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霊界物語
舎身活躍(第37~48巻)
第37巻(子の巻)
序
総説
第1篇 安閑喜楽
第1章 富士山
第2章 葱節
第3章 破軍星
第4章 素破抜
第5章 松の下
第6章 手料理
第2篇 青垣山内
第7章 五万円
第8章 梟の宵企
第9章 牛の糞
第10章 矢田の滝
第11章 松の嵐
第12章 邪神憑
第3篇 阪丹珍聞
第13章 煙の都
第14章 夜の山路
第15章 盲目鳥
第16章 四郎狸
第17章 狐の尾
第18章 奥野操
第19章 逆襲
第20章 仁志東
第4篇 山青水清
第21章 参綾
第22章 大僧坊
第23章 海老坂
第24章 神助
第25章 妖魅来
霊の礎(九)
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(N)
富士山 >>>
総説
(
そうせつ
)
インフォメーション
著者:
出口王仁三郎
巻:
霊界物語 第37巻 舎身活躍 子の巻
篇:
前付
よみ(新仮名遣い):
章:
総説
よみ(新仮名遣い):
そうせつ
通し章番号:
口述日:
1922(大正11)年10月08日(旧08月18日)
口述場所:
筆録者:
北村隆光
校正日:
校正場所:
初版発行日:
1924(大正13)年3月3日
概要:
舞台:
あらすじ
[?]
このあらすじは東京の望月さん作成です(一部加筆訂正してあります)。一覧表が「
王仁DB
」にあります。
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:
予言者郷里に容れられずという古来のことわざのとおり、瑞月王仁が突然神界より神務に使役されるようになってから親族知己朋友その他の人々からあらゆる悪罵嘲笑や妨害等をうけながら、神命を遵守して今日まで隠忍してきた種々雑多の経緯は到底一万や二万の原稿で書きつくせるものではない。
ゆえに『舎身活躍』の口述のはじめにあたり、最初の霊的修行の一端を述べてから本問題の神代の物語に移ろうと思う。
幸い今日となっては自分の郷里の人々は、無宗教者といえども一人も反対を唱えたり悪罵嘲笑をするものはなくなってきた。むしろ瑞月の精神を了解し、かえって賛辞を送るようになったのは、まったく時の力である。
しかるにいつの世にも反対者というものは絶えないものである。大正の初頭から勃興し始めた大本の教えに対して、学者・宗教家・新聞記者などがずいぶん攻撃の矢を放って吾人の主張を破砕しようとしていた。
吾人は今後においてもますます、大本に対して大々的な迫害の手が加わることと確信している。
天の瓊矛のように、大本はイラエばイラウほど太く膨れて固くなり、かつ気分のよくなるものである。善悪吉凶禍福は同根である。筆先にも『悪く言はれて良くなる仕組じゃぞよ』とあるのも至言である。
このごろ丹波新聞という地方新聞が霊界物語を評していわく、『一丁ほど先から見えるような原稿を書いている』と。この物語は人間の頭脳の産物でない以上、神の霊光が原稿の上に輝いて遠方から拝めたのであろう。
著者の人物が大きいから原稿の字が大きく見えたのであろう。いやいや、そう慢心してはならない。神様の偉大なる神格が現れて筆記者の写した細い文字が丹波新聞の記者の眼にみえたのであろうと、神直日大直日に見直し聞き直し宣り直し、善意に解釈しておく。
実に天下一品の賛辞を与えてくれた大名文章だと感謝しておく次第である。呵呵。
主な登場人物
[?]
