)
けし
時
(
とき
)
ゆためしなき
185
この
喜
(
よろこ
)
びはこの
島
(
しま
)
の
186
外
(
ほか
)
へはやらじと
寿
(
ほ
)
ぎ
奉
(
まつ
)
れ
187
主
(
ス
)
の
神
(
かみ
)
の
御霊
(
みたま
)
に
生
(
な
)
りし
島
(
しま
)
ながら
188
顕津男
(
あきつを
)
の
神
(
かみ
)
来
(
き
)
まさねば
189
まだ
浅
(
あさ
)
ましき
国津
(
くにつ
)
神
(
かみ
)
の
190
数
(
かず
)
にも
入
(
い
)
らぬ
竜体
(
りうたい
)
の
191
あはれはかなき
有様
(
ありさま
)
も
192
艶男
(
あでやか
)
の
君
(
きみ
)
、
麗子
(
うららか
)
の
君
(
きみ
)
は
193
ここに
渡
(
わた
)
らせ
来
(
き
)
ませしなり
194
この
島ケ根
(
しまがね
)
もうき
立
(
た
)
ちて
195
まことの
国
(
くに
)
となりぬべし
196
八尋
(
やひろ
)
の
殿
(
との
)
は
築
(
きづ
)
かれて
197
碧瓦
(
へきぐわ
)
赤壁
(
せきへき
)
美
(
うるは
)
しけれど
198
住
(
す
)
むもろもろの
身体
(
からたま
)
は
199
未
(
ま
)
だ
全
(
まつた
)
きを
得
(
え
)
ざるなり
200
今日
(
けふ
)
の
慶事
(
けいじ
)
に
相
(
あひ
)
つぎて
201
艶男
(
あでやか
)
の
君
(
きみ
)
を
守
(
も
)
り
立
(
た
)
てて
202
国津神
(
くにつかみ
)
等
(
たち
)
人種
(
ひとだね
)
を
203
産
(
う
)
めよ
殖
(
ふや
)
せよ
204
天
(
あめ
)
の
真砂
(
まさご
)
のかずのごと
205
御空
(
みそら
)
の
星
(
ほし
)
にくらぶべく
206
産
(
う
)
めよ
殖
(
ふや
)
せよとこしへに』
207
斯
(
か
)
く
歌
(
うた
)
ひて
元
(
もと
)
の
座
(
ざ
)
に
着
(
つ
)
き
給
(
たま
)
ふ。
208
数多
(
あまた
)
の
竜神
(
たつがみ
)
等
(
たち
)
はこの
御歌
(
みうた
)
に
歓
(
ゑら
)
ぎ
喜
(
よろこ
)
び、
209
吾
(
われ
)
を
忘
(
わす
)
れて
舞
(
ま
)
ひ
狂
(
くる
)
ふ。
210
ここに
大竜身彦
(
おほたつみひこ
)
の
命
(
みこと
)
はすつくと
座
(
ざ
)
を
立
(
た
)
ち、
211
群集
(
ぐんしふ
)
の
中
(
なか
)
に
進
(
すす
)
み
出
(
い
)
で、
212
声
(
こゑ
)
も
朗
(
ほがら
)
かに
歌
(
うた
)
ふ。
213
『
久方
(
ひさかた
)
の
空
(
そら
)
は
晴
(
は
)
れたり
荒金
(
あらがね
)
の
214
地
(
つち
)
は
開
(
ひら
)
けり
天津
(
あまつ
)
日
(
ひ
)
は
215
射照
(
いて
)
り
透
(
とほ
)
らひ
月読
(
つきよみ
)
は
216
この
島ケ根
(
しまがね
)
を
隈
(
くま
)
もなく
217
恵
(
めぐみ
)
の
露
(
つゆ
)
を
降
(
くだ
)
しまし
218
御空
(
みそら
)
の
星
(
ほし
)
は
真砂
(
まさご
)
の
如
(
ごと
)
く
219
各自
(
おのもおのも
)
にかがやきて
220
今日
(
けふ
)
のよろこび
祝
(
いは
)
ふなり
221
吹
(
ふ
)
き
来
(
く
)
る
風
(
かぜ
)
もやはらかに
222
百津
(
ゆつ
)
桂木
(
かつらぎ
)
のかげ
清
(
きよ
)
く
223
小鳥
(
ことり
)
は
歌
(
