歴史にも
無き
神界の
有様を
つぶさに
語るこれの
神書〈第2章(三)〉
人生における
一大問題は
死後の
世界の
有無に
関はる
〈第4章(三)〉
精霊は
人の
本体肉体は
人のしばしの
仮の
宮なる
〈第4章(三)〉
精霊は
不老不死なり
肉体は
栄枯盛衰ある
世なりけり
〈第4章(三)〉
永遠に
不老不死なる
生命を
さとりし
人は
天国の
民〈第5章(三)〉
生前に
神を
信ぜず
科学のみ
主とせし
人は
根の
国にゆかむ
〈第5章(三)〉
八衢に
迷ふみたまは
現世に
罪はなけれど
神知らぬ
人〈第5章(三)〉
歴史にもなき
神の
代の
正事を
四方に
宣りゆく
大本の
道〈第6章(三)〉
大空にかかる
月日を
教へとし
人の
教へに
夢な
迷ひそ
〈第8章〉
から
人の
唱ふ
誠の
大方は
神国の
教へにそぐはざるなり
〈第8章〉
暗黒の
夜も
明け
離れ
茜刺す
朝日の
昇る
暁近し
〈第9章〉
三千歳の
暗も
漸く
晴渡り
月日輝く
神代待たるる
〈第9章〉
世の
中の
物知り
人も
霊国に
到ればはかなき
姿とならむ
〈第10章(三)〉
一文字も
知らぬ
霊の
天国に
遊ぶは
愛の
力なりけり
〈第10章(三)〉
愛善の
道に
進めば
天国に
真信さとれば
霊国にゆく
〈第10章(三)〉
穢れたる
浮世の
泥を
清めむと
世に
伊都能売の
神のいさほし
〈第11章(三)〉
千万年歴史の
末に
生まれたる
吾現世に
教を
説くなり
〈第11章(三)〉
天国や
霊国ともに
地の
上に
開き
給ひぬ
伊都能売の
神は
〈第11章(三)〉
煎豆に
花咲く
神代めぐり
来て
山河草木よみがへり
行く
〈第12章(三)〉
浮き
沈み
七度八度の
世の
中を
安く
渡らむ
神の
恵みに
〈第13章(三)〉
生れ
子の
心になりて
皇神に
仕ふる
人は
天国のたみ
〈第13章(三)〉
曲神の
威猛り
狂ふ
闇の
世に
安く
生くるは
神の
御恵み
〈第15章(三)〉
天国に
昇るは
易し
根の
国に
落るは
難し
神にある
身は
〈第15章(三)〉
言の
葉を
改め
直せ
許々多久の
罪も
汚れも
消え
失するなり
〈第18章〉
身に
魂に
曇り
懸るは
今までの
言葉に
汚れありし
故なり
〈第18章〉
霊幸ふ
神の
恵みも
懲戒も
おのが
身魂のもちかたによる
〈第18章〉
行く
先は
高天原と
知りながら
命惜しむは
人の
常なり
〈第21章(三)〉
遠近をくまなく
照らす
三五の
道をうべなふ
人の
幸かも
〈第22章(三)〉
岸を
打つ
波にも
力あるものを
人の
身として
成らざるはなし
〈跋文(三)〉
ゆきつまる
世を
神国に
開かむと
朝夕道教る
宣伝使かも
〈跋文(三)〉
[この余白歌は八幡書店版霊界物語収録の余白歌を参考に作成しました]