【セ】はセリフが有る人物、【場】はセリフは無いがその場に居る人物、【名】は名前だけ出て来る人物です。
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:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
rm370002
愛善世界社版:
3頁
八幡書店版:
第7輯 31頁
修補版:
校定版:
3頁
普及版:
1頁
初版:
ページ備考:
001
予言者
(
よげんしや
)
郷里
(
きやうり
)
に
容
(
い
)
れられずとは
古来
(
こらい
)
の
諺
(
ことわざ
)
である。
002
瑞月
(
ずゐげつ
)
王仁
(
おに
)
が
突然
(
とつぜん
)
神界
(
しんかい
)
より
神務
(
しんむ
)
に
使役
(
しえき
)
さるるやうに
成
(
な
)
つてから、
003
親族
(
しんぞく
)
知己
(
ちき
)
朋友
(
ほういう
)
その
他
(
た
)
の
人々
(
ひとびと
)
より、
004
あらゆる
悪罵
(
あくば
)
嘲笑
(
てうせう
)
や
妨害
(
ばうがい
)
等
(
とう
)
を
受
(
う
)
け
乍
(
なが
)
ら、
005
神命
(
しんめい
)
を
遵守
(
じゆんしゆ
)
して
今日
(
こんにち
)
まで
隠忍
(
いんにん
)
して
来
(
き
)
た
種々
(
しゆじゆ
)
雑多
(
ざつた
)
の
経緯
(
けいゐ
)
を
述
(
の
)
ぶれば、
006
到底
(
たうてい
)
一万
(
いちまん
)
や
二万
(
にまん
)
の
原稿
(
げんかう
)
で
書
(
か
)
きつくせるものではない。
007
故
(
ゆゑ
)
に
瑞月
(
ずゐげつ
)
は
霊界
(
れいかい
)
物語
(
ものがたり
)
『
舎身
(
しやしん
)
活躍
(
くわつやく
)
』の
口述
(
こうじゆつ
)
の
初
(
はじめ
)
に
当
(
あた
)
り、
008
最初
(
さいしよ
)
の
霊的
(
れいてき
)
修行
(
しうぎやう
)
の
一端
(
いつたん
)
を
述
(
の
)
べて
本問題
(
ほんもんだい
)
の
神代
(
かみよ
)
の
物語
(
ものがたり
)
に
移
(
うつ
)
らうと
思
(
おも
)
ふ。
009
幸
(
さいは
)
ひ
時機
(
じき
)
の
到来
(
たうらい
)
せしものか、
010
今日
(
こんにち
)
となつては
自分
(
じぶん
)
の
郷里
(
きやうり
)
の
人々
(
ひとびと
)
は
神道家
(
しんたうか
)
、
011
仏教家
(
ぶつけうか
)
を
始
(
はじ
)
め、
012
無宗教
(
むしうけう
)
者
(
しや
)
と
雖
(
いへど
)
も
一人
(
ひとり
)
も
反対
(
はんたい
)
を
唱
(
とな
)
へたり
悪罵
(
あくば
)
嘲笑
(
てうせう
)
する
者
(
もの
)
が
無
(
な
)
くなつて
来
(
き
)
た。
013
否
(
いな
)
何人
(
なんびと
)
も
郷里
(
きやうり
)
の
人
(
ひと
)
は
瑞月
(
ずゐげつ
)
の
精神
(
せいしん
)
を
了解
(
れうかい
)
し、
014
却
(
かへつ
)
て
讃辞
(
さんじ
)
を
送
(
おく
)
るやうになつたのは
全
(
まつた
)
く
時
(
とき
)
の
力
(
ちから
)
である。
015
然
(
しか
)
るに
釈迦
(
しやか
)
にも
提婆
(
だいば
)
とか
謂
(
い
)
つて、
016
何時
(
いつ
)
の
世
(
よ
)
にも
反対者
(
はんたいしや
)
の
絶
(
た
)
えぬものである。
017
大正
(
たいしやう
)
の
初頭
(
しよとう
)
より
勃興
(
ぼつこう
)
し
初
(
はじ
)
めた
吾
(
わ
)
が
大本
(
おほもと
)
の
教
(
をしへ
)
に
対
(
たい
)
し、
018
学者
(
がくしや
)
、
019
宗教家
(
しうけうか
)
、
020
新聞
(
しんぶん
)
記者
(
きしや
)
なぞが、
021
数年前
(
すうねんぜん
)
より
随分
(
ずゐぶん
)
攻撃
(
こうげき
)
の
矢
(
や
)
を
放
(
はな
)
つて
吾人
(
ごじん
)
の
主張
(
しゆちやう
)
を
根底
(
こんてい
)
より
破砕
(
はさい
)
せむとせしは、
022
新宗教
(
しんしうけう
)
の
初期
(
しよき
)
に
於
(
おい
)
ては
免
(
まぬが
)
るべからざる
順路
(
じゆんろ
)
である。
023
諺
(
ことわざ
)
に
曰
(
い
)
ふ『
巨大
(
きよだい
)
なる
器
(
うつは
)
には
巨大
(
きよだい
)
なる
影
(
かげ
)
がさす』と。
024
また
曰
(
いは
)
く『
敵
(
てき
)
無
(
な
)
きものは
味方
(
みかた
)
も
無
(
な
)
し』と。
025
今日
(
こんにち