うた
)
ひ
蝶
(
てふ
)
は
舞
(
ま
)
ひ
224
草葉
(
くさば
)
にすだく
虫
(
むし
)
の
音
(
ね
)
も
225
いやさやさやに
聞
(
きこ
)
ゆなり
226
ああ
天国
(
てんごく
)
は
生
(
うま
)
れけり
227
蓬莱島
(
ほうらいじま
)
は
現
(
あらは
)
れぬ
228
吾
(
われ
)
は
今日
(
けふ
)
よりこの
島
(
しま
)
に
229
神
(
かみ
)
の
御種
(
みたね
)
を
産
(
う
)
み
殖
(
ふや
)
し
230
住
(
す
)
む
竜神
(
たつがみ
)
や
諸々
(
もろもろ
)
の
231
家族
(
うから
)
親族
(
やから
)
を
安
(
やす
)
らかに
232
守
(
まも
)
り
生
(
い
)
かさむ
惟神
(
かむながら
)
233
喜
(
よろこ
)
び
勇
(
いさ
)
めこの
殿
(
との
)
の
234
内外
(
うちと
)
に
集
(
つど
)
ふ
諸々
(
もろもろ
)
よ
235
歌
(
うた
)
へよ
舞
(
ま
)
へよ
踊
(
をど
)
れよ
狂
(
くる
)
へ
236
大地
(
だいち
)
の
底
(
そこ
)
のぬけるまで』
237
と
歌
(
うた
)
へば、
238
百
(
もも
)
の
竜神
(
たつがみ
)
魚族
(
うろくづ
)
等
(
たち
)
は、
239
今日限
(
けふかぎ
)
りとばかり
右往
(
うわう
)
左往
(
さわう
)
に
舞
(
ま
)
ひ
狂
(
くる
)
ふ。
240
麗子姫
(
うららかひめ
)
は
弟姫神
(
おとひめがみ
)
の
資格
(
しかく
)
にて、
241
姿勢
(
しせい
)
正
(
ただ
)
しく
階上
(
かいじやう
)
より
歌
(
うた
)
ふ。
242
『
葭原
(
よしはら
)
の
国土
(
くに
)
の
真秀良場
(
まほらば
)
水上
(
みなかみ
)
の
243
山
(
やま
)
の
麓
(
ふもと
)
に
現
(
あ
)
れませる
244
国
(
くに
)
の
御祖
(
みおや
)
の
大神
(
おほかみ
)
の
245
御子
(
みこ
)
と
生
(
うま
)
れて
十七
(
じふしち
)
の
246
春
(
はる
)
を
迎
(
むか
)
へし
吾
(
われ
)
なるぞ
247
神
(
かみ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
幸
(
さち
)
はひに
248
吾
(
われ
)
は
思
(
おも
)
はずこの
島
(
しま
)
に
249
渡
(
わた
)
らひ
来
(
きた
)
り
竜宮
(
りうぐう
)
の
250
王
(
こきし
)
となりて
神
(
かみ
)
の
世
(
よ
)
を
251
造
(
つく
)
り
固
(
かた
)
むる
身
(
み
)
となりぬ
252
汝
(
なれ
)
竜神
(
たつがみ
)
よ
魚族
(
うろくづ
)
よ
253
この
島ケ根
(
しまがね
)
も
今日
(
けふ
)
よりは
254
樛
(
つが
)
の
木
(
き
)
のいやつぎつぎに
栄
(
さか
)
えつつ
255
八千代
(
やちよ
)
の
椿
(
つばき
)
うどんげの
256
花
(
はな
)
も
時
(
とき
)
じく
香
(
かを
)
るべし
257
喜
(
よろこ
)
び
勇
(
いさ
)
め
諸々
(
もろもろ
)
よ』
258
と
簡単
(
かんたん
)
に
歌
(
うた
)
ひ
終
(
をは
)
り、
259
元
(
もと
)
の
席
(
せき
)
に
着
(
つ
)
く。
260
(
昭和九・七・一七
旧六・六
於関東別院南風閣
谷前清子
謹録)
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