)
の
社会
(
しやくわい
)
よりの
攻撃
(
こうげき
)
は
実
(
じつ
)
に
止
(
や
)
むを
得
(
え
)
ざるものである。
026
否
(
いな
)
これが
宗教
(
しうけう
)
発展
(
はつてん
)
上
(
じやう
)
の
径路
(
けいろ
)
かも
知
(
し
)
れない。
027
吾人
(
ごじん
)
は
今後
(
こんご
)
に
於
(
おい
)
ても、
028
益々
(
ますます
)
大本
(
おほもと
)
に
対
(
たい
)
して
大々
(
だいだい
)
的
(
てき
)
迫害
(
はくがい
)
の
手
(
て
)
が
加
(
くは
)
はることと
確信
(
かくしん
)
して
居
(
ゐ
)
る。
029
天
(
あま
)
の
瓊矛
(
ぬほこ
)
の
様
(
やう
)
に、
030
大本
(
おほもと
)
はイラエばイラウほど
太
(
ふと
)
くふくれて
固
(
かた
)
くなり、
031
且
(
か
)
つ
気分
(
きぶん
)
の
好
(
よ
)
くなるものである。
032
善悪
(
ぜんあく
)
吉凶
(
きつきよう
)
禍福
(
くわふく
)
は
同根
(
どうこん
)
である。
033
筆先
(
ふでさき
)
にも『
悪
(
わる
)
く
言
(
い
)
はれて
良
(
よ
)
くなる
仕組
(
しぐみ
)
じやぞよ』と、
034
実
(
じつ
)
に
至言
(
しげん
)
である。
035
この
頃
(
ごろ
)
綾部
(
あやべ
)
に
丹波
(
たんば
)
新聞
(
しんぶん
)
といふ
小
(
ちひ
)
さい
新聞
(
しんぶん
)
が
出来
(
でき
)
て、
036
霊界
(
れいかい
)
物語
(
ものがたり
)
を
評
(
へう
)
して
曰
(
いは
)
く『
一丁
(
いつちやう
)
程
(
ほど
)
先
(
さき
)
から
見
(
み
)
えるやうな
原稿
(
げんかう
)
を
書
(
か
)
いて
居
(
ゐ
)
る』と。
037
実
(
じつ
)
に
良
(
よ
)
く
霊界
(
れいかい
)
物語
(
ものがたり
)
の
真相
(
しんさう
)
を
究
(
きは
)
めたものである。
038
抑
(
そもそ
)
もこの
物語
(
ものがたり
)
は
人間
(
にんげん
)
の
頭脳
(
づなう
)
の
産物
(
さんぶつ
)
でない
以上
(
いじやう
)
は、
039
何処
(
どこ
)
かに
変
(
かは
)
つた
所
(
ところ
)
が
無
(
な
)
くてはならぬ
筈
(
はず
)
だ。
040
一丁
(
いつちやう
)
程
(
ほど
)
先
(
さき
)
から
見
(
み
)
えるやうな
大
(
おほ
)
きい
字
(
じ
)
の
原稿
(
げんかう
)
を
二万
(
にまん
)
数千
(
すうせん
)
枚
(
まい
)
書
(
か
)
いたと
言
(
い
)
つて
居
(
ゐ
)
るのは、
041
神
(
かみ
)
の
霊光
(
れいくわう
)
が
原稿
(
げんかう
)
の
上
(
うへ
)
に
輝
(
かがや
)
いて
遠方
(
ゑんぱう
)
から
拝
(
をが
)
めたのであらう。
042
又
(
また
)
大
(
おほ
)
きい
文字
(
もじ
)
に
見
(
み
)
えたのは
所謂
(
いはゆる
)
著者
(
ちよしや
)
の
人物
(
じんぶつ
)
が
大
(
おほ
)
きいから
大
(
おほ
)
きく
見
(
み
)
えたのだらう。
043
否々
(
いやいや
)
ソウ
慢心
(
まんしん
)
しては
成
(
な
)
らぬ。
044
神
(
かみ
)
様
(
さま
)
の
偉大
(
ゐだい
)
なる
神格
(
しんかく
)
が
現
(
あら
)
はれて、
045
筆記者
(
ひつきしや
)
の
写
(
うつ
)
した
細
(
ほそ
)
い
文字
(
もじ
)
が
丹波
(
たんば
)
新聞
(
しんぶん
)
記者
(
きしや
)
の
眼
(
め
)
にソウ
大
(
おほ
)
きく
見
(
み
)
えたのであらうと、
046
神直日
(
かむなほひ
)
大直日
(
おほなほひ
)
に
見直
(
みなほ
)
し
聞直
(
ききなほ
)
し
宣
(
の
)
り
直
(
なほ
)
し、
047
善意
(
ぜんい
)
に
解釈
(
かいしやく
)
して
置
(
お
)
く
方
(
はう
)
が
結局
(
けつきよく
)
大本
(
おほもと
)
の
教理
(
けうり
)
に
叶
(
かな
)
ふであらう。
048
実
(
じつ
)
に
天下
(
てんか
)
一品
(
いつぴん
)
の
讃辞
(
さんじ
)
を
与
(
あた
)
へて
呉
(
く
)
れた
大名文章
(
だいめいぶんしやう
)
だと
感謝
(
かんしや
)
しておく
次第
(
しだい
)
である。
049
呵々
(
かか
)
。
050
大正十一年十月十二日
Δこのページの一番上に戻るΔ